JP6007066B2 - 窓、窓の製造方法 - Google Patents

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本発明は、断熱性を向上するために改修した窓と、窓の製造方法に関する。
断熱性を向上するため、既存の窓の室内側に内窓を設置することが従来より行われている。内窓は、既存の額縁の内周側に取付けられるが、既存の額縁の見込み寸法が足りない場合に、既存の額縁の室内側にふかし枠を取付け、額縁を室内側に延長することも知られている(例えば、非特許文献1参照。)。
従来のものは、窓自体の断熱性を向上するだけで、壁も含めた断熱改修に対応できるものは無かった。
三協立山アルミ株式会社発行のカタログ「リフォーム商品 総合カタログ」(カタログNo.STJ0719A C.12.04−160)、2012年4月、p.648〜653
本発明は以上に述べた実情に鑑み、壁も含めた断熱改修に対応できる窓と、窓の製造方法の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による窓は、見切材と、既存壁の室内側に設けた断熱パネルを備え、見切材は、ふかし枠と、ふかし枠の室内側に取付けたカバー材とからなり、カバー材は、見込面カバー部と見付面カバー部とを有し、見込面カバー部はふかし枠の外周をカバーすると共に、ふかし枠の室外側端部よりも室外側に突出する突出部を有しており、突出部が断熱パネルの小口と既存額縁との間に位置しており、断熱パネルの小口が見込面カバー部に当接又は近接していることを特徴とする。
請求項2記載の発明による窓は、見切材と、既存壁の室内側に設けた断熱パネルと、内窓を備え、内窓は見切材及び断熱パネルとは別体に形成したものであり、見切材は、ふかし枠と、ふかし枠と別体に形成してふかし枠の室内側に取付けたカバー材とからなり、カバー材は、見込面カバー部と見付面カバー部とを有し、内窓は既存額縁とふかし枠の内周側内にふかし枠の室内側にはみ出さないように取付けてあり、見付面カバー部は、ふかし枠の室内側と内窓の枠の室内側を覆っていることを特徴とする。
請求項3記載の発明による窓の製造方法は、見切材と、既存壁の室内側に設けた断熱パネルを備え、見切材は、ふかし枠と、ふかし枠の室内側に取付けたカバー材とからなり、カバー材は、見込面カバー部と見付面カバー部とを有し、内窓を設ける場合は、見付面カバー部の内周縁が内窓の枠の内周縁と略一致するようにふかし枠を既存額縁の室内側面に取付け、内窓を設けない場合は、見付面カバー部の内周縁が既存額縁の内周縁又は既存額縁の内周面に設けた被覆材の内周縁と略一致するようにふかし枠を既存額縁の室内側面に取付けることを特徴とする。
請求項1記載の発明による窓は、既存壁の室内側に断熱パネルを設けることで、壁も含めて断熱性を向上することができる。カバー材の見込面カバー部がふかし枠の外周をカバーすると共に、ふかし枠の室外側端部よりも室外側に突出する突出部を有しており、突出部が断熱パネルの小口と既存額縁との間に位置しており、断熱パネルの小口が見込面カバー部に当接又は近接していることで、断熱パネルの小口と見込面カバー部との間に大きな隙間が発生することがなく、断熱パネルの小口からの熱の流れを抑制し、断熱性能を一層効率的に向上することができ、また断熱パネルとカバー材の間に大きな隙間があいたり、断熱パネルとカバー材の間から既存額縁が露出したりすることがなく、意匠性が良い。
請求項2記載の発明による窓は、内窓を設けることで窓自体の断熱性が向上することに加え、既存壁の室内側に断熱パネルを設けることで、壁も含めて断熱性を向上することができる。内窓は既存額縁とふかし枠の内周側内にふかし枠の室内側にはみ出さないように取付けてあり、カバー材の見付面カバー部がふかし枠の室内側と内窓の枠の室内側を覆っていることで、内観意匠がすっきりしたものになる。
請求項3記載の発明による窓の製造方法は、既存壁の室内側に断熱パネルを設けることで、壁も含めて断熱性を向上することができる。さらに本発明の窓は、ふかし枠の取付位置を調整することで、内窓を設ける場合と内窓を設けない場合の何れにも対応でき、内窓を設ける場合は見付面カバー部の内周縁が内窓の枠の内周縁と略一致するようにふかし枠を既存額縁の室内側面に取付け、内窓を設けない場合は見付面カバー部の内周縁が既存額縁の内周縁又は既存額縁の内周面に設けた被覆材の内周縁と略一致するようにふかし枠を既存額縁の室内側面に取付けることで、何れの場合も内観意匠をすっきりさせられる。
本発明の窓の第1実施形態を示す縦断面図である。 第1実施形態の窓の横断面図である。 第1実施形態の窓の室内側正面図である。 本発明の窓の第2実施形態を示す縦断面図である。 本発明の窓の第3実施形態を示す縦断面図である。 第3実施形態の窓の横断面図である。 第3実施形態の窓の室内側正面図である。 (a)は縦カバー材の下端部に取付けられる小口キャップの平面図、(b)は同正面図である。 本発明の窓の第4実施形態を示す縦断面図である。 本発明の窓の第5実施形態を示す縦断面図である。 第5実施形態の窓の横断面図である。 本発明の窓の第6実施形態を示す縦断面図である。 第6実施形態の窓の横断面図である。 本発明の窓の第7実施形態を示す縦断面図である。 第7実施形態の窓の横断面図である。 本発明の窓の第8実施形態を示す縦断面図である。 第8実施形態の窓の横断面図である。 本発明の窓の第9実施形態を示す縦断面図である。 本発明の窓の第10実施形態を示す縦断面図である。 第10実施形態の窓の横断面図である。 本発明の窓の第11実施形態を示す縦断面図である。 第11実施形態の窓の横断面図である。 本発明の窓の第12実施形態を示す縦断面図である。 第12実施形態の窓の横断面図である。 (a)は小口キャップの室内側正面図、(b)は同底面図である。 第7実施形態の窓の変形例を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜3は、本発明の窓の第1実施形態を示している。本実施形態は、腰窓の場合の実施形態であって、室外側に既存の外窓10が取付けられている窓開口部11の室内側に内窓1を設けると共に、既存壁2の室内側に断熱パネル3を貼ることで、断熱性を向上させたものである。
内窓1は、上枠4aと下枠4bと左右の竪枠4c,4cとからなる枠4と、枠4内に引違い状に開閉自在に設けた外障子5aと内障子5bとを備えるものであり、枠4と障子5a,5bの框は樹脂製である。
窓開口部11には、木製の既存額縁6a,6bが四周設けてあり、四周の既存額縁6a,6bの室内側に見切材7a,7bをそれぞれ取付けて既存額縁6a,6bの内周側面を室内側に延長し、既存額縁6a,6bの内周側面と見切材7a,7bの内周側面とに跨って内窓1の枠4を取付けている。
各見切材7a,7bは、アルミの押出形材で形成したふかし枠8a,8bと、ふかし枠8a,8bの室内側に取付けた樹脂製のカバー材9a,9bとからなる。ふかし枠8a,8bは、既存額縁6a,6bの厚みと略同じ厚みを有し、室外側面を既存額縁6a,6bの室内側面に当接し、室内側からのネジ12で既存額縁6a,6bに固定している。
カバー材9a,9bは、見込面カバー部13と見付面カバー部14とを有する断面L形に形成され、2箇所の爪部15a,15bをふかし枠8a,8bに引っ掛けるようにして、ふかし枠8a,8bに室内側から嵌合取付けしている。見込面カバー部13は、ふかし枠8a,8bの外周をカバーすると共に、ふかし枠8a,8bの室外側面よりも室外側に突出している。見付面カバー部14は、ふかし枠8a,8bの内周側面よりも内周側に突出しており、ふかし枠8a,8bの室内側と内窓1の枠4の室内側とを一体的に覆っている。見付面カバー部14の内周縁14aは、内窓1の枠4の内周縁と一致している。見付面カバー部14の内周縁部の室内側には、軟質樹脂よりなるシール部16が一体成形され、このシール部16が内窓1の枠4の内周縁部に当接している。
図3に示すように、縦カバー材9bの上下端部には樹脂製の小口キャップ17が取付けてあり、小口キャップ17により縦カバー材9b及び縦ふかし枠8bの小口を隠している。小口キャップ17は、図25に示すように、縦カバー材9b及び縦ふかし枠8bの小口に当接する板状の小口カバー部37と、小口カバー部37より突出する挿入部38及びネジ保持部39を有し、挿入部38を縦カバー材9bの中空部に挿入し、ネジ保持部39に室外側から挿入したネジ40を縦カバー材9bの中空部の室外側の壁に螺入することで、縦カバー材9bの端部に固定している。小口キャップ17は、板状の小口カバー部37が露出するだけなので目立たないし、且つネジ40を室外側から締め込んでいるため、ネジ40の先端が中空部内に留まって室内側に露出しない。縦カバー材9bは、予め小口キャップ17を取付けた上で縦ふかし枠8bに室内側から嵌合取付けされ、小口カバー部37は平坦面であるため近くにエアコン等の他の構造物があったとしても、それと干渉することなく取付けることができる。その際にネジ40による固定部が縦カバー材9bの嵌合取付用の爪部15a,15bを避けた位置にあるため、邪魔にならない。
横カバー材9aは、縦カバー材9bの見付面カバー部14のシール部16の上下端部を切除することで、見付面カバー部14の長手方向端部を縦カバー材9bの見付面カバー部14に呑み込ませてあり、これにより横カバー材9aの小口も露出せず、且つ横カバー材9aの熱収縮を吸収できるようになっている。なお、シール部16は、軟質樹脂製なので切除するための特別な工具が不要であり、カッターナイフ等で簡単に切除できる。
また、シール部16を切除するときには、見付面カバー部14と平行になるようにカッターの刃を当てて切除することで、一度の作業で切除することができる。
断熱パネル3は、真空断熱材を用いたものであり、より詳細には鋼板を弁当箱状に折り曲げた内部にウレタン樹脂を吹き付け、ウレタン樹脂に接するように真空断熱材を配置し、さらにその上からウレタン樹脂を吹き付けたものを断熱パネルとしている。断熱パネル3の厚みは、14mmである。断熱パネル3の表面には、壁紙やクロス等の化粧材を貼ることができる。なお断熱パネル3は、上記のものに限らず、グラスウールやウレタンパネル、ハニカムボードなど、断熱性を有するもの全てが含まれる。
断熱パネル3の小口3aは、図1,2に示すように、カバー材9a,9bの見込面カバー部13にほぼ当接するようにしている。断熱パネル3の小口3aは、見込面カバー部13にぴったり当接していてもよいし、1〜2mm程度の隙間があってもよい。
既存額縁6a,6bの既存壁2からの室内側への突出寸法は、窓によってまちまちであるが、一般に8〜20mmとなることが多い。見込面カバー部13は、ふかし枠8a,8bの室外側面よりも所定の長さ(具体的には6.5mm)室外側に突出している。既存額縁6a,6bの突出寸法が断熱パネル3の厚みよりも大きい場合に、この突出部がないと既存額縁6a,6bが露出してしまい意匠性が劣るが、突出部があることで、既存額縁6a,6bの突出寸法が断熱パネル3の厚みよりも大きい場合でも断熱パネル3の小口3aが露出せず、小口面からの熱の流れを抑制し、断熱性能を向上させることができ、断熱パネル3と見込面カバー部13との間から既存額縁6a,6bが露出することもない。そして、既存額縁6a,6bの突出寸法が断熱パネル3の厚みよりも小さい場合でもふかし枠8a,8bによって断熱パネル3の小口3aが露出せず、小口面からの熱の流れを抑制し、断熱性能を向上させることができる。
したがって、既存額縁6a,6bの突出寸法いかんにかかわらず断熱パネル3の小口3aや既存額縁6a,6bが露出することがない。
断熱パネル3と見込面カバー部13との間の隅角部には、シーリング材18を打設している。
図1,2に示すように、四周の既存額縁6a,6b及びふかし枠8a,8bの内周側面には、樹脂プレート19が跨って設けてある。樹脂プレート19の室外側の端部19aは、既存の外窓10の枠のアングル20に突き当てられ、アングル20と樹脂プレート19とが略面一状となっている。樹脂プレート19の室内側の端部19bは、見切材7a,7b(ふかし枠8a,8b又はカバー材9a,9b)に当接して隠れている。樹脂プレート19は、裏面にスジ状の折り取り溝21が見込方向に間隔をおいて複数設けてあり、折り取り溝21で適宜折り取ることで、既存額縁6a,6bとふかし枠8a,8bの見込寸法に合わせて、見込寸法を調節できるようになっている。なお、折り取り溝21にカッターの刃を沿わせて切除することも可能であり、このようにすれば正確に直線切断でき、折り取る場合に比べて切断面を平滑にでき、外観意匠が向上する。また樹脂プレート19は、既存額縁6a,6b及びふかし枠8a,8bの内周側面に両面テープや接着剤で取付けてあり、容易に交換できるようにしてある。
次に、本窓の施工手順の一例を述べる。まず、既存額縁6a,6bの室内側にふかし枠8a,8bを取付ける。次に、既存額縁6a,6b及びふかし枠8a,8bの内周に樹脂プレート19を取付ける。次に、樹脂プレート19の上から内窓1の枠4を取付ける。次に、予め小口キャップ17を上下端部に取付けたカバー材9a,9bをふかし枠8a,8bに室内側から嵌合取付けする。その後、既存壁2の室内側に断熱パネル3を取付け、断熱パネル3の小口3aをカバー材9a,9bの見込面カバー部13に当接又は近接させる。
以上に述べたように本実施形態の窓は、樹脂製の内窓1を設けることで窓自体の断熱性が向上することに加え、既存壁2の室内側に断熱パネル3を設けることで、壁も含めて断熱性を向上することができる。カバー材9a,9bの見込面カバー部13がふかし枠8a,8bの外周をカバーすると共に、ふかし枠8a,8bの室外側端部よりも室外側に突出しており、断熱パネル3の小口3aが見込面カバー部13に当接又は近接していることで、断熱パネル3の小口3aと見込面カバー部13との間に大きな隙間が発生することがなく、断熱パネル3の小口3aからの熱の流れを抑制し、断熱性能を一層効率的に向上することができ、また断熱パネル3とカバー材9a,9bの間に大きな隙間があいたり、断熱パネル3とカバー材9a,9bの間から既存額縁6a,6bが露出したりすることがなく、意匠性が良い。
さらに本窓は、カバー材9a,9bの見付面カバー部14がふかし枠8a,8bの室内側と内窓1の枠4の室内側を一体的に覆っているので、室内側から見るとカバー材9a,9bだけが見え、内窓1の枠4もふかし枠8a,8bも見えないので、内観意匠がすっきりしたものになる。
さらに、既存額縁6a,6bの内周側面が樹脂プレート19で覆われているため既存額縁6a,6bが露出せず、しかも樹脂プレート19の室内側の端部19bが既存額縁6a,6bよりも内周側に突出した見切材7a,7bで隠れていることで樹脂プレート19の小口が露出することもないから、窓まわりの意匠性を既存額縁6a,6bも含めて全体的に向上できる。樹脂プレート19を設けることで、既存額縁6a,6bが木製であっても腐食を防止できる。見切材7a,7bは、ふかし枠8a,8bの室内側に樹脂製のカバー材9a,9bを取付けているため、結露の発生を防止でき、樹脂カバー材9a,9bと樹脂プレート19とで意匠や質感を統一させることもできる。
また、内窓1を樹脂プレート19の内周側に取付けることで、既存額縁6a,6bに傷や段差等があっても内窓1を容易に取付けできる。内窓1を樹脂内窓とすることで、窓まわりを全体的に樹脂で統一することができ、断熱効果や結露を防止する効果が高められる。さらには、見切材7a,7bと内窓1と樹脂プレート19とで色を統一することもでき、これにより窓まわりの意匠性が一層高められる。
本窓は、既存壁2及び既存額縁6a,6bをそのまま利用するため、施工が容易である。
図4は、本発明の窓の第2実施形態を示している(横断面図は、図2を参照)。本実施形態も腰窓の実施形態であって、窓開口部11の内周に設けられた四周の既存額縁6a,6bのうち、下側の既存額縁6aのみが室内側に大きく突出しており、上部及び左右の三方の既存額縁6a,6bの室内側に見切材7a,7b(ふかし枠8a,8b及びカバー材9a,9b)を取付けている。見切材7a,7bは、第1実施形態のものと同じものを使用している。
樹脂プレート19は、上部及び左右の三方の既存額縁6a,6bと見切材7a,7bの内周側面に跨って取付けてあり、内窓1は上枠4a及び左右の竪枠4c,4cが樹脂プレート19の上から既存額縁6a,6b及びふかし枠8a,8bの内周に跨って取付けられ、下枠4bは既存額縁6aの内周側面に直に取付けている。
図5〜7は、本発明の窓の第3実施形態を示している。本実施形態は、テラス窓(掃出し窓)の実施形態であって、室外側に既存の外窓10が取付けられている窓開口部11の室内側に内窓1を設け、既存壁2の室内側に断熱パネル3を貼り、既設床材22の上に断熱パネル23を重ねて設け、さらにその断熱パネル23の上に新設床材24を設けて、断熱性を向上させたものである。
窓開口部11の上部と左右の三方には木製の既存額縁6a,6bが設けられ、既存額縁6a,6bの室内側に第1実施形態と同様に見切材7a,7b(ふかし枠8a,8b及びカバー材9a,9b)を取付け、既存額縁6a,6bとふかし枠8a,8bの内周に跨って内窓1の枠4を取付けている。カバー材9a,9bの見込面カバー部13がふかし枠8a,8bの外周をカバーし、且つ断熱パネル3の小口3aを見込面カバー部13に当接又は近接している点、及びカバー材9a,9bの見付面カバー部14がふかし枠8a,8bの室内側と内窓1の枠4の室内側を一体的に覆っている点は、第1実施形態と同様である。また、既存額縁6a,6bとふかし枠8a,8bの内周側面には、第1実施形態と同様に樹脂プレート19を設けている。
既設床材22の上に重ねて設けられる断熱パネル23は、既存壁2の室内側に設けられる断熱パネル3と同様に真空断熱材を使用したものを用いている。内窓1の下枠4bと既設床材22の間には、図5に示すように、高さ調整材25が設けてあり、これにより内窓1の下枠4bの上端26を新設床材24の上面と略同じ高さにしている。高さ調整材25の厚みは、断熱パネル23の厚みと略同じになっている。既設の外窓10の枠のアングル20と高さ調整材25の間の既設床材22の上面には、樹脂プレート19が設けてある。壁の断熱パネル3の下端部と新設床材24の室外側端部との間のコーナー部には、図6,7に示すように、巾木36を取付けている。
内窓1の枠4は、壁の断熱パネル3よりも室内側に出っ張っているため、新設床材24は図6に示すように、内窓1の下枠4b、竪枠4c及び見切材7bを逃がすように、室外側に切り欠き27を設けている。新設床材24の室外側端部、内窓1の下枠4bと対向する部分には、樹脂製のアングル28を取付けている。
縦カバー材9bの下端部には、樹脂製の小口キャップ29が取付けてある。小口キャップ29は、図8に示すように、縦カバー材9bの小口に当接する小口当接部30と、小口当接部30より上方に突出し縦カバー材9bの中空部に挿入される挿入部31を有すると共に、縦カバー材9bより張り出す板状の隙間塞ぎ部32を室内側に有している。隙間塞ぎ部32は、縦カバー材9bの見付面カバー部14より室内側に15mm張り出し、見込面カバー部13より外周側に5mm張り出している。小口当接部30は、隙間塞ぎ部32の上面よりも若干低い位置に設けてある。
小口キャップ29は、挿入部31を縦カバー材9bの中空部に挿入して縦カバー材9bの下端部に取付けられ、縦カバー材9bは予め小口キャップ29を取付けた上でふかし枠8bに嵌合取付けされ、取付けると小口キャップ29が新設床材24上に載置される。小口キャップ29は、縦カバー材9bの室内側と外周側に張り出す板状の隙間塞ぎ部32を有しているので、図6に示すように、隙間塞ぎ部32により新設床材24の切り欠き27と縦カバー材9bとの隙間が覆われる。また、アングル28の長手方向の端部が隙間塞ぎ部32に呑み込まれており、アングル28の小口が露出しない。小口キャップ29は、縦カバー材9bにネジ止めされていないので、縦カバー材9bの加工が不要であり、縦カバー材9bが熱で収縮しても不具合が生じない。
次に、本窓の施工手順の一例を述べる。まず、既存額縁6a,6bの室内側にふかし枠8a,8bを取付ける。次に、既存額縁6a,6b及びふかし枠8a,8bの内周に樹脂プレート19を取付け、既設床材22上に樹脂プレート19と高さ調整材25を取付ける。次に、樹脂プレート19及び高さ調整在25の上から内窓1の枠4を取付ける。次に、既設床材22上に断熱パネル23及び新設床材24を重ねて設ける。次に、予め小口キャップ17,29を上下端部に取付けたカバー材9a,9bをふかし枠8a,8bに室内側から嵌合取付けする。その後、既存壁2の室内側に断熱パネル3を取付け、断熱パネル3の小口3aをカバー材9a,9bの見込面カバー部13に当接又は近接させる。
以上に述べたように本実施形態の窓は、内窓1を設けることで窓自体の断熱性が向上することに加え、既存壁2の室内側に断熱パネル3を設け、さらに既設床材22の上に断熱パネル23を重ねて設けたことで、壁と床の断熱性もあわせて向上させられ、部屋全体の断熱性を向上させることができる。内窓1の下枠4bの上端26が新設床材24の上面と略同じ高さであるため、内窓1の下枠4bが床面より低く、段差ができることがないので、内窓1の下枠4bが通行の妨げとなりにくく、バリアフリーに配慮したリフォームが可能である。また、内窓1の下枠4bが床面から飛び出さないことで、カバー材9a,9bによりふかし枠8a,8bと内窓1の枠4を覆ったこととあわせて、内観意匠がすっきりする。新設床材24の室外側端部にアングル28を設けることで、新設床材24の小口がアングル28で覆われているので、意匠性が良く、新設床材24の端部を損傷しない。さらに縦カバー材9bの下端部に小口キャップ29が取付けてあり、小口キャップ29が新設床材24上に載置してあることで、縦カバー材9bと新設床材24との間に隙間があかないので、意匠性が良い。また、縦カバー材9bの小口が新設床材24を傷付けることも防止できる。
小口キャップ29は、縦カバー材9bの室内側及び外周側に張り出す隙間塞ぎ部32を有しているので、新設床材24に切り欠き27を荒く大きめに設けたとしても、切り欠き27と縦カバー材9bの隙間を隙間塞ぎ部32で隠すことができるので、新設床材22の窓枠近傍の加工を単純化できる。
図9は、本発明の窓の第4実施形態を示しており、第3実施形態において既設床材22と新設床材24の間の断熱パネル23を省略したものに相当する。このように断熱パネル23を省略した場合でも、新設床材24を既設床材22の上に重ねて設けることで、床の断熱性を向上することができる。また、新設床材24として断熱材を一体に備えるものを用いることで、床の断熱性を一層向上することができる。縦カバー材9bの下端部には、第3実施形態と同様の小口キャップ29が取付けられ、小口キャップ29を新設床材24の上に載置している。
既設床材22上には、樹脂プレート19が既存の外窓10の枠のアングル20の室内側の縁から新設床材24の室外側端部のアングル28に当接する位置まで設けてあり、内窓1の下枠4bを高さ調整材25を介することなく、樹脂プレート19を挟んで既設床材22上に取付けている。内窓1の下枠4bの上端26は、新設床材24の上面と略同じ高さとなっている。
このように、既設・新設床材22,24間に断熱パネル23を設ける場合は高さ調整材25を用い、断熱パネル23を設けない場合には高さ調整材25を省くことで、何れの場合も内窓1の下枠4bの上端26を新設床材24の上面と略同じ高さとすることができる。
図10,11は、本発明の窓の第5実施形態を示している。この例では、既設床材22の上に断熱パネル23も新設床材24も設けず、既設床材22の上に内窓1の下枠4bを直に取付けている。本実施形態によれば、床の断熱性は変わらないが、窓自体の断熱性及び壁の断熱性を向上させられる。
図12,13は、本発明の窓の第6実施形態を示している。本実施形態は、腰窓の実施形態であって、既存額縁6a,6bに内窓1を設置するのに十分な見込寸法があって、本来ならふかし枠8a,8bを設けなくても内窓1が取付けられる場合の実施形態である。四周の既存額縁6a,6bの室内側には、見切材7a,7b(ふかし枠8a,8b及びカバー材9a,9b)がそれぞれ取付けられ、内窓1の枠4は室内側の縁を既存額縁6a,6bの室内側の縁とそろえて、既存額縁6a,6bの内周に設けてある。見切材7a,7bは、第1実施形態のものと比較して、既存額縁6a,6bから室内側への突出寸法を小さくしてある。
見切材7a,7bは、アルミ形材よりなるふかし枠8a,8bと、樹脂形材よりなるカバー材9a,9bとからなり、ふかし枠8a,8bは既存額縁6a,6bよりも内周側に突出させて既存額縁6a,6bの室内側面にネジ12で固定され、カバー材9a,9bはふかし枠8a,8bに室内側から嵌合取付けしている。
カバー材9a,9bは、見付面カバー部14と、外周側の見込面カバー部13と、内周側の見込面カバー部33とを有する断面コ字形となっている。外周側の見込面カバー部13は、ふかし枠8a,8bの室外側面よりも室外側に突出しており、既存壁2の室内側に設けた断熱パネル3の小口3aがこの見込面カバー部13にほぼ当接するようにしている。内周側の見込面カバー部33は、内窓1の枠4の内周縁と略同面に位置しており、その先端が内窓1の枠4の内周縁に当接している。
既存額縁6a,6bの内周側面には、樹脂プレート19が設けてある。樹脂プレート19は、既存の外窓10の枠のアングル20から見切材7a,7bに当接する位置まで設けてあり、室内側の端部19bが見切材7a,7bで隠れている。
本実施形態の窓も、第1実施形態と同様に、壁も含めて断熱性を向上することができる、断熱パネル3の小口3aをカバー材9a,9bの見込面カバー部13に当接することで、断熱パネル3とカバー材9a,9b間に隙間が開かず、且つ断熱パネル3とカバー材9a,9bの間から既存額縁6a,6bが露出しない、カバー材9a,9bによりふかし枠8a,8bの室内側と内窓1の枠4の室内側を一体的に覆うことで、内観意匠がすっきりするといった効果がある。
また本発明の窓は、見込寸法の大きい見切材7a,7b(第1実施形態)と、見込寸法の小さい見切材7a,7b(第6実施形態)とを使い分けることで、内窓1を既存額縁6a,6bより室内側に持ち出して設ける場合と、内窓1を既存額縁6a,6b内だけに納めて設ける場合の何れにも対応することができる。
図14,15は、本発明の窓の第7実施形態を示している。本実施形態は、第6実施形態と同じ腰窓の窓開口部で、内窓1を設けない場合の実施形態である。
四周の既存額縁6a,6bの室内側には見切材7a,7b(ふかし枠8a,8b及びカバー材9a,9b)が取付けてあり、見切材7a,7bは第6実施形態と同一の見込寸法が小さいものを用いており、内周側面が既存額縁6a,6bの内周側面と略一致するように、詳細には既存額縁6a,6bの内周側面に取付けられる樹脂プレート19の厚み分だけ内周側に突出するように、第6実施形態の場合よりも外周側にずらして取付けている。
四周の既存額縁6a,6bの内周側面には樹脂プレート19が設けてあり、樹脂プレート19はカバー材9a,9bの内周側の見込面カバー部33と面一状となっている。
以上に述べたように、内窓1を設けない場合でも既存額縁6a,6bの室内側に見切材7a,7bを取付けることで、断熱パネル3の小口3aや既存額縁6a,6bを隠すことができ、窓まわりの壁の断熱性を向上すると共に、意匠性を向上することができる。
同一の見切材7a,7bを使用し、内窓1を設ける場合は見付面カバー部14の内周縁(内周側の見込面カバー部33)が内窓1の枠4の内周縁と略一致し、内窓1を設けない場合は見付面カバー部14の内周縁が既存額縁6a,6bの内周面に設けた樹脂プレート19の内周縁と略一致するように、ふかし枠8a,8bの取付位置を調節することで、何れの場合も内観意匠をすっきりさせられる。
図26は、第7実施形態の窓の変形例であって、既存額縁6a,6bの内周面に樹脂プレート19を設けない場合を示している。見切材7a,7bは、カバー材9a,9bの内周縁(内周側の見込面カバー部33)が既存額縁6a,6bの内周縁と一致するように、ふかし枠8a,8bの取付位置を調整している。このように、既存額縁6a,6b内周の樹脂プレート19は、省略することもできる。
図16,17は、本発明の窓の第8実施形態を示している。本実施形態は、第6実施形態と同一の見込寸法の小さい見切材7a,7bを使用するテラス窓の実施形態である。
上枠部及び竪枠部の取り合いは、第6実施形態と同様である。既設床材22の上には、第3実施形態と同様に断熱パネル23を重ねて設け、さらにその上に重ねて新設床材24を設けている。内窓1の下枠4bは、既設床材22上に配置した高さ調整材25上に取付け、下枠4bの上端26を新設床材24の上面と略同じ高さにしている。本実施形態では、内窓1の枠4が壁の断熱パネル3よりも室内側に突出しないため、新設床材24の窓枠周辺の切り欠き27は必要ないか小さい切り欠きでよく、縦カバー材9bの下端部に取付ける小口キャップ29は、第3実施形態のような隙間塞ぎ部32が必ずしも必要ではなく、単に小口をカバーするものであればよい。
図9に示すように、既設床材22と新設床材24の間の断熱パネル23を省略することもでき、この場合は高さ調整材25を介さずに内窓1の下枠4bを既設床材22に取付ける。
図18は、本発明の窓の第9実施形態を示している。この例では、既設床材22の上に断熱パネル23も新設床材24も設けず、既設床材22の上に内窓1の下枠4bを直に取付けている。本実施形態によれば、床の断熱性は変わらないが、窓自体の断熱性及び壁の断熱性を向上させられる。
図19,20は、本発明の窓の第10実施形態を示している。本実施形態は、テラス窓で内窓1を設けない場合の実施形態である。既存額縁6a,6bの室内側には、第7実施形態と同様に見込寸法の小さい見切材7a,7bが、内周側面が既存額縁6a,6bの内周側面と略一致するように取付けられ、既存壁2の室内側に設けた断熱パネル3と既存額縁6a,6bの間をカバーしている。また、既存額縁6a,6bの内周側面には樹脂プレート19が設けられ、樹脂プレート19の室内側端部19bは見切材7a,7bに当接して隠れている。
図21,22は、本発明の第11実施形態を示している。本実施形態は、テラス窓で内窓1を設けない場合で、且つ壁と床に断熱パネルを施す場合を示している。既存額縁6a,6bの室内側には、第10実施形態と同様に見込寸法の小さい見切材7a,7bが、内周側面が既存額縁6a,6bの内周側面と略一致するように取付けられ、既存壁2の室内側に設けた断熱パネル3と既存額縁6a,6bの間をカバーしている。また、既存額縁6a,6bの内周側面には樹脂プレート19が設けられ、樹脂プレート19の室内側端部19bは見切材7a,7bに当接して隠れている。
既設床材22の上には断熱パネル23が重ねて設けられ、さらに断熱パネル23の上に重ねて新設床材24を設けている。既存の外窓10の枠のアングル20から断熱パネル23の付近までの既設床材22上にも樹脂プレート19が設けられ、既設床材22が露出しないようにしている。既設床材22と新設床材24間の段差部には、室外側面が傾斜面となった床見切材34が取付けてあり、これにより段差を緩和していると共に、段差による躓きを防止し、ゴミの掃き出しを容易にしている。また、床見切材34で断熱パネル23の小口を覆っていることから、小口面からの熱損失を防止でき、小口面からの湿気等の侵入を防ぎ、断熱パネル23の劣化を防止することができる。
図23,24は、本発明の窓の第12実施形態を示している。本実施形態は、窓開口部11の内周面と室内側面に跨ってクロス35が貼ってあるクロス納まりの場合の実施形態である。この場合には、見込寸法の小さい見切材7a,7bを窓開口部11の内周側面から樹脂プレート19の厚み分だけ内周側に突出するように既存壁2の室内側に取付け、既存の外窓10の枠のアングル20から見切材7a,7bまでの範囲に樹脂プレート19を取付けている。カバー材9a,9bは、外周側の見込面カバー部13のふかし枠8a,8bの室外側面から室外側に突出する部分が邪魔になるため、この突出部分を切除する。突出部分を切除しやすいように、見込面カバー部13に折り取り線を設けておき、突出部分を簡単に折り取りできるようにしてもよい。また、折り取り線に沿ってカッター等で簡単に切除することもできる。
上述のように、見切材7a,7bを用いることにより、既存額縁6a,6bのないクロス納まりの場合であっても、既存壁2の室内側に断熱パネル3を追加するリフォームが行える。図示の例では内窓1を設けていないが、内窓1を設けることも可能であり、その場合には図12,13に示すように、見切材7a,7bを内窓1の枠4の分だけ内周側にずらして取付ければよい。
以上に述べたように、本発明は様々な窓に対して、壁、床、額縁も含めてリフォームが行え、これにより断熱性と意匠性を向上できるものである。本発明の窓は、内窓1を設ける場合と、内窓1を設けない場合の何れにも対応でき、またテラス窓の場合については、既設床材22上に断熱パネル23及び新設床材24を設ける場合と、新設床材24のみを設ける場合、両方とも設けない場合の何れにも対応でき、施工主の求めに応じて断熱性のグレードを適宜選択することができる。内窓1を設ける場合、内窓1を含めて本発明の窓が構成されることは言うまでもない。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。外窓10及び内窓1の窓種は任意であり、引き違い窓に限らず、開き窓やすべり出し窓等であってもよい。内窓1は、樹脂サッシが好ましいが、アルミサッシや木製サッシであってもよい。見切材7a,7b(ふかし枠8a,8b及びカバー材9a,9b)の断面形状や材質は、適宜変更することができる。額縁には、柱や敷居、鴨居など、窓開口部の内周部に設けられる全ての部材が含まれる。既存額縁の内周側を被覆する被覆材は、樹脂プレートの他、木質シートや断熱性を有するフィルム材等でもよい。小口キャップ17のカバー材9bへの取付けは、ネジ止めではなく、嵌め込みにより固定して、施工性を向上させるようにしてもよい。小口キャップ17の外れを防止するため、カバー材9bの中空部の室外側の壁面に孔を形成し、小口キャップ17に爪を形成して、孔に爪を係合させて固定する構造にしてもよく、孔と爪が外側から見えないので、意匠性も良好である。また、現場でカバー材9bを切断する場合もあるので、カバー材9bの孔を長手方向にわたって複数形成し、切断しても爪と係合する孔が存在するようにしておけばよい。
1 内窓
2 既存壁
3 断熱パネル(壁)
3a 断熱パネルの小口
4 内窓の枠
4b 内窓の下枠
5a 外障子
5b 内障子
6a,6b 既存額縁
7a,7b 見切材
8a,8b ふかし枠
9a,9b カバー材(樹脂カバー材)
10 外窓
11 窓開口部
13 見込面カバー部
14 見付面カバー部
19 樹脂プレート(被覆材)
22 既設床材
23 断熱パネル(床)
24 新設床材
25 高さ調整材
27 新設床材の切り欠き
28 アングル
29 小口キャップ
32 隙間塞ぎ部

Claims (3)

  1. 見切材と、既存壁の室内側に設けた断熱パネルを備え、見切材は、ふかし枠と、ふかし枠の室内側に取付けたカバー材とからなり、カバー材は、見込面カバー部と見付面カバー部とを有し、見込面カバー部はふかし枠の外周をカバーすると共に、ふかし枠の室外側端部よりも室外側に突出する突出部を有しており、突出部が断熱パネルの小口と既存額縁との間に位置しており、断熱パネルの小口が見込面カバー部に当接又は近接していることを特徴とする窓。
  2. 見切材と、既存壁の室内側に設けた断熱パネルと、内窓を備え、内窓は見切材及び断熱パネルとは別体に形成したものであり、見切材は、ふかし枠と、ふかし枠と別体に形成してふかし枠の室内側に取付けたカバー材とからなり、カバー材は、見込面カバー部と見付面カバー部とを有し、内窓は既存額縁とふかし枠の内周側内にふかし枠の室内側にはみ出さないように取付けてあり、見付面カバー部は、ふかし枠の室内側と内窓の枠の室内側を覆っていることを特徴とする窓。
  3. 見切材と、既存壁の室内側に設けた断熱パネルを備え、見切材は、ふかし枠と、ふかし枠の室内側に取付けたカバー材とからなり、カバー材は、見込面カバー部と見付面カバー部とを有し、内窓を設ける場合は、見付面カバー部の内周縁が内窓の枠の内周縁と略一致するようにふかし枠を既存額縁の室内側面に取付け、内窓を設けない場合は、見付面カバー部の内周縁が既存額縁の内周縁又は既存額縁の内周面に設けた被覆材の内周縁と略一致するようにふかし枠を既存額縁の室内側面に取付けることを特徴とする窓の製造方法
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