JP2016161976A - 通信システム、サーバー、及び通信システムの制御方法 - Google Patents

通信システム、サーバー、及び通信システムの制御方法 Download PDF

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俊樹 森
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浩之 稲村
康隆 飯田
Yasutaka Iida
康隆 飯田
草間 克実
Katsumi Kusama
克実 草間
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Abstract

【課題】通信品質が不安定な通信網を利用した場合であっても、データ伝送の欠落を抑制することができる通信システム、サーバー、及び通信システムの制御方法を提供する。
【解決手段】センサーノードは、センサーから取得した計測値と、計測データを識別する計測データ識別情報とを含む計測データをサーバー4に送信し、サーバー4から再送信要求を受信した場合、再送信要求に含まれる計測データ識別情報を含む計測データをサーバー4に再送信する。サーバー4は、センサーノードから計測データを受信し、センサーノードから所定タイミング毎に計測データが受信されたか否かを示す受信状況情報に基づいて、所定タイミングで受信されていない計測データである欠落データが存在していた場合、当該欠落データを示す計測データ識別情報を含む再送信要求をセンサーノードに送信する。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、通信システム、サーバー、及び通信システムの制御方法に関する。
災害を防ぐことを目的として、災害が起こり得る場所や建造物等の監視対象を監視する監視システムが知られている。この監視システムは、監視対象に設けられたセンサーにより、災害が起こる危険性を定量的に表すことが可能な物理量を計測する。監視システムは、計測した物理量を、通信網を介してサーバーに集積(記憶)させる。このような監視システムでは、無線通信網等の通信品質が安定していない通信網によってセンサーが計測した物理量をサーバーに集積させる場合がある。この場合、監視システムは、通信網の通信品質の劣化に伴い、センサーが計測した物理量の集積に欠落を生じさせてしまう可能性があった。
特開2010−72776号公報 特開2006−180136号公報 特開2013−258721号公報
本発明が解決しようとする課題は、通信品質が不安定な通信網を利用した場合であっても、データ伝送の欠落を抑制することができる通信システム、サーバー、及び通信システムの制御方法を提供することである。
実施形態の通信システムは、センサーノードと、サーバーとを持つ。センサーノードは、取得部と、送信制御部と、再送信制御部とを持つ。取得部は、センサーから計測値を取得する。送信制御部は、計測値と、計測データを識別する計測データ識別情報とを含む計測データを所定タイミング毎にサーバーに送信する。再送信制御部は、サーバーから計測データ識別情報を含む再送信要求を受信した場合、再送信要求に含まれる計測データ識別情報を含む計測データをサーバーに再送信する。サーバーは、通信部と、受信データ処理部と、再送信要求処理部とを持つ。通信部は、センサーノードから計測データを受信する。受信データ処理部は、センサーノードから受信された計測データを記憶部に記憶させる。再送信要求処理部は、センサーノードから所定タイミング毎に計測データが受信されたか否かを示す受信状況情報に基づいて、所定タイミングのうちの一部又は全部で受信されていない計測データである欠落データが存在していた場合、当該欠落データを示す計測データ識別情報を含む再送信要求をセンサーノードに送信する。
実施形態の通信システム1の構成の一例を示す図。 通信システム1が備えるセンサーノード2の機能構成の一例を示す図。 通信システム1が備えるサーバー4の機能構成の一例を示す図。 計測データの一例を示す図。 あるセンサーノード2からサーバー4が計測データを受信する1日分の受信状況情報の構造の一例を示す図。 再送信要求の一例を示す図。 実施形態の制御部46が対象センサーノードに欠落データの再送信要求を送信する処理の流れの一例を示すフローチャート。 受信データ処理部471により4回目に割り当てられたフィールドまで更新が行われた受信状況情報の一例を示す図。 実施形態の変形例1の制御部46が対象センサーノードに欠落データの再送信要求を送信する処理の流れの一例を示すフローチャート。 実施形態の変形例2の制御部46が対象センサーノードに欠落データの再送信要求を送信する処理の流れの一例を示すフローチャート。 受信データ処理部471により7回目に割り当てられたフィールドまで更新が行われた受信状況情報の一例を示す図。 実施形態の変形例3の制御部46が対象センサーノードに欠落データの再送信要求を送信する処理の流れの一例を示すフローチャート。 受信データ処理部471により14回目に割り当てられたフィールドまで更新が行われた受信状況情報の一例を示す図。
以下、実施形態の通信システム1を、図面を参照して説明する。図1は、実施形態の通信システム1の構成の一例を示す図である。通信システム1は、N台のセンサーノード2−1〜センサーノード2−Nと、中継装置3と、サーバー4を備える。Nは、1以上の整数である。以下では、説明の便宜上、センサーノード2−1〜センサーノード2−Nを区別する必要が無い限り、まとめてセンサーノード2と称して説明する。
通信システム1は、センサーノード2により計測された計測値を含む計測データを、中継装置3を介してサーバー4に記憶する。例えば、通信システム1は、災害が起こり得る場所や建造物等を監視する監視システムに適用される。そのような場合、通信システム1は、センサーノード2により、災害が起こり得る場所や建造物等において、災害が起こる危険性を定量的に表すことが可能な物理量を計測値として計測する。
以下では、一例として、通信システム1が、センサーノード2により斜面Sの土壌内の水分量を計測する場合について説明する。斜面Sは、上記の災害として崩落が起こり得る斜面である。また、斜面Sの土壌内の水分量は、斜面Sにおいて崩落が起こる危険性(可能性)を定量的に表すことが可能な物理量である。
なお、通信システム1は、センサーノード2により、斜面Sの土壌内の水分量を計測する構成に代えて、災害が起こり得る他の場所や建造物等において、災害が起こる危険性を定量的に表すことが可能な他の物理量を計測する構成であってもよい。また、通信システム1は、センサーノード2により、災害とは無関係な物理量を計測する構成であってもよい。その場合、通信システム1におけるセンサーノード2は、所望の物理量を計測可能な場所に設けられるとする。
通信システム1のユーザーは、サーバー4に記憶された計測値に基づいて、斜面Sに崩落が起こるか否かを判断することができる。通信システム1のユーザーとは、例えば、斜面Sを管理する管理者等であるが、他の人物であってもよい。
通信システム1では、センサーノード2と、中継装置3が第1無線通信網を介して通信可能に接続されている。第1無線通信網は、例えば、Wi−SUN(Wireless Smart Utility Network、登録商標)やZigBee(登録商標)等の通信規格に基づく通信網である。以下では、この一例として、センサーノード2が、他のセンサーノード2と互いに通信を行わない場合について説明するが、これに代えて、センサーノード2が、他のセンサーノード2と互いに通信を行う構成であってもよい。
また、通信システム1では、中継装置3とサーバー4が第2無線通信網を介して通信可能に接続されている。第2無線通信網は、例えば、移動体通信網であるが、これに代えて、無線LAN(Local Area Network)等によって構成される通信網(例えば、インターネット)であってもよい。なお、中継装置3とサーバー4は、有線によって通信可能に接続される構成であってもよい。
ここで、通信システム1が備えるセンサーノード2と、中継装置3と、サーバー4について説明する。
センサーノード2は、センサーノード2が設けられた位置において計測可能な物理量を、所定の取得タイミング毎に計測値として計測する。所定の取得タイミングは、例えば、1日毎に午前0時に1回目のタイミング、午前1時に2回目のタイミング、…、午後11時に24回目のタイミングというように、午前0時から午後11時までの間に1時間刻みで設定された24回のタイミングを示す。
なお、この一例において、所定の取得タイミングは、1以上のセンサーノード2のそれぞれについて共通のタイミングである場合について説明するが、これに代えて、1以上のセンサーノード2の一部又は全部において互いに異なるタイミングであってもよい。また、所定の取得タイミングは、午前0時から午後11時までの間に10分刻みで設定された144回のタイミング等の他のタイミングであってもよい。また、所定の取得タイミングは、1日のうちの複数回のタイミングに代えて、2日間のうちや1週間のうちの複数回のタイミング等の他の期間内における複数回のタイミングであってもよい。
例えば、センサーノード2は、図1に示したように、斜面S上に設置される。センサーノード2は、斜面S上に設けられた位置において計測可能な物理量として、土壌内の水分量を計測値として計測する。センサーノード2は、計測した計測値を含む計測データを、中継装置3を介してサーバー4に送信する。
また、センサーノード2は、所定タイミング毎に計測データを、中継装置3を介してサーバー4に送信する。所定タイミングとは、所定の取得タイミングから所定時間だけずれたタイミングである。所定時間は、この一例において、数秒から数分程度の時間である。例えば、所定時間が5分の場合、所定タイミングは、1日毎に午前0時5分に1回目のタイミング、…、午後11時5分に24回目のタイミングというように、午前0時5分から午後11時5分までの間に1時間刻みで設定された24回のタイミングを示す。以下では、説明の便宜上、所定タイミングにおける1回目のタイミングを1回目、2回目のタイミングを2回目というように、所定タイミングのうちのX回目のタイミングを単にX回目と称して説明する。Xは、1〜24までの整数である。
なお、所定時間は、N台のセンサーノード2毎に異なる時間である。すなわち、センサーノード2が中継装置3を介してサーバー4に計測データを送信するタイミングは、センサーノード2毎に異なるとする。このようにすることで、通信システム1は、N台のセンサーノード2毎にセンサーノード2から中継装置3を介してサーバー4へ送信される計測データ同士による衝突や干渉等を抑制することができる。以下では、説明の便宜上、あるタイミングで中継装置3を介してサーバー4に計測データを送信するセンサーノード2を、対象センサーノードと称して説明する。なお、所定時間は、N台のセンサーノード2のうちの一部又は全部において同じ時間であってもよい。この場合、対象センサーノードは、複数存在することになる。
ここで、計測データには、計測値に加えて、他の計測データと自データとを識別する計測データ識別情報と、他のセンサーノード2と自センサーノード2とを識別するセンサー識別情報とが含まれる。計測データ識別情報とは、例えば、中継装置3を介して計測データをサーバー4に送信するタイミング(例えば、X回目の回数X)を示す情報であるが、これに代えて、センサーノード2が当該計測データに含まれる計測値を取得した取得タイミングを示す情報等の他の計測データと自データとを識別する他の情報であってもよい。また、センサー識別情報とは、例えば、MAC(Media Access Control)アドレスやIP(Internet Protocol)アドレスであるが、これに代えて、他のセンサーノード2と自センサーノード2とを識別する情報であってもよい。
また、センサーノード2は、中継装置3を介してサーバー4に送信した計測データを、履歴情報として所定期間が経過するまで記憶する。所定期間とは、例えば、2ヶ月程度であるが、他の期間であってもよい。また、センサーノード2は、中継装置3を介してサーバー4から再送信要求を受信する。センサーノード2は、受信した再送信要求に含まれる計測データ識別情報を含む計測データを履歴情報から抽出する。そして、センサーノード2は、抽出した計測データを、中継装置3を介してサーバー4に送信する。
なお、図1において、センサーノード2は、図の簡略化のため斜面S上に配置された四角形によって表しているが、斜面Sの土壌内の水分量を計測可能であり、中継装置3を介して計測データをサーバー4に送信することが可能な位置であれば、どこに配置されてもよい。また、以下では、説明の便宜上、ある情報Xをセンサーノード2(又はセンサーノード2が備える機能部)が中継装置3を介してサーバー4に送信することを、情報Xをセンサーノード2がサーバー4に送信すると称して説明する。
中継装置3は、センサーノード2と中継装置3の間に設けられた通信網と、中継装置3とサーバー4の間に設けられた通信網とを繋ぐゲートウェイ装置(GW)である。中継装置3は、センサーノード2から受信した計測データを、サーバー4に送信(中継)する。また、中継装置3は、サーバー4から受信した再送信要求を、センサーノード2に送信する(中継)する。なお、通信システム1は、中継装置3を備えない構成であってもよい。この場合、通信システム1では、1以上のセンサーノード2が、第1無線通信網と、第2無線通信網と、有線の通信網とのうちいずれかの通信網を介してサーバー4と通信可能に接続される。
サーバー4は、上記の所定タイミング毎に中継装置3を介して対象センサーノードから計測データを受信する。以下では、サーバー4が、N台のセンサーノード2毎の所定タイミングを予め記憶している場合について説明する。すなわち、サーバー4は、計測データを受信したタイミングによって、計測データの送信元である対象センサーノードを特定することができる。また、サーバー4は、当該タイミングによって、受信した計測データが、ある1日における対象センサーノードによる何回目の測定値を含んでいるかを特定することができる。サーバー4は、対象センサーノードから受信した計測データを記憶する。
また、サーバー4は、所定タイミング毎に、受信状況情報を記憶する。受信状況情報とは、予め記憶された対象センサーノードの所定タイミング毎に、中継装置3を介してセンサーノード2から計測データが受信されたか否かを示す情報である。すなわち、サーバー4は、受信状況情報を参照することにより、対象センサーノードの所定タイミングのうちの計測データが受信されていないタイミングを特定することができる。
例えば、対象センサーノードから4回目に計測データが受信されていない場合、受信状況情報には、対象センサーノードから4回目に計測データが受信されていないことを示す情報と、当該4回目を示す情報とが対応付けられた情報が含まれている。以下では、対象センサーノードの所定タイミングのうちのあるタイミングで対象センサーノードから受信されていない計測データを欠落データと称して説明する。また、対象センサーノードからX回目に受信されていない計測データを、X回目の欠落データと称して説明する。また、対象センサーノードから計測データが受信されていないタイミングを、欠落データが発生したタイミングと称して説明する。
換言すると、サーバー4は、受信状況情報を参照することにより、欠落データが存在しているか否かを判定することができる。また、サーバー4は、受信状況情報を参照することにより、当該欠落データを特定することができる。
サーバー4は、対象センサーノードの所定タイミング毎に、受信状況情報に基づいて欠落データが存在しているか否かを判定する。サーバー4は、この判定の結果、欠落データが存在していた場合、例えば、当該欠落データが発生したタイミング(例えば、X回目の回数X)を示す情報を計測データ識別情報として含む再送信要求をセンサーノード2に送信する。サーバー4は、中継装置3を介してセンサーノード2から再送信要求に対する応答を受信する。サーバー4は、受信した応答が計測データであった場合、当該計測データを記憶するとともに、受信状況情報を更新する。
なお、以下では、説明の便宜上、情報Xをサーバー4(又はサーバー4が備える機能部)が中継装置3を介してセンサーノード2に送信することを、情報Xをサーバー4がセンサーノード2に送信すると称して説明する。
次に、図2を参照して、通信システム1が備えるセンサーノード2の機能構成について説明する。図2は、通信システム1が備えるセンサーノード2の機能構成の一例を示す図である。
センサーノード2は、記憶部22と、通信部24と、制御部26と、計測部27を備える。
記憶部22は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含み、センサーノード2が処理する各種情報やプログラム等を格納する。なお、記憶部22は、センサーノード2に内蔵されるものに代えて、USB(Universal Serial Bus)等のデジタル入出力ポート等によって接続された外付け型の記憶装置でもよい。
通信部24は、例えば、USB等のデジタル入出力ポートやイーサネット(登録商標)ポート等を含んで構成される。
制御部26は、センサーノード2の全体を制御する。制御部26は、取得部261と、計測データ処理部263と、送信制御部265と、再送信制御部267を備える。
制御部26が備えるこれらの機能部のうちの一部又は全部は、例えば、図示しないCPUが、図示しない記憶部に記憶された各種プログラムを実行することで実現される。なお、これらの機能部のうち一部又は全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。
取得部261は、所定の取得タイミング毎に計測部27から計測値を取得する。なお、取得部261は、所定の取得タイミングを示す情報を予め記憶しているとする。また、取得部261は、図示しない計時部により現在の時刻が所定の取得タイミングであることを特定する。
計測データ処理部263は、取得部261により取得された計測値と、計測データ識別情報と、センサー識別情報とを含む計測データを生成する。この際、計測データ処理部263は、所定タイミングを示す情報に基づいて現在の時刻から最も近い将来に計測データがサーバー4に送信されるタイミングを特定する。そして、計測データ処理部263は、特定したタイミングを示す情報を、計測データ識別情報として生成する計測データに含める。なお、計測データ処理部263は、所定タイミングを示す情報を、予め記憶しているとする。また、計測データ処理部263は、図示しない計時部により現在の時刻を特定する。計測データ処理部263は、生成した計測データを履歴情報として記憶部22に記憶させる。
送信制御部265は、所定タイミングを示す情報に基づいて、現在の時刻が計測データをサーバー4に送信する時刻となった場合に、計測データ処理部263により生成された計測データを、通信部24を介してサーバー4に送信する。なお、送信制御部265は、所定タイミングを示す情報を、予め記憶しているとする。また、送信制御部265は、図示しない計時部により現在の時刻を特定する。
再送信制御部267は、通信部24を介してサーバー4から再送信要求を受信した場合、当該再送信要求に対する応答を、通信部24を介してサーバー4に送信する。再送信要求処理部475は、再送信要求に含まれる計測データ識別情報を含む計測データが履歴情報に存在した場合、当該応答として当該計測データを、通信部44を介してサーバー4に送信する。一方、再送信要求処理部475は、再送信要求に含まれる計測データ識別情報が示す計測データが履歴情報に存在しない場合、当該応答として当該計測データが存在しないことを示す情報を、通信部44を介してサーバー4に送信する。再送信要求に含まれる計測データ識別情報が示す計測データが履歴情報に存在しない場合とは、例えば、計測値が計測出来ていなかった場合のように、再送信すべき計測データが存在しない場合を示す。
計測部27は、センサーノード2が設置された位置における斜面Sの土壌内の水分量を計測する1以上の水分センサーである。計測部27は、計測した計測値を示す情報を、取得部261に出力する。
次に、図3を参照して、通信システム1が備えるサーバー4の機能構成について説明する。図3は、通信システム1が備えるサーバー4の機能構成の一例を示す図である。
サーバー4は、記憶部42と、通信部44と、制御部46を備える。
記憶部42は、例えば、HDDやSSD、EEPROM、ROM、RAM等を含み、サーバー4が処理する各種情報やプログラム等を格納する。なお、記憶部42は、サーバー4に内蔵されるものに代えて、USB等のデジタル入出力ポート等によって接続された外付け型の記憶装置でもよい。
記憶部42は、計測データ記憶部421と、受信状況情報記憶部423を備える。
計測データ記憶部421は、記憶部42の記憶領域の一部である。計測データ記憶部421は、センサーノード2からサーバー4が受信した計測データを記憶する。ここで、図4を参照して、計測データについて説明する。図4は、計測データの一例を示す図である。計測データは、図4に示したように、センサー識別情報と、計測データ識別情報と、M個の計測値1〜計測値Mとが対応付けられた情報である。なお、Mは、1以上の整数である。例えば、センサーノード2が備える計測部27が3個であった場合(M=3の場合)、計測データに含まれる計測値は、計測値1〜計測値3までの3個の計測値となる。
受信状況情報記憶部423は、記憶部42の記憶領域の一部である。受信状況情報記憶部423は、欠落データ判断処理部473により更新が行われる受信状況情報を記憶する。ここで、図5を参照して、受信状況情報について説明する。図5は、あるセンサーノード2からサーバー4が計測データを受信する1日分の受信状況情報の構造の一例を示す図である。
例えば、受信状況情報は、所定タイミング毎にサーバー4が計測データを受信したか否かを、所定タイミング毎に割り当てられた1ビットの記憶領域に0と1のいずれかを格納することによって表す。例えば、サーバー4が3回目に計測データを受信した場合、3回目に割り当てられた1ビットの記憶領域には、0が格納される。また、サーバー4が5回目に計測データを受信しなかった場合、5回目に割り当てられた1ビットの記憶領域には、1が格納される。なお、この一例において、当該記憶領域には、初期値として1が格納されるとする。
図5では、所定タイミング毎に割り当てられた1ビットの記憶領域を、3行8列のテーブルの各フィールドによって表している。この一例において、所定タイミングは、1日において24回あるため、図5には、24ビット分の記憶領域が示されている。
図5に示した受信状況情報は、1行目の左から1つ目のフィールドが、1日における1回目の所定タイミングに割り当てられた1ビットの記憶領域を示す。また、1行目の左から2つ目のフィールドが、1日における2回目の所定タイミングに割り当てられた1ビットの記憶領域を示す。また、1行目の左から8つ目のフィールドが、1日における8回目の所定タイミングに割り当てられた1ビットの記憶領域を示す。また、2行目の左から1つ目のフィールドが、1日における9回目の所定タイミングに割り当てられた1ビットの記憶領域を示す。また、3行目の左から8つ目のフィールドが、1日における24回目の所定タイミングに割り当てられた1ビットの記憶領域を示す。
なお、受信状況情報には、センサー識別情報が対応付けられているとする。これにより、サーバー4は、受信状況情報記憶部423において、センサーノード2毎に受信状況情報を管理することができる。
図3に戻る。通信部44は、例えば、USB等のデジタル入出力ポートやイーサネット(登録商標)ポート等を含んで構成される。
制御部46は、サーバー4の全体を制御する。制御部46は、処理部47と、通信制御部49を備える。また、処理部47は、受信データ処理部471と、欠落データ判断処理部473と、再送信要求処理部475を備える。
制御部46が備えるこれらの機能部のうちの一部又は全部は、例えば、図示しないCPUが、図示しない記憶部に記憶された各種プログラムを実行することで実現される。なお、これらの機能部のうち一部又は全部は、LSIやASIC等のハードウェア機能部であってもよい。
受信データ処理部471は、所定タイミングを示す情報に基づいて、現在の時刻が所定タイミングとなった場合に、通信部44を介して対象センサーノードから計測データを受信したか否かを判定する。以下では、説明の便宜上、この判定を受信判定と称して説明する。なお、受信データ処理部471は、各センサーノード2の所定タイミングを示す情報を予め記憶しているとする。また、受信データ処理部471は、図示しない計時部により現在の時刻を特定する。
受信データ処理部471は、受信判定の結果に応じて受信状況情報記憶部423に記憶された対象センサーノードの受信状況情報を更新する。なお、受信データ処理部471は、受信状況情報記憶部423に対象センサーノードの受信状況情報が無い場合、新たに対象センサーノードの受信状況情報を生成する。
また、受信データ処理部471は、受信判定の結果、対象センサーノードから計測データを受信したと判定した場合、受信された計測データを計測データ記憶部421に記憶させる。また、受信データ処理部471は、再送信要求処理部475が対象センサーノードに再送信要求を送信した場合、当該再送信要求に対する対象センサーノードの応答を、通信部44を介して受信する。受信データ処理部471は、受信した当該応答が計測データであるか否かを判定する。
受信データ処理部471は、当該判定の結果に応じて受信状況情報記憶部423に記憶された対象センサーノードの受信状況情報を更新する。受信状況情報を更新するとは、受信状況情報に含まれる1ビットの記憶領域に格納された値を変更することを示す。また、受信データ処理部471は、当該判定の結果、対象センサーノードからの応答が計測データであると判定した場合、受信された計測データを計測データ記憶部421に記憶させる。
欠落データ判断処理部473は、受信状況情報記憶部423に記憶された対象センサーノードの受信状況情報に基づいて、欠落データが存在するか否かを判定(判断)する。以下では、説明の便宜上、この判定を欠落判定と称して説明する。
再送信要求処理部475は、欠落データ判断処理部473により欠落データが存在すると判定された場合、対象センサーノードの受信状況情報を参照して、当該欠落データ発生したタイミングを特定する。再送信要求処理部475は、特定したタイミングを示す情報を計測データ識別情報として含む再送信要求を、通信部44を介して対象センサーノードに送信する。以下では、説明の便宜上、ある欠落データが発生したタイミングを示す情報を、欠落データを示す計測データ識別情報と称して説明する。また、以下では、ある欠落データを示す計測データ識別情報を含む再送信要求を、当該欠落データの再送信要求と称して説明する。また、以下では、再送信要求に含まれる計測データ識別情報が示す計測データを、再送信要求が示す計測データと称して説明する。
ここで、図6を参照して、再送信要求について説明する。図6は、再送信要求の一例を示す図である。図6に示したように、再送信要求には、再送信要求コマンドを示す情報と、対象センサーノードのセンサー識別情報と、欠落データを示す計測データ識別情報とを含む。再送信要求コマンドとは、再送信要求に含まれるセンサー識別情報が示す対象センサーノードに対して、再送信要求が示す計測データを再送信させるためのコマンドである。再送信要求には、他の情報が含まれてもよい。
なお、再送信要求処理部475は、受信状況情報を再送信要求として通信部44を介して対象センサーノードに送信する構成であってもよい。これにより、再送信要求処理部475は、受信状況情報を再送信要求として再利用できる。その結果、再送信要求処理部475は、欠落データが1つの場合と、欠落データが複数の場合とのいずれであっても、再送信要求を同一の形式で生成することができる。欠落データが複数の場合は、欠落データが発生したタイミングが連続している場合と、欠落データが発生したタイミングが連続していない場合とが含まれる。この場合、センサーノード2は、再送信要求として受信した受信状況情報と、予め記憶された所定タイミングを示す情報とに基づいて、当該欠落データが発生したタイミングを特定する。そして、センサーノード2は、特定したタイミングを示す情報を計測データ識別情報として含む計測データを履歴情報から抽出し、抽出した計測データを、当該再送信要求の応答としてサーバー4に再送信する。
次に、図7を参照して、制御部46が対象センサーノードに欠落データの再送信要求を送信する処理について説明する。図7は、実施形態の制御部46が対象センサーノードに欠落データの再送信要求を送信する処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、以下では、説明の便宜上、受信状況情報記憶部423に記憶された受信状況情報を、単に受信状況情報と称して説明する。また、以下では、制御部46の各機能部が情報Xを対象センサーノードに通信部44を介して送信することを、制御部46の各機能部が情報Xを送信すると称して説明する。また、以下では、制御部46の各機能部が対象センサーノードから通信部44を介して情報Xを受信することを、制御部46の各機能部が対象センサーノードから情報Xを受信すると称して説明する。
まず、制御部46は、現在の時刻が1以上のセンサーノード2のうちのいずれかに割り当てられた所定タイミングになるまで待機する(ステップS100)。なお、制御部46は、図示しない計時部によって現在の時刻を特定する。
現在の時刻があるセンサーノード2に割り当てられた所定タイミングであった場合(ステップS100−Yes)、受信データ処理部471は、当該センサーノード2を対象センサーノードとして選択する。そして、受信データ処理部471は、選択した対象センサーノードに対する受信判定を行う(ステップS110)。受信判定の結果、対象センサーノードから計測データを受信したと判定した場合(ステップS110−Yes)、受信データ処理部471は、当該計測データを計測データ記憶部421に記憶させる(ステップS120)。
そして、受信データ処理部471は、対象センサーノードの受信状況情報を更新する(ステップS130)。より具体的には、受信データ処理部471は、当該受信状況情報に含まれる所定タイミング毎に割り当てられた記憶領域のうち、現在の時刻を示すタイミングに割り当てられた記憶領域に格納された値を、初期値の1から0に変更する。ステップS130において受信状況情報を更新した後、欠落データ判断処理部473は、後述するステップS150の処理を行う。
一方、受信判定の結果、対象センサーノードから制御部46が計測データを受信していないと判定した場合(ステップS110−No)、受信データ処理部471は、対象センサーノードの受信状況情報を更新する(ステップS130)。なお、この一例では、受信状況情報に含まれる所定タイミング毎に割り当てられた記憶領域には、初期値として1が格納されている場合について説明している。そのため、受信データ処理部471は、この一例において、ステップS130で何もしない。例えば、受信状況情報に含まれる所定タイミング毎に割り当てられた記憶領域の初期値が1ではなくNULLであった場合、受信データ処理部471は、ステップS130において、対象センサーノードの受信状況情報を更新する。
次に、欠落データ判断処理部473は、受信状況情報記憶部423から対象センサーノードの受信状況情報を読み込む。欠落データ判断処理部473は、読み込んだ受信状況情報と、予め記憶された対象センサーノードの所定タイミングを示す情報とに基づいて、欠落判定を行う(ステップS150)。
欠落判定の結果、現在の時刻までに欠落データが存在していないと欠落データ判断処理部473が判定した場合(ステップS150−No)、制御部46は、ステップS100に遷移する。そして、制御部46は、再び現在の時刻が1以上のセンサーノード2のうちのいずれかに割り当てられた所定タイミングになるまで待機する。一方、現在の時刻までに欠落データが存在していると欠落データ判断処理部473が判定した場合(ステップS150−Yes)、再送信要求処理部475は、対象センサーノードの受信状況情報が所定の再送信条件を満たすか否かを判定する。そして、再送信要求処理部475は、この判定の結果、対象センサーノードの受信状況情報が所定の再送信条件を満たす場合、対象センサーノードに再送信要求を送信する(ステップS160)。
この一例において、再送信条件は、対象センサーノードの受信状況情報に欠落データが存在することである。図7に示したフローチャートにおいて、この条件を対象センサーノードの受信状況情報が満たすか否かの判定は、すでにステップS150において行われている。そのため、再送信要求処理部475は、ステップS160において、ステップS150と重複する判定を行わず、単に対象センサーノードに再送信要求を送信する。
ここで、図8を参照して、この一例における再送信条件が満たされた場合の受信状況情報について説明する。図8は、受信データ処理部471により4回目に割り当てられたフィールドまで更新が行われた受信状況情報の一例を示す図である。図8において、サーバー4が1回目から3回目までのそれぞれにおいて対象センサーノードから計測データを受信し、4回目のタイミングで欠落データが発生した場合について説明する。
この場合、図8に示したように、1回目から3回目までのそれぞれに割り当てられたフィールドには、0が格納されており、4回目に割り当てられた所定タイミングに割り当てられたフィールドには、1が格納されている。また、受信状況情報の各フィールドには、元々初期値として1が格納されている。そのため、図8に示したように、1日のうちの5回目から24回目までのそれぞれに割り当てられたフィールドには、すべて1が格納されている。
実施形態における再送信要求処理部475は、ステップS160において、対象センサーノードの受信状況情報に欠落データが存在する場合に、対象センサーノードに再送信要求を送信する。すなわち、実施形態における再送信要求処理部475は、図8に示したように4回目において欠落データ発生した際に、当該欠落データの再送信要求を、対象センサーノードに送信する。これにより、再送信要求処理部475は、欠落データが発生する度に対象センサーノードに当該欠落データの再送信を行わせることができる。
次に、受信データ処理部471は、ステップS160において再送信要求処理部475により対象センサーノードに送信された再送信要求に対する対象センサーノードからの応答を受信するまで待機する。そして、受信データ処理部471は、当該応答を受信した場合、応答判定を行う(ステップS170)。
応答判定の結果、受信した応答が計測データであると判定した場合(ステップS170−Yes)、受信データ処理部471は、受信した計測データを計測データ記憶部421に記憶させる(ステップS180)。そして、受信データ処理部471は、当該計測データに含まれる計測データ識別情報に基づいて、対象センサーノードの受信状況情報を更新する(ステップS190)。
より具体的には、受信データ処理部471は、対象センサーノードの受信状況情報に含まれる記憶領域であって、当該計測データに含まれる計測データ識別情報が示すタイミングに割り当てられた記憶領域に格納された値を0に変更する。ステップS190において受信状況情報が更新された後、制御部46は、ステップS100に遷移する。そして、制御部46は、再び現在の時刻が1以上のセンサーノード2のうちのいずれかに割り当てられた所定タイミングになるまで待機する。
一方、応答判定の結果、受信した応答が計測データではないと判定した場合(ステップS170−No)、再送信要求処理部475は、当該応答として再送信要求に含まれる計測データ識別情報が示す計測データを再送信できないことを示す情報を受信している。この場合、再送信要求処理部475は、当該計測データの再送信要求を再度対象センサーノードに送信しない処理を行う(ステップS195)。
以下では、説明の便宜上、この処理を再送信禁止処理と称して説明する。再送信禁止処理により、再送信要求処理部475は、再送信不可能な計測データの再送信を要求し続けてしまうことを抑制することができる。なお、再送信要求処理部475は、繰り返し当該計測データの再送信要求を対象センサーノードに送信する構成であってもよい。
ステップS195において再送信要求処理部475が再送信禁止処理を行った後、制御部46は、ステップS100に遷移する。そして、制御部46は、再び現在の時刻が1以上のセンサーノード2のうちのいずれかに割り当てられた所定タイミングになるまで待機する。
このように、図7に示したフローチャートにおける各処理によって、通信システム1は対象センサーノードの所定タイミング毎に制御部46が対象センサーノードから計測データ受信する。そして、通信システム1は、欠落データが存在する場合、当該欠落データを対象センサーノードに再送信させることができる。
なお、図7に示したフローチャートにおいて、制御部46は、ステップS140における処理の後、ステップS150に遷移する構成に代えて、ステップS100に遷移する構成であってもよい。この場合、制御部46は、ステップS110において計測データを受信したと判定した場合にのみ、ステップS150における欠落判定を行う。これにより、制御部46は、欠落判定に係る処理を、対象センサーノードから計測データを受信した場合にのみ行うため、当該処理に係る負荷を分散することができる。
以下、実施形態の変形例1の通信システム1を、図面を参照して説明する。実施形態の変形例1の通信システム1では、再送信要求処理部475は、対象センサーノードの受信状況情報が、上記の実施形態における所定の再送信条件と異なる再送信条件を満たすか否かを判定する。実施形態の変形例1の再送信条件は、欠落データの数が所定欠落データ数以上であることである。所定欠落データ数は、例えば、3であるが、これに代えて、他の数であってもよい。そして、再送信要求処理部475は、対象センサーノードの受信状況情報が、当該再送信条件を満たす場合、欠落データの再送信要求をセンサーノード2に送信する。
ここで、図9を参照して、実施形態の変形例1の制御部46が対象センサーノードに欠落データの再送信要求を送信する処理について説明する。図9は、実施形態の変形例1の制御部46が対象センサーノードに欠落データの再送信要求を送信する処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、ステップS100からステップS150までの処理は、図7に示したフローチャートと同様であるため、説明を省略する。
図9に示した(ステップS150−Yes)の後、再送信要求処理部475は、対象センサーノードの受信状況情報に基づいて、欠落データの数が所定欠落データ数以上であるか否か(この一例における再送信条件を満たすか否か)を判定する(ステップS200)。欠落データの数が所定欠落データ数以上ではないと判定した場合(ステップS200−No)、制御部46は、ステップS100に遷移し、再び現在の時刻が1以上のセンサーノード2のうちのいずれかに割り当てられた所定タイミングになるまで待機する。
一方、欠落データの数が所定欠落データ数以上であると判定した場合(ステップS200−Yes)、再送信要求処理部475は、欠落データの再送信要求を対象センサーノードに送信する(ステップS210)。この場合、再送信要求には、所定欠落データ数個の欠落データそれぞれを示す計測データ識別情報のすべてが含まれる。これにより、通信システム1は、再送信要求を送信する頻度を抑制することができ、その結果、通信網への負荷を抑制することができる。
次に、受信データ処理部471は、ステップS210において再送信要求処理部475により対象センサーノードに送信された再送信要求に対する対象センサーノードからの応答を受信するまで待機する。そして、受信データ処理部471は、当該応答を受信した場合、受信した応答が計測データのみであるか否かを判定する(ステップS220)。
受信した応答が計測データのみであると判定した場合(ステップS220−Yes)、受信データ処理部471は、受信した応答に含まれる計測データを計測データ記憶部421に記憶させる(ステップS230)。次に、受信データ処理部471は、ステップS230において記憶させた計測データのそれぞれに含まれる計測データ識別情報に基づいて、対象センサーノードの受信状況情報を更新する(ステップS240)。
一方、受信した応答が計測データのみであると判定した場合(ステップS220−Yes)、受信データ処理部471は、受信した応答に含まれる計測データを計測データ記憶部421に記憶させる(ステップS250)。次に、再送信要求処理部475は、受信した応答に含まれる計測データを再送信できないことを示す情報のそれぞれに基づいて、再送信禁止処理を行う(ステップS260)。
ステップS260において再送信要求処理部475が再送信禁止処理を行った後、制御部46は、ステップS100に遷移する。そして、制御部46は、再び現在の時刻が1以上のセンサーノード2のうちのいずれかに割り当てられた所定タイミングになるまで待機する。
このように、この一例において、通信システム1は、ステップS200における処理によって、再送信要求を対象センサーノードに送信する回数を抑制することができ、その結果、通信網に掛かる負荷を抑制することができる。
なお、再送信要求処理部475は、所定欠落データ数個の欠落データのそれぞれを示す計測データ識別情報のすべて再送信要求に含める構成に代えて、要求可能最大数個の欠落データのそれぞれを示す計測データ識別情報のすべて再送信要求に含める構成であってもよい。この場合、要求可能最大数は、所定欠落データ数よりも小さい数である。
例えば、再送信要求処理部475は、所定欠落データ数が10であり、要求可能最大数が3である場合、欠落データの数が所定欠落データ数になった際に、例えば、最も古い欠落データから順に3個の欠落データを選択する。そして、再送信要求処理部475は、選択した3個の欠落データそれぞれを示す計測データ識別情報を含む再送信要求を対象センサーノードに送信する。
再送信要求処理部475は、当該再送信要求を対象センサーノードに送信した後、欠落データの数が7個になっているため、再び欠落データが所定欠落データ数個になるまで待機する。このようにすることで、再送信要求処理部475は、1回に要求する欠落データの数を所望の数に制限することができ、再送信要求のデータサイズを抑制することができる。また、再送信要求処理部475は、対象センサーノードに再送信要求に対する応答のデータサイズを抑制することができる。
以下、実施形態の変形例2の通信システム1を、図面を参照して説明する。実施形態の変形例2の通信システム1では、再送信要求処理部475は、対象センサーノードの受信状況情報が、上記の実施形態における所定の再送信条件と異なる再送信条件を満たすか否かを判定する。実施形態の変形例2の再送信条件は、欠落データの数が所定欠落データ数以上である状態において、新たな前記計測データを受信することである。
ここで、図10を参照して、実施形態の変形例2の制御部46が対象センサーノードに欠落データの再送信要求を送信する処理について説明する。図10は、実施形態の変形例2の制御部46が対象センサーノードに欠落データの再送信要求を送信する処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、ステップS100からステップS150までの処理と、ステップS200の処理と、ステップS210からステップS260までの処理とは、図9に示したフローチャートと同様であるため、説明を省略する。
図10に示した(ステップS200−Yes)の後、再送信要求処理部475は、ステップS110において計測データを受信したか否かを判定する(ステップS310)。ステップS110において計測データを受信していないと判定した場合(ステップS310−No)、制御部46は、ステップS100に遷移し、再び現在の時刻が1以上のセンサーノード2のうちのいずれかに割り当てられた所定タイミングになるまで待機する。これにより、再送信要求処理部475は、例えば、通信網のトラブル等によって計測データが受信できていないような場合に再送信要求を対象センサーノードに送信し続けてしまうことを抑制することができる。
一方、ステップS110において計測データを受信したと判定した場合(ステップS310−Yes)、再送信要求処理部475は、ステップS210に遷移する。そして、再送信要求処理部475は、ステップS150において特定された欠落データの再送信要求をセンサーノード2に送信する。
ここで、図11を参照して、この一例における再送信条件が満たされた場合の受信状況情報について説明する。図11は、受信データ処理部471により7回目に割り当てられたフィールドまで更新が行われた受信状況情報の一例を示す図である。図11において、1回目から3回目までと、7回目のそれぞれに割り当てられたフィールドには、0が格納されており、4回目から6回目までのそれぞれに割り当てられたフィールドには、1が格納されている。また、受信状況情報の各フィールドには、元々初期値として1が格納されている。そのため、図11に示したように、8回目から24回目までのそれぞれに割り当てられたフィールドには、すべて1が格納されている。
すなわち、図11に示した受信状況情報は、サーバー4が、1回目から3回目までと、7回目とのそれぞれで対象センサーノードから計測データを受信したことを示す。また、当該受信状況情報は、サーバー4が、4回目から6回目までのそれぞれで欠落データが発生したことを示す。
実施形態における再送信要求処理部475は、欠落データの数が所定欠落データ数以上である状態において、新たな計測データを対象センサーノードから受信した場合に、対象センサーノードに欠落データの再送信要求を送信する。また、この一例において、所定欠落データ数は、3である。すなわち、実施形態における再送信要求処理部475は、図11に示したように3つのタイミングにおいて欠落データが発生した場合、次の計測データが受信された際に、当該欠落データの再送信要求を対象センサーノードに送信する。これにより、再送信要求処理部475は、通信網の不具合によって計測データが対象センサーノードから受信できないような場合にも拘らず、欠落データの再送信要求を対象センサーノードに送信し続けてしまうことを抑制することができる。
以下、実施形態の変形例3の通信システム1を、図面を参照して説明する。実施形態の変形例3の通信システム1では、再送信要求処理部475は、欠落データの数が所定欠落データ数以上となった場合に、所定の選定条件を満たす欠落データを選択する。そして、再送信要求処理部475は、選択された欠落データの再送信要求を対象センサーノードに送信する。
ここで、図12を参照して、実施形態の変形例3の制御部46が対象センサーノードに欠落データの再送信要求を送信する処理について説明する。図12は、実施形態の変形例3の制御部46が対象センサーノードに欠落データの再送信要求を送信する処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、ステップS100からステップS150までの処理と、ステップS200の処理と、ステップS220からステップS260までの処理とは、図9に示したフローチャートと同様であるため、説明を省略する。
図12に示した(ステップS200−Yes)の後、再送信要求処理部475は、受信状況情報に基づいて、所定欠落データ数個の欠落データの中から、所定の選定条件を満たす欠落データを選択する(ステップS410)。所定の選定条件とは、以下の1)及び2)を含む。
1)受信状況情報においてタイミングが連続して発生した欠落データが存在すること
2)当該欠落データのうち最も古い欠落データが発生したタイミングと、最も新しい欠落データが発生したタイミングとの中間のタイミングに発生した欠落データであること
タイミングが連続して発生した欠落データとは、例えば、2回目に発生した欠落データと、3回目に発生した欠落データのように、発生タイミングが連続している欠落データを示す。
ここで、図13を参照して、この選択処理について説明する。図13は、受信データ処理部471により14回目に割り当てられたフィールドまで更新が行われた受信状況情報の一例を示す図である。図13において、1回目から3回目までと、7回目と、8回目と、14回目とのそれぞれに割り当てられたフィールドには、0が格納されており、4回目から6回目までと、9回目から13回目までとのそれぞれに割り当てられたフィールドには、1が格納されている。また、受信状況情報の各フィールドには、元々初期値として1が格納されている。そのため、図13に示したように、15回目から24回目までのそれぞれに割り当てられたフィールドには、すべて1が格納されている。
すなわち、図13に示した受信状況情報は、サーバー4が、1回目から3回目までと、7回目と、8回目と、14回目とのそれぞれで対象センサーノードから計測データを受信したことを示す。また、当該受信状況情報は、サーバー4が、4回目から6回目までと、9回目から13回目までとのそれぞれで欠落データが発生したことを示す。
再送信要求処理部475は、ステップS410において、受信状況情報にタイミングが連続して発生した欠落データが存在するか否かを判定する。以下では、説明の便宜上、タイミングが連続して発生した欠落データを、連続欠落データと称して説明する。図13に示したように、この一例において、受信状況情報には、連続欠落データが2つある。1つ目の連続欠落データは、図13に示した点線L1で囲まれたフィールドのそれぞれが示すタイミングに発生した欠落データである。点線L1に囲まれたフィールドは、3回目から6回目までのそれぞれで欠落データが発生したことを示す。2つ目の連続欠落データは、図13に示した点線L2で囲まれたフィールドのそれぞれが示すタイミングに発生した欠落データである。点線L2に囲まれたフィールドは、9回目から13回目までのそれぞれで欠落データが発生したことを示す。
再送信要求処理部475は、例えば、図13に示したように、連続欠落データが複数(この一例において、2つ)ある場合、それらのうちの最も欠落データを多く含む連続欠落データから順に、上記の2)の条件を満たす欠落データを選択する。なお、この一例において、当該条件では、連続欠落データに含まれる欠落データが偶数個であった場合、上記の2)における中間のタイミングの前後で発生した2つの欠落データを選択するものとする。
この場合の中間のタイミングとは、例えば、最も古い欠落データが発生したタイミングが8時5分であり、最も新しい欠落データが発生したタイミングが11時5分であった場合、9時35分となる。この一例において、9時35分の前後のタイミングは、9時5分と10時5分である。そのため、再送信要求処理部475は、9時5分と10時5分それぞれの欠落データを選択する。
例えば、再送信要求処理部475は、図13の点線L2で囲まれた連続欠落データから、最も古い欠落データが発生したタイミングである9回目と、最も新しい欠落データが発生したタイミングである13回目との間のタイミングである11回目の欠落データを選択する。再送信要求処理部475は、図13の点線L2で囲まれた連続欠落データから欠落データを選択した後、次に多くの欠落データを含む連続欠落データから、上記の2)の条件を満たす欠落データを選択する。
再送信要求処理部475は、このような欠落データの選択を、選択された欠落データの数が所定の要求可能最大数に達するか、欠落データを選択する連続欠落データがなくなるかのいずれかになるまで繰り返し行う。なお、再送信要求処理部475は、連続欠落データが無くなった場合、例えば、最も古い欠落データから順に、選択された欠落データの数が所定の要求可能最大数に達するまで欠落データを選択する。
ステップS410において欠落データを選択した後、再送信要求処理部475は、選択した欠落データの再送信要求を対象センサーノードに送信する(ステップS420)。
このように、ステップS410からステップS420までの処理によって、再送信要求処理部475は、含まれる欠落データの数が多い連続欠落データから優先的に欠落データの再送信要求を対象センサーノードに送信することができる。また、当該処理によって、再送信要求処理部475は、含まれる欠落データの数が多い連続欠落データから優先的に、連続欠落データに含まれる欠落データの数を小さくすることができる。その結果、再送信要求処理部475は、再送信要求によって対象センサーノードに再送信させる欠落データが、特定の連続欠落データに含まれる欠落データに偏ってしまうことを抑制することができる。
以上説明したように、上記の実施形態における通信システム1は、センサーノード2と、サーバー4を持つ。センサーノード2は、計測部27から計測値を取得し、計測値と、計測データ識別情報とを含む計測データを所定タイミング毎にサーバー4に送信し、サーバー4から計測データ識別情報を含む再送信要求を受信した場合、再送信要求に含まれる計測データ識別情報を含む計測データをサーバー4に再送信する。サーバー4は、センサーノード2から計測データを受信し、センサーノード2から受信された計測データを計測データ記憶部421に記憶させ、センサーノード2から所定タイミング毎に計測データが受信されたか否かを示す受信状況情報に基づいて、所定タイミングのうちの一部又は全部で受信されていない計測データである欠落データが存在していた場合、当該欠落データを示す計測データ識別情報を含む再送信要求をセンサーノード2に送信する。これにより、通信システム1は、通信品質が不安定な通信網を利用した場合であっても、データ伝送の欠落を抑制することができる。
また、通信システム1のサーバー4は、更に所定の再送信条件が満たされた場合、欠落データの再送信要求を対象センサーノードに送信する。これにより、通信システム1のサーバー4は、所望の条件を満たす場合に、欠落データを対象センサーノードに送信することができ、その結果、例えば、欠落データが発生する毎に再送信要求を対象センサーノードに送信してしまうことを抑制することができる。
また、通信システム1のサーバー4は、新たな計測データを受信したタイミングで、欠落データの再送信要求を対象センサーノードに送信する。これにより、通信システム1のサーバー4は、例えば、通信網の不具合によって計測データが受信できないような場合にも拘らず、再送信要求を対象センサーノードに送信し続けてしまうことを抑制することができる。
また、通信システム1のサーバー4は、欠落データの数が所定欠落データ数以上である場合に、欠落データの再送信要求を対象センサーノードに送信する。これにより、通信システム1のサーバー4は、再送信要求を送信する頻度を抑制することができ、その結果、通信網(この一例において、第1無線通信網及び第2無線通信網)への負荷を抑制することができる。
また、通信システム1のサーバー4は、欠落データを示す計測データ識別情報を所定の要求可能最大数分だけ含めた再送信要求を対象センサーノードに送信する。これにより、通信システム1のサーバー4は、再送信要求のデータサイズが大きくなることを抑制することができる。
また、通信システム1のサーバー4は、欠落データのうち、所定の選定条件を満たす欠落データを示す計測データ識別情報を含む再送信要求を対象センサーノードに送信する。これにより、通信システム1のサーバー4は、優先度の高い欠落データから優先的に対象センサーノードに再送信させることができる。
また、通信システム1のサーバー4は、対象センサーノードから新たな計測データを受信する毎に、欠落判定を行う。これにより、通信システム1のサーバー4は、欠落判定に係る処理の負荷を低減することができる。
なお、通信システム1は、サーバー4が備える各機能部のうちの一部又は全部を中継装置3が備える構成であってもよい。
また、以上に説明した装置(例えば、通信システム1のセンサーノード2、サーバー4)における任意の構成部の機能を実現するためのプログラムを、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピューターシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、OS(Operating System)や周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD(Compact Disk)−ROM等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバーやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリー(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピューターシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピューターシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…通信システム、2…センサーノード、4…サーバー、22、42…記憶部、24、44…通信部、26、46…制御部、27…計測部、49…通信制御部、261…取得部、263…計測データ処理部、265…送信制御部、267…再送信制御部、421…計測データ記憶部、423…受信状況情報記憶部、471…受信データ処理部、473…欠落データ判断処理部、475…再送信要求処理部

Claims (18)

  1. センサーから計測値を取得する取得部と、
    前記計測値と、計測データを識別する計測データ識別情報とを含む前記計測データを所定タイミング毎にサーバーに送信する送信制御部と、
    前記サーバーから前記計測データ識別情報を含む再送信要求を受信した場合、前記再送信要求に含まれる前記計測データ識別情報を含む前記計測データを前記サーバーに再送信する再送信制御部と、
    を備えるセンサーノードと、
    前記センサーノードから前記計測データを受信する通信部と、
    前記センサーノードから受信された前記計測データを記憶部に記憶させる受信データ処理部と、
    前記センサーノードから前記所定タイミング毎に前記計測データが受信されたか否かを示す受信状況情報に基づいて、前記所定タイミングのうちの一部又は全部で受信されていない前記計測データである欠落データが存在していた場合、当該欠落データを示す前記計測データ識別情報を含む前記再送信要求を前記センサーノードに送信する再送信要求処理部と、
    を備えるサーバーと、
    を備える通信システム。
  2. 前記再送信要求処理部は、新たな前記計測データを受信したタイミングである場合に、前記再送信要求を前記センサーノードに送信する、
    請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記再送信要求処理部は、前記欠落データの数が所定欠落データ数以上である場合に、前記再送信要求を前記センサーノードに送信する、
    請求項1に記載の通信システム。
  4. 前記再送信要求処理部は、前記欠落データのうち、所定の選定条件を満たす前記欠落データを示す前記計測データ識別情報を含む前記再送信要求を前記センサーノードに送信する、
    請求項1に記載の通信システム。
  5. 前記サーバーは、前記受信状況情報に基づいて、前記欠落データが存在しているか否かを判定する欠落判定を行う欠落データ判断処理部を備え、
    前記再送信要求処理部は、前記欠落判定の結果に基づいて、前記再送信要求を前記センサーノードに送信する、
    請求項1に記載の通信システム。
  6. 前記取得部は、前記センサーから所定の取得タイミング毎に前記計測値を取得し、
    前記計測データ識別情報は、前記取得タイミングを示す情報であり、
    前記所定タイミングは、前記取得タイミングに基づいて決定されており、
    前記再送信要求処理部は、前記受信状況情報から前記計測データが受信されていない前記所定タイミングを抽出し、抽出した前記所定タイミングに基づいて前記再送信要求を生成する、
    請求項1に記載の通信システム。
  7. センサーから計測値を取得するセンサーノードから前記計測値と、計測データを識別する計測データ識別情報とを含む前記計測データを所定タイミング毎に受信する通信部と、
    前記センサーノードから受信された前記計測データを記憶部に記憶させる受信データ処理部と、
    前記センサーノードから前記所定タイミング毎に前記計測データが受信されたか否かを示す受信状況情報に基づいて、前記所定タイミングのうちの一部又は全部で受信されていない前記計測データである欠落データが存在していた場合、当該欠落データを示す前記計測データ識別情報を含む再送信要求を前記センサーノードに送信し、前記センサーノードに当該欠落データを再送信させる再送信要求処理部と、
    を備えるサーバー。
  8. 前記再送信要求処理部は、新たな前記計測データを受信したタイミングである場合に、前記再送信要求を前記センサーノードに送信する、
    請求項7に記載のサーバー。
  9. 前記再送信要求処理部は、前記欠落データの数が所定欠落データ数以上である場合に、前記再送信要求を前記センサーノードに送信する、
    請求項7に記載のサーバー。
  10. 前記再送信要求処理部は、前記欠落データのうち、所定の選定条件を満たす前記欠落データを示す前記計測データ識別情報を含む前記再送信要求を前記センサーノードに送信する、
    請求項7に記載のサーバー。
  11. 前記受信状況情報に基づいて、前記欠落データが存在しているか否かを判定する欠落判定を行う欠落データ判断処理部を備え、
    前記再送信要求処理部は、前記欠落判定の結果に基づいて、前記再送信要求を前記センサーノードに送信する、
    請求項7に記載のサーバー。
  12. 前記センサーノードは、前記センサーから所定の取得タイミング毎に前記計測値を取得し、
    前記計測データ識別情報は、前記取得タイミングを示す情報であり、
    前記所定タイミングは、前記取得タイミングに基づいて決定されており、
    前記再送信要求処理部は、前記受信状況情報から前記計測データが受信されていない前記所定タイミングを抽出し、抽出した前記所定タイミングに基づいて前記再送信要求を生成する、
    請求項7に記載のサーバー。
  13. センサーから計測値を取得する取得部と、前記計測値と、計測データを識別する計測データ識別情報とを含む前記計測データを所定タイミング毎にサーバーに送信する送信制御部と、前記サーバーから前記計測データ識別情報を含む再送信要求を受信した場合、前記再送信要求に含まれる前記計測データ識別情報を含む前記計測データを前記サーバーに再送信する再送信制御部とを備えるセンサーノードと、サーバーとを備える通信システムの制御方法であって、
    前記センサーノードから前記計測データを前記所定タイミング毎に受信する通信ステップと、
    前記センサーノードから受信された前記計測データを記憶部に記憶させる受信データ処理ステップと、
    前記センサーノードから前記所定タイミング毎に前記計測データが受信されたか否かを示す受信状況情報に基づいて、前記所定タイミングのうちの一部又は全部で受信されていない前記計測データである欠落データが存在していた場合、当該欠落データを示す前記計測データ識別情報を含む前記再送信要求を前記センサーノードに送信する再送信要求処理ステップと、
    を有する通信システムの制御方法。
  14. 前記再送信要求処理ステップは、新たな前記計測データを受信したタイミングである場合に、前記再送信要求を前記センサーノードに送信する、
    請求項13に記載の通信システムの制御方法。
  15. 前記再送信要求処理ステップは、前記欠落データの数が所定欠落データ数以上である場合に、前記再送信要求を前記センサーノードに送信する、
    請求項13に記載の通信システムの制御方法。
  16. 前記再送信要求処理ステップは、前記欠落データのうち、所定の選定条件を満たす前記欠落データを示す前記計測データ識別情報を含む前記再送信要求を前記センサーノードに送信する、
    請求項13に記載の通信システムの制御方法。
  17. 前記受信状況情報に基づいて、前記欠落データが存在しているか否かを判定する欠落判定を行う欠落データ判断処理ステップを有し、
    前記再送信要求処理ステップは、前記欠落判定の結果に基づいて、前記再送信要求を前記センサーノードに送信する、
    請求項13に記載の通信システムの制御方法。
  18. 前記取得部は、前記センサーから所定の取得タイミング毎に前記計測値を取得し、
    前記計測データ識別情報は、前記取得タイミングを示す情報であり、
    前記所定タイミングは、前記取得タイミングに基づいて決定されており、
    前記再送信要求処理ステップは、前記受信状況情報から前記計測データが受信されていない前記所定タイミングを抽出し、抽出した前記所定タイミングに基づいて前記再送信要求を生成する、
    請求項13に記載の通信システムの制御方法。
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