JP2000136677A - ドアにおける窓ガラス取付構造 - Google Patents

ドアにおける窓ガラス取付構造

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JP2000136677A
JP2000136677A JP10326021A JP32602198A JP2000136677A JP 2000136677 A JP2000136677 A JP 2000136677A JP 10326021 A JP10326021 A JP 10326021A JP 32602198 A JP32602198 A JP 32602198A JP 2000136677 A JP2000136677 A JP 2000136677A
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JP
Japan
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frame member
window
door
adhesive seal
seal material
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JP10326021A
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English (en)
Inventor
Seiichi Takahashi
清一 高橋
Hiroshi Kofude
弘 小筆
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Sanwa Shutter Corp
Original Assignee
Sanwa Shutter Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水性が良好であると共に、構成部材がドア面よ
りも突出することがないような窓ガラス取付構造を提供
する。 【解決手段】対向する面板1、2を有するドアに窓ガラ
ス6を嵌め込む窓開口部を形成し、該面板間には該窓開
口部を囲繞するようにフレ−ム部材3を設け、ガラス側
縁とフレ−ム部材3との間に接着シ−ル材7を介在さ
せ、面板1、2はフレ−ム部材3を隠蔽するように延出
すると共に、その端縁を接着シ−ル材7に当接させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアにおける窓ガ
ラス取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、玄関ドア等へ窓ガラスを取り付け
る場合には、ドアに窓開口部を設け、窓開口部と窓ガラ
スとの間に窓枠を介在させることで行っている。図1
(a)は従来の窓ガラス取付構造を示す断面図であっ
て、図面において上側が屋内側、下側が屋外側である。
ドアに形成した窓開口部の縁部には窓開口部を囲繞する
ように窓枠aを設け、窓枠aに押縁bを介して窓ガラス
cを装着している。ところが、玄関ドアや勝手口ドア等
の建物外部側に用いられれるドアにおいては、窓枠aと
面板eとの接触部fより雨水が侵入してしまい、これに
よって、面板eが腐食したり、雨水が室内側にまで侵入
する畏れがあった。また、四周枠を構成する窓枠aの角
部の接続部から雨水が侵入する畏れもあった。
【0003】また、上述した構造の窓ガラスをドアの戸
先側に近接させて設けたような場合には、図1(b)に
示すように、窓枠aはドアの面より突出しているため、
錠前のレバ−ハンドルdを握る時に、窓枠aと手が干渉
して操作しずらかったり、あるいは、突出した窓枠aに
人体や物が接触し易いものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる不具
合を解決するために創案されたものであって、防水性が
良好であると共に、構成部材がドア面よりも突出するこ
とがないような窓ガラス取付構造を提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに本発明が採用して技術手段は、対向する面板を有す
るドアに窓ガラスを嵌め込む窓開口部を形成し、該面板
間には該窓開口部を囲繞するようにフレ−ム部材を設
け、ガラス側縁と該フレ−ム部材との間に接着シ−ル材
を介在させ、該面板は該フレ−ム部材を隠蔽するように
延出すると共に、その端縁を該接着シ−ル材に当接させ
たことを特徴とするものである。
【0006】本発明は、窓ガラスとフレ−ム部材との取
り合いを、従来のように窓枠や押縁を採用することな
く、接着シ−ル材を介して行うことで、水密性を向上さ
せ、屋内側への雨水の侵入を防止するものである。接着
シ−ル材とは接着剤兼用のシ−ル材であって、このよう
な部材は公知である。尚、面板の端縁を接着シ−ル材に
当接させたとは、少なくとも面板の端縁が接着シ−ル材
に当接していればよいことを意味するものであり、面板
の端縁近傍の面部が接着シ−ル材に当接してもよいし、
あるいは端縁が接着シ−ル材に係入するものであっても
よい。
【0007】好ましくは、前記フレ−ム部材は、断面視
において、屋外側に位置する部位を屋内側に位置する部
位よりも窓開口部側に突出させることで屋内側部位に凹
部を形成しており、前記接着シ−ル材を該凹部に当接さ
せると共に、屋外側に位置する面板の端縁を該フレ−ム
部材の突出部に沿って折曲延出させ、その端縁を該接着
シ−ル材に当接させたことを特徴とする。このもので
は、フレ−ム部材の突出部と凹部に設けた接着シ−ル材
とが協働して良好な防水効果を奏する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図2(a)は本発明に係る第一の実施の
形態を示す断面図、図2(b)はドアの全体概略斜視図
である。ドアは全体として所定の見込厚さを有した縦長
方形状の平板であって、フレ−ム部材と該フレ−ム部材
に張設した対向する二つの面板1、2とを有している。
面板1、2はドアの見付面を構成しており、面板1は屋
内側に、面板2は屋外側に面している。面板1、2の中
央部位を対向して切欠くことで、ドアの中央部位には縦
長の方形状の窓開口部が形成されている。
【0009】窓開口部に臨む面板1、2の端部には窓開
口部を囲繞するようにフレ−ム部材3が設けてある。フ
レ−ム部材3は断面視略コ字形の第一フレ−ム部材4、
第二フレ−ム部材5とから構成されている。第一フレ−
ム部材4は、対向する二つの見付辺4a、4bと見付辺
を連結する見込辺4cとからなり、一の見付辺4aは室
内側に面していると共に、見込辺4cは直線部4dと傾
斜部4eとを有している。第二フレ−ム部材5は対向す
る二つの見付辺5a、5bと、見付辺5a、5bを連結
する見込辺5cとからなり、一の見付辺5bは屋外側に
面している。屋外側に面している見付辺5bは他の見付
辺5aよりも長い寸法を有していると共に、余端部を折
り返すことで折り返し部5dが形成されている。
【0010】第一フレ−ム部材4と第二フレ−ム部材5
とは見付辺同士を互いに重合させることでフレ−ム部材
3を形成しており、重合状態において、第二フレ−ム部
材5の折り返し部5dは窓開口部側に突出している。こ
のものでは、第二フレ−ム部材5の折り返し部5dが屋
外側に位置する突出部を形成すると共に、折り返し部5
dと第一フレ−ム部材4の見込辺4cとで室内側に位置
する凹部を形成している。フレ−ム部材3は一つの部材
から一体的に形成してもよいが、実施の形態のように二
部材から構成したほうが成形が容易である。
【0011】窓ガラス6は接着シ−ル材7を介して窓開
口部に装着されている。接着シ−ル材7は見付方向延出
部8と見込方向延出部9とから断面視略L字形状を有し
ている。見付方向延出部8は対向する長辺8a、短辺8
bと端縁8cとを有している。見込方向延出部9は対向
する長辺9a、短辺9bと端縁9cとを有している。見
付方向延出部8の長辺8aは第二フレ−ム部材5の折り
返し部5dに当接していると共に、短辺8bは窓ガラス
6の面部の端部に当接している。見込方向延出部9の長
辺9aは第一フレ−ム部材4の見込辺4cの直線部4d
に当接していると共に、短辺9bは窓ガラス6の側端縁
に当接している。
【0012】屋外側に位置する面板2は第二フレ−ム部
材5の見付辺5bに当接すると共に、その先端が折曲さ
れており、折曲部2aは見付辺5bの余端部の折り返し
部5dの端縁に当接すると共に、先端縁が接着シ−ル材
7に当接している。室内側に位置する面板1は第一フレ
−ム4の見付面4aに当接すると共に、その先端部位は
傾斜状に折曲されており、傾斜部1aは第一フレ−ム部
材4の見込辺4cの傾斜部4eに当接すると共に、先端
は接着シ−ル材7に当接している。
【0013】第一の実施の形態では、窓ガラス6とフレ
−ム部材3との取り合いを、従来のように窓枠や押縁を
採用することなく、接着シ−ル材7を介して行ったこと
で、水密性が向上し、室内側への雨水の侵入を防止する
と共に、面板の腐食を可及的に防止することができる。
しかも、フレ−ム部材3の屋外側に位置する部位は突出
部を形成しており、かかる突出部と接着シ−ル材7の見
付方向延出部9が協働して良好な防水性能を達成してい
る。図2(a)では一部の断面のみ示しているが、フレ
−ム材、接着シ−ル材は窓開口部全周にわたって延出し
ている。
【0014】図3(a)は本発明の第二の実施の形態を
示す断面図であり、図3(b)はドアの全体概略斜視図
である。第一の実施の形態と同一の部材には同一の符号
が付してある。ドアはフレ−ム部材と該フレ−ム部材に
張設した対向する面板1、2を有しており、ドアには縦
長状の窓開口部が並設して形成されている。窓開口部に
臨む面板1、2の端部間に位置してフレ−ム部材30が
設けてある。
【0015】フレ−ム部材30は断面視において段部状
となっている。具体的には、室内側に面する短尺見付辺
30aと、短尺見付辺30aに対向して延出すると共に
室外側に面する長尺見付辺30bと、短尺見付辺30a
と長尺見付辺30bの窓開口部側端縁同士を連結する連
結辺30cとからなる。連結辺30cは、断差状に延出
する二つの見込部30d、30eと見込部30d、30
eを連結する見付部30fとからなる。このものでは、
長尺見付辺30b、見込部30e、見付部30fとで形
成される部位が屋外側に位置する突出部を構成してい
る。そして、見付部30fと見込部30dとで屋内側に
位置する凹部を形成している。
【0016】窓ガラス6は接着シ−ル材7を介して窓開
口部に装着されている。接着シ−ル材7は見付方向延出
部8と見込方向延出部9とから断面視略L字形状を有し
ている。見付方向延出部8は対向する長辺8a、短辺8
bと端縁8cとを有している。見込方向延出部9は対向
する長辺9a、短辺9bと端縁9cとを有している。見
付方向延出部8の長辺8aはフレ−ム部材30の連結辺
30cの見付部30fに当接していると共に、短辺8b
は窓ガラス6の面部の端部に当接している。見込方向延
出部9の長辺9aはフレ−ム部材30の連結辺30cの
一の見込部30dに当接していると共に、短辺9bは窓
ガラス6の側端縁に当接している。窓ガラス6の室内側
の面はドアの室内側の面板1と面一となっている。
【0017】室内側に位置する面板1はフレ−ム部材3
0の短尺見付辺30aに当接すると共に、その先端縁が
接着シ−ル材7に当接している。室外側に位置する面板
2はフレ−ム部材30の長尺見付面30bに当接すると
共に、その先端部位が折曲されており、折曲部2aは連
結辺30cの他の見込部30eに当接していると共に、
先端縁が接着シ−ル材7に当接している。
【0018】第二の実施の形態では、窓ガラス6とフレ
−ム部材30との取り合いを、従来のように窓枠や押縁
を採用することなく、接着シ−ル材7を介して行ったこ
とで、水密性が向上し、室内側への雨水の侵入を防止す
ると共に、面板の腐食を可及的に防止することができ
る。さらに、窓開口部周縁にはドア面より突出する部材
がないので、レバ−ハンドルに近接させて窓開口部を設
けた場合であっても、レバ−ハンドルの操作性は良好で
あり、意匠上においても優れる。図3(a)では一部の
断面のみ示しているが、フレ−ム材、接着シ−ル材は窓
開口部全周にわたって延出している。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成でかつ意匠
的にも優れるものでありながら、防水性能に優れる窓ガ
ラスの取付構造を提供することができる。また、本発明
に係る取付構造によればドア面より突出する部材がない
ので、レバ−ハンドル等の操作性が良好であると共に、
掃除や安全面においても有利なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の窓ガラスの取付構造を示す図である。
【図2】(a)は本発明に係る第一の実施の形態を示す
断面図、(b)はドアの全体概略斜視図である。
【図3】(a)は本発明の第二の実施の形態を示す断面
図であり、(b)はドアの全体概略斜視図である。
【符号の説明】 1 屋内側面板 2 屋外側面板 3 フレ−ム部材 6 窓ガラス 7 接着シ−ル材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向する面板を有するドアに窓ガラスを嵌
    め込む窓開口部を形成し、該面板間には該窓開口部を囲
    繞するようにフレ−ム部材を設け、ガラス側縁と該フレ
    −ム部材との間に接着シ−ル材を介在させ、該面板は該
    フレ−ム部材を隠蔽するように延出すると共に、その端
    縁を該接着シ−ル材に当接させたことを特徴とするドア
    における窓ガラス取付構造。
  2. 【請求項2】前記フレ−ム部材は、断面視において、屋
    外側に位置する部位を屋内側に位置する部位よりも窓開
    口部側に突出させることで屋内側部位に凹部を形成して
    おり、前記接着シ−ル材を該凹部に当接させると共に、
    屋外側に位置する面板の端縁を該フレ−ム部材の突出部
    に沿って折曲延出させ、その端縁を該接着シ−ル材に当
    接させたことを特徴とする請求項1に記載の窓ガラス取
    付構造。
JP10326021A 1998-10-30 1998-10-30 ドアにおける窓ガラス取付構造 Pending JP2000136677A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002201869A (ja) * 2000-10-31 2002-07-19 Misawa Homes Co Ltd 扉及び扉の製造方法
CN102454342A (zh) * 2010-11-02 2012-05-16 王令军 整体安装的玻璃压框结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002201869A (ja) * 2000-10-31 2002-07-19 Misawa Homes Co Ltd 扉及び扉の製造方法
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