WO2010106614A1 - データ収集装置 - Google Patents

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Abstract

 各エリアに複数の設備機器71~79、91~99が配置され、データ収集装置1が設備LAN3を介して各設備機器に接続され、また、データ収集装置1は、エリアごとに機器の動作環境に影響を与えるパラメータについての測定値を取得し、測定値に対応させてエリアごとにデータ収集スケジュールを決定し、データ収集スケジュールに従って各エリアの各設備機器からデータを収集するため、エリアごとの動作環境に応じて効率的に機器からデータを収集することができる。

Description

データ収集装置
 本発明は、複数のエリアに配置されている複数の機器に接続され、各機器からデータを収集する技術に関する。より具体的には、複数のエリアに配置されている設備機器(空調設備、照明設備、分電盤設備、各種センサなど)からデータ(運転情報、計測情報、設定情報など)を収集する際の、収集スケジュールの設定方式に関する技術であり、多量の設備機器から情報を取得する際に効率的に収集する方式に関するものである。
 本来、設備機器のフィールドネットワークは設備機器の制御やアラームの発報などの用途が主であり、高頻度にデータ収集を行うことを想定したものでない場合が多い。そのため、一般的に低速である。
 また、複数の設備機器のフィールドネットワークの上位に位置する空調、照明、分電盤設備などを統合したネットワークである設備LAN(Local Area Network)は、セキュリティの観点から業務LANと分離される構成が多い。設備LANは業務LANと比較して低速なネットワークであることが多い。
 一般的に低速なネットワークを持つ設備機器から情報を収集する場合、効率的にスケジューリングし、情報を収集する必要がある。
 本技術に関する技術としては、特許文献1に示される方式がある。
 特許文献1の技術は、複数の設備機器の効率的な監視を目的としており、設備の監視スケジュールを設備機器の重要度に応じて設定する方法を開示している。これにより、重要な設備機器から高頻度で情報を収集することを可能としている。
特開平10-032885号公報
 特許文献1の技術は、予め判断された設備機器の重要度に基づいて設備機器からの情報の収集スケジュールを設定するため、ユーザ等が重要度を変更しない限り、収集スケジュールは固定的である。
 しかし、設備機器の重要度は状況により変化する場合がある。
 例えば、オフィスにおいて会議室で社員が会議をしている場合、会議室の設備機器は重要であるが、社員が不在にしている席の近くの設備機器はさほど重要ではない。
 逆に、会議が終わり社員が自席に戻れば、会議室の設備機器は重要度が下がり、社員の自席の近くの設備機器の重要度は上がる。
 特許文献1の技術では、このような環境の変化に応じて設備機器の重要度が代わる場合に、収集スケジュールを変更することができないという課題がある。
 本発明は、このような課題を解決することを主な目的としており、機器が置かれた環境の変化に応じてデータの収集条件を柔軟に決定し、機器から効率的に情報を収集することを主な目的とする。
 本発明に係るデータ収集装置は、
 複数のエリアに配置されている複数の機器に接続され、各機器からデータを収集するデータ収集装置であって、
 エリアごとに、機器の動作環境に影響を与える環境影響因子の測定値を取得するエリア測定値取得部と、
 前記エリア測定値取得部により取得されたエリアごとの測定値に対応させて、エリアごとにデータ収集条件を決定する収集条件決定部と、
 前記収集条件決定部により決定されたデータ収集条件に従って、エリアごとに、各機器からデータを収集するデータ収集部とを有することを特徴とする。
 前記収集条件決定部は、
 いずれかのエリアの測定値が変化した場合に、当該エリアのデータ収集条件を新たな測定値に対応させて更新することを特徴とする。
 前記エリア測定値取得部は、
 測定値が大きいほど機器の動作環境に与える影響が大きくなる環境影響因子の測定値を取得し、
 前記収集条件決定部は、
 測定値が大きいエリアほど単位時間における前記データ収集部によるデータ収集量が多くなるデータ収集条件を決定することを特徴とする。
 前記収集条件決定部は、
 測定値が大きいエリアほど前記データ収集部によるデータ収集頻度が高頻度となるデータ収集条件、及び、測定値が大きいエリアほど前記データ収集部がデータ収集を行う機器の数が多くなるデータ収集条件の少なくともいずれかを決定することを特徴とする。
 前記エリア測定値取得部は、
 所定の基準値からの乖離が大きい測定値ほど機器の動作環境に与える影響が大きくなる環境影響因子の測定値を取得し、
 前記収集条件決定部は、
 測定値が前記基準値から大きく乖離しているエリアほど単位時間における前記データ収集部によるデータ収集量が多くなるデータ収集条件を決定することを特徴とする。
 前記エリア測定値取得部は、
 前記環境影響因子の測定値として、各エリアの所在人数を取得することを特徴とする。
 前記エリア測定値取得部は、
 前記環境影響因子の測定値として、各エリアにおける音量を取得することを特徴とする。
 前記エリア測定値取得部は、
 前記環境影響因子の測定値として、各エリアの床面が受ける圧力値を取得することを特徴とする。
 前記データ収集装置は、
 それぞれに扉が設置されている複数のエリアをデータ収集の対象エリアとし、
 前記エリア測定値取得部は、
 前記環境影響因子の測定値として、各エリアにおける扉の開閉回数を取得することを特徴とする。
 前記エリア測定値取得部は、
 前記環境影響因子の測定値として、各エリアに配置されている特定種類の機器の操作回数を取得することを特徴とする。
 前記データ収集装置は、
 それぞれにコンピュータが設置されている複数のエリアをデータ収集の対象エリアとし、
 前記エリア測定値取得部は、
 前記環境影響因子の測定値として、各エリアにおけるコンピュータの稼働台数を取得することを特徴とする。
 前記データ収集装置は、
 通信ネットワークが配置されている複数のエリアをデータ収集の対象エリアとし、
 前記エリア測定値取得部は、
 前記環境影響因子の測定値として、各エリアにおけるネットワーク負荷値を取得することを特徴とする。
 前記エリア測定値取得部は、
 前記環境影響因子の測定値として、各エリアの照度を取得することを特徴とする。
 前記エリア測定値取得部は、
 前記環境影響因子の測定値として、各エリアの空気流量を取得することを特徴とする。
 前記エリア測定値取得部は、
 前記環境影響因子の測定値として、各エリアの電波強度を取得することを特徴とする。
 本発明によれば、エリアごとの環境影響因子の測定値に対応させてエリアごとにデータ収集条件を決定するため、エリアごとの動作環境に応じて効率的に機器からデータを収集することができる。
 実施の形態1.
 図1は、本実施の形態に係るデータ収集装置1が動作するシステムを示す構成図である。
 データ収集装置1は、データ収集機能を有している。
 データ収集装置1は、設備LAN3を経由して照明フィールドネットワーク6や空調フィールドネットワーク8等の設備機器のネットワークと接続し、照明71~照明79や空調機器91~空調機器99(以下、「空調機器」を「空調」とも表記する)などの設備機器と接続している。
 設備LAN3と照明フィールドネットワーク6や空調フィールドネットワーク8の間は、照明ゲートウェイ装置5や空調ゲートウェイ装置4が配置されている。
 照明ゲートウェイ装置5は、設備LAN3と照明フィールドネットワーク6の間で異なる通信プロトコルを変換する役割を持つ。
 空調ゲートウェイ装置4は、設備LAN3と空調フィールドネットワーク6の間で異なる通信プロトコルを変換する役割を持つ。
 データ収集装置1は、以上の通り説明した構成により、照明71~照明79や空調91~空調99などの設備機器を制御したり、情報を取得したりすることが可能である。
 尚、図1では記述を省略したが、設備LAN3には、エリアの温湿度を計測する設備機器やエリアの消費電力量を計測する設備機器などを接続してもよい。
 本実施の形態において、照明71~照明79や空調91~空調99などの設備機器は、何れかのエリアに属すると定義される。つまり、照明71~照明79や空調91~空調99などの設備機器は、複数のエリアに配置されている。
 エリアの定義は任意である。例えば、各階でエリアを1つずつ定義することや、オフィスにおいて各部でエリアを1つずつ定義することが可能である。
 本実施の形態においては、図1に示す通り、照明71、照明72、空調91、空調92はエリアA10に属すると定義され、照明73、照明74、照明75、空調93、空調94、空調95はエリアB11に属すると定義され、照明76、照明77、照明78、照明79、空調96、空調97、空調98、空調99はエリアC12に属すると定義されている。
 図2は、データ収集装置1の詳細な構成を示した図である。
 データ収集装置1は、エリア環境変化検知部21、スケジュール生成部22、データ収集部23及び情報記憶部26で構成されている。
 情報記憶部26では、スケジュール情報24と環境変化量情報25の情報を管理している。
 以下、図2を用いて、エリア環境変化検知部21、スケジュール生成部22、データ収集部23の各要素の動作について詳細に説明する。
 はじめに、エリア環境変化検知部21を説明する。
 エリア環境変化検知部21は、各エリアの温度や湿度の状態、設備機器のON/OFF、設定、運転出力などの状態、および消費電力量の変化の状態などといった、エリア内の環境がどの程度変化しやすいかを判断する。
 そして、エリア環境変化検知部21は、判断した環境の変化のしやすさを表す環境変化量情報25を生成する。
 つまり、エリア環境変化検知部21は、機器の動作環境に影響を与える環境影響因子を定義し、エリアごとに、環境影響因子の測定値を取得する。
 エリア環境変化検知部21は、環境影響因子として、測定値が大きいほど機器の動作環境に与える影響が大きくなる性質の因子を定義することができる。
 エリア環境変化検知部21は、エリア測定値取得部の例である。
 例えば、本実施の形態のエリア環境変化検知部21は、エリア内の人数を環境影響因子とし、エリア内の人数が多い場合にエリア内の環境が変化しやすいと判断する。
 そのため、図2の環境変化量情報25には、環境影響因子である各エリア内の在室者の人数が示されている。
 一般的に人の多いエリアは、“人が熱を発する”、“人がリモコン等で空調等を操作する”などの要因が増加するため、環境が変化しやすい。
 本実施の形態のエリア環境変化検知部21は、これらの要因を考慮したものである。
 図2では、エリアAには在室者が2人、エリアBには在室者が0人、エリアCには在室者が25人、エリアDには在室者が30人、エリアEには在室者が1人、存在することを示している。
 本実施の形態のエリア環境変化検知部21の動作は図3のフローチャートに示すとおりとなる。
 まず、エリア環境変化検知部21は、エリア内の人の出入りを検知する(S11)。
 エリア内の人の出入りを検知する方法としては、人感センサの情報や入退室管理装置の情報を利用する。
 エリア内の人の出入りを検知すると、エリア環境変化検知部21は環境変化量情報25を更新する(S12)。
 その後、S11に戻る。
 次に、スケジュール生成部22を説明する。
 本実施の形態に係るスケジュール生成部22は、各エリア内の設備機器の運転状態や設定値などの設備機器のデータを収集する際のデータ収集条件を決定する。
 本実施の形態では、スケジュール生成部22は、データ収集条件として、データ収集の時間間隔を決定し、データ収集の時間間隔を示すスケジュール情報24を生成する。
 スケジュール生成部22は、スケジュール情報24を生成する時に、環境変化量情報25を参考に生成する。つまり、スケジュール生成部22は、エリア環境変化検知部21により取得されたエリアごとの測定値に対応させて、エリアごとにデータ収集のスケジュール(データ収集条件)を決定する。
 スケジュール生成部22は、データ収集条件決定部の例である。
 本実施の形態のスケジュール生成部22は、環境が変化しやすいエリアの設備機器からは細かな間隔でデータ収集を行い、環境が変化しにくいエリアの設備機器からは大まかな間隔でデータ収集を行うようにスケジュール情報24を生成する。
 つまり、スケジュール生成部22は、エリア環境変化検知部21の測定値が大きいエリアほどデータ収集頻度が高頻度となるデータ収集条件を決定して、単位時間におけるデータ収集量を多くする。
 図2は、エリアAに属する設備機器からは5分間隔、エリアBに属する設備機器からは15分間隔、エリアCに属する設備機器からは30秒間隔、エリアDに属する設備機器からは20秒間隔、エリアEに属する設備機器からは10分間隔で収集するようにスケジュール情報24を定義している。
 つまり、環境が変化しやすい在室者が多いエリア(エリアCとエリアD)は細かな間隔でデータを収集するように設定し、環境が変化しにくい在室者が少ないエリア(エリアA、B、E)は大まかな間隔でデータを収集するように設定している。
 スケジュール生成部22は、例えば、図11に示す基準情報に基づいてスケジュール情報24を生成する。
 図11の基準情報は、在室者の人数レベルごとに、データ収集の時間間隔が示されており、スケジュール生成部22は、エリア環境変化検知部21の測定値に対応するデータ収集時間間隔を基準情報から取得して、スケジュール情報24を生成する。
 本実施の形態のスケジュール生成部22の動作は、図4のフローチャートに示す通りとなる。
 まず、スケジュール生成部22は、環境変化量情報25の更新を待つ(S21)。
 環境変化量情報25の更新を検知すると、スケジュール生成部22は、スケジュール情報24を更新する(S22)つまり、いずれかのエリアの測定値が変化した場合に、当該エリアのデータ収集スケジュールを新たな測定値に対応させて更新する。
 最後に、データ収集部23を説明する。
 本実施の形態のデータ収集部23は、スケジュール情報24で定義された頻度で、各エリアの設備機器からデータを収集する。
 尚、設備機器のデータは、設備機器ごとに異なるものであり、例えば、空調では運転状態(ON/OFF)、運転モード、設定温度、などの情報、照明では運転状態(ON/OFF)、調光率、などの情報、エリアの消費電力量を計測する設備機器であれば消費電力量の情報などとなる。
 図2において、エリアAのスケジュール情報24は5分であるため、データ収集部23は、エリアAに属する設備機器(図1の照明71、照明72、空調91、空調92)から5分間隔でデータを収集する。
 本実施の形態のデータ収集部23の動作は、図5のフローチャートに示すとおりとなる。
 まず、データ収集部23は、エリア内の全ての設備機器からデータを収集する(S31)。次に、データ収集部23は、スケジュール情報24を参照し、指定された時間待機する(S32)。その後、S31に戻る。
 尚、本フローチャートは、データ収集部23が単一のエリアに対して行う操作を示したものである。
 本実施の形態では、複数のエリアが定義されるため、同様のフローがエリア毎に平行して実行される。
 このように、データ収集装置1は、エリアごとに機器の動作環境に影響を与えるパラメータについての測定値を取得し、測定値に対応させてエリアごとにデータ収集スケジュールを決定し、データ収集スケジュールに従って各エリアの各設備機器からデータを収集するため、エリアごとの動作環境に応じて効率的に機器からデータを収集することができる。
 尚、本実施の形態において、エリア環境変化検知部21は、人の多少を検知する手段として、音の大きさを検知するセンサーやエリア内の地面にかかる圧力を検知するセンサーを利用することも可能である。
 以上のように、本実施の形態によれば、設備機器からデータを収集するスケジュールが、設備機器の置かれたエリアの環境の変化のしやすさに応じて自動的に変化する。
 通常、エリアの環境が変化しやすい場合、空調や照明などの設備機器のモードや出力が自動的に変更されて運転状態が変化しやすい、消費電力量を計測する設備機器の値が変化しやすいなどが考えられる。
 つまり、エリアの環境の変化のしやすさは、設備機器の動作や設定値の変化のしやすさに影響を与える。
 従って、本実施の形態に示す通り、エリア環境の変化のしやすさと連動して設備機器の収集スケジュールを変化させる事で、データ収集を効率的に行う事が出来る。
 また、本実施の形態によれば、環境が変化しやすいエリアの設備機器から頻繁にデータを収集するように動作するため、環境が変化しやすいエリアの設備機器の状態変化を細かくモニタすることが出来る。
 さらに、環境が変化しにくいエリアの設備機器から頻繁にデータを収集しないように動作するため、環境が変化しにくいエリアの設備機器から無駄にデータ収集を行う事をせず、フィールドネットワークの負荷に与える影響を抑えることができる。
 また、本実施の形態によれば、人が多いエリアの設備機器から高頻度にデータを収集し、人が少ないエリア内の設備機器から低頻度にデータを収集する。
 通常、人の多いエリアは、手元操作が行われる、出入りが頻繁に起こるなど、環境が変化しやすい。
 逆に、人の少ないエリアは、環境が変化しにくい。
 そのため、環境が変化しやすいエリアの設備機器の状態変化を細かくモニタすることが出来る。
 さらに、環境が変化しにくいエリアの設備機器から無駄にデータ収集を行う事をせず、フィールドネットワークの負荷に与える影響を抑えることができる。
 以上、本実施の形態では、エリア環境変化検知部とスケジュール生成部とデータ収集部を備えたデータ収集装置であり、
 前記エリア環境変化検知部は、エリアの環境変化を検知してエリアの環境の変化しやすさを表す尺度である環境変化量情報を生成し、
 前記スケジュール生成部は、前記環境変化量情報に基づいて各エリアの各設備機器のデータ収集の時間間隔を定義するスケジュール情報を生成し、
 前記データ収集部は、前記スケジュール情報に基づいて各エリアの各設備機器のデータ収集を実施するように動作するデータ収集装置を説明した。
 また、本実施の形態では、前記環境変化量情報を参照し、環境が変化しやすいエリアに対して該エリア内の設備機器のデータ収集の時間間隔を短くするようにスケジュール情報を生成し、
 環境が変化しにくいエリアに対して該エリア内の設備機器のデータ収集の時間間隔を長くするようにスケジュール情報を生成するスケジュール生成部を備えたデータ収集装置を説明した。
 また、本実施の形態では、エリア内の人の出入りを検知し、在室者が多いエリアを環境の変化が起こりやすいエリアと判断して環境変化量情報を生成するエリア環境変化検知部を備えたデータ収集装置を説明した。
 また、本実施の形態では、エリア内の音の大きさを検知し、音が大きなエリアを環境の変化が起こりやすいエリアと判断して環境変化量情報を生成するエリア環境変化検知部を備えたデータ収集装置を説明した。
 また、本実施の形態では、エリア内の地面が受ける圧力を検知し、圧力が大きなエリアを環境の変化が起こりやすいエリアと判断して環境変化量情報を生成するエリア環境変化検知部を備えたデータ収集装置を説明した。
 実施の形態2.
 以下にて、実施の形態2に係るデータ収集装置について説明する。
 実施の形態2は実施の形態1と比較し、スケジュール生成部の動作、データ収集部の動作及びスケジュール情報の内容が異なる。
 実施の形態2に係るデータ収集装置1の構成例を図6に示し、詳細を以下に説明する。
 なお、エリア環境変化検知部21は、実施の形態1で説明したものと同様の動作であるため、説明を省略する。
 まず、スケジュール生成部22を説明する。
 本実施の形態に係るスケジュール生成部22は、各エリア内でどの設備機器からデータを収集すべきかを定義したスケジュール情報134を生成する。
 スケジュール生成部22は、スケジュール情報134を生成する時に、環境変化量情報135を参考に生成する。
 本実施の形態のスケジュール生成部22は、環境が変化しやすいエリアでは多くの設備機器からデータ収集を行い、環境が変化しにくいエリアでは少ない設備機器からデータ収集を行うようにスケジュール情報134を生成する。
 つまり、本実施の形態のスケジュール生成部22は、エリア環境変化検知部21の測定値が大きいエリアほどデータ収集を行う機器の数が多くなるデータ収集条件を決定して、単位時間におけるデータ収集量を多くする。
 具体的には、図6では、エリアAについては空調No.1-2と照明No.1-10をデータ収集対象とし、エリアBについては空調No.6と照明No.101-105をデータ収集対象とし、エリアCについては空調No.21-28と照明No.201-240をデータ収集対象とし、エリアDについては空調No.31-50と照明No.251-300をデータ収集対象とし、エリアEについては空調No.51と照明No.301-305をデータ収集対象とするスケジュール情報134を定義している。
 このように、環境が変化しやすい在室者が多いエリア(エリアCとエリアD)は多くの設備機器からデータを収集するように設定し、環境が変化しにくい在室者が少ないエリア(エリアA、B、E)は少ない設備機器からデータを収集するように設定している。
 なお、本実施の形態のスケジュール生成部22の動作自体は、実施の形態1で説明した図4のフローチャートと同様であるため、説明を省略する。
 最後に、データ収集部23を説明する。
 本実施の形態のデータ収集部23は、スケジュール情報134で定義された設備機器から、予め定められた周期でデータを収集する。
 図6において、エリアAのスケジュール情報134は、空調No.1-2と照明No.1-10であるため、データ収集部23はこれらの機器からデータを収集する。
 なお、本実施の形態のデータ収集部23の動作自体は、実施の形態1で説明した図5のフローチャートと同様であるため、説明を省略する。
 以上のように、本実施の形態によれば、環境が変化しやすいエリアでは多くの設備機器からデータを収集するように動作するため、環境が変化しやすいエリアの状態変化を細かくモニタすることが出来る。
 さらに、環境が変化しにくいエリアでは少ない設備機器からデータを収集するように動作するため、エリア内の設備機器の代表的なデータを収集できると共に、環境が変化しにくいエリアの設備機器から無駄にデータ収集を行う事をせず、フィールドネットワークの負荷に与える影響を抑えることができる。
 以上、本実施の形態では、環境変化量情報を参照し、環境が変化しやすいエリアに対して該エリア内でデータ収集を実施する設備機器を増加させるように動作し、環境が変化しにくいエリアに対して該エリア内でデータ収集を実施する設備機器を減少させるように動作するスケジュール生成部を備えたデータ収集装置を説明した。
 実施の形態3.
 以下にて、実施の形態3に係るデータ収集装置について説明する。
 実施の形態3は実施の形態1と比較し、エリア環境変化検知部の動作と、環境変化量情報の構成が異なる。
 実施の形態3のエリア環境変化検知部21と環境変化量情報145を図7に示し、以下に説明する。
 なお、本実施の形態においても、スケジュール生成部22、データ収集部23及び情報記憶部26は存在しているが、図7では図示を省略している。
 また、同様に、本実施の形態においても、図2に示したスケジュール情報24又は図6に示したスケジュール情報134がエリア番号及び環境変化量情報145に対応付けられて情報記憶部26に記憶されているが、図7では図示を省略している。
 本実施の形態では、それぞれに扉が設置されているエリアをデータ収集の対象エリアとし、エリア環境変化検知部21は、エリア内の扉の開閉回数を環境影響因子として定義し、エリア内の扉の開閉回数が多い場合にエリア内の環境が変化しやすいと判断する。
 そのため、環境変化量情報145は、各エリア内の扉の開閉回数としている。
 一般的に扉の開閉が多いエリアは、“熱の出入が激しい”などの要因が増加するため、環境が変化しやすい。本実施の形態のエリア環境変化検知部21は、これらの要因を考慮したものである。
 図7では、1分当りの扉開閉回数が、エリアAは約1.2回、エリアBは約6.5回、エリアCは約3.5回、エリアDは約0.1回、エリアEは約1.0回であることを示している。
 なお、本実施の形態におけるスケジュール生成部22、データ収集部23の動作は、実施の形態1又は実施の形態2に示したものと同様である。
 つまり、スケジュール生成部22は、扉の開閉回数が多いエリアほどデータ収集の頻度が高頻度となるスケジュール情報24又は扉の開閉回数が多いエリアほどデータ収集の対象機器が多くなるスケジュール情報134を生成し、データ収集部23はスケジュール情報24又はスケジュール情報134に従って設備機器からデータを収集する。
 以上のように、本実施の形態によれば、扉の開閉が多いエリアの設備機器から高頻度にデータを収集し、扉の開閉が少ないエリア内の設備機器から低頻度にデータを収集する。
 通常、扉の開閉が多いエリアは、熱の出入が激しいために環境が変化しやすい。逆に、扉の開閉が少ないエリアは、環境が変化しにくい。
 そのため、環境が変化しやすいエリアの設備機器の状態変化を細かくモニタすることが出来る。さらに、環境が変化しにくいエリアの設備機器から無駄にデータ収集を行う事をせず、フィールドネットワークの負荷に与える影響を抑えることができる。
 以上、本実施の形態では、エリア内に設置された扉の開閉を検知し、開閉回数が多いエリアを環境の変化が起こりやすいエリアと判断して環境変化量情報を生成するエリア環境変化検知部を備えたデータ収集装置を説明した。
 実施の形態4.
 以下にて、実施の形態4に係るデータ収集装置について説明する。
 実施の形態4は実施の形態1と比較し、エリア環境変化検知部の動作と、環境変化量情報の構成が異なる。
 実施の形態4のエリア環境変化検知部21と環境変化量情報155を図8に示し、以下に説明する。
 なお、本実施の形態においても、スケジュール生成部22、データ収集部23及び情報記憶部26は存在しているが、図8では図示を省略している。
 また、同様に、本実施の形態においても、図2に示したスケジュール情報24又は図6に示したスケジュール情報134がエリア番号及び環境変化量情報155に対応付けられて情報記憶部26に記憶されているが、図8では図示を省略している。
 本実施の形態では、それぞれに空調機器が設置されているエリアをデータ収集の対象エリアとし、エリア環境変化検知部21は、空調機器の操作回数を環境影響因子として定義し、空調機器の操作回数が多い場合にエリア内の環境が変化しやすいと判断する。
 そのため、環境変化量情報155は、各エリア内の空調の操作回数としている。
 一般的に空調の操作回数が多いエリアは、“空調のON/OFFが頻繁に変更されて消費電力が変化しやすい”、“空調の影響を受けて温度や湿度が変化しやすい”などの要因が増加するため、環境が変化しやすい。本実施の形態のエリア環境変化検知部21は、これらの要因を考慮したものである。
 図8では、1分当りの空調の操作回数が、エリアAは約0.01回、エリアBは約0.02回、エリアCは約0.50回、エリアDは約0.12回、エリアEは約0.04回であることを示している。
 なお、本実施の形態におけるスケジュール生成部22、データ収集部23の動作は、実施の形態1又は実施の形態2に示したものと同様である。
 つまり、スケジュール生成部22は、空調機器の操作回数が多いエリアほどデータ収集の頻度が高頻度となるスケジュール情報24又は空調機器の操作回数が多いエリアほどデータ収集の対象機器が多くなるスケジュール情報134を生成し、データ収集部23はスケジュール情報24又はスケジュール情報134に従って設備機器からデータを収集する。
 なお、本実施の形態においては、空調の操作回数を利用したが、照明の操作回数を利用する事も可能である。
 以上のように、本実施の形態によれば、空調の操作回数が多いエリアの設備機器から高頻度にデータを収集し、操作回数が少ないエリア内の設備機器から低頻度にデータを収集する。
 通常、操作回数が多いエリアは、空調の影響を受けて消費電力・温度・湿度などの環境が変化しやすい。
 逆に、操作回数が少ないエリアは、環境が変化しにくい。
 そのため、環境が変化しやすいエリアの設備機器の状態変化を細かくモニタすることが出来る。
 さらに、環境が変化しにくいエリアの設備機器から無駄にデータ収集を行う事をせず、フィールドネットワークの負荷に与える影響を抑えることができる。
 以上、本実施の形態では、エリア内に設置された空調の操作を検知し、操作回数が多いエリアを環境の変化が起こりやすいエリアと判断して環境変化量情報を生成するエリア環境変化検知部を備えたデータ収集装置を説明した。
 また、本実施の形態では、エリア内に設置された照明の操作を検知し、操作回数が多いエリアを環境の変化が起こりやすいエリアと判断して環境変化量情報を生成するエリア環境変化検知部を備えたデータ収集装置を説明した。
 実施の形態5.
 以下にて、実施の形態5に係るデータ収集装置について説明する。
 実施の形態5は実施の形態1と比較し、エリア環境変化検知部の動作と、環境変化量情報の構成が異なる。
 実施の形態5のエリア環境変化検知部21と環境変化量情報165を図9に示し、以下に説明する。
 本実施の形態では、それぞれにパーソナルコンピュータ(以下、PCと表記する)が設置されているエリアをデータ収集の対象エリアとし、エリア環境変化検知部21は、PCの稼働台数を環境影響因子として定義し、電源ONのPC台数が多いエリア内の環境が変化しやすいと判断する。
 そのため、環境変化量情報165は、各エリア内の電源ONのPCの台数としている。
 一般的に電源がONとなっているPCが多いエリアは、“PCの熱の影響を受けて温度や湿度が変化しやすい”などの要因が増加するため、環境が変化しやすい。本実施の形態のエリア環境変化検知部21は、これらの要因を考慮したものである。
 図9では、電源ONとなっているPCの台数が、エリアAは15台、エリアBは10台、エリアCは8台、エリアDは30台、エリアEは150台であることを示している。
 なお、本実施の形態におけるスケジュール生成部22、データ収集部23の動作は、実施の形態1又は実施の形態2に示したものと同様である。
 つまり、スケジュール生成部22は、PCの稼働台数が多いエリアほどデータ収集の頻度が高頻度となるスケジュール情報24又はPCの稼働台数が多いエリアほどデータ収集の対象機器が多くなるスケジュール情報134を生成し、データ収集部23はスケジュール情報24又はスケジュール情報134に従って設備機器からデータを収集する。
 なお、本実施の形態においては、電源ONのPC台数を利用したが、ネットワーク装置の転送データ量に着目し、ネットワーク負荷が高い場合にPCの台数が多いと判断する事も可能である。
 以上のように、本実施の形態によれば、電源ONのPC台数が多いエリアの設備機器から高頻度にデータを収集し、電源ONのPC台数が少ないエリア内の設備機器から低頻度にデータを収集する。
 通常、電源ONのPC台数が多いエリアは、PCの熱の影響を受けて消費電力・温度・湿度などの環境が変化しやすい。
 逆に、電源ONのPC台数が少ないエリアは、環境が変化しにくい。
 そのため、環境が変化しやすいエリアの設備機器の状態変化を細かくモニタすることが出来る。
 さらに、環境が変化しにくいエリアの設備機器から無駄にデータ収集を行う事をせず、フィールドネットワークの負荷に与える影響を抑えることができる。
 以上、本実施の形態では、エリア内に設置されたコンピュータの電源オン/オフを検知し、電源オン台数が多いエリアを環境の変化が起こりやすいエリアと判断して環境変化量情報を生成するエリア環境変化検知部を備えたデータ収集装置を説明した。
 また、本実施の形態では、エリア内のネットワーク負荷を検知し、ネットワーク負荷の高いエリアを環境の変化が起こりやすいエリアと判断して環境変化量情報を生成するエリア環境変化検知部を備えた、データ収集装置を説明した。
 実施の形態6.
 以下にて、実施の形態6に係るデータ収集装置について説明する。
 実施の形態6は実施の形態1と比較し、エリア環境変化検知部の動作と、環境変化量情報の構成が異なる。
 実施の形態6のエリア環境変化検知部21と環境変化量情報175を図10に示し、以下に説明する。
 なお、本実施の形態においても、スケジュール生成部22、データ収集部23及び情報記憶部26は存在しているが、図10では図示を省略している。
 また、同様に、本実施の形態においても、図2に示したスケジュール情報24又は図6に示したスケジュール情報134がエリア番号及び環境変化量情報155に対応付けられて情報記憶部26に記憶されているが、図10では図示を省略している。
 本実施の形態のエリア環境変化検知部21は、各エリアの明るさを環境影響因子として定義し、照度センサーで検知した照度が、予め定めた基準の照度よりも高い/低い場合のエリア内の環境が変化しやすいと判断する。
 そのため、環境変化量情報175は、各エリア内の照度(単位はルクス)としている。
 一般的に照度が高いエリアは“太陽の光を多く受けて温度や湿度が上がりやすい”、照度が低いエリアは“太陽の光を受けにくいため照明の出力を高くする必要がある”などの要因が増加するため、環境が変化しやすい。本実施の形態のエリア環境変化検知部21は、これらの要因を考慮したものである。
 図10では、照度が、エリアAは200ルクス、エリアBは150ルクス、エリアCは500ルクス、エリアDは800ルクス、エリアEは400ルクスであることを示している。
 このように、本実施の形態では、エリア環境変化検知部21は、環境影響因子として、所定の基準値からの乖離が大きい測定値ほど機器の動作環境に与える影響が大きくなる性質の因子を定義することができる。
 そして、スケジュール生成部22は、測定値が基準値から大きく乖離しているエリアほどデータ収集の頻度が高頻度となるスケジュール情報24又は測定値が基準値から大きく乖離しているエリアほどデータ収集の対象機器が多くなるスケジュール情報134を生成し、データ収集部23はスケジュール情報24又はスケジュール情報134に従って設備機器からデータを収集する。
 なお、本実施の形態においては、照度センサーを利用したが、空気の流れる速度を検知する空気流量センサー、電波強度の強弱を検知するセンサーなどのセンサーを利用する事も可能である。
 以上のように、本実施の形態によれば、照度が予め定めた照度よりも高い/低いエリアの設備機器から高頻度にデータを収集し、そうでないエリア内の設備機器から低頻度にデータを収集する。
 通常、照度が高いエリアは、太陽の光の影響を受けて温度・湿度などの環境が変化しやすい。
 逆に、照度が低いエリアは、照明の出力が強まるため消費電力が増加しやすい。
 そのため、環境が変化しやすいエリアの設備機器の状態変化を細かくモニタすることが出来る。
 さらに、環境が変化しにくいエリアの設備機器から無駄にデータ収集を行う事をせず、フィールドネットワークの負荷に与える影響を抑えることができる。
 以上、本実施の形態では、エリア内の照度を検知し、予め定めた基準と比較して照度が高い、または低いエリアを環境の変化が起こりやすいエリアと判断して環境変化量情報を生成するエリア環境変化検知部を備えたデータ収集装置を説明した。
 また、本実施の形態では、エリア内の空気が流れる速度を検知し、速度が速いエリアを環境の変化が起こりやすいエリアと判断して環境変化量情報を生成するエリア環境変化検知部を備えたデータ収集装置を説明した。
 また、本実施の形態では、エリア内の電波強度を検知し、電波強度の強いエリアを環境の変化が起こりやすいエリアと判断して環境変化量情報を生成するエリア環境変化検知部を備えたデータ収集装置を説明した。
 最後に、実施の形態1~6に示したデータ収集装置1のハードウェア構成例について説明する。
 図12は、実施の形態1~6に示すデータ収集装置1のハードウェア資源の一例を示す図である。
 なお、図12の構成は、あくまでもデータ収集装置1のハードウェア構成の一例を示すものであり、データ収集装置1のハードウェア構成は図12に記載の構成に限らず、他の構成であってもよい。
 図12において、データ収集装置1は、プログラムを実行するCPU911(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。
 CPU911は、バス912を介して、例えば、ROM(Read Only Memory)913、RAM(Random Access Memory)914、通信ボード915、表示装置901、キーボード902、マウス903、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。
 更に、CPU911は、FDD904(Flexible Disk Drive)、コンパクトディスク装置905(CDD)、プリンタ装置906、スキャナ装置907と接続していてもよい。また、磁気ディスク装置920の代わりに、光ディスク装置、メモリカード(登録商標)読み書き装置などの記憶装置でもよい。
 RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、磁気ディスク装置920の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置の一例である。
 通信ボード915、キーボード902、マウス903、スキャナ装置907、FDD904などは、入力装置の一例である。
 また、通信ボード915、表示装置901、プリンタ装置906などは、出力装置の一例である。
 通信ボード915は、図1に示すように、ネットワークに接続されている。例えば、通信ボード915は、設備LANの他、インターネット、WAN(ワイドエリアネットワーク)、SAN(ストレージエリアネットワーク)などに接続されていても構わない。
 磁気ディスク装置920には、オペレーティングシステム921(OS)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。
 プログラム群923のプログラムは、CPU911がオペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922を利用しながら実行する。
 また、RAM914には、CPU911に実行させるオペレーティングシステム921のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。
 また、RAM914には、CPU911による処理に必要な各種データが格納される。
 また、ROM913には、BIOS(Basic Input Output System)プログラムが格納され、磁気ディスク装置920にはブートプログラムが格納されている。
 データ収集装置1の起動時には、ROM913のBIOSプログラム及び磁気ディスク装置920のブートプログラムが実行され、BIOSプログラム及びブートプログラムによりオペレーティングシステム921が起動される。
 上記プログラム群923には、実施の形態1~6の説明において「~部」として説明している機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
 ファイル群924には、実施の形態1~6の説明において、「~の判断」、「~の計算」、「~の比較」、「~の検知」、「~の測定」、「~の更新」、「~の設定」、「~の登録」、「~の選択」等として説明している処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値やパラメータが、「~ファイル」や「~データベース」の各項目として記憶されている。
 「~ファイル」や「~データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示などのCPUの動作に用いられる。
 抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示のCPUの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリ、レジスタ、キャッシュメモリ、バッファメモリ等に一時的に記憶される。
 また、実施の形態1~6で説明しているフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号値は、RAM914のメモリ、FDD904のフレキシブルディスク、CDD905のコンパクトディスク、磁気ディスク装置920の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
 また、実施の形態1~6の説明において「~部」として説明しているものは、「~回路」、「~装置」、「~機器」であってもよく、また、「~ステップ」、「~手順」、「~処理」であってもよい。すなわち、「~部」として説明しているものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。すなわち、プログラムは、実施の形態1~6の「~部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、実施の形態1~6の「~部」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
 このように、実施の形態1~6に示すデータ収集装置1は、処理装置たるCPU、記憶装置たるメモリ、磁気ディスク等、入力装置たるキーボード、マウス、通信ボード等、出力装置たる表示装置、通信ボード等を備えるコンピュータであり、上記したように「~部」として示された機能をこれら処理装置、記憶装置、入力装置、出力装置を用いて実現するものである。
実施の形態1~6に係るシステム構成例を示す図。 実施の形態1に係るデータ収集装置の構成例を示す図。 実施の形態1に係るエリア環境変化検知部の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係るスケジュール生成部の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係るデータ収集部の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態2に係るデータ収集装置の構成例を示す図。 実施の形態3に係るデータ収集装置の構成例を示す図。 実施の形態4に係るデータ収集装置の構成例を示す図。 実施の形態5に係るデータ収集装置の構成例を示す図。 実施の形態6に係るデータ収集装置の構成例を示す図。 実施の形態1に係る基準情報の例を示す図。 実施の形態1~6に係るデータ収集装置のハードウェア構成例を示す図。
符号の説明
 1 データ収集装置、21 エリア環境変化検知部、22 スケジュール生成部、23 データ収集部、24 スケジュール情報、25 環境変化量情報、26 情報記憶部、134 スケジュール情報、135 環境変化量情報、145 環境変化量情報、155 環境変化量情報、165 環境変化量情報、175 環境変化量情報。

Claims (15)

  1.  複数のエリアに配置されている複数の機器に接続され、各機器からデータを収集するデータ収集装置であって、
     エリアごとに、機器の動作環境に影響を与える環境影響因子の測定値を取得するエリア測定値取得部と、
     前記エリア測定値取得部により取得されたエリアごとの測定値に対応させて、エリアごとにデータ収集条件を決定する収集条件決定部と、
     前記収集条件決定部により決定されたデータ収集条件に従って、エリアごとに、各機器からデータを収集するデータ収集部とを有することを特徴とするデータ収集装置。
  2.  前記収集条件決定部は、
     いずれかのエリアの測定値が変化した場合に、当該エリアのデータ収集条件を新たな測定値に対応させて更新することを特徴とする請求項1に記載のデータ収集装置。
  3.  前記エリア測定値取得部は、
     測定値が大きいほど機器の動作環境に与える影響が大きくなる環境影響因子の測定値を取得し、
     前記収集条件決定部は、
     測定値が大きいエリアほど単位時間における前記データ収集部によるデータ収集量が多くなるデータ収集条件を決定することを特徴とする請求項1に記載のデータ収集装置。
  4.  前記収集条件決定部は、
     測定値が大きいエリアほど前記データ収集部によるデータ収集頻度が高頻度となるデータ収集条件、及び、測定値が大きいエリアほど前記データ収集部がデータ収集を行う機器の数が多くなるデータ収集条件の少なくともいずれかを決定することを特徴とする請求項3に記載のデータ収集装置。
  5.  前記エリア測定値取得部は、
     所定の基準値からの乖離が大きい測定値ほど機器の動作環境に与える影響が大きくなる環境影響因子の測定値を取得し、
     前記収集条件決定部は、
     測定値が前記基準値から大きく乖離しているエリアほど単位時間における前記データ収集部によるデータ収集量が多くなるデータ収集条件を決定することを特徴とする請求項1に記載のデータ収集装置。
  6.  前記エリア測定値取得部は、
     前記環境影響因子の測定値として、各エリアの所在人数を取得することを特徴とする請求項1に記載のデータ収集装置。
  7.  前記エリア測定値取得部は、
     前記環境影響因子の測定値として、各エリアにおける音量を取得することを特徴とする請求項1に記載のデータ収集装置。
  8.  前記エリア測定値取得部は、
     前記環境影響因子の測定値として、各エリアの床面が受ける圧力値を取得することを特徴とする請求項1に記載のデータ収集装置。
  9.  前記データ収集装置は、
     それぞれに扉が設置されている複数のエリアをデータ収集の対象エリアとし、
     前記エリア測定値取得部は、
     前記環境影響因子の測定値として、各エリアにおける扉の開閉回数を取得することを特徴とする請求項1に記載のデータ収集装置。
  10.  前記エリア測定値取得部は、
     前記環境影響因子の測定値として、各エリアに配置されている特定種類の機器の操作回数を取得することを特徴とする請求項1に記載のデータ収集装置。
  11.  前記データ収集装置は、
     それぞれにコンピュータが設置されている複数のエリアをデータ収集の対象エリアとし、
     前記エリア測定値取得部は、
     前記環境影響因子の測定値として、各エリアにおけるコンピュータの稼働台数を取得することを特徴とする請求項1に記載のデータ収集装置。
  12.  前記データ収集装置は、
     通信ネットワークが配置されている複数のエリアをデータ収集の対象エリアとし、
     前記エリア測定値取得部は、
     前記環境影響因子の測定値として、各エリアにおけるネットワーク負荷値を取得することを特徴とする請求項1に記載のデータ収集装置。
  13.  前記エリア測定値取得部は、
     前記環境影響因子の測定値として、各エリアの照度を取得することを特徴とする請求項1に記載のデータ収集装置。
  14.  前記エリア測定値取得部は、
     前記環境影響因子の測定値として、各エリアの空気流量を取得することを特徴とする請求項1に記載のデータ収集装置。
  15.  前記エリア測定値取得部は、
     前記環境影響因子の測定値として、各エリアの電波強度を取得することを特徴とする請求項1に記載のデータ収集装置。
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