JP5867236B2 - データ収集方法、移動端末およびデータ保存装置 - Google Patents

データ収集方法、移動端末およびデータ保存装置 Download PDF

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Description

本発明は、データ収集方法、移動端末およびデータ保存装置に関する。
近年、ネットワークに繋がれた機械同士が人間を介在せずに相互に情報交換し、自動的に最適な制御を実行するM2Mサービスが普及している。また、M2Mサービスを提供するクラウドシステムの普及も進んでいる。例えば、無線通信端末がアドホックネットワークを形成し、クラウドサーバが各無線通信端末からセンサ値などの情報を収集するシステムなどがある。
また、導入コストを抑えるために、電話回線や3G回線(third generation network)を用いることも行われている。例えば、クラウドサーバが、顧客に代わって、遠隔の装置から稼動状況や消耗品の状況を3G回線で収集する。そして、顧客の監視員が、携帯電話を用いてクラウドサーバにアクセスし、各装置の状況を把握する。
特表2002−512829号公報 特開2005−169090号公報
しかしながら、3G回線では通信コストが高くなり、また、大規模システムの場合にはクラウドサーバの負荷が高くなる。このため、3G回線の代わりにWi−fi(Wireless Fidelity)を用いることで通信コストを抑え、スマートフォンなどの端末にデータの加工処理等を実行させることでクラウドサーバの負荷を軽減させることも考えられる。ところが、これらの場合、ネットワークのトラフィック量が多いという問題がある。
例えば、Wi−Fiで通信を行うスマートフォンを例にして説明すると、クラウドサーバの近くにいるスマートフォンは、クラウドサーバからデータの加工要求を受信する。この加工要求を受信したスマートフォンは、デバイスから加工に用いるデータを収集して加工データを生成し、加工データをクラウドサーバに送信する。クラウドサーバは、加工データを受信すると、近くにいるスマートフォンに削除指示を送信する。この削除要求を受信したスマートフォンは、加工に使用されたデータをデバイスから削除する。
このように、Wi−Fiやスマートフォンを用いたシステムでは、データを収集する端末とデータを削除する端末とが異なる場合があるので、加工データと加工データに使用されたデータとの対応付けを、各装置が管理することになる。このため、各装置は、加工データや削除要求に、加工に用いたデータを含めて送受信することになる。したがって、パケット容量が大きくなり、ネットワークのトラフィックも高くなる。さらには、パケットの送信エラーやパケットロス等を招き、システムの信頼性も低下する。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、トラフィック量を抑制することができるデータ収集方法、移動端末およびデータ保存装置を提供することを目的とする。
本願の開示するデータ収集方法、移動端末およびデータ保存装置は、一つの態様において、複数の移動端末がデバイスと管理サーバとのデータ通信を中継する。第1の移動端末が、前記管理サーバから送信された加工要求に基づいて前記デバイスからデータを収集し、収集したデータを用いて生成した加工データに識別子を割当てる処理を実行する。第1の移動端末が、前記加工データと識別子とを前記管理サーバ宛に送信し、前記加工データに使用されたデータと前記識別子との対応関係を前記デバイス宛に送信する処理を実行する。第2の移動端末が、前記管理サーバが送信した削除対象の前記識別子を前記デバイス宛に送信する処理を実行する。前記デバイスが、前記データと前記識別子とを対応付けて保持し、前記第2の移動端末から受信した識別子に対応付けられたデータを特定する処理を実行する。
本願の開示するデータ収集方法、移動端末およびデータ保存装置の一つの態様によれば、トラフィック量を抑制することができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係るシステムの全体構成例を示す図である。 図2は、実施例1に係る移動端末の構成を示す機能ブロック図である。 図3は、作業バッファに記憶される情報の例を示す図である。 図4は、対応リストに記憶される情報の例を示す図である。 図5は、実施例1に係るデータ保存サーバの構成を示す機能ブロック図である。 図6は、実施例1に係るシステムが実行するデータ加工処理のシーケンス図である。 図7は、実施例1に係るシステムが実行するデータ削除処理のシーケンス図である。 図8は、収集端末が実行する処理の流れを示すフローチャートである。 図9は、削除端末が実行する処理の流れを示すフローチャートである。 図10は、データ保存サーバが実行する処理の流れを示すフローチャートである。 図11は、管理サーバが実行する処理の流れを示すフローチャートである。 図12は、移動端末が要求を中継する場合の流れを説明する図である。 図13は、他の移動端末を介して生データを収集する例を説明する図である。 図14は、ハードウェア構成例を示す図である。
以下に、本願の開示するデータ収集方法、移動端末およびデータ保存装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
[全体構成]
図1は、実施例1に係るシステムの全体構成例を示す図である。図1に示すように、このシステムは、移動端末A、移動端末B、データ保存サーバ30、管理サーバ40を有する。また、管理サーバ40とデータ保存サーバ30とは直接データ通信が実行できない状況である。なお、ここで示した各装置の数等はあくまで例示であり、これに限定されるものではない。
移動端末Aと移動端末Bは、ユーザが保持するスマートフォン、携帯電話などの無線通信機器である。各移動端末は、例えばWi−Fiなどの近距離無線通信を実行して、データ保存サーバ30や管理サーバ40と無線で通信することができる。
データ保存サーバ30は、データを保存するサーバ装置である。例えば、データ保存サーバ30は、バックアップ結果、システムログ、エラーログなど装置が生成するデータを保存する。データ保存サーバ30は、例えば、Wi−Fiなどの近距離無線通信を実行して、各移動端末や管理サーバ40と無線で通信することができる。
管理サーバ40は、データ保存サーバ30が保持するデータを収集して管理するサーバ装置である。管理サーバ40は、移動端末Aや移動端末Bから見ると、クラウドサーバに該当する。この管理サーバ40は、例えば、Wi−Fiなどの近距離無線通信を実行して、各移動端末やデータ保存サーバ30と無線で通信することができる。
このような状態において、移動端末Aは、ユーザの移動に伴って、管理サーバ40とWi−Fiで通信可能な位置まで近づく。すると、管理サーバ40は、Wi−Fiを用いて、移動端末Aの存在を検知し、移動端末Aに対してデータの加工要求を送信する。この加工要求を受信した移動端末Aは、ユーザの移動に伴って、データ保存サーバ30とWi−Fiで通信可能な位置まで近づく。
すると、移動端末Aは、Wi−Fiを用いて、データ加工に用いる生データの取得要求を各データ保存サーバ30に送信する。その後、移動端末Aは、各データ保存サーバ30から取得したデータを用いて加工データを生成し、生成した加工データにユニークIDを付与する。なお、ここでは、加工データを生成してからユニークIDを付与する例を説明したが、加工データを生成する前に、生成対象の加工データを特定してユニークIDを付与してもよい。
そして、移動端末Aは、加工に用いた生データとユニークIDの対応関係を各データ保存サーバ30に送信し、各データ保存サーバ30は、移動端末Aに送信した生データとユニークIDとの対応関係を保持する。
その後、加工データを保持した移動端末Aは、ユーザの移動に伴って、管理サーバ40とWi−Fiで通信可能な位置まで近づく。すると、移動端末Aは、Wi−Fiを用いて、加工データを管理サーバ40に送信する。このようにして、管理サーバ40は、移動端末Aの動きを利用して、データ保存サーバ30が保持するデータから生成された加工データを収集することができる。
さらに、管理サーバ40は、Wi−Fiを用いて移動端末Bの存在を検知すると、移動端末Bに対して、ユニークIDを含めたACKを送信する。このACKは、データの加工要求に対する応答である。すると、このACKを受信した移動端末Bは、ユーザの移動に伴って、データ保存サーバ30とWi−Fiで通信可能な位置まで近づく。
すると、移動端末Bは、Wi−Fiを用いて、ACKを各データ保存サーバ30に送信する。そして、各データ保存サーバ30は、受信したACKに含まれるユニークIDに対応付けられた生データを特定する。その後、例えば、各データ保存サーバ30は、特定した生データを削除する。このようにして、管理サーバ40は、移動端末Bの動きを利用して、加工データに用いられた生データを削除することができる。
上述したように、複数の移動端末の近距離通信を利用してデータ保存サーバ30と管理サーバ40とが通信する場合に、データ保存サーバ30から管理サーバ宛のデータにユニークIDを付加する。そして、管理サーバからデータ保存サーバ30宛のACKにも同ユニークIDを付加して送信する。したがって、データを収集する端末とデータを削除する端末とが異なる場合であっても、システム間で共通のユニークIDを伝達することができ、トラフィック量を抑制することができる。
[移動端末の構成]
次に、図1に示した移動端末Aと移動端末Bの構成を説明する。なお、移動端末Aと移動端末Bは同様の構成を有するので、ここでは、移動端末10として説明する。図2は、実施例1に係る移動端末の構成を示す機能ブロック図である。
図2に示すように、移動端末10は、作業バッファ11、対応リスト12、無線通信部13、要求受信部14、リスト生成部15、ID付与部16、ID通知部17、加工データ生成部18、加工データ送信部19を有する。なお、各処理部は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサが実行する処理部である。作業バッファ11は、メモリやハードディスクなどの記憶装置であり、対応リスト12は、メモリやハードディスクなどの記憶装置に保持される。
作業バッファ11は、加工データ生成部18が加工データの生成に用いる情報等を記憶する記憶部である。図3は、作業バッファに記憶される情報の例を示す図である。図3に示すように、作業バッファ11は、「加工データ名、構成要素、受信状況」を対応付けて記憶する。ここで記憶される情報は、リスト生成部15や加工データ生成部18によって生成および更新される。
「加工データ名」は、管理サーバ40が要求した加工データを識別する識別子であり、例えば加工データの名称やID等が設定される。「構成要素」は、加工データの生成に用いる生データを識別する識別子であり、例えば生データの名称やID等が設定される。「受信状況」は、データ保存サーバ30から受信したか否かを示す情報である。図3の場合、加工データ1は、生データ1、生データ2、生データ3、生データ4から生成できる。そして、生データ1と生データ3は受信済みであり、生データ2と生データ4は未受信であることを示す。
対応リスト12は、加工データに割り振られたユニークIDと、当該加工データを構成する生データとの対応関係を示す情報である。この対応リスト12は、リスト生成部15等によって生成される。図4は、対応リストに記憶される情報の例を示す図である。図4に示すように、対応リスト12は、「加工データ名、ユニークID、構成要素」から構成される。
「加工データ名」は、管理サーバ40が要求した加工データを識別する識別子であり、例えば加工データの名称やID等が設定される。「ユニークID」は、加工データを識別する識別子である。「構成要素」は、加工データの生成に用いる生データを識別する識別子であり、例えば生データの名称やID等が設定される。図4の場合、生データ1と生データ2と生データ3と生データ4とから生成された加工データ1にユニークID「001」が割り振られていることを示す。つまり、生データ1、生データ2、生データ3、生データ4をユニークID「001」で識別することもできる。
無線通信部13は、Wi−Fiなどの近距離無線通信を実行する処理部である。例えば、無線通信部13は、近距離無線通信機能を動作させておき、通信可能な位置に存在する他の装置を検知する。そして、無線通信部13は、無線通信可能な装置を検知したことや、検知した装置の情報等を各処理部に通知する。
要求受信部14は、無線通信部13によって検知された管理サーバ40から各種要求を受信する処理部である。例えば、要求受信部14は、管理サーバ40から加工要求を受信して、リスト生成部15に出力する。また、要求受信部14は、管理サーバ40から削除要求を示すACKを受信して、ID通知部17に出力する。
リスト生成部15は、加工要求に基づいて加工データと生データとの対応関係を生成する処理部である。例えば、リスト生成部15は、要求受信部14によって受信された加工要求から、加工データの識別子や加工データに用いる生データの識別子等を抽出する。そして、リスト生成部15は、抽出した加工データの識別子と生データの識別子とを対応付けた対応関係を生成する。
ID付与部16は、リスト生成部15が生成した対応関係にユニークIDを付与する処理部である。例えば、ID付与部16は、リスト生成部15によって加工データと生データとの関係性が生成されると、この関係性にユニークIDを発行する。すなわち、ID付与部16は、加工データにユニークIDを発行する。そして、ID付与部16は、加工データの識別子と生データの識別子とユニークIDとを対応付けた対応リスト12を生成する。また、ID付与部16は、対応リスト12を生成したことをID通知部17に通知する。
ID通知部17は、ユニークIDをデータ保存サーバ30に送信する処理部である。具体的には、ID通知部17は、無線通信部13によって検知されたデータ保存サーバ30に対して、Wi−Fi等の近距離無線通信で、加工データの生成も用いられることを示すユニークIDや削除対象のユニークIDを送信する。
例えば、ID通知部17は、対応リスト12が生成されると、対応リスト12から生データとユニークIDとの対応関係を抽出し、抽出した対応関係をデータ保存サーバ30に送信する。また、ID通知部17は、要求受信部14からユニークIDが通知された場合、すなわち、管理サーバ40が送信したACKに含まれるユニークIDを受信した場合、当該ユニークIDを各データ保存サーバ30に、Wi−Fi等の近距離無線通信で送信する。
加工データ生成部18は、要求受信部14が受信した加工要求に基づいて加工データを生成する処理部である。例えば、加工データ生成部18は、対応リスト12を参照し、加工データに用いる生データの受信状況等を管理する情報を作業バッファ11に生成する。すなわち、加工データ生成部18は、加工データ名、構成要素、受信状況から構成されるテーブルを作業バッファ11に生成する。
そして、加工データ生成部18は、無線通信部13で接続されるデータ保存サーバ30から生データを近距離無線通信で受信するたびに、受信状況を更新する。そして、加工データ生成部18は、加工データに用いる全生データを受信すると、加工データを生成する。なお、加工要求には、加工データの情報や生データの情報が含まれているものとする。また、加工データ生成部18は、生成した加工データそのものも作業バッファ11に格納する。
加工データ送信部19は、加工データ生成部18によって生成された加工データを管理サーバ40に近距離無線通信で送信する処理部である。具体的には、加工データ送信部19は、無線通信部13によって管理サーバ40が検知されたタイミングで、作業バッファ11に加工データが保存されている場合には、Wi−Fi等で加工データを管理サーバ40に送信する。例えば、加工データ送信部19は、作業バッファ11から加工データとユニークIDとの対応付けを抽出して、管理サーバ40に送信する。
[データ保存サーバの構成]
次に、図1に示したデータ保存サーバ30の構成を説明する。図5は、実施例1に係るデータ保存サーバの構成を示す機能ブロック図である。
図5に示すように、データ保存サーバ30は、対応リスト31、ストレージ32、無線通信部33、リスト受信部34、データ送信部35、ACK受信部36、削除部37を有する。なお、各処理部は、CPUなどのプロセッサが実行する処理部である。ストレージ32は、メモリやハードディスクなどの記憶装置であり、対応リスト31は、メモリやハードディスクなどの記憶装置に保持される。
対応リスト31は、移動端末から受信した対応リストである。ここで記憶される対応リストは、図4に示した対応リストのうち、例えば「ユニークID、構成要素」から構成される。また、対応リスト31は、リスト受信部34によって格納される。
ストレージ32は、生データを記憶する記憶装置である。なお、各データ保存サーバ30が記憶するデータは、必ずしも同じなくてもよい。ストレージ32が記憶するデータは、削除部37によって削除される。また、図示しないデータ生成部等の制御部がデータを生成してストレージ32に格納する。
無線通信部33は、Wi−Fiなどの近距離無線通信を実行する処理部である。例えば、無線通信部33は、近距離無線通信機能を動作させておき、通信可能な位置に存在する移動端末10を検知する。そして、無線通信部33は、無線通信可能な移動端末10を検知したことや、検知した移動端末10の情報等を各処理部に通知する。
リスト受信部34は、無線通信部33によって検知された移動端末10から、生データとユニークIDとの対応関係を受信する処理部である。例えば、リスト受信部34は、生データとユニークIDとの対応関係を受信すると、この対応関係を対応リスト31として、自サーバ内に保持する。また、リスト受信部34は、対応リスト31を生成したことをデータ送信部35に出力する。
データ送信部35は、移動端末10に生データを送信する処理部である。具体的には、データ送信部35は、リスト受信部34によって対応リスト31が生成されると、当該対応リスト31を参照して、加工データに用いられる生データを特定する。そして、データ送信部35は、特定した生データをストレージ32から読み出して、無線通信部33を介した近距離無線通信で、要求元の移動端末10に送信する。例えば、データ送信部35は、対応リスト31を参照し、識別子が生データ1である生データを特定した場合、生データ1に対応する生データをストレージ32から読み出して移動端末10に送信する。
ACK受信部36は、無線通信部33によって検知された移動端末10からACKを受信する処理部である。具体的には、ACK受信部36は、移動端末10からACKを受信すると、当該ACKからユニークIDを抽出して削除部37に出力する。例えば、ACK受信部36は、管理サーバ40が送信したACKを移動端末10から受信し、当該ACKからユニークID「001」を抽出して削除部37に出力する。
削除部37は、ストレージ32から生データを削除する処理部である。例えば、削除部37は、ACK受信部36からユニークID「001」を受信すると、対応リスト31を参照し、ユニークID「001」に対応付けられる生データ1や生データ2を特定する。そして、削除部37は、特定した生データ1や生データ2に対応する生データをストレージ32から削除する。
なお、管理サーバ40については、一般的な管理サーバと同様の構成を有するので、詳細な説明は省略する。例えば、管理サーバ40は、無線通信部33と同様の処理部、加工要求を送信する処理部、ACKを送信する処理部等を有する。また、管理サーバ40は、生成対象の加工データと、当該加工データの生成方法、当該加工データに用いる生データ等を加工要求に含めて、移動端末10に送信する。また、管理サーバ40は、削除対象のユニークIDを含めたACKを移動端末10に送信する。
[データ加工処理]
次に、図1に示したシステムで実行されるデータ加工処理のシーケンスを説明する。図6は、実施例1に係るシステムが実行するデータ加工処理のシーケンス図である。
図6に示すように、移動端末10と管理サーバ40とが遭遇すると(S101とS102)、管理サーバ40は、移動端末10に加工要求を送信する(S103とS104)。例えば、移動端末10や管理サーバ40の無線通信部がお互いの電波を検出し、お互いの位置を確認すると、管理サーバ40は、移動端末10に加工要求を送信する。
移動端末10の要求受信部14が加工要求を受信すると(S105)、リスト生成部15は、加工要求にしたがって、加工データと生データとの対応関係を示すリストを生成する(S106)。
続いて、移動端末10のID付与部16は、リスト生成部15によって生成されたリストに対して、ユニークIDを付与して対応リスト12を生成する(S107)。その後、移動端末10は、自端末を保持するユーザがデータ保存サーバ30付近に移動するまで、待機状態となる(S108)。
その後、移動端末10とデータ保存サーバ30とが遭遇すると(S109〜S111)、移動端末10のID通知部17は、ID付与部16によって生成された対応リスト12から生データとユニークIDとの対応関係を抽出してデータ保存サーバ30に送信する(S112〜S114)。
その後、各データ保存サーバ30のリスト受信部34は、移動端末10から受信した生データとユニークIDとの対応関係を、対応リスト31として保存する(S115とS116)。続いて、各データ保存サーバ30のデータ送信部35は、対応リスト31を参照し、自サーバが保持する生データをストレージ32から読み出して移動端末10に送信する(S117〜S120)。
そして、移動端末10の加工データ生成部18は、各データ保存サーバ30から受信した生データを用いて加工データを生成する(S121)。その後、移動端末10は、自端末を保持するユーザが管理サーバ40付近まで移動するまで、待機状態となる(S122)。そして、移動端末10と管理サーバ40とが遭遇すると(S123とS124)、移動端末10の加工データ送信部19は、生成された加工データとユニークIDとの組み合わせを管理サーバ40に送信する(S125とS126)。
[データ削除処理]
次に、図1に示したシステムで実行されるデータ削除処理のシーケンスを説明する。図7は、実施例1に係るシステムが実行するデータ削除処理のシーケンス図である。
図7に示すように、移動端末10と管理サーバ40とが遭遇すると(S201とS202)、管理サーバ40は、ユニークIDを含んだACKを移動端末10に送信する(S203とS204)。移動端末10は、ACKを受信すると(S205)、自端末を保持するユーザがデータ保存サーバ30付近まで移動するまで、待機状態となる(S206)。
その後、移動端末10とデータ保存サーバ30とが遭遇すると(S207とS208とS209)、移動端末10のID通知部17は、ユニークIDを含んだACKをデータ保存サーバ30に送信する(S210〜S212)。
データ保存サーバ30のACK受信部36は、受信したACKからユニークIDを抽出し、削除部37は、ユニークIDに対応付けられた生データを対応リスト31から特定し、特定した生データをストレージ32から削除する(S213とS214)。
[フローチャート]
次に、実施例1に係る各装置が実行する処理について説明する。ここでは、収集端末が実行する処理、削除端末が実行する処理、データ保存サーバ30が実行する処理、管理サーバ40が実行する処理について説明する。
(収集端末)
図8は、収集端末が実行する処理の流れを示すフローチャートである。図8で説明する収集端末は、図2に示した移動端末と同様の構成を有する端末である。図8に示すように、収集端末は、データ保存サーバ30または管理サーバ40と遭遇すると(S301Yes)、生データを受信したか否かを判定する(S302)。
そして、収集端末は、生データを受信したと判定すると(S302Yes)、受信した生データを作業バッファ11に格納し(S303)、加工データが生成できる状態か否かを判定する(S304)。つまり、収集端末は、加工データに用いる生データが揃ったか否かを判定する。そして、収集端末は、加工データが生成できない状態、すなわち生データが揃っていない状態であると判定した場合には(S304No)、S301に戻って以降の処理を繰り返す。
また、収集端末は、加工データが生成できる状態、すなわち生データが揃っている状態であると判定した場合には(S304Yes)、作業バッファ11から生データを読み出して加工し(S305)、加工データを生成する(S306)。
続いて、収集端末は、生成した加工データにユニークIDを付加し(S307)、無線通信可能として検出できた管理サーバ40に、加工データとユニークIDとを近距離無線で送信する(S308)。
一方、収集端末は、生データを受信していないと判定すると(S302No)、加工データの生成要求、すなわち加工要求を受信したか否かを判定する(S309)。なお、収集端末は、加工データの生成要求を受信していないと判定した場合には(S309No)、S301に戻って以降の処理を繰り返す。
そして、収集端末は、加工データの生成要求を受信したと判定した場合には(S309Yes)、加工データの生成に用いる生データの情報を加工要求から抽出する(S310)。
続いて、収集端末は、生成対象の加工データにユニークIDを発行し(S311)、加工データに用いられる生データとユニークIDとの対応関係を生成する(S312)。その後、収集端末は、生成した対応関係を、データ保存サーバ30に送信する(S313)。
(削除端末)
図9は、削除端末が実行する処理の流れを示すフローチャートである。図9で説明する削除端末は、図2に示した移動端末と同様の構成を有する端末である。図9に示すように、削除端末は、データ保存サーバ30と遭遇すると(S401Yes)、管理サーバ40から受信済みのACKを、データ保存サーバ30に送信する(S402)。
一方、削除端末は、データ保存サーバ30ではなく管理サーバと遭遇すると(S401No、S403Yes)、管理サーバ40からACKを受信し(S404)、自端末を保持する人の動線にしたがって、データ保存サーバ30までACKを運搬する(S405)。その後、S401に戻って以降の処理が繰り返される。なお、削除端末は、データ保存サーバ30にも管理サーバにも遭遇しない場合(S401No、S403No)、S401に戻って以降の処理を繰り返す。
(データ保存サーバ30)
図10は、データ保存サーバが実行する処理の流れを示すフローチャートである。図10に示すように、データ保存サーバ30は、生データとユニークIDとの対応関係を収集端末から受信すると(S501Yes)、受信した対応関係から対応リスト31を生成して自サーバに登録する(S502)。
そして、データ保存サーバ30は、保持する対応リスト31を参照し、自サーバのストレージ32に格納される生データを特定し、特定した生データをストレージ32から読み出して収集端末に送信する(S503)。
一方、データ保存サーバ30は、生データとユニークIDとの対応関係ではなくACKを収集端末から受信すると(S501No、S504Yes)、受信したACKからユニークIDを抽出する(S505)。
そして、データ保存サーバ30は、自サーバが保持する対応リスト31を参照して、抽出したユニークIDに対応する生データを特定し、特定した生データをストレージ32から削除する(S506とS507)。なお、データ保存サーバ30は、生データとユニークIDとの対応関係もACKも収集端末から受信しない場合(S501No、S504No)、S501に戻って以降の処理を繰り返す。
(管理サーバ40)
図11は、管理サーバが実行する処理の流れを示すフローチャートである。図11に示すように、管理サーバ40は、近距離無線通信を用いて、加工データを収集端末から受信すると(S601Yes)、加工データに付加されるユニークIDを抽出する(S602)。その後、管理サーバ40は、ユニークIDを挿入したACKを生成し(S603)、近距離無線通信を用いて、無線通信可能として検出できた削除端末にACKを送信する(S604)。
[効果]
このように、実施例1によれば、管理サーバ40は、移動端末10を保持するユーザの動線を利用し、Wi−Fi等の近距離無線通信を用いてデータを収集することができる。また、Wi−Fi等の近距離無線通信を用いてデータ収集を実行するので、通信コストを削減することもできる。また、ユーザが保持する移動端末を用いるので、システムの導入コストも削減することができる。
ところで、実施例1では、移動端末が管理サーバ40から加工要求を受信し、データ保存サーバ30まで移動して加工データを生成する例を説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、Wi−Fiやアドホック通信を利用して、管理サーバ40から送信された加工要求をデータ保存サーバ30の近くにいる移動端末まで伝搬させることもできる。そこで、実施例2では、移動端末が加工要求や削除要求等を中継する例について説明する。
図12は、移動端末が要求を中継する場合の流れを説明する図である。図12に示す各装置は、Wi−Fiやアドホック通信が可能な装置であり、定期的に電波を発信して、通信可能な装置が存在するか否かを判定するものとする。
図12に示すように、管理サーバ40は、自サーバが通信可能な範囲に移動端末Aを検知すると、移動端末Aに対して加工要求を送信する。このとき、移動端末Aは、加工要求から加工データ、生データ、ユニークIDの対応付けリストを生成してもよい。
そして、移動端末Aは、自端末を保持するユーザの移動にともなって所定の場所まで移動する。その後、移動端末Aは、移動先で、自端末と通信可能な範囲に位置する移動端末Bを検知すると、移動端末Bに加工要求を転送する。ここで、移動端末Aは、加工要求の代わりに、対応リストを送信してもよい。
その後、移動端末Bは、加工要求または対応リストを保持したまま、自端末を保持するユーザの移動に伴って移動する。移動端末Bは、移動先で、自端末と通信可能な範囲に位置するデータ保存サーバ30を検知すると、データ保存サーバ30に対して対応リスト等を送信して、生データを収集する。そして、移動端末Bは、加工データと生データとユニークIDとを対応付けて保持する。
その後は上述した手法と同様の手法で、移動端末Bによって生成された加工データとユニークIDとの対応関係が、移動端末Bから他の移動端末を経由して、管理サーバ40に到達する。また、加工データを受信した管理サーバ40はユニークIDを含んだACKを隣接する移動端末に送信する。このACKは、図12と同様の手法を用いて、データ保存サーバ30まで到達する。このように、移動端末が各種要求を中継した場合でも、システム間で共通のユニークIDを伝達することができ、トラフィック量を抑制することができる。
図13は、他の移動端末を介して生データを収集する例を説明する図である。図13に示す各装置は、図12に示した装置と同様の機能を有するものとする。
図13に示すように、管理サーバ40は、自サーバが通信可能な範囲に移動端末Aを検知すると、移動端末Aに対して加工要求を送信する。このとき、移動端末Aは、加工要求から加工データ、生データ、ユニークIDの対応付けリストを生成してもよい。
そして、移動端末Aは、自端末を保持するユーザの移動にともなって所定の場所まで移動する。その後、移動端末Aは、移動先で、自端末と通信可能な範囲に位置する移動端末Bを検知すると、移動端末Bに加工要求を転送する。ここで、移動端末Aは、加工要求の代わりに、対応リストを送信してもよい。
その後、移動端末Bは、加工要求または対応リストを保持したまま、自端末を保持するユーザの移動に伴って移動する。移動端末Bは、移動先で、自端末と通信可能な範囲に位置するデータ保存サーバ30の一部を検知すると、検知した一部のデータ保存サーバ30に対して対応リスト等を送信して、加工データに用いる一部の生データを収集する。
一方で、移動端末Bは、移動先で、自端末と通信可能な範囲に位置する移動端末Cを検知すると、検知した移動端末Cに対して対応リスト等を送信して、生データの収集を要求する。
そして、移動端末Cは、自端末と通信可能な範囲に位置するデータ保存サーバ30の一部を検知すると、検知した一部のデータ保存サーバ30に対して対応リスト等を送信して、生データの一部を収集する。すると、移動端末Cは、収集した生データを移動端末Bに送信する。
その後、移動端末Bは、自端末が収集した生データと、移動端末Cから取得した生データとを用いて加工データを生成する。そして、移動端末Bは、加工データと生データとユニークIDとを対応付けて保持する。その後は、図12で説明した手法を用いて、加工データとユニークIDとの対応関係が、管理サーバ40まで伝播される。
このように、移動端末が、データ保存サーバ30の一部としか無線通信できない場合であっても、他の移動端末を利用して生データを収集することができる。したがって、無線通信の電波状況にあわせた適切な手法で生データを収集して加工データを生成し、管理サーバ40に加工データを伝達させることができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下に異なる実施例を説明する。
(ユニークIDの生成タイミング)
実施例1では、加工要求を受信したタイミングで、生成対象の加工データにユニークIDを付与する例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、移動端末は、データ保存サーバ30から生データを収集して加工データを生成した後に、ユニークIDを付与して、対応リストを生成することもできる。このように、ユニークIDの生成タイミングは、端末の処理負荷状況等にあわせて任意に変更することができる。
(リアルタイム性)
また、移動端末は、データ保存サーバ30から生データを収集して加工データを生成した後、加工データの種別等に基づいてリアルタイム性を有するデータか否かを判定する。そして、移動端末は、リアルタイム性を有するデータと判定した場合には、生成した加工データをWi−Fi等の近距離通信ではなく、3G回線等を用いて管理サーバ40に送信する。一方、移動端末は、リアルタイム性を有するデータではないと判定した場合には、生成した加工データをWi−Fi等の近距離通信で、管理サーバ40に送信する。
このようにすることで、緊急性を有する加工データについては、管理サーバ40に遅滞なく送信することができる。また、リアルタイム性を有するか否かの判定例としては、例えば、加工データがエラーを含む内容である場合、加工データからエラーの発生が高いと判断できる場合、加工データが生成できない場合等が考えられる。
(移動端末)
また、移動端末として、携帯電話やスマートフォンを例にして説明したが、これら以外にも様々な端末を利用することができる。例えば、車載器などを用いることができる。車載器を用いた場合、Wi−Fi等の代わりに、他の無線通信を用いてもよい。
(削除タイミング)
上記実施例では、1つの生データに1つのユニークIDを対応付ける例を説明したが、管理サーバ40が加工要求を複数送信した場合など、1つの生データに複数の加工データが対応付けられる場合がある。この場合、データ保存サーバ30は、すべてのユニークIDを受信した場合、すなわち各加工要求に対するACKを受信した場合に、生データを削除するようにしてもよい。また、データ保存サーバ30は、ACKで通知されたユニークIDに対応する生データを削除せずに、移動端末への提供対象外として処理することもできる。
(システム)
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともできる。あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られない。つまり、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(ハードウェア構成)
次に、移動端末のハードウェア構成を説明する。なお、図1に示した各装置は同様の構成を有するので、ここでは、移動端末について説明し、他の装置の詳細な説明は省略する。
図14は、ハードウェア構成例を示す図である。図14に示すように、移動端末100は、通信制御部100aと、PHY(physical layer)100bと、バスインタフェース部100cと、メモリ100dと、CPU100eとを有する。
通信制御部100aは、他の装置と近距離無線通信を実行する処理部であり、例えば、アンテナやネットワークインタフェースカードである。PHY100bは、物理層ハードウェア部であり、物理層におけるネットワーク接続やデータ伝送に関する動作が規定され、通信制御部100aを介して相手装置との無線通信を実現する。なお、PHY100bは、ソフトウェアで実装することも可能である。
バスインタフェース部100cは、CPU100e、メモリ100d、PHY100b等の間で信号をやりとりするためのバスインタフェースである。メモリ100dは、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含み、本実施例のデータ収集方法における各種処理を実現するためのプログラムや、対応リスト、処理の過程で得られたデータ等を記憶する記憶装置である。CPU100eは、移動端末100の各種処理を司る処理部であり、本実施例のデータ収集方法における各種処理等を実行する。
また、CPU100eは、図2や図5に示した各処理部と同様の処理を実行するプログラムを読み出してRAMに展開することで、図2や図5等で説明した各機能を実行するプロセスを動作させる。すなわち、このプロセスは、要求受信部14、リスト生成部15、ID付与部16、ID通知部17、加工データ生成部18、加工データ送信部19と同様の機能を実行する。また、このプロセスは、リスト受信部34、データ送信部35、ACK受信部36、削除部37と同様の機能を実行する。このように移動端末100は、プログラムを読み出して実行することでデータ収集方法を実行する情報処理装置として動作する。
10 移動端末
11 作業バッファ
12 対応リスト
13 無線通信部
14 要求受信部
15 リスト生成部
16 ID付与部
17 ID通知部
18 加工データ生成部
19 加工データ送信部
30 データ保存サーバ
31 対応リスト
32 ストレージ
33 無線通信部
34 リスト受信部
35 データ送信部
36 ACK受信部
37 削除部
40 管理サーバ

Claims (5)

  1. 複数の移動端末がデバイスと管理サーバとのデータ通信を中継するデータ収集方法において、
    第1の移動端末が、
    前記管理サーバから送信された加工要求を第2の移動端末に転送し、
    前記第2の移動端末が、
    前記第1の移動端末から受信した加工要求に基づいて前記デバイスからデータを収集し、収集したデータを用いて生成した加工データに識別子を割当て、
    前記加工データと前記識別子とを第3の移動端末宛に送信し、前記加工データに使用されたデータと前記識別子との対応関係を前記デバイス宛に送信し、
    前記第3の移動端末が、
    前記第2の移動端末から受信した前記加工データと前記識別子とを前記管理サーバに転送し、
    第4の移動端末が、
    前記第3の移動端末が前記管理サーバに送信した削除対象の前記識別子を前記管理サーバから受信し、受信した削除対象の前記識別子を第5の移動端末に転送し、
    前記第5の移動端末が、
    前記第4の移動端末から受信した削除対象の前記識別子を前記デバイス宛に送信し、
    前記デバイスが、
    前記データと前記識別子とを対応付けて保持し、
    前記第5の移動端末から受信した削除対象の前記識別子に対応付けられたデータを特定する
    処理を実行することを特徴とするデータ収集方法。
  2. 前記第の移動端末は、前記生成した加工データが緊急性を有するデータであるか否かを判定する処理をさらに実行し、
    前記第の移動端末の送信する処理は、前記加工データが緊急性を有しないデータであると判定された場合、近距離型の無線通信を用いて、前記加工データを前記管理サーバ又は前記第3の移動端末宛に送信し、前記加工データが緊急性を有するデータであると判定された場合、携帯電話の通信回線を用いて、前記加工データを前記管理サーバに送信することを特徴とする請求項1に記載のデータ収集方法。
  3. 前記デバイスの特定する処理は、前記第の移動端末から受信した識別子に対応付けられたデータに対して、さらに他の識別子が対応付けられている場合には、前記データに対応付けられる全識別子を受信してから、前記データを削除することを特徴とする請求項1に記載のデータ収集方法。
  4. 管理サーバから送信された加工要求を受信した場合に、他の移動端末に当該加工要求を転送する第1転送制御部と、
    管理サーバから送信され、他の移動端末から転送された加工要求を受信した場合に、当該加工要求に基づいてデバイスからデータを収集する収集部と、
    前記収集部によって収集されたデータを用いて加工データを生成する生成部と、
    前記生成部によって生成された加工データに識別子を付与する付与部と、
    前記加工データと前記識別子とを対応付けて他の移動端末宛に送信し、前記加工データに使用されたデータと前記識別子との対応関係を前記デバイス宛に送信する第1送信制御部と、
    他の移動端末から送信された加工データと識別子とを受信した場合に、当該加工データと当該識別子とを対応付けて前記管理サーバに転送する第2転送制御部と、
    前記管理サーバから削除対象の前記識別子を受信した場合に、当該削除対象の識別子を他の移動端末に転送する第3転送制御部と、
    他の移動端末から転送された削除対象の識別子を受信した場合に、当該削除対象の識別子を前記デバイス宛に送信する第2送信制御部と、
    を有することを特徴とする移動端末。
  5. データを記憶する記憶部と、
    移動端末から要求されたデータを、前記記憶部から読み出して前記移動端末に送信するデータ送信部と、
    前記データ送信部によって送信されたデータに対して割当てられた識別子を前記移動端末から受信する第1識別子受信部と、
    第1の移動端末及び第2の移動端末により読み出されたデータと、前記第1の移動端末により当該データに対して割り当てられた第1の識別子と、前記第2の移動端末により当該データに対して割り当てられた第2の識別子とを対応付けた対応表を保持する対応表保持部と、
    前記第1の移動端末とは異なる移動端末から、前記第1の識別子を受信する第2識別子受信部と、
    前記対応表保持部が保持する対応表を参照して、受信した前記第1の識別子に対応付けられた前記データを削除対象のデータとして特定する特定部と
    特定された前記削除対象のデータに対応付けられた前記第2の識別子が、前記第2の移動端末とは異なる移動端末から受信された場合に、当該削除対象のデータを削除する削除部と
    を有することを特徴とするデータ保存装置。
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