JPH03502717A - 組み立て窓 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、組み立て窓に関する。

従来より長年に亘って使われてきた窓は、建物の建築時に外壁部分に一体に組み 込まれた木製または金属製の枠から成り、その後ガラス材をこの枠にはめ込んで パテ等で固定するものである。

本発明の目的は、改良された組み立て窓を提供することである。

本発明による組み立て窓は、開口部を形作る堅牢な第１のフレームと、この第１ のフレームにぴったり嵌まり、開口部を密閉するようにサイズを合わせであるガ ラス入りの第２のフレームとから成り、第２のフレームは合成樹脂製で、弾性部 分が一体的に設けられており、この弾性部分が第２のフレームを一方向に移動さ せて開口部に侵入させ、侵入後は第１のフレームと連動して第２のフレームが最 初の方向と反対の方向、すなわち第１のフレームから離れる方向に動くのを防止 する。

本発明はまた、建物の窓のための開口部にガラス材をはめる方法を提供するもの でもある。本発明の方法によれば、周辺部が略長方形をなし、溝型部分を有する 第１の金属フレームを、建物の建設中に窓部分の開口部に装着し、建物構造の隣 接した部分に固定する。

（第１のフレームの一部と、窓開口部下部表面との間に、窓台を使用してもまた はしなくても良い。）次いで、ガラスの入った第２のフレームを装着するが、こ の第２のフレームには、第１のフレームと係合して第２のフレームを第１のフＬ ／−ムに確実に装着し、かつ、外れないようにこれを固定する保持手段が設けら れている。

このガラス入りの第２のフレームは、簡単に第１のフレームの開口部へ装着でき 、従来の窓に比べ、設置に要する時間が大幅に節約できる。

堅い材質の第１のフレームは、建物の建築中に建物の構造部に組み込むことが望 ましい。これにより建設業者は、すでに煉瓦等を並べて作られている部分にフレ ームを載せ、残りの壁材をフレームの周囲に敷き並べ、よってフレームを一体化 して建物の構造を完成させることができるので、業者にとっても極めて便利な方 法である。この段階では第２のフレームはまだ第１のフレームに装着されていな いので、第２のフレームとガラス材とが損傷を受けるおそれも無い。

第２のフレームとしては、ポリ塩化ビニル製が望ましく、第１フレームは、亜鉛 鍍金鋼板等の金属製が望ましい。また、第１のフレームは、溝型断面の部材でそ の一部あるいは全体を構成するのが望ましい。

以下、本発明をより良く理解するために、本発明の実施例を添付図面を参照して 説明する。

第１図は本発明による組み立て窓の直立断面図、第２図はその水平断面図、 第３図は第１図に示された窓の一部の拡大直立断面図であって、第１図および第 ２図において窓は建物の構造部にはめ込まれた状態で図示されている。

建物構造部分が煉瓦、ブロック、石材、あるいは他の外壁部材であるか否かに拘 らず、その建築中に堅い亜鉛鍍金鋼板製のフレーム１を、この構造中に組み込み 、構造部中に連結された図示されない引張棒等で固定する。ポリ塩化ビニル製の 窓台が上記フレームの下に、ＷＡ５がフレームの上部になるよう配置すると都合 が良い。フレーム１は略長方形の断面を持ち、その表面７はフレームの開口部を 形成している。この表面７は、フレームの一側の断面が、他方の断面より大とな るよう傾斜している。フレームは、開口部の広いほうの側が建物の外側に位置す るように、建物の構造に一体的に組み込まれている。

第３図に、より詳しく図示されている第２のフレーム９は、押し出し成型された ポリ塩化ビニルで、第１の部分１１と、この部分１１とほぼ直角をなす互いに反 対の方向に突出した付属部分１３．　１５からなる。このフレームには、二重の ガラスユニット１７が、これと上記フレームの補助部分１３との間に位置する帯 状シール材１９で嵌め込まれている。また、帯状シール材２１が、ガラスユニッ トのもう一方の側と、フレームの凹部２５に食い込んで、ガラスユニットをフレ ーム内に保持するポリ塩化ビニル製のクリップ２３との間に位置している。

フレームの第１の部分１１には、弾性を有する突起２７が設けられている。

あらかじめガラス材をはめ込んだフレーム９は、建物の外から外側フレーム１内 に導入される。弾性突起は、フレーム１の傾斜面に沿って移動し、この移動につ れてフレームの第１の部分１１に向かって撓む。フレーム１は凹部２９を備えて おり、フレーム９がフレーム１内の正しい位置に来ると、突起２７は部分１１か ら離れて後退し、フレーム１の凹部２９に入り、これによりフレーム９がフレー ム１から外れるのが防止される。フレーム９の部分１５は、フレーム１と接触し 、フレーム９がフレーム１から離れるのを妨げる。こうしてフレーム９は、ガラ スユニット１７と共に、フレーム１内の正しい位置に確実に固定される。

シリコン・マスチックス素材のシール３を、フレーム装着前にフレーム１の周囲 に配し、ガラス入りのフレームが定位置に装着された時、マスチックがフレーム の部分１５の外縁部に密着するようにする。

最後に、帯状シール材３３がフレーム１７上の定位置にクリップ止めされて、フ レーム１の凹部２９を塞ぎ、帯状シール材の外端がフレーム周囲の外壁部材に使 用されている結着材に食い込む。

ＦＩＧ、Ｊ 国際調査報告 ＋−ｍ−＋ｎｍａ＊−−ｍ−ｍ＠　　　ＰＣＴ／Ｇｂ　　８８１００９３３国際 調査報告 ＧＢ　８８００９３３

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．開口部を形成する堅牢な第１のフレームと、この第１のフレームの開口部に 装着されこれを密閉するよう作られた第２のフレームとから成る組み立て窓であ って、第２のフレームはプラスチック製で、これを一方向に移動させて上記開口 部に侵入させ、この後第１のフレームと連動して第２のフレームが最初と反対方 向に動いて第１のフレームから外れるのを妨げる弾性部分が一体的に設けられて いることを特徴とする組み立て窓。
2. ２．第１のフレームは、金属で構成され、その一部もしくは全部が溝型部材をも って形成されていることを特徴とする請求の範囲第１項記載の組み立て窓。
3. ３．窓台および■の少なくとも一方が、第１のフレームと建物の構造部との間に 介在していることを特徴とする請求の範囲第１項または第２項記載の組み立て窓 。
4. ４．第１のフレームは、傾斜面を有し、これによりこのフレームの開口部の一側 の断面が、その反対側の断面より大であることを特徴とする上記請求の範囲いず れかの項に記載の組み立て窓。
5. ５．第２のフレームが、その挿入時に、第１のフレームの表面と接触する第１の 部分と、ガラス材をこの第２のフレームの枠内に確実に保持し得るガラス材位置 決め部分とを備えていることを特徴とする上記請求の範囲いずれかの項に記載の 組み立て窓。
6. ６．第２のフレームは、挿入時に上記第１のフレームの傾斜面と接触し、かつ、 挿入後は第１のフレームの凹部に接して、第２のフレームが第１のフレームから 外れるのを防止する弾性素材の突起を備えていることを特徴とする請求の範囲第 ４項または第５項記載の組み立て窓。
7. ７．第２のフレームに係合し、かつ、第１と第２のフレーム間の継ぎ目および第 １のフレームの側面部を覆う帯状シール材を備えたことを特徴とする上記請求の 範囲いずれかの項に記載の組み立て窓。
8. ８．建物の構造部建築中に窓の開口部に溝型部分を有し、周辺がほぼ長方形の金 属製の第１のフレームを設置し、かつ、これを周囲の構造部に固定し（第１のフ レームの一部と窓の開口部の底面の間に窓台を使用しても良い。）、次いで、第 １のフレームに係合して第２のフレームを第１のフレームに固定装着し、設置時 とは反対の方向に第２のフレームが動いて外れるのを防止するための第１のフレ ームヘの固定手段を備えたガラス入りの第２のフレームを設置することから成る 建物の窓の開口部にガラス材を入れる方法。
9. ９．請求の範囲第１項から第７項までのいずれかの項に記載の窓の設置に適用さ れる請求の範囲第８項記載の方法。