JP2759648B2 - 瓦合わせに重なった新聞、雑誌等の印刷物を処理する装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、瓦合わせに重なった新聞、雑誌等の印刷物
を処理する装置に関する。 （従来の技術・発明が解決しようとする課題） 現在の輪転機およびこの後に連結する処理装置の高い
作動速度において、完成した巻体（巻物）の空の巻心と
の交換または空の巻心の新しい巻体との交換を頻繁に行
わなくてもよいようにするために、巻心に可能な限り多
くの印刷物を巻取ることは公知である（たとえばスイス
国特許第559,691号明細書および同第642,602号明細書参
照）。このような巻き体はきわめて大きくて重く、取扱
いが容易ではない。 スイス国特許第559,691号明細書には、円筒状の巻心
に、直径が印刷物の巻取りによって形成される巻体の直
径より大きい円板状の側板を設けることが提案されてい
る。この側板は、巻心と該巻心に巻取った印刷物の転動
を可能にする転動輪として形成されている。巻付けをし
た巻心は巻取りステーションから個々に中間保管部に案
内する。この場合巻体は、その搬送路の少なくとも一部
を傾斜面に沿って転動する。しかしこの巻体の搬送のた
めには、トロリーコンベヤまたはチェーンコンベヤも用
いる。 また大きく重い巻体を、この目的のために特別に構成
した搬送手段によって、巻取ステーションおよび巻戻し
ステーションと中間保管部との間を搬送することも公知
である（公開国際特許出願第W085/01279号）。 本発明は、印刷物を簡単に処理することができるとと
もに特に従来よりも僅かな費用で取扱うことができる印
刷物の処理装置を提供することを目的としている。 （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本発明は特許請求の範囲
第１項に記載の特徴部分の構成を有している。 特に、その主構成を挙げると、 （ａ）巻き取り位置で円筒巻心をほぼ水平な軸線の回り
に回転させ、瓦合わせに重なった印刷物を緊張した巻ベ
ルトとともに巻き取って巻体を形成するための巻取ステ
ーションと、 （ｂ）巻体が第１ベース上でほぼ水平な軸線に沿って互
いに隣接して連なって配置される載置ステーションと、 （ｃ）互いにほぼ直角をなして配置された２つの支持体
を有し、該支持体が一緒にほぼ水平な旋回軸の回りに90
°旋回できる傾倒装置と、 （ｄ）傾倒装置の一方の支持体は、旋回する前に巻体が
載置された前記第１ベースを水平位置に受け止めかつ移
動可能に保持するように構成され、他方の支持体は、前
記一方の支持体と共に前記旋回軸の回りに90°旋回した
後に、前記複数の巻体を載置された前記第１ベースか
ら、運搬可能な空の第２ベース上に引き取るために、垂
直状態で空の前記第２ベースを受け入れかつ移動可能に
保持するように構成されていること、 （ｅ）第１ベースを移動して、載置ステーションから傾
倒装置に運ぶための第１搬送装置と、 （ｆ）傾倒装置の旋回動作の後に、第２ベース上にほぼ
垂直方向に伸びる軸線に沿って積み重ね状態で載置され
た複数の巻体とともに第２ベースを搬出するための第２
搬送装置とを備えていることである。 （作用） 本発明の構成によれば、巻取りの際、巻取りステーシ
ョンで巻取られた巻体を載置ステーションの第１ベース
上に、巻体の軸線に沿って水平に互いに隣接して連なる
形で載置される。そして、この第１ベースを第１搬送装
置によって傾倒装置に移動すると、傾倒装置の一方の支
持体が第１ベースを水平位置に受け止めかつ保持する。 次に、傾倒装置が水平な軸線回りに90°旋回すると、
傾倒装置の他方の支持体に垂直状態で収納されていた空
の第２ベースが水平位置となり、その上に複数の巻体を
積み重ね状態で受け入れる。このため、公知の第２搬送
装置によって、複数の巻体を積重ね状態で載置した第２
ベースを別の保管場所に容易に移動できる。 このようにして、本発明の処理装置によれば、複数の
巻体の搬出及び搬入作業が容易に、かつ短時間に行え
る。 （実施例） 次に図面に基づいて、本発明の実施例を詳細に説明す
る。 第１図と第２図には、巻取部（巻き取り位置）２を規
定する支軸３を備えた巻取ステーション１が示してあ
る。 この支軸３は、円筒状の巻心４を、ほぼ水平方向にの
びる軸線4aの周りに回転駆動可能に支持するためのもの
である。さらに巻ベルト７の保持（貯蔵）巻枠６のため
の支軸５が設けられている。この保持巻枠６には制動機
構８が作用している。巻ベルト７は駆動ロール９を介し
て案内され、揺動体として形成したベルトコンベヤ10の
上面を、巻ベルト７を連結した巻心４までのびている。 第１図に搬送方向をＡで示したベルトコンベヤ10は、
駆動ロール９の回転軸線と同心の軸線の周りに揺動可能
に支持されている。駆動ロール９とベルトコンベヤ10
は、巻取伝動装置12を介して巻心４を矢印Ｂの方向に駆
動する駆動モーター11により駆動される。ベルトコンベ
ヤ10の前には、巻取るべき印刷物14を瓦合せに重なった
形成物Ｓの形で供給する供給コンベヤ13が接続されてい
る。 巻取ステーション１は、さらに、巻取部２に隣接して
設置したマガジン（載置ステーション）15を備えてい
る。このマガジンには、「ローラーコンベヤ（第１搬送
装置）17上に支持した移動可能なパレット（第１ベー
ス）16が含まれている。18は、このローラーコンベヤ17
の駆動装置である。ローラーコンベヤの搬送方向Ｃは、
完成した巻体Ｗのマガジン15までの転動方向Ｄにほぼ直
交するようにのびている。巻取部２は、僅かに傾斜した
転動面を構成するローラーコンベヤ19を介してパレット
16に連結されている。 供給コンベヤ13から供給される瓦合せに重なった形成
物Ｓは、緊張状態の巻ベルト７と一緒に、印刷物14の平
坦面側が巻心４に対向する状態で、既述のように矢印Ｂ
の方向に駆動される巻心４に巻取られる。この巻心４に
おける瓦合せに重なった形成物Ｓと巻ベルト７との巻取
りは、基本的には、スイス国特許第642,602号明細書お
よびこれに対応する米国特許第4,438,618号明細書に記
載の方式で行われる。 巻体Ｗの形成後、該巻体は巻取部２から矢印Ｄの方向
にマガジン15まで転動させる。この場合、この巻体Ｗは
最も外側の巻き位置の印刷物14、すなわちその外周部が
ローラーコンベヤ19上に載る。完成した巻体Ｗはパレッ
ト16に達し、ここで外周部を介して支持される。巻体Ｗ
はストッパ用の保持バー20,21によって、パレット16か
ら転出が防止される。 巻取部２が開放されたら直ちに、新しい巻心をセット
するとともに該巻心に新しい巻ベルト７を連結すること
ができる。これにより巻取ステーション１は新しい巻体
を形成可能にする。 完成した巻体Ｗがパレット16上に転動すると、パレッ
トが矢印Ｃの方向に移動する。最新の巻体、すなわち巻
体W₄は、その前に形成された巻体、すなわち巻体W₃に並
列する。これにより同じ大きさの四つの巻体W₁，W₂，
W₃，W₄が、平坦な側面を互いに対面させて並列し、互い
に一線に並ぶ巻心の軸線4aは実質上水平方向にのびる形
になる。 一杯に積載したパレット16は、ローラーコンベヤ17に
よって、第３図と第４図に示す傾倒装置22まで移送され
る。この傾倒装置22は互いにほぼ直交する二つの支持体
（支持部材）23,24を有している。各支持体23,24は間隔
をおいて互いに平行に設置した二つの支持アーム25,26;
27,28からなっている。これらの支持アーム25,26,27,28
は、旋回軸線29aを規定する共通の旋回軸29に取付けら
れている。旋回軸29は軸受30,31に支持されているとと
もに、旋回軸29の回転をつかさどる駆動装置32に連結さ
れている。 ローラーコンベヤ17によって送られる荷積みのパレッ
ト16は、該パレット16が支持体23の支持アーム25,26上
に位置する状態になる。ほぼ垂直方向にのびる支持体24
の支持アーム27,28には、前もって、移動可能な空のパ
レット（第２ベース）33が設置されている。この空のパ
レットには、パレット16上の巻体の一つ、すなわち巻体
W₁の露出した側面部が当接する状態になる。 傾倒装置22は駆動装置32によって、水平方向にのびる
旋回軸29aの周りを矢印Ｅ（第３図）の方向に90°傾倒
する。この際予め並設されている巻体W₁・・・W₄は、第
３図に示すように、垂直方向にのびる縦軸線4aに関して
やぐら状に積重なる状態になる。また巻体W₁・・・W₄は
パレット33上に載る。これにより保持バー20,21を有す
る第２のパレット16は退去させて、次の使用に供するこ
とができる。 パレット33にやぐら状に積んだ巻体W₁・・・W₄は、手
動リフトラックやフォークリフトのような慣用の積替え
手段（第２搬送装置）によって簡単に移送して、たとえ
ば中間保管部に保管することができる。この場合、保管
スペースの節減を可能にするために、荷積みパレット33
を二つ以上積重ねることができる。積重ねた巻体W₁・・
・W₄からなる相当重いやぐら状の構造はきわめて安定し
ており、取扱いの際に簡単には崩壊しない。 巻取った印刷物14をさらに処理するために、荷積みの
パレット33は中間保管部から（または巻取ステーション
から直接）、第５図と第６図に詳細を示すとともに構造
も機能も第３図と第４図に示す傾倒装置22に対応する傾
倒装置34に移送する。この傾倒装置34もほぼ直交して設
置した二つの支持体35,36を有している。各支持体35,36
は互いに間隔をおいて平行にのびる二つの支持アーム3
7,38;39,40によって形成されている。支持アーム37,38,
39,40は、水平な旋回軸線41aを規定する共通の旋回軸41
に固定されている。旋回軸41は軸受42,43に支持されて
いるとともに、旋回軸41と一緒に支持アーム37,38,39,4
0を回転させる機能を持つ駆動装置44に連結されてい
る。 積重ねた巻体W₁・・・W₄を有する荷積みパレット33
は、支持体36の支持アーム39,40がパレット33に当接す
るように、傾倒装置34に接近させる。第５図に示すよう
に、垂直方向にのびる支持体35の支持アーム37,38に
は、前もってパレット45が設置されている。 駆動装置44の始動によって、傾倒装置34は矢印下（第
５図）の方向に90°傾倒する。この際積重なっている同
一の大きさの巻体W₁・・・W₄は、互いに並列する状態、
すなわち互いに一線に並ぶ縦軸線4aが最初と同じように
再び水平方向にのびる状態になる。このように並列した
巻体W₁・・・W₄はその外周部がパレット45上に載る。こ
の巻体W₁・・・W₄のパレット45からの転出は保持バー4
6,47によって防止される。 ローラーコンベヤ48上に載置されている荷積みのパレ
ット45は、ローラーコンベヤ48上を、第７図と第８図に
示した巻戻しステーション49まで移送される。 この巻戻しステーション49は第１図と第２図に示した
巻取ステーションと酷似しており、巻戻し部50を規定す
る支軸51を有している。この支軸は巻体Ｗを実質上水平
な軸線4aの周りに回転可能に支持するためのものであ
る。また巻ベルト７の受容巻枠53の支軸52が設けられて
いる。巻ベルトは駆動モータ55によって駆動される駆動
ロール54を介して誘導されている。駆動モータ55は巻取
伝動装置56を介して、受容巻枠53を矢印Ｇの方向に回転
する。さらに駆動モータ55は、第７図に搬送方向をＨで
示した、揺動体として形成のベルトコンベヤ57も駆動す
る。ベルトコンベヤ57は、駆動ロール54の回転軸線と重
なる軸線の周りに揺動可能に支持されている。また巻心
４に作用する制動機構58も設けられている。ベルトコン
ベヤ57の後には搬出コンベヤ59が接続されている。 巻戻し部（巻戻し位置）50に隣接してマガジン60が設
置されており、このマガジンには巻き戻すべき巻体W₁・
・・W₄を積載したパレット45が移送される。マガジン60
は僅かに傾斜した転動面を構成するローラーコンベヤ61
によって、巻戻し部50と連結されている。 荷積みのパレット45を傾倒装置34からマガジン60まで
移送するために、ローラーコンベヤ48は駆動装置62によ
って矢印Ｉの方向に駆動される。 巻戻すべき巻体Ｗは、第７図と第１図に巻体W₄で示す
ように、ローラーコンベヤ61を介して、パレット45から
矢印Ｋの方向に巻戻し部50まで転動する。駆動ロール54
の駆動によって、巻ベルト７と巻取られている印刷物14
が一緒に巻体W₄から巻戻され、ベルトコンベヤ57と搬出
コンベヤ59を介して搬送される。巻戻された巻ベルト７
は受容巻枠53上に巻取られる。矢印Ｌ（第７図）の方向
に回転する巻体W₄は、制動機構58によって軽く制動され
る。この巻体Ｗからの印刷物14の巻戻しは、基本的に
は、スイス国特許第649,062号明細書、またはこれに対
応する米国特許第4,438,618号明細書に記載の方法で行
われる。 巻体、たとえば巻体W₄のすべての物品が巻戻されると
直ちに、空の巻心４が巻戻し部50から退去する。この点
は巻ベルト７を巻取った受容巻枠53にもあてはまる。こ
の間にパレット45は矢印Ｉの方向に移動し、次の巻体W₃
をローラーコンベヤ61と整合する状態にする。この巻体
W₃は受容されたら直ちに、巻戻し部50に向って転動させ
ることができる。巻体W₃の巻ベルト７を受容巻枠53に連
結した後、この巻体W₃の印刷物14の巻戻しを始めること
ができる。このようにして残りの巻体W₂，W₁も順次巻戻
し部50に転動して巻戻される。 （発明の効果） 本発明の装置は、載置ステーションに置かれた第１ベ
ース上に横方向に隣接して載置された巻体を、第１ベー
スごと傾倒装置に移動できて、順次90°旋回させて第２
ベース上に巻体を積み重ねてこれを移動することができ
るので、多数の巻取り装置に対して傾倒装置は１つあれ
ば良く、かつ完成した巻体を自由に任意の場所に移動す
ることができる。 したがって、第１ベースから第２ベースに複数の巻体
を移し替えることにより、水平位置に並んだ巻体を垂直
位置に積重ね状態に載置できるので、搬送を容易に行え
るとともに保管場所のスペースを有効に利用でき、しか
も巻体が転がらないので保管を安全確実に行うことがで
きる。

【図面の簡単な説明】 第１図および第２図は、巻取ステーションの側面図およ
び平面図、 第３図および第４図は、巻取ステーションを離れる複数
の巻体を同時に傾倒させる傾倒装置の側面図および平面
図、 第５図および第６図は、巻戻しステーションに移送する
複数の巻体を同時に傾倒させる傾倒装置の側面図および
平面図、 第７図および第８図は、巻戻しステーションの側面図お
よび平面図である。 １……巻取ステーション ２……巻取部（巻き取り位置） ４……巻心 4a……軸線 ７……巻ベルト 14……印刷物 15……マガジン（載置ステーション） 16……パレット（第１ベース） 17……第１搬送装置 19……転動面 22……傾倒装置 23,24……支持体 29a……旋回軸 33……パレット（第２ベース） Ｓ……瓦合せに重なった形成物 Ｗ……巻体

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−197117（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−133043（ＪＰ，Ａ) 特開 昭48−38260（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−224933（ＪＰ，Ａ) 特開 昭53−51371（ＪＰ，Ａ) 実開 昭50−101538（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭54−158829（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭47−51699（ＪＰ，Ｂ１) 特公 昭48−34986（ＪＰ，Ｂ１)

Claims (1)

1. (57)【特許請求の範囲】 １．瓦合わせに重なった形成物（Ｓ）として供給する新
   聞、雑誌等の印刷物（14）を処理する装置であって、 巻き取り位置（２）で円筒巻心（４）をほぼ水平な軸線
   （4a）の回りに回転させ、前記形成物（Ｓ）を緊張した
   巻ベルト（７）とともに巻き取って巻体（W₁・・・W₄）
   を形成するための巻取ステーション（１）と、 前記巻き取り位置（２）に形成された複数のほぼ均等な
   大きさの巻体（W₁・・・W₄）が載置される移動可能な第
   １ベース（16）を有し、前記巻体（W₁・・・W₄）が第１
   ベース（16）上でほぼ水平な軸線（4a）に沿って互いに
   隣接して連なって配置される載置ステーション（15）
   と、 互いにほぼ直角をなして配置された２つの支持体（23,2
   4）を有し、該支持体が一緒にほぼ水平な旋回軸線（29
   a）の回りに90°旋回できる傾倒装置（22）とを備えて
   おり、 前記傾倒装置（22）の一方の支持体（23）は、旋回する
   前に巻体が載置された前記第１ベース（16）を水平位置
   に受け止めかつ移動可能に保持するように構成され、他
   方の支持体（24）は、前記一方の支持体（23）と共に前
   記旋回軸の回りに90°旋回した後に、前記複数の巻体を
   載置された前記第１ベース（16）から、運搬可能な空の
   第２ベース（33）上に引き取るために、垂直状態で空の
   前記第２ベース（33）を受け入れかつ移動可能に保持す
   るように構成され、 さらに、 第１ベース（16）を移動して、載置ステーション（15）
   から傾倒装置（22）に運ぶための第１搬送装置（17）
   と、 傾倒装置（22）の旋回動作の後に、第２ベース（33）上
   にほぼ垂直方向に伸びる軸線（4a）に沿って積み重ね状
   態で載置された複数の巻体（W₁・・・W₄）とともに第２
   ベース（33）を搬出するための第２搬送装置とを備えて
   いることを特徴とする印刷物の処理装置。 ２．載置ステーション（15）は、巻取り位置（２）に隣
   接して配置され、かつ完成した巻体（W₁・・・W₄）が巻
   取り位置（２）から第１ベース（16）上に転動できるよ
   うに、転動面（19）によって連結されていることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項に記載の装置。 ３．載置ステーション（15）は、第１ベース（16）上に
   ほぼ所定幅の複数の巻体（W₁・・・W₄）がこの巻体の軸
   線（4a）の方向に載置されるように、前記第１ベース
   （16）を変位させる駆動装置（18）が設けられているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項または第２項に記
   載の装置。 ４．第１搬送装置（17）は、駆動可能な転動面によって
   形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   ないし第３項のいずれかに記載の装置。 ５．２つの支持体（23,24）は、各々２つの支持アーム
   （25,26;27,28）を有し、このアームは互いに離れて平
   行に配置され、これらのアーム上にはパレットとして構
   成される第１または第２のベース（16,33）が配置され
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第
   ４項のいずれかに記載の装置。 ６．第１ベース（16）は、巻体（W₁・・・W₄）の軸方向
   に平行に伸びるストッパ用の保持バー（20,21）を有し
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第
   ５項のいずれかに記載の装置。