JP4626443B2 - 遠隔監視制御システム、ゲートウェイ装置、及びセンタサーバ - Google Patents

遠隔監視制御システム、ゲートウェイ装置、及びセンタサーバ Download PDF

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本発明は、ネットワークを介して通信可能に接続された複数のゲートウェイ装置とセンタサーバとを備える遠隔監視制御システム及び、これに用いられるゲートウェイ装置、センタサーバに関する。
戸建て住宅、集合住宅、庁舎、ホール、商業ビル、オフィスビル及び工場等の建物には、照明機器、空調機器、計測機器及び防犯機器等の様々な機器が設置されている。近年では、通信技術等の進展により、これら機器は、有線又は無線の伝送路によって相互に通信可能に接続されることによってネットワーク化され、さらにセンタサーバがネットワークに接続されてセンタサーバによって集中的に監視、制御されるようになっている。そして、インターネットの普及により、最近では、インターネットを利用してセンタサーバからこれら機器を遠隔に監視、制御する遠隔監視制御システムの開発も進展している(例えば、特許文献1参照。)。
図10は、この種の背景技術に係る遠隔監視制御システムの構成の一例を示すブロック図である。図10に示す遠隔監視制御システム101は、例えば住宅やビル等の建物に設置される防犯機器や空調機器等であるローカルシステム102−1,102−2,102−3と、機器監視制御装置の一態様であるゲートウェイ装置103−1,103−2,103−3と、例えば電話網、ディジタル通信網及び無線通信網等から構成されるネットワーク104と、例えばコンピュータを用いて構成されるセンタサーバ105とを備えている。ここで、本明細書において、総称する場合には添え字を省略した参照符号で示し、個別の構成を指す場合には添え字を付した参照符号で示す。
そして、ゲートウェイ装置103−1,103−2,103−3は、センタサーバ105に対してそれぞれ、ゲートウェイ装置103−1,103−2,103−3に接続されたローカルシステム102−1,102−2,102−3への制御要求の有無を問合わせる。
センタサーバ105は、問合わせに応じてローカルシステム102−1,102−2,102−3の動作を指示する制御要求をゲートウェイ装置103−1,103−2,103−3へそれぞれ送信し、ゲートウェイ装置103−1,103−2,103−3は、センタサーバ105から送信された制御要求を受信してローカルシステム102−1,102−2,102−3で処理可能な信号形式に変換して送信する。
ローカルシステム102−1,102−2,102−3はセンタサーバ105からの制御要求に対する応答信号や防犯警報等を示す監視情報等を、ゲートウェイ装置103−1,103−2,103−3へそれぞれ送信する。ゲートウェイ装置103−1,103−2,103−3は、ローカルシステム102−1,102−2,102−3から送信された監視情報や各ゲートウェイ装置103の生存状態を通知するための生存信号等をネットワーク104を介して遠隔に設置されたセンタサーバ105へそれぞれ定期的に送信するようになっている。
特開2004−280717号公報
ところで、ネットワーク104に接続された複数のゲートウェイ装置103からそれぞれセンタサーバ105への問合わせ処理が行われると、センタサーバ105は複数のゲートウェイ装置103とそれぞれ通信処理を実行する必要があるため、ゲートウェイ装置103の台数の増加に伴いセンタサーバ105の通信負荷が増大するという不都合があった。
本発明は、このような問題に鑑みて為された発明であり、複数のゲートウェイ装置とサーバ装置とを備えた遠隔監視制御システムにおいて、ゲートウェイ装置の台数の増加に伴うサーバ装置における通信負荷の増加を低減することができる遠隔監視制御システム、ゲートウェイ装置、及びセンタサーバを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の第1の手段に係る遠隔監視制御システムは、ネットワークを介して通信可能に接続された複数のゲートウェイ装置とセンタサーバとを備える遠隔監視制御システムにおいて、前記センタサーバは、前記複数のゲートウェイ装置と通信を行うセンタ側通信部と、前記複数のゲートウェイ装置の中の一つまたは複数のゲートウェイ装置それぞれに対する動作を指示する制御要求と、前記制御要求の対象となる各ゲートウェイ装置を示す情報とを、前記センタ側通信部によって前記複数のゲートウェイ装置のうち一のゲートウェイ装置である代表ゲートウェイ装置へ送信させる指示制御部とを備え、前記複数のゲートウェイ装置は、前記複数のゲートウェイ装置及び前記センタサーバとの間で通信を行う端末側通信部と、自機が、前記代表ゲートウェイ装置であるか前記代表ゲートウェイ装置を除く他のゲートウェイ装置である通常ゲートウェイ装置であるかの設定を記憶する設定部と、前記設定部により自機が前記代表ゲートウェイ装置として記憶されている場合、前記複数のゲートウェイ装置に対する制御要求の有無を取りまとめて問合わせる旨の問合わせ信号を前記センタサーバに送信する問合わせ処理部と、前記設定部により自機が前記代表ゲートウェイ装置として記憶されている場合、前記端末側通信部によって前記センタサーバから前記制御要求と前記制御要求の対象となる前記各ゲートウェイ装置を示す情報とを取りまとめて受信し、前記制御要求の対象となるゲートウェイ装置が自機であれば当該制御要求に応じた制御動作を行い、前記制御要求の対象となるゲートウェイ装置が自機でなければ前記端末側通信部によって当該受信された制御要求を当該制御要求の対象となるゲートウェイ装置へ送信させる代表ゲートウェイ処理部と、前記設定部により自機が前記通常ゲートウェイ装置として記憶されている場合、前記端末側通信部によって前記代表ゲートウェイ装置からの前記制御要求が受信されると、前記端末側通信部によって前記センタサーバと通信を行わせる通常ゲートウェイ処理部とを備える。
また、上述の遠隔監視制御システムにおいて、前記センタサーバは、前記制御要求の送信回数を、当該制御要求の対象である前記ゲートウェイ装置毎に計数する計数部と、前記各ゲートウェイ装置が前記代表ゲートウェイ装置であるか否かを示す代表情報と前記計数部により計数された前記制御要求の送信回数とを、前記ゲートウェイ装置毎に記憶する記憶部と、前記計数部により計数された前記送信回数が、前記記憶部によって、前記代表情報により前記代表ゲートウェイ装置であるとされているゲートウェイ装置について記憶されている前記送信回数を超える場合、当該送信回数を超えるゲートウェイ装置を指定して新たな代表ゲートウェイ装置に設定する指示である代表変更指示を、前記センタ側通信部によって前記代表ゲートウェイ装置へ送信させる変更指示部とをさらに備え、前記複数のゲートウェイ装置は、前記設定部により自機が前記代表ゲートウェイ装置として記憶されている場合に前記端末側通信部によって前記代表変更指示が受信されると、前記端末側通信部によって当該代表変更指示により指定されるゲートウェイ装置へ当該代表変更指示を送信させると共に前記設定部に自機を前記通常ゲートウェイ装置として記憶させ、前記設定部により自機が前記通常ゲートウェイ装置として記憶されている場合に前記端末側通信部によって前記代表変更指示が受信されると、前記設定部に自機を前記代表ゲートウェイ装置として記憶させる代表変更処理部をさらに備えることを特徴としている。
また、上述の遠隔監視制御システムにおいて、前記センタサーバは、前記各ゲートウェイ装置が前記代表ゲートウェイ装置であるか否かを示す代表情報と前記複数のゲートウェイ装置の優先順位とを予め記憶する記憶部と、前記記憶部によって記憶されている前記制御要求の対象となるゲートウェイ装置の優先順位が、前記記憶部によって、前記代表情報により前記代表ゲートウェイ装置であるとされているゲートウェイ装置について記憶されている前記優先順位より高い場合、当該制御要求の対象となるゲートウェイ装置を指定して新たな代表ゲートウェイ装置に設定する指示である代表変更指示を、前記センタ側通信部によって前記代表ゲートウェイ装置へ送信させる変更指示部とをさらに備え、前記複数のゲートウェイ装置は、前記設定部により自機が前記代表ゲートウェイ装置として記憶されている場合に前記端末側通信部によって前記代表変更指示が受信されると、前記端末側通信部によって当該代表変更指示により指定されるゲートウェイ装置へ当該代表変更指示を送信させると共に前記設定部に自機を前記通常ゲートウェイ装置として記憶させ、前記設定部により自機が前記通常ゲートウェイ装置として記憶されている場合に前記端末側通信部によって前記代表変更指示が受信されると、前記設定部に自機を前記代表ゲートウェイ装置として記憶させる代表変更処理部をさらに備えることを特徴としている。
また、上述の遠隔監視制御システムにおいて、前記複数のゲートウェイ装置は、前記設定部により自機が前記代表ゲートウェイ装置として記憶されている場合に予め設定された一定の時間間隔で、自機が生存していることを示す生存確認通知を前記通常ゲートウェイ装置へ前記端末側通信部によって送信させる生存確認通知部をさらに備え、前記設定部により自機が前記通常ゲートウェイ装置として記憶されている場合において前記一定の時間間隔を超える所定の監視時間内に前記端末側通信部によって前記生存確認通知が受信されない場合、自機を前記代表ゲートウェイ装置として前記設定部に記憶させる代表設定処理部をさらに備えることを特徴としている。
また、上述の遠隔監視制御システムにおいて、前記複数のゲートウェイ装置は、前記設定部により自機が前記代表ゲートウェイ装置として記憶されている場合に前記センタサーバに対して前記制御要求の有無を問合わせる問合わせ処理部をさらに備え、前記センタサーバは、前記問合わせを行ったゲートウェイ装置を前記代表ゲートウェイ装置として認識する問合わせ受付部と、前記問合わせ受付部によって前記代表ゲートウェイ装置として認識されたゲートウェイ装置が複数あった場合、当該複数のゲートウェイ装置について、前記記憶部に記憶されている前記送信回数に基づいて新たな前記代表ゲートウェイ装置を決定し、当該決定された代表ゲートウェイ装置を除く他のゲートウェイ装置へ前記通常ゲートウェイ装置に設定する指示である通常設定指示を前記端末側通信部によって送信させる通常設定指示部とをさらに備えることを特徴としている。
また、上述の遠隔監視制御システムにおいて、前記記憶部は、前記複数のゲートウェイ装置の優先順位を予めさらに記憶するものであり、前記通常設定指示部は、前記問合わせ受付部によって前記代表ゲートウェイ装置として認識されたゲートウェイ装置が複数あった場合、前記記憶部に記憶されている前記送信回数と前記優先順位とに基づいて新たな前記代表ゲートウェイ装置を決定することを特徴としている。
そして、本発明の第2の手段に係るゲートウェイ装置は、ネットワークを介して通信可能に接続された複数のゲートウェイ装置とセンタサーバとを備える遠隔監視制御システムに用いられるゲートウェイ装置であって、他の前記ゲートウェイ装置及び前記センタサーバとの間で通信を行う端末側通信部と、自機が、前記複数のゲートウェイ装置のうち一のゲートウェイ装置である代表ゲートウェイ装置であるか前記代表ゲートウェイ装置を除く他のゲートウェイ装置である通常ゲートウェイ装置であるかの設定を記憶する設定部と、前記設定部により自機が前記代表ゲートウェイ装置として記憶されている場合、前記複数のゲートウェイ装置に対する制御要求の有無を取りまとめて問合わせる旨の問合わせ信号を前記センタサーバに送信する問合わせ処理部と、前記設定部により自機が前記代表ゲートウェイ装置として記憶されている場合、前記端末側通信部によって前記センタサーバから前記制御要求と前記制御要求の対象となる前記各ゲートウェイ装置を示す情報とを取りまとめて受信し、前記制御要求の対象となるゲートウェイ装置が自機であれば当該制御要求に応じた制御動作を行い、前記制御要求の対象となるゲートウェイ装置が自機でなければ前記端末側通信部によって当該受信された制御要求を当該制御要求の対象となるゲートウェイ装置へ送信させる代表ゲートウェイ処理部と、前記設定部により自機が前記通常ゲートウェイ装置として記憶されている場合、前記端末側通信部によって前記代表ゲートウェイ装置からの前記制御要求が受信されると、前記端末側通信部によって前記センタサーバと通信を行わせる通常ゲートウェイ処理部とを備える。
さらに、本発明の第3の手段に係るセンタサーバは、ネットワークを介して通信可能に接続された複数のゲートウェイ装置とセンタサーバとを備える遠隔監視制御システムに用いられるセンタサーバであって、前記複数のゲートウェイ装置と通信を行うセンタ側通信部と、前記複数のゲートウェイ装置の中の一つまたは複数のゲートウェイ装置それぞれに対する動作を指示する制御要求と、前記制御要求の対象となる各ゲートウェイ装置を示す情報とを、前記センタ側通信部によって前記複数のゲートウェイ装置のうち一のゲートウェイ装置である代表ゲートウェイ装置へ送信させる指示制御部と、前記制御要求の送信回数を、当該制御要求の対象である前記ゲートウェイ装置毎に計数する計数部と、前記各ゲートウェイ装置が前記代表ゲートウェイ装置であるか否かを示す代表情報と前記計数部により計数された前記制御要求の送信回数とを、前記ゲートウェイ装置毎に記憶する記憶部と、前記計数部により計数された前記送信回数が、前記記憶部によって、前記代表情報により前記代表ゲートウェイ装置であるとされているゲートウェイ装置について記憶されている前記送信回数を超える場合、当該送信回数を超えるゲートウェイ装置を指定して新たな代表ゲートウェイ装置に設定する指示である代表変更指示を、前記センタ側通信部によって前記代表ゲートウェイ装置へ送信させる変更指示部とを備える。
このような構成の遠隔監視制御システム、ゲートウェイ装置、及びセンタサーバは、センタサーバにおける指示制御部によって、複数のゲートウェイ装置に対する制御要求が代表ゲートウェイ装置へ送信される。そして、設定部により自機が代表ゲートウェイ装置として記憶されている代表ゲートウェイ装置は、端末側通信部によってセンタサーバから複数のゲートウェイ装置に対する制御要求を取りまとめて受信し、当該受信された制御要求を対象となるゲートウェイ装置へ送信させる。さらに、設定部により自機が通常ゲートウェイ装置として記憶されている通常ゲートウェイ装置は、端末側通信部によって代表ゲートウェイ装置からの制御要求が受信されると、端末側通信部によってセンタサーバと通信が行われる。これにより、センタサーバは複数のゲートウェイ装置に対する制御要求を代表ゲートウェイ装置へ送信するので、センタサーバは各ゲートウェイ装置に対して個別に制御要求を送信する必要がなく、ゲートウェイ装置の台数の増加に伴うセンタサーバにおける通信負荷の増加を低減することができる。また、通常ゲートウェイ装置は、代表ゲートウェイ装置から制御要求を受信し、直接センタサーバとの間で通信を行うので、代表ゲートウェイ装置は各通常ゲートウェイ装置と通信してセンタサーバへ中継する必要がなく、代表ゲートウェイ装置における通信負荷の増大を抑制することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係るセンタサーバとゲートウェイ装置とを用いた遠隔監視制御システムの一例を示すブロック図である。図1に示す遠隔監視制御システム1は、例えば住宅やビル等の建物に設置される防犯機器や空調機器等であるローカルシステム2−1,2−2,2−3と、ローカルシステム2−1,2−2,2−3の動作を制御したり状態を監視したりする機器監視制御装置の一態様であるゲートウェイ装置3−1,3−2,3−3と、例えば電話網、ディジタル通信網及び無線通信網等から構成されるネットワーク4と、例えばパーソナルコンピュータを用いて構成されるセンタサーバ5とを備えている。
ネットワーク4は、例えば、通信プロトコルにHTTP(HyperText Transfer Protocol)、FTP(File Transfer Protocol)及びTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等の所謂インターネットプロトコル群が用いられてインターネットを構成する。なお、ネットワーク4は、イントラネットでもよい。各ゲートウェイ装置3は、例えばUPnP(Universal Plug and Play)等、公知の手段を用いて他のゲートウェイ装置3やセンタサーバ5のアドレス情報を取得し、ゲートウェイ装置3−1,3−2,3−3とセンタサーバ5とは、ネットワーク4を介して相互に通信可能に構成されている。また、ゲートウェイ装置3−1,3−2,3−3には、ローカルシステム2−1,2−2,2−3が、それぞれ通信可能に接続されている。
そして、ゲートウェイ装置3−1,3−2,3−3のうちの一台、例えばゲートウェイ装置3−1が代表ゲートウェイ装置に設定されている場合、ゲートウェイ装置3−1は、センタサーバ5に対して問合わせを行い、センタサーバ5によって、ローカルシステム2−1,2−2,2−3に対する動作を指示する旨の制御要求の有無が取りまとめて確認され、センタサーバ5からローカルシステム2、例えばローカルシステム2−2に対する制御要求がゲートウェイ装置3−1へ送信される。そして、ゲートウェイ装置3−1からローカルシステム2−2の動作を管理しているゲートウェイ装置3−2へ当該制御要求が送信され、ゲートウェイ装置3−2によって、当該制御要求に応じてローカルシステム2−2の動作が制御される。
さらに、センタサーバ5からの制御要求に対する応答通知として、ゲートウェイ装置3−2からセンタサーバ5へ、ローカルシステム2−2の動作状態や監視情報等を示す情報がセンタサーバ5へ送信される。
なお、センタサーバ5からの制御要求が代表ゲートウェイ装置であるゲートウェイ装置3−1に対するものであった場合は、ゲートウェイ装置3−1によって当該制御要求に応じた処理が実行され、当該制御要求に対する応答通知がセンタサーバ5へ送信される。
図2は、図1に示すセンタサーバ5の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すセンタサーバ5は、例えば記憶部51、センタ側通信部52、及び制御部53を備えている。記憶部51は、複数のゲートウェイ装置3を管理するための情報等を記憶する記憶部であり、機能的に、複数のゲートウェイ装置3を管理するための情報を登録する管理情報テーブルを記憶する管理情報テーブル記憶部511を備え、ゲートウェイ装置3へ動作を指示する制御要求や代表ゲートウェイ装置の変更を要求する代表変更指示を送信したりするための各種プログラム、及び、センタサーバ5の通信アドレス等の各種プログラムの実行に必要な情報や各種プログラムの実行中に生じる情報等の各種情報を記憶する。
記憶部51は、例えば、制御部53のいわゆるワーキングメモリとなるRAM(Random Access Memory)等の揮発性の記憶素子、及び、ROM(Read Only Memory)や書換可能なEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の不揮発性の記憶素子を備えて構成される。
センタ側通信部52は、ネットワーク4に接続され、ネットワーク4を介してゲートウェイ装置3との間で通信信号を送受信するためのインターフェース回路である。センタ側通信部52は、制御部53からのデータをネットワーク4の通信プロトコルに従った通信信号に変換すると共にネットワーク4からの通信信号を制御部53が処理可能な形式のデータに変換する。
制御部53は、例えば、マイクロプロセッサ及びその周辺回路等を備えて構成され、所定の制御プログラムを実行することにより、制御要求を代表ゲートウェイ装置へ送信する指示制御部531と、問合わせを行ったゲートウェイ装置を代表ゲートウェイ装置として認識する問合わせ受付部532と、制御要求の送信回数をゲートウェイ装置毎に計数する計数部533と、計数部533により計数された送信回数が、代表ゲートウェイ装置への送信回数を超える場合、当該送信回数を超えるゲートウェイ装置を指定して新たな代表ゲートウェイ装置に設定する指示である代表変更指示を送信する変更指示部534と、代表ゲートウェイ装置が複数あった場合、当該複数のゲートウェイ装置について記憶部に記憶されている送信回数に基づいて新たな代表ゲートウェイ装置を決定し、当該決定された代表ゲートウェイ装置を除く他のゲートウェイ装置へ通常ゲートウェイ装置に設定する指示である通常設定指示を送信する通常設定指示部535として機能する。
図3は、図1に示すゲートウェイ装置3の構成の一例を示すブロック図である。図3に示すゲートウェイ装置3は、例えば、端末側通信部31と、ローカル側通信部32と、制御部33とを備えている。端末側通信部31は、ネットワーク4に接続され、ネットワーク4を介してセンタサーバ5及び他のゲートウェイ装置3との間で通信信号を送受信するためのインターフェース回路である。端末側通信部31は、制御部33からのデータをネットワーク4の通信プロトコルに従った通信信号に変換すると共にネットワーク4からの通信信号を制御部33が処理可能な形式のデータに変換する。
ローカル側通信部32は、例えばLAN(Local Area Network)や電力線搬送通信等の伝送路を介してローカルシステム2に接続され、ローカルシステム2との間で通信信号を送受信するためのインターフェース回路である。ローカル側通信部32は、制御部33からのデータをローカルシステム2で受信可能な通信信号に変換すると共にローカルシステム2からの通信信号を制御部33が処理可能な形式のデータに変換する。
制御部33は、例えば、マイクロプロセッサ、RAM等の揮発性の記憶素子、及びROM等の不揮発性の記憶素子、及びその周辺回路等を備えて構成されており、例えばRAMを用いて構成され、自機が代表ゲートウェイ装置であるか通常ゲートウェイ装置であるかを記憶する設定部331を備える。また、制御部33は、所定の制御プログラムを実行することにより、センタサーバに対して制御要求の有無を問合わせる問合わせ処理部332と、センタサーバから制御要求を取りまとめて受信し、当該受信された制御要求を対象となるゲートウェイ装置へ送信する代表ゲートウェイ処理部333と、代表ゲートウェイ装置からの制御要求に対する応答を示す応答通知をセンタサーバへ送信する通常ゲートウェイ処理部334と、自機が代表ゲートウェイ装置であって代表変更指示を受信した場合に指定のゲートウェイ装置へ当該代表変更指示を送信すると共に自機を通常ゲートウェイ装置として設定部に記憶させ、自機が通常ゲートウェイ装置であって代表変更指示を受信した場合に自機を代表ゲートウェイ装置として記憶させる代表変更処理部335と、自機が代表ゲートウェイ装置であれば予め設定された一定の時間間隔で自機が生存していることを示す生存確認通知を通常ゲートウェイ装置へ送信する生存確認通知部336と、自機が通常ゲートウェイ装置であれば一定の時間間隔を超える所定の監視時間内に代表ゲートウェイ装置からの生存確認通知が受信されない場合、自機を代表ゲートウェイ装置として設定部331に記憶させる代表設定処理部337として機能する。
次に、上述のように構成された遠隔監視制御システム1の動作について説明する。図4、図5、図6は、ゲートウェイ装置3の動作の一例を示すフローチャートである。また、図7、図8は、図1に示すセンタサーバ5の動作の一例を示すフローチャートである。また、図4は代表ゲートウェイ装置として設定されているゲートウェイ装置3の動作の一例を示すフローチャートであり、図5、図6は、通常ゲートウェイ装置として設定されているゲートウェイ装置3の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、例えば、ゲートウェイ装置3−1における設定部331に自機が代表ゲートウェイ装置である旨の設定が記憶され、すなわちゲートウェイ装置3−1が代表ゲートウェイ装置に設定されている場合、図4を参照してゲートウェイ装置3−1における問合わせ処理部332によって、ローカルシステム2−1,2−2,2−3への制御要求の有無を取りまとめて問合わせる旨の問合わせ信号が端末側通信部31からネットワーク4を介してセンタサーバ5へ送信され、問合わせが行われる(ステップS1)。
次に、図7を参照して、センタサーバ5において、ゲートウェイ装置3−1からの問合わせ信号がセンタ側通信部52によって受信され(ステップS100)、問合わせ受付部532によって、当該問合わせを行ったゲートウェイ装置3−1が代表ゲートウェイ装置として認識される。
図9は、管理情報テーブル記憶部511に記憶されている管理情報テーブル512の一例を示す説明図である。図9に示す管理情報テーブル512には、ゲートウェイ装置3−1,3−2,3−3それぞれについて、優先順位513と、代表ゲートウェイ装置か否かを示す代表情報514と、制御回数515とが記憶されている。以下、各図において「ゲートウェイ装置」を「GW」と略記する。
優先順位513は、代表ゲートウェイ装置を決定するための優先順位で、図9に示す例では、ゲートウェイ装置3−1,3−2の優先順位が「1」、すなわち同じ優先順位にされており、ゲートウェイ装置3−3の優先順位が「2」、すなわち優先順位がゲートウェイ装置3−1,3−2の次になるように設定されている。優先順位513を用いた代表ゲートウェイ装置の決定動作については後述する。
代表情報514は、代表ゲートウェイ装置か否かを示すもので、図9に示す例では、問合わせ受付部532によってゲートウェイ装置3−1が代表ゲートウェイ装置として認識されると共に「O」によって代表ゲートウェイ装置として識別されて記憶されている。制御回数515は、各ゲートウェイ装置3に対して制御要求を送信した回数(各ゲートウェイ装置3によって制御されるローカルシステム2に対する制御要求を送信した場合を含む)を示している。
次に、問合わせ受付部532によって、管理情報テーブル記憶部511に記憶されている管理情報テーブル512が参照され、ゲートウェイ装置3−1以外に代表ゲートウェイ装置とされているゲートウェイ装置が有るか否かが確認される(ステップS101)。そして、ゲートウェイ装置3−1以外に代表ゲートウェイ装置がなければ(ステップS101でNO)、問合わせ受付部532によって、ステップS100において受信された問合わせを行ったゲートウェイ装置3−1が代表ゲートウェイ装置として認識され、管理情報テーブル記憶部511にゲートウェイ装置3−1が代表ゲートウェイ装置として記憶され(ステップS102)、制御要求の送信処理を行うべくステップS103へ移行する。
一方、ゲートウェイ装置3−1以外にも代表ゲートウェイ装置があれば代表ゲートウェイ装置が複数台存在する状態になっているので、代表ゲートウェイ装置を1台にするべくステップS200へ移行する(ステップS101でYES)。ステップS200〜S204の動作については後述する。
図9に示す管理情報テーブル512の例においては、ゲートウェイ装置3−1以外に代表ゲートウェイ装置はないので(ステップS101でNO)、ゲートウェイ装置3−1が代表ゲートウェイ装置として記憶された後(ステップS102)、ステップS103へ移行する。
そして、計数部533によって、センタサーバ5から各ゲートウェイ装置3への動作を指示する制御要求(各ゲートウェイ装置3によって制御されるローカルシステム2に対する制御要求を含む)の有無が確認され(ステップS103)、制御要求がなければ(ステップS103でNO)再びゲートウェイ装置からの問合わせ受信処理(ステップS100)に移行する一方、制御要求があれば(ステップS103でYES)、管理情報テーブル512における当該制御要求の対象となるゲートウェイ装置3の制御回数515がカウントアップ(「1」加算)される(ステップS104)。
なお、「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」には、制御要求の対象となるローカルシステム2を制御するゲートウェイ装置3を含む。以下の記載においても同様である。
次に、図8を参照して、変更指示部534によって、管理情報テーブル512が参照され、優先順位513の設定の有無が確認され(ステップS105)、優先順位513の設定がされていれば(ステップS105でYES)、「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」と現状の代表ゲートウェイ装置とについて優先順位513が比較され(ステップS107)、現状の代表ゲートウェイ装置と「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」との優先順位513が異なり(ステップS106でNO)、「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」の優先順位513が現状の代表ゲートウェイ装置の優先順位513以下であれば(ステップS107でNO)、指示制御部531からの制御信号に応じてセンタ側通信部52によって、ネットワーク4を介して代表ゲートウェイ装置へ、「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」を示す情報と制御要求とが送信される(ステップS108)。
この場合、「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」が複数ある場合であっても、各「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」への制御要求が取りまとめて代表ゲートウェイ装置へ送信される。これにより、「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」が複数ある場合であっても、センタサーバ5から複数の「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」に対してそれぞれ制御要求の送信処理を行う必要がなく、センタサーバ5の通信負荷を低減することができる。
一方、ステップS107において、「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」の方が現状の代表ゲートウェイ装置よりも優先順位513が高ければ(ステップS107でYES)、変更指示部534によって、「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」が新たな代表ゲートウェイ装置として管理情報テーブル512に記憶されると共に、「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」を新たな代表ゲートウェイ装置に設定する指示である代表変更指示が生成される。
そして、指示制御部531及び変更指示部534からの制御信号に応じてセンタ側通信部52によって、ネットワーク4を介して代表ゲートウェイ装置へ、「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」を示す情報と制御要求と代表変更指示とが送信される(ステップS109)。
これにより、優先順位の高いゲートウェイ装置3を、代表ゲートウェイ装置として設定することができる。上述したように、センタサーバ5からの制御要求が代表ゲートウェイ装置に対するものであった場合には、代表ゲートウェイ装置によって当該制御要求に応じた処理が実行され、当該制御要求に対する応答通知がセンタサーバ5へ送信されるので、代表ゲートウェイ装置以外の通常ゲートウェイ装置に対して制御要求を送信した場合と比較して、制御要求の送信後応答通知が返信されるまでの時間が短縮される。
従って、特定のゲートウェイ装置3からの応答通知の取得を急ぐ場合、例えば、ローカルシステム2−2に対して制御要求を送信した場合の応答通知が得られる応答時間を、他のローカルシステム2−1,2−3に対して制御要求を送信した場合の応答時間よりも短縮したい場合には、ローカルシステム2−2を制御するゲートウェイ装置3−2の優先順位を高く設定しておくことにより、ゲートウェイ装置3−2が代表ゲートウェイに設定され、ゲートウェイ装置3−2からの応答時間を短縮することができる。
また、ステップS105において優先順位513の設定がされていない場合(ステップS105でNO)及びステップS106において現状の代表ゲートウェイ装置と「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」との優先順位513が同じであった場合(ステップS106でYES)には、制御回数515に基づき代表ゲートウェイ装置を設定するべくステップS110へ移行する。例えば、「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」がゲートウェイ装置3−2であった場合、図9に示す管理情報テーブル512では、代表ゲートウェイ装置であるゲートウェイ装置3−1とゲートウェイ装置3−2とは優先順位513が同じであるので、ステップS110へ移行する。
そして、「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」と現状の代表ゲートウェイ装置とについて管理情報テーブル512に記憶されている制御回数515が比較され、「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」の制御回数515が現状の代表ゲートウェイ装置の制御回数515以下であった場合には(ステップS110でYES)、ステップS108へ移行して、上記と同様代表ゲートウェイ装置へ「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」を示す情報と制御要求とが送信される一方、「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」の方が現状の代表ゲートウェイ装置よりも制御回数515が多かった場合には(ステップS110でYES)、ステップS109へ移行して、上記と同様「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」を示す情報と制御要求と代表変更指示とが送信される。
例えば、図9に示す管理情報テーブル512の例では、「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」であるゲートウェイ装置3−2の方が、代表ゲートウェイ装置であるゲートウェイ装置3−1よりも制御回数515が多いので、ステップS109において、制御要求の対象であるゲートウェイ装置3−2を示す情報と、ゲートウェイ装置3−2に対する制御要求と、ゲートウェイ装置3−2を代表ゲートウェイに設定する旨の代表変更指示とがセンタサーバ5からゲートウェイ装置3−1へ送信される。
これにより、制御回数515の代表ゲートウェイ装置より多いゲートウェイ装置3が代表ゲートウェイ装置に設定される。上述したように、センタサーバ5からの制御要求が代表ゲートウェイ装置に対するものであった場合には、代表ゲートウェイ装置によって当該制御要求に応じた処理が実行され、代表ゲートウェイ装置から他のゲートウェイ装置3へ制御要求を送信する通信処理が行われないので、制御回数515のより多いゲートウェイ装置3を代表ゲートウェイ装置に設定することにより、代表ゲートウェイ装置と他のゲートウェイ装置3との間の通信回数を減らし、通信負荷を低減することができる。
以上、ステップS104〜S109の処理により、優先順位513と制御回数515とに基づいて代表ゲートウェイ装置を決定し、優先順位のより高いゲートウェイ装置3、及び制御回数515のより多いゲートウェイ装置3を優先的に代表ゲートウェイ装置に設定することができるので、優先順位の高いゲートウェイ装置3からの応答時間を短縮することができると共に、代表ゲートウェイ装置と他のゲートウェイ装置3との通信負荷を低減することができる。
なお、優先順位513と制御回数515とに基づいて代表ゲートウェイ装置を決定する例を示したが、優先順位513のみ、あるいは制御回数515のみに基づいて代表ゲートウェイ装置を決定する構成としてもよい。また、先に優先順位513の高いものを代表ゲートウェイ装置として選び、優先順位513が同じ場合に制御回数515の多いものを代表ゲートウェイ装置として決定する例を示したが、先に制御回数515の多いものを代表ゲートウェイ装置として選び、制御回数515が同じ場合に優先順位513の高いものを代表ゲートウェイ装置として決定するようにしてもよい。
次に、図4に戻って、ゲートウェイ装置3−1では、ステップS2において、端末側通信部31によって問合わせに対するセンタサーバ5からの返信データが受信され、代表ゲートウェイ処理部333によって、当該受信された返信データにゲートウェイ装置3−1を通常ゲートウェイ装置に設定する旨の通常設定指示が含まれているか否かが確認され(ステップS2)、通常設定指示が含まれていれば(ステップS2でYES)、設定部331に自機を通常ゲートウェイ装置であるとして記憶させる(ステップS3)。
また、通常設定指示が含まれていなければ(ステップS2でNO)、代表ゲートウェイ処理部333によって、当該返信データに制御要求が含まれているか否かが確認され(ステップS4)、制御要求が含まれていなければ(ステップS4でNO)、再びステップS1へ戻って問合わせ処理を行う一方、制御要求が含まれていれば(ステップS4でYES)、さらに「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」が自端末であるか否かが確認される(ステップS5)。
そして、「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」が自端末であれば(ステップS5でYES)、代表ゲートウェイ処理部333によって、当該制御要求に応じた制御動作が行われ、例えばローカル側通信部32からローカルシステム2−1へ、制御要求に応じた制御命令が送信される(ステップS6)。そして、その制御命令の実行結果、例えば照明の消灯、点灯や、エアコンの運転状態等を示す情報が、代表ゲートウェイ処理部333からの制御信号に応じて端末側通信部31からネットワーク4を介してセンタサーバ5へ送信され(ステップS7)、再びステップS1へ戻って問合わせ処理を行う。
一方、ステップS5において、「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」が自端末でなければ(ステップS5でNO)、代表変更処理部335によってセンタサーバ5からの返信データに代表変更指示が含まれているか否かが確認され(ステップS8)、代表変更指示が含まれていなければ(ステップS8でNO)、当該返信データの「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」に対して端末側通信部31から制御要求が送信される(ステップS9)。
また、ステップS8において、センタサーバ5からの返信データに代表変更指示が含まれていれば(ステップS8でYES)、端末側通信部31から当該返信データの「制御要求の対象となるゲートウェイ装置3」に対して制御要求と代表変更指示とが送信される(ステップS10)。
次に、図5を参照して、設定部331に自機が通常ゲートウェイ装置である旨の設定が記憶されているゲートウェイ装置、例えばゲートウェイ装置3−2において、端末側通信部31によって、代表ゲートウェイ装置であるゲートウェイ装置3−1から送信された制御要求が受信され、通常ゲートウェイ処理部334によって、当該制御要求に応じた制御動作が行われ、例えばローカル側通信部32からローカルシステム2−2へ、制御要求に応じた制御命令が送信され、その制御命令の実行結果、例えば照明の消灯、点灯や、エアコンの運転状態等を示す情報が、制御要求に対する応答通知として端末側通信部31からネットワーク4を介してセンタサーバ5へ送信される(ステップS22)。
この場合、応答通知は、代表ゲートウェイ装置であるゲートウェイ装置3−1を介さず通常ゲートウェイ装置であるゲートウェイ装置3−2から直接センタサーバ5へ送信されるので、代表ゲートウェイ装置であるゲートウェイ装置3−1の通信負荷を低減することができる。
例えば、ステップS22において、応答通知をゲートウェイ装置3−2から直接センタサーバ5へ送信するのではなく、応答通知を代表ゲートウェイ装置であるゲートウェイ装置3−1へ送信し、ゲートウェイ装置3−1がゲートウェイ装置3−2へ応答通知を送信する構成も考えられるが、この場合にはゲートウェイ装置3−1の通信負荷が増大し、特にゲートウェイ装置3の数が増加するに従ってゲートウェイ装置3−1の通信負荷が増大するので代表ゲートウェイ装置の負担が大きい。しかし、上述のように、応答通知を代表ゲートウェイ装置であるゲートウェイ装置3−1を介さず通常ゲートウェイ装置であるゲートウェイ装置3−2から直接センタサーバ5へ送信することにより、応答通知を代表ゲートウェイ装置であるゲートウェイ装置3−1へ送信し、ゲートウェイ装置3−1がゲートウェイ装置3−2へ応答通知を送信する場合に対して代表ゲートウェイ装置の通信負荷を低減することができる。
次に、ゲートウェイ装置3−2における代表変更処理部335によって、ゲートウェイ装置3−1から受信したデータに代表変更指示が含まれているか否かが確認され(ステップS23)、代表変更指示が含まれていなければ(ステップS23でNO)、再びステップS21にもどって制御要求の受信処理を繰り返す一方、代表変更指示が含まれていれば(ステップS23でYES)、設定部331に自機を代表ゲートウェイ装置として記憶され、以降、ゲートウェイ装置3−2はセンタサーバ5に対して問合わせを行ったり、他のゲートウェイ装置に対して生存確認を行う等、代表ゲートウェイ装置として動作する(ステップS24)。
以上、ステップS8,S10,S23,S24の処理により、センタサーバ5からの代表変更指示に応じて代表ゲートウェイ装置の設定変更が行われる。
ところで、図1に示す遠隔監視制御システム1では、代表ゲートウェイ装置に設定されているゲートウェイ装置3−1が、例えば故障したり電源の供給が遮断される等の要因により動作を停止した場合、センタサーバ5は、動作を停止したゲートウェイ装置3−1のみならずゲートウェイ装置3−2,3−3に対しても制御要求を送信することができなくなる。
そこで、代表ゲートウェイ装置において、生存確認通知部336によって、一定周期、例えば1分周期で他のゲートウェイ装置3に対して生存確認のための生存応答を要求する生存確認通知が送信される。これにより、代表ゲートウェイ装置は、他のゲートウェイ装置3の生存の有無を示す生存情報を取得し、センタサーバ5からの生存情報の要求に対して複数のゲートウェイ装置3の生存情報を取りまとめて送信すると共に、他のゲートウェイ装置3に対して自機の生存を通知するようにしている。
そして、他のゲートウェイ装置3は、代表ゲートウェイ装置からの生存確認通知が予め定められた監視時間、例えば生存確認通知の送信周期の3倍程度の時間、生存確認通知が受信されなかった場合に、自機が代表ゲートウェイ装置として動作開始するようにしている。
これにより、代表ゲートウェイ装置が運転を停止した場合に、所定の監視時間を超えてセンタサーバ5と他のゲートウェイ装置との間で通信ができなくなることを抑制している。生存確認通知の送信周期、及び生存確認通知の監視時間は、遠隔監視制御システム1に要求される仕様上の要求によって決定され、例えばセンタサーバ5がゲートウェイ装置3に対して制御要求を送信できない時間が3分以上継続することが許されない場合は、生存確認通知の送信周期が1分、生存確認通知の監視時間が3分、というように決定される。また、監視時間は送信周期の3倍に限らず、1倍、2倍であってもよく、4倍以上であってもよい。
このように、生存確認通知の送信周期及び生存確認通知の監視時間は、遠隔監視制御システム1に要求される仕様上の要求によって決定されるので、システムの状態に応じて設定変更可能にすることが望ましい。
また、生存確認通知の送信周期は、遠隔監視制御システム1に要求される仕様上の要求によって決定され、代表ゲートウェイ装置によるセンタサーバ5への問合わせ周期に依存せず、センタサーバ5への問合わせ周期よりも長い時間に設定することができるので、例えばセンタサーバ5への問合わせ周期と同期して各ゲートウェイ装置3の生存確認を行う場合と比較して、各ゲートウェイ装置3の生存確認のための通信負荷を低減することができる。
なお、生存確認通知部336は、他のゲートウェイ装置3の生存応答を要求する生存確認通知の代わりに、代表ゲートウェイ装置の生存を他のゲートウェイ装置3へ一方的に通知する信号を、生存確認通知として送信するようにしてもよい。
図6は、通常ゲートウェイ装置に設定されているゲートウェイ装置3の生存確認通知に対する動作の一例を示すフローチャートである。まず、端末側通信部31が代表ゲートウェイ装置からの生存確認通知の受信待ち状態にされる(ステップS31)。そして、予め設定された所定の監視時間内に、端末側通信部31によって生存確認通知が受信されると(ステップS32でYES)、再びステップS31に戻って生存確認通知の受信待ち状態となる一方、所定の監視時間内に端末側通信部31によって生存確認通知が受信されないと(ステップS32でNO)、代表設定処理部337によって設定部331に自機を代表ゲートウェイ装置であるとして記憶され、以降、ゲートウェイ装置3−2はセンタサーバ5に対して問合わせを行ったり、他のゲートウェイ装置に対して生存確認通知を送信する等、代表ゲートウェイ装置として動作する(ステップS33)。
これにより、代表ゲートウェイ装置として動作しているゲートウェイ装置3が故障等により動作しなくなった場合、他のゲートウェイ装置3が代表ゲートウェイ装置として動作を開始するので、遠隔監視制御システム1の信頼性を向上させることができる。
ところで、上記ステップS31〜S33の処理によれば、遠隔監視制御システム1内で複数のゲートウェイ装置3が代表ゲートウェイ装置として動作を開始する場合がある。そこで、センタサーバ5は、以下の動作により、代表ゲートウェイ装置を一台に設定する。
図7を参照して、複数のゲートウェイ装置3が代表ゲートウェイ装置として動作を開始すると、複数のゲートウェイ装置3がセンタサーバ5に対して問合わせを行うため、ステップS100において、複数のゲートウェイ装置3からの問合わせ信号がセンタ側通信部52によって受信される(ステップS100)。この場合、2番目以降に問合わせを行ったゲートウェイ装置3については、ステップS101において、問合わせ受付部532によって、管理情報テーブル記憶部511に記憶されている管理情報テーブル512が参照され、当該問合わせを行ったゲートウェイ装置3以外に代表ゲートウェイ装置があるから、代表ゲートウェイ装置を1台にするべくステップS200へ移行する(ステップS101でYES)。
次に、通常設定指示部535によって、管理情報テーブル512が参照され、優先順位513の設定がされており(ステップS200でYES)、かつ2番目以降に問合わせを行ったゲートウェイ装置3と管理情報テーブル512に代表ゲートウェイ装置として記憶されているゲートウェイ装置3との優先順位が異なっていれば(ステップS201でNO)、当該問合わせを行ったゲートウェイ装置3と管理情報テーブル512に代表ゲートウェイ装置として記憶されているゲートウェイ装置3とについて優先順位513が比較され(ステップS202)、当該問合わせを行ったゲートウェイ装置3の優先順位513が高ければ(ステップS202でYES)、管理情報テーブル記憶部511に当該問合わせを行ったゲートウェイ装置3が代表ゲートウェイ装置として記憶され(ステップS102)、上記と同様ステップS103以降の処理が実行される。
一方、ステップS202において2番目以降に問合わせを行ったゲートウェイ装置3の優先順位513が管理情報テーブル512に代表ゲートウェイ装置として記憶されているゲートウェイ装置3よりも高くなければ(ステップS202でNO)、通常設定指示部535からの制御信号に応じて、センタ側通信部52によって、当該問合わせを行ったゲートウェイ装置3を通常ゲートウェイ装置に設定するべく通常設定指示が送信される(ステップS203)。
また、ステップS200において、優先順位513の設定がされていないか(ステップS200でNO)、あるいは2番目以降に問合わせを行ったゲートウェイ装置3と管理情報テーブル512に代表ゲートウェイ装置として記憶されているゲートウェイ装置3との優先順位が同じであれば(ステップS201でYES)、当該問合わせを行ったゲートウェイ装置3と管理情報テーブル512に代表ゲートウェイ装置として記憶されているゲートウェイ装置3とについて管理情報テーブル512に記憶されている制御回数515が比較され、当該問合わせを行ったゲートウェイ装置3の制御回数515が管理情報テーブル512に代表ゲートウェイ装置として記憶されているゲートウェイ装置3の制御回数515より多い場合には(ステップS204でYES)、管理情報テーブル記憶部511に当該問合わせを行ったゲートウェイ装置3が代表ゲートウェイ装置として記憶され(ステップS102)、上記と同様ステップS103以降の処理が実行される。
一方、当該問合わせを行ったゲートウェイ装置3の制御回数515が管理情報テーブル512に代表ゲートウェイ装置として記憶されているゲートウェイ装置3の制御回数515以下の場合には(ステップS204でNO)通常設定指示部535からの制御信号に応じて、センタ側通信部52によって、当該問合わせを行ったゲートウェイ装置3を通常ゲートウェイ装置に設定するべく通常設定指示が送信される(ステップS203)。
以上、ステップS100,S101,S200〜S204の処理により、複数のゲートウェイ装置3が代表ゲートウェイ装置として動作を開始した場合であっても、自動的に代表ゲートウェイ装置を1台にすることができる。また、優先順位513と制御回数515とに基づいて代表ゲートウェイ装置を決定し、代表ゲートウェイ装置として動作を開始した複数のゲートウェイ装置3のうち、優先順位のより高いゲートウェイ装置3、及び制御回数515のより多いゲートウェイ装置3を優先的に代表ゲートウェイ装置に設定することができるので、優先順位の高いゲートウェイ装置3からの応答時間を短縮することができると共に、代表ゲートウェイ装置と他のゲートウェイ装置3との通信負荷を低減することができる。
なお、優先順位513と制御回数515とに基づいて代表ゲートウェイ装置を決定する例を示したが、優先順位513のみ、あるいは制御回数515のみに基づいて代表ゲートウェイ装置を決定する構成としてもよい。また、先に優先順位513の高いものを代表ゲートウェイ装置として選び、優先順位513が同じ場合に制御回数515の多いものを代表ゲートウェイ装置として決定する例を示したが、先に制御回数515の多いものを代表ゲートウェイ装置として選び、制御回数515が同じ場合に優先順位513の高いものを代表ゲートウェイ装置として決定するようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係るセンタサーバとゲートウェイ装置とを用いた遠隔監視制御システムの一例を示すブロック図である。 図1に示すセンタサーバの構成の一例を示すブロック図である。 図1に示すゲートウェイ装置の構成の一例を示すブロック図である。 代表ゲートウェイ装置の動作の一例を示すフローチャート図である。 通常ゲートウェイ装置の動作の一例を示すフローチャート図である。 通常ゲートウェイ装置の動作の一例を示すフローチャート図である。 図1に示すセンタサーバの動作の一例を示すフローチャートである。 図1に示すセンタサーバの動作の一例を示すフローチャートである。 図2に示す管理情報テーブル記憶部に記憶されている管理情報テーブルの一例を示す説明図である。 背景技術に係る遠隔監視制御システムの構成の一例を示すブロック図である。
符号の説明
1 遠隔監視制御システム
2 ローカルシステム
3 ゲートウェイ装置
4 ネットワーク
5 センタサーバ
31 端末側通信部
32 ローカル側通信部
33,53 制御部
51 記憶部
52 センタ側通信部
331 設定部
332 問合わせ処理部
333 代表ゲートウェイ処理部
334 通常ゲートウェイ処理部
335 代表変更処理部
336 生存確認通知部
337 代表設定処理部
511 管理情報テーブル記憶部
512 管理情報テーブル
514 代表情報
515 制御回数
531 指示制御部
532 問合わせ受付部
533 計数部
534 変更指示部
535 通常設定指示部

Claims (8)

  1. ネットワークを介して通信可能に接続された複数のゲートウェイ装置とセンタサーバとを備える遠隔監視制御システムにおいて、
    前記センタサーバは、
    前記複数のゲートウェイ装置と通信を行うセンタ側通信部と、
    前記複数のゲートウェイ装置の中の一つまたは複数のゲートウェイ装置それぞれに対する動作を指示する制御要求と、前記制御要求の対象となる各ゲートウェイ装置を示す情報とを、前記センタ側通信部によって前記複数のゲートウェイ装置のうち一のゲートウェイ装置である代表ゲートウェイ装置へ送信させる指示制御部とを備え、
    前記複数のゲートウェイ装置は、
    前記複数のゲートウェイ装置及び前記センタサーバとの間で通信を行う端末側通信部と、
    自機が、前記代表ゲートウェイ装置であるか前記代表ゲートウェイ装置を除く他のゲートウェイ装置である通常ゲートウェイ装置であるかの設定を記憶する設定部と、
    前記設定部により自機が前記代表ゲートウェイ装置として記憶されている場合、前記複数のゲートウェイ装置に対する制御要求の有無を取りまとめて問合わせる旨の問合わせ信号を前記センタサーバに送信する問合わせ処理部と、
    前記設定部により自機が前記代表ゲートウェイ装置として記憶されている場合、前記端末側通信部によって前記センタサーバから前記制御要求と前記制御要求の対象となる前記各ゲートウェイ装置を示す情報とを取りまとめて受信し、前記制御要求の対象となるゲートウェイ装置が自機であれば当該制御要求に応じた制御動作を行い、前記制御要求の対象となるゲートウェイ装置が自機でなければ前記端末側通信部によって当該受信された制御要求を当該制御要求の対象となるゲートウェイ装置へ送信させる代表ゲートウェイ処理部と、
    前記設定部により自機が前記通常ゲートウェイ装置として記憶されている場合、前記端末側通信部によって前記代表ゲートウェイ装置からの前記制御要求が受信されると、前記端末側通信部によって前記センタサーバと通信を行わせる通常ゲートウェイ処理部と
    を備えることを特徴とする遠隔監視制御システム。
  2. 前記センタサーバは、
    前記制御要求の送信回数を、当該制御要求の対象である前記ゲートウェイ装置毎に計数する計数部と、
    前記各ゲートウェイ装置が前記代表ゲートウェイ装置であるか否かを示す代表情報と前記計数部により計数された前記制御要求の送信回数とを、前記ゲートウェイ装置毎に記憶する記憶部と、
    前記計数部により計数された前記送信回数が、前記記憶部によって、前記代表情報により前記代表ゲートウェイ装置であるとされているゲートウェイ装置について記憶されている前記送信回数を超える場合、当該送信回数を超えるゲートウェイ装置を指定して新たな代表ゲートウェイ装置に設定する指示である代表変更指示を、前記センタ側通信部によって前記代表ゲートウェイ装置へ送信させる変更指示部とをさらに備え、
    前記複数のゲートウェイ装置は、
    前記設定部により自機が前記代表ゲートウェイ装置として記憶されている場合に前記端末側通信部によって前記代表変更指示が受信されると、前記端末側通信部によって当該代表変更指示により指定されるゲートウェイ装置へ当該代表変更指示を送信させると共に前記設定部に自機を前記通常ゲートウェイ装置として記憶させ、前記設定部により自機が前記通常ゲートウェイ装置として記憶されている場合に前記端末側通信部によって前記代表変更指示が受信されると、前記設定部に自機を前記代表ゲートウェイ装置として記憶させる代表変更処理部をさらに備えること
    を特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システム。
  3. 前記センタサーバは、
    前記各ゲートウェイ装置が前記代表ゲートウェイ装置であるか否かを示す代表情報と前記複数のゲートウェイ装置の優先順位とを予め記憶する記憶部と、
    前記記憶部によって記憶されている前記制御要求の対象となるゲートウェイ装置の優先順位が、前記記憶部によって、前記代表情報により前記代表ゲートウェイ装置であるとされているゲートウェイ装置について記憶されている前記優先順位より高い場合、当該制御要求の対象となるゲートウェイ装置を指定して新たな代表ゲートウェイ装置に設定する指
    示である代表変更指示を、前記センタ側通信部によって前記代表ゲートウェイ装置へ送信させる変更指示部とをさらに備え、
    前記複数のゲートウェイ装置は、前記設定部により自機が前記代表ゲートウェイ装置として記憶されている場合に前記端末側通信部によって前記代表変更指示が受信されると、前記端末側通信部によって当該代表変更指示により指定されるゲートウェイ装置へ当該代表変更指示を送信させると共に前記設定部に自機を前記通常ゲートウェイ装置として記憶させ、前記設定部により自機が前記通常ゲートウェイ装置として記憶されている場合に前記端末側通信部によって前記代表変更指示が受信されると、前記設定部に自機を前記代表ゲートウェイ装置として記憶させる代表変更処理部をさらに備えること
    を特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システム。
  4. 前記複数のゲートウェイ装置は、
    前記設定部により自機が前記代表ゲートウェイ装置として記憶されている場合に予め設定された一定の時間間隔で、自機が生存していることを示す生存確認通知を前記通常ゲートウェイ装置へ前記端末側通信部によって送信させる生存確認通知部をさらに備え、
    前記設定部により自機が前記通常ゲートウェイ装置として記憶されている場合において前記一定の時間間隔を超える所定の監視時間内に前記端末側通信部によって前記生存確認通知が受信されない場合、自機を前記代表ゲートウェイ装置として前記設定部に記憶させる代表設定処理部をさらに備えること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遠隔監視制御システム。
  5. 前記複数のゲートウェイ装置は、前記設定部により自機が前記代表ゲートウェイ装置として記憶されている場合に前記センタサーバに対して前記制御要求の有無を問合わせる問合わせ処理部をさらに備え、
    前記センタサーバは、
    前記問合わせを行ったゲートウェイ装置を前記代表ゲートウェイ装置として認識する問合わせ受付部と、
    前記問合わせ受付部によって前記代表ゲートウェイ装置として認識されたゲートウェイ装置が複数あった場合、当該複数のゲートウェイ装置について、前記記憶部に記憶されている前記送信回数に基づいて新たな前記代表ゲートウェイ装置を決定し、当該決定された代表ゲートウェイ装置を除く他のゲートウェイ装置へ前記通常ゲートウェイ装置に設定する指示である通常設定指示を前記端末側通信部によって送信させる通常設定指示部とをさらに備えること
    を特徴とする請求項2又は4記載の遠隔監視制御システム。
  6. 前記記憶部は、前記複数のゲートウェイ装置の優先順位を予めさらに記憶するものであり、
    前記通常設定指示部は、前記問合わせ受付部によって前記代表ゲートウェイ装置として認識されたゲートウェイ装置が複数あった場合、前記記憶部に記憶されている前記送信回数と前記優先順位とに基づいて新たな前記代表ゲートウェイ装置を決定すること
    を特徴とする請求項5記載の遠隔監視制御システム。
  7. ネットワークを介して通信可能に接続された複数のゲートウェイ装置とセンタサーバとを備える遠隔監視制御システムに用いられるゲートウェイ装置であって、
    他の前記ゲートウェイ装置及び前記センタサーバとの間で通信を行う端末側通信部と、
    自機が、前記複数のゲートウェイ装置のうち一のゲートウェイ装置である代表ゲートウェイ装置であるか前記代表ゲートウェイ装置を除く他のゲートウェイ装置である通常ゲートウェイ装置であるかの設定を記憶する設定部と、
    前記設定部により自機が前記代表ゲートウェイ装置として記憶されている場合、前記複数のゲートウェイ装置に対する制御要求の有無を取りまとめて問合わせる旨の問合わせ信号を前記センタサーバに送信する問合わせ処理部と、
    前記設定部により自機が前記代表ゲートウェイ装置として記憶されている場合、前記端末側通信部によって前記センタサーバから前記制御要求と前記制御要求の対象となる前記各ゲートウェイ装置を示す情報とを取りまとめて受信し、前記制御要求の対象となるゲートウェイ装置が自機であれば当該制御要求に応じた制御動作を行い、前記制御要求の対象となるゲートウェイ装置が自機でなければ前記端末側通信部によって当該受信された制御要求を当該制御要求の対象となるゲートウェイ装置へ送信させる代表ゲートウェイ処理部と、
    前記設定部により自機が前記通常ゲートウェイ装置として記憶されている場合、前記端末側通信部によって前記代表ゲートウェイ装置からの前記制御要求が受信されると、前記端末側通信部によって前記センタサーバと通信を行わせる通常ゲートウェイ処理部と
    を備えることを特徴とするゲートウェイ装置。
  8. ネットワークを介して通信可能に接続された複数のゲートウェイ装置とセンタサーバとを備える遠隔監視制御システムに用いられるセンタサーバであって、
    前記複数のゲートウェイ装置と通信を行うセンタ側通信部と、
    前記複数のゲートウェイ装置の中の一つまたは複数のゲートウェイ装置それぞれに対する動作を指示する制御要求と、前記制御要求の対象となる各ゲートウェイ装置を示す情報とを、前記センタ側通信部によって前記複数のゲートウェイ装置のうち一のゲートウェイ装置である代表ゲートウェイ装置へ送信させる指示制御部と、
    前記制御要求の送信回数を、当該制御要求の対象である前記ゲートウェイ装置毎に計数する計数部と、
    前記各ゲートウェイ装置が前記代表ゲートウェイ装置であるか否かを示す代表情報と前記計数部により計数された前記制御要求の送信回数とを、前記ゲートウェイ装置毎に記憶する記憶部と、
    前記計数部により計数された前記送信回数が、前記記憶部によって、前記代表情報により前記代表ゲートウェイ装置であるとされているゲートウェイ装置について記憶されている前記送信回数を超える場合、当該送信回数を超えるゲートウェイ装置を指定して新たな代表ゲートウェイ装置に設定する指示である代表変更指示を、前記センタ側通信部によって前記代表ゲートウェイ装置へ送信させる変更指示部と
    を備えることを特徴とするセンタサーバ。
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