JP3200818B2 - ラップ製品処理装置 - Google Patents
ラップ製品処理装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装用フィルム例えば
長尺もののラップその他シート類をボビンに巻き取って
ロール状にしたラップ製品の荷積や出荷取扱その他加工
作業のために用いられる移載処理装置に関するものであ
る。
長尺もののラップその他シート類をボビンに巻き取って
ロール状にしたラップ製品の荷積や出荷取扱その他加工
作業のために用いられる移載処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ロール状のラップ製品では、フィ
ルムの巻き取り量或いはフィルム巾の大小差によっても
異なるが、かなりの重量があって横置きすると転がって
取扱いにくく、例えば、巻取機より出されてくるラップ
製品のロール両端面の不揃いを切除して成形仕上げした
り、出荷するためパレット上に直立状態に荷積して取扱
うことが行われている。
ルムの巻き取り量或いはフィルム巾の大小差によっても
異なるが、かなりの重量があって横置きすると転がって
取扱いにくく、例えば、巻取機より出されてくるラップ
製品のロール両端面の不揃いを切除して成形仕上げした
り、出荷するためパレット上に直立状態に荷積して取扱
うことが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のカッ
ティング成形作業、その他の取扱作業では人手によって
ロール製品を取扱,整列,搬送しなければならず、煩雑
で手間と労力がかかり、しかも業務用ラップ製品では巻
量が多く大重量となっていて、重労働となって作業性も
遅れるなど満足できるものではなかった。本発明は、こ
れら従来の欠点を適確に排除しようとするもので、ラッ
プ製品をパレット上の集積セクションへ供給する取扱い
作業を自動化し、製品を取出して整列搬送する作業時間
も大幅に短縮化でき、安全性の高い移載処理作業が可能
なラップ製品処理装置を提供しようとするものである。
ティング成形作業、その他の取扱作業では人手によって
ロール製品を取扱,整列,搬送しなければならず、煩雑
で手間と労力がかかり、しかも業務用ラップ製品では巻
量が多く大重量となっていて、重労働となって作業性も
遅れるなど満足できるものではなかった。本発明は、こ
れら従来の欠点を適確に排除しようとするもので、ラッ
プ製品をパレット上の集積セクションへ供給する取扱い
作業を自動化し、製品を取出して整列搬送する作業時間
も大幅に短縮化でき、安全性の高い移載処理作業が可能
なラップ製品処理装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、フィルム状の
ラップをボビンに巻装したラップ製品を複数水平状態に
載置整列して順次移送するコンベアと、該コンベアに接
続対設されるラップ製品計量コンベアと、計量済みラッ
プ製品を直立状態にして載置送出する反転機構を持ち、
前記計量コンベアの計量検出によって正逆回転する振り
分け分配コンベアとを備え、該分配コンベアで振り分け
られたラップ製品をそれぞれ整列移送する二系列の搬送
コンベアと、各搬送コンベア上のラップ製品のボビン内
に印字部を嵌入してボビン内周に表記する印字転写機構
を設けると共に、搬送整列されたラップ製品を脱着しう
るクランプ軸を複数有する移載機構と、この移載機構で
移送されるラップ製品を重積載置されるパレットを配備
した台車を昇降自在に設けたリフタと、該パレット上に
重積されるラップ製品上下間に仕切板を挿入する仕切板
供給機構とを設けたものである。
ラップをボビンに巻装したラップ製品を複数水平状態に
載置整列して順次移送するコンベアと、該コンベアに接
続対設されるラップ製品計量コンベアと、計量済みラッ
プ製品を直立状態にして載置送出する反転機構を持ち、
前記計量コンベアの計量検出によって正逆回転する振り
分け分配コンベアとを備え、該分配コンベアで振り分け
られたラップ製品をそれぞれ整列移送する二系列の搬送
コンベアと、各搬送コンベア上のラップ製品のボビン内
に印字部を嵌入してボビン内周に表記する印字転写機構
を設けると共に、搬送整列されたラップ製品を脱着しう
るクランプ軸を複数有する移載機構と、この移載機構で
移送されるラップ製品を重積載置されるパレットを配備
した台車を昇降自在に設けたリフタと、該パレット上に
重積されるラップ製品上下間に仕切板を挿入する仕切板
供給機構とを設けたものである。
【0005】
【作用】ラップ巻取機より転がり出てくるラップ製品
が、コンベア上に水平状態に載置され、ボビン軸方向に
順次移送されて計量コンベア上に押し込まれると、ロー
ドセルで重量検出し、或る設定値のものは一方に、また
別の設定値のものは他方に振り分けられるように分配コ
ンベアを正逆回転させるが、分配コンベアに移送される
前に前記設定値以外のものは取り除かれ、また、計量後
のラップ製品を反転機構で計量コンベア上の水平状態し
たから垂直状態に起立させ、分配コンベア上に移し換え
てから該分配コンベアを所定方向に作動させるので、フ
ィルム巾の大きいものは一方の搬送コンベアへ、フィル
ム巾の小さいものは他方の搬送コンベアに振り分けられ
て搬送される。次いで、ラップ製品の搬送過程で印字転
写機構の印字部を固定保持したラップ製品のボビン内に
嵌挿して引き出し印字すると共に、一列に搬送されてく
るラップ製品の複数本をクランプ軸でグリップして持ち
上げ、パレット上に一列分として移載し順次二列以下を
移載する作業を繰り返し、パレット上に一杯となってか
らリフタでパレットを降下し仕切り板を載せ、該仕切板
上にラップ製品を積み重ねていき直立状態で多数載置す
る荷積をして、次の成形仕上工程に台車で搬送取扱える
もので、ラップ製品の自動取扱いを効率よく行うことが
できるものである。
が、コンベア上に水平状態に載置され、ボビン軸方向に
順次移送されて計量コンベア上に押し込まれると、ロー
ドセルで重量検出し、或る設定値のものは一方に、また
別の設定値のものは他方に振り分けられるように分配コ
ンベアを正逆回転させるが、分配コンベアに移送される
前に前記設定値以外のものは取り除かれ、また、計量後
のラップ製品を反転機構で計量コンベア上の水平状態し
たから垂直状態に起立させ、分配コンベア上に移し換え
てから該分配コンベアを所定方向に作動させるので、フ
ィルム巾の大きいものは一方の搬送コンベアへ、フィル
ム巾の小さいものは他方の搬送コンベアに振り分けられ
て搬送される。次いで、ラップ製品の搬送過程で印字転
写機構の印字部を固定保持したラップ製品のボビン内に
嵌挿して引き出し印字すると共に、一列に搬送されてく
るラップ製品の複数本をクランプ軸でグリップして持ち
上げ、パレット上に一列分として移載し順次二列以下を
移載する作業を繰り返し、パレット上に一杯となってか
らリフタでパレットを降下し仕切り板を載せ、該仕切板
上にラップ製品を積み重ねていき直立状態で多数載置す
る荷積をして、次の成形仕上工程に台車で搬送取扱える
もので、ラップ製品の自動取扱いを効率よく行うことが
できるものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例では、図1乃至図3に示すよ
うに、巻取機でフィルム状のラップをボビンに巻装した
ラップ製品Aを複数水平状態に載置整列して順次移送す
るコンベア1と、該コンベア1に接続対設されるラップ
製品計量コンベア2と、計量済みラップ製品を直立状態
にして載置送出する反転機構3を持ち、前記計量コンベ
ア2の計量検出によって正逆回転する振り分け分配コン
ベア4とを備え、該分配コンベア4で振り分けられたラ
ップ製品をそれぞれ整列移送する二系列の搬送コンベア
5,5と、各搬送コンベア5上のラップ製品Aのボビン
内に印字部を嵌入してボビン内周に表記する印字転写機
構6を設けると共に、搬送整列されたラップ製品Aを脱
着しうるクランプ軸7を複数有する移載機構8と、この
移載機構8で移送されるラップ製品Aを重積載置される
パレット9を配備した台車10を昇降自在に設けたリフ
タ11と、該パレット9上に重積されるラップ製品上下
間に仕切板Bを挿入する仕切板供給機構12とを設けて
ラップ製品処理装置としてある。
うに、巻取機でフィルム状のラップをボビンに巻装した
ラップ製品Aを複数水平状態に載置整列して順次移送す
るコンベア1と、該コンベア1に接続対設されるラップ
製品計量コンベア2と、計量済みラップ製品を直立状態
にして載置送出する反転機構3を持ち、前記計量コンベ
ア2の計量検出によって正逆回転する振り分け分配コン
ベア4とを備え、該分配コンベア4で振り分けられたラ
ップ製品をそれぞれ整列移送する二系列の搬送コンベア
5,5と、各搬送コンベア5上のラップ製品Aのボビン
内に印字部を嵌入してボビン内周に表記する印字転写機
構6を設けると共に、搬送整列されたラップ製品Aを脱
着しうるクランプ軸7を複数有する移載機構8と、この
移載機構8で移送されるラップ製品Aを重積載置される
パレット9を配備した台車10を昇降自在に設けたリフ
タ11と、該パレット9上に重積されるラップ製品上下
間に仕切板Bを挿入する仕切板供給機構12とを設けて
ラップ製品処理装置としてある。
【0007】前記計量コンベア2としては、重量センサ
のロードセル20を備えたものであって、該ロードセル
20の検出信号で前記分配コンベア4の駆動モータ41
の正逆回転操作機構を制御するものであって、この分配
コンベア4は、図4及び図5のように、前記計量コンベ
ア2との接続コンベア30と直交する方向に略L形フレ
ーム31に備えたものであって、枢支軸32で旋回自在
に支承され、該枢支軸32をアーム34でシリンダ33
に連結して回動させ、接続コンベア30上に水平状態で
載置されるラップ製品Aを垂直状態で分配コンベア4上
に起立させ送出するもので、回動停止位置にそれぞれス
トッパ35,36を突没自在に備えてある。
のロードセル20を備えたものであって、該ロードセル
20の検出信号で前記分配コンベア4の駆動モータ41
の正逆回転操作機構を制御するものであって、この分配
コンベア4は、図4及び図5のように、前記計量コンベ
ア2との接続コンベア30と直交する方向に略L形フレ
ーム31に備えたものであって、枢支軸32で旋回自在
に支承され、該枢支軸32をアーム34でシリンダ33
に連結して回動させ、接続コンベア30上に水平状態で
載置されるラップ製品Aを垂直状態で分配コンベア4上
に起立させ送出するもので、回動停止位置にそれぞれス
トッパ35,36を突没自在に備えてある。
【0008】また、前記搬送コンベア5上に設けられた
印字転写機構6は、図6乃至図8の如く前記搬送コンベ
ア5上のラップ製品を挟持するクランプ部60を一対接
離自在に対設しシリンダ61に連結し、かつ支柱63の
レール62にスライダ64で昇降自在に設けシリンダ6
5に連結してラップ製品Aの大小に対応するようにして
あると共に、さらに、図9及び図10のように、先端に
印字ローラ66とインクロール67とからなる印字部を
アーム68で枢着し、リンクを介してシリンダ69で前
記クランプ部60,60間に保持されるラップボビンA
1 の内周に接触させるようにし、かつ、これら印字部を
取付けたブラケット70をシリンダ71の作動部で昇降
自在に設け、印字部をボビンA1 内に往復走行して印字
転写できるようにしてある。
印字転写機構6は、図6乃至図8の如く前記搬送コンベ
ア5上のラップ製品を挟持するクランプ部60を一対接
離自在に対設しシリンダ61に連結し、かつ支柱63の
レール62にスライダ64で昇降自在に設けシリンダ6
5に連結してラップ製品Aの大小に対応するようにして
あると共に、さらに、図9及び図10のように、先端に
印字ローラ66とインクロール67とからなる印字部を
アーム68で枢着し、リンクを介してシリンダ69で前
記クランプ部60,60間に保持されるラップボビンA
1 の内周に接触させるようにし、かつ、これら印字部を
取付けたブラケット70をシリンダ71の作動部で昇降
自在に設け、印字部をボビンA1 内に往復走行して印字
転写できるようにしてある。
【0009】前記移載機構8としては、フレーム80上
のレール81に摺動自在に備えたスライダ82と、該ス
ライダ82にシリンダ83で昇降自在に設けたプレート
72と、該プレート72に間隔をおいて配列した複数の
クランプ軸7とからなり、各クランプ軸7に膨縮自在の
気襄体73を給気源に連絡配備すると共に、前記スライ
ダ82にラップ製品Aを載置移動できる中継コンベア8
4を備え、該中継コンベア84を前記搬送コンベア5上
の印字済ラップ製品を上昇移動させるリフタ85に対設
してラップ製品を受け渡し搬送するようにしてある。
(図11乃至図14)そして、この移載機構8で移送さ
れるラップ製品Aを重積載置されるパレット9を配備し
た台車10は、昇降自在に設けたリフタ11に配備さ
れ、一列に搬送されてくる中継コンベア84上のラップ
製品の複数本をクランプ軸でグリップして持ち上げパレ
ット9上に一列分として移載し、順次二列以下を移載す
る作業を繰り返し、パレット9上に一杯となってからリ
フタ11でパレット9を降下し、仕切板Bを載せ、該仕
切板上にラップ製品を積み重ねていく多段荷積ができる
ようにしてある。
のレール81に摺動自在に備えたスライダ82と、該ス
ライダ82にシリンダ83で昇降自在に設けたプレート
72と、該プレート72に間隔をおいて配列した複数の
クランプ軸7とからなり、各クランプ軸7に膨縮自在の
気襄体73を給気源に連絡配備すると共に、前記スライ
ダ82にラップ製品Aを載置移動できる中継コンベア8
4を備え、該中継コンベア84を前記搬送コンベア5上
の印字済ラップ製品を上昇移動させるリフタ85に対設
してラップ製品を受け渡し搬送するようにしてある。
(図11乃至図14)そして、この移載機構8で移送さ
れるラップ製品Aを重積載置されるパレット9を配備し
た台車10は、昇降自在に設けたリフタ11に配備さ
れ、一列に搬送されてくる中継コンベア84上のラップ
製品の複数本をクランプ軸でグリップして持ち上げパレ
ット9上に一列分として移載し、順次二列以下を移載す
る作業を繰り返し、パレット9上に一杯となってからリ
フタ11でパレット9を降下し、仕切板Bを載せ、該仕
切板上にラップ製品を積み重ねていく多段荷積ができる
ようにしてある。
【0010】なお、前記スライダ82は、可逆転モータ
86で回転するネジ軸87に連結されて往復走行できる
ようになっていて、またクランプ軸7は一列に5本設け
てあるが、中心のものは固定で両側配列のものは位置調
整ができるようにモータ74で回転するネジ軸75に螺
合したスライダ76で配列間隔が変えられるようになっ
ている。(図13乃至図17)
86で回転するネジ軸87に連結されて往復走行できる
ようになっていて、またクランプ軸7は一列に5本設け
てあるが、中心のものは固定で両側配列のものは位置調
整ができるようにモータ74で回転するネジ軸75に螺
合したスライダ76で配列間隔が変えられるようになっ
ている。(図13乃至図17)
【0011】前記パレット9上に重積されるラップ製品
上下間には、荷崩れ防止のために仕切板Bが挿入される
が、この仕切板供給機構12としては、図18乃至図2
0に示すように、吸盤パッド21を取付アーム22でサ
ポート23に設け、該サポート23をシリンダ24に連
結して昇降自在に支枠体25に装備し、この支枠体25
を架台26上に摺動自在に設け、該支枠体25をブロッ
ク27でネジ軸28に連結してモータでネジ軸28を回
転させ、支枠体25を往復動するように構成し、ラップ
製品A上に仕切板Bを介在配備できるようにしてある。
上下間には、荷崩れ防止のために仕切板Bが挿入される
が、この仕切板供給機構12としては、図18乃至図2
0に示すように、吸盤パッド21を取付アーム22でサ
ポート23に設け、該サポート23をシリンダ24に連
結して昇降自在に支枠体25に装備し、この支枠体25
を架台26上に摺動自在に設け、該支枠体25をブロッ
ク27でネジ軸28に連結してモータでネジ軸28を回
転させ、支枠体25を往復動するように構成し、ラップ
製品A上に仕切板Bを介在配備できるようにしてある。
【0012】図中、13は、ガイド板でコンベア1の両
側に傾斜して設けられる。14はコンベア駆動部、15
は方向変換コンベア、16は基台、17は支柱である。
側に傾斜して設けられる。14はコンベア駆動部、15
は方向変換コンベア、16は基台、17は支柱である。
【0013】
【発明の効果】本発明は、ラップ製品を複数水平状態に
載置整列して順次移送するコンベアと、該コンベアに接
続対設されるラップ製品計量コンベアと、計量済みラッ
プ製品を直立状態にして載置送出する反転機構を持ち、
前記計量コンベアの計量検出によって正逆回転する振り
分け分配コンベアとを備え、該分配コンベアで振り分け
られたラップ製品をそれぞれ整列移送する二系列の搬送
コンベアと、各搬送コンベア上のラップ製品のボビン内
に印字部を嵌入してボビン内周に表記する印字転写機構
を設けると共に、搬送整列されたラップ製品を脱着しう
るクランプ軸を複数有する移載機構と、この移載機構で
移送されるラップ製品を重積載置されるパレットを配備
した台車を昇降自在に設けたリフタと、該パレット上に
重積されるラップ製品上下間に仕切板を挿入する仕切板
供給機構とを設けたことにより、集積すべきラップ製品
の整理整頓や配列搬送作業が人手を要することなく自動
的に行ない得て、ラップ製品の加工作業や取扱いを支障
なく能率的にでき、しかも所定間隔をあけて載置と整列
調整や姿勢変換も容易で安定した形態での搬送とが可能
で異なるサイズのラップ製品の取扱作業の簡便化と信頼
性をも著しく向上することができるもので、かつラップ
製品をパレット上の集積セクションへ供給する取扱い作
業を自動化し、製品を取出して整列搬送する作業時間も
大幅に短縮化でき、安全性の高い移載処理作業ができ
る。
載置整列して順次移送するコンベアと、該コンベアに接
続対設されるラップ製品計量コンベアと、計量済みラッ
プ製品を直立状態にして載置送出する反転機構を持ち、
前記計量コンベアの計量検出によって正逆回転する振り
分け分配コンベアとを備え、該分配コンベアで振り分け
られたラップ製品をそれぞれ整列移送する二系列の搬送
コンベアと、各搬送コンベア上のラップ製品のボビン内
に印字部を嵌入してボビン内周に表記する印字転写機構
を設けると共に、搬送整列されたラップ製品を脱着しう
るクランプ軸を複数有する移載機構と、この移載機構で
移送されるラップ製品を重積載置されるパレットを配備
した台車を昇降自在に設けたリフタと、該パレット上に
重積されるラップ製品上下間に仕切板を挿入する仕切板
供給機構とを設けたことにより、集積すべきラップ製品
の整理整頓や配列搬送作業が人手を要することなく自動
的に行ない得て、ラップ製品の加工作業や取扱いを支障
なく能率的にでき、しかも所定間隔をあけて載置と整列
調整や姿勢変換も容易で安定した形態での搬送とが可能
で異なるサイズのラップ製品の取扱作業の簡便化と信頼
性をも著しく向上することができるもので、かつラップ
製品をパレット上の集積セクションへ供給する取扱い作
業を自動化し、製品を取出して整列搬送する作業時間も
大幅に短縮化でき、安全性の高い移載処理作業ができ
る。
【図1】本発明の実施例を示す系統平面図である。
【図2】図1の例の一部の側面図である。
【図3】図1の例の一部の拡大平面図である。
【図4】分配コンベアの側面図である。
【図5】図4の例の正面図である。
【図6】印字転写機構のクランプ部の側面図である。
【図7】図6の例の平面図である。
【図8】図6の例の使用状態の正面図である。
【図9】印字転写機構の印字部の平面図である。
【図10】図9の例の側面図である。
【図11】図1の例の移載機構を示す側面図である。
【図12】図11の例の正面図である。
【図13】図11の例の一部の拡大側面図である。
【図14】図13の例の平面図である。
【図15】図14のB−B線における拡大縦断面図であ
る。
る。
【図16】図15のC−C線における平面図である。
【図17】図16のD−D線における正面図である。
【図18】図11の例の仕切板供給機構の拡大側面図で
ある。
ある。
【図19】図18の例の平面図である。
【図20】図19のE−E線における縦断面図である。
A ラップ製品 B 仕切板 1 コンベア 2 計量コンベア 3 反転機構 4 分配コンベア 5 搬送コンベア 6 印字転写機構 7 クランプ軸 8 移載機構 9 パレット 10 台車 11 リフタ 12 仕切板供給機構 20 ロードセル 30 接続コンベア 31 フレーム 32 枢支軸 33 シリンダ 60 クランプ部 61 シリンダ 66 印字ローラ 67 インクロール 69 シリンダ 72 プレート 73 気襄体 82 スライダ 83 シリンダ 84 中継コンベア 85 リフタ
フロントページの続き (72)発明者 平林 明夫 埼玉県大宮市吉野町1−406−1 信越 ポリマー株式会社東京工場内 (56)参考文献 特開 昭54−77743(JP,A) 特開 昭62−78005(JP,A) 特開 昭63−218824(JP,A) 特開 平1−299123(JP,A) 実開 平2−26033(JP,U) 実開 昭57−126425(JP,U) 実開 昭63−135154(JP,U) 実開 昭63−144927(JP,U) 実開 平2−100678(JP,U) 実開 昭53−32762(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 57/03 B65G 57/20 B07C 5/16 - 5/32
Claims (6)
- 【請求項1】 フィルム状のラップをボビンに巻装した
ラップ製品を複数水平状態に載置整列して順次移送する
コンベアと、該コンベアに接続対設されるラップ製品計
量コンベアと、計量済みラップ製品を直立状態にして載
置送出する反転機構を持ち、前記計量コンベアの計量検
出によって正逆回転する振り分け分配コンベアとを備
え、該分配コンベアで振り分けられたラップ製品をそれ
ぞれ整列移送する二系列の搬送コンベアと、各搬送コン
ベア上のラップ製品のボビン内に印字部を嵌入してボビ
ン内周に表記する印字転写機構を設けると共に、搬送整
列されたラップ製品を脱着しうるクランプ軸を複数有す
る移載機構と、この移載機構で移送されるラップ製品を
重積載置されるパレットを配備した台車を昇降自在に設
けたリフタと、該パレット上に重積されるラップ製品上
下間に仕切板を挿入する仕切板供給機構とを設けたこと
を特徴とするラップ製品処理装置。 - 【請求項2】 前記計量コンベアが、ロードセルを備え
たものであって、該ロードセルの検出信号で前記分配コ
ンベアの駆動モータの正逆回転操作機構を制御するもの
である請求項1記載のラップ製品処理装置。 - 【請求項3】 前記分配コンベアが、前記計量コンベア
と直交する方向に略L形フレームに備えたものであっ
て、枢支軸で旋回自在に支承され、起伏作動させるシリ
ンダでコンベア上の水平状態のラップ製品を垂直状態で
分配コンベア上に起立させ送出するものである請求項1
または2記載のラップ製品処理装置。 - 【請求項4】 前記印字転写機構が、前記搬送コンベア
上のラップ製品を挟持するクランプ部を備え、先端に印
字ローラとインクロールとを有する印字部を前記クラン
プ部の中心に位置するラップボビンの内周に接触して走
行させる昇降作動部を配備した請求項1,2または3記
載のラップ製品処理装置。 - 【請求項5】 前記移載機構が、フレーム上に摺動自在
に備えたスライダと、該スライダに昇降自在に設けたプ
レートと、該プレートに間隔をおいて配列した複数のク
ランプ軸とからなり、各クランプ軸に膨縮自在の気襄体
を給気源に連絡配備したものである請求項1,2,3ま
たは4記載のラップ製品処理装置。 - 【請求項6】 前記移載機構が、前記搬送コンベア上の
印字済ラップ製品を上昇移動させるリフタと、該リフタ
上のラップ製品を受け渡し搬送する中継コンベアとから
なる搬送路上に配備されている請求項5記載のラップ製
品処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11766293A JP3200818B2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | ラップ製品処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11766293A JP3200818B2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | ラップ製品処理装置 |
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