JPS58164882A - 開口部枠化粧カバ−の取付け構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、建物玄関口等の開口部外周に沿って取付けら
れる化粧カバーの取付は構造に関する。

プレハブ住宅において、開口部周縁を覆うこのような化
粧カバーを取付ける場合、この化粧カバーは、開口部枠
と外壁パネル間の隙間を覆うようにして設けるのが通常
である。この場合、化粧カバーは、外壁パネルと開口部
枠とに跨って取付けられることとなるが、その際、外壁
パネル端縁を覆うため、この外壁パネル側においては、
化粧カバーを外壁パネル外側面へ当接させておくのが通
常である。この場合、外壁パネルと化粧カバーとの間に
隙間を生ずると、甚だ不体裁となるのみならず、空気の
流通を生じて断熱性能を低下させることとなる故、この
ような隙間を生じないよう密着させなければならない。

しかしながら、前述したように、化粧カバーは外壁パネ
ルと開口部枠とに跨って取付けられ、しかも、これら外
壁パネルと開口部とは、各々別個に躯体側へ固定されて
いるため、両者間に取付は誤差を生ずることは避けられ
ず、そのため、上記のような隙間を完全に解消できない
欠点があった。

本発明は、上記従来の欠点を解消することを目的とし、
上記のように外壁パネルと開口部とに取付は誤差がある
場合でも、外壁パネルとの間に隙間を生ずることのない
化粧カバーの取付は構造を提供せんとするものである。

以下、本発明の構成を建物の出入口において実施した一
実施例に基づいて説明すると、第１図において、（１）
は、出入口用開口部（２）の周縁に取付けたドア枠、（
３）は、このドア枠（１）の外側へ取付けられる門形の
化粧カバーを示している。

そこで、上記ドア枠（１）と化粧カバー（３）の取付は
構造を第２図以下に基づいて説明すると、第２図におい
て、（４ａＸ４ｂ）は、互いに背中合せに配置されたＣ
チャンネル形の２本の軸組縦枠で、その外□側面に外壁
パネル（５）が取付けられ、ドア枠（１）は、開口部（
２）を囲む側の軸組縦枠（４ｂ）に固定される。

（６）は、このドア枠（１）に固定される化粧カバー取
付は金具であって、との取付は金具（６）によって化粧
カバー（３）が支持されるとともに、該化粧カバー（３
）と外壁パネル（５）外側面との間に目地パツキン（力
が介装される。

ドア枠（１）は、第３図で示すように開口部（２）周縁
に沿う帯状の本体部（８）を有し、この本体部（８）の
外端縁を、前記外壁パネル（５）側ヘコ字形に折返して
外縁部（９）を形成し、内端縁を開口部（２）側ヘコ字
形に折返してパツキン嵌合部（１０）とし、更にその先
端を建物内方へ折返して、内壁枠取付部（１１）を形成
している。本体部（８）の軸組縦枠（５）側の側面には
、コ字形嵌合部材（１２）を溶着し、更に、とのコ字形
嵌合部材（１２）には、同じく断面コ字形の支持部材（
１３）が外嵌して溶着されて、これら本体部（８）、嵌
合部材（１２）及び支持部材（１３）をもって一体向な
ドア枠（１）を構成している。しかして、（１，４）は
、上記支持部材（１３）の長手方向の適宜間隔を置いて
、建物内外方向に貫通させた取付はボルトで、この取付
はポル）　（１４）の内外両端には、その先端を建物内
外方向へ略Ｖ字形に屈曲（１５）（１５）させたドア枠
取付は金具（１６）が締付は固定されるとともに、前記
の屈曲部（１５）（１５）が、軸組縦枠（４ｂ）のリッ
プ（１７Ｘ１７）へ保合し、これによって、ドア枠（１
）が該軸組縦枠（４ｂ）へ固定されている。

化粧カバー取付は金具（６）は、その開放部を建物外方
へ向けた水平断面コ字形の嵌合部（１８）を有し１、゛
。

との嵌合部（１８）’裏面より建物内方に向けて連設し
−。

た支持片（１９）の外□側面には、直角外方に固定片（
２０）を連設している。そして、この固定片（２０）が
、前記ドア枠（１）の支持部材（１３）外側面へ合致せ
しめられ、外方より螺込んだ止めネジ（２１）にて、該
固定片（２０）が支持部材（１３）へ固定され、これに
よって、化粧カバー取付は金具（６）は、ドア枠（１）
よシ外方へ突出した状態に支持されている。

次に、化粧カバー（３）は、中空状本体部（２２）の裏
面側に互いに平行な一対の嵌入支持片（２３ａＸ２３ｂ
）を突設するとともに、開口部（２）側の角部より内方
へ向けて補助カバー片（２４）を連設し、更に、本体部
（２２）裏面の外壁パネル（５）との対向面には、本体
部（２２）長手方向に沿う嵌合凹部（２５）を形成して
おシ、との嵌合凹部（２５）に目地パツキン（７）が嵌
入される。なお、化粧カバー（３）は、金属の押出材等
によって一体成形されるものである。

目地パツキン（力の構造は第４図に示されておシ、図に
おいて、（２６ａＸ２６ｂ）は互いに平行で、且つ、そ
の後端部近傍において、帯状連設片（２７）によって連
設された一対の嵌入片であシ、これらの嵌入片（２６ａ
）（２６ｂ）が、前記化粧カバー（３）の凹部（７）へ
嵌入されるものである。これらのうち、外壁パネル（５
）と化粧カバー（３）との隙間（２８）の外方部に位置
する嵌入片（２６ａ）の外側面には、凹部（７）口縁の
係合片（２９）に係合する多数の凹凸（３０）が、その
嵌入方向に形成されている。他方、（３１）は、概略７
字形に折曲し、その折曲部（３２）を塑性ヒンジとして
開閉自在としたバネ片であって、その−片（３１ａ）の
端縁が、前記隙間（２８）の内方部に位置する嵌入片（
２６ｂ）の外側面へ連設されるとともに、他片（３１ｂ
）の端縁が嵌入片（２６ｂ　）先端側へ位置している。

なお、これら嵌入片（２６ａＸ２６ｂ）、連設片（２７
）及びバネ片（３１）は、弾性を備えた合成樹脂等の一
体成形によって形成される。

さて、上記の構成に基づいて化粧カバー（３）の取付は
方法を説明すると、まず、前記の如く、ドア枠（１）と
化粧カバー取付は金具（６）を取付けた状態で、化粧カ
バー（３）を、その裏面の嵌入支持片（２３ａＸ２３ｂ
）を取付は金具（６）の嵌合部（１８）へ嵌合させ、同
時に、補助カバー（２４）内端外面部を、前記ドア枠（
１）のコ字形外縁部（９）側面へ当接させ、この状態で
化粧カバー（３）を一杯まで押込む。その際、第５図の
如く、一方の嵌入支持片（２３ａ　）と前記嵌合部（１
８）内側面との間には相互に係合する係合突起（３３）
　（３３）が、他方の嵌入支持片（２３ｂ）と嵌合部（
１８）内側面との間には、同じく相互に係合する凹凸部
（３４）が、一杯まで嵌入した状態で係合するような位
置に形成されている。また、補助カバー（２４）内端に
は、第６図で示すように、同じく一杯まで嵌入しだ状態
でコ字形外縁部（９）端部に嵌合状態で係合する一対の
保合片（３５）を形成しており、これらによって、化粧
カバー（３）が離脱しないよう保持される０ 他方、目地パツキン（力は、上記のような化粧カバー（
３）の取付けに際し、第４図の如く、予めその嵌入片（
２６ａ）（２６ｂ）を四部（２５）へ僅かに嵌入させて
おり、この状態で、前記の如く化粧カバー（３）を押込
むと、目地パツキン（７）内端が外壁パネル（５）外側
面へ当接してその隙間（２８）を覆い、更に押込むと、
バネ片（３１）をその弾性に抗して折畳みながら嵌入層
・１ 片（２６ａＸ２６ｂ）が凹部（２５）内へ押込まれる。

そして、化粧カバー（３）を一杯まで押込んだ状態では
、このバネ片（３１）が嵌入片（２６ａＸ２６ｂ）を抜
こうとする力によって、目地パツキン（７）を常に外壁
パネル（５）外側面へ押しつけるから、この外壁パネル
（５）と化粧カバー（３）間の隙間（２８）は常に密閉
された状態に保たれる。なお、保合片（２９）と凹凸部
（３０）との保合は、嵌入片（２６ａ　）　（２６ｂ　
）がルーズに出入しないだめのものであり、前記の如く
、化粧カバー（３）を押込むことによって、嵌入片（２
６ａＸ２６ｂ）は凹部（２５）内へ任意に押込まれ、そ
の際、ドア枠（１）と外壁パネル（５）間に取付は誤差
があわ、これに伴なって隙間（２８）の大きさが異なっ
ていたり、或いは、開口部（２）の上下で隙間の大きさ
が違っていても、化粧カバー（３）の押込み時、この隙
間（２８）の大きさに応じた分だけ凹部（２５）内へ押
込まれるから、このような取付は誤差に拘らず、常に隙
間（２８）を密閉することが可能である。

図中（３６）はドアパネル、（３７）は内壁枠、（３８
）は内壁パネルを示し、乏いる。

以上説明したように、本発明によれば、化粧カバー凹部
内へ出入自在として嵌入しだ目地パツキンが、隙間の大
きさに応じてこの隙間を常に密閉できるから、外壁面と
開口部枠との取付は誤差を考慮する必要がなく、シたが
って取付は容易で作業性に秀れた化粧カバーの取付は構
造を得ることができたものである。なお、化粧カバーは
、本実施例の如く取付は金具等へ嵌合して取付けるよう
にすれば、この取付けは更に容易となり、ワンタッチで
取付けられる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は化粧カバーを取付ける建物開口部の斜視図、第
２図はドア枠及び化粧カバーの取付は状態を示す水平断
面図、第３図はドア枠と化粧カバー取付は金具の構造を
示す分解斜視図、第４図〜に 第６図は夫々化粧カバー各部の取付は状態を示す要部拡
大水平断面図である。 ［１，、、ドア枠、　（２１、、、開口部、　（３１，
、、化粧カバー、（５１，、、外壁パネル、　（力０１
．目地パツキン、　（２５）、、。 凹部、（２８）　”’隙間。 特許出願人　　　積水ハウス株式会社 代理人弁理士　　　　樽　　　本　　　久　　　幸第５
図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 開口部枠と建物外壁面とに跨マて取付けられる化粧カバ
   ーの裏面に、前記外壁面に対向して凹部を形成し、との
   凹部には、該凹部に対して出入自在とした目地パツキン
   を嵌入し、この目地パツキンにて前記化粧カバーと建物
   外壁との隙間を密閉したことを特徴とする開口部枠化粧
   カバーの取付は構造