JP2001002322A - ボビン搬送装置 - Google Patents

ボビン搬送装置

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Publication number
JP2001002322A
JP2001002322A JP11176206A JP17620699A JP2001002322A JP 2001002322 A JP2001002322 A JP 2001002322A JP 11176206 A JP11176206 A JP 11176206A JP 17620699 A JP17620699 A JP 17620699A JP 2001002322 A JP2001002322 A JP 2001002322A
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JP
Japan
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bobbin
pallet
pallets
entrance
wire rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP11176206A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Tanaka
庄三 田中
Yuzo Terashita
雄三 寺下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIYAZAKI IRON WORKS Ltd
Original Assignee
MIYAZAKI IRON WORKS Ltd
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Publication date
Application filed by MIYAZAKI IRON WORKS Ltd filed Critical MIYAZAKI IRON WORKS Ltd
Priority to JP11176206A priority Critical patent/JP2001002322A/ja
Publication of JP2001002322A publication Critical patent/JP2001002322A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送してきたボビンの交換を効率的に行う。 【解決手段】 回転するテーブル13に、移動自在な複
数のパレット14を定位置に設ける。各パレット14に
空ボビン11を載せ、係合体24でパレット14を移動
しないように保持する。テーブル13を回転させて、線
材巻取機10の出入口12にパレット14が対向する位
置で停止させる。係合体24による係合を解除してか
ら、シリンダ30により連結ピン31を前進させてパレ
ット14の連結片32に係合する。連結ピン31を後退
させてパレット14を出入口12から搬入する。線材巻
取終了後、満巻きボビン11を元の位置に戻す。テーブ
ル13を回転させて、同様に次のボビン11の搬出入を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線材巻取機、撚線
機等の線材処理装置に対してボビンを搬入および搬出し
て、ボビンの交換を行うためのボビン搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の線材撚合機に対してボビンの交換
を行うためのボビン搬送装置を図4、5に示す。線材撚
合機1に対して空ボビン搬送用のコンベヤ2と満巻きボ
ビン搬送用のコンベヤ3とが平行に配置され、両コンベ
ヤ2、3の間にボビン4を線材撚合機1の出入口5から
出し入れするテーブル6が設けられ、各コンベヤ2、3
とテーブル6との間でボビン4を移送する移送装置7を
備えている。
【0003】そして、複数の空ボビン4が一方のコンベ
ヤ2に載置されて順に搬送され、空ボビン4が端までく
ると、移送装置7によってコンベヤ2上から持ち上げら
れて横に移動され、テーブル6上に移し変えられる。こ
のテーブル6を線材撚合機1内に移動させて、空ボビン
4に線材を巻き取る。巻取終了後、テーブル6を外に移
動させ、満巻きボビン4を移送装置7によってテーブル
6から他方のコンベヤ3に移し変えて、満巻きボビン4
は搬出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のボビン搬送装置
では、ボビンを搬出入するために2本のコンベヤが設け
られており、広い設置スペースが必要となる。しかも、
線材撚合機の出入口は1つであるので、各コンベヤから
直接出入口にボビンを搬送することができず、ボビンを
両コンベヤと出入口に設けられたテーブルとの間で移し
変えなければならず、ボビンの交換に時間を要する。
【0005】そこで、本発明は、上記に鑑み、効率よく
ボビンの交換を行える、スペースの取らないボビン搬送
装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段では、回転自在なテーブルに、ボビンを載置する複数
の移動自在なパレットが設けられ、パレットはテーブル
上の定位置に保持体により係合されて保持されており、
パレットが線材処理装置に対向するようにテーブルを回
転させて、パレットをテーブルと線材処理装置の出入口
との間で出し入れするものである。
【0007】これによって、ボビンはテーブルから線材
処理装置に搬入され、処理後そのボビンはテーブル上の
元の位置に搬出されるので、少ない移動回数でボビンを
効率よく交換することができる。
【0008】このとき、パレットを容易に移動できるよ
うにするために、テーブルの上面にローラ、コンベヤ等
の移動体を設けておき、さらにテーブルの上面と出入口
を同一高さにしておくと、スムーズな移動を行える。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態のボビン搬送
装置は、図1、2に示すように、線材巻取機10に対し
て空ボビン11を搬入して、巻取り終了後満巻きボビン
11を搬出するものであり、線材巻取機10の出入口1
2に近接して回転自在な円形のテーブル13が設けら
れ、テーブル13にボビン11を載置する4個のパレッ
ト14が移動自在に設けられている。そして、テーブル
13の下面には車輪15が取り付けられ、モータ16に
よって駆動される駆動ローラ17がテーブル13の側面
に当接して、回転手段が構成され、テーブル13を中心
軸周りに回転させる。
【0010】パレット14には、ボビン11を位置決め
するための位置決め片18およびストッパ19が設けら
れている。位置決め片18は、ボビン11のフランジ2
0を挿入する溝18aを有しており、パレット14にボ
ビン11を載せたとき軸方向の位置決めがされる。スト
ッパ19は、ボビン11のフランジ20に当接して、転
がらないようにしてパレット14上での移動を規制して
いる。
【0011】テーブル13の上面には、パレット14を
移動可能にするためにローラ21が設けられている。ロ
ーラ21は、平行に2列配置され、パレット14を半径
方向に移動させる。さらに、パレット14を真っ直ぐ移
動させるために、一対のガイド22がローラ21と平行
に設けられている。ところで、テーブル13の上面は床
面より高い位置にあるので、ボビン11をパレット14
に載せるための傾斜台23がテーブル13に近接して設
けられている。なお、テーブル13の上面が床面と同一
高さになるようにテーブル13が設置されていれば、傾
斜台23を設けなくてよい。
【0012】また、テーブル13上でパレット14が移
動しないように、各パレット14を定位置に保持する係
合体24が設けられている。係合体24は、テーブル1
3の上面に支軸25を介して揺動自在に支持されてお
り、その一端がパレット14の端部に形成された孔26
に係合される。これにより、テーブル13の回転中にテ
ーブル13からの脱落を防止できる。
【0013】各係合体24の他端にはカム27がそれぞ
れ当接しており、カム27はソレノイド、モータ等によ
って作動される。このカム27の作動により、係合体2
4の他端が押し下げられ、一端が上昇して、パレット1
4の係合が解除される。なお、係合体24は、ばねによ
って孔26に係合するように付勢されている。
【0014】そして、線材巻取機10の出入口12は、
テーブル13に対向して配されており、テーブル13の
上面と同一高さとされ、テーブル13のローラ21から
連続するように一対のローラ28が設けられ、またパレ
ット14を案内する一対のガイド29も設けられ、パレ
ット14はスムーズにかつ位置ずれすることなく移動可
能とされる。出入口12にはシリンダ30が設けられ、
シリンダ30に取り付けられた連結ピン31が出入口1
2に沿って移動自在とされ、パレット14の下面には、
連結ピン31に係合する連結片32が設けられる。これ
らのシリンダ30、連結ピン31、連結片32によっ
て、出入口12とテーブル13との間でパレット14を
出し入れするための移送手段が構成される。なお、パレ
ット14をチャックにより把持して、移動させてもよ
い。
【0015】次に、ボビン交換の手順を説明する。テー
ブル13には空のパレット14が係合体24に保持され
て載っており、パレット14が傾斜台23に対向する位
置にテーブル13は停止している。まず、作業者が傾斜
台23を利用して空ボビン11を転がして、位置決め片
18に空ボビン11のフランジ20を合わせてパレット
14に載せる。テーブル13を回転させ、同じ作業を繰
り返して各パレット14に順に空ボビン11を載せてい
く。テーブル13の回転位置は位置センサによって検出
されており、所定位置で停止するようにモータ16は制
御される。すなわち、パレット14が傾斜台23と対向
するとき、出入口12とパレット14も対向するように
なっている。
【0016】そして、テーブル13から線材巻取機10
に空ボビン11を搬入するには、カム27を作動させ
て、パレット14から係合体24の係合を解除し、パレ
ット14を移動可能にする。出入口12にパレット14
は対向しているので、シリンダ30を作動させて、連結
ピン31をパレット14の連結片32に係合するように
前進させる。その後、連結ピン31を後退させると、ロ
ーラ21、28上をパレット14が移動してテーブル1
3から出入口12に搬入される。
【0017】パレット14に載せられた空ボビン11は
線材巻取機10内にセットされて、線材が巻取られる。
巻取り終了後、満巻きされたボビン11はパレット14
に戻され、連結ピン31の前進により、テーブル13上
に搬出される。なお、この間に、満巻きボビン11が載
せられたパレット14が傾斜台23に対向する位置にあ
る場合には、満巻きボビン11をパレット14から取り
出しておき、空ボビン11を載せておくとよい。
【0018】満巻きボビン11がテーブル13上に搬出
されると、テーブル13を回転させて、次の空ボビン1
1を出入口12のところにきたときに停止させる。上記
の動作を順次自動的に繰り返して行う。このように、テ
ーブル13に空ボビン11を載せて、満巻きボビン11
を取り出す以外の動作は全て自動制御にて行われ、テー
ブル13と線材巻取機10との間でボビン11が自動交
換される。ここで、テーブル13に対してボビン11の
搬出入を行う装置を設ければ、ボビン11の完全自動交
換を行える。
【0019】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多く
の修正および変更を加え得ることは勿論である。例え
ば、テーブルに保持するパレットは4個に限るものでは
ない。図3に示すようにパレットを5個にしてもよく、
このときには傾斜台の位置をパレットの配置に合わせて
変更しておく。
【0020】また、上記のボビン搬送装置は、撚線機、
線材集合機といった線材処理装置に適用してもよく、線
材供給機にも適用でき、満巻きボビンが線材処理装置に
搬入され、空ボビンが搬出される。
【0021】また、移送手段として、パレットを移動さ
せるローラをモータによって回転駆動してもよく、ロー
ラを正逆回転させることによりパレットを搬出入でき
る。他の移送手段として、テーブルにシリンダを設け、
このシリンダに係合体を取り付けて、シリンダの伸縮に
より係合体を出入口に対して移動させ、パレットを搬出
入させる。
【0022】また、係合体を揺動させて係合を解除する
手段として、テーブルに対して移動しないように固定さ
れたカムを設け、出入口に対応したカムの一部に凸部を
形成しておく。カムに係合体の他端を摺接させ、テーブ
ルの回転によってボビンが出入口にきたとき、係合体は
カムの凸部に当接して揺動され、パレットから離れて係
合が解除され、パレットが移動可能となる。ボビンの交
換後、テーブルを回転させると係合体はカムの凸部から
離れて揺動し、パレットに係合される。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、回転するテーブルを用いることにより、ボビン
を搬送してきた位置でボビンを出し入れすることができ
る。そのため、従来のように2本のコンベヤが必要でな
くなり、スペースが少なくてすむ。しかも、テーブル上
の定位置から直接出し入れできるので、ボビンを別の位
置に移し変える必要がなく、交換作業を短縮でき、移し
変える装置も不要となり、大幅なコストダウンを図れ
る。
【0024】また、ボビンはパレットに位置決めされて
載置されたまま搬送されることになり、ボビン交換中の
取り扱いが容易となり、交換作業を楽になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のボビン搬送装置の平面図
【図2】同じく正面図
【図3】他の実施形態のテーブルの平面図
【図4】従来のボビン搬送装置の平面図
【図5】同じく正面図
【符号の説明】
10 線材巻取機 11 ボビン 12 出入口 13 テーブル 14 パレット 21 ローラ 24 係合体 27 カム 30 シリンダ 31 連結ピン 32 連結片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線材処理装置に対してボビンの搬出入を
    行うボビン搬送装置であって、回転自在なテーブルと、
    ボビンを載置する複数の移動自在なパレットと、該パレ
    ットを前記テーブル上の定位置に保持する係合体と、前
    記パレットを前記テーブルと線材処理装置との間で出し
    入れする移送手段と、前記パレットが線材処理装置に対
    向するように前記テーブルを回転させる回転手段とが設
    けられたことを特徴とするボビン搬送装置。
  2. 【請求項2】 テーブルの上面に、パレットを線材処理
    装置の出入口に対して移動させるための移動体が設けら
    れたことを特徴とする請求項1記載のボビン搬送装置。
JP11176206A 1999-06-23 1999-06-23 ボビン搬送装置 Pending JP2001002322A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11176206A JP2001002322A (ja) 1999-06-23 1999-06-23 ボビン搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11176206A JP2001002322A (ja) 1999-06-23 1999-06-23 ボビン搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001002322A true JP2001002322A (ja) 2001-01-09

Family

ID=16009488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11176206A Pending JP2001002322A (ja) 1999-06-23 1999-06-23 ボビン搬送装置

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JP (1) JP2001002322A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111153282A (zh) * 2019-12-24 2020-05-15 浙江银汇高纤材料股份有限公司 一种平移式纱管取料机构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111153282A (zh) * 2019-12-24 2020-05-15 浙江银汇高纤材料股份有限公司 一种平移式纱管取料机构

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