JP2001003646A - 戸 - Google Patents

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JP2001003646A
JP2001003646A JP11178673A JP17867399A JP2001003646A JP 2001003646 A JP2001003646 A JP 2001003646A JP 11178673 A JP11178673 A JP 11178673A JP 17867399 A JP17867399 A JP 17867399A JP 2001003646 A JP2001003646 A JP 2001003646A
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和彦 喜多
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貴之 矢内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内側の後縦横枠の端面同士の間のシールを
確保でき、室内側の後額縁の組立作業の容易さと防犯効
果とを従来レベルに維持した戸を提供すること。 【解決手段】 開口部を備えた戸本体と、開口部に配置
する板体と、後額縁と、前額縁と、板体と前額縁の間な
らびに後額縁の間に介在する気密材と、後額縁の室内面
に取付けた目板とを備え、後額縁は端面が45度の左右
の後縦枠と上下の後横枠と、後縦横枠の端面同士の間の
後キャップとを備え、後キャップは後コーナーピースと
後マットシーラーとL字型連結具とを備え、後コーナー
ピースは、後縦横枠の端面同士の間の後仲介片と、後仲
介片からに延長する後被覆片とを備え、後マットシーラ
ーは、後仲介片の後縦枠端面への対向面と、後横枠端面
への対向面と、板体への対向面とを被覆し、連結具は、
後仲介片と後マットシーラーを貫通して各片が後縦横枠
の内部に突入してネジ止めにより一体化し、後縦横枠の
端面同士の間に後マットシーラーが密着している戸。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に玄関に用いる
戸に関する。さらに詳しく言えば、戸本体の開口部に配
置した板体を、室外側と室内側とから前額縁と後額縁で
取り囲んで挟持して戸本体に固定してある戸に関する。
【0002】
【従来の技術】上記した種類の従来の戸において、室内
側の後額縁は、後縦枠の端面と後横枠の端面を突き合わ
せ、L字型連結具の各片を後縦枠の内部と後横枠の内部
に挿入してネジ止めする容易な組立作業によって、後縦
枠と後横枠を一体化してある。ところが突き合わせた後
縦枠と後横枠の端面同士の間から室内側に水が漏れるこ
とがあり、これを防ぐにはコーキング材を充填する煩わ
しい作業が必要だった。なお、室外側の前額縁もシール
に関しては同じである。
【0003】また、戸の取付け作業は、前縦枠の端面と
前横枠の端面を突き合わせた室外側の前額縁と、板体
と、連結具で後縦枠と後横枠とを一体化した後額縁と、
を開口部に順次嵌め、前額縁を後額縁に室内側からネジ
止めして一体化し、最後にネジ止め箇所を覆う目板を後
額縁に取り付けて完了する。室内側からネジ止めするの
は、室外側から板体を外せないようにして、犯罪を防ぐ
目的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】請求項1の発明の目的
は、コーキング材を充填しなくとも室内側の後縦枠と後
横枠の端面同士の間のシールを確保でき、しかも、室内
側の後額縁の組立作業の容易さと防犯効果とを従来レベ
ルに維持した戸を提供することである。
【0005】請求項2の発明の目的は、請求項1の発明
の目的に加え、板体と後額縁とのシールを向上した戸を
提供することである。
【0006】請求項3の発明の目的は、請求項1、また
は2の発明の目的に加え、コーキング材を充填しなくと
も室外側の前縦枠と前横枠の端面同士の間のシールを確
保できる戸を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の戸は、開口部
を備えた戸本体と、開口部に配置する板体と、室内側か
ら板体の外周縁部と開口部の縁部を取り囲む後額縁と、
室外側から板体の外周縁部と開口部の縁部を取り囲むと
共に後額縁にネジ止めする前額縁と、板体と前額縁の間
に介在する気密材と、板体と後額縁の間に介在する気密
材と、後額縁の室内面に備わるネジ止め用の開放口に取
付けた目板とを備え、前額縁は、端面が45度の左右の
前縦枠と、端面が45度の上下の前横枠と、前縦枠と前
横枠の端面同士の間に介在する前キャップとを備え、後
額縁は、端面が45度の左右の後縦枠と、端面が45度
の上下の後横枠と、後縦枠と後横枠の端面同士の間に介
在する後キャップとを備え、後キャップは、後コーナー
ピースと、後マットシーラーと、L字型の連結具とを備
え、後コーナーピースは、後縦枠と後横枠の端面同士の
間に間隔を開けて配置される後仲介片と、後仲介片から
延長し且つ後縦枠と後横枠の各端部を隠蔽する後被覆片
とを備え、後マットシーラーは、後仲介片の後縦枠端面
への対向面と、後横枠端面への対向面と、板体への対向
面と、の三面をU字型に被覆するシートであり、連結具
は、後仲介片と後マットシーラーを貫通してL字型の各
片が後縦枠の内部と後横枠の内部に縦横に突入してネジ
止めにより後縦枠と後横枠を一体化し、後縦枠と後横枠
の端面同士の間には、後仲介片を覆った後マットシーラ
ーが密着していることを特徴とする。
【0008】請求項2の戸は、後縦枠に固定した気密材
の端面と後横枠に固定した気密材の端面との間には、後
仲介片を覆った後マットシーラーが密着し、板体の室内
面には、外周縁部の隅角以外に気密材が密着し、外周縁
部の隅角部分に後マットシーラーが密着していることを
特徴とする。
【0009】請求項3の戸は、前キャップは、前コーナ
ーピースと、前マットシーラーとを備え、前コーナーピ
ースは、前縦枠と前横枠の端面同士の間に間隔を開けて
配置される前仲介片と、前仲介片から延長し且つ前縦枠
と前横枠の各端部を隠蔽する前被覆片と、前縦枠の内部
と前横枠の内部に嵌まり込む前腕とを備え、前マットシ
ーラーは、前仲介片の前縦枠端面への対向面と、前横枠
端面への対向面と、板体への対向面と、の三面をU字型
に被覆するシートであり、前縦枠と前横枠の端面同士の
間には、前仲介片を覆った前マットシーラーが密着して
いることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の戸は、図1および図2に
示すように、戸本体1の中央部に長方形の開口部2を備
え、開口部2の前後幅の中央部に板体3を配置し、開口
部2の縁部と板体3の外周縁部を室外および室内から前
額縁4と後額縁5とで取り囲み、前額縁4の内周縁部と
板体3の外周縁部との間、ならびに後額縁5の内周縁部
と板体3の外周縁部との間に気密材6をそれぞれ介在
し、ネジ止めにより一体化した前額縁4と後額縁5の間
に、戸本体1の開口部2の周辺縁部と板体3の外周縁部
とを挟持してある。
【0011】戸本体1は、断熱板7と、断熱板7の室内
外面を覆う二枚の薄板8,8と、断熱板7の左右端面お
よび上下端面をそれぞれ補強するコ字形材9と、コ字形
材9の外面側に回り込ませた薄板8の縁部を抑える抑具
10と、室内から見て右側に固定したハンドル11と、
を備えている。なお、板体3には断熱ガラスを用いてい
る。
【0012】後額縁5は図1および図12に示すよう
に、端面が45度に傾斜した左右の後縦枠12,12
と、同じく端面が45度に傾斜した上下の後横枠13,
13と、後縦枠12と後横枠13とをネジ止めで連結す
る四つの後キャップ14,14,…と、ネジ止め箇所を
隠す目板15とを備えている。
【0013】後キャップ14は図3および図4に示すよ
うに、後縦枠の端面と後横枠の端面との間に配置され且
つ後縦枠の端部と後横枠の端部を隠蔽する後コーナーピ
ース16(図12参照)と、後コーナーピース16の一
部をU字型に取り囲む後マットシーラー17と、後コー
ナーピース16と後マットシーラー17を貫通して縦横
に突出し且つ後縦枠の内部と後横枠の内部に挿入するL
字型の連結具18とを備えたものである。
【0014】後コーナーピース16は図5および図6に
示すように、後縦枠の端面と後横枠の端面との間に配置
される後仲介片19と、後仲介片19の内側縁部と外側
縁部と室内側縁部から縦横に延長し且つ後縦枠と後横枠
とが恰も交差する隅角部分の内側面、外側面、室内面の
三面を覆う後被覆片20と、後仲介片19から縦横に突
出し且つ後縦枠の内部と後横枠の内部に嵌まる四本の後
腕21,21,…とを備えている。なお、各後腕21の
先部は各枠の内部に嵌め込み易いように傾斜をつけてあ
る。
【0015】後仲介片19は両枠の外郭と略同一形状
で、室外側部分を薄肉部22とし、連結具18のコーナ
ー部を嵌める嵌入孔23を薄肉部22の中央部に備えて
いる。
【0016】後マットシーラー17は、漏水防止のため
シート状に成形したブチルゴム系シーリング材で、図4
に示すように後仲介片の薄肉部22をU字型に被覆し、
全体的に後仲介片の厚肉部分よりも幅広になるものであ
る。さらに詳しく言えば、薄肉部22の後縦枠への対向
面と後横枠への対向面に接着し、中央の折返し部分24
が、薄肉部22の板体への対向面よりも板体側に突出し
ている。折り返し部分24は、後縦枠に固定した気密材
6と、後横枠に固定した気密材6との間に挟まれ、なお
且つ板体3に押し潰されて板体3とのシールを確保す
る。また、後マットシーラー17は、図8の展開図に示
すように、嵌入孔23に対応する箇所に、連結具18を
通す切込み25を備え、中央にミシン目26を入れて折
り返し易くしてある。
【0017】連結具18は図7に示すように、後縦枠の
内部と後横枠の内部に嵌まるL字型の金属板で、内側の
隅角部分に内向きに開口するU字型の切欠部27を備
え、後仲介片の嵌入穴23に安定して嵌まるようにし、
各片28にネジ孔29と抜穴30を備え、ネジ孔29と
抜穴30の部分のみ厚肉にしてある。なお、ネジ孔29
は後縦枠と後横枠を一体化する際に用いる。
【0018】後キャップ14は、薄肉部22に後マット
シーラー17を接着し、後マットシーラーの切込み25
と嵌入孔23に連結具18のコーナー部を通して完成す
る。
【0019】後縦枠12は図9に示すように、角筒形状
で、室内側の後壁31の内側縁部と外側縁部が逆ハ字状
に傾斜し、後壁31と前壁32との間に、内部空間を左
右に三分する一対の仕切壁33,33を備え、中央空洞
部においては、後壁31の横幅中央部に沿って、目板1
5を取付ける開放口34を備えると共に、各仕切壁33
の前壁寄りの部分に、両仕切壁33,33の間隔を僅か
に狭める突出壁35を備え、前壁32と一対の仕切壁3
3,33と一対の突出壁35,35とで、連結具の一片
28を収納する挿入部36を形成し、後壁31と内側仕
切壁33との隅角部分の内側、ならびに後壁31と内壁
Nとの隅角部分の内側に前腕21を挿入する嵌込空間3
7をそれぞれ備えている。前壁32は中央部分に対して
内側部分が室外側に段差状に張り出し、外側部分が室内
側に段差状に窪んでいるのは、板体3と戸本体1の厚み
が異なるからである。また、後壁の開放口34を形成す
る内向壁38と、外向壁39とは、後壁の室外面よりも
僅かながら室外側に配置してある。なお、前壁32の内
側縁部に沿って断面コ字型の気密材6を接着してある。
後横枠13は後縦枠12を横に寝かした形態であるので
説明を省略する。
【0020】目板15は、開放口34より幅広の主板4
0の内外に、開放口34の内部に突入する一対の補助片
41,41を突出し、各補助片41の先部に、内向壁と
外向壁の内面に引っ掛かる楔型の係止部42を外側に突
出したものである。
【0021】後額縁5の組立て作業は、左右の後縦枠1
2,12と上下の後横枠13,13とに気密材6をそれ
ぞれ取付け、枠組みすることになる四隅において、後縦
枠12の端面から後キャップ14の一片28を挿入する
と共に後横枠13の端面から他片28を挿入し、同時
に、後腕21を嵌込空間37に突入させ、後マットシー
ラー17に後縦枠12の端面と後横枠13の端面とを押
し付けて密接させ、各片28を後縦枠12、もしくは後
横枠13にネジ止めして完了する。
【0022】前額縁4は図1と図2に示すように、端面
が45度に傾斜した左右の前縦枠43,43と、端面が
45度に傾斜した上下の前横枠44,44と、前縦枠4
3と前横枠44とに係止する四つの前キャップ45,4
5,…とを備えている。
【0023】前縦枠43は図10に示すように、後縦枠
12と大半が同じで、異なる点は、連結具18の挿入部
36と目板用の開放口34とが無く、後壁46の内側部
分に気密材6の頭部を嵌めるリップミゾ47を、板体に
向かって開口し、さらに、後縦枠の挿入部36に収納し
た連結具18の一片28にネジ止めするために、後壁4
6の横幅中央部に、後縦枠に向かって延びた延長壁48
を備え、延長壁48の先部にハット型のネジ止め溝49
を、後縦枠に向かって開口したことである。前額縁4と
後額縁5とを一体化した際に、ネジ止め溝49の内外の
各鍔壁50は、後縦枠12の前壁32に備える突条壁5
1に当接することとなる。なお、前横枠44は、前縦枠
43を横に寝かした形態であるので説明を省略する。
【0024】前キャップ45は図11に示すように、後
コーナーピース16と後マットシーラー17と略同一構
造の前コーナーピース52と前マットシーラー(図示省
略)のみを備えている。つまり、連結具が無く、嵌入
孔、切込みが不要なこと以外は後キャップ14と同一で
ある。符号53は前腕である。なお、前キャップ45の
組み立ては、前コーナーピース52に前マットシーラー
を接着して完成する。
【0025】前額縁4の組立て作業は、左右の前縦枠4
3,43と上下の前横枠44,44とに気密材6をそれ
ぞれ取り付け、枠組みすることとなる四隅において、前
キャップ45の前腕53を前縦枠43の端面と前横枠4
4の端面から内部に挿入して嵌め込み、前マットシーラ
ーに前縦枠43の端面と前横枠44の端面とを押し付け
て密接させて完了する。
【0026】戸の組み立て作業は、板体3と、組立てた
前額縁4と後額縁5とを、戸本体1の開口部2に通常の
手順に従って順次嵌め、後額縁4の開放口34から各片
28に前額縁4をネジ止めして、前後の額縁4,5の間
に戸本体1と板体3を挟み、最後に目板15を開放口3
4に嵌めることによって完成する。
【0027】上記した戸の後額縁5の体裁の良さと、後
額縁5の隅角部分のシールと、板体3と後額縁5との間
のシールを、以下に記す。後額縁5は図12と図13に
示すように、後縦枠12の端部と後横枠13の端部にお
ける室内面と内側面と外側面との三面を、後被覆片20
によって完全に覆ってある。後額縁5の隅角部分のシー
ルは、後仲介片19の室内側部分においては、図12に
示すように、後仲介片19の室内側部分に対して、後縦
枠12の端面と後横枠13の端面とが密接した状態であ
る。後仲介片19の薄肉部22の部分においては図14
に示すように、薄肉部22を覆う後マットシーラー17
が、後縦枠12の前壁と後横枠13の前壁の端面同士の
間に密着して介在している。なお、後縦枠12の前壁と
後横枠13の前壁とは、板体3と平行な同一平面に位置
している。
【0028】板体3と後額縁5との間のシールは、図1
5に示すように、後額縁5の板体面側においては、後縦
枠12に固定した気密材6と後横枠13に固定した気密
材6との間に後マットシーラー17が挟まれているの
で、図16に示すように、後マットシーラー17で板体
3の外周縁部の隅角部分をシールし、気密材6で隅角以
外の部分をシールすることとなる。後マットシーラー1
7は、薄肉部22より少し板体側部分が、気密材6と気
密材6との間に挟まれる部分となり、縦横の気密材6,
6の間の挟持力によって変形して密着している。なお、
後額縁5についての体裁やシールについて述べたが、前
額縁4についても同じことが言える。
【0029】本発明は上記実施形態に限定されない。例
えば開口部2を戸本体1に複数設けても良いし、開口部
2が縦長の長方形に限らず、正方形であっても良い。ま
た、本発明に用いた戸には、ドアや引戸が含まれる。
【0030】
【発明の効果】請求項1の戸は、後縦枠と後横枠の端面
同士の間に、後仲介片を覆った後マットシーラーが押し
潰されて密着するので、コーキング材を充填しなくと
も、端面同士の間のシールが確保される。また、後額縁
の組立て作業が、連結具のみを用いて後縦枠と後横枠と
をネジ止めする従来の組立て作業と大差なく、しかも、
コーキング材を充填することがないので、組立て作業の
容易さを維持できる。さらに、後額縁は後被覆片によっ
て後縦枠の端部と後横枠の端部とが覆われるので、体裁
が良くなり、しかも、枠の端部からバリが出ていてもそ
れを覆うので安全になる。なお、後額縁側から前額縁を
ネジ止めするので、室外からは額縁を外すことができ
ず、従来通りの防犯効果が得られ、しかも、ネジ止め箇
所を目板によって覆ってあるので体裁も良い。
【0031】請求項2の戸は、板体の室内面と後額縁と
の間が気密材と後マットシーラーによって、板体の外周
縁部に沿って隙間なくシールされることになり、シール
が一段と向上する。
【0032】請求項3の戸は、前縦枠と前横枠の端面同
士の間に、前仲介片を覆った前マットシーラーが押し潰
されて密着するので、端面同士の間のシールが確保さ
れ、全体のシールがさらに向上する。また、前腕が前縦
枠の内部と前横枠の内部とに嵌め込んであるので、前キ
ャップが前縦枠と後横枠から外れ落ちないことに加え、
前額縁は前縦枠と前横枠が前キャップによって一体化さ
れるので、前額縁の取付けが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)(ロ) 本発明の戸を室内側から見た正面図、室外側から見た正
面図である。
【図2】戸の横断面図である。
【図3】(イ)(ロ)(ハ)(ニ) 後キャップを示す正面図、右側面図、底面図、背面図で
ある。
【図4】(イ)(ロ) 図3のA−A線断面図、要部拡大断面図である。
【図5】(イ)(ロ) 後コーナーピースを示す正面図、右側面図である。
【図6】(イ)(ロ)(ハ) 後コーナーピースを示す底面図、図5のA−A線断面
図、背面図である。
【図7】(イ)(ロ) 連結具を示す正面図、A−A線断面図である。
【図8】後マットシーラーの展開図である。
【図9】後縦枠と目板とを示す拡大横断面図である。
【図10】前縦枠を示す拡大横断面図である。
【図11】前キャップの取付け状態を示す正面図であ
る。
【図12】後キャップの取付け状態を示す正面図であ
る。
【図13】図12の正面図から後被覆片の室内面側部分
を除去した状態を示す一部切欠正面図である。
【図14】後コーナーピースの薄肉部を取り囲む後マッ
トシーラーが後縦枠の端面と後横枠の端面に密着した状
態を示す縦断面図である。
【図15】後縦枠と後横枠とを後キャップで連結した状
態を室外側から見た状態を示す図面である。
【図16】板体の室内側の外周縁部に沿って、後縦枠に
固定した気密材と後横枠に固定した気密材と後マットシ
ーラーが密着した状態を示す図面である。
【符号の説明】
1 戸本体 2 開口部 3 板体 4 前額縁 5 後額縁 6 気密材 12 後縦枠 13 後横枠 14 後キャップ 15 目板 16 後コーナーピース 17 後マットシーラー 18 連結具 19 後仲介片 20 後被覆片 28 片 34 開放口 43 前縦枠 44 前横枠 45 前キャップ 52 前コーナーピース 53 前腕

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を備えた戸本体と、開口部に配置
    する板体と、室内側から板体の外周縁部と開口部の縁部
    を取り囲む後額縁と、室外側から板体の外周縁部と開口
    部の縁部を取り囲むと共に後額縁にネジ止めする前額縁
    と、板体と前額縁の間に介在する気密材と、板体と後額
    縁の間に介在する気密材と、後額縁の室内面に備わるネ
    ジ止め用の開放口に取付けた目板とを備え、 前額縁は、端面が45度の左右の前縦枠と、端面が45
    度の上下の前横枠と、前縦枠と前横枠の端面同士の間に
    介在する前キャップとを備え、 後額縁は、端面が45度の左右の後縦枠と、端面が45
    度の上下の後横枠と、後縦枠と後横枠の端面同士の間に
    介在する後キャップとを備え、 後キャップは、後コーナーピースと、後マットシーラー
    と、L字型の連結具とを備え、 後コーナーピースは、後縦枠と後横枠の端面同士の間に
    間隔を開けて配置される後仲介片と、後仲介片から延長
    し且つ後縦枠と後横枠の各端部を隠蔽する後被覆片とを
    備え、 後マットシーラーは、後仲介片の後縦枠端面への対向面
    と、後横枠端面への対向面と、板体への対向面と、の三
    面をU字型に被覆するシートであり、 連結具は、後仲介片と後マットシーラーを貫通してL字
    型の各片が後縦枠の内部と後横枠の内部に縦横に突入し
    てネジ止めにより後縦枠と後横枠を一体化し、 後縦枠と後横枠の端面同士の間には、後仲介片を覆った
    後マットシーラーが密着していることを特徴とする戸。
  2. 【請求項2】 後縦枠に固定した気密材の端面と後横枠
    に固定した気密材の端面との間には、後仲介片を覆った
    後マットシーラーが密着し、板体の室内面には、外周縁
    部の隅角以外に気密材が密着し、外周縁部の隅角部分に
    後マットシーラーが密着していることを特徴とする請求
    項1記載の戸。
  3. 【請求項3】 前キャップは、前コーナーピースと、前
    マットシーラーとを備え、 前コーナーピースは、前縦枠と前横枠の端面同士の間に
    間隔を開けて配置される前仲介片と、前仲介片から延長
    し且つ前縦枠と前横枠の各端部を隠蔽する前被覆片と、
    前縦枠の内部と前横枠の内部に嵌まり込む前腕とを備
    え、 前マットシーラーは、前仲介片の前縦枠端面への対向面
    と、前横枠端面への対向面と、板体への対向面と、の三
    面をU字型に被覆するシートであり、 前縦枠と前横枠の端面同士の間には、前仲介片を覆った
    前マットシーラーが密着していることを特徴とする請求
    項1、または2記載の戸。
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