JP2001122437A - パレット・ダンボール投入設備 - Google Patents

パレット・ダンボール投入設備

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JP2001122437A
JP2001122437A JP30382099A JP30382099A JP2001122437A JP 2001122437 A JP2001122437 A JP 2001122437A JP 30382099 A JP30382099 A JP 30382099A JP 30382099 A JP30382099 A JP 30382099A JP 2001122437 A JP2001122437 A JP 2001122437A
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pallet
cardboard
sheet
corrugated board
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JP30382099A
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Masataka Ichikawa
正隆 市川
Kazuhisa Takamiya
一久 高宮
Akiteru Takiguchi
明昭 瀧口
Shiro Taguchi
史朗 田口
Yorio Yanagihara
偉男 柳原
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Nippon Steel Corp
Sankyu Inc
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Nippon Steel Corp
Sankyu Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間で、シートに疵が付きにくい、パレ
ットだけでなく、ダンボールあるいは保護板もシートパ
イリング装置に投入することができるパレット・ダンボ
ール投入設備の提供。 【解決手段】コイルから切断されたシートSを搬送する
コンベア1の終端に設置されたシートパイリング装置2
の上部に、ダンボールDを支持し、支持されたダンボー
ルDをシートパイリング装置2に投入するダンボール投
入装置3と、パレットPを支持し、支持されたパレット
Pをシートパイリング装置2に投入するパレット投入装
置4と、シートパイリング装置2の近くに、ダンボール
Dを吸着するダンボール吸着用パッド8及びパレットP
を把持するパレット把持用フック9を備えたハンド7を
アーム6の先端に有するロボット5とを備えたパレット
・ダンボール投入設備。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属コイルから切
断されたシートをパレット上に積み重ねていくシートパ
イリング装置にパレット及びダンボールを投入するパレ
ット・ダンボール投入設備に関する。
【0002】
【従来の技術】金属板の切板塗装ラインや切板を搬送し
積載するライン、例えば、ブリキのラインでは、ブリキ
のコイルから切断されたブリキシートをコンベアで搬送
し、コンベアの端に配置されたシートパイリング装置に
投入し、パレット(「木台」ともいう。)の上に所定枚
数積み重ねた後、シートパイリング装置から取り出し梱
包している。シートパイリング装置には、ブリキシート
を投入する前に予めパレット、ダンボール、保護板が順
に投入されている。
【0003】図7はブリキシートをパレット上に積み重
ねた状態を示す図で、パレットの上に梱包のためのダン
ボールを載せ、その上に投入されるブリキシートへの疵
入りを防止するための保護板を載せた後、シャーライン
のコンベアで搬送されてくるブリキシートを落下させ、
所定枚数積み重ねた後、ダンボールを載せ、シートパイ
リング装置から取り出し梱包している。
【0004】シートパイリング装置へのパレット、ダン
ボール、保護板の投入は、オペレータが手作業で行って
いたが、これらの作業は、一旦作業が開始されると、中
断のない連続した危険性を伴う過酷な重筋作業となって
いた。そこで、重筋作業をなくすため、例えば、特開昭
51−42261号公報には、パレットを人手をかける
ことなく角柱状ボックスからシートパイリング装置に装
入するパレット投入装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
パレット投入装置は、パレットを角柱状ボックスからパ
レットをシートパイリング装置に投入するのみで、ダン
ボールあるいは保護板を投入することができないという
欠点がある。
【0006】また、パレット、ダンボール、保護板の投
入時にはブリキシートの供給を停止する必要があり、そ
の停止時間はその時間内に供給するはずのブリキシート
が別ラインに送られ規格を下げた低ランクの別出荷品と
なることから短時間であることが求められている。
【0007】そこで、本発明は、パレットだけでなく、
ダンボールあるいは保護板もシートパイリング装置に投
入することができ、しかも投入時間が短時間で済むパレ
ット・ダンボール投入設備を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のパレット・ダン
ボール投入設備は、コイルから切断されたシートを搬送
するコンベアの終端に設置されたシートパイリング装置
にパレット及びダンボールを投入するパレット・ダンボ
ール投入設備において、シートパイリング装置の上部
に、ダンボールを支持し、支持されたダンボールをシー
トパイリング装置に投入するダンボール投入装置と、パ
レットを支持し、支持されたパレットをシートパイリン
グ装置に投入するパレット投入装置と、シートパイリン
グ装置の近くに、ダンボールを吸着するダンボール吸着
用パッド及びパレットを把持するパレット把持用フック
を備えたハンドをアームの先端に有するロボットとを備
えたことを特徴とする。
【0009】また、前記構成において、ダンボール投入
装置の下方に、前後左右のそれぞれに移動可能にシート
のガイドを設けるとともに、ガイドの移動距離を測定す
るスケールシリンダを設け、測定した移動距離からシー
トのサイズ及び中心位置を演算する演算装置を備えても
よい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明のパレット・ダンボ
ール投入設備の配置図である。コイルから切断されたシ
ートSを搬送するコンベア1の終端には、コンベア1か
ら落下するシートSを積み重ねるシートパイリング装置
2が設置されている。コンベア1の終端手前上部にはシ
ートSの在荷を確認する図示しないセンサーを設けてい
る。
【0011】シートパイリング装置2の上部には、シー
トパイリング装置2にダンボールDを投入するダンボー
ル投入装置3、その上にシートパイリング装置2にパレ
ットPを投入するパレット投入装置4が設置されてい
る。
【0012】シートパイリング装置2の近くには、パレ
ット、ダンボール、保護板を搬送する4軸ロボット5が
配置されている。ダンボールDは、ダンボールストッカ
ー10から4軸ロボット5のアーム6に取り付けられた
ハンド7のダンボール吸着用パッド8で吸着され、4軸
ロボット5の搬送動作によりダンボール投入装置3へ供
給される。パレットPは、パレットストッカー11から
4軸ロボット5のハンド7のパレット把持用フック9で
保持され、4軸ロボット5の搬送動作によりパレット投
入装置4へ供給される。
【0013】図2は本発明を構成する4軸ロボットのハ
ンドの概略図である。
【0014】4軸ロボット5の回転自在の軸12には上
下動自在のアーム6が枢着され、アーム6の先端には、
ハンド7が水平状態を維持できるように回転及び揺動自
在に設けられている。ハンド7は4軸ロボットの動作に
より任意の位置に移動可能となっている。
【0015】ハンド7には、ダンボールDを真空により
吸着する複数のダンボール吸着用パッド8が間隔をおい
て設けられ、ダンボールDの大きさに応じてダンボール
吸着用パッド8が選択できるようになっている。また、
パレットPの四箇所をそれぞれ下から保持するL字形の
パレット把持用フック9が対向して設けられ、対向する
パレット支持用フック9は互いに接近あるいは離れる方
向に移動可能となっている。対向するパレット把持用フ
ック9が互いに接近することによりパレットPを支持
し、支持したパレットPはパレット支持用フック9を離
れる方向に移動させることにより、落下させることがで
きる。
【0016】パレット支持用フック9は、バネで垂直に
なるように付勢されており、ヘッドの7両端に退避する
ために移動する際、当て棒13によって下方から徐々に
押し上げられて、ダンボール吸着用パッド8より上方に
押し上げられて、ダンボール吸着用パッド8に吸着する
ダンボールDに干渉しないようになっている。
【0017】図3は本発明を構成するダンボール投入装
置及びパレット投入装置の配置図、図4(a)はダンボ
ール投入装置の平面図、(b)は同正面図、図5(a)
はパレット投入装置の正面図、(b)は同平面図であ
る。
【0018】図3において、シートパイリング装置2の
上部には、ダンボールDの両側を支持し、その後投入す
るダンボール投入装置3、その上にパレットPの両側を
支持し、その後投入するパレット投入装置4が設置され
ている。ダンボール投入装置3の下方の前後左右には、
投入されるシートを案内するガイド13が設けられ、ガ
イドはオペレータが移動させて縦方向及び横方向の長さ
を調整する。
【0019】図4において、ダンボール投入装置3は、
エアシリンダ14のピストンロッドの先端に固定された
金具15が一対の回転リンク16の一端に設けられた長
孔17にピン18を介して枢着され、回転リンク16の
他端はリンクサポート19に回動自在に枢着されてい
る。
【0020】それぞれの回転リンク16の先端には棒材
からなるダンボール受け20が固定されている。ピスト
ンロッドを前進させると、リンクサポート19に枢着さ
れた点を回転軸として回転リンク16が回転し、回転リ
ンク16に固定されているダンボール受け20が閉じた
状態から外側に開くように回転する。この動作により、
ダンボール受け20に支持されていたダンボールがシー
トパイリング装置2に落下する。
【0021】図5において、パレット投入装置4は、エ
アシリンダ21のピストンロッドの先端にL字型のパレ
ット受け22が固定されている。パレット受け22を前
進させることによりパレットを受け、逆にパレット受け
22を後退させることにより、パレット受け22に支持
されていたパレットをシートパイリング装置2に投入す
る。パレット受け22はパレットとの接触面積をなるべ
く小さくし、さらに接触面の摩擦抵抗をなるべく小さく
し、パレット受け22を後退する際はその後退速度をな
るべく早くすることで、パレットの片側が先に落下し、
斜めに落ちることを防止できる。このことは、ダンボー
ル投入装置3のダンボール受け20にも同様のことがい
える。また、ダンボール投入装置3とパレット投入装置
4とはパレット下面とダンボール上面がある程度(3セ
ンチ程度)隙間が開くような位置関係にあることが好ま
しい。そうすることで、投入の際にダンボール又はブリ
キシートに無用な疵が入ることを防止できる。
【0022】図6はガイドによるシートサイズ及び中心
位置認識の説明図である。
【0023】ダンボール投入装置3の下方の前後左右に
設けられているガイド13は、オペレータが投入される
シートに合わせて調整する。調整後、前後(左右)のス
ケールシリンダ23でガイド13に接触するまでのそれ
ぞれの距離を測定する。測定結果は、演算装置により入
力され、ガイドが全開の距離から前後(左右)の接触し
た距離を差し引いた値によりシートのサイズを演算し、
このデータにより吸着に使用するダンボール吸着用パッ
ド8のパターンを制御することができる。
【0024】また、前側(左側)スケールシリンダ23
がガイド13に接触した距離と後側(右側)スケールシ
リンダ23がガイド23に接触した距離の差の値の1/
2が中心からのズレとなるので、差の値をロボット5に
入力することによりシートSの中心位置が演算装置で演
算されるため、シートSのサイズに関係なくシートSの
中心へロボット5のハンド7を移動させることが可能と
なる。
【0025】次に本発明のパレット・ダンボール投入設
備の使用方法について説明する。
【0026】ダンボールDをダンボールストッカー10
から4軸ロボット5のハンド7のダンボール吸着用パッ
ド8で吸着し、4軸ロボット5によりダンボール投入装
置3へ供給する。ダンボール投入装置3では、ピストン
ロッドが後退し、ダンボール受け20が閉じた状態で待
っているので、供給されたダンボールDはダンボール受
け20に支持される。
【0027】次いで、パレットPをパレットストッカー
11から4軸ロボット5のハンド7のパレット支持用フ
ック9で支持し、4軸ロボット5の回転によりパレット
投入装置4へ供給する。パレット投入装置4では、パレ
ット受け22を前進させることによりパレットを受け
る。次いで、再びダンボールDをダンボールストッカー
10から4軸ロボット5のハンド7のダンボール吸着用
パッド8で吸着し、パレット供給装置4に載せられたパ
レットPの上に載せる。
【0028】その後、シートパイリング装置2にシート
Sが所定枚数積み重ねられ、シートSの供給が止まった
ことをコンベア1の終端手前上部に設けられたセンサー
で確認すると、ダンボール投入装置3及びパレット投入
装置4は同時に作動し、下から、ダンボール、パレッ
ト、ダンボールの順になったものを一度に同時に落下さ
せる。落下が終了すると、再びシートSの供給が開始
し、シートパイリング装置2内のパレットP、ダンボー
ルDの上にシートSが積み重ねられ始める。所定枚数達
したシートSの取り出しは、現在積み重ね中のシートS
を戴置したパレットPを一時的に保持し、その下のダン
ボールD及びシートS及びパレットPを分離し、取り出
し包装のラインに送る。その間に、シートパイリング装
置2にシートSの供給は続き、パレット・ダンボール供
給装置において、ダンボールD又はパレットPのダンボ
ール投入装置3又はパレット投入装置4への供給が行わ
れる。
【0029】
【発明の効果】本発明のパレット・ダンボール投入設備
によれば、人手によることなく、パレットだけでなく、
ダンボールあるいは保護板もシートパイリング装置に投
入することができる。
【0030】さらに、シート供給の停止時間を極めて短
時間(本実施例においては、2.5sec)とすること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパレット・ダンボール投入設備の配置
図である。
【図2】本発明を構成する4軸ロボットのハンドの概略
図である。
【図3】本発明を構成するダンボール投入装置及びパレ
ット投入装置の配置図である。
【図4】ダンボール投入装置を示す図である。
【図5】パレット投入装置を示す図である。
【図6】ガイドによるシートサイズ及び中心位置認識の
説明図である。
【図7】ブリキシートをパレット上に積み重ねた状態を
示す図である。
【符号の説明】
1:コンベア 2:シートパイリング装置 3:ダンボール投入装置 4:パレット投入装置 5:4軸ロボット 6:アーム 7:ハンド 8:ダンボール吸着用パッド 9:パレット把持用フック 10:ダンボールストッカー 11:パレットストッカー 12:軸 13:ガイド 14:エアシリンダ 15:金具 16:回転リンク 17:長孔 18:ピン 19:リンクサポート 20:ダンボール受け 21:エアシリンダ 22:パレット受け 23:スケールシリンダ D:ダンボール P:パレット S:シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀧口 明昭 福岡県北九州市八幡西区日吉台1丁目18− 1 (72)発明者 田口 史朗 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1−1 新日 本製鐵株式会社八幡製鐵所内 (72)発明者 柳原 偉男 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1−1 新日 本製鐵株式会社八幡製鐵所内 Fターム(参考) 3F050 AA04 AA09 BA07 BB02 BE12 LA15 LB05 LB10 3F054 AA01 AA07 AB01 AB03 AC09 BA02 BC05 BC08 BC14

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルから切断されたシートを搬送する
    コンベアの終端に設置されたシートパイリング装置にパ
    レット及びダンボールを投入するパレット・ダンボール
    投入設備において、 シートパイリング装置の上部に、ダンボールを支持し、
    支持されたダンボールをシートパイリング装置に投入す
    るダンボール投入装置と、 パレットを支持し、支持されたパレットをシートパイリ
    ング装置に投入するパレット投入装置と、 シートパイリング装置の近くに、ダンボールを吸着する
    ダンボール吸着用パッド及びパレットを把持するパレッ
    ト把持用フックを備えたハンドをアームの先端に有する
    ロボットとを備えたことを特徴とするパレット・ダンボ
    ール投入設備。
  2. 【請求項2】 ダンボール投入装置の下方に、前後左右
    のそれぞれに移動可能にシートのガイドを設けるととも
    に、ガイドの移動距離を測定するスケールシリンダを設
    け、測定した移動距離からシートのサイズ及び中心位置
    を演算する演算装置を備えたことを特徴とする請求項1
    記載のパレット・ダンボール投入設備。
JP30382099A 1999-10-26 1999-10-26 パレット・ダンボール投入設備 Withdrawn JP2001122437A (ja)

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Effective date: 20070109