JPH0616019Y2 - 2つ折りドアのヒンジ体の支持構造 - Google Patents

2つ折りドアのヒンジ体の支持構造

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JPH0616019Y2
JPH0616019Y2 JP1043887U JP1043887U JPH0616019Y2 JP H0616019 Y2 JPH0616019 Y2 JP H0616019Y2 JP 1043887 U JP1043887 U JP 1043887U JP 1043887 U JP1043887 U JP 1043887U JP H0616019 Y2 JPH0616019 Y2 JP H0616019Y2
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JP
Japan
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door
hinge body
lock pin
fold door
support
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JP1043887U
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JPS63117983U (ja
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豊和 尾崎
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、浴室ユニットなどの開口部に取り付けられる
2つ折りドアにおいて、下部における水の浸入を防止す
るための2つ折りドアのヒンジ体の支持構造に関する考
案である。
[背景技術] 従来から2つ折りドアを浴室ユニットの開口部に取り付
けるものが知られている。従来の2つ折りドアにあって
は、第11図のようにドア体1,2同士をヒンジ体3に
より枢支し、ドア体1,2の上下面に取り付けたカバー材
21の端部の支持部22によりヒンジ体3の上下方向の
端部を支持してヒンジ体3が上下方向に外れないように
し、また一方のドア体1のヒンジ体3との連結側と反対
側の端部の上下を上下のレールに枢支し、他方のドア体
2のヒンジ体3と反対側の端部の上下に設けた走行体を
上下のレールに走行自在にはめ込んである。ところで、
2つ折りドアを構成する部材の一部である筒状のヒンジ
体3内に上下移動自在にロックピン5を挿入し、ロック
ピン5をヒンジ体3の長手方向の端部から突出させてレ
ール内に突入させることで2つ折りドアの全閉状態を保
持するようになっている。したがって、ロックピン5が
出入りする部分は支持部22で支持できないため対向す
る支持部22は接することなく第11図に示すような隙
間S(ロックピンが出入りする隙間)が生じることとな
る。そしてこのヒンジ体3下方において支持部22間に
隙間Sが生じるので、この隙間Sから浴室側の水が浸入
するという問題があった。
[考案の目的] 本考案は、上記の従来の問題点に鑑みて考案したもので
あって、その目的とするところは、ロックピンの上下動
が支障なく行え、しかも全閉状態においてヒンジ体の下
方から浴室側の水が浸入するのを防止できる2つ折りド
アのヒンジ体の支持構造を提供するにある。
[考案の開示] 本考案の2つ折りドアのヒンジ体の支持構造は、ドア体
1,2同士をヒンジ体3により枢支した2つ折りドア4に
おいて、2つ折りドア4内に挿入されたロックピン5を
2つ折りドア4の上下方向の端部よりレール6内に突入
自在とし、各ドア体1,2の上下両端面部にそれぞれ全長
に亘りカバー材21を取り付け、カバー材21のヒンジ
体3側の端部を連出して支持部22を形成し、支持部2
2に切り欠き部Aを設け、2つ折りドアの全閉時に支持
部22の先端が突き合うように設定し、ヒンジ体3の上
下方向の端部のロックピン5の移動する部分に対応して
切り欠き部Aを位置させるとともにヒンジ体3の端部の
ロックピン5の移動する部分以外の部分を支持部22に
て支持して成るものであって、このような構成を採用す
ることで、上記した本考案の目的を達成したものであ
る。すなわち本考案にあっては、カバー材21の支持部
22に切り欠き部Aを設けてロックピン5の移動する部
分に切り欠き部Aを位置させることで、カバー材21に
邪魔されることなくロックピン5の移動ができ、しかも
このようにロックピン5の移動に支障がないようにした
にもかかわらず、支持部22の先端が突き合うことで隙
間が生じなくてこの部分から水が浸入するのを防止でき
るようになったものである。
以下本考案を実施例により詳述する。2つ折りドア4は
2枚のドア体1,2同士を筒状をしたヒンジ体3により回
転自在に枢支して構成してある。すなわち、ヒンジ体3
の両側に設けた軸受け凹溝部9にドア体1,2の側端部に
設けた軸10を回動自在にはめ込むことでヒンジ体3に
よりドア体1,2同士を回動自在に連結するのである。2
枚のドア体1,2のヒンジ体3との軸支部分と反対側の端
部の上面からはそれぞれランナ11が突設してあり、下
面から下向きピン12が突設してある。そして、各ラン
ナ11及び下向きピン12はそれぞれレール6(すなわ
ち上レール6a及び下レール6b)内に入れてあり、ここで
一方のドア体1側のランナ11及び下向きピン12は上
下レール6a,6bに沿って移動しないように上下レール6
の端部付近にストッパ部材13をねじ具などで取り付け
てある。したがって一方のドア体1のランナ11及び下
向きピン12を設けた端部側は移動せずにランナ11及
び下向きピン12を中心にして回動のみができるように
なっており、他方のドア体2の端部に設けたランナ11
及び下向きピン12が上下レール6a,6b内を移動するよ
うになっている。このため他方のドア体2に設けたラン
ナ11及び下向きピン12がレール6に対して走行する
走行体となっている。ところで、左右勝手を変えたい場
合には、ストッパ部材13を取り外して他方のランナ1
1及び下向きピン12が移動できないように取り付け直
すことで左右勝手を変えることができる。筒状をしたヒ
ンジ体3は内部にロックピン5を上下移動自在に挿入し
てある。また上下移動自在なロックピン5の端部はレー
ル6内に突入自在となっている。添付図面の実施例では
ロックピン5は下レール6b内に突入自在となっている。
ロックピン5には操作部7が取り付けてある。この操作
部7はヒンジ体3の外面側に突出して配置される。すな
わち表裏の操作部7の軸体14をロックピン5に設けた
連結部15の孔16に挿入して軸体14同士を対向さ
せ、一方の操作部7から軸体14を通って挿入したビス
17を他方の操作部7の軸体14内に螺合することによ
り操作部7とロックピン5とを連結してある。ロックピ
ン5には2叉状の弾性を有する係止部18が設けてあっ
て係止部18をヒンジ体3内に掛け渡したピンよりなる
被係止部19に弾性的に係止自在となっている。このた
め操作部7を操作してロックピン5を引き上げてロック
ピン5を下レール6bから抜き出すとともに係止部18が
被係止部19に弾性的に係止してロックピン5によるロ
ックを解除した状態が保持されるようになっている。ま
た係止部18が被係止部19に係止している状態で、操
作部7を操作してロックピン5を弾性係止力に抗して引
き下げると、ロックピン5の先端が下レール6b内に突入
するようになっている。なお操作部15に突設した軸体
14はヒンジ体3に設けた縦長孔20内を上下するもの
である。ドア体1,2の上面及び下面には長手方向の全長
に亘りカバー材21が取り付けてあり、このカバー材2
1のヒンジ体3側の端部にはそれぞれ支持部22が突設
してあり、この支持部22の先端部材は一方が凹部23
で他方が突部24となっており、2つ折りドアを全閉し
た場合に凹部23と突部24とが第5図のように突き合
わされてはめ込まれている。この支持部22は側部が切
り欠いてあって切り欠き部Aが形成してある。つまり切
り欠き部Aを設けることで支持部22の先端側に行く程
巾狭となっている。そして、支持部22が筒状のヒンジ
体3の上下方向の端面の一部に対向していてヒンジ体3
が上方及び下方に抜けないようになっている。ここで、
支持部22は上記のようにヒンジ体3の上下方向の端面
の一部に対向しているのみでヒンジ体3のロックピン5
を挿通した部分に対向しておらず(ロックピン5の移動
する部分には切り欠き部Aが位置することとなる)、し
たがってロックピン5のレール6側への移動に当たって
カバー材21が邪魔にならないようになっている。ヒン
ジ体3の上端部付近乃至下端部付近(図面の実施例では
下端部付近)には孔25が穿孔してあり、またロックピ
ン5にねじ孔26が設けてある。なお添付図面の実施例
においては、ドア体1,2に弾性力により下方または上方
に弾性付勢された係止用ローラ27が設けてあり、2つ
折りドアを全閉する際に係止用ローラ27が上レール6a
及び下レール6b内に弾入して閉状態を保持するようにな
っており、ドア体2に設けた把手28を手で持って2つ
折りドアを開ける際、上記弾性係止ローラ27のレール
6への弾性係止力に打ち勝つ力で引っ張って開けるので
ある。
なおドア体1,2の筒状の枠体29内には略Z字状をした
弾性を有する補強金具32が設けてある。ここで、枠体
29内には凹所30と当たり部31とを設けておき、一
方略Z字状の補強金具32を予め第9図のように中央片
33に対して両側片34の開き角度を90°以上として
おき、一方の側片34を凹所30に弾性的にはめ入れる
とともに他方の側片34の先端を当たり部31に弾接す
ることで、補強金具32が筒状の枠体29内で動かない
ようにはめ入れることができるものである。このことに
より合成樹脂等により形成した枠体29を補強金具32
により強固に補強することができるものである。この場
合、凹所30に一方の側片34を入れることで補強金具
32が第7図の矢印イ方向へ倒れるのを防止し、且つ当
たり部31に他方の側片34が当たることで補強金具3
2が第7図矢印ロ方向に動くのを防止できるものであ
る。
なお、上記のような構成の2つ折りドアは例えば浴室ユ
ニットの開口部等のドアとして用いられるものであり、
工事中において関係ない人が浴室ユニット内に侵入する
のを防止するため、2折りドアを全閉した状態でロック
ピン5の端部をレール6内に挿入してロックするととも
に、このロック状態において更に孔25からロックねじ
8を挿入してロックねじ8の先端部をねじ孔26に螺合
するものである。このようにロックねじ8によりロック
ピン5の上下方向の移動を防止することで操作部7を操
作してもロックピン5が移動しないようにして工事中に
関係ない人が2つ折りドアを開けて内部を汚すことがで
きないようになっている。工事が完了すると、ロックね
じ8を外して操作部7によりロックピン5の上下移動操
作ができるようにするのである。ロックねじ8を外した
後に残る孔25にはヒンジ体の色と同じ色のテープを貼
って塞ぐものである。
[考案の効果] 本考案にあっては、叙述のように2つ折りドア内に挿入
されたロックピンを2つ折りドアの上下方向の端部より
レール内に突入自在とし、各ドア体の上下両端面部にそ
れぞれ全長に亘りカバー材を取り付け、カバー材のヒン
ジ体側の端部を連出して支持部を形成し、支持部に切り
欠き部を設け、2つ折りドアの全閉時に支持部の先端が
突き合うように設定し、ヒンジ体の上下方向の端部のロ
ックピンの移動する部分に対応して切り欠き部を位置さ
せるとともにヒンジ体の端部のロックピンの移動する部
分以外の部分を支持部にて支持してあるので、カバー材
に邪魔されることなくロックピンの移動ができ、しかも
このようにロックピンの移動に支障がないようにしたに
もかかわらず、支持部の先端が突き合うことで隙間が生
じなくてこの部分から水が浸入するのを防止できるもの
である。またパネル体の上下面の長手方向に亘るカバー
材が支持部の先端で突き合わさっていることとなるの
で、2つ折り扉の上下端部に横に長くカバー材が連続し
てつながることとなり、外観も向上するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の正面図、第2図は同上のヒンジ体部分
の縦断面図、第3図は同上の一部切欠正面図、第4図
(a)(b)は同上の横断面図及び要部拡大断面図、第5図
(a)(b)は同上の下面図及び拡大下面図、第6図は同上の
縦断面図、第7図はドア体の枠体内に補強金具を入れた
実施例の断面図、第8図は同上の他の実施例の断面図、
第9図は嵌め込む前の補強金具の断面図、第10図は係
止部と被係止部との係止を説明するための説明図、第1
1図は従来例の概略正面図であって、1はドア体、2は
ドア体、3はヒンジ体、4は2つ折りドア、5はロック
ピン、6はレール、21はカバー材、22は支持部、A
は切り欠き部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドア体同士をヒンジ体により枢支した2つ
    折りドアにおいて、2つ折りドア内に挿入されたロック
    ピンを2つ折りドアの上下方向の端部よりレール内に突
    入自在とし、各ドア体の上下両端面部にそれぞれ全長に
    亘りカバー材を取り付け、カバー材のヒンジ体側の端部
    を連出して支持部を形成し、支持部に切り欠き部を設
    け、2つ折りドアの全閉時に支持部の先端が突き合うよ
    うに設定し、ヒンジ体の上下方向の端部のロックピンの
    移動する部分に対応して切り欠き部を位置させるととも
    にヒンジ体の端部のロックピンの移動する部分以外の部
    分を支持部にて支持して成る2つ折りドアのヒンジ体の
    支持構造。
JP1043887U 1987-01-27 1987-01-27 2つ折りドアのヒンジ体の支持構造 Expired - Lifetime JPH0616019Y2 (ja)

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JPH089340Y2 (ja) * 1989-08-15 1996-03-21 東陶機器株式会社 フラッシュドア

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