JPH10161952A - コンピュータ障害監視方法及びそのシステム - Google Patents

コンピュータ障害監視方法及びそのシステム

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JPH10161952A
JPH10161952A JP8315840A JP31584096A JPH10161952A JP H10161952 A JPH10161952 A JP H10161952A JP 8315840 A JP8315840 A JP 8315840A JP 31584096 A JP31584096 A JP 31584096A JP H10161952 A JPH10161952 A JP H10161952A
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JP
Japan
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computer
monitoring
representative
computers
group
Prior art date
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Application number
JP8315840A
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English (en)
Inventor
Naruhito Matsumoto
成仁 松本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信負荷が偏ることなく適切に障害監視を行い
得る。 【解決手段】ネットワークを介して複数のコンピュータ
が通信可能に構成されたコンピュータシステムにおい
て、前記複数のコンピュータを複数のグループに分け
て、各グループに代表コンピュータを定め、監視用コン
ピュータから上記各代表コンピュータに指示を与えて対
応するグループ内のコンピュータの通信負荷情報の収集
を含む障害監視を行わせ、各代表コンピュータは監視結
果を監視用コンピュータに送信する一方、監視用コンピ
ュータは、各グループ内の各コンピュータの通信負荷情
報に基づき、必要な場合に代表コンピュータの変更を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネットワークを
介して複数のコンピュータが通信可能に構成されたコン
ピュータシステムにおけるコンピュータ障害監視方法及
びそのシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークを介して複数のコン
ピュータが通信可能に構成されたコンピュータシステム
において、コンピュータ障害監視を行う場合には、1台
の監視用コンピュータが他の全てのコンピュータの障害
の発生を監視するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、上記監視用
コンピュータに負荷が集中し、必要な時間間隔で監視を
行えなくなったり、監視情報が欠落するなどの不具合が
発生した。これに対し、負荷分散を行うために、監視用
コンピュータを複数設けた構成例も知られているが、監
視用のための特別なコンピュータを複数設ける必要があ
り経済的ではなく、システムのコンピュータの数の増
減、また、コンピュータが立ち上がっているか停止して
いるかによって効率的な監視を行えないという問題があ
った。
【0004】本発明は上記の従来のコンピュータシステ
ムにおける障害監視の技術が抱える問題点を解決せんと
してなされたもので、その目的は、障害監視の負荷分散
を図ることができる上に、通信負荷が偏ることなく適切
に障害監視を行い得るコンピュータの障害監視方法及び
そのシステムを提供することである。また、他の目的
は、コンピュータが立ち上がり、または、停止しても監
視負荷が増減することなく、適切に障害監視を行い得る
コンピュータの障害監視方法及びそのシステムを提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のコンピュータの障害監視方法は、ネットワークを介し
て複数のコンピュータが通信可能に構成されたコンピュ
ータシステムにおいて、前記複数のコンピュータを複数
のグループに分けて、各グループに代表コンピュータを
定め、監視用コンピュータから上記各代表コンピュータ
に指示を与えて対応するグループ内のコンピュータの通
信負荷情報の収集を含む障害監視を行わせ、各代表コン
ピュータは監視結果を監視用コンピュータに送信する一
方、監視用コンピュータは、各グループ内の各コンピュ
ータの通信負荷情報に基づき、必要な場合に代表コンピ
ュータの変更を行うことを特徴とする。これによって、
変更後のピュータが監視を行うことになり、監視負荷の
分散を図ることができると共に、通信負荷情報に基づき
代表コンピュータが変更され、通信状況に応じて適切な
監視が行われる。
【0006】本発明の請求項2に記載のコンピュータの
障害監視方法は、各代表コンピュータを幾つかのグルー
プに分けて、監視用コンピュータとこのグループの代表
コンピュータとの間の送受信の仲介を行う中間コンピュ
ータを設け、監視用コンピュータ、中間コンピュータ、
代表コンピュータ、グループ内の各コンピュータからな
る階層構造により障害監視を行うことを特徴とする。こ
れによって、代表コンピュータと監視用コンピュータと
の仲介が中間コンピュータによってなされ、更に負荷分
散を図ることができる。
【0007】本発明の請求項3に記載のコンピュータの
障害監視方法は、ネットワークを介して複数のコンピュ
ータが通信可能に構成されたコンピュータシステムにお
いて、各コンピュータが論理的にループとなるパスを形
成して、相隣接するコンピュータの障害を監視するよう
にし、コンピュータが立ち上がる場合と停止する場合に
は、他の全てのコンピュータに対して同報通信により立
上がりと停止とを通知し、この通知を受けて、上記論理
的なループの変更を行って、障害監視を行うことを特徴
とする。これによって、各コンピュータが論理的にルー
プに接続された形で、相隣接するコンピュータの障害監
視が行われ、負荷分散を図ることができると共に、コン
ピュータの立上がり及び停止に応じてループの変更がな
され、適切な監視が保証される。
【0008】本発明の請求項4に記載のコンピュータの
障害監視方法は、各コンピュータのアドレスを昇羃また
は降羃の順に並べた場合に、相隣接するコンピュータに
対する監視を行うことを特徴とする。これにより、論理
的なループの形成と監視対象のコンピュータを適切に特
定可能とする。
【0009】本発明の請求項5に記載のコンピュータの
障害監視システムは、ネットワークを介して複数のコン
ピュータが通信可能に構成されたコンピュータシステム
に、前記複数のコンピュータを複数のグループに分けた
場合の、各グループを代表し、グループ内の各コンピュ
ータの通信負荷情報の収集を含む障害監視を行う代表コ
ンピュータと、この代表コンピュータに対して監視指示
を与え、監視結果を受け取る監視用コンピュータとを備
えさせ、監視用コンピュータが、各グループ内の各コン
ピュータの通信負荷情報に基づき必要な場合に、代表コ
ンピュータの変更を行うことを特徴とする。これによっ
て、代表コンピュータが監視を行うことになり、監視負
荷の分散を図ることができると共に、通信負荷情報に基
づき代表コンピュータが変更され、通信状況に応じて適
切な監視が行われる。
【0010】本発明の請求項6に記載のコンピュータの
障害監視システムは、各代表コンピュータを幾つかのグ
ループに分けて、監視用コンピュータとこのグループの
代表コンピュータとの間の送受信の仲介を行う中間コン
ピュータを設け、監視用コンピュータ、中間コンピュー
タ、代表コンピュータ、グループ内の各コンピュータか
らなる階層構造により障害監視を行うことを特徴とす
る。これによって、代表コンピュータと監視用コンピュ
ータとの仲介が中間コンピュータによってなされ、更に
負荷分散を図ることができる。
【0011】本発明の請求項7に記載のコンピュータの
障害監視システムは、監視用コンピュータに、情報を表
示するための表示手段と、代表コンピュータから送られ
た情報に基づき、システム内の各コンピュータの状態を
前記表示手段に表示させる表示制御手段とが備えられて
いることを特徴とする。これによって、監視用コンピュ
ータの表示手段に各コンピュータの状態が一目瞭然に表
示され、各コンピュータの状態を知ることができる。
【0012】本発明の請求項8に記載のコンピュータの
障害監視システムは、ネットワークを介して複数のコン
ピュータが通信可能に構成されたコンピュータシステム
における各コンピュータには、各コンピュータが論理的
にループとなるパスを形成して、相隣接するコンピュー
タの障害を監視する監視部と、コンピュータが立ち上が
る場合と停止する場合には、他の全てのコンピュータに
対して同報通信により立上がりと停止とを通知する通知
手段とが備えられ、上記監視部は、他のコンピュータか
ら上記通知を受けた場合に、上記論理的なループの変更
を行って、障害監視を行うことを特徴とする。これによ
って、各コンピュータが論理的にループに接続された形
で、相隣接するコンピュータの障害監視が行われ、負荷
分散を図ることができると共に、コンピュータの立上が
り及び停止に応じてループの変更がなされ、適切な監視
が保証される。
【0013】本発明の請求項9に記載のコンピュータの
障害監視システムは、ネットワークを介して複数のコン
ピュータが通信可能に構成されたコンピュータシステム
に、前記複数のコンピュータを複数のグループに分けた
場合の、各グループを代表し、グループ内の各コンピュ
ータの通信負荷情報の収集を含む障害監視を行う代表コ
ンピュータと、この代表コンピュータに対して監視指示
を与え、監視結果を受け取る監視用コンピュータとを備
え、監視用コンピュータは、各グループ内の各コンピュ
ータの通信負荷情報に基づき必要な場合に、代表コンピ
ュータの変更を行う一方、各コンピュータには、グルー
プ内において各コンピュータが論理的にループとなるパ
スを形成して、相隣接するコンピュータの障害を監視す
る監視部と、コンピュータが立ち上がる場合と停止する
場合には、グループ内の他の全てのコンピュータに対し
て同報通信により立上がりと停止とを通知する通知手段
とが備えられ、上記監視部は、グループ内の他のコンピ
ュータから上記通知を受けた場合に、上記論理的なルー
プの変更を行って、障害監視を行うことを特徴とする。
これにより、グループ内で各コンピュータが論理的にル
ープに接続された形で、相隣接するコンピュータの障害
監視が行われ、負荷分散を図ることができると共に、コ
ンピュータの立上がり及び停止に応じてループの変更が
なされ、更に、グループにおける監視結果が代表コンピ
ュータを介して監視用コンピュータに送られ、監視結果
の集中管理も行われる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
実施の形態に係るコンピュータの障害監視方法及びその
システムを説明する。各図において同一の構成要素には
同一の符号を付して重複する説明を省略する。図1に
は、本発明の実施の形態に係るコンピュータの障害監視
システムの構成例が示されている。各LAN(ローカル
・エリア・ネットワーク)には、1台以上のコンピュー
タと代表コンピュータとが接続されている。各LANは
ルータを介してWAN(ワイド・エリア・ネットワー
ク)に接続されている。この例では、各LAN毎に障害
監視のためのグループが構成されており、この内のグル
ープ1のLANには各グループの代表コンピュータに指
示を与えて障害監視を行わせる監視用コンピュータが接
続されている。この例では、1つのLAN毎に障害監視
のためのグループを1つ存在させているが、1つのLA
Nに障害監視のためのグループを複数存在させることも
できる。
【0015】図2には、グループ1の構成中の要部が示
されている。この内、代表コンピュータ2は、図1の全
ての代表コンピュータと同一の構成であり、コンピュー
タ3は、図1の全てのコンピュータと同一の構成であ
る。監視用コンピュータ1には、監視部11、監視テー
ブル12、通信制御部13が備えられている。監視部1
1は、各代表コンピュータに対して指示を与えて障害監
視を行わせると共に、障害監視結果を得てその中に含ま
れる通信負荷情報から代表コンピュータの変更を必要に
応じて行う。通信制御部13は、LANとの間の通信を
行う部分であり、LAN上のパケットの取込み、また、
LAN上へのパケットの送出を行う。ここで、LANと
しては実際上、イーサネット等が用いられるが、送信先
と送信元のコンピュータのアドレスがパケットに含ま
れ、また、同報通信(ブロードキャスト)が可能である
ならば、他のLANでも適用可能である。
【0016】図3には、監視用コンピュータ1に備えら
れている監視テーブルの一例が示されている。監視テー
ブルには、各コンピュータ(代表を含む)のアドレスに
対応して、そのコンピュータの状態と、グループ番号
と、通信負荷の上限値とが記憶されている。通信負荷の
上限値は、そのコンピュータに許されている通信負荷の
上限値である。そして、通信負荷情報は、各コンピュー
タの監視部が、通信制御部を介して送受したパケット数
と各パケット長との乗算を行って、これを通信制御部の
伝送能力(最大値)で割ったものであり、パケット数を
A、各パケット長をB、通信制御部の伝送能力(最大
値)をCとすると、(A×B)/Cで表すことができ
る。
【0017】図2に示されるように、代表コンピュータ
2には、監視部21、代表監視テーブル22、通信制御
部23が備えられている。監視部21は、グループ内の
各コンピュータの障害監視を行い、このとき通信負荷情
報を得る。通信制御部23は、LANとの間の通信を行
う部分であり、LAN上のパケットの取込み、また、L
AN上へのパケットの送出を行う。
【0018】図4には、代表コンピュータ2に備えられ
ている代表監視テーブルの一例が示されている。代表監
視テーブルには、各コンピュータ(代表を含む)のアド
レスに対応して、そのコンピュータの前回と今回の状態
と、通信負荷の上限値、通信負荷測定値とが記憶されて
いる。
【0019】図2に示されるように、コンピュータ3に
は、監視部31と通信制御部32とが備えられている。
監視部31は、代表コンピュータ2からの指示に基づ
き、通信負荷情報を含めた応答を返送する。通信制御部
32は、LANとの間の通信を行う部分であり、LAN
上のパケットの取込み、また、LAN上へのパケットの
送出を行う。
【0020】以上のように構成されたシステムにおい
て、監視用コンピュータ1、代表コンピュータ2、コン
ピュータ3は、図5乃至図14のフローチャートの内容
の動作を行うので、これを説明する。図5には、監視用
コンピュータ1が立ち上げられた場合の動作が示されて
いる。つまり、監視用コンピュータ1が立ち上げられる
と、グループnの(つまり、存在する各グループの)代
表コンピュータに対して図4に示したような対応する代
表監視テーブルの送信を行う(S1)。このときの代表
監視テーブルの今回状態、通信負荷測定値の欄には、デ
ータがセットされていない。次に、監視部11に備えら
れている代表監視タイマを、例えば、60秒にセットす
る(S2)。そして、システムの全グループの代表コン
ピュータに対して代表監視テーブルの送信と代表監視タ
イマのセットが終了したかを検出し(S3)、終了して
いなければステップS1へ戻って動作を続け、システム
の全グループの代表コンピュータに対して代表監視テー
ブルの送信と代表監視タイマのセットが終了した場合に
は、代表見直しタイマを、例えば、30分としてセット
して(S4)、終了となる。
【0021】上記に対し、代表監視テーブルを受信した
代表コンピュータは、図9に示されるフローチャートの
動作を行う。即ち、代表コンピュータは、受信した代表
管理テーブルの内容から、図4に示すような代表監視テ
ーブルを生成する(S5)。そして、当該代表監視テー
ブル内のコンピュータに対し、その先頭のコンピュータ
から順に監視メッセージを送信し(S6)、これに対応
して、監視応答タイマを、例えば、10秒にセットする
(S7)。そして、グループ内の全てのコンピュータに
対して監視メッセージの送信と監視応答タイマのセット
が終了したかを検出し(S8)、終了していなければス
テップS6へ戻って動作を続け、グループ内の全てのコ
ンピュータに対して監視メッセージの送信と監視応答タ
イマのセットが終了した場合には、監視タイマ(監視間
隔のタイマ)を、例えば、30秒としてセットして(S
9)、終了となる。
【0022】上記に対し、監視メッセージを受信したコ
ンピュータは、図14に示されるフローチャートの内容
の動作を行う。つまり、コンピュータは、監視メッセー
ジを受け取ると、自コンピュータの通信負荷を取り出し
(S10)、これを含めた監視応答メッセージを代表コ
ンピュータに送信して(S11)終了となる。ここに、
通信負荷は、コンピュータの監視部31が通信制御部3
2によるパケットの送受に基づき、前述のような式によ
り計算を行って得るものとし、ステップS10における
取り出しによりパケット数Aやパケット長Bがクリアさ
れ、以降次の取り出しまでの間のパケット数Aやパケッ
ト長Bがレジスタに保持される。
【0023】上記のようにコンピュータが代表コンピュ
ータに対して、通信負荷情報を含む監視応答メッセージ
を返送した場合には、該当の代表コンピュータがこれを
受信して図11に示されるフローチャートの内容の動作
を行う。つまり、通信負荷情報を含む監視応答メッセー
ジを受信すると、当該代表コンピュータは、当該監視応
答メッセージを送信してきたコンピュータに対応する監
視応答タイマ(10秒でタイムアウトとなるもの)をリ
セットすると共に(S12)、図4に示した如くの代表
監視テーブルの該当するアドレスに対応して、今回状態
を前回状態に移行し、今回状態に「正常」を書き込むと
共に、受信した送信負荷情報を通信負荷測定値の欄にセ
ットして(S13)終了となる。
【0024】一方、代表コンピュータが監視メッセージ
を送信したにも拘らず、コンピュータから応答が得られ
ない場合には、このコンピュータに対応する監視応答タ
イマがタイムアウトとなり、代表コンピュータは図12
に示されるフローチャートの内容の動作を行う。つま
り、図4に示した如くの代表監視テーブルの該当するア
ドレスに対応して、今回状態を前回状態に移行し、今回
状態に「停止」を書き込むと共に、通信負荷測定値の欄
に「0」セットして(S14)終了となる。
【0025】代表コンピュータにおいては、上記のよう
な動作を行っているうちに、監視タイマ(30秒でタイ
ムアウトとなるもの)がタイムアウトとなり、図13に
示されるフローチャートの処理が行われる。つまり、当
該代表監視テーブル内のコンピュータに対し、その先頭
のコンピュータから順に監視メッセージを送信し(S1
5)、これに対応して、監視応答タイマを、例えば、1
0秒にセットする(S16)。そして、グループ内の全
てのコンピュータに対して監視メッセージの送信と監視
応答タイマのセットが終了したかを検出し(S17)、
終了していなければステップS15へ戻って動作を続
け、グループ内の全てのコンピュータに対して監視メッ
セージの送信と監視応答タイマのセットが終了した場合
には、自コンピュータの通信負荷を代表監視テーブルの
該当欄にセットし(S18)、代表監視テーブルを参照
して、各アドレス毎に通信負荷測定値と通信負荷上限値
との差を求め、この差が最大のものの今回状態に次期代
表候補をセットする(S19)。そして、代表監視テー
ブルを参照して、状態の前回と今回の変化分を求め、次
期代表候補を取り出し、更に、自コンピュータの通信負
荷を取り出し、これらを編集してグループ監視結果とし
て監視用コンピュータ1に対して送信する(S20)。
そして、今回の状態の情報を前回の状態の情報に代入し
て(S21)、再び監視タイマを、例えば、30秒にセ
ットして(S22)終了となる。
【0026】上記のようにしてグループ監視結果が代表
コンピュータから送られ、監視用コンピュータ1がこれ
を受信すると、監視用コンピュータ1は図6に示される
フローチャートの内容の動作を行う。つまり、監視用コ
ンピュータ1がグループ監視結果を受け取ると、該当す
るグループの代表監視タイマをリセットし(S23)、
受信した監視結果に基づき、図3に示したような監視テ
ーブルの該当する情報の更新を行う(S24)。そし
て、情報の更新の結果、当該グループの代表コンピュー
タの通信負荷が予め設定されている通信負荷上限値を越
えたか否か検出する(S25)。ここで、通信負荷上限
値を越えていない場合には、当該グループの現時点の代
表コンピュータに対応して代表監視タイマを、例えば、
60秒にセットして(S29)終了となる。これに対し
て、代表コンピュータの通信負荷が通信負荷上限値を越
えている場合には、次期代表候補コンピュータに対し
て、図4に示した如くの該当する代表監視テーブルを送
信し(S26)、当該グループの次期候補の代表コンピ
ュータに対応して代表監視タイマを、例えば、60秒に
セットして(S27)、現時点の代表コンピュータに対
して代表終了メッセージを送信して(S28)終了とな
る。
【0027】上記に対応して、代表監視テーブルを受信
した次期代表候補コンピュータは、既に説明した図9の
フローチャートに従って動作を行う。一方、代表終了メ
ッセージを受信した現時点の代表コンピュータは、図1
0のフローチャートの内容の動作を行う。つまり、現在
動作している監視応答タイマ及び監視タイマをリセット
し(S30)、代表監視テーブルを破棄して(S31)
終了となる。
【0028】一方、代表コンピュータが障害等によりグ
ループ監視結果を返送できないときには、監視用コンピ
ュータ1における代表監視タイマがタイムアウトとな
り、監視用コンピュータ1は図7のフローチャートの内
容の動作を行う。つまり、監視テーブルの該当グループ
の代表コンピュータの状態を「停止」とし(S32)、
当該グループの次期代表候補コンピュータが監視テーブ
ルに存在しているか否かを検出する(S33)。次期代
表候補コンピュータがある場合には、当該次期代表候補
コンピュータに対して図4に示したような代表監視テー
ブルを送信し(S34)、更に、当該次期代表候補コン
ピュータに対応する代表監視タイマを、例えば、60秒
にセットして(S35)終了となる。一方、当該グルー
プの次期代表候補コンピュータが監視テーブルにないと
きには、グループの先頭から順に代表監視テーブルを送
信し(S36)、当該コンピュータに対応する代表監視
タイマを、例えば、60秒にセットして(S37)終了
となる。つまり、次期代表候補コンピュータがないの
で、グループの先頭のコンピュータに代表監視テーブル
を送り、代表監視タイマをセットして、監視結果が送ら
れてくるかを検出し、監視結果が送られてくと、これを
代表コンピュータとし、監視結果が送られてこなければ
グループの先頭の次のコンピュータに代表監視テーブル
を送り、代表監視タイマをセットし、以下同様に動作を
行い、代表コンピュータとなるものを検索して決定す
る。
【0029】また、監視用コンピュータ1の代表見直し
タイマがタイムアップとなると、監視用コンピュータ1
は図8に示されるフローチャートの内容の動作を行う。
つまり、各グループ毎に次期代表候補コンピュータが監
視テーブルにあるか否かを検出する(S38)。次期代
表候補コンピュータの登録がなければ、ステップS43
へ進んで全グループに対して代表の見直しを行ったか否
か検出し(S43)、残りがあるときには、ステップS
38へ戻って処理を継続する。一方、次期代表候補コン
ピュータの登録がなされているときには、次期代表候補
コンピュータに対して、図4に示すような代表監視テー
ブルの情報を送信し(S39)、この次期代表候補コン
ピュータに対応して代表監視タイマに、例えば、60を
セットし(S40)、現代表コンピュータへ代表終了メ
ッセージを送信し(S41)、現代表監視タイマをリセ
ットして(S42)、全グループに対して代表の見直し
を行ったか否か検出し(S43)、残りがあるときに
は、ステップS38へ戻って処理を継続する一方、全て
のグループに対して代表の見直しが終わると、終了とな
る。
【0030】以上の実施の形態においては、監視用コン
ピュータから代表コンピュータへ、更に普通のコンピュ
ータへという監視構造を採ったが、特に、グループ数が
多く代表コンピュータへの送信負荷が問題となる場合に
は、監視用コンピュータと代表コンピュータとの間に中
間コンピュータを設ける第1の実施の形態の変形例を構
成する。中間コンピュータは図1のLANのいずれかに
設けられる。通常、中間コンピュータは複数とされ、各
中間コンピュータは複数の代表コンピュータから監視結
果を得る。そして、監視用コンピュータは立ち上がる
と、図15に示すようなフローチャートの内容の動作を
行う。つまり、中間コンピュータに対して中間代表監視
テーブルを送信する(S44)。ここに、中間代表監視
テーブルは、図16に示されるように、アドレスに対応
して前回状態、今回状態、グループ番号、通信負荷上限
値が対応付けられたもので、中間コンピュータが複数の
グループの代表に対して監視制御を行うために、グルー
プ番号が付されている。そして、監視用コンピュータは
中間代表監視タイマを、例えば、90秒としてセットす
る(S45)。そして、全中間コンピュータに送信した
のか検出し(S46)、中間コンピュータ見直しタイマ
を、例えば、45分としてセットし(S47)、終了と
なる。
【0031】そして、第1の実施の形態における監視用
コンピュータの動作を、当該変形例に係る中間コンピュ
ータが動作するようになる。また、当該変形例に係る監
視用コンピュータは、第1の実施の形態における動作
を、当該変形例に係る中間コンピュータを対象として行
う。この変形例により、監視用コンピュータの負荷分散
を図ることができる。
【0032】上記のコンピュータの障害監視システム
は、監視用コンピュータ1に、情報を表示するためのC
RT等の表示手段と、代表コンピュータから送られた情
報、つまり、図3に示した監視テーブルの情報に基づ
き、システム内の各コンピュータの状態を上記表示手段
に表示させる表示制御手段とが備えられている。これに
よって、監視用コンピュータ1の表示手段に各コンピュ
ータの状態(「正常」、「停止」等)が一目瞭然に表示
され、各コンピュータの状態を的確に知ることができ
る。
【0033】次に第2の実施の形態に係るコンピュータ
の障害監視システムは、図17に示すように、各LAN
(ローカル・エリア・ネットワーク)には、1台以上の
コンピュータが接続されている。各LANはルータを介
してWAN(ワイド・エリア・ネットワーク)に接続さ
れている。そして、立ち上がっている各コンピュータは
図18に示されるように、論理的なループとなるパスを
形成し、相隣接するコンピュータの障害を監視する。L
ANは第1の実施の形態と同様に、イーサネット等によ
り構成される。
【0034】そして、各コンピュータには、図19に示
されるように、各コンピュータが論理的にループとなる
パスを形成して、相隣接するコンピュータの障害を監視
する監視部5、図20に示されるような監視テーブル
6、LANとの間の通信を行う部分であり、LAN上の
パケットの取込み、また、LAN上へのパケットの送出
を行う通信制御部7が備えられている。
【0035】上記監視テーブル6は、図20に示される
ように、ネットワークに存在する全てのコンピュータの
アドレスに対応して、「正常」と「停止」とが書き込ま
れたものである。そして、各コンピュータのアドレスは
昇羃(または降羃)の順に並べた場合に、アドレスが相
隣接するコンピュータに対する監視を行う。そして、図
20の例では、アドレス100のコンピュータとアドレ
ス4000のコンピュータとが論理ループを構成する。
【0036】以上のように構成されたシステムにおい
て、各コンピュータは、図21から図27のフローチャ
ートの内容の動作を行うので、これを説明する。図21
には、コンピュータが立ち上げられた場合の動作が示さ
れている。つまり、コンピュータが立ち上げられると、
立ち上げメッセージをネットワークに同報通信して(S
50)終了する。これに対し、他のコンピュータは立ち
上げメッセージを受信し、図22に示すフローチャート
の内容の動作を実行する。つまり、図20に示すような
監視テーブルを参照して、立ち上げメッセージの送信元
アドレスと同一アドレスが登録されているかを検出する
(S51)。ここで、登録があれば、該当アドレスの状
態に「正常」をセットし(S55)、立ち上げメッセー
ジの送信元アドレスと同一アドレスが監視テーブルに登
録されていない場合には、監視テーブルの昇羃の順に並
ぶ該当位置に上記送信元アドレスを追加登録し、状態を
「正常」として登録する(S52)。そして、送信元ア
ドレスのコンピュータが自コンピュータと論理的に隣り
であるかを検出し(S53)、論理的に隣りであるとき
には自コンピュータの監視テーブルの情報を立ち上げ応
答メッセージとして上記立ち上げメッセージの送信元へ
返送する(S54)。
【0037】上記で、監視テーブルの情報を含む立ち上
げ応答メッセージの送信を受け受信したコンピュータ
は、図23に示すフローチャートの内容の動作を行う。
つまり、立ち上げ応答メッセージを受信した場合には、
既に監視中ではないか否かを検出する(S56)。監視
中となっていないときには、受信した監視テーブルの情
報を基に当該コンピュータの監視テーブルを生成し(S
57)、自コンピュータのアドレスから若番方向で最初
の正常コンピュータへ監視メッセージを送信し(S5
8)、若番の監視応答タイマを、例えば、10秒にセッ
トする(S59)。また、自コンピュータのアドレスか
ら老番方向で最初の正常コンピュータへ監視メッセージ
を送信し(S60)、老番の監視応答タイマを、例え
ば、10秒にセットし(S61)、監視タイマを、例え
ば、30秒にセットして終了する(S62)。
【0038】そして、上記の監視メッセージを受信した
コンピュータは図24に示すフローチャートの内容の動
作を行う。つまり、監視応答メッセージを返送する。こ
の監視応答メッセージを受信したコンピュータは、監視
テーブルの該当コンピュータの状態を「正常」として登
録して(S63)終了する。ところが、監視メッセージ
を受信したコンピュータが、監視応答メッセージを返送
することなく、監視応答タイマがタイムアウトとなる
と、図25に示されるフローチャートの内容の動作を行
う。つまり、監視応答タイマがタイムアウトとなると該
当コンピュータのアドレスを含めた停止メッセージをネ
ットワーク上に同報通信し(S64)、監視テーブル上
の上記監視応答タイマがタイムアウトとなったコンピュ
ータの状態を「停止」に設定する(S65)。
【0039】上記の同報通信に係る停止メッセージを受
信した各コンピュータは、図26に示されるようなフロ
ーチャートの内容の動作を行う。つまり、同報通信に係
る停止メッセージを受信した各コンピュータは、自コン
ピュータに備えられている監視テーブル上の該当コンピ
ュータの状態を「停止」に書き換え(S66)、終了す
る。また、監視時刻の到来を知らせる監視タイマがタイ
ムアウトとなると、各コンピュータは、図27に示され
るようなフローチャートの内容の動作を行う。つまり、
自コンピュータのアドレスから若番方向で最初の正常コ
ンピュータへ監視メッセージを送信し(S67)、若番
の監視応答タイマを、例えば、10秒にセットする(S
68)。また、自コンピュータのアドレスから老番方向
で最初の正常コンピュータへ監視メッセージを送信し
(S69)、老番の監視応答タイマを、例えば、10秒
にセットし(S70)、監視タイマを、例えば、30秒
にセットして終了する(S71)。
【0040】このように、本実施の形態によれば、コン
ピュータが立ち上がる場合と停止する場合には、他の全
てのコンピュータに対して同報通信により立上がりと停
止とを通知し、他のコンピュータから上記通知を受けた
場合に、上記論理的なループの変更を行って、障害監視
を行うことによって、各コンピュータが論理的にループ
に接続された形で、相隣接するコンピュータの障害監視
が行われ、負荷分散を図ることができると共に、コンピ
ュータの立上がり及び停止に応じてループの変更がなさ
れ、適切な監視が保証される。
【0041】上記の実施の形態では、ネットワーク上の
全てのコンピュータを論理ループにより接続するように
したが、コンピュータの数が多いシステムでは、論理ル
ープに含まれるコンピュータの数が膨大となり、監視テ
ーブルにおけるアドレスのエントリ数が増大する不具合
及び、実際には直接に関係のないコンピュータの状態の
管理を行わねばならなくなる問題がある。
【0042】そこで、幾つかのコンピュータを論理ルー
プにより接続した監視グループを複数設け、この各監視
グループ内のいずれかのコンピュータを、第1の実施の
形態における代表コンピュータとし、別に設けられた監
視用コンピュータに対し、上記監視グループ内の全コン
ピュータの監視結果を送る。監視用コンピュータは、第
1の実施の形態の監視用コンピュータ1と同様に動作
し、監視グループ内の代表コンピュータと通信を行い、
必要な場合に、代表コンピュータの変更を行う処理を実
行する。
【0043】上記のように構成したシステムの構成例を
図28に示す。LAN−Aのコンピュータ(監視用コン
ピュータを除く)とLAN−Bのコンピュータ(代表コ
ンピュータを含む)とは、図18に示したような論理ル
ープにより接続されて監視グループ1を構成し、相隣接
するコンピュータの監視を行う。また、LAN−Cのコ
ンピュータとLAN−Bのコンピュータ(代表コンピュ
ータを含む)とは、図18に示したような論理ループに
より接続されて監視グループ2を構成し、相隣接するコ
ンピュータの監視を行う。LAN−Aの監視用コンピュ
ータと、代表コンピュータとは、第1の実施の形態によ
る階層構造による監視を行う。
【0044】以上の構成のシステムによれば、グループ
内で各コンピュータが論理的にループに接続された形
で、相隣接するコンピュータの障害監視が行われ、負荷
分散を図ることができると共に、コンピュータの立上が
り及び停止に応じてループの変更がなされ、更に、グル
ープにおける監視結果が代表コンピュータを介して監視
用コンピュータに送られ、監視結果の集中管理も行われ
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
記載のコンピュータの障害監視方法よれば、代表コンピ
ュータが監視を行うことになり、監視負荷の分散を図る
ことができると共に、通信負荷情報に基づき代表コンピ
ュータが変更され、通信状況に応じて適切な監視が行わ
れる効果がある。
【0046】以上説明したように本発明の請求項2に記
載のコンピュータの障害監視方法よれば、代表コンピュ
ータと監視用コンピュータとの仲介が中間コンピュータ
によってなされ、更に負荷分散を図ることができる。
【0047】以上説明したように本発明の請求項3に記
載のコンピュータの障害監視方法よれば、各コンピュー
タが論理的にループに接続された形で、相隣接するコン
ピュータの障害監視が行われ、負荷分散を図ることがで
きると共に、コンピュータの立上がり及び停止に応じて
ループの変更がなされ、適切な監視が保証される。
【0048】以上説明したように本発明の請求項4に記
載のコンピュータの障害監視方法よれば、各コンピュー
タのアドレスを昇羃または降羃の順に並べた場合に、相
隣接するコンピュータに対する監視を行うことにより、
論理的なループの形成と監視対象のコンピュータを適切
に特定可能とする。
【0049】以上説明したように本発明の請求項5に記
載のコンピュータの障害監視システムによれば、代表コ
ンピュータが監視を行うことになり、監視負荷の分散を
図ることができると共に、通信負荷情報に基づき代表コ
ンピュータが変更され、通信状況に応じて適切な監視が
行われる。
【0050】以上説明したように本発明の請求項6に記
載のコンピュータの障害監視システムによれば、代表コ
ンピュータと監視用コンピュータとの仲介が中間コンピ
ュータによってなされ、更に負荷分散を図ることができ
る。
【0051】以上説明したように本発明の請求項7に記
載のコンピュータの障害監視システムによれば、監視用
コンピュータの表示手段に各コンピュータの状態が一目
瞭然に表示されるので、各コンピュータの状態を知るこ
とができる。
【0052】以上説明したように本発明の請求項8に記
載のコンピュータの障害監視システムによれば、各コン
ピュータが論理的にループに接続された形で、相隣接す
るコンピュータの障害監視が行われ、負荷分散を図るこ
とができると共に、コンピュータの立上がり及び停止に
応じてループの変更がなされ、適切な監視が保証され
る。
【0053】以上説明したように本発明の請求項9に記
載のコンピュータの障害監視システムによれば、グルー
プ内で各コンピュータが論理的にループに接続された形
で、相隣接するコンピュータの障害監視が行われ、負荷
分散を図ることができると共に、コンピュータの立上が
り及び停止に応じてループの変更がなされ、更に、グル
ープにおける監視結果が代表コンピュータを介して監視
用コンピュータに送られ、監視結果の集中管理も行われ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るコンピュータ
の障害監視システムの構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るコンピュータ
の障害監視システムの要部の詳細構成図。
【図3】本発明の第1の実施の形態における監視用コン
ピュータが備える監視テーブルの内容を示す図。
【図4】本発明の第1の実施の形態における代表コンピ
ュータが備える代表監視テーブルの内容を示す図。
【図5】本発明の第1の実施の形態における監視用コン
ピュータの立ち上げ時の動作を示すフローチャート。
【図6】本発明の第1の実施の形態における監視用コン
ピュータがグループ監視結果受信時の動作を示すフロー
チャート。
【図7】本発明の第1の実施の形態における監視用コン
ピュータの代表監視タイマがタイムアウトした場合の動
作を示すフローチャート。
【図8】本発明の第1の実施の形態における監視用コン
ピュータの代表見直しタイミングにおける動作を示すフ
ローチャート。
【図9】本発明の第1の実施の形態における代表コンピ
ュータが代表監視テーブルを受信した場合の動作を示す
フローチャート。
【図10】本発明の第1の実施の形態における代表コン
ピュータが代表終了メッセージを受信した場合の動作を
示すフローチャート。
【図11】本発明の第1の実施の形態における代表コン
ピュータが監視応答メッセージを受信した場合の動作を
示すフローチャート。
【図12】本発明の第1の実施の形態における代表コン
ピュータにおいて監視応答タイマがタイムアウトした場
合の動作を示すフローチャート。
【図13】本発明の第1の実施の形態における代表コン
ピュータにおいて監視タイマがタイムアウトした場合の
動作を示すフローチャート。
【図14】本発明の第1の実施の形態におけるコンピュ
ータが監視メッセージを受信した場合の動作を示すフロ
ーチャート。
【図15】本発明の第1の実施の形態の変形例における
監視用コンピュータの立ち上げ時の動作を示すフローチ
ャート。
【図16】本発明の第1の実施の形態の変形例における
中間コンピュータが備える中間代表監視テーブルの内容
を示す図。
【図17】本発明の第2の実施の形態に係るコンピュー
タの障害監視システムの構成図。
【図18】本発明の第2の実施の形態に係るコンピュー
タの障害監視システムの監視構成を示す図。
【図19】本発明の第2の実施の形態に係るコンピュー
タの障害監視システムの要部の詳細構成図。
【図20】本発明の第2の実施の形態における各コンピ
ュータが備える監視テーブルの内容を示す図。
【図21】本発明の第2の実施の形態におけるコンピュ
ータの立ち上げ時の動作を示すフローチャート。
【図22】本発明の第2の実施の形態におけるコンピュ
ータが立ち上げメッセージを受信した時の動作を示すフ
ローチャート。
【図23】本発明の第2の実施の形態におけるコンピュ
ータが立ち上げ応答メッセージを受信した時の動作を示
すフローチャート。
【図24】本発明の第2の実施の形態におけるコンピュ
ータが監視応答メッセージを受信した時の動作を示すフ
ローチャート。
【図25】本発明の第2の実施の形態におけるコンピュ
ータの監視応答タイマがタイムアウトした場合の動作を
示すフローチャート。
【図26】本発明の第2の実施の形態におけるコンピュ
ータが停止メッセージを受信した時の動作を示すフロー
チャート。
【図27】本発明の第2の実施の形態におけるコンピュ
ータの監視タイマがタイムアウトした場合の動作を示す
フローチャート。
【図28】本発明の第3の実施の形態に係るコンピュー
タの障害監視システムの構成図。
【符号の説明】 1 監視用コンピュータ 2 代表コ
ンピュータ 3 コンピュータ 11、2
1、31 監視部 12 監視テーブル 13、2
3、32 通信制御部 22 代表監視テーブル

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して複数のコンピュー
    タが通信可能に構成されたコンピュータシステムにおい
    て、 前記複数のコンピュータを複数のグループに分けて、各
    グループに代表コンピュータを定め、監視用コンピュー
    タから上記各代表コンピュータに指示を与えて対応する
    グループ内のコンピュータの通信負荷情報の収集を含む
    障害監視を行わせ、 各代表コンピュータは監視結果を監視用コンピュータに
    送信する一方、 監視用コンピュータは、各グループ内の各コンピュータ
    の通信負荷情報に基づき、必要な場合に代表コンピュー
    タの変更を行うことを特徴とするコンピュータ障害監視
    方法。
  2. 【請求項2】 各代表コンピュータを幾つかのグループ
    に分けて、監視用コンピュータとこのグループの代表コ
    ンピュータとの間の送受信の仲介を行う中間コンピュー
    タを設け、 監視用コンピュータ、中間コンピュータ、代表コンピュ
    ータ、グループ内の各コンピュータからなる階層構造に
    より障害監視を行うことを特徴とする請求項1に記載の
    コンピュータ障害監視方法。
  3. 【請求項3】 ネットワークを介して複数のコンピュー
    タが通信可能に構成されたコンピュータシステムにおい
    て、 各コンピュータが論理的にループとなるパスを形成し
    て、相隣接するコンピュータの障害を監視するように
    し、 コンピュータが立ち上がる場合と停止する場合には、他
    の全てのコンピュータに対して同報通信により立上がり
    と停止とを通知し、 この通知を受けて、上記論理的なループの変更を行っ
    て、障害監視を行うことを特徴とするコンピュータ障害
    監視方法。
  4. 【請求項4】 各コンピュータのアドレスを昇羃または
    降羃の順に並べた場合に、相隣接するコンピュータに対
    する監視を行うことを特徴とする請求項3に記載のコン
    ピュータ障害監視方法。
  5. 【請求項5】 ネットワークを介して複数のコンピュー
    タが通信可能に構成されたコンピュータシステムにおい
    て、 前記複数のコンピュータを複数のグループに分けた場合
    の、各グループを代表し、グループ内の各コンピュータ
    の通信負荷情報の収集を含む障害監視を行う代表コンピ
    ュータと、 この代表コンピュータに対して監視指示を与え、監視結
    果を受け取る監視用コンピュータとを備え、 監視用コンピュータは、各グループ内の各コンピュータ
    の通信負荷情報に基づき必要な場合に、代表コンピュー
    タの変更を行うことを特徴とするコンピュータ障害監視
    システム。
  6. 【請求項6】 各代表コンピュータを幾つかのグループ
    に分けて、監視用コンピュータとこのグループの代表コ
    ンピュータとの間の送受信の仲介を行う中間コンピュー
    タを設け、 監視用コンピュータ、中間コンピュータ、代表コンピュ
    ータ、グループ内の各コンピュータからなる階層構造に
    より障害監視を行うことを特徴とする請求項5に記載の
    コンピュータ障害監視システム。
  7. 【請求項7】 監視用コンピュータには、 情報を表示するための表示手段と、 代表コンピュータから送られた情報に基づき、システム
    内の各コンピュータの状態を前記表示手段に表示させる
    表示制御手段とが、 備えられていることを特徴とする請求項5または6に記
    載のコンピュータ障害監視システム。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介して複数のコンピュー
    タが通信可能に構成されたコンピュータシステムにおい
    て、 各コンピュータには、 各コンピュータが論理的にループとなるパスを形成し
    て、相隣接するコンピュータの障害を監視する監視部
    と、 コンピュータが立ち上がる場合と停止する場合には、他
    の全てのコンピュータに対して同報通信により立上がり
    と停止とを通知する通知手段とが備えられ、 上記監視部は、他のコンピュータから上記通知を受けた
    場合に、上記論理的なループの変更を行って、障害監視
    を行うことを特徴とするコンピュータ障害監視システ
    ム。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介して複数のコンピュー
    タが通信可能に構成されたコンピュータシステムにおい
    て、 前記複数のコンピュータを複数のグループに分けた場合
    の、各グループを代表し、グループ内の各コンピュータ
    の通信負荷情報の収集を含む障害監視を行う代表コンピ
    ュータと、 この代表コンピュータに対して監視指示を与え、監視結
    果を受け取る監視用コンピュータとを備え、 監視用コンピュータは、各グループ内の各コンピュータ
    の通信負荷情報に基づき必要な場合に、代表コンピュー
    タの変更を行う一方、 各コンピュータには、 グループ内において各コンピュータが論理的にループと
    なるパスを形成して、相隣接するコンピュータの障害を
    監視する監視部と、 コンピュータが立ち上がる場合と停止する場合には、グ
    ループ内の他の全てのコンピュータに対して同報通信に
    より立上がりと停止とを通知する通知手段とが備えら
    れ、 上記監視部は、グループ内の他のコンピュータから上記
    通知を受けた場合に、上記論理的なループの変更を行っ
    て、障害監視を行うことを特徴とするコンピュータ障害
    監視システム。
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