JPH089340Y2 - フラッシュドア - Google Patents

フラッシュドア

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JPH089340Y2
JPH089340Y2 JP1989095900U JP9590089U JPH089340Y2 JP H089340 Y2 JPH089340 Y2 JP H089340Y2 JP 1989095900 U JP1989095900 U JP 1989095900U JP 9590089 U JP9590089 U JP 9590089U JP H089340 Y2 JPH089340 Y2 JP H089340Y2
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JP
Japan
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frame
opening
claw
rods
light
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JP1989095900U
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English (en)
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JPH0335191U (ja
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剛之 川勢
俊六 妹尾
公▲吉▼ 山本
和夫 満田
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東陶機器株式会社
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、フラッシュドアに関するものである。
(従来技術) 従来、フラッシュドアは、表面材回りに下枠、横枠、
上枠等の枠部材を枠組形成する框ドアと異なり、第8図
に示すように枠組形成された外枠(1)と開口用枠
(2)との間を表裏から表面材(5)(5)で閉塞した
後、その開口用枠(2)内に明り窓用の透光板(3b)や
ガラリ部材(3a)を組込んで形成される。
このようなフラッシュドアは、詳細には第8図に示す
ように明り窓用の透光板(3b)とガラリ部材(3a)とを
別体とし、外枠(1)内に配される開口用枠(2)に添
接する表裏一対の額縁部材(4)(4′)の一方に連続
歯部(100′)を有する係止突片(100)を、他方の連続
歯形溝(101′)を有する係止凹部(101)を夫々形成
し、係止突片(100)と係止凹部(101)とを強制的に係
止させることで、表裏の一対の額縁部材(4)(4′)
で明り窓用の透光板(3b)の縁部、ガラリ部材(3a)の
縁部が各々挾持される構造になっている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、明り窓用の透光板(3b)と、ガラリ部材(3
a)とが別々に組込まれるため、組立工数が増え、組立
が簡潔に行えないばかりでなく、表裏一対の額縁部材
(4)(4′)として共通した杆材が使用できず、製作
コストが高騰する問題がある。
本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その
目的とする処は表裏の額縁部材を共通化させて製作コス
トを低廉化した組立工数を削減することができるフラッ
シュドアを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記技術的課題を達成する為に講じた技術的手段は外
枠と開口用枠との間を表裏から表面材で閉塞し、前記開
口用枠の各構成杆に同開口用枠の開口に臨む対向面との
間に係合空間を形成する2又状の受け爪を表裏方向に屈
曲すると共に、表裏の額縁部材の各構成杆に前記係合空
間に係合する押込み爪を設け、該額縁部材における各構
成杆に前記係合空間への押込み爪の係止時にガラリ部材
と明り窓用の透光板とを一体化した組込装置の縁部を挟
持する挟持面を設けていることを要旨とする。
(作用) 上記技術的手段によれば、開口用枠で囲繞される開口
にガラリ部材と明り窓用の透光板とを一体化した組込装
置を配置し、表裏方向から同一断面形状の額縁部材をそ
の押込み爪が前記開口用枠から表裏方向に曲折された2
又状の受け爪に係止するように押し込んで表裏の額縁部
材の挟持面同士で組込装置の縁部を安定的に挟持する。
(考案の効果) 本考案は以上のようにガラリ部材と明り窓用の透光板
とを一体化した組込装置を共通した断面形状の額縁部材
を用いて表裏方向から挟持するようにしたフラッシュド
アであるから、組立工数を削減して組立の簡潔化を図っ
た上に製作コストを大幅に低減できる。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、(A)はフラッシュドアである。
このフラッシュドア(A)は、外枠(1),その外枠
(1)内に配される開口用枠(2),外枠(1)と開口
用枠(2)との間を閉塞する表面材(5),開口用枠
(2)内を閉口する部材(3)(後述では組込装置
(3)と称する)、額縁部材(4)(4′)からなる。
外枠(1)はアルミ製の型材4をコーナーで接続して
囲繞してなり、各型材は外端面(1a)の両側縁に間隔を
おいて立上り片(1b)(1b)を平行に突設して表面材
(5)外周端部の差込部(1c)を凹設している。
開口用枠(2)は塩化ビニル樹脂で一体成形され、縦
断面形状を呈しており、上記外枠(1)の差込部(1
c)に外周端部を嵌合固定した表面材(5)の内周部近
傍内面を両側面(2a′)(2a′)に夫々貼着することで
外枠(1)内の定位置に配設させている。
また、開口用枠(2)の各構成杆(2a)には対向面
(2b)の中間域から所望の長さ範囲をもって開口に臨ん
でドアの表裏方向へ2又状に受け爪(2c)(2c)を突出
形成している。
この受け爪(2c)(2c)は上記各構成杆(2a)の中間
域から突出する首部(6)先端に、弓状の弾性薄板部
(7)を折曲し、その先端に構成杆(2a)方向に厚肉化
した爪状塊部(8)を連設して、各構成杆(2a)との間
に係止空間(9)を形成している。
爪状塊部(8)は各構成杆(2a)方向に厚肉化したこ
とで、その構成杆(2a)との間が挾まり、その部分に後
述する額縁部材(4)(4′)の押込み爪(4a)が、係
止空間(9)に係止する際のガイド空間(10)を残置し
ている。
額縁部材(4)(4′)はドアの表側用のものと、裏
側用のものがあり、夫々4片をコーナー部分で接続する
ことで枠組されている。
各構成杆(4b)は表面材(5)の内周部外面に沿う位
置決め面(11)の先端から開口用枠(2)の各構成杆
(2a)における対向面(2b)に沿うように、前記係止空
間(9)に係止する押込み爪(4a)を折曲し、更に位置
決め面(11)先端に押込み爪(4a)との間を拡げるよう
に傾斜面(12)を連設し、その傾斜面(12)先端を押込
み爪(4a)方向へ折曲して組込装置(3)の挟持面(1
3)としている。
押込み爪(4a)は、上記位置決め面(11)の先端から
開口用枠(2)の各構成杆(2a)における対向面(2b)
に沿うように折曲した水平面部(14)の先端に、前記傾
斜面(12)方向に厚肉化した爪状塊部(15)を連設して
なり、位置決め面(11)が表面材(5)の内周部外面に
当接した時点でこの爪状塊部(15)が、前記弾性薄板部
(7)の弾性力を利用してガイド空間(10)を拡開させ
て係止空間(9)内に進入し、爪状塊部(8)に抜け落
ち不能に係止するようになっている。
また各構成杆(4b)は事前に水平面部(14)…相互を
L形金具(16)と皿ビス(17)とを用いて接続して額縁
部材(4)(4′)を枠組形成している。
組込装置(3)はガラリ部材(3a)と、明り窓用の透
光板(3b)とからなる。ガラス部材(3a)は面板(23)
の全高に亘り所定間隔をおいて横長形状の通風口(24)
…を開口し、その口縁上部から表裏両方向に水跳板(1
8)(18)を傾斜状に連設し、上端に上記透光板(3b)
下端の嵌合凹部(22)を凹設している。
明り窓用の透光板(3b)はガラス等の透光性,透視性
をもつ透明又は半透明なもので、前記嵌合凹部(22)内
に接着剤(9)を介して下端部を嵌合固着して、ガラリ
部材(3a)上端に一体化されている。
この組込装置(3)は額縁部材(4)(4′)夫々の
前記挟持面(13)(13)で周縁を挾着することで、開口
用枠(2)内を閉口するように組込まれている。
次に、組込装置(3)を組込む手順を説明する。
まず、各構成杆(4b)をL形金具(16)と皿ビス(1
7)で接続した表側或は裏側の額縁部材(4)(4′)
の一方を、開口用枠(2)に沿うように押し込み、先端
の爪状塊部(15)を、開口用枠(2)を構成する各構成
杆(2a)に2又状に突出させた一方の受け爪(2c)先端
の爪状塊部(8)に、弾性薄板部(7)の弾性力を利用
して係止させ、セットする。
尚、各構成杆(2a)の対向面(2b)にはコーキング材
(20)を塗着しておき、額縁部材(4)のセットと同時
に、開口用枠(2)と額縁部材(4)との隙間を水密状
に閉塞すると共にその額縁部材(4)の挟持面(13)に
パッキン材(21)を貼付しておく。
次に、上記挟持面(13)にガラリ部材(3a)と明り窓
用の透光板(3b)とを一体化した組込装置(3)の周縁
部内面を当てがい、その状態で挟持面(13)にパッキン
材(21)を貼付した他方の額縁部材(4′)を一方の額
縁部材(4)と同様に、爪状塊部(15)が、開口用枠
(2)を構成する各構成杆(2a)に2又状に突出させた
他方の受け爪(2c)先端の爪状塊部(8)に、係止する
ように押込む。
これにより組込装置(3)は、その周縁部が、パッキ
ン材(21)(21)を介して挟持面(13)(13)で挟持さ
れる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案フラッシュドアの実施例を示し、第1図は
使用状態を示す斜視図、第2図は(2)−(2)拡大断
面図で中間省略して示す、第3図は(3)−(3)拡大
断面図で中間省略して示す、第4図は(4)−(4)断
面図で中間省略して示す、第5図は(5)−(5)断面
図で中間省略して示す、第6図は(6)−(6)断面図
で中間省略して示す、第7図は要部の分解図で断面して
示す、第8図は従来例の縦断側面図である。 尚図中 (A):フラッシュドア、(3):組込装置 (1):外枠、(2):開口用枠 (2a):開口用枠の各構成杆 (9):係止空間、(2c):受け爪 (4)(4′):額縁部材、(4a):押込み爪 (3a):ガラリ部材、(2b):対向面 (3b):明り窓用の透光板 (5):表面材 (4b):額縁部材の各構成杆 (13):挟持面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 満田 和夫 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東 陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (56)参考文献 実開 昭63−117983(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外枠と開口用枠との間を表裏から表面材で
    閉塞し、前記開口用枠の各構成杆に同開口用枠の開口に
    臨む対向面との間に係合空間を形成する2又状の受け爪
    を表裏方向に曲折すると共に、表裏の額縁部材の各構成
    杆に前記係合空間に係合する押込み爪を設け、該額縁部
    材における各構成杆に前記係合空間への押込み爪の係止
    時にガラリ部材と明り窓用の透光板とを一体化した組込
    装置の縁部を挟持する挟持面を設けていることを特徴と
    するフラッシュドア。
JP1989095900U 1989-08-15 1989-08-15 フラッシュドア Expired - Lifetime JPH089340Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989095900U JPH089340Y2 (ja) 1989-08-15 1989-08-15 フラッシュドア

Applications Claiming Priority (1)

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JP1989095900U JPH089340Y2 (ja) 1989-08-15 1989-08-15 フラッシュドア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0335191U JPH0335191U (ja) 1991-04-05
JPH089340Y2 true JPH089340Y2 (ja) 1996-03-21

Family

ID=31645134

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JP1989095900U Expired - Lifetime JPH089340Y2 (ja) 1989-08-15 1989-08-15 フラッシュドア

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0616019Y2 (ja) * 1987-01-27 1994-04-27 松下電工株式会社 2つ折りドアのヒンジ体の支持構造

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Publication number Publication date
JPH0335191U (ja) 1991-04-05

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