JP7220121B2 - 建具 - Google Patents
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Description
本実施形態で示す建具Aは、図1~図3に示すように躯体Bの開口B1に設けられるFIX窓であり、ガラス製のパネルPの見付面P1、P3を、樹脂製の枠1および押縁2で囲むように支持したものである。建具Aは、屋外側に押縁2を装着した外押縁タイプのものであり、この押縁2をコーナー部A1で覆う金属製のコーナーカバー3が取付けられている。
枠1は、図1~図4に示すように、パネルPの左右を支持する竪枠1aと、パネルPの上下を支持する横枠1bとを連結して構成されており、屋外側に水切り部1cを有すると共に、屋外側から嵌め込まれるパネルPの屋内側の見付面P1を、ビード100を介して支持する支持面部1dと、パネルPの見込面P2を、セッティングブロック101を介して支持する支持縁部1eを備えている。竪枠1aと横枠1bとは、同じ構成として形成されたものであり、それぞれに、水切り部1cおよび支持面部1d並びに支持縁部1eを有し、両端がコーナー部A1において留切り形状として突き合わさるように斜めに切断して形成されている。
押縁2は、図1~図4に示すように、可撓性を有する樹脂材を用いて、同じ断面構造として形成された竪押縁2aと横押縁2bとで構成されており、竪押縁2aを竪枠1aに嵌め込むと共に、横押縁2bを横枠1bに嵌め込むことで、パネルPの屋外側の見付面P3を支持するように装着されている。
コーナーカバー3は、図5に示すように、覆い板3aと、支持部3bと、弾性体3cとを一体に備えて形成されている。覆い板3aは、図1および図2に示すように、嵌合空間A10を塞ぐように覆うと共に、竪押縁2aのコーナー側端部20aと横押縁2bのコーナー側端部20bを見付面20側から覆うことができる形状として形成されている。コーナーカバー3の取付け状態では、図2および図3に示すように、覆い板3aと枠1の見付面10および押縁2の見付面20との間に、防水用のシール材102が充填されている。
次に、本実施形態のコーナーカバー3を用いた建具Aの構築工程を図6~図8を参照して説明する。本構築工程では、建具Aの補修(押縁の交換)時に行われる工程として説明するが、本構築工程は、建具Aの補修時に限らず、新規な建具Aの構築時にも行うことができるものである。
次に、コーナーカバー3の第1の変形例について、図9~図12を参照して説明する。本変形例のコーナーカバー3は、図9および図11に示すように、留切り形状の竪押縁2aおよび横押縁2bが装着された枠1に取付けるようにしたものである。
次に、第1の変形例のコーナーカバー3を用いた建具Aの構築工程を図13および図14を参照して説明する。本取付け工程では、建具Aの補修時に行われる工程として説明するが、本取付け工程は、建具Aの補修時に限らず、新規な建具Aの構築時にも行うことができるものである。
次に、コーナーカバー3の第2の変形例について、図15~図18を参照して説明する。前述の第1の変形例におけるコーナーカバー3は、押縁2の装着後に枠1に取付ける後付けタイプのものであるのに対して、第2の変形例におけるコーナーカバー3は、押縁2の装着前に枠1に取付ける先付けタイプのものである。本変形例のコーナーカバー3が実施される建具Aにおける枠1および押縁2は、第1の変形例で例示した枠1および押縁2の構成と同じである。
次に、第2の変形例のコーナーカバー3を用いた建具Aの構築工程を図19~図22を参照して説明する。本取付け工程では、建具Aの補修時に行われる工程として説明するが、本取付け工程は、建具Aの補修時に限らず、新規な建具Aの構築時にも行うことができるものである。
次に、コーナーカバー3の第3の変形例について、図23~図26を参照して説明する。本変形例のコーナーカバー3も、第2の変形例のコーナーカバー3と同様に、押縁2の装着前に枠1に取付ける先付けタイプのものである。本変形例のコーナーカバー3が実施される建具Aにおける枠1および押縁2は、第1の変形例および第2の変形例のコーナーカバー3を実施した枠1および押縁2の構成と同じである。
コーナーカバー3を先付けする構成では、第1の変形例のコーナーカバー3によっても実施することができる。具体的には、図27(a)(b)に示すように、押縁2の装着前に、弾性体3cがパネルPのコーナー部P4と対向して接触するように、コーナーカバー3を枠1に押し込んで取付ける。このとき、弾性体3が付勢力によってパネルPのコーナー部P4に対して押し付けられると共に、この付勢力の反力がコーナー接触板3dを支持縁部1eおよびコーナー部10eに押し付ける力として作用することになる。すなわち、弾性体3cの付勢力および付勢力の反力によって、コーナー接触板3dの嵌合状態を保持することができるため、ビス等の固着手段を用いることなくコーナーカバー3を取付けることができる。そして、第1の変形例のコーナーカバー3を先付けした後に、前述の第2の変形例のコーナーカバーを用いた建具Aの構築工程における新たな押縁を取付ける工程と同じように押縁2を装着することで、建具Aを構築することができる。
次に、建具Aの変形例について図28および図29を参照して説明する。本変形例の建具Aは、図1に示す建具Aにおける押縁2の見付面20にカバー材4を備えたものである。カバー材4は、押縁2の竪押縁2aに配される竪カバー材4aおよび横押縁2bに配される横カバー材4bとで構成されている。
A1:コーナー部
A10:嵌合空間
B:躯体
B1:開口
P:パネル
P1:見付面
P2:見込面
P3:見付面
P4:コーナー部
S:隙間
S1:挿込み空間
1:枠
1a:竪枠
1b:横枠
1c:水切り部
1d:支持面部
1e:支持縁部
1f:嵌合凹部
10e:コーナー部
100:ビード
101:セッティングブロック
2:押縁
2c:嵌合凸部
2d:ヒレ部
20a:コーナー側端部
20b:コーナー側端部
20:見付面
21:見込面
3:コーナーカバー
3a:覆い板
3b:支持部
3c:弾性体
30b:接触部
31b:接触部
30c:板バネ
31c:板バネ
3d:コーナー接触板
3e:支持体
30e:接触部
31e:接触部
30:嵌合突起
4:カバー材
4a:竪カバー材
4b:横カバー材
40a:コーナー側端部
40b:コーナー側端部
H:ハンマー
Claims (2)
- 枠と、押縁と、パネルと、コーナーカバーとを備え、押縁は、枠に支持されたパネルの屋外側の見付面と対面するように枠の屋外側に嵌合され、コーナーカバーは、枠のコーナー部の見付面に配されていると共に、竪押縁のコーナー側端部および横押縁のコーナー側端部を覆っていることを特徴とする建具。
- 框と、押縁と、パネルと、コーナーカバーとを備え、押縁は、框に支持されたパネルの屋外側の見付面と対面するように框の屋外側に嵌合され、コーナーカバーは、框のコーナー部の見付面に配されていると共に、竪押縁のコーナー側端部および横押縁のコーナー側端部を覆っていることを特徴とする建具。
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JP2019104867A JP7220121B2 (ja) | 2019-06-04 | 2019-06-04 | 建具 |
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Family Applications (1)
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- 2019-06-04 JP JP2019104867A patent/JP7220121B2/ja active Active
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