JP3192890B2 - 並列試験装置 - Google Patents

並列試験装置

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JP3192890B2
JP3192890B2 JP28688294A JP28688294A JP3192890B2 JP 3192890 B2 JP3192890 B2 JP 3192890B2 JP 28688294 A JP28688294 A JP 28688294A JP 28688294 A JP28688294 A JP 28688294A JP 3192890 B2 JP3192890 B2 JP 3192890B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の情報処理装置を並
列に試験する並列試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、並列試験装置において、試験装置
(例えば、主制御装置などである。)が同一のプログラ
ムを用いてネットワークを通して複数の被試験装置(例
えば、情報処理装置などである。)を並列に試験する。
【0003】この場合、試験装置は試験開始通知データ
をネットワークを通して各被試験装置に転送する。そし
て、各被試験装置は、動作試験を行い試験が終了する
と、試験終了通知データを前記試験装置に転送する。
【0004】試験装置は試験終了通知データを受信する
と、試験終了通知データを送信した被試験装置に次の試
験開始通知データを直ちに送信していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
被試験装置がネットワークに接続される位置は異なるた
め、各被試験装置から転送されてくる試験終了通知デー
タに時間差が生ずる。すなわち、被試験装置の構成台数
や距離によって同期ズレが発生していた。このため、例
えば、試験装置から最も遠い位置にある被試験内装置が
試験開始通知データを受信する前に、試験装置から最も
近い位置にある被試験内装置が既に試験を終了して試験
終了通知データを試験装置が受信するような問題もあっ
た。
【0006】本発明の目的は、被試験装置の位置に関係
なく同期処理を実行することで正確な試験を行うことの
できる並列試験装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の並列試験装置
は、前記課題を解決するため、以下の手段を採用した。 <本発明の並列試験装置の要旨>本発明の並列試験装置
は図1に示したようにネットワーク1に接続される複数
の被試験装置2と、ネットワーク1に接続され前記複数
の被試験装置2の試験を並列に実行する試験装置3とを
備える。
【0008】前記試験装置3は、前記複数の被試験装置
2をその位置に関係なくいくつかのグループに分割し各
グループの中の代表すべき被試験装置に試験開始通知デ
ータをネットワーク1を通して送信するデータ送信部3
1と、前記各グループ内の各被試験装置2から送られて
くる試験終了通知データをネットワーク1を通して受信
するデータ受信部32と、前記各グループ毎に複数の被
試験装置2から受信した全ての試験終了通知データが同
期するように最後の試験終了通知データが受信されるま
で残りの試験終了通知データを待機させるデータ待機部
33とを有している。
【0009】前記各被試験装置2は、前記試験開始通知
データを受信するデータ受信部22と、自己のグループ
内において全ての試験開始通知データが同期するように
最後の試験開始通知データが受信されるまで残りの試験
開始通知データを待機させるデータ待機部23と、試験
が終了した後にネットワークを通して前記試験装置2に
試験終了通知データを送信するデータ送信部21とを有
する。前記各グループ内の前記代表すべき被試験装置内
のデータ送信部21は、受信した試験開始通知データを
自己のグループ内の他の全ての被試験装置2に送信する
(請求項1に対応)。
【0010】要は複数の被試験装置をその位置に関係な
くグループ分けしてグループ内で同期処理を行うように
したものである。以下、その構成を説明する。 (試験装置)データ送信部31は複数の被試験装置2を
その位置に関係なくいくつかのグループに分割し各グル
ープの中の代表すべき被試験装置に試験開始通知データ
をネットワーク1を通して送信する。
【0011】データ受信部32は前記各グループ内の各
被試験装置2から送られてくる試験終了通知データをネ
ットワーク1を通して受信する。データ待機部33は前
記各グループ毎に複数の被試験装置2から受信した全て
の試験終了通知データが同期するように最後の試験終了
通知データが受信されるまで残りの試験終了通知データ
を待機させるものである。 (被試験装置)データ受信部22は試験開始通知データ
を受信する。
【0012】データ待機部23は自己のグループ内にお
いて全ての試験開始通知データが同期するように最後の
試験開始通知データが受信されるまで残りの試験開始通
知データを待機させるものである。
【0013】データ送信部21は試験が終了した後にネ
ットワークを通して前記試験装置2に試験終了通知デー
タを送信する。前記各グループ内の前記代表すべき被試
験装置内のデータ送信部21は、受信した試験開始通知
データを自己のグループ内の他の全ての被試験装置2に
送信する。
【0014】なお、前記データ送信部21,31及びデ
ータ受信部22,32は入出力インターフェイスなどで
ある。データ待機部23,33は中央処理装置(CP
U)がメモリに格納されたプログラムを実行することで
実現される機能、すなわち、ソフトウェアである。
【0015】本発明は以下の付加的構成要素を付加して
も成立する。その他の付加的構成要素とは、前記各グル
ープ内の被試験装置2は、2個の被試験装置からなるこ
とである(請求項2に対応)。
【0016】その他の付加的構成要素とは、前記複数の
被試験装置2は、奇数個の被試験装置からなり、前記試
験装置3は、各グループに2個の被試験装置2を割り当
てた場合に残り1個の被試験装置2を前記いくつかのグ
ループの中のいずれか1つのグループに属させて同期処
理を行うことである(請求項3に対応)。
【0017】その他の付加的構成要素とは、前記試験装
置3内のデータ送信部31が試験開始通知データを送信
すべき前記代表の被試験装置2は、前記各グループ内の
複数の被試験装置2の中の前記試験装置に最も近い場所
に配置される被試験装置である(請求項4に対応)。
【0018】
【作用】本発明によれば、試験装置3において、データ
送信部31が複数の被試験装置2をその位置に関係なく
いくつかのグループに分割し各グループの中の代表すべ
き被試験装置に試験開始通知データを送信する。
【0019】試験開始通知データを受信した代表すべき
被試験装置2内のデータ送信部21は、受信した試験開
始通知データを自己のグループ内の他の全ての被試験装
置2に送信する。
【0020】そして、データ待機部23は自己のグルー
プ内において全ての試験開始通知データが同期するよう
に最後の試験開始通知データが受信されるまで残りの試
験開始通知データを待機させるので、同一のグループ内
における複数の被試験装置2は同期処理、すなわち、同
時に試験を開始することができる。
【0021】また、試験装置3において、データ受信部
32は複数の被試験装置2から試験終了通知データを受
信し、データ待機部33は各グループ毎に複数の被試験
装置2から受信した全ての試験終了通知データが同期す
るように最後の試験終了通知データが受信されるまで残
りの試験終了通知データを待機させる。
【0022】従って、同一のグループ内における複数の
被試験装置2は同期処理、すなわち、同時に次の試験開
始通知データを送信することができる。これによって、
被試験装置の距離に関係なくかつ、複数の被試験装置の
試験の同期処理を行うことができる。
【0023】また、2つの被試験装置単位で同期処理を
行うことにより、ネットワーク接続数や装置間の距離に
関係することなく正確な試験を実行することができる。
また、被試験装置が奇数個であっても、いずれかの1つ
のグループに属させることで同期処理を行うことができ
る。
【0024】さらに、試験開始通知データは各グループ
内の複数の被試験装置2の中の試験装置に最も近い場所
に配置される被試験装置に送信されるので、待ち時間が
あまりかからなくてすむ。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 <実施例1>図2は本発明の実施例1の並列試験装置を
示す構成ブロック図である。図2において、並列試験装
置は1つのネットワーク1と、このネットワーク1に接
続される2つの被試験装置2a,2b、ネットワーク1
に接続される主制御装置3とを備える。前記主制御装置
3はネットワーク1を介して試験開始通知データを被試
験装置2a,2bに転送して試験を行なわせて試験終了
時に試験終了通知データを受信する。
【0026】被試験装置2a,2bは試験開始通知デー
タに基づき試験を行い試験終時に試験終了通知データを
主制御装置3に出力する。前記主制御装置3は、データ
送信部31、データ受信部32、データ待機部33と、
メモリ34と、前記各部に接続されるとともに各部の動
作を制御するCPU35とを備える。
【0027】データ送信部31は前記2つの被試験装置
2a,2bを1つのグループとして被試験装置2aに試
験開始通知データをネットワーク1を通して送信する。
データ受信部32は各被試験装置2a,2bから送られ
てくる試験終了通知データをネットワーク1を通して受
信する。
【0028】データ待機部33は2つの被試験装置2
a,2bから受信した2つの試験終了通知データが同期
するように最後の試験終了通知データが受信されるまで
最初の試験終了通知データを待機させるもので、ソフト
ウェアからなる。ここで、データ待機部33は最初に受
信した試験終了通知データを最後の試験終了通知データ
が受信されるまでメモリ34に保持しておくようにメモ
リ制御する。
【0029】メモリ34は前試験終了通知データ及び試
験開始通知データを格納する。前記被試験装置2a,2
bの各々は、データ受信部22、データ待機部23、デ
ータ送信部21と、メモリ24と、前記各部に接続され
るとともに各部の動作を制御するCPU25とを備え
る。
【0030】データ受信部22は前記試験開始通知デー
タを受信する。データ待機部23は1つのグループ内に
おいて2つの試験開始通知データが同期するように最後
の試験開始通知データが受信されるまで最初に試験開始
通知データを待機させる。
【0031】データ送信部21は試験が終了した後にネ
ットワークを通して前記主制御装置3に試験終了通知デ
ータを送信する。前記被試験装置2a内のデータ送信部
21は、受信した試験開始通知データを被試験装置2b
に送信する。メモリ24は前試験終了通知データ及び試
験開始通知データを格納する。
【0032】次に、このように構成された実施例1の動
作を図3に示すフローチャートを参照して説明する。図
4に実施例1の並列試験装置の試験開始通知データ及び
試験終了通知データの流れを示す。
【0033】まず、被試験装置2aが1つ前の試験を終
了すると(ステップ101)、その被試験装置2a内の
データ送信部21は前試験終了通知データD1を主制御
装置3に送信する(ステップ102)。
【0034】また、被試験装置2bが1つ前の試験を終
了すると(ステップ103)、その被試験装置2b内の
データ送信部21は前試験終了通知データD2を主制御
装置3に送信する(ステップ104)。
【0035】次に、主制御装置3内のデータ待機部33
は前試験終了通知データD1,D2の両方を受信したか
どうかを判定する(ステップ105)。ここで、前試験
終了通知データD1を受信し、前試験終了通知データD
2を受信していない場合には、データ待機部33は前試
験終了通知データD2を受信するまで前試験終了通知デ
ータD1をメモリ34に一次保持しておく。
【0036】そして、主制御装置3内のデータ待機部3
3は前試験終了通知データD1,D2の両方を受信した
場合には、主制御装置3は試験開始通知データD3を被
試験装置2aに送信する(ステップ106)。
【0037】さらに、被試験装置2aが試験開始通知デ
ータD3を受信すると(ステップ107)、被試験装置
2aが試験開始通知データD4を被試験装置2bに送信
する(ステップ108)。
【0038】次に、被試験装置2a内のデータ待機部2
3は試験開始通知データD4´を待機させる(ステップ
109)。すなわち、試験開始通知データD4´をメモ
リ24に保持しておく。
【0039】次に、被試験装置2bが試験開始通知デー
タD4を受信したかを判定する(ステップ110)。被
試験装置2bが試験開始通知データD4を受信した場合
には、被試験装置2a,2bが同時に試験を開始する
(ステップ111)。
【0040】このように、データ待機部23は自グルー
プ内の試験開始通知データが同期するように最後の試験
開始通知データD4が受信されるまで残りの試験開始通
知データD4´を待機させるので、被試験装置2a,2
bは同期処理、すなわち、同時に試験を開始することが
できる。
【0041】また、データ待機部33は前試験終了通知
データD1,D2が同期するように最後の試験終了通知
データD2が受信されるまで試験終了通知データD1を
待機させるので、被試験装置2a,2bは同期処理、す
なわち、同時に次の試験開始通知データを送信すること
ができる。
【0042】従って、被試験装置2a,2bの距離に関
係なくかつ、複数の被試験装置の試験の同期処理を行う
ことができる。また、2つの被試験装置単位で同期処理
を行うことにより、ネットワーク接続数や装置間の距離
に関係することなく正確な試験を実行することができ
る。 <実施例2>次に、本発明の実施例2を説明する。図5
に実施例2の並列試験装置を示す。実施例2が特徴とす
るところは、4つ以上の被試験装置を主制御装置が並列
に試験する点である。
【0043】図5において、並列試験装置は、ネットワ
ーク1に接続されるN個の被試験装置2a〜2n(Nは
4以上)、ネットワーク1に接続される主制御装置3と
を備える。前記主制御装置3はネットワーク1を介して
試験開始通知データを被試験装置2a〜2nに転送して
試験を行なわせて試験終了時に試験終了通知データを受
信する。
【0044】被試験装置2a〜2nは試験開始通知デー
タに基づき試験を行い試験終時に試験終了通知データを
主制御装置3に出力する。前記主制御装置3は、データ
送信部31、データ受信部32、データ待機部33と、
メモリ34と、前記各部に接続されるとともに各部の動
作を制御するCPU35とを備える。
【0045】データ送信部31は前記N個の被試験装置
2a〜2nをいくつかのグループに分割し各グループ内
で自己に最も近い位置にある被試験装置に試験開始通知
データをネットワーク1を通して送信する。
【0046】ここでは、1グループは2個の被試験装置
が割り当てられるものとする。なお、1グループに例え
ば3個の被試験装置が割り当てられてもよい。そして、
グループAに例えば、被試験装置2a,2eが割り当て
られ、グループBに例えば、被試験装置2b,2dなど
のように位置に関係なくが割り当てられるものとする。
【0047】データ受信部32は各被試験装置2a〜2
nから送られてくる試験終了通知データをネットワーク
1を通して受信する。データ待機部33は同一グループ
内の被試験装置から受信した2つの試験終了通知データ
が同期するように最後の試験終了通知データが受信され
るまで最初の試験終了通知データを待機させる。ここ
で、データ待機部33は最初に受信した試験終了通知デ
ータを最後の試験終了通知データが受信されるまでメモ
リ34に保持しておくようにメモリ制御する。
【0048】メモリ34は前試験終了通知データ及び試
験開始通知データを格納する。前記被試験装置2a〜2
nの各々は、データ受信部22、データ待機部23、デ
ータ送信部21と、メモリ24と、前記各部に接続され
るとともに各部の動作を制御するCPU25とを備え
る。
【0049】データ受信部22は前記試験開始通知デー
タを受信する。データ待機部23は1つのグループ内に
おいて2つの試験開始通知データが同期するように最後
の試験開始通知データが受信されるまで最初に試験開始
通知データを待機させる。
【0050】データ送信部21は試験が終了した後にネ
ットワークを通して前記主制御装置3に試験終了通知デ
ータを送信する。前記主制御装置3に近い位置にある被
試験装置内のデータ送信部21は、受信した試験開始通
知データを他方の被試験装置に送信する。メモリ24は
前試験終了通知データ及び試験開始通知データを格納す
る。
【0051】次に、このように構成された実施例2の動
作を図6に示すフローチャートを参照して説明する。こ
こでは、例えば、同一のグループ内の被試験装置2a,
2eの動作を説明する。その他のグループも以下に説明
する方法と同様である。
【0052】まず、被試験装置2aが1つ前の試験を終
了すると(ステップ201)、その被試験装置2a内の
データ送信部21は前試験終了通知データD1を主制御
装置3に送信する(ステップ202)。
【0053】また、被試験装置2eが1つ前の試験を終
了すると(ステップ203)、その被試験装置2e内の
データ送信部21は前試験終了通知データD2を主制御
装置3に送信する(ステップ204)。
【0054】次に、主制御装置3内のデータ待機部33
は前試験終了通知データD1,D2の両方を受信したか
どうかを判定する(ステップ205)。ここで、前試験
終了通知データD1を受信し、前試験終了通知データD
2を受信していない場合には、データ待機部33は前試
験終了通知データD2を受信するまで前試験終了通知デ
ータD1をメモリ34に一次保持しておく。
【0055】そして、主制御装置3内のデータ待機部3
3は前試験終了通知データD1,D2の両方を受信した
場合には、主制御装置3は試験開始通知データD3を被
試験装置2aに送信する(ステップ206)。
【0056】さらに、被試験装置2aが試験開始通知デ
ータD3を受信すると(ステップ207)、被試験装置
2aが試験開始通知データD4を被試験装置2eに送信
する(ステップ208)。
【0057】次に、被試験装置2a内のデータ待機部2
3は試験開始通知データD4´を待機させる(ステップ
209)。すなわち、試験開始通知データD4´をメモ
リ24に保持しておく。
【0058】次に、被試験装置2eが試験開始通知デー
タD4を受信したかを判定する(ステップ210)。被
試験装置2eが試験開始通知データD4を受信した場合
には、被試験装置2a,2eが同時に試験を開始する
(ステップ211)。
【0059】このように、主制御装置3が4つ以上の被
試験装置をいくつかのグループに分割し、データ待機部
23は自グループ内の試験開始通知データが同期するよ
うに最後の試験開始通知データD4が受信されるまで残
りの試験開始通知データD4´を待機させるので、被試
験装置2a,2eは同期処理、すなわち、同時に試験を
開始することができる。
【0060】また、データ待機部33は前試験終了通知
データD1,D2が同期するように最後の試験終了通知
データD2が受信されるまで試験終了通知データD1を
待機させるので、被試験装置2a,2eは同期処理、す
なわち、同時に次の試験開始通知データを送信すること
ができる。
【0061】従って、被試験装置2a,2eのように距
離がかなりあっても、かつ3つ以上の被試験装置の試験
の同期処理を行うことができる。また、主制御装置3は
グループ内で最も近い被試験装置に試験開始通知データ
を送信するので、同期処理にかかる時間が少なくてす
む。
【0062】なお、複数の被試験装置が、奇数個の被試
験装置からなる場合であって、前記試験装置が、各グル
ープに2個の被試験装置を割り当てた場合に1個の被試
験装置が余る。
【0063】この場合には、残り1個の被試験装置を前
記いくつかのグループの中のいずれか1つのグループに
属させる。この場合に、主制御装置3から試験開始通知
データを受信した被試験装置のデータ送信部21は前記
残り1個の被試験装置にも試験開始通知データを送信す
る。そして、前記残り1個の被試験装置かあるいはもう
一方の被試験装置が試験開始通知データを受信するま
で、自己が受信した試験開始通知データを待機させる。
【0064】このようにデータを待機させることで3つ
の被試験装置の試験を同時に開始することもできる。ま
た、データ待機部33は2つの被試験装置と前記1つの
残りの被試験装置とからなる3つの被試験装置の前試験
終了通知データが同期するように最後の試験終了通知デ
ータが受信されるまでそれ以外の試験終了通知データを
待機させるので、3つの被試験装置は同期処理、すなわ
ち、同時に次の試験開始通知データを送信することがで
きる。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、複数の被試験装置をそ
の位置に関係なくいくつかのグループに分割し、試験開
始通知データを受信した代表すべき被試験装置は受信し
た試験開始通知データを自グループ内の他の全ての被試
験装置に送信し、データ待機部は自己のグループ内にお
いて最後の試験開始通知データが受信されるまで残りの
試験開始通知データを待機させるので、同一グループ内
の複数の被試験装置は同時に試験を開始すできる。
【0066】また、試験装置は内のデータ待機部は各グ
ループ毎に複数の被試験装置から受信した全ての試験終
了通知データが同期するように最後の試験終了通知デー
タが受信されるまで残りの試験終了通知データを待機さ
せるので、同一グループ内の複数の被試験装置は同時に
次の試験開始通知データを送信できる。
【0067】従って、被試験装置の距離に関係なくか
つ、複数の被試験装置の試験の同期処理を行うことがで
きる。また、2つの被試験装置単位で同期処理を行うこ
とにより、ネットワーク接続数や装置間の距離に関係す
ることなく正確な試験を実行することができる。
【0068】また、被試験装置が奇数個であっても、い
ずれかの1つのグループに属させることで同期処理を行
うことができる。さらに、試験開始通知データは各グル
ープ内の複数の被試験装置の中の試験装置に最も近い場
所に配置される被試験装置に送信されるので、待ち時間
があまりかからなくてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の並列試験装置を示す原理図である。
【図2】本発明の実施例1の並列試験装置を示す構成ブ
ロック図である。
【図3】本発明の実施例1の並列試験装置の動作を示す
フローチャートである。
【図4】本発明の実施例1の並列試験装置の試験開始通
知データ及び試験終了通知データの流れを示す図
【図5】本発明の実施例2の並列試験装置を示す構成ブ
ロック図である。
【図6】本発明の実施例2の並列試験装置の動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1・・ネットワーク 2・・被試験装置 3・・主制御装置 21.31・・データ送信部 22.32・・データ受信部 23,33・・データ待機部 24,34・・メモリ 25,35・・CPU D1,D2・・前試験終了通知データ D3,D4・・試験開始通知データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/22 - 11/277 G06F 13/00 G06F 15/16 - 15/177

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続される複数の被試験
    装置と、 ネットワークに接続され前記複数の被試験装置の試験を
    並列に実行する試験装置とを備え、 前記試験装置は、前記複数の被試験装置をその位置に関
    係なくいくつかのグループに分割し各グループの中の代
    表すべき被試験装置に試験開始通知データをネットワー
    クを通して送信するデータ送信部と、 前記各グループ内の各被試験装置から送られてくる試験
    終了通知データをネットワークを通して受信するデータ
    受信部と、 前記各グループ毎に複数の被試験装置から受信した全て
    の試験終了通知データが同期するように最後の試験終了
    通知データが受信されるまで残りの試験終了通知データ
    を待機させるデータ待機部とを有し、 前記各被試験装置は、前記試験開始通知データを受信す
    るデータ受信部と、 自己のグループ内において全ての試験開始通知データが
    同期するように最後の試験開始通知データが受信される
    まで残りの試験開始通知データを待機させるデータ待機
    部と、 試験が終了した後にネットワークを通して前記
    試験装置に試験終了通知データを送信するデータ送信部
    とを有し、 前記各グループ内の前記代表すべき被試験装置内のデー
    タ送信部は、受信した試験開始通知データを自己のグル
    ープ内の他の全ての被試験装置に送信することを特徴と
    する並列試験装置。
  2. 【請求項2】 前記各グループ内の被試験装置は、2個
    の被試験装置からなることを特徴とする請求項1に記載
    の並列試験装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の被試験装置は、奇数個の被試
    験装置からなり、前記試験装置は、各グループに2個の
    被試験装置を割り当てた場合に残り1個の被試験装置を
    前記いくつかのグループの中のいずれか1つのグループ
    に属させて同期処理を行うことを特徴とする請求項1に
    記載の並列試験装置。
  4. 【請求項4】 前記試験装置内のデータ送信部が試験開
    始通知データを送信すべき前記代表の被試験装置は、前
    記各グループ内の複数の被試験装置の中の前記試験装置
    に最も近い場所に配置される被試験装置であることを特
    徴とする請求項1に記載の並列試験装置。
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