JPH10205242A - 断熱パネル構造 - Google Patents
断熱パネル構造Info
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- JPH10205242A JPH10205242A JP9022035A JP2203597A JPH10205242A JP H10205242 A JPH10205242 A JP H10205242A JP 9022035 A JP9022035 A JP 9022035A JP 2203597 A JP2203597 A JP 2203597A JP H10205242 A JPH10205242 A JP H10205242A
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Abstract
る。 【解決手段】パネル素体21裏面に連結具28を介して
裏板27を取付け、前記連結具を合成樹脂等熱伝導率の
小さい部材で成形し、前記連結具は前記パネル素体裏面
へ固着される固着座29を有し、該固着座から垂直方向
に挾持部36が突設され、該挾持部は2の挾持片30,
31を有し、該挾持片により前記裏板を挾持し、前記連
結具の固着座と挾持片先端とに掛渡って、シール材34
を一体成形し、断熱パネル20が上下に連接された場合
には、前記シール材が弾性変形し、前記断熱パネル間の
間隙を密閉し、前記パネル素体と前記裏板間に前記連結
具を設けることにより共に金属製であるパネル素体と裏
板とが分離し、前記連結具は熱伝導率の小さい部材で成
形されている為、前記パネル素体と前記裏板間の熱伝達
率が減少し、断熱性能が向上する。
Description
ア、パネルシャッタ等に用いられるパネルの断熱構造に
関するものである。
テンが構成されるパネルシャッタ、オーバヘッドドア等
は建物の出入口等に設けられ、設置環境によっては外部
との断熱が要求されるものがある。
いて説明する。
素体を示す。該パネル素体2は金属製の板材が屈曲成形
されたものであり、裏面3側の中央部が開放された断面
矩形状をしている。前記パネル素体2の上部4には表面
5側よりやや後退した位置から階段状に隆起する嵌合凸
部6が形成され、前記パネル素体2の下部7には前記表
面5側より後退した位置から階段状に陥没する嵌合凹部
8が形成されている。
れ、前記裏面3に金属製の平板である裏板10が螺子、
リベット等の固着手段11により固着され前記裏面3の
開放部が閉塞されている。
ル1が上下に連接する。特に図示しないが、前記嵌合凸
部6には上側に設けられる断熱パネル1の嵌合凹部8が
嵌まり、前記嵌合凹部8には下側に設けられる断熱パネ
ル1の嵌合凸部6が嵌まる様になっている。
の断熱パネル構造では、パネル素体2、裏板10共に金
属製の板材で形成されており、パネル素体2、裏板10
が接している為、両者間の熱伝達率が大きく、断熱性能
が低いという問題があった。
り、断熱性能の向上した断熱パネル構造を提供しようと
するものである。
面に連結具を介して裏板を取付け、前記連結具を合成樹
脂等熱伝導率の小さい部材で成形した断熱パネル構造に
係り、又前記連結具は前記パネル素体裏面へ固着される
固着座を有し、該固着座から垂直方向に挾持部が突設さ
れ、該挾持部は2の挾持片を有し、該挾持片により前記
裏板を挾持した断熱パネル構造に係り、又前記連結具の
固着座と挾持片先端とに掛渡って、シール材を一体成形
した断熱パネル構造に係り、更に又前記連結具の固着
座、挾持片の少なくとも一方に溝を形成し、該溝にシー
ル材を嵌設した断熱パネル構造に係るものであり、前記
断熱パネルが上下に連接された場合には、前記シール材
が弾性変形し、前記断熱パネル間の間隙を密閉し、前記
パネル素体と前記裏板間に前記連結具を設けることによ
り共に金属製であるパネル素体と裏板とが分離し、前記
連結具は熱伝導率の低い部材で成形されている為、前記
パネル素体と前記裏板間の熱伝達率が減少し、断熱性能
が向上する。
実施の形態を説明する。
示している。図1〜図3中、20は断熱パネルを示し、
21はパネル素体を示す。該パネル素体21は金属製の
板材が屈曲成形されたものであり、前述した従来のパネ
ル素体2と同形状をしており、前記パネル素体21は上
部22に嵌合凸部23、下部24に嵌合凹部25を有し
ている。前記パネル素体21の裏面側上下には前記パネ
ル素体21の表面と平行に折返された裏面部26が形成
され、該裏面部26には裏板27が連結具28を介して
取付けられる様になっている。
が屈曲されて断面コの字形状をしている。
熱伝導率の小さい部材で成形され、該連結具28は紙面
に対して垂直方向に連続しており、前記パネル素体21
の幅と略同じ長さを有する。
面部26へ固着される平板状の固着座29を有し、該固
着座29から垂直方向に挾持部36が突設され、該挾持
部36は相対峙する2つの挾持片30,31により2股
状に形成されている。前記挾持片30は前記挾持片31
側へ傾斜しており、前記挾持片30先端には前記挾持片
31側及び該挾持片31の離反側両側に突出する突出部
32が形成され、該突出部32は断面が凸レンズ状をし
ており、該レンズ状部表面が前記裏板27の屈曲部の角
部に内側から当接する様になっている。前記挾持片30
は前記挾持片31よりも薄肉となっており、更に前記挾
持片30は容易に弾性変形する様に先端から基端に掛け
て漸次薄肉となっている。前記挾持片31の先端部33
は上方に向かって前記固着座29と略平行に屈曲され、
該先端部33と前記固着座29上端部との間には凹溝3
7が形成される。
ーム状で軟質材料のシール材34が前記凹溝37を蓋す
る様に一体成形され、前記シール材34は前記固着座2
9の上端より突出している。
それぞれ前記連結具28を螺子、リベット等の固着手段
11により固着する。前記連結具28の挾持片30と前
記挾持片31との間に前記裏板27の上下両端部を嵌入
し、該裏板27を前記上下の連結具28を介して前記パ
ネル素体21に固着する。前記パネル素体21内に断熱
材35を充填する。
に連接された場合に、前記シール材34が弾性変形し、
前記断熱パネル20間の間隙を密閉する。前記パネル素
体21と裏板27間に連結具28を設けることにより共
に金属製であるパネル素体21と裏板27とが分離さ
れ、前記連結具28は熱伝導率の小さい部材で成形され
ている為、前記パネル素体21と前記裏板27との間の
熱伝達率が減少し、断熱性能が向上する。又、前記連結
具28の前記挾持片30先端には前記突出部32が形成
され該挾持片30先端は曲面となっており、前記先端部
33の基部は屈曲して曲面となっており、両曲面が前記
裏板27の挾持片30、挾持片31との間への嵌込みの
際の案内となり、更に裏板の嵌込み方向はパネル面に対
して垂直であるので、パネル素体を水平に置いた状態で
の作業性が良く、前記裏板27の前記挾持片30、前記
挾持片31との間への嵌込みは容易に行え、前記突出部
32が前記裏板27の屈曲部と当接し、更に前記挾持片
30のバネ性により前記裏板27が前記挾持片31側へ
押圧されて裏板27がガタつかない。
る連結具38及び後述するシール材42を示しており、
該連結具38は前記連結具28と略同様の形状をしてお
り、固着座29、挾持片30,31、該挾持片30の先
端に突出部32、前記挾持片31の屈曲した先端部33
を有しており、前記固着座29の上端部には前記先端部
33と向かい合う如く嵌合片39,40が延出し、該嵌
合片39と前記嵌合片40との間に断面鍵孔形状の溝4
1が形成されている。
は軟質材料のシール材42が設けられる。該シール材4
2は略円筒形状であり、該シール材42は外面に該シー
ル材42の軸心に沿って延びる突条43を有し、該突条
43の断面は鍵孔形状であり、該突条43は前記溝41
に着脱可能に嵌合する。
パネル素体に固着され、前記挾持片30と前記挾持片3
1とで裏板を挾持する。又、シール材42が劣化した場
合には前記シール材42は取外し可能であるので、容易
に交換が可能である。
場合には前記シール材42を省略することができる。
連結具45及び前記シール材42を示しており、該連結
具45は図4で示した前記連結具38と略同形状をして
いる。図5中、図4で示したものと同様のものには同符
号を付してある。
片31の形状のみ相違しており、前記連結具45に於け
る挾持片31は先端部が屈曲しておらず、前記挾持片3
0の先端と前記挾持片31の先端とが固着座29から略
等距離に位置している。
形成され、前述した第2の実施の形態と同様、該溝41
にはシール材42の突条43が嵌合可能となっている。
連結具48及びシール材42を示しており、該連結具4
8も図4で示した前記連結具38と略同形状をしている
が、溝41は固着座29に設けられるのではなく、挾持
片31の反挾持片30側面の中央部に設けられている。
前記溝41にも前記シール材42の前記突条43が嵌合
可能となっている。
連結具50及びシール材42を示しており、溝41が固
着座29ではなく、挾持片31の先端部33に設けられ
ており、前記嵌合片39,40は前記固着座29に向か
って延出しており、前記溝41にも前記突条43を介し
て前記シール材42が嵌合可能となっている。
連結具52及び後述するシール材56を示しており、該
連結具52も図4で示した前記連結具38と略同形状を
しており、固着座29の上端部、先端部33それぞれに
対峙する様に溝41及び溝55が設けられている。
はシール材56が掛渡って設けられる。該シール材56
は断面ドーム形状をしており、該シール材56は両端に
該シール材56の軸心方向に沿って延出する断面鍵孔形
状の突条57,58を有し、該突条57,58が前記溝
41、溝55に嵌合する。
は前記シール材56に限られるものではなく、図9で示
す様なシール材59であってもよく、該シール材59は
略円筒形状をしており、該シール材59は外面に該シー
ル材59の軸心方向に沿って延出する断面鍵孔形状の突
条60,61を有し、該突条60,61は前記シール材
59の軸心を中心として対称となっている。
ずれも、用いられるパネル素体が断熱構造でない一般の
パネルに用いられるパネル素体と同形状であり、部品の
共通化が図れる。又、一般のパネルのパネル素体に連結
具を介して裏板を固着し、パネル素体内に断熱材を充填
すればよいので、従来から存する一般のパネルを断熱パ
ネルに変更することができる。
素体と裏板との間に熱伝達率の小さい部材で形成した連
結具を介在させることにより、パネル素体と裏板間の熱
伝達率が大幅に低減され、又、パネルが上下に連結され
た場合にシール材が弾性変形し、パネル間の隙間を密閉
し、風雨の浸入を防止すると共に断熱性能が向上する。
又、裏板の嵌込み方向はパネル面に対して垂直であるの
で、パネル素体を水平に置いた状態での作業が可能で作
業性がよく、嵌込みは容易に行え、裏板は一方の挾持片
のバネ性により他方の挾持片側へ押圧されるので裏板が
ガタつかない。更に又、本発明で使用されるパネル素体
は断熱構造でない一般のパネルに用いられるパネル素体
と同形状であり、部品の共通化が図れコストが低減する
等の優れた効果を発揮する。
る。
ル材の断面図である。
接した状態を示す断面図である。
ル材の断面図である。
ル材の断面図である。
ル材の断面図である。
ル材の断面図である。
ル材の断面図である。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 パネル素体裏面に連結具を介して裏板を
取付け、前記連結具を合成樹脂等熱伝導率の小さい部材
で成形したことを特徴とする断熱パネル構造。 - 【請求項2】 前記連結具は前記パネル素体裏面へ固着
される固着座を有し、該固着座から垂直方向に挾持部が
突設され、該挾持部は2つの挾持片を有し、該挾持片に
より前記裏板を挾持した請求項1の断熱パネル構造。 - 【請求項3】 前記連結具の固着座と挾持片先端とに掛
渡って、シール材を一体成形した請求項2の断熱パネル
構造。 - 【請求項4】 前記連結具の固着座、挾持片の少なくと
も一方に溝を形成し、該溝にシール材を嵌設した請求項
2の断熱パネル構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09022035A JP3074262B2 (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | 断熱パネル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09022035A JP3074262B2 (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | 断熱パネル構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10205242A true JPH10205242A (ja) | 1998-08-04 |
JP3074262B2 JP3074262B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=12071713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09022035A Expired - Fee Related JP3074262B2 (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | 断熱パネル構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3074262B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005028770A1 (en) | 2003-09-24 | 2005-03-31 | Infinity Systems Ag | A thermally conducting building element, a building, and a method of erecting the building |
KR100562039B1 (ko) | 2004-12-21 | 2006-03-17 | 이명현 | 방화문용 패킹부재 |
JP2013209820A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Sus Corp | 壁材と壁材連結構造 |
KR101516762B1 (ko) * | 2013-11-22 | 2015-05-04 | (주)에이스지앤월드 | 사이드 브림을 가진 건축패널 및 그 건축패널들의 조립구조 |
KR20230010899A (ko) * | 2021-07-12 | 2023-01-20 | 주식회사 광스틸메탈 | 곡면이 형성된 프레임을 포함하는 건축용 외장 패널 |
-
1997
- 1997-01-21 JP JP09022035A patent/JP3074262B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005028770A1 (en) | 2003-09-24 | 2005-03-31 | Infinity Systems Ag | A thermally conducting building element, a building, and a method of erecting the building |
WO2005028771A1 (en) | 2003-09-24 | 2005-03-31 | Infinity Systems Ag | An electrically conducting building element, a building, and a method of erecting the building |
EP2280127A1 (en) | 2003-09-24 | 2011-02-02 | Infinity Systems AG | A thermally conducting building element, a building, and a method of erecting the building |
KR100562039B1 (ko) | 2004-12-21 | 2006-03-17 | 이명현 | 방화문용 패킹부재 |
JP2013209820A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Sus Corp | 壁材と壁材連結構造 |
KR101516762B1 (ko) * | 2013-11-22 | 2015-05-04 | (주)에이스지앤월드 | 사이드 브림을 가진 건축패널 및 그 건축패널들의 조립구조 |
KR20230010899A (ko) * | 2021-07-12 | 2023-01-20 | 주식회사 광스틸메탈 | 곡면이 형성된 프레임을 포함하는 건축용 외장 패널 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3074262B2 (ja) | 2000-08-07 |
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