JP2006235788A - ネットワークに接続されたデバイスの監視制御 - Google Patents

ネットワークに接続されたデバイスの監視制御 Download PDF

Info

Publication number
JP2006235788A
JP2006235788A JP2005046564A JP2005046564A JP2006235788A JP 2006235788 A JP2006235788 A JP 2006235788A JP 2005046564 A JP2005046564 A JP 2005046564A JP 2005046564 A JP2005046564 A JP 2005046564A JP 2006235788 A JP2006235788 A JP 2006235788A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monitoring information
printer
management server
devices
upload
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005046564A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4548145B2 (ja
Inventor
Toshihiro Shima
敏博 島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2005046564A priority Critical patent/JP4548145B2/ja
Priority to EP06711696A priority patent/EP1847933A4/en
Priority to US11/794,893 priority patent/US8782202B2/en
Priority to PCT/JP2006/300415 priority patent/WO2006075729A1/ja
Publication of JP2006235788A publication Critical patent/JP2006235788A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4548145B2 publication Critical patent/JP4548145B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

【課題】 デバイスからサーバに所定の監視情報を送信するデバイス管理システムにおいて、デバイスからサーバへのアクセス頻度を低減するとともに、監視情報の送信に伴うネットワークトラフィックの急激な増大を防止する。
【解決手段】 ネットワークに接続された複数のプリンタのうちの特定のプリンタ(代理プリンタ)は、自らの監視情報ファイルと、他のプリンタ(被代理プリンタ)から受信した監視情報ファイルとを、一括して管理サーバにアップロードする。被代理プリンタは、イベントが発生して、監視情報ファイルが生成されるごとに、その監視情報ファイルを、代理サーバに順次送信する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ネットワークに接続されたデバイスの監視制御技術に関するものである。
近年、インターネットや、ローカルエリアネットワークなどのネットワーク技術の普及に伴い、ネットワークに接続されたプリンタなどの複数のデバイスを、ネットワークを介して接続された管理サーバによって管理するデバイス管理システムが提案されている(例えば、下記特許文献参照)。このデバイス管理システムでは、ネットワークに接続された各デバイスは、例えば、各デバイスに内蔵されたネットワークボードによって、デバイスの動作状態など、デバイスに関する所定の監視情報を取得し、それぞれ個別に管理サーバに送信する。監視情報としては、例えば、デバイスをプリンタとした場合、印刷枚数、インクやトナーなどの使用量や、残量、エラー情報等が挙げられる。
特開2004−185351号公報 特開2002−189638号公報
上述したデバイス管理システムにおいて、管理サーバと、デバイスとの間に、ファイアウォールが設置されている場合には、管理サーバが主体となって、管理サーバから各デバイスに監視情報の送信を要求し、各デバイスから監視情報の収集を行うことができない場合があった。また、各デバイスが主体となって、管理サーバからの要求によらずに、管理サーバに監視情報を送信する場合、管理サーバの管理対象となるデバイスの数が膨大になると、多数のデバイスが、管理サーバに一斉にアクセスして、それぞれ監視情報を一斉に送信し、管理サーバにおける監視情報の処理が滞ったり、不能になったりするおそれがあった。このような課題は、プリンタに限らず、ネットワークに接続された種々のデバイスを、管理サーバによって管理するデバイス管理システムにおいて、共通の課題である。
デバイス管理システムにおいて、高性能な管理サーバを用いることによって、上記課題を抑制することは可能であるが、コストが増大するという新たな課題を招く。また、1つのデバイスが、他のデバイスから監視情報をそれぞれ収集し、一括して管理サーバに送信するようにすれば、デバイスから管理サーバへのアクセス頻度を低減することができるので、高性能な管理サーバを用いることなく、上記課題を解決することが可能である。しかし、この場合、1つのデバイスが他のデバイスから一斉に監視情報を収集すると、ネットワークトラフィックが急激に増大し、ネットワークにおける他の通信に支障が生じるおそれがある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、デバイスから管理サーバに所定の監視情報を送信するデバイス管理システムにおいて、デバイスからサーバへのアクセス頻度を低減するとともに、監視情報の送信に伴うネットワークトラフィックの急激な増大を防止することを目的とする。
上述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明では、以下の構成を採用した。
本発明のデバイス管理システムは、
複数のデバイスと、該複数のデバイスを管理するための管理サーバとを、所定のネットワークを介して、互いに接続することによって構成されたデバイス管理システムであって、
前記複数のデバイスのうちの特定のデバイスは、該特定のデバイスが前記複数のデバイスに関する所定の監視情報を一括して前記管理サーバに送信する旨の通知を、該特定のデバイス以外の他のデバイスに送信し、
該他のデバイスは、前記通知を受信した後に、前記特定のデバイスとは無関係の所定のタイミングで、該他のデバイスに関する前記監視情報を、前記特定のデバイスに順次送信し、
前記特定のデバイスは、予め設定されたタイミングで、該特定のデバイスに関する前記監視情報、および、前記他のデバイスから受信した前記監視情報を、前記管理サーバに送信することを要旨とする。
デバイスには、例えば、プリンタや、スキャナや、プロジェクタや、オーディオ装置や、家電機器や、クライアントコンピュータや、PDA(Personal Digital Assistance)など、ネットワークに接続されて利用される種々の装置が含まれる。
本発明では、他のデバイスは、特定のデバイスが複数のデバイスに関する所定の監視情報を一括して管理サーバに送信する旨の通知を受信した後、特定のデバイスとは無関係の所定のタイミングで、監視情報を特定のデバイスに順次送信する。「特定のデバイスとは無関係の所定のタイミング」とは、例えば、特定のデバイスからの働き掛けによらないタイミング、他のデバイス単独で決まるタイミングを意味している。したがって、デバイス管理システムに多数の他のデバイスが接続されている場合であっても、それらが一斉に監視情報を特定のデバイスに送信することはない。この結果、他のデバイスから特定のデバイスへの監視情報の送信に伴うネットワークトラフィックの急激な増大を防止することができる。
さらに、特定のデバイスは、予め設定されたタイミングで、自らに関する監視情報、および、他のデバイスに関する監視情報を、一括して管理サーバに送信する。「予め設定されたタイミング」とは、監視情報をサーバに送信すべく設定されたタイミングである。こうすることによって、複数のデバイスが個別に管理サーバへアクセスすることがないので、デバイスから管理サーバへのアクセス頻度を低減することができる。
つまり、本発明によれば、デバイスから管理サーバに所定の監視情報を送信するデバイス管理システムにおいて、デバイスから管理サーバへのアクセス頻度を低減するとともに、監視情報の送信に伴うネットワークトラフィックの急激な増大を防止することができる。
なお、本発明のデバイス管理システムにおいて、「特定のデバイス」は固定されておらず、複数のデバイスのうちのいずれかが、適宜「特定のデバイス」として機能したり、「他のデバイス」として機能したりする。
上記デバイス管理システムにおいて、前記所定のタイミングとして、種々のタイミングを適用可能であるが、デバイスが、イベントの発生に応じて、そのデバイスに関する監視情報を生成する場合、
前記所定のタイミングは、前記他のデバイスにおけるイベントの発生に基づくタイミングであるものとしてもよい。
こうすることによって、他のデバイスにおいて、イベントが発生するごとに、順次、監視情報を特定のデバイスに送信することができる。なお、「所定のタイミング」として、例えば、他のデバイスにおいて、監視情報が所定数生成されて溜まるごとのタイミングとしてもよい。
本発明のデバイス管理システムにおいて、
前記複数のデバイスには、該複数のデバイスを識別するための識別情報がそれぞれ付与されており、
前記他のデバイスは、該他のデバイスに関する前記監視情報を、該他のデバイスを識別するための識別情報と関連付けて、前記特定のデバイスに送信し、
前記特定のデバイスは、前記各監視情報を、該各監視情報と対応する前記各識別情報と関連付けて、前記管理サーバに送信するようにすることが好ましい。
識別情報としては、例えば、デバイスに付与された名前や、MACアドレスや、IPアドレスや、製造番号などを用いることができる。本発明によって、管理サーバは、各監視情報を出力したデバイスを容易に特定することができる。
本発明のデバイス管理システムにおいて、
前記特定のデバイスは、前記複数のデバイスに関する前記監視情報を、前記管理サーバに送信した後に、前記送信済みの前記監視情報を削除すべき削除要求を、前記他のデバイスに送信し、
前記他のデバイスは、前記特定のデバイスから受信した前記削除要求に応じて、前記送信済みの前記監視情報を削除するようにしてもよい。
こうすることによって、他のデバイスが保持する監視情報は、全て管理サーバに未送信の監視情報となるので、他のデバイスは、後に、「特定のデバイス」として機能する場合になっても、管理サーバに未送信の監視情報を保持しているか否かを容易に判断することができる。
本発明は、デバイスの発明として構成することもできる。すなわち、
本発明のデバイスは、
複数のデバイスと、該複数のデバイスを管理するための管理サーバとを、所定のネットワークを介して、互いに接続することによって構成されたデバイス管理システムに用いられるデバイスであって、
前記複数のデバイスのうちの特定のデバイスから、前記特定のデバイスが前記複数のデバイスに関する所定の監視情報を一括して前記管理サーバに送信する旨の通知を受信する受信部と、
当該デバイスにおけるイベントの発生に応じて、該デバイスに関する監視情報を生成する監視情報生成部と、
前記イベントの発生に基づくタイミングで、前記通知を受信した前記特定のデバイスに、前記生成された監視情報を送信する送信部と、
を備えることを要旨とする。
こうすることによって、デバイス管理システムに多数の他のデバイスが接続されている場合であっても、それらが一斉に監視情報を特定のデバイスに送信することはない。したがって、特定のデバイスへの監視情報の送信に伴うネットワークトラフィックの急激な増大を防止することができる。
上記デバイスにおいて、
前記送信部は、さらに、前記デバイスを識別するための識別情報を、前記監視情報と関連付けて、前記特定のデバイスに送信するようにすることが好ましい。
識別情報としては、例えば、デバイスに付与された名前や、MACアドレスや、IPアドレスや、製造番号などを用いることができる。
本発明のデバイスにおいて、さらに、
前記生成された監視情報を記憶する監視情報記憶部と、
前記特定のデバイスから、前記管理サーバに送信済みの前記監視情報の削除要求を受け付ける削除要求受付部と、
該削除要求に応じて、前記監視情報記憶部に記憶されている、前記他のデバイスに送信済みの監視情報を削除する監視情報削除部と、
を備えるようにしてもよい。
こうすることによって、デバイスは、特定のデバイスから受け付けた削除要求に応じて、特定のデバイスが管理サーバに送信済みの監視情報を削除することができる。
本発明は、上述した種々の特徴を必ずしも全て備えている必要はなく、その一部を省略したり、適宜、組み合わせたりして構成することができる。本発明は、上述のデバイス管理システムや、デバイスとしての構成の他、デバイス管理システムの制御方法や、デバイスの制御方法として構成することもできる。また、これらを実現するコンピュータプログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体、そのプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号など種々の態様で実現することが可能である。なお、それぞれの態様において、先に示した種々の付加的要素を適用することが可能である。
本発明をコンピュータプログラムまたはそのプログラムを記録した記録媒体等として構成する場合には、デバイス管理システムや、デバイスの動作を制御するプログラム全体として構成するものとしてもよいし、本発明の機能を果たす部分のみを構成するものとしてもよい。また、記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置などコンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用できる。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき以下の順序で説明する。
A.デバイス管理システムの構成:
B.第1実施例:
B1.プリンタの構成:
B2.プリンタの動作処理:
B3.ファイル収集処理:
B4.アップロード処理:
C.第2実施例:
D.第3実施例:
E.第4実施例:
F.変形例:
A.デバイス管理システムの構成:
図1は、本発明の一実施例としてのデバイス管理システム1000の概略構成を示す説明図である。このデバイス管理システム1000は、企業内のローカルエリアネットワークLANと、管理センタの管理サーバSVとを、インターネットINTを介して接続することによって構成されている。ローカルエリアネットワークLANと、インターネットINTとの間には、ファイアウォールFWが設置されており、インターネットINT側からローカルエリアネットワークLANへのアクセスは禁止されている。図示した例では、管理サーバSVに接続されるローカルエリアネットワークLANの数は1つとしたが、これに限られず、任意に設定可能である。
企業内のローカルエリアネットワークLANには、パーソナルコンピュータPCや、複数のプリンタPRT#1〜PRT#nが接続されている(以下、プリンタPRT#1〜PRT#nを総称して、プリンタPRTとも呼ぶ)。図示した例では、パーソナルコンピュータPCの数は1台としたが、これに限られず、任意に設定可能である。
パーソナルコンピュータPCには、文書作成プログラム等のアプリケーションプログラムや、プリンタPRTの動作を制御するためのプリンタドライバなどがインストールされており、パーソナルコンピュータPCから出力された印刷ジョブは、パーソナルコンピュータPCで設定されたいずれかのプリンタPRTに受け渡され、印刷される。
各プリンタPRT#1〜PRT#nには、それぞれカスタムネットワークボードCNB#1〜CNB#nが内蔵されている(以下、カスタムネットワークボードCNB#1〜CNB#nを総称して、カスタムネットワークボードCNBとも呼ぶ)。このカスタムネットワークボードCNBは、ローカルエリアネットワークLANや、インターネットINTを介して、印刷ジョブや、後述する監視情報などの各種データをやり取りするためのネットワークインタフェースである。また、カスタムネットワークボードCNBは、後述するように、プリンタPRTの動作を、印刷ジョブごとに監視し、その監視結果である監視情報を、管理サーバSVに通知する機能を有している。監視情報には、例えば、印刷枚数や、トナーの使用量や、エラー情報などの種々のログデータが含まれる。
管理センタの管理サーバSVは、プリンタPRTに内蔵されたカスタムネットワークボードCNBから通知された監視情報を、図示しないデータベースに格納する。また、管理サーバSVには、ディスプレイDPや、マウスMSや、キーボードKBが接続されており、管理担当者がデータベースに格納された監視情報を閲覧したり、プリンタPRTを管理するための各種設定を行ったりすることができる。
本実施例のデバイス管理システム1000の動作概要は、以下の通りである。各カスタムネットワークボードCNBには、プリンタPRTの監視情報を管理サーバSVに送信(アップロード)すべきアップロード時刻が設定されている。本実施例では、各カスタムネットワークボードCNBには、それぞれ異なるアップロード時刻が設定されているものとする。そして、本実施例では、各プリンタPRTに、プリンタPRTの電源が投入されてから、最初にアップロードを行うべき時刻までの待ち時間と、それ以降周期的にアップロードを行う周期とが設定されており、アップロードは周期的に繰り返して行われる。このアップロード時刻の設定は、プリンタPRTに予め設定されていたり、ユーザが手動で行うようにしてもよいし、乱数を用いたり、管理サーバSV側で指定されたアップロード時刻を、管理サーバSVからダウンロードしたりして、自動で行うようにしてもよい。
各プリンタPRTの電源の投入後、まず、いずれかのプリンタPRTにおいて、アップロード時刻になると、そのプリンタPRTは、監視情報を管理サーバSVにアップロードすべきか否かを判断し、アップロードすべきと判断した場合には、他のプリンタPRTに、そのプリンタPRTが保持する監視情報の送信要求を送信する。そして、その応答として、他のプリンタPRTから監視情報を収集して、自ら保持する監視情報と、他のプリンタPRTから収集した監視情報とを、管理サーバSVにアップロードする。以下、他のプリンタPRTから監視情報を受信して、管理サーバSVに監視情報をアップロードするプリンタPRTを、「代理プリンタ」とも呼び、代理プリンタに監視情報を送信するプリンタPRTを、「被代理プリンタ」とも呼ぶ。図示した例では、プリンタPRT#1が代理プリンタとして機能している場合の監視情報の流れを、破線矢印によって示している。
そして、本実施例では、代理プリンタは、管理サーバSVに監視情報を送信した後に、今回のアップロードにおいて、自分が代理プリンタであったことを、被代理プリンタに通知する。この通知は、原則として、次回のアップロード時も自らが代理プリンタとなることを表している。被代理プリンタは、この通知を受信した後、イベントが発生して監視情報が生成されるごとに、前回のアップロード時に代理プリンタであり、次回も代理プリンタとなるはずのプリンタPRTに、監視情報を順次送信する。被代理プリンタから順次監視情報を受信した代理プリンタは、次にアップロード時刻になったときに、監視情報の送信要求を被代理プリンタに送信することなく、自ら保持する監視情報と、被代理プリンタから受信した監視情報とを、管理サーバSVにアップロードする。
なお、例えば、代理プリンタとなるはずのプリンタPRTの電源がオフされる等によって、管理サーバSVへの監視情報の送信が滞った場合や、被代理プリンタであったいずれかのプリンタPRTにおいて、管理サーバSVへの通知に緊急性を有する重大なイベントが発生した場合等には、代理プリンタが切り替わることになる。つまり、デバイス管理システム1000において、代理プリンタ、および、被代理プリンタは、固定されておらず、各プリンタPRTの動作状況に応じて切り替わる。これらの動作の詳細については、後述する。
B.第1実施例:
B1.プリンタの構成:
図2は、プリンタPRTの構成を示す説明図である。プリンタPRTは、印刷を実行するプリンタ本体100と、カスタムネットワークボードCNBとを備えている。そして、プリンタ本体100は、プリンタエンジン110と、プリンタコントローラ120とを備えている。
プリンタコントローラ120は、図示しないCPUや、RAMや、ROMを備えるコンピュータであり、パーソナルコンピュータPCから、カスタムネットワークボードCNBを介して印刷ジョブを受け取り、プリンタエンジン110を制御して、印刷を実行させる。また、プリンタコントローラ120は、監視部122を備えおり、プリンタ本体100に関する種々の監視情報を収集して、MIB(Management Information Base)の形式で保存している。MIBには、プリンタ本体100に関して予め規格で統一的に規定されている情報や、製造者によって独自に規定されている情報が含まれる。プリンタコントローラ120は、本発明における監視情報生成部に相当する。
カスタムネットワークボードCNBは、CPU10と、メモリ20と、タイマ30とを備えている。メモリ20は、揮発性メモリと、不揮発性メモリの両方を含んでいる。CPU10は、メモリ制御部12と、判断部14と、アップロードファイル作成部16と、通信制御部18とを備えている。これらの機能ブロックは、CPU10が、図示しないROMに記憶されている所定のコンピュータプログラムを、読み出して実行することによって、ソフトウェア的に構築されている。これらの機能ブロックの少なくとも一部を、ハードウェア的に構成するようにしてもよい。
メモリ制御部12は、メモリ20への種々のデータの書き込みや、読み出しや、削除を行う。メモリ20に記憶されるデータには、後述するように、プリンタコントローラ120から取得した自らの監視情報を記録した監視情報ファイルや、各プリンタPRTから受信した監視情報ファイルや、管理サーバSVに送信すべきアップロードファイルや、代理プリンタの識別情報を記したファイルなどが含まれる。メモリ20、および、メモリ制御部12は、本発明における監視情報記憶部、監視情報削除部に相当する。
判断部14は、後述する動作処理や、ファイル収集処理や、アップロード処理において、種々の判断を行う。
アップロードファイル作成部16は、メモリ20に設定されたスプールディレクトリ22に保存されている監視情報ファイルと、otherディレクトリ24に保存されている監視情報ファイルとを合成して、管理サーバSVに送信するためのアップロードファイルを作成する。
通信制御部18は、通信相手に応じて、通信プロトコルを切り換え、ローカルエリアネットワークLANや、インターネットINTを介して、パーソナルコンピュータPCや、他のプリンタPRTや、管理サーバSVと通信を行う。また、通信制御部18は、プリンタコントローラ120とのデータのやり取りも行う。通信制御部18は、本発明における受信部、送信部、削除要求受付部に相当する。
タイマ30は、プリンタPRTの電源がオンされてからの時間を計測する。本実施例では、タイマ30は、プリンタPRTの電源がオンされてからの時間の計測、および、電源の投入回数のカウントを行う。
メモリ20には、スプールディレクトリ22と、otherディレクトリ24と、アップロードディレクトリ26とが設定されている。スプールディレクトリ22には、プリンタコントローラ120から受け取った監視情報が、ファイル形式で保存される。otherディレクトリ24には、他のプリンタPRTから受信、あるいは、収集した監視情報ファイルが保存される。アップロードディレクトリ26には、アップロードファイル作成部16によって作成されたアップロードファイルが保存される。アップロードファイルは、管理サーバSVにアップロードされるファイルである。メモリ20には、先に説明したように、代理プリンタの識別情報を記したファイルも記録される。
図3は、アップロードファイルの生成について示す説明図である。図示するように、スプールディレクトリ22には、監視情報ファイルFa1、Fa2、Fa3が保存されており、otherディレクトリ24には、監視情報ファイルFb1、Fb2、Fb3、Fc1、Fc2、Fc3、...が保存されているものとする。これら各監視情報ファイルには、監視情報とともに、各プリンタPRTの識別情報も記録されている。この識別情報としては、例えば、各プリンタPRTに付与された名前や、MACアドレスや、IPアドレスや、製造番号などを用いることができる。また、各監視情報ファイルには、それぞれ監視情報ファイルが作成され、メモリ20に記憶された時刻も記録されている。
アップロードファイル作成部16は、図示するように、監視情報ファイルFa1、Fa2、Fa3と、監視情報ファイルFb1、Fb2、Fb3、Fc1、Fc2、Fc3、...とを合成して、アップロードファイルFuを作成し、アップロードディレクトリ26に保存する。こうすることによって、複数のプリンタPRTの監視情報を、管理サーバSVに一度に送信することができるので、ネットワークトラフィックの増大を抑制することができる。また、各監視情報ファイルには、プリンタPRTの識別情報も含まれているので、アップロードファイルFuを受信した管理サーバSVは、アップロードファイルFuの内容を解析することによって、各監視情報を出力したプリンタPRTを容易に特定することができる。
B2.プリンタの動作処理:
図4は、プリンタPRTの動作処理の流れを示すフローチャートである。この動作処理は、各プリンタPRTにおいて、電源がオンされると、オフされるまで、カスタムネットワークボードCNBのCPU10が継続して実行する処理である。
まず、CPU10は、プリンタ本体100においてイベントが発生し、監視情報ファイルが生成されたか否かを判断する(ステップS100)。そして、監視情報ファイルが生成された場合には(ステップS100:YES)、CPU10は、その監視情報ファイルをスプールディレクトリ22に保存し、その監視情報ファイルが重大なイベントの発生を示すファイルか否かを判断する(ステップS110)。重大なイベントとは、管理サーバSVへの通知に緊急性を有するイベントであり、例えば、プリンタエンジン110の故障や、プリンタコントローラ120において色調整が行えないことなどが挙げられる。
ステップS110において、監視情報ファイルが重大なイベントの発生を示すファイルでない場合には(ステップS110:NO)、CPU10は、前回のアップロード時の代理プリンタの識別情報を記したファイルがメモリ20に記録されているか否かを判断する(ステップS120)。プリンタPRTの電源がオンされた初期段階では、このファイルは記録されていない。そして、前回のアップロード時の代理プリンタの識別情報がメモリ20に記録されている場合には(ステップS120:YES)、CPU10は、その代理プリンタが自分自身であるか否か、すなわち、当該プリンタPRTであるか否かを判断する(ステップS130)。前回のアップロード時の代理プリンタが自分自身でない場合には(ステップS130:NO)、CPU10は、そのプリンタPRTが次回も被代理プリンタとして機能するものとし、管理サーバSVにアップロードすべき監視情報ファイルを、前回のアップロード時の代理プリンタとして記録されているプリンタPRTに転送する(ステップS140)。
次に、CPU10は、タイマ30を参照して、アップロード時刻になったか否かを判断する(ステップS150)。この判断は、ステップS100において、監視情報ファイルが生成されていない場合(ステップS100:NO)、ステップS120において、前回のアップロード時の代理プリンタの識別情報がメモリ20に記録されていない場合(ステップS120:NO)、ステップS130において、前回のアップロード時の代理プリンタが当該プリンタPRTである場合(ステップS130:YES)にも行われる。
ステップS150において、アップロード時刻になっていない場合には(ステップS150:NO)、ステップS100に戻る。一方、アップロード時刻になった場合には(ステップS150:YES)、CPU10は、スプールディレクトリ22に、管理サーバSVにアップロードすべき監視情報ファイルが存在するか否かを判断する(ステップS160)。
ステップS160において、スプールディレクトリ22に、管理サーバSVにアップロードすべき監視情報ファイルが存在しない場合には(ステップS160:NO)、ステップS100に戻る。一方、スプールディレクトリ22に、管理サーバSVにアップロードすべき監視情報ファイルが存在する場合には(ステップS160:YES)、CPU10は、前回のアップロード時の代理プリンタが自分自身であるか否かを判断する(ステップS170)。
ステップS170において、前回のアップロード時の代理プリンタが自分自身である場合には(ステップS170:YES)、CPU10は、当該プリンタPRTを代理プリンタとして機能させ、アップロード処理を実行する(ステップS300)。一方、前回のアップロード時の代理プリンタが自分自身でない場合には(ステップS170:NO)、CPU10は、当該プリンタPRTの機能を被代理プリンタから代理プリンタに切り替え、ファイル収集処理を実行し(ステップS200)、その後、アップロード処理を実行する(ステップS300)。ファイル収集処理、および、アップロード処理については、後述する。
なお、ステップS110において、監視情報ファイルが重大なイベントの発生を示すファイルである場合には(ステップS110:YES)、CPU10は、前回のアップロード時の代理プリンタがいずれのプリンタPRTであるかに関わらず、当該プリンタPRTを代理プリンタとして機能させ、ファイル収集処理を実行し(ステップS200)、アップロード処理を実行する(ステップS300)。こうすることによって、管理サーバSVへの通知に緊急性を有するイベントが発生したときには、これを速やかに管理サーバSVに通知することができる。
アップロード処理が終了した後は、ステップS100に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。
B3.ファイル収集処理:
図5は、図4のステップ200におけるファイル収集処理の流れを示す説明図である。この処理は、重大なイベントが発生したために、すぐにアップロード処理を行う場合や、電源がオフされる等によって、前回のアップロード時の代理プリンタのアップロード処理が滞ったために、他のプリンタPRTが代理プリンタとして機能する場合の代理プリンタのCPU10が実行する処理である。
まず、CPU10は、他のプリンタ、すなわち、ローカルエリアネットワークLANに接続されている全てのプリンタPRTに対して、存在確認を問い合わせるブロードキャストを送信する(ステップS210)。そして、CPU10は、いずれかのプリンタPRTから、このブロードキャストに対する応答を受信したか否かを判断する(ステップS220)。いずれのプリンタPRTからもブロードキャストに対する応答を受信しない場合には(ステップS220:NO)、CPU10は、監視情報ファイルの収集を行うべき被代理プリンタが存在しないものと判断して、ファイル収集処理を終了する。
ステップS220において、いずれかのプリンタPRTから、ブロードキャストに対する応答を受信した場合には(ステップS220:YES)、そのうちの1つの応答元のプリンタPRTとFTP接続を行い(ステップS230)、FTP接続したプリンタPRTに、管理サーバSVにアップロードすべき監視情報ファイルが存在するか否かを問い合わせて判断する(ステップS240)。CPU10は、FTP接続したプリンタPRTに、管理サーバSVにアップロードすべき監視情報ファイルが存在すると判断した場合には(ステップS240:YES)、その監視情報ファイルの送信要求を送信し、その監視情報ファイルを全てコピーし(ステップS250)、otherディレクトリ24に保存する。そして、CPU10は、FTP接続を切断する(ステップS260)。ステップS240において、FTP接続したプリンタPRTに、管理サーバSVにアップロードすべき監視情報ファイルが存在しないと判断した場合には(ステップS240:NO)、CPU10は、そのままFTP接続を切断する(ステップS260)。
次に、CPU10は、全てのブロードキャストの応答元のプリンタPRTに対して、ステップS230〜S260の処理を行ったか否かを判断する(ステップS270)。ステップS230〜S260の処理を行っていないプリンタPRTが残っている場合には(ステップS270:NO)、ステップS230に戻る。ステップ270において、全てのブロードキャストの応答元のプリンタPRTに対して、ステップS230〜S260の処理を行った場合には(ステップS270:YES)、CPU10は、ファイル収集処理を終了する。
B4.アップロード処理:
図6、および、図7は、図4のステップ300におけるアップロード処理の流れを示すフローチャートである。この処理は、代理プリンタのCPU10が実行する処理である。
まず、CPU10は、スプールディレクトリ22に保存されている監視情報ファイルと、otherディレクトリ24に保存されている監視情報ファイルとを合成して、アップロードファイルFuを作成し(ステップS310)、アップロードディレクトリ26に保存する。そして、CPU10は、このアップロードファイルFuを圧縮して、管理サーバSVにアップロードする(ステップS320)。管理サーバSVへのアップロードファイルFuのアップロードは、セキュリティの確保のため、SSL(Secure Socket Layer)を用いて行う。
次に、CPU10は、アップロードに成功したか否かを判断する(ステップS330)。この判断は、管理サーバSVから、アップロードに対する受信完了応答を受信したか否かに基づいて行われる。CPU10は、管理サーバSVから、アップロードに対する受信完了応答を受信した場合には、アップロードが成功したと判断し、受信完了応答を受信しない場合には、アップロードが失敗したと判断する。
ステップS330において、アップロードに成功した場合には、他のプリンタ、すなわち、ローカルエリアネットワークLANに接続されている全てのプリンタPRTに対して、存在確認を問い合わせるブロードキャストを送信する(ステップS340)。そして、CPU10は、いずれかのプリンタPRTから、このブロードキャストに対する応答を受信したか否かを判断する(ステップS350)。
ステップS350において、いずれかのプリンタPRTから、ブロードキャストに対する応答を受信した場合には(ステップS350:YES)、CPU10は、そのうちの1つの応答元のプリンタPRTとFTP接続を行い(ステップS360)、そのプリンタPRTに対して、アップロード済みの監視情報ファイルの削除要求を送信する(ステップS362)。このとき、1つのアップロード済みの監視情報ファイルに対して、1つの削除要求が送信される。新たに電源がオンされた等の理由によって、FTP接続したプリンタPRTにアップロード済みの監視情報ファイルが保持されていない場合には、この削除要求の送信は行わない。この削除要求を受信したプリンタPRTは、代理プリンタからの削除要求に応じて、監視情報ファイルを削除する。こうすることによって、削除要求を受信したプリンタPRTのスプールディレクトリ22には、管理サーバSVに未送信の監視情報ファイルのみが残されるので、CPU10は、後に、スプールディレクトリ22に未送信の監視情報ファイルが存在しているか否かを容易に判断することができる。
次に、CPU10は、FTP接続を行っているプリンタPRTについて、全てのアップロード済みの監視情報ファイルについての削除要求を送信したか否かを判断する(ステップS364)。アップロード済みの監視情報ファイルについて、削除要求を送信していない監視情報ファイルが残っている場合には(ステップS364:NO)、ステップS362に戻る。一方、全てのアップロード済みの監視情報ファイルについての削除要求を送信した場合には(ステップS364:YES)、CPU10は、今回、自分が代理プリンタであったことを示す、当該プリンタPRTの識別情報を記したファイルを送信して(ステップS366)、送信先のプリンタPRTのメモリ20に保存させ、FTP接続を切断する(ステップS368)。
次に、CPU10は、ステップS340におけるブロードキャストに対する全ての応答元のプリンタPRTに対して、ステップS360〜S368の処理を行ったか否かを判断する(ステップS370)。ステップS360〜S368の処理を行っていないプリンタPRTが残っている場合には(ステップS370:NO)、ステップS360に戻る。一方、全ての応答元のプリンタPRTに対してステップS360〜S368の処理を行った場合には(ステップS370:YES)、CPU10は、自身のスプールディレクトリ22に保存されているアップロード済みの監視情報ファイルを削除する(ステップS380)。そして、CPU10は、今回、自分が代理プリンタであったことを示すファイルを作成してメモリ20に記録する(ステップS382)。さらに、CPU10は、アップロードディレクトリ26に保存されているアップロードファイルFu、および、otherディレクトリ24に保存されている被代理プリンタから取得した監視情報ファイルを削除する(ステップS390)。そして、アップロード処理を終了する。
なお、ステップS350において、いずれのプリンタPRTからもブロードキャストに対する応答を受信しない場合には(ステップS350:NO)、動作中のプリンタPRTがないものと判断して、ステップS380に進む。
ステップ330において、アップロードに失敗した場合には(ステップS330:NO)、CPU10は、アップロードディレクトリ26に保存されているアップロードファイルFu、および、otherディレクトリ24に保存されている被代理プリンタから取得した監視情報ファイルを削除し(ステップS390)、スプールディレクトリ22に保存されている監視情報ファイルは、いずれかのプリンタPRTが、ファイル収集処理、アップロード処理を実行するときまで保持する。そして、アップロード処理を終了する。
以上説明した第1実施例のデバイス管理システム1000では、代理プリンタが、自らの監視情報と、被代理プリンタから受信した監視情報とを、一括して管理サーバSVにアップロードするので、各プリンタPRTから管理サーバSVへのアクセス頻度を低減することができる。さらに、被代理プリンタは、イベントが発生するごとに、監視情報ファイルを代理プリンタに順次送信するので、デバイス管理システム1000に多数のプリンタPRTが接続されている場合であっても、多数の被代理プリンタが一斉に監視情報ファイルを代理プリンタに送信することはない。この結果、被代理プリンタから代理プリンタへの監視情報ファイルの送信に伴うネットワークトラフィックの急激な増大を防止することができる。つまり、本実施例のデバイス管理システム1000によれば、プリンタPRTから管理サーバへのアクセス頻度を低減するとともに、監視情報ファイルの送信に伴うネットワークトラフィックの急激な増大を防止することができる。
C.第2実施例:
第2実施例のデバイス管理システム1000の構成は、第1実施例のデバイス管理システム1000と同じである。また、第2実施例のプリンタPRTの構成も、第1実施例のプリンタPRTと同じである。ただし、第2実施例のプリンタPRTは、カスタムネットワークボードCNBのCPU10によって行われる処理が、第1実施例のプリンタPRTと一部異なる。以下、第1実施例と異なる点について説明する。
図8は、第2実施例におけるプリンタPRTの動作処理の流れを示すフローチャートである。図示したフローチャートは、第1実施例における動作処理(図4参照)において、ステップS150の代わりに行う処理である。なお、第2実施例では、代理プリンタは、後述するように、アップロードファイルFuの管理サーバSVへのアップロードが成功したときに、被代理プリンタに対して、アップロード延期要求を送信する。
CPU10は、他のプリンタ、すなわち、代理プリンタからアップロード延期要求を受信したか否かを判断する(ステップS150a)。アップロード延期要求を受信した場合には(ステップS150a:YES)、CPU10は、タイマ30を参照して、アップロード延期要求の受信時刻Trを、メモリ20に保存する(ステップS152a)。
次に、CPU10は、タイマ30を参照して、アップロード時刻になったか否かを判断する(ステップS154a)。アップロード時刻になっていない場合には(ステップS154a:NO)、図4のステップS100に戻る。一方、アップロード時刻になった場合には(ステップS154a:YES)、CPU10は、現在時刻Tpがアップロード延期要求を受信した受信時刻Trから所定時間Tcを経過しているか否かを判断する(ステップS156a)。所定時間Tcは、任意に設定可能である。現在時刻Tpがアップロード延期要求を受信した受信時刻Trから所定時間Tcを経過していない場合には(ステップS156a:NO)、図4のステップS100に戻る。一方、現在時刻Tpがアップロード延期要求を受信した受信時刻Trから所定時間Tcを経過している場合には(ステップS156a:YES)、図4のステップS160に進む。
また、ステップS150aにおいて、代理プリンタからアップロード延期要求を受信していない場合には(ステップS150a:NO)、タイマ30を参照して、アップロード時刻になったか否かを判断する(ステップS158a)。アップロード時刻になっていない場合には(ステップS158a:NO)、図4のステップS100に戻る。一方、アップロード時刻になった場合には(ステップS158a:YES)、図4のステップS160に進む。
図9は、第2実施例におけるアップロード処理の流れを示すフローチャートである。第2実施例におけるアップロード処理は、第1実施例におけるアップロード処理(図6、図7参照)のステップS330以降の処理が、第1実施例におけるアップロード処理と一部異なっている。すなわち、図7におけるステップS366の代わりに、ステップS366aの処理を実行する。他の処理は、第1実施例におけるアップロード処理と同じである。
ステップS364において、全てのアップロード済みの監視情報ファイルについての削除要求を送信した場合には(ステップS364:YES)、CPU10は、今回、自分が代理プリンタであったことを示す、当該プリンタPRTの識別情報を記したファイル、および、アップロード延期要求を送信して(ステップS366a)、このファイル、および、アップロード延期要求の受信時刻を、送信先のプリンタPRTのメモリ20に保存させ、FTP接続を切断する(ステップS368)。
以上説明した第2実施例のデバイス管理システム1000では、各プリンタPRTは、アップロード時刻になったときに、代理プリンタから収集延期要求を受け付けてから所定時間Tcが経過していない場合には、スプールディレクトリ22に、管理サーバSVに未送信の監視情報ファイルが存在する場合であっても、まだ、他のプリンタPRTから監視情報ファイルを収集して、管理サーバSVにアップロードする必要はないと判断して、代理プリンタとして機能せず、他のプリンタPRTからの監視情報ファイルの収集、および、アップロードファイルの管理サーバSVへのアップロードを、次回のアップロード時刻になるまで延期する。つまり、第2実施例のデバイス管理システム1000では、なるべく1つのプリンタPRTを、代理プリンタとして機能させ、複数のプリンタPRTが個別にアップロード処理を行うことを回避する。こうすることによって、各プリンタPRTから管理サーバSVへのアクセス頻度を、第1実施例のデバイス管理システム1000よりも低減することができる。
D.第3実施例:
第3実施例のデバイス管理システム1000の構成は、第1実施例のデバイス管理システム1000と同じである。また、第3実施例のプリンタPRTの構成も、第1実施例のプリンタPRTと同じである。ただし、第3実施例のプリンタPRTは、カスタムネットワークボードCNBのCPU10によって行われる処理が、第1実施例のプリンタPRTと一部異なる。以下、第1実施例と異なる点について説明する。
図10は、第3実施例におけるプリンタPRTの動作処理の流れを示すフローチャートである。図示したフローチャートは、第1実施例における動作処理(図4参照)において、ステップS150の代わりに行う処理である。なお、第3実施例では、各被代理プリンタは、先に説明した削除要求に応じて、監視情報ファイルの削除を行ったときに、その削除時刻Tdを、メモリ20に保存する。
CPU10は、メモリ20に、削除時刻Tdが保存されているか否かを判断する(ステップS150b)。メモリ20に、削除時刻Tdが保存されている場合には(ステップS150b:YES)、CPU10は、タイマ30を参照して、アップロード時刻になったか否かを判断する(ステップS152b)。アップロード時刻になっていない場合には(ステップS152b:NO)、図4のステップS100に戻る。一方、アップロード時刻になった場合には(ステップS152b:YES)、CPU10は、現在時刻Tpが削除時刻Tdから所定時間Tcを経過しているか否かを判断する(ステップS154b)。所定時間Tcは、任意に設定可能である。現在時刻Tpが削除時刻Tdから所定時間Tcを経過していない場合には(ステップS154b:NO)、図4のステップS100に戻る。一方、現在時刻Tpが削除時刻Tdから所定時間Tcを経過している場合には(ステップS154b:YES)、図4のステップS160に進む。
また、ステップS150bにおいて、メモリ20に、削除時刻Tdが保存されていない場合には(ステップS150b:NO)、アップロード時刻になったか否かを判断する(ステップS156b)。アップロード時刻になっていない場合には(ステップS156b:NO)、図4のステップS100に戻る。一方、アップロード時刻になった場合には(ステップS156b:YES)、図4のステップS160に進む。
以上説明した第3実施例のデバイス管理システム1000では、各プリンタPRTは、アップロード時刻になったときに、前回、監視情報ファイルを送信し、その送信済みの監視情報ファイルを削除してから所定時間Tcが経過していない場合には、スプールディレクトリ22に、管理サーバSVに未送信の監視情報ファイルが存在する場合であっても、まだ、他のプリンタPRTから監視情報ファイルを収集して、管理サーバSVにアップロードする必要はないと判断して、代理プリンタとして機能せず、他のプリンタPRTからの監視情報ファイルの収集、および、アップロードファイルの管理サーバSVへのアップロードを、次回のアップロード時刻になるまで延期する。こうすることによっても、各プリンタPRTから管理サーバSVへのアクセス頻度を、第1実施例のデバイス管理システム1000よりも低減することができる。
E.第4実施例:
第4実施例のデバイス管理システム1000の構成は、第1実施例のデバイス管理システム1000と同じである。また、第4実施例のプリンタPRTの構成も、第1実施例のプリンタPRTと同じである。ただし、第4実施例のプリンタPRTは、カスタムネットワークボードCNBのCPU10によって行われる処理が、第1実施例のプリンタPRTと一部異なる。以下、第1実施例と異なる点について説明する。
図11は、第4実施例におけるプリンタPRTの動作処理の流れを示すフローチャートである。図示したフローチャートは、第1実施例における動作処理(図4参照)において、ステップS150、および、ステップS160の代わりに行う処理である。なお、第4実施例では、各プリンタPRTは、この動作処理において、スプールディレクトリ22に保存されている各監視情報ファイルの保存時刻を利用する。
CPU10は、タイマ30を参照して、アップロード時刻になったか否かを判断する(ステップS150c)。アップロード時刻になっていない場合には(ステップS150c:NO)、図4のステップS100に戻る。一方、アップロード時刻になった場合には(ステップS150c:YES)、CPU10は、スプールディレクトリ22に、所定時間Tc以上前に保存された監視情報ファイルが存在するか否かを判断する(ステップS160c)。所定時間Tcは、任意に設定可能である。スプールディレクトリ22に、所定時間Tc以上前に保存された監視情報ファイルが存在しない場合には(ステップS160c:NO)、すぐに管理サーバSVに送信すべき監視情報ファイルはないものと判断し、このプリンタPRTを代理プリンタとして機能させずに、図4のステップS100に戻る。一方、スプールディレクトリ22に、所定時間Tc以上前に保存された監視情報ファイルが存在する場合には(ステップS160c:YES)、CPU10は、この監視情報ファイルは、すぐに管理サーバSVに送信すべき監視情報ファイルであると判断し、このプリンタPRTを代理プリンタとして機能させて、図4のステップS170に進む。
以上説明した第4実施例のデバイス管理システム1000では、各プリンタPRTは、アップロード時刻になったときに、スプールディレクトリ22に、所定時間Tc以上前に保存された未送信の監視情報ファイルが存在していない場合には、未送信の監視情報ファイルが存在する場合であっても、まだ、他のプリンタPRTから監視情報ファイルを収集して、管理サーバSVにアップロードする必要はないと判断して、代理プリンタとして機能せず、他のプリンタPRTからの監視情報ファイルの収集、および、アップロードファイルの管理サーバSVへのアップロードを、次回のアップロード時刻になるまで延期する。つまり、第4実施例のデバイス管理システム1000では、いずれかのプリンタPRTが代理プリンタとしてアップロード処理を行った後の所定時間は、他のプリンタPRTはアップロード処理を行わない。こうすることによっても、各プリンタPRTから管理サーバSVへのアクセス頻度を低減することができる。
F.変形例:
以上、本発明のいくつかの実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様での実施が可能である。例えば、以下のような変形例が可能である。
F1.変形例1:
上記実施例では、図4に示したプリンタPRTの動作処理において、電源がオンされた初期段階では、前回のアップロード時の代理プリンタの識別情報を記したファイルは記録されていなかった。そこで、プリンタPRTに新たに電源がオンされたときに、以下に示す起動設定処理を行うようにしてもよい。
図12は、起動設定処理の流れを示すフローチャートである。この処理は、ステップS100に先立って、カスタムネットワークボードCNBのCPU10が実行する処理である。
まず、CPU10は、他のプリンタPRT、すなわち、ローカルエリアネットワークLANに接続されている全てのプリンタPRTに対して、そのプリンタPRTが代理プリンタであるか、被代理プリンタであるかを問い合わせるブロードキャストを送信する(ステップS10)。そして、CPU10は、いずれかのプリンタPRTから、このブロードキャストに対する応答を受信したか否かを判断する(ステップS20)。
ステップS20において、いずれかのプリンタPRTから、ブロードキャストに対する応答を受信した場合には(ステップS20:YES)、代理プリンタである旨の応答を受信したか否かを判断する(ステップS30)。いずれかのプリンタPRTから、代理プリンタである旨の応答を受信した場合には(ステップS30:YES)、そのプリンタPRTを代理プリンタとして記録し(ステップS40)、起動設定処理を終了する。
ステップS30において、いずれのプリンタPRTからも代理プリンタである旨の応答を受信しなかった場合には(ステップS30:NO)、CPU10は、ブロードキャストの応答元の他のプリンタPRTに、自らの識別情報を記したファイルを送信することによって、自分が代理プリンタになることを通知し(ステップS50)、自分が代理プリンタであることを記録して(ステップS60)、起動設定処理を終了する。また、ステップ20において、いずれのプリンタPRTからもブロードキャストに対する応答を受信しなかった場合には(ステップS20:NO)、CPU10は、自分が代理プリンタであることを記録し(ステップS60)、起動設定処理を終了する。
この起動設定処理によって、プリンタPRTに新たに電源がオンされたときに、いずれのプリンタPRTが代理プリンタであるかを確認してから、CPU10は、図4に示した動作処理を実行することができる。
F2.変形例2:
上記実施例では、図7に示したアップロード処理において、ステップS340、およびステップS350の処理を行うものとしたが、これらを省略してもよい。この場合、ステップS360等において、ブロードキャストの応答元のプリンタPRTと通信を行う代わりに、監視情報ファイルの送信元のプリンタPRTと通信を行うようにすればよい。ただし、上記実施例によれば、新たに電源がオンされたプリンタPRTを検出することができるという利点がある。
F3.変形例3:
上記実施例では、被代理プリンタは、イベントが発生するごとに、監視情報ファイルを代理プリンタに送信するものとしたが、これに限られない。被代理プリンタは、代理プリンタとは無関係なタイミングで、監視情報ファイルの送信を行えばよい。例えば、代理プリンタに未送信の監視情報ファイルが所定数溜まるごとに、それらを一括して代理プリンタに送信するようにしてもよい。
F4.変形例4:
上記実施例では、各プリンタPRTは、タイマ30を備えるものとしたが、時計を備えるようにしてもよい。また、各プリンタPRTは、インターネットINT上に設置されたいわゆるNTPサーバから、必要に応じて時刻を取得するようにしてもよい。
F5.変形例5:
上記実施例では、全てのプリンタPRTが、カスタムネットワークボードCNBを備え、代理プリンタとして機能しうるものとしたが、少なくとも2台のプリンタPRTが、このPRTを代理プリンタとして機能させるカスタムネットワークボードCNBを備えるようにすればよい。この場合、プリンタを代理プリンタとして機能させるカスタムネットワークボードCNBを備えない他のプリンタは、代理プリンタからの要求に応じて、監視情報ファイルの転送や、削除等を行う機能を備えるようにすればよい。
F6.変形例6:
上記実施例では、被代理プリンタは、代理プリンタからの削除要求に応じて、送信済みの監視情報ファイルの削除を行うものとしたが、受信完了応答に応じて、送信済みの監視情報ファイルを削除するようにしてもよい。
F7.変形例7:
上記第3実施例では、各プリンタPRTは、監視情報ファイルの削除時刻Tdを、メモリ20に記憶し、この削除時刻Tdに基づいて、アップロード処理を行うか否かの判断を行ったが、これに限られない。削除時刻Tdの代わりに、例えば、監視情報ファイルを代理プリンタに送信した時刻や、代理プリンタから、監視情報ファイルの受信応答を受信した時刻や、削除要求を受信した時刻に基づいて、アップロード処理を行うか否かを判断するようにしてもよい。
F8.変形例8:
上記第2ないし第4実施例では、プリンタPRTの動作処理において、スプールディレクトリ22に、管理サーバSVに未送信の監視情報ファイルが存在するか否かを判断したが、この判断を行わないようにしてもよい。
F9.変形例9:
上記実施例では、ネットワークに接続されるプリンタPRTに、本発明のデバイスを適用した例を示したが、これに限られない。例えば、スキャナや、プロジェクタや、オーディオ装置や、家電機器や、クライアントコンピュータや、PDA(Personal Digital Assistance)など、ネットワークに接続されて利用される種々のデバイスに、本発明のデバイスを適用するようしにてもよい。
本発明の一実施例としてのデバイス管理システム1000の概略構成を示す説明図である。 プリンタPRTの構成を示す説明図である。 アップロードファイルの生成について示す説明図である。 プリンタPRTの動作処理の流れを示すフローチャートである。 ファイル収集処理の流れを示す説明図である。 アップロード処理の流れを示すフローチャートである。 アップロード処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施例におけるプリンタPRTの動作処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施例におけるアップロード処理の流れを示すフローチャートである。 第3実施例におけるプリンタPRTの動作処理の流れを示すフローチャートである。 第4実施例におけるプリンタPRTの動作処理の流れを示すフローチャートである。 起動設定処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1000...デバイス管理システム
10...CPU
12...メモリ制御部
14...判断部
16...アップロードファイル作成部
18...通信制御部
20...メモリ
22...スプールディレクトリ
24...otherディレクトリ
26...アップロードディレクトリ
30...タイマ
100...プリンタ本体
110...プリンタエンジン
120...プリンタコントローラ
122...監視部
PC...パーソナルコンピュータ
PRT...プリンタ
CNB...カスタムネットワークボード
SV...管理サーバ
DP...ディスプレイ
KB...キーボード
MS...マウス
INT...インターネット
LAN...ローカルエリアネットワーク
FW...ファイアウォール

Claims (8)

  1. 複数のデバイスと、該複数のデバイスを管理するための管理サーバとを、所定のネットワークを介して、互いに接続することによって構成されたデバイス管理システムであって、
    前記複数のデバイスのうちの特定のデバイスは、該特定のデバイスが前記複数のデバイスに関する所定の監視情報を一括して前記管理サーバに送信する旨の通知を、該特定のデバイス以外の他のデバイスに送信し、
    該他のデバイスは、前記通知を受信した後に、前記特定のデバイスとは無関係の所定のタイミングで、該他のデバイスに関する前記監視情報を、前記特定のデバイスに順次送信し、
    前記特定のデバイスは、予め設定されたタイミングで、該特定のデバイスに関する前記監視情報、および、前記他のデバイスから受信した前記監視情報を、前記管理サーバに送信する、
    デバイス管理システム。
  2. 請求項1記載のデバイス管理システムであって、
    前記所定のタイミングは、前記他のデバイスにおけるイベントの発生に基づくタイミングである、
    デバイス管理システム。
  3. 請求項1記載のデバイス管理システムであって、
    前記複数のデバイスには、該複数のデバイスを識別するための識別情報がそれぞれ付与されており、
    前記他のデバイスは、該他のデバイスに関する前記監視情報を、該他のデバイスを識別するための識別情報と関連付けて、前記特定のデバイスに送信し、
    前記特定のデバイスは、前記各監視情報を、該各監視情報と対応する前記各識別情報と関連付けて、前記管理サーバに送信する、
    デバイス管理システム。
  4. 請求項1記載のデバイス管理システムであって、
    前記特定のデバイスは、前記複数のデバイスに関する前記監視情報を、前記管理サーバに送信した後に、前記送信済みの前記監視情報を削除すべき削除要求を、前記他のデバイスに送信し、
    前記他のデバイスは、前記特定のデバイスから受信した前記削除要求に応じて、前記送信済みの前記監視情報を削除する、
    デバイス管理システム。
  5. 複数のデバイスと、該複数のデバイスを管理するための管理サーバとを、所定のネットワークを介して、互いに接続することによって構成されたデバイス管理システムに用いられるデバイスであって、
    前記複数のデバイスのうちの特定のデバイスから、前記特定のデバイスが前記複数のデバイスに関する所定の監視情報を一括して前記管理サーバに送信する旨の通知を受信する受信部と、
    当該デバイスにおけるイベントの発生に応じて、該デバイスに関する監視情報を生成する監視情報生成部と、
    前記イベントの発生に基づくタイミングで、前記通知を受信した前記特定のデバイスに、前記生成された監視情報を送信する送信部と、
    を備えるデバイス。
  6. 請求項5記載のデバイスであって、
    前記送信部は、さらに、前記デバイスを識別するための識別情報を、前記監視情報と関連付けて、前記特定のデバイスに送信する、
    デバイス。
  7. 請求項5記載のデバイスであって、さらに、
    前記生成された監視情報を記憶する監視情報記憶部と、
    前記特定のデバイスから、前記管理サーバに送信済みの前記監視情報の削除要求を受け付ける削除要求受付部と、
    該削除要求に応じて、前記監視情報記憶部に記憶されている、前記他のデバイスに送信済みの監視情報を削除する監視情報削除部と、
    を備えるデバイス。
  8. 複数のデバイスと、該複数のデバイスを管理するための管理サーバとを、所定のネットワークを介して、互いに接続することによって構成されたデバイス管理システムの制御方法であって、
    前記複数のデバイスのうちの特定のデバイスにおいて、該特定のデバイスが前記複数のデバイスに関する所定の監視情報を一括して前記管理サーバに送信する旨の通知を、該特定のデバイス以外の他のデバイスに送信する工程と、
    前記他のデバイスにおいて、前記通知を受信した後に、前記特定のデバイスとは無関係の所定のタイミングで、該他のデバイスに関する前記監視情報を、前記特定のデバイスに順次送信する工程と、
    前記特定のデバイスにおいて、予め設定されたタイミングで、該特定のデバイスに関する前記監視情報、および、前記他のデバイスから受信した前記監視情報を、前記管理サーバに送信する工程と、
    を備える制御方法。
JP2005046564A 2005-01-13 2005-02-23 ネットワークに接続されたデバイスの監視制御 Expired - Fee Related JP4548145B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005046564A JP4548145B2 (ja) 2005-02-23 2005-02-23 ネットワークに接続されたデバイスの監視制御
EP06711696A EP1847933A4 (en) 2005-01-13 2006-01-10 MONITOR CONTROL OF A DEVICE CONNECTED TO A NETWORK
US11/794,893 US8782202B2 (en) 2005-01-13 2006-01-10 Monitor control of devices connected to network
PCT/JP2006/300415 WO2006075729A1 (ja) 2005-01-13 2006-01-10 ネットワークに接続されたデバイスの監視制御

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005046564A JP4548145B2 (ja) 2005-02-23 2005-02-23 ネットワークに接続されたデバイスの監視制御

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006235788A true JP2006235788A (ja) 2006-09-07
JP4548145B2 JP4548145B2 (ja) 2010-09-22

Family

ID=37043393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005046564A Expired - Fee Related JP4548145B2 (ja) 2005-01-13 2005-02-23 ネットワークに接続されたデバイスの監視制御

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4548145B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008250403A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Brother Ind Ltd ネットワークシステムとそれを構成する情報処理装置
JP2009141910A (ja) * 2007-12-11 2009-06-25 Meidensha Corp 遠方監視システム
JP2012133571A (ja) * 2010-12-21 2012-07-12 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、制御プログラム、制御方法及び画像処理システム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10161952A (ja) * 1996-11-27 1998-06-19 Toshiba Corp コンピュータ障害監視方法及びそのシステム
JP2000183970A (ja) * 1998-12-17 2000-06-30 Sharp Corp ネットワーク装置
JP2003186765A (ja) * 2001-12-20 2003-07-04 Fuji Xerox Co Ltd ネットワーク接続デバイス、ネットワーク接続デバイス管理システム、ネットワーク接続デバイス管理方法
JP2004220564A (ja) * 2002-12-26 2004-08-05 Seiko Epson Corp デバイス連携管理システム、ネットワークデバイスおよびデバイス用プログラム、並びにデバイス連携管理方法
JP2004220562A (ja) * 2002-12-27 2004-08-05 Seiko Epson Corp デバイス監視システム、監視プログラム及び監視方法並びにデバイス

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10161952A (ja) * 1996-11-27 1998-06-19 Toshiba Corp コンピュータ障害監視方法及びそのシステム
JP2000183970A (ja) * 1998-12-17 2000-06-30 Sharp Corp ネットワーク装置
JP2003186765A (ja) * 2001-12-20 2003-07-04 Fuji Xerox Co Ltd ネットワーク接続デバイス、ネットワーク接続デバイス管理システム、ネットワーク接続デバイス管理方法
JP2004220564A (ja) * 2002-12-26 2004-08-05 Seiko Epson Corp デバイス連携管理システム、ネットワークデバイスおよびデバイス用プログラム、並びにデバイス連携管理方法
JP2004220562A (ja) * 2002-12-27 2004-08-05 Seiko Epson Corp デバイス監視システム、監視プログラム及び監視方法並びにデバイス

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008250403A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Brother Ind Ltd ネットワークシステムとそれを構成する情報処理装置
JP2009141910A (ja) * 2007-12-11 2009-06-25 Meidensha Corp 遠方監視システム
JP2012133571A (ja) * 2010-12-21 2012-07-12 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、制御プログラム、制御方法及び画像処理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4548145B2 (ja) 2010-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8782202B2 (en) Monitor control of devices connected to network
KR101637894B1 (ko) 풀 프린트 시스템, 인쇄 잡 관리방법, 프린트 서버 및 그 제어 방법, 및 컴퓨터 판독 가능한 매체
US7912943B2 (en) Network device, network system, and its power saving control method
US8180934B2 (en) Device monitoring apparatus, control method therefor, device monitoring system, and recording medium
JP5810761B2 (ja) 処理制御サーバーおよび処理制御方法
JP5495542B2 (ja) 画像処理システム、画像処理装置及び画像処理方法
JP2010146340A (ja) 画像処理システム、画像処理装置及び画像処理方法
US8204963B2 (en) Download control of information from server connected to network
JP4548145B2 (ja) ネットワークに接続されたデバイスの監視制御
JP4747581B2 (ja) ネットワークに接続されたデバイスの監視制御
JP2010081011A (ja) 電子機器、管理システム及び管理プログラム
JP2006277380A (ja) ネットワークに接続されたデバイスの監視制御
JP2006235789A (ja) ネットワークに接続されたサーバからの情報のダウンロード制御
JP4561374B2 (ja) ネットワークに接続されたサーバからの情報のダウンロード制御
JP4665521B2 (ja) ネットワークに接続されたデバイスの監視制御
JP2006276935A (ja) ネットワークに接続されたデバイスの監視制御
JP4517874B2 (ja) ネットワークに接続された管理サーバからの情報のダウンロード制御
JP4604792B2 (ja) ネットワークに接続されたサーバからの情報のダウンロード制御
JP2006309307A (ja) ネットワークに接続されたサーバからの情報のダウンロード制御
JP4682636B2 (ja) ネットワークに接続されたデバイスの監視制御
JP4561373B2 (ja) ネットワークに接続されたサーバからの情報のダウンロード制御
US20140082148A1 (en) Server, system, and method for transferring request
JP2006221530A (ja) ネットワークに接続されたサーバからの情報のダウンロード制御
EP1845455A1 (en) Download control of information from server connected to network
JP2006215976A (ja) ネットワークに接続されたデバイスの監視制御

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100413

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100615

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100628

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4548145

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees