JP6569565B2 - 管理装置、配信先登録方法及び配信先登録プログラム - Google Patents

管理装置、配信先登録方法及び配信先登録プログラム Download PDF

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Description

本発明は、管理装置、配信先登録方法及び配信先登録プログラムに関する。
近年、例えば、ヘッドマウントディスプレイやネットワークカメラ等のガジェットや、LTE(Long Term Evolution)高速無線通信が普及したことで、現場映像を活用して、遠隔地の専門家等の支援者が現場作業者に対し遠隔支援を行う場面が増えている。
例えば、支援者が作業者に対して現場支援を行う際に、トラブル発生後の現場映像も重要ではあるが、どのような経緯で現在のトラブルが発生したのかを確認するために、トラブル発生前の現場映像も必要になる。そこで、例えば、現場作業者の現場端末で作業開始から現場映像を録画しておき、必要に応じて支援者の支援端末でトラブル発生前の現場映像を確認できる方法が求められている。
特開2012−60531号公報 特開2009−171471号公報
しかしながら、現場の現場端末で現場映像を録画し、現場端末から支援端末に現場映像を伝送する際に、現場端末と支援端末との間の伝送遅延が大きい場合、遠隔支援が困難になる。
更に、複数の支援端末から現場端末へのアクセスが集中した場合に現場端末側の通信帯域が不足して支援端末側で映像受信の待ち時間が増えるため、遠隔支援が困難になる。
一つの側面では、現場端末の映像を支援端末に配信する際の伝送遅延及び通信帯域不足を抑制できる管理装置、配信先登録方法及び配信先登録プログラムを提供することを目的とする。
一つの態様では、管理装置は、現場端末から複数の支援端末に映像を伝送するシステムを管理する。管理装置は、取得部と、選定部と、判定部と、登録部とを有する。取得部は、前記支援端末毎に前記現場端末との間の経路情報を取得する。選定部は、前記支援端末毎の前記経路情報に基づき、前記支援端末毎に、当該支援端末と前記現場端末との間の経路で共通に利用する配信先候補のノードを選定する。判定部は、前記支援端末毎に前記配信先候補のノードを選定した場合に、前記支援端末毎に当該支援端末から前記配信先候補のノードまでの伝送時間が所定閾値以内であるか否かを判定する。登録部は、前記伝送時間が前記所定閾値以内の場合に、当該配信先候補のノードを、前記現場端末からの映像を保持する配信先として登録する。
一つの側面として、現場端末の映像を支援端末に配信する際の伝送遅延や通信帯域不足を抑制できる。
図1は、本実施例の遠隔支援システムの一例を示す説明図である。 図2は、サーバの一例を示す説明図である。 図3は、支援テーブルのレコード構成の一例を示す説明図である。 図4は、配信先テーブルのレコード構成の一例を示す説明図である。 図5は、NWトポロジ情報の一例を示す説明図である。 図6は、配信先ノードの一例を示す説明図である。 図7は、配信先登録処理に関わる管理サーバ内のCPUの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図8は、配信先登録プログラムを実行するコンピュータの一例を示す説明図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する管理装置、配信先登録方法及び配信先登録プログラムの実施例を詳細に説明する。尚、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下に示す各実施例は、矛盾を起こさない範囲で適宜組み合わせても良い。
図1は、本実施例の遠隔支援システム1の一例を示す説明図である。遠隔支援システム1は、現場端末2と、支援端末3と、複数のノードNを有するネットワーク(NW)4と、サーバ5とを有する。現場端末2は、例えば、遠隔地に居る作業者の動画画像を撮像する機能を内蔵したヘッドマウントディスプレイやネットワークカメラ等の端末である。支援端末3は、作業者の作業を支援する専門家等の支援者の無線端末や有線端末である。ノードNは、現場端末2と支援端末3との間の通信を中継する通信装置である。尚、説明の便宜上、現場端末2はA1、支援端末3はB1及びB2、ノードNはN1〜N6とする。
ノードNは、データを中継する機能を有し、受信部11と、送信部12と、記憶部13とを有する。受信部11は、NW4内のデータを受信する。送信部12は、NW4内のデータを送信する。記憶部13は、受信データとして、例えば、現場端末A1が撮像した映像データを記憶する領域である。尚、後述する配信先のノードNのみが現場端末A1の映像データを記憶部13に記憶しているものとする。
図2は、サーバ5の一例を示す説明図である。サーバ5は、通信部21と、ROM(Read Only Memory)22と、RAM(Random Access Memory)23と、HDD(Hard Disk Drive)24と、CPU(Central Processing Unit)25とを有する。通信部21は、NW4内の各ノードNとの間の通信を司るインタフェースである。ROM22は、各種プログラムを格納する領域である。RAM23は、CPU25が各種プログラムをROM22から読み出し、読み出したプログラムを処理機能としてプロセスを実行する作業領域である。HDD24は、支援テーブル41と、配信先テーブル42とを格納する領域である。
図3は、支援テーブル41のレコード構成の一例を示す説明図である。図3に示す支援テーブル41は、作業者ID41Aと、支援者ID41Bと、支援内容41Cとを対応付けて格納する領域である。作業者ID41Aは、作業者を識別するIDである。支援者ID41Bは、支援者を識別するIDである。支援内容41Cは、支援者の支援内容である。CPU25は、現場作業開始時に、支援テーブル41を参照し、作業者ID41Aに対応した支援者ID41B及び、その支援者の支援内容41Cを認識は勿論のこと、支援内容41Cから作業者ID41A及び支援者ID41Bを認識できる。例えば、CPU25は、支援テーブル41を参照し、作業者ID41Aの“A1”及び支援者ID41Bの“B1”の支援内容41Cが“配線”と認識できる。
図4は、配信先テーブル42のレコード構成の一例を示す説明図である。図4に示す配信先テーブル42は、作業者ID42Aと、支援者ID42Bと、配信先ID42Cとを対応付けて格納する領域である。作業者ID42Aは、作業者を識別するIDである。支援者ID42Bは、支援者を識別するIDである。配信先ID42Cは、作業者の現場端末2で撮像した映像を格納する配信先ノードNを識別するIDである。CPU25は、配信先テーブル42を参照し、作業者ID42A及び支援者ID42Bに対応した配信先ID42Cを識別できる。CPU25は、作業者ID42Aの“A1”及び支援者ID42Bの“B2”に対応した配信先ID42Cとして“N5”と認識できる。
CPU25は、取得部31と、選定部32と、判定部33と、登録部34と、受付部35とを有する。取得部31は、支援端末3毎に現場端末2との間のNWトポロジ情報をNW4から取得する。取得部31は、例えば、Ping/Tracerouteツール等を使用してNWトポロジ情報を取得する。図5は、NWトポロジ情報の一例を示す説明図である。図5に示すNWトポロジ情報は、現場端末A1と支援端末B1との間のNWトポロジ情報と、現場端末A1と支援端末B2との間のNWトポロジ情報とを例示している。
現場端末A1と支援端末B1との間のNWトポロジ情報は、例えば、現場端末A1→ノードN1→ノードN2→ノードN3→ノードN4→支援端末B1の経路を示す情報である。現場端末A1と支援端末B2との間のNWトポロジ情報は、例えば、現場端末A1→ノードN1→ノードN2→ノードN5→ノードN6→支援端末B2の経路を示す情報である。
選定部32は、現場端末2に対応する支援端末3毎のNWトポロジ情報に基づき、支援端末3間で共通に利用する配信先候補を選定する。選定部32は、例えば、現場端末A1に対応する支援端末B1及びB2のNWトポロジ情報を参照し、NWトポロジ情報内で共通に使用する共通ノードN1及びN2の内、最終の共通ノードN2を配信先候補として特定する。尚、最終の共通ノードNとは、図5に示すように複数の共通ノードN1及びN2の内、支援端末B1及びB2へのホップ数が最小のノードNである。
判定部33は、支援端末3毎に当該支援端末3から配信先候補までの伝送時間が所定閾値を超えたか否かを判定する。尚、所定閾値は、例えば、通常の負荷状況で映像を安定して伝送できる伝送時間である。図5に示すNWトポロジ情報で配信先候補としてノードN2と特定した場合、判定部33は、ノードN2から支援端末B1までの伝送時間T1を算出する。判定部33は、伝送時間T1が所定閾値以内であるか否かを判定する。選定部32は、伝送時間T1が所定閾値以内の場合、支援端末3の“B1”に対する配信先候補のノードN2を配信先として決定する。登録部34は、選定部32にて支援端末3の配信先のノードN2を決定した場合、その配信先のノードN2を配信先ID42Cとして現場端末2の作業者ID42A“A1”及び支援端末3の支援者ID42B“B1”に対応付けて配信先テーブル42に登録する。また、判定部33は、配信先候補のノードN2から支援端末B2までの伝送時間T2を算出する。判定部33は、伝送時間T2が所定閾値以内であるか否かを判定する。
選定部32は、伝送時間T2が所定閾値以内でない場合、配信先候補のノードN2から“B2”の支援端末3までのホップ数を1個少なくしたノードN5を配信先候補として選定する。そして、判定部33は、ホップ数変更後の配信先候補のノードN5から“B2”の支援端末3までの伝送時間T3を測定し、測定した伝送時間T3が所定閾値を超えたか否かを再度判定する。つまり、選定部32は、伝送時間が所定閾値以内になるまで、配信先候補から支援端末3までのホップ数を1個単位で少なくしたノードNを配信先候補として繰り返し選定する。図6は、配信先ノードNの一例を示す説明図である。図6の“B1”の支援端末3の配信先ノードNは、ノードN2となる。更に、“B2”の支援端末3の配信先ノードNは、ノードN5となる。
登録部34は、現場端末2の支援端末3毎の配信先ノードNを配信先テーブル42内に登録した場合に、配信先ノードNに現場端末3の映像を記憶するように現場端末2及び配信先ノードNに指示する。登録部34は、図6に示すように“A1”の現場端末2に対して“B1”の支援端末3の配信先ノードN2への映像の伝送を指示すると共に、配信先ノードN2に対して“A1”の現場端末2の映像の記憶を指示する。更に、登録部34は、ノードN2に対して“B2”の支援端末3の配信先ノードN5への“A1”の現場端末2の映像の伝送を指示すると共に、配信先ノードN5に対して“A1”の現場端末2の映像の記憶を指示する。
受付部35は、支援端末3から指定の作業者の映像配信依頼を受信した場合に、映像配信依頼に応じて配信先を特定し、配信先ノードNから支援端末3に対して映像を配信するように配信先ノードNに指示する。映像配信依頼は、依頼元の支援端末3の支援者ID及び、依頼する映像の配信元の作業者IDを含むものとする。受付部35は、受信した映像配信依頼内の作業者ID42A及び支援者ID42Bに対応する配信先ID42Cを配信先テーブル42から特定する。そして、受付部35は、特定された配信先ノードNに対して当該支援端末3への映像配信を指示することになる。
次に本実施例の遠隔支援システム1の動作について説明する。図7は、配信先設定処理に関わるサーバ5内のCPU25の処理動作の一例を示すフローチャートである。
図7においてCPU25内の取得部31は、支援テーブル41から作業者ID毎の支援者IDを指定する(ステップS11)。取得部31は、指定の支援端末3までのNWトポロジ情報をNW4から取得する(ステップS12)。取得部31は、作業者IDに対応する未指定の支援者IDがあるか否かを判定する(ステップS13)。取得部31は、作業者IDに対応する未指定の支援者IDがある場合(ステップS13肯定)、未指定の支援者IDを指定すべく、ステップS11に移行する。
CPU25内の選定部32は、作業者IDに対応する未指定の支援者IDがない場合(ステップS13否定)、作業者ID毎の各支援端末3までのNWトポロジ情報を参照する。そして、選定部32は、これら支援端末3毎のNWトポロジ情報から最終の共通ノードを配信先候補として特定する(ステップS14)。尚、選定部32は、図5に示すNWトポロジ情報の場合、ノードN1及びN2の内、最終の共通ノード、すなわちノードN2を配信先候補として特定する。
CPU25内の登録部34は、最終の共通ノードを配信先候補として作業者IDの支援者IDに対応する配信先に登録する(ステップS15)。CPU25内の判定部33は、配信先テーブル42から作業者ID42Aに対応する支援者ID42Bを指定する(ステップS16)。判定部33は、指定した作業者ID42A及び支援者ID42Bに対応する配信先ID42Cの配信先候補を選定し(ステップS17)、配信先候補から支援端末3までの伝送時間を測定する(ステップS18)。
判定部33は、測定された伝送時間が所定閾値以内であるか否かを判定する(ステップS19)。選定部32は、遅延時間が所定閾値以内でない場合(ステップS19否定)、現在の配信先候補から支援端末3までのホップ数が1ホップ少なくなるノードを配信先候補として選定する(ステップS20)。そして、選定部32は、選定した配信先候補から支援端末3までの伝送時間を測定すべく、ステップS18に移行する。
CPU25内の登録部34は、伝送時間が所定閾値以内の場合(ステップS19肯定)、配信先候補が共通ノードであるか否かを判定する(ステップS21)。登録部34は、配信先候補が共通ノードの場合(ステップS21肯定)、作業者ID42A及び支援者ID42Bに対応する配信先ID42Cに配信先候補を登録する(ステップS22)。そして、登録部34は、配信先候補を登録後、作業者ID42Aに対応する未指定の支援者ID42Bがあるか否かを判定する(ステップS23)。
登録部34は、作業者ID42Aに対応する未指定の支援者ID42Bがある場合(ステップS23肯定)、未指定の支援者ID42Bを指定すべく、ステップS16に移行する。登録部34は、作業者ID42Aに対応する未指定の支援者ID42Bがない場合(ステップS23否定)、図7に示す処理動作を終了する。
登録部34は、配信先候補が共通ノードでない場合(ステップS21否定)、最終の共通ノードから配信先候補へ映像を転送すべく、共通ノードに対して転送を設定する(ステップS24)。尚、転送設定は、図6の例では、最終の共通ノードN2から現場端末2の映像を配信先ノードN5に転送するための情報である。登録部34は、ステップS24にて転送設定した後、作業者ID42A及び支援者ID42Bに対応する配信先ID42Cに配信先候補を登録すべく、ステップS22に移行する。つまり、登録部34は、作業者ID42Aに作業者A1、支援者ID42Bに支援者B2、配信先ID42CにノードN5を登録することになる。
配信先設定処理を実行するCPU25は、支援端末3毎に現場端末2との間のNWトポロジ情報を取得する。CPU25は、支援端末3毎のNWトポロジ情報に基づき、支援端末3間で共通に利用する配信先候補の共通ノードNを選定する。更に、CPU25は、支援端末3毎に当該支援端末3から配信先候補のノードNまでの伝送時間が所定閾値以内の場合に、当該配信先候補のノードNを、現場端末2からの映像を保持する配信先として登録する。その結果、サーバ5は、作業者ID及び支援者ID毎の映像を配信する配信先を識別する。更に、現場端末2の映像を支援端末3に配信する際の伝送遅延や通信帯域不足を抑制できる。
CPU25は、支援端末3から配信先候補のノードNまでの伝送時間が所定閾値以内でない場合に、配信先候補のノードNから支援端末3までのホップ数が1個少なくなる次候補の配信先候補を選定する。そして、CPU25は、支援端末3から配信先候補のノードNまでの伝送時間が所定閾値以内になるまでホップ数が1個少なくなる配信先候補を繰り返し選定する。そして、CPU25は、選定した配信先候補の伝送時間が所定閾値以内となった場合に、その配信先候補を配信先として登録する。その結果、同一作業者に関する映像の支援端末3間の伝送遅延を抑制できる。
本実施例のサーバ5は、支援端末3毎に現場端末2との間のNWトポロジ情報を取得する。サーバ5は、支援端末3毎のNWトポロジ情報に基づき、支援端末3間で共通に利用する配信先候補のノードNを選定する。更に、サーバ5は、支援端末3毎に当該支援端末3から配信先候補のノードNまでの伝送時間が所定閾値以内の場合に、当該配信先候補のノードNを、現場端末2からの映像を保持する配信先として登録する。つまり、現場端末2と支援端末3との間に存在する複数のノードN上から支援端末3毎に適切な配信先のノードNを選定し、選定された配信先のノードNに現場端末2の映像を事前に記憶する。その結果、現場端末2の映像を支援端末3に配信する際の伝送遅延や通信帯域不足を抑制できる。そして、支援者による作業者への円滑な遠隔支援を実現できる。
更に、サーバ5は、複数の支援者が必要な現場作業であっても、現場の現場端末2からは現場映像を一箇所のノードNに送信するだけで済むため、通信帯域を輻輳させることがなくなる。また、支援端末3側は、支援端末3毎に快適なレスポンス性が担保されるところに映像が配信されるため、スムーズに過去の現場作業映像を確認できる。
サーバ5は、配信先候補のノードNまでの伝送時間が所定閾値以内でない場合、配信先候補のノードNから支援端末3までのホップ数が1個少なくなる次候補の配信先候補を選定する。その結果、同一作業者に関する映像の支援端末3間の伝送遅延を抑制できる。
選定部32は、配信先候補から支援端末3までの伝送時間が所定閾値以内の場合に、当該配信先候補を配信先として決定した。しかしながら、配信先のノードNが映像配信機能を有しない場合、そのノードNは配信先として相応しくないことになる。そこで、選定部32は、配信先候補が映像配信機能を有するか否かを判定し、配信先候補が映像配信機能を有し、かつ、当該配信先候補の伝送時間が所定閾値以内の場合に、配信先候補を配信先として登録するようにしても良い。また、選定部32は、配信先候補が映像配信機能を有しない場合に、配信先候補のノードNから支援端末3までのホップ数が1個多くすべく、次候補の配信先候補を選定するようにしても良い。尚、次候補の配信先候補は、例えば、図6に示す先の配信先候補がノードN3とした場合、配信先候補のノードN3から“B1”の支援端末3までのホップ数が1個多くなるノードN、すなわちノードN2となる。その結果、映像配信機能の有無に応じて、配信先として相応しくないノードNの選定を防止できる。
現場端末2の映像を記憶可能にする記憶容量を配信先候補のノードNの記憶部13が有するか否かを判定し、その記憶容量を配信先候補のノードNが有し、かつ、配信先候補の伝送時間が所定閾値以内の場合に、配信先候補を配信先として登録しても良い。また、選定部32は、その記憶容量を配信先候補のノードNが有しない場合に、配信先候補のノードNから支援端末3までのホップ数が1個多くすべく、次候補の配信先候補を選定するようにしても良い。尚、次候補の配信先候補は、例えば、図6に示す先の配信先候補がノードN3とした場合、配信先候補のノードN3から“B1”の支援端末3までのホップ数が1個多くなるノードN、すなわちノードN2となる。その結果、現場端末2の映像の容量に応じて、配信先として相応しくないノード選定を防止できる。
また、判定部33は、配信先候補から支援端末3までの伝送時間が所定閾値以内であるか否かを判定し、伝送時間が所定閾値以内の場合に配信先候補のノードNを配信先として決定した。しかしながら、支援端末3の現場端末2に対するアクセス頻度が所定基準値よりも多い場合は、そのアクセス頻度が高いため、伝送時間を判定するための所定閾値を小さく設定するようにしても良い。例えば、映像を少しずつ確認するような支援端末3が頻繁にアクセスする場合、所定閾値を短く設定する。また、あまり頻繁にアクセスしないような場合には、所定閾値が長く設定する。
判定部33は、支援端末3毎に配信先候補のノードNから支援端末3までの伝送時間を算出し、伝送時間が所定閾値以内であるか否かを判定した。しかしながら、判定部33は、現場端末2毎の各支援端末3のNWトポロジ情報に基づき、配信先候補のノードNから支援端末3までの伝送時間の差分で遅延時間を算出し、その遅延時間が基準閾値以内であるか否かを判定するようにしても良い。例えば、判定部33は、ノードN2から支援端末B1までの伝送時間T1及び、ノードN2から支援端末B2までの伝送時間T2を算出する。判定部33は、伝送時間T1及びT2の差分である遅延時間が基準閾値以内であるか否かを判定する。
受付部35は、支援端末3からの映像配信依頼に応じて作業者ID42A及び支援者ID42Bに対応した配信先ノードNを特定し、特定された配信先ノードNに対して支援端末3への映像配信を指示した。しかしながら、受付部35は、特定された配信先ノードNのアドレスを、映像配信依頼を要求した支援端末3に通知し、支援端末3が通知されたアドレスに基づき配信先ノードNに対して映像の配信を要求するようにしても良い。
遠隔支援システム1は、クライアントサーバ形式で、例えば、取得部31、選定部32、判定部33及び登録部34等の各種機能をサーバ5に内蔵したが、これら各種機能を現場端末2に組み込んでも良く、この場合、サーバ5が不要となる。
遠隔支援システム1では、NW4経由で現場端末2、支援端末3及びサーバ5等の装置同士を通信接続可能にした。しかしながら、NW4の代わりに、例えば、インターネットやLAN(Local Area Network)等を使用しても良く、適宜変更可能である。
上記実施例では、サーバ5をコンピュータとしたが、サーバ5の各種機能や情報をクラウドコンピューティングで実現しても良い。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、取得部31、選定部32、判定部33、登録部34及び受付部35をサーバ4の外部装置としてNW4経由で接続しても良い。また、取得部31、選定部32、判定部33、登録部34及び受付部35を別の装置がそれぞれ有し、NW4で接続されて協働することで、サーバ5の機能を実現しても良い。
更に、サーバ5で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
ところで、本実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現できる。そこで、以下では、上記実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図8は、配信先登録プログラムを実行するコンピュータ100の一例を示す説明図である。
図8において配信先登録プログラムを実行するコンピュータ100では、通信部110と、ROM120、RAM130、CPU140、バス150とを有する。コンピュータ100は、現場端末から複数の支援端末に映像を伝送する伝送システムを管理する。
そして、ROM120には、上記実施例と同様の機能を発揮する配信先登録プログラムが予め記憶されている。尚、ROM120ではなく、図示せぬドライブで読取可能な記録媒体に処理プログラムが記録されていても良い。また、記録媒体としては、例えば、CD−ROM、DVDディスク、USBメモリ、SDカード等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ等でも良い。処理プログラムとしては、取得プログラム120A、選定プログラム120B、判定プログラム120C及び登録プログラム120Dである。尚、取得プログラム120A、選定プログラム120B、判定プログラム120C及び登録プログラム120Dについては、適宜統合又は分散しても良い。コンピュータ100が、これらの可搬用の物理媒体から配信先登録プログラムを取得して実行するようにしても良い。また、公衆回線、インターネット、LAN、WAN等を介してコンピュータ100に接続される他のコンピュータ等に配信先登録プログラムを記憶させておき、コンピュータ100がこれらから配信先登録プログラムを取得して実行するようにしても良い。
そして、CPU140は、これらの取得プログラム120A、選定プログラム120B、判定プログラム120C及び登録プログラム120DをROM120から読み出し、これら読み出された各プログラムをRAM130上に展開する。CPU140は、取得プログラム120A、選定プログラム120B、判定プログラム120C及び登録プログラム120DをRAM130上で取得プロセス130A、選定プロセス130B、判定プロセス130C及び登録プロセス130Dとして機能させる。尚、CPU140では、必ずしも本実施例で示した全ての処理部が動作しなくてもよく、実行対象とする処理に対応する処理部が仮想的に実現されれば良い。
CPU140は、支援端末毎に現場端末との間の経路情報を取得する。CPU140は、支援端末毎の経路情報に基づき、支援端末毎に、当該支援端末と現場端末との間の経路上で共通に利用する配信先候補のノードを選定する。CPU140は、支援端末毎に配信先候補のノードを選定した場合に、支援端末毎に当該支援端末から配信先候補のノードまでの伝送時間が所定閾値以内であるか否かを判定する。CPU140は、伝送時間が所定閾値以内の場合に、当該配信先候補のノードを、現場端末からの映像を保持する配信先として登録する。その結果、現場端末の映像を支援端末に配信する際の伝送遅延や通信帯域不足を抑制できる。
1 遠隔支援システム
2 現場端末
3 支援端末
5 サーバ
31 取得部
32 選定部
33 判定部
34 登録部
N ノード

Claims (7)

  1. 現場端末から複数の支援端末に映像を伝送するシステムを管理する管理装置であって、
    前記支援端末毎に前記現場端末との間の経路トポロジ情報を取得する取得部と、
    前記支援端末毎の前記経路トポロジ情報から前記経路トポロジ情報内で共通に利用する共通ノードの内、前記支援端末までのホップ数が最小の共通ノードを配信先候補のノードとして前記支援端末毎に選定する選定部と、
    前記支援端末毎に前記配信先候補のノードを選定した場合に、前記支援端末毎に当該支援端末から前記配信先候補のノードまでの伝送時間が所定閾値以内であるか否かを判定する判定部と、
    前記伝送時間が前記所定閾値以内の場合に、当該配信先候補のノードを、前記現場端末からの映像を保持する配信先として登録する登録部と
    を有することを特徴とする管理装置。
  2. 前記選定部は、
    前記支援端末から前記配信先候補のノードまでの前記伝送時間が前記所定閾値以内でない場合に、当該配信先候補のノードから当該支援端末までのホップ数が少なくなるように次候補の配信先候補のノードを選定することを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記選定部は、
    前記支援端末毎に前記配信先候補のノードを選定した場合に、当該配信先候補のノードが映像配信機能を有するか否かを判定し、当該配信先候補のノードが前記映像配信機能を有していない場合に、当該配信先候補のノードから当該支援端末までのホップ数が多くなるように次候補の配信先候補ノードを選定することを特徴とする請求項2に記載の管理装置。
  4. 前記選定部は、
    前記支援端末毎に前記配信先候補のノードを選定した場合に、前記現場端末の映像を記憶可能にする記憶容量を当該配信先候補のノードが有するか否かを判定し、当該配信先候補のノードが前記記憶容量を有していない場合に、当該配信先候補のノードから当該支援端末までのホップ数が多くなるように次候補の配信先ノードを選定することを特徴とする請求項2に記載の管理装置。
  5. 前記判定部は、
    前記支援端末毎に前記現場端末に対するアクセス頻度に応じて前記所定閾値を調整することを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の管理装置。
  6. 現場端末から複数の支援端末に映像を伝送するシステムを管理する管理装置の配信先登録方法であって、
    前記管理装置が、
    前記支援端末毎に前記現場端末との間の経路トポロジ情報を取得し、
    取得された前記支援端末毎の前記経路トポロジ情報から前記経路トポロジ情報内で共通に利用する共通ノードの内、前記支援端末までのホップ数が最小の共通ノードを配信先候補のノードとして前記支援端末毎に選定し、
    前記支援端末毎に前記配信先候補のノードまでの伝送時間が所定閾値以内であるか否かを判定し、
    前記伝送時間が前記所定閾値以内の場合に、当該配信先候補のノードを、前記現場端末からの映像を保持する配信先として登録する
    処理を実行することを特徴とする配信先登録方法。
  7. 現場端末から複数の支援端末に映像を伝送するシステムを管理するコンピュータに、
    前記支援端末毎に前記現場端末との間の経路トポロジ情報を取得し、
    取得された前記支援端末毎の前記経路トポロジ情報から、前記経路トポロジ情報内で共通に利用する共通ノードの内、前記支援端末までのホップ数が最小の共通ノードを配信先候補のノードとして前記支援端末毎に選定し、
    前記支援端末毎に前記配信先候補のノードを選定した場合に、前記支援端末毎に当該支援端末から前記配信先候補のノードまでの伝送時間が所定閾値以内であるか否かを判定し、
    前記伝送時間が前記所定閾値以内の場合に、当該配信先候補のノードを、前記現場端末からの映像を保持する配信先として登録する
    処理を実行させることを特徴とする配信先登録プログラム。
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