JPH0448313Y2 - - Google Patents

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JPH0448313Y2
JPH0448313Y2 JP14716787U JP14716787U JPH0448313Y2 JP H0448313 Y2 JPH0448313 Y2 JP H0448313Y2 JP 14716787 U JP14716787 U JP 14716787U JP 14716787 U JP14716787 U JP 14716787U JP H0448313 Y2 JPH0448313 Y2 JP H0448313Y2
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JP
Japan
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shoji
fitted
fixed glass
bay window
opening
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JP14716787U
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JPS6450588U (ja
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  • Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は建物用出窓の構造に係り、更に詳しく
は嵌め殺し障子と側面障子の成す隅部に支持框を
設けることなく形成した建物用出窓の構造に関す
る。
〈従来の技術〉 建物の外壁面に形成される出窓としては、第2
図の一部省略平断面図で示す如く、嵌め殺し障子
1と側面障子2,2により略矩形状の窓空間を建
物の開口部から突出して形成する。すなわち嵌め
殺し障子1は支持框11と上下框(図示せず)の
間に固定ガラス12が嵌め込まれ、一方側面障子
2は嵌め殺し障子1の両側にヒンジ側框21と開
閉側框22、及び上下框(図示せず)との間にガ
ラス板23が嵌め込まれ、外壁Wに取付けた方立
3とヒンジ側框21とをヒンジHによつて接続し
たもので、側面障子2は方立3を中心にして外方
に開閉自在と成している。前記ヒンジ側框及び開
閉側框22には夫々突辺24,25が形成され、
方立3及び支持框11の内側突辺13に取付けた
パツキン材4,5に圧接させて出窓内に風雨が浸
入するの防止している。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら上記構成の出窓において、嵌め殺
し障子1と側面障子2の成す隅部には、夫々支持
框11及び開閉側框22が存在することになり、
出窓の採光が十分でなく、且つ出窓の外観意匠を
損なつている。しかも側面障子2を開いた際にも
支持框11の存在が室内側からの視野を妨げる等
の問題も生じている。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記問題点に鑑み案出されたもので、
嵌め殺し障子の固定ガラス側端部に支持框を設け
ることなく、且つ又この固定ガラス側端部に対向
して側面障子の開閉側框に溝を形成し、側面障子
を閉じた際に、この溝を固定ガラス側端部に嵌挿
するとともに、固定ガラスの前記側端部を溝内に
設けたパツキン材に密着させるものである。
〈作用〉 すなわち側面障子を開けると嵌め殺し障子の固
定ガラス側端部には支持框等がなく、よつて室内
側からの視野が大きく取れる。更に側面障子を閉
じると嵌め殺し障子の固定ガラス側端部は開閉側
框の溝に嵌挿され、且つパツキン材によつて密接
する為、風雨の浸入もない。更に側面障子を閉じ
た際に嵌め殺し障子と側面障子の成す隅部は、開
閉側框のみとなり、出窓の外観意匠を向上させ得
る。
〈実施例〉 以下図面に基づき本考案の建物用出窓の構造に
ついて詳細に説明する。
第1図は、本考案に係る建物用出窓の平断面概
略図である。この出窓の主たる構成は、前記第2
図で示した従来の出窓と略同じであり、よつて相
違ない構成部品については同一の番号を付し、又
下記の説明では構造上異なるところを中心に説明
する。
嵌め殺し障子1は上下框14,15間に固定ガ
ラス12を嵌着し、固定ガラス側端部12aには
支持框等が取付けられていない。一方側面障子2
には上下框(図示せず)及びヒンジ側框21と開
閉側框26間にガラス板23を嵌め入れ、ヒンジ
側框21と方立3間に設けられたヒンジHを中心
に開閉自在に形成される。この側面障子2のうち
両方若しくは何れか一方を開閉自在と成す。開閉
側框26には、前記固定ガラス側端部12aに対
して開口した状態に、平行面26a,26b、更
に内面26cにより溝Oが形成されている。上記
平行面26a,26bにはその長手方向に亘つて
キー溝26a1,26b1が刻設され、このキー溝2
6a1,26b1を介してパツキン材27a,27b
の基部が夫々嵌着されている。
次に上記構造の出窓において、その開閉動作を
説明する。
先ず側面障子2を開く場合は、第1図の矢印方
向にヒンジhを中心にして側面障子2を回転させ
ればよい。すると嵌め殺し障子1の固定ガラス側
端部12aでは開閉側框26の溝O内のパツキン
材27a,27bによる密接状態から開放され
る。よつて固定ガラス側端部12aは上下に亘つ
てガラス側端面のみとなり、極めて見切りの良い
状態、すなわち大きな視野が得られる。又上記状
態から側面障子2を閉じる場合は、前記同様にし
てヒンジHを中心に出窓内側に側面障子2を回転
させれば、固定ガラス側端部12aは開閉側框2
6の溝O内に嵌挿されるとともに、パツキン材2
7a,27bが固定ガラス側端部12aの内外面
に密接し、雨仕舞を完全にする。
尚上記の出窓は嵌め殺し障子に対して側面障子
と略直交した状態に設けたものであるが、例えば
嵌め殺し障子と側面障子を鈍角に交差させる場合
には開閉側框に設けた溝の幅をより大きく形成
し、且つよつて固定ガラスに密接させる為に固定
ガラス自体に例えば断面略三角形状のパツキン補
助材を貼設しておけば良い。
〈考案の効果〉 以上説明した様に本考案の建物用出窓の構造に
おいては、側面障子を開いた際に嵌め殺し障子の
固定ガラス側端部には支持框等がなく、室内側か
ら十分な視野が得られる。又側面障子を閉じた際
にも嵌め殺し障子と側面障子の成す隅部は開閉側
框のみとなつて出窓の外観意匠を損なうこともな
く、更に開閉側框と固定ガラス側端部の雨仕舞も
十分なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る建物用出窓の平断面概
略図、第2図は、従来の建物用出窓を示す一部省
略平断面図である。 尚、図中1は嵌め殺し障子、12は固定ガラ
ス、2は側面障子、21はヒンジ側框、23はガ
ラス板、26は開閉側框、Oは溝、27a,27
bはパツキン材である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 嵌め殺し障子の両側に側面障子を設けた建物用
    出窓であつて、 前記嵌め殺し障子の固定ガラス側端部に支持框
    を設けることなく、少なくとも何れか1つの側面
    障子を、建物の取付けた方立を中心にして開閉自
    在と成し、前記側面障子の開閉側框に前記固定ガ
    ラスの側端部に対して開口した状態に溝を形成す
    るとともに、前記側面障子を閉じた際に前記固定
    ガラス側端部は前記溝に嵌挿され且つ前記溝の平
    行面に取付けたパツキン材に密接することを特徴
    とする建物用出窓の構造。
JP14716787U 1987-09-26 1987-09-26 Expired JPH0448313Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14716787U JPH0448313Y2 (ja) 1987-09-26 1987-09-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14716787U JPH0448313Y2 (ja) 1987-09-26 1987-09-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6450588U JPS6450588U (ja) 1989-03-29
JPH0448313Y2 true JPH0448313Y2 (ja) 1992-11-13

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ID=31417324

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JP14716787U Expired JPH0448313Y2 (ja) 1987-09-26 1987-09-26

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JP (1) JPH0448313Y2 (ja)

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JPS6450588U (ja) 1989-03-29

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