JP6456332B2 - 通信端末、通信方法、通信用プログラム及び通信システム - Google Patents

通信端末、通信方法、通信用プログラム及び通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP6456332B2
JP6456332B2 JP2016193583A JP2016193583A JP6456332B2 JP 6456332 B2 JP6456332 B2 JP 6456332B2 JP 2016193583 A JP2016193583 A JP 2016193583A JP 2016193583 A JP2016193583 A JP 2016193583A JP 6456332 B2 JP6456332 B2 JP 6456332B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
device data
data
determination threshold
transmission determination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016193583A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018056913A (ja
Inventor
宮本 敦
敦 宮本
齋藤 高志
高志 齋藤
雅人 安藤
雅人 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2016193583A priority Critical patent/JP6456332B2/ja
Application filed by KDDI Corp filed Critical KDDI Corp
Priority to PCT/JP2017/034432 priority patent/WO2018062065A1/ja
Priority to CN201780052352.3A priority patent/CN109691125B/zh
Priority to CN202210237945.XA priority patent/CN114466327A/zh
Priority to US16/329,526 priority patent/US10945160B2/en
Priority to EP17856018.1A priority patent/EP3522574B1/en
Publication of JP2018056913A publication Critical patent/JP2018056913A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6456332B2 publication Critical patent/JP6456332B2/ja
Priority to US17/169,063 priority patent/US11683725B2/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、無線通信回線を介してデータを送信するための通信端末、通信方法、通信用プログラム及び通信システムに関する。
従来、さまざまな場所に設置されたセンサーが出力するデータを、無線通信回線を介して収集するシステムが知られている。特許文献1には、制御部において、センサーがデータを送信するタイミングを指示することが可能なデータ収集システムが開示されている。
特開2012−221206号公報
従来のシステムにおいては、センサーが出力するデータが全て送信されていた。したがって、同じ無線通信回線を使用してデータを送信するセンサーの数が増えると、無線通信回線が輻輳しやすくなるという問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、無線通信回線を輻輳しづらくすることができる通信端末、通信方法、通信用プログラム及び通信システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様の通信端末は、通信デバイスが出力したデバイスデータを、無線通信回線を介して送信する通信端末であって、前記通信デバイスが出力した前記デバイスデータを受信するデバイス通信部と、前記デバイス通信部が受信した前記デバイスデータを前記通信デバイスに関連付けて記憶する記憶部と、前記デバイス通信部が受信した最新の前記デバイスデータと、前記記憶部に記憶された、前記最新のデバイスデータと同じ前記通信デバイスに関連付けられた直前の前記デバイスデータと、の差分が所定の送信判定閾値より大きい場合に、前記無線通信回線を介して前記最新のデバイスデータを送信する通信制御部と、を有する。
前記通信制御部は、前記差分が送信判定閾値より大きい前記最新のデバイスデータを送信する際に、当該デバイスデータを送信する前に前記記憶部に格納された、前記差分が送信判定閾値以下のデータを送信してもよい。
前記通信制御部は、時間帯、曜日又は日付の少なくともいずれかに基づいて前記送信判定閾値を決定してもよい。また、前記通信制御部は、前記無線通信回線の混雑度に基づいて前記送信判定閾値を決定してもよい。前記通信制御部は、前記無線通信回線を提供する基地局の混雑度に基づいて前記送信判定閾値を決定してもよい。
前記通信制御部は、前記記憶部に同一の前記通信デバイスに関連付けて記憶された複数の前記デバイスデータの統計値に基づいて、前記送信判定閾値を決定してもよい。また、前記通信制御部は、前記デバイスデータが示す前記通信デバイスの状態に基づいて前記送信判定閾値を決定してもよい。
前記記憶部は、前記通信デバイスに関連付けて前記送信判定閾値を記憶してもよい。また、前記記憶部は、前記通信デバイスが実行可能なアプリケーションに関連付けて前記送信判定閾値を記憶してもよい。
前記通信制御部は、前記無線通信回線を介して、前記デバイスデータを取得する装置から送信される前記送信判定閾値を取得してもよい。前記通信制御部は、前記無線通信回線を介して、前記デバイスデータを送信する頻度の指定を受け、指定された頻度に基づいて前記送信判定閾値を決定してもよい。
本発明の第2の態様の通信方法は、通信デバイスが出力したデバイスデータを、無線通信回線を介して送信する方法であって、前記通信デバイスが出力した前記デバイスデータを受信するステップと、前記通信デバイスから受信した前記デバイスデータを前記通信デバイスに関連付けて記憶部に記憶させるステップと、前記通信デバイスから受信した最新の前記デバイスデータと、前記記憶部に記憶された、前記最新のデバイスデータと同じ前記通信デバイスに関連付けられた直前の前記デバイスデータとの差分が所定の送信判定閾値より大きい場合に、前記無線通信回線を介して前記最新のデバイスデータを送信するステップと、を有する。
本発明の第3の態様の通信用プログラムは、通信端末が有するコンピュータに、前記通信端末と直接無線で接続される通信デバイスが出力したデバイスデータを受信するステップと、前記通信デバイスから受信した前記デバイスデータを前記通信デバイスに関連付けて記憶部に記憶させるステップと、前記通信デバイスから受信した最新の前記デバイスデータと、前記記憶部に記憶された、前記最新のデバイスデータと同じ前記通信デバイスに関連付けられた直前の前記デバイスデータとの差分が所定の送信判定閾値より大きい場合に、前記無線通信回線を介して前記最新のデバイスデータを送信するステップと、を実行させる。
本発明の第4の態様の通信システムは、通信デバイスが出力したデバイスデータを、無線通信回線を介して送信する通信端末と、前記通信端末が送信した前記デバイスデータを受信する管理装置と、を備え、前記通信端末は、前記通信デバイスが出力した前記デバイスデータを受信するデバイス通信部と、前記デバイス通信部が受信した前記デバイスデータを前記通信デバイスに関連付けて記憶する記憶部と、前記デバイス通信部が受信した最新の前記デバイスデータと、前記記憶部に記憶された、前記最新のデバイスデータと同じ前記通信デバイスに関連付けられた直前の前記デバイスデータとの差分が所定の閾値より大きい場合に、前記無線通信回線を介して前記最新のデバイスデータを送信する通信制御部と、を有し、前記管理装置は、前記通信端末が使用する前記無線通信回線を提供する基地局の混雑度に基づいて前記所定の閾値を決定し、決定した前記所定の送信判定閾値を前記通信端末に提供する制御部を有する。
本発明によれば、無線通信回線を輻輳しづらくすることができるという効果を奏する。
実施の形態に係る通信システムの構成を示す図である。 通信システムにおけるデータの流れを模式的に示す図である。 通信端末の構成を示す図である。 通信制御部の動作について説明するための図である。 送信方法と、送信間隔と、単位時間あたりの送信回数と、無線リソース占有率との関係の一例を示す表である。 データ管理装置の構成を示す図である。 通信端末DBの一例を示す図である。 通信システムにおける通信シーケンスを示す図である。 通信端末がデバイスデータを処理する動作のフローチャートである。
[通信システムSの構成]
図1は、実施の形態に係る通信システムSの構成を示す図である。通信システムSは、複数の通信デバイス1(図1においては通信デバイス1a,1b,1cを例示)と、通信端末2と、データ管理装置3と、データ取得装置4(図1においてはデータ取得装置4a,4b,4cを例示)とを有する。通信端末2は、通信網N1及び中継網N2を介して、複数の通信デバイス1から受信したデバイスデータをデータ管理装置3に送信することができる。
通信網N1は、携帯電話網であり、複数の基地局5(図1においては基地局5a,5b,5c)を備える。複数の基地局5のそれぞれは、例えばLTE(Long Term Evolution)におけるeNodeBである。複数の基地局5のそれぞれは、複数の通信端末2との間で無線通信回線により接続されている。通信端末2は、基地局5から提供される無線通信回線を利用して、通信デバイス1から受信したデバイスデータをデータ管理装置3に送信することができる。
中継網N2は、LTEのPGW(Packet Data Network Gateway)又はMME(Mobility Management Entity)等のEPC(Evolved Packet Core)を含むネットワークである。中継網N2には、複数の基地局5が接続される。中継網N2は、例えばインターネットを介してデータ管理装置3と接続されている。
通信デバイス1は、例えばセンサーを有しており、センサーの出力信号に基づくデバイスデータを通信端末2に送信する。通信デバイス1は、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等のように比較的近距離での通信に適した無線通信チャネルにより通信端末2との間でデータを送受信する。
通信デバイス1は、自動販売機、車両、オフィス、工場等に設置されており、設置された場所において収集できる各種の情報を含むデバイスデータを、通信端末2を経由して、データ管理装置3に送信する。通信デバイス1が、例えば自動販売機に設置されている場合、通信デバイス1は、温度、釣銭の残量、商品の在庫、周囲の人の存在等に関する情報を収集し、収集した情報を含むデバイスデータを通信端末2に送信する。
通信デバイス1が送信するデバイスデータの容量は、スマートフォンやタブレット等の通信端末において送受信される音声や画像のデータの容量に比べて小さく、1つのデバイスデータの長さは、例えば100バイト以下である。通信デバイス1が送信するデバイスデータには、通信デバイス1ごとに割り当てられた識別情報であるデバイスIDと、収集した情報を含むデータとが含まれている。
通信端末2は、複数の通信デバイス1から複数のデバイスデータを受信する。詳細については後述するが、通信端末2は、受信したデバイスデータを受信し、受信したデバイスデータが所定の量又は所定の割合以上に変化したことを条件にして、受信したデバイスデータを通信網N1に送出することにより、デバイスデータをデータ管理装置3に転送する。「所定の割合以上に変化」とは、変化前のデータの値に対する、データの値の変化量の割合が、所定の値以上であることである。
データ管理装置3は、例えば、通信網N1を用いたサービスを提供する通信キャリアが管理するサーバである。データ管理装置3は、通信網N1及び中継網N2を介して、通信端末2から受信したデバイスデータをデータ取得装置4に提供する。
具体的には、データ管理装置3は、通信端末2及び通信網N1を介して、複数の通信デバイス1から送信されるデバイスデータを収集する。データ管理装置3は、受信したデバイスデータをハードディスク等の記憶媒体に蓄積し、データ取得装置4(4a,4b,4c)からの要求に応じて、デバイスデータ自体、又はデバイスデータに基づいて生成した情報をデータ取得装置4に送信する。
データ取得装置4は、データ管理装置3にアクセス可能なコンピュータである。データ取得装置4は、例えば、通信デバイス1からデータ管理装置3に送信されたデータにアクセスするデータ取得者が使用するPC(Personal Computer)であり、データ取得者は、自身のPCにおいて、通信デバイス1が送信したデバイスデータの内容を閲覧することができる。
ここで、通信デバイス1が自動販売機に設置されている場合、データ取得者は、例えば自動販売機の管理会社、自動販売機の商品を製造する飲料メーカー、マーケティング情報を提供する会社等である。データ取得者は、データ管理装置3を管理する通信キャリアとの間で、所望の通信デバイス1の所望のアプリケーションが出力するデバイスデータを取得するための契約を締結している。データ管理装置3は、各データ取得者の取得者IDと、各データ取得者が選択した一以上の通信デバイス1のデバイスIDと、各データ取得者が選択した一以上のアプリケーションのアプリIDとを関連付けて記憶している。
図2は、通信システムSにおけるデータの流れを模式的に示す図である。一つの通信デバイス1は、複数の種類の情報に対応する複数のアプリケーションを実行することができる。図2に示す通信デバイス1は自動販売機に設置されており、温度アプリ11、釣銭管理アプリ12、在庫管理アプリ13及び監視アプリ14を実行することができる。
温度アプリ11は、自動販売機の内部温度を示す温度情報を送信することができる。釣銭管理アプリ12は、自動販売機の釣銭の残高を示す釣銭情報を送信することができる。在庫管理アプリ13は、自動販売機で販売されている商品の在庫数を示す在庫情報を送信することができる。監視アプリ14は、自動販売機から所定の距離内の人を検出した時間を示す人検出情報を送信することができる。
各アプリケーションが送信する情報は、データ管理装置3によって、予め登録されたデータ取得装置4に割り振られる。図2に示す例の場合、温度アプリ11が出力する温度情報は、自動販売機をメンテナンスするデータ取得者のデータ取得装置4aに送信される。釣銭管理アプリ12が出力する釣銭情報は、商品を管理するデータ取得者のデータ取得装置4bに送信される。在庫管理アプリ13が出力する在庫情報は、データ取得装置4b、及びマーケティング情報を提供するデータ取得者のデータ取得装置4cに送信される。監視アプリ14が出力する人検出情報は、データ取得装置4cに送信される。
なお、通信デバイス1が設置される場所は任意であり、例えば自動車内に設置されてもよい。通信デバイス1が自動車内に設置される場合、通信デバイス1は、ガソリン残量、バッテリー残量、走行データ(走行距離、平均速度、燃費及び急ブレーキ回数等)、位置情報及び車体の不具合情報等をデータ管理装置3に送信することができる。
ところで、一つの基地局5に収容される通信端末2が多数あり、さらに通信端末2に接続される通信デバイス1が多数ある場合、多数の通信デバイス1が出力したデバイスデータが通信網N1に送信されることになる。したがって、それぞれの通信デバイス1が定期的に小容量のデバイスデータを出力する場合、通信端末2が、多数の通信デバイス1からデバイスデータを受信するたびに受信したデバイスデータを通信網N1に送信すると、通信網N1が輻輳してしまう確率が高まってしまう。
そこで、本実施の形態における通信端末2は、多数の通信デバイス1から受信したデバイスデータを一時的に蓄積し、蓄積したデバイスデータの変化の有無を監視し、変化があったことを検出したことに応じて、デバイスデータを基地局5に送信する。このようにすることで、送信するデバイスデータの量が低減するので、通信網N1の輻輳の発生を防止することが可能になる。
[通信端末2の構成]
続いて、通信端末2の構成及び動作について説明する。
図3は、通信端末2の構成を示す図である。通信端末2は、デバイス通信部21と、ネットワーク通信部22と、記憶部23と、通信制御部24とを有する。
デバイス通信部21は、通信デバイス1が送信したデータを受信するための無線通信インターフェースである。
ネットワーク通信部22は、通信デバイス1から受信したデータを通信網N1に送信するための無線通信インターフェースである。ネットワーク通信部22は、例えばLTE規格に則って、通信網N1の基地局5との間でデータを送受信することができる。
記憶部23は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びハードディスク等の記憶媒体を有する。記憶部23は、通信制御部24が実行する通信用プログラムを記憶している。また、記憶部23は、通信制御部24の制御に基づいて、通信デバイス1から受信したデバイスデータを、通信デバイス1のデバイスID及び通信デバイス1から受信した日時に関連付けて蓄積する。
また、記憶部23は、通信制御部24が、通信デバイス1から受信したデバイスデータが変化したと判定するための送信判定閾値を記憶する。記憶部23は、例えば、複数の通信デバイス1のそれぞれに関連付けて送信判定閾値を記憶する。記憶部23は、通信デバイス1が実行可能な複数のアプリケーションのそれぞれに関連付けて送信判定閾値を記憶してもよい。このようにすることで、通信制御部24が、通信デバイス1が出力するデバイスデータの傾向、又はアプリケーションが出力するデバイスデータの傾向に適した送信判定閾値を使用して、適切なデータ送信量に制御することが可能になる。
通信制御部24は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、記憶部23に記憶された通信用プログラムを実行することにより、通信端末2を動作させる。通信制御部24は、デバイス通信部21が受信した最新のデバイスデータと、記憶部23に記憶された、最新のデバイスデータと同じ通信デバイス1に関連付けられた直前のデバイスデータと、の差分が所定の送信判定閾値より大きい場合に、無線通信回線を介して最新のデバイスデータを送信する。
図4は、通信制御部24の動作について説明するための図である。図4の横軸は時間を示している。実線は、デバイスデータの値が変化する様子を示している。デバイスデータの値は、例えば、通信デバイス1が有するセンサーの出力値である。破線は、デバイスデータの変化量が変化する様子を示している。デバイスデータの値が大きく変化したタイミング、及び小さく変化したタイミングで、変化量が大きくなっている。
通信制御部24は、図4に示す例においては、変化量が送信判定閾値を超えた4回のタイミングでデータを送信する。通信制御部24は、例えば、変化量が送信判定閾値を超えたタイミングで、デバイスデータの出力値が変化する前の値、及び出力値が変化した後の値をペアリングして一つのパケットにしてから、変化量が送信判定閾値を超えた時刻に関連付けて通信網N1に送信する。
例えば、通信制御部24は、図4の時刻T1に(T1,0,1)というデータを送信し、時刻T2に(T2,1,0)というデータを送信する。また、通信制御部24は、時刻T3に(T3,0,1)というデータを送信し、時刻T4に(T4,1,0)というデータを送信する。このようにすることで、通信制御部24は、通信デバイス1から受信したデバイスデータを所定の間隔でサンプリングして、例えば00001111000000000111111111000のようなデータを送信する場合に比べて、データ送信量を低減させることができる。
通信制御部24は、デバイスデータの出力値が変化したタイミングから所定の時間だけ待機し、待機している間に新たな出力値の変化があった場合、複数のタイミングにおける出力値の変化を示すデータを一つのパケットで送信してもよい。例えば、図4における時刻T1と時刻T2との間が所定の時間以内である場合、通信制御部24は、(T1,0,1,T2,1,0)というデータを送信する。このようにすることで、通信制御部24は、さらにデータ送信量を低減させることができる。
通信制御部24は、差分が送信判定閾値より大きい最新のデバイスデータを送信する際に、当該デバイスデータを送信する前に記憶部23に格納された、差分が送信判定閾値以下のデータを送信してもよい。例えば、図4に示す例において、通信制御部24は、時刻T3において、時刻T2から時刻T3までのデバイスデータを送信する。このようにすることで、デバイスデータが発生するたびにデータを送信する場合に比べてデータの送信頻度を下げつつ、多くのデバイスデータを送信することが可能になる。データの送信頻度を下げると、送信するパケットに含まれる送信先アドレス、送信元アドレス等のオーバーヘッドの割合が相対的に小さくなるので、通信制御部24は、リソース占有率を低減させることが可能になる。
ところで、無線通信回線の混雑度は時間帯、曜日又は日付等によって変動する。無線通信回線が混雑していない時間帯においては、データ送信量を減らすよりも、できるだけ多くのデバイスデータを送信することが好ましい場合がある。そこで、通信制御部24は、時間帯、曜日又は日付の少なくともいずれかに基づいて送信判定閾値を決定してもよい。また、通信制御部24は、無線通信回線の混雑度又は基地局5の混雑度をデータ管理装置3又は基地局5から取得し、取得した混雑度に基づいて送信判定閾値を決定してもよい。このようにすることで、無線通信回線が輻輳することを防ぎつつ、できるだけ多くのデバイスデータを送信することができる。
通信制御部24は、同一の通信デバイス1に関連付けて記憶部23に記憶された複数のデバイスデータの統計値に基づいて、送信判定閾値を決定してもよい。通信制御部24は、例えば、通信デバイス1から受信したデバイスデータを所定の期間にわたって記憶部23に記憶させ、所定の期間内のデバイスデータの平均値又は中央値等の統計値を算出する。そして、通信制御部24は、統計値が含まれない値を送信判定閾値とする。
例えば、統計値が、0以上0.4未満の間、及び0.6以上1.0以下の間に存在する場合、通信制御部24は、0.4以上0.6未満の間の値である0.5に送信判定閾値を決定する。このように、通信制御部24がデバイスデータの統計値を用いて送信判定閾値を決定することにより、デバイスデータに含まれるノイズの影響を受けることなく適切な送信判定閾値を決定することができる。
通信制御部24は、デバイスデータが示す通信デバイス1の状態に基づいて送信判定閾値を決定してもよい。通信制御部24は、デバイス通信部21を介して、通信デバイス1の状態を示す情報を取得し、通信デバイス1の状態が、データ取得者がデバイスデータを高い精度で確認する必要がある状態を示している場合に、送信判定閾値を小さくすることにより、デバイスデータを送信する頻度を高くする。
例えば、通信制御部24は、動くことが想定されていない自動販売機に設置されている通信デバイス1が動いたことを示すデバイスデータを受信した場合、送信判定閾値を小さくすることにより、自動販売機の管理者が、通信デバイス1の小さな動きも把握できるようにすることができる。通信制御部24は、その後、通信デバイス1の状態が変化し、所定の時間にわたって通信デバイス1が動いていないと判定すると、送信判定閾値を大きくしてもよい。
通信制御部24は、通信網N1の無線通信回線及びネットワーク通信部22を介して、デバイスデータを管理するデータ管理装置3から送信される送信判定閾値を取得してもよい。通信制御部24は、例えば、データ取得者が設定した送信判定閾値、又はデータ管理装置3が基地局5が通信端末2に提供する無線通信回線の混雑度に基づいて決定した送信判定閾値をデータ管理装置3から取得し、取得した送信判定閾値を用いてもよい。このようにすることで、通信制御部24は、データ取得者が必要とするデータの精度や無線通信回線の混雑度に適した送信判定閾値を用いることができる。
また、通信制御部24は、無線通信回線を介して、デバイスデータを送信する頻度の指定を受け、指定された頻度に基づいて送信判定閾値を決定してもよい。例えば、通信制御部24は、基地局5が無線通信回線の混雑度に基づいて決定した許容送信頻度の指定を受け付ける。通信制御部24は、許容送信頻度が大きければ高いほど送信判定閾値を小さくし、許容送信頻度が小さければ小さいほど送信判定閾値を大きくする。このようにすることで、通信制御部24は、無線通信回線の状況に適した頻度でデータを送信することができる。
通信制御部24は、機械学習により送信判定閾値を決定してもよい。例えば、通信制御部24は、所定の期間にわたるデバイスデータ群を記憶部23に記憶させるとともに、デバイスデータ群をデータ管理装置3に送信する。そして、通信制御部24は、データ管理装置3の管理者により設定された、デバイスデータ群に適した送信判定閾値を取得して、取得した送信判定閾値をデバイスデータ群に関連付けて記憶部23に記憶させる。通信制御部24は、さまざまなデバイスデータ群に対して同様の処理をすることにより、多数のデバイスデータ群と送信判定閾値とを関連付ける。
その後、通信制御部24は、所定の期間にわたってデバイスデータ群を受信すると、記憶部23を参照して、受信したデバイスデータ群に対応する送信判定閾値を選択する。このようにすることで、通信制御部24は、デバイスデータの変化パターンに適した送信判定閾値を決定することができる。
図5は、送信方法と、送信間隔と、単位時間あたりの送信回数と、無線リソース占有率との関係の一例を示す表である。通常の送信方法は、通信端末2が送信判定閾値を用いることなく、通信デバイス1から受信した全デバイスデータを送信する方法である。変化時に送信する方法は、通信端末2が、デバイスデータの変化を検出したタイミングでデバイスデータを送信する方法である。
図5に示す例においては、通信端末2が、デバイスデータの変化を検出したタイミングでデバイスデータを送信することにより、送信間隔が長くなり、単位時間あたりの送信回数が大幅に減っていることがわかる。そして、デバイスデータを送信することによる無線リソースの占有率も大きく下がっていることがわかる。
[データ管理装置3の構成]
図6は、データ管理装置3の構成を示す図である。データ管理装置3は、通信部31と、記憶部32と、制御部33とを有する。
通信部31は、第1通信部311及び第2通信部312を有する。第1通信部311は、通信網N1を介して通信端末2との間でデータを送受信するための通信インターフェースであり、例えば携帯電話網の終端インターフェースを有する。第1通信部311は、携帯電話網の終端装置と接続するためのLAN(Local Area Network)インターフェースを有してもよい。
第2通信部312は、中継網N2を介してデータ取得装置4との間でデータを送受信するための通信インターフェースを有する。第2通信部312は、例えばLANインターフェースである。
記憶部32は、ROM、RAM及びハードディスク等の記憶媒体を有する。記憶部32は、通信端末IDと、それぞれの通信端末2が基地局5を介することなく直接通信可能な通信デバイス1のデバイスIDとが関連付けられた通信端末データベース(以下、通信端末DBという)を記憶している。
図7は、通信端末DBの一例を示す図である。通信端末DBにおいては、通信端末IDに関連付けて、通信端末2が通信可能な通信デバイス1が実行可能なアプリケーションの識別情報であるアプリIDと、それぞれのアプリケーションが1回のデータ送信時に送信する送信データ量とを記憶している。
図7に示す例において、通信端末IDが9001の通信端末2は、デバイスIDが1001の通信デバイス1a及びデバイスIDが1002の通信デバイス1bが出力するデータを受信することを示している。通信デバイス1aは、送信データ量が10バイトであるアプリIDがa51のアプリケーション、及び送信データ量が20バイトであるアプリIDがa52のアプリケーションを実行することができる。通信デバイス1bは、送信データ量が10バイトであるアプリIDがa51のアプリケーション、及び送信データ量が45バイトであるアプリIDがa53のアプリケーションを実行することができる。
また、記憶部32は、通信端末2から受信した複数の通信デバイス1が送信したデータを、通信デバイス1のデバイスIDに関連付けて記憶する。さらに、記憶部32は、データ取得装置4を介してデータ管理装置3にアクセスするデータ取得者の取得者IDと、データ取得者がデータを取得する対象として登録した通信デバイス1及びアプリケーションのデバイスID及びアプリIDとが関連付けられたデータ提供用データベース(以下、データ提供用DBという)を記憶していてもよい。
制御部33は、例えばCPUであり、記憶部32に記憶されたプログラムを実行することにより、各通信端末2がデータを送信するタイミングを決定する。
制御部33は、通信制御部331、要求受付部332、記憶制御部333及びタイミング決定部334を有する。
通信制御部331は、通信端末2との間のデータの送受信を制御する。通信制御部331は、データ取得装置4に提供するデータを出力する通信デバイス1と通信可能な通信端末2に対して、通信網N1のゲートウェイのアドレスであるAPN(Access Point Name)を通知することにより、通信端末2からのデータの受信を開始する。また、通信制御部331は、タイミング決定部334が決定したタイミングを示すタイミング情報を、第1通信部311を介して通信端末2に送信する送信部として機能する。
通信制御部331は、通信端末2が使用する無線通信回線を提供する基地局5の混雑度を基地局5から取得し、取得した混雑度に基づいて、通信端末2が用いる送信判定閾値を決定してもよい。通信制御部331は、決定した送信判定閾値を通信端末2に提供する。
要求受付部332は、データ取得装置4から、データを取得する対象の通信デバイス1及びアプリケーションを選択する要求を受け付ける。要求受付部332は、第2通信部312を介して、データ管理装置3がデータを収集する対象となっている通信デバイス1及びアプリケーションの一覧をデータ取得装置4に送信する。
データ取得者が、データ取得装置4を介して表示される通信デバイス1及びアプリケーションの一覧から、データを取得したい通信デバイス1及びアプリケーションを選択すると、データ取得装置4は、選択された通信デバイス1及びアプリケーションを特定するための情報(例えば、デバイスID及びアプリID)、並びに取得者IDを含むデータ取得要求をデータ管理装置3に送信する。要求受付部332は、データ取得装置4からデータ取得要求を受信すると、データ取得要求に含まれる取得者ID、デバイスID及びアプリIDを記憶制御部333に通知することにより、記憶部32内のデータ提供用DBに登録する。
要求受付部332は、データ取得装置4からデータを取得するための要求を受け付けた場合に、通信網N1を介して受信した、記憶部32に記憶されたデータ提供用DBを参照して、要求が示すアプリケーションが送信したデータを、データ取得装置4に送信することにより提供する。データ提供用DBにおいては、データ取得要求を送信したデータ取得装置4に対応する取得者IDと、取得者IDのデータ取得装置4にデータを提供する対象となる通信デバイスのデバイスIDが関連付けられている。データ提供用DBにおいては、取得者IDのデータ取得装置4にデータを提供する対象となるアプリケーションのアプリIDがさらに関連付けられていてもよい。
要求受付部332は、複数のデータ取得装置4から、同一の通信デバイス1が実行する同一のアプリケーションを選択する要求を受け付けてもよい。通信制御部331は、要求受付部332が複数のデータ取得装置4から、同一の通信デバイス1が実行する同一のアプリケーションを選択する要求を受け付けた場合に、通信網N1を介して受信したデータのうち、要求が示すアプリケーションが送信したデータを、複数のデータ取得装置4に提供する。
記憶制御部333は、通信制御部331及び要求受付部332からの指示に基づいて、記憶部32にデータを書き込んだり、記憶部32に記憶されたデータを読み出したりする。例えば、記憶制御部333は、通信制御部331が通信端末2から受信したデバイスデータを、デバイスID及びアプリIDに関連付けて記憶部32に記憶させる。
[通信端末2の動作フローチャート]
図8は、通信端末2がデバイスデータを処理する動作のフローチャートである。通信制御部24は、通信デバイス1からデバイスデータを受信すると(S11)、デバイスデータの変化量が、送信判定閾値よりも大きいか否かを判定する(S12)。
通信制御部24は、デバイスデータの変化量が送信判定閾値よりも大きいと判定した場合(S12においてYES)、デバイスデータを通信網N1に送信する(S13)。通信制御部24は、通信端末2の電源をオフする操作が行われるまでの間(S14においてNO)、ステップS11からS13までの動作を繰り返す。
[通信システムSにおける通信シーケンス]
図9は、通信システムSにおける通信シーケンスを示す図である。図9は、データ管理装置3が送信判定閾値を決定する場合の通信シーケンスを示している。
まず、データ管理装置3は、例えば基地局5から取得した、通信端末2が使用する無線通信回線の混雑度に基づいて、通信端末2が使用する送信判定閾値を決定する(S21)。データ管理装置3は、決定した送信判定閾値を通信端末2に送信する。
通信端末2は、データ管理装置3が送信した送信判定閾値を受信すると、受信した送信判定閾値を記憶部23に記憶させる(S22)。
続いて、通信デバイス1は、収集した情報を送信するタイミングになると(S23においてYES)、送信データを生成して(S24)、通信端末2に対して送信データを送信する。通信端末2は、送信データを受信すると、受信した送信データを記憶部23に蓄積する(S25)。
続いて、通信端末2は、データ管理装置3にデータを送信するタイミングであるかどうかを確認する(S26)。通信端末2は、データを送信するタイミングになると(S26においてYES)、蓄積していたデータをデータ管理装置3に送信する。通信制御部331は、データを受信すると、受信したデータを通信端末IDに関連付けて記憶部32内のデータ提供用DBに登録する(S27)。
[通信端末2による効果]
以上説明したように、通信端末2は、デバイス通信部21が受信した最新のデバイスデータと、記憶部23に記憶された、最新のデバイスデータと同じ通信デバイス1に関連付けられた直前のデバイスデータと、の差分が所定の送信判定閾値より大きい場合に、無線通信回線を介して最新のデバイスデータを送信する。このようにすることで、通信端末2は、小容量のデータを頻繁に通信網N1に送信しないので、無線通信回線のリソース占有率を低減させ、通信網N1が輻輳する確率を低減させることが可能になる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1 通信デバイス
2 通信端末
3 データ管理装置
21 デバイス通信部
22 ネットワーク通信部
23 記憶部
24 通信制御部
31 通信部
311 第1通信部
312 第2通信部
32 記憶部
33 制御部
331 通信制御部
332 要求受付部
333 記憶制御部

Claims (15)

  1. 通信デバイスが出力したデバイスデータを、無線通信回線を介して送信する通信端末であって、
    前記通信デバイスが出力した前記デバイスデータを受信するデバイス通信部と、
    前記デバイス通信部が受信した前記デバイスデータを前記通信デバイスに関連付けて記憶する記憶部と、
    前記デバイス通信部が受信した最新の前記デバイスデータと、前記記憶部に記憶された、前記最新のデバイスデータと同じ前記通信デバイスに関連付けられた直前の前記デバイスデータと、の差分が所定の送信判定閾値より大きい場合に、前記無線通信回線を介して、変化する前の前記デバイスデータ、及び変化した後の前記最新のデバイスデータをペアリングして一つのパケットとして送信する通信制御部と、
    を有する通信端末。
  2. 前記通信制御部は、前記デバイスデータの変化量が前記送信判定閾値より大きくなったタイミングから所定の時間だけ待機し、待機している間のデバイスデータの変化量が前記送信判定閾値より大きくなった場合、複数のタイミングにおける出力値の変化を示すデータを一つのパケットとして出力する、
    請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記通信制御部は、前記差分が送信判定閾値より大きい前記最新のデバイスデータを送信する際に、当該デバイスデータを送信する前に前記記憶部に格納された、前記差分が送信判定閾値以下のデータを送信する、
    請求項1又は2に記載の通信端末。
  4. 前記通信制御部は、時間帯、曜日又は日付の少なくともいずれかに基づいて前記送信判定閾値を決定する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の通信端末。
  5. 前記通信制御部は、前記無線通信回線の混雑度に基づいて前記送信判定閾値を決定する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の通信端末。
  6. 前記通信制御部は、前記無線通信回線を提供する基地局の混雑度に基づいて前記送信判定閾値を決定する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の通信端末。
  7. 前記通信制御部は、前記記憶部に同一の前記通信デバイスに関連付けて記憶された複数の前記デバイスデータの統計値に基づいて、前記送信判定閾値を決定する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の通信端末。
  8. 前記通信制御部は、前記デバイスデータが示す前記通信デバイスの状態に基づいて前記送信判定閾値を決定する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の通信端末。
  9. 前記記憶部は、前記通信デバイスに関連付けて前記送信判定閾値を記憶している、
    請求項1からのいずれか一項に記載の通信端末。
  10. 前記記憶部は、前記通信デバイスが実行可能なアプリケーションに関連付けて前記送信判定閾値を記憶している、
    請求項1からのいずれか一項に記載の通信端末。
  11. 前記通信制御部は、前記無線通信回線を介して、前記デバイスデータを取得する装置から送信される前記送信判定閾値を取得する、
    請求項1から10のいずれか一項に記載の通信端末。
  12. 前記通信制御部は、前記無線通信回線を介して、前記デバイスデータを送信する頻度の指定を受け、指定された頻度に基づいて前記送信判定閾値を決定する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の通信端末。
  13. コンピュータが実行する、通信デバイスが出力したデバイスデータを、無線通信回線を介して送信する方法であって、
    前記通信デバイスが出力した前記デバイスデータを受信するステップと、
    前記通信デバイスから受信した前記デバイスデータを前記通信デバイスに関連付けて記憶部に記憶させるステップと、
    前記通信デバイスから受信した最新の前記デバイスデータと、前記記憶部に記憶された、前記最新のデバイスデータと同じ前記通信デバイスに関連付けられた直前の前記デバイスデータとの差分が所定の送信判定閾値より大きい場合に、前記無線通信回線を介して、変化する前の前記デバイスデータ、及び変化した後の前記最新のデバイスデータをペアリングして一つのパケットとして送信するステップと、
    を有する通信方法。
  14. 通信端末が有するコンピュータに、
    前記通信端末と直接無線で接続される通信デバイスが出力したデバイスデータを受信するステップと、
    前記通信デバイスから受信した前記デバイスデータを前記通信デバイスに関連付けて記憶部に記憶させるステップと、
    前記通信デバイスから受信した最新の前記デバイスデータと、前記記憶部に記憶された、前記最新のデバイスデータと同じ前記通信デバイスに関連付けられた直前の前記デバイスデータとの差分が所定の送信判定閾値より大きい場合に、無線通信回線を介して、変化する前の前記デバイスデータ、及び変化した後の前記最新のデバイスデータをペアリングして一つのパケットとして送信するステップと、
    を実行させるための通信用プログラム。
  15. 通信デバイスが出力したデバイスデータを、無線通信回線を介して送信する通信端末と、前記通信端末が送信した前記デバイスデータを受信する管理装置と、を備え、
    前記通信端末は、
    前記通信デバイスが出力した前記デバイスデータを受信するデバイス通信部と、
    前記デバイス通信部が受信した前記デバイスデータを前記通信デバイスに関連付けて記憶する記憶部と、
    前記デバイス通信部が受信した最新の前記デバイスデータと、前記記憶部に記憶された、前記最新のデバイスデータと同じ前記通信デバイスに関連付けられた直前の前記デバイスデータとの差分が所定の送信判定閾値より大きい場合に、前記無線通信回線を介して、変化する前の前記デバイスデータ、及び変化した後の前記最新のデバイスデータをペアリングして一つのパケットとして送信する通信制御部と、
    を有し、
    前記管理装置は、
    前記通信端末が使用する前記送信判定閾値を決定し、決定した前記送信判定閾値を前記通信端末に提供する制御部を有する通信システム。
JP2016193583A 2016-09-30 2016-09-30 通信端末、通信方法、通信用プログラム及び通信システム Active JP6456332B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016193583A JP6456332B2 (ja) 2016-09-30 2016-09-30 通信端末、通信方法、通信用プログラム及び通信システム
CN201780052352.3A CN109691125B (zh) 2016-09-30 2017-09-25 通信终端、通信方法、通信用程序、通信系统、管理装置、管理方法及通信控制方法
CN202210237945.XA CN114466327A (zh) 2016-09-30 2017-09-25 通信终端、通信方法、通信用程序、通信系统、管理装置、管理方法及通信控制方法
US16/329,526 US10945160B2 (en) 2016-09-30 2017-09-25 Management device, communication terminal, and method for communication terminal
PCT/JP2017/034432 WO2018062065A1 (ja) 2016-09-30 2017-09-25 通信端末、通信方法、通信用プログラム、通信システム、管理装置、管理方法、及び通信制御方法
EP17856018.1A EP3522574B1 (en) 2016-09-30 2017-09-25 Communication terminal, communication method, program for communication, communication system, management device, management method, and communication control method
US17/169,063 US11683725B2 (en) 2016-09-30 2021-02-05 Communication terminal and communication method for transmitting device data

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016193583A JP6456332B2 (ja) 2016-09-30 2016-09-30 通信端末、通信方法、通信用プログラム及び通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018056913A JP2018056913A (ja) 2018-04-05
JP6456332B2 true JP6456332B2 (ja) 2019-01-23

Family

ID=61837118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016193583A Active JP6456332B2 (ja) 2016-09-30 2016-09-30 通信端末、通信方法、通信用プログラム及び通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6456332B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5194296B2 (ja) * 2007-11-13 2013-05-08 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 無線ネットワーク、それに用いられる無線装置およびその無線装置を備えた移動体
JP6052717B2 (ja) * 2012-01-26 2016-12-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 データ収集送信ノード、データ収集送信システムおよびデータ収集送信方法
JP6273723B2 (ja) * 2013-09-02 2018-02-07 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 無線通信システムおよびセンサ装置
JP6211468B2 (ja) * 2014-06-12 2017-10-11 株式会社日立製作所 監視制御システム及び監視制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018056913A (ja) 2018-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9461926B2 (en) Packet prioritizing in an industrial wireless network
JP6197888B2 (ja) 無線通信ネットワークシステムおよび代表センサ機器の決定方法
US11683725B2 (en) Communication terminal and communication method for transmitting device data
WO2016159126A1 (ja) ゲートウェイ装置、及びベアラ設定制御方法
US9820319B2 (en) Mobile communication system, mobile communication apparatus, network assist information transmission method, and non-transitory computer readable medium
JP6456331B2 (ja) 通信端末、通信方法及び通信用プログラム
US20160366069A1 (en) Communication device, communication system, and communication method
JP6605694B2 (ja) 管理装置、管理方法及び通信システム
JP6456332B2 (ja) 通信端末、通信方法、通信用プログラム及び通信システム
JP6456895B2 (ja) 管理装置、管理方法及び通信システム
JP5867236B2 (ja) データ収集方法、移動端末およびデータ保存装置
WO2018150514A1 (ja) 無線アドホックネットワークにおける通信端末、通信方法及び通信プログラム
CN107404404B (zh) 一种基于物联网的终端路由选择方法及物联网终端
EP3062231A1 (en) Communication system, shared service control unit, data transmission method, and non-transitory computer-readable medium
JP6450720B2 (ja) 通信端末、通信方法及び通信用プログラム
US11323375B2 (en) Communication device, communication method, and computer readable medium
JP5454367B2 (ja) 通信システム、通信方法および通信処理用プログラム
JP6605695B2 (ja) 通信端末、通信方法及び通信システム
US20150304887A1 (en) Communication control system, service management server, mobile station, communication control method, and non-transitory computer readable medium
JP6456896B2 (ja) 通信端末、通信方法及び通信システム
JP6331529B2 (ja) 安否情報収集システム、安否情報収集方法、安否情報収集プログラム、基地局、および移動局
JP6098698B2 (ja) 車載装置および輻輳制御方法
JP6494535B2 (ja) 近距離無線ネットワークの輻輳に応じて広域無線ネットワークへの制御信号を抑制する無線ゲートウェイ、プログラム及び方法
JP2018056912A (ja) 通信システム、管理装置、通信端末及び通信制御方法
JP2024061137A (ja) 無線通信システム、無線通信システムの管理方法、及び管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180619

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6456332

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150