JP2001001862A - シートベルト一体シート - Google Patents

シートベルト一体シート

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JP2001001862A JP11172968A JP17296899A JP2001001862A JP 2001001862 A JP2001001862 A JP 2001001862A JP 11172968 A JP11172968 A JP 11172968A JP 17296899 A JP17296899 A JP 17296899A JP 2001001862 A JP2001001862 A JP 2001001862A
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    • B60N2/68Seat frames
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    • B60R22/341Belt retractors, e.g. reels comprising energy-absorbing means
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートベルト一体シートでありながら、荷重
発生時にシートバックの前傾移動を抑制し、且つシート
スライドレール等の軽量小型化を可能とする。 【解決手段】 上下方向の縦フレーム27、29及び該
縦フレーム27、29相互間を結合する横フレーム3
1、33とからなるシートバックフレーム25と、緊急
ロック可能なシートベルトリトラクタ35と、シートベ
ルトリトラクタ35に巻き取り自在に結合されて係合具
23を備えたシートベルト5と、縦フレーム27に固定
され係合具23を係脱自在に係止する係止具21と、縦
フレーム27の上部27aに設けられシートベルトリト
ラクタ35からのシートベルトを折り返し支持する上部
支持部47とよりなり、シートベルト5から上部支持部
47に働く荷重を縦フレーム27の圧縮方向に伝達する
ようにシートベルトリトラクタ35及び上部支持部47
を配置したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートベルト装置
を一体に備えたシートベルト一体シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシートベルト一体シートとして
は、例えば実開昭53−115516号公報に記載され
た図17に示すようなものがある。この図17に示すも
のは、シート1にシートベルト装置3が一体に備えられ
たもので、シートベルト5の一端はシートバック7の上
部に設けられた図示しないショルダーアンカを介してシ
ートバック7の下方側へ引き回され、シートクッション
9の後方側下部に設けられた緊急ロック可能なシートベ
ルトリトラクタ(ELR)(図示せず)に繰り出し自在
に巻き取られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
シートベルト一体シート1にあっては、シートベルト5
のショルダーベルト5aに発生する荷重を、シートバッ
ク7を介してリクライニングデバイス11により回転ト
ルクとして支持する構成となっていたため、車両前面衝
突時のような場合、シートベルト5に過大な荷重が発生
するとリクライニングデバイス11に過大な回転トルク
が発生することになる。そして、このようなシートベル
ト一体シート1では、かかる過大な回転トルクをシート
スライドレール13を介して車体フロア15側へ確実に
分散させるようにするため、シートスライドレール13
等の肉厚を大幅に増大し、強度向上を図る必要があり、
シートスライドレール3等が大型化したり、重量増を招
くという問題があった。
【0004】これに対し、実開平5−76913号公報
に記載されたものでは、シートバック7にベルト5は支
持するが、ELRを後席ドアに内蔵する構成としてい
る。子の構成では、車両前面衝突のような場合に、シー
トベルトに発生した荷重を後席ドアに伝達することがで
き、上記問題を解決することはできるが、ベルト5の巻
き取り部であるELRが後席ドアに内蔵されているた
め、2ドア車の場合、後席に乗り込む際にベルトをその
都度はずさなければならないという問題があった。
【0005】一方、特開平10−85760号公報に記
載された図18,図19に示すものは、シートベルト5
に過大な荷重が発生したとき、シートベルト5のラップ
ベルト5bに発生する荷重をシートバック7に対し車両
後方側へ作用させることにより上記問題点を解決してい
る。
【0006】すなわち、図18,図19では、リクライ
ニング装置11の略中心を回転軸として車両前方へ延び
る第1のリンク17を設け、該第1のリンク17の中間
部とシートバック7とを回転自在に結合する第2のリン
ク19を設け、前記第1のリンク17の先端部にバック
ル21を取付け、該バックル21にラップベルト5bの
タング23を結合させている。
【0007】従って、図20のように、シートベルト5
に過大な荷重が発生すると、第1のリンク17がリクラ
イニング装置11の略中心を回転軸として後方上方へ回
動し、この回動によって第2のリンク19を介して荷重
をシートバック7に対し車両後方へ作用させることがで
き、上記問題を改善することができる。
【0008】しかしながら、かかる従来例では、リンク
17,19の長さや、乗員の腰部速度、更には乗員体格
やリクライニングの角度によってその効果が左右される
恐れがある。また、ELRがシートバック7の上部に配
置されているため、その質量による慣性力によって、衝
突の際、ショルダーベルト5aの支持ポイントが前方に
移動する可能性があり、また、第1のリンク17等の長
さによっては、乗員乗降の妨げになる恐れもある。
【0009】本発明は、特別なリンクを用いることな
く、シートベルトの発生荷重をシートバックで吸収する
ようにし、シートスライドレール等の大型化、重量増を
抑制することのできるシートベルト一体シートの提供を
課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、左右
に配置されて下部がシートクッションフレーム側にそれ
ぞれ結合された上下方向の縦フレーム、及び該縦フレー
ム相互間を結合する横フレームとからなるシートバック
フレームと、前記縦フレームの下部に取り付けられ緊急
ロック可能なシートベルトリトラクタと、一端が前記シ
ートベルトリトラクタに巻き取り自在に結合され、他端
が前記シートクッションフレーム側に固定され、且つ中
間に係合具を備えたシートベルトと、前記シートクッシ
ョンフレーム又は縦フレームの何れか一方に固定され前
記係合具を係脱自在に係止する係止具と、前記シートベ
ルトリトラクタが下部に取り付けられた縦フレームの上
部に設けられ前記シートベルトリトラクタからのシート
ベルトを折り返し支持する上部支持部とよりなり、前記
シートベルトから上部支持部に働く荷重を前記縦フレー
ムの圧縮方向に伝達するように前記シートベルトリトラ
クタ及び上部支持部を配置したことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載のシート
ベルト一体シートであって、前記縦フレームの中立軸よ
り離間すると共に、前記荷重が作用したとき引っ張り側
となり、且つ前記シートベルトリトラクタと上部支持部
との間で前記シートベルトの引き回しをずらす変換手段
を、前記縦フレームに設けたことを特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項2記載のシート
ベルト一体シートであって、前記変換手段は、前記縦フ
レームに設けられたローラであることを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項2記載のシート
ベルト一体シートであって、前記変換手段は、前記縦フ
レームに設けられたブラケットで構成したことを特徴と
する。
【0014】請求項5の発明は、請求項1〜3の何れか
に記載のシートベルト一体シートであって、前記シート
ベルトリトラクタの取り付けは、前記縦フレームの下部
に取り付けられた荷重伝達部材を介して行われたことを
特徴とする。
【0015】請求項6の発明は、請求項5記載のシート
ベルト一体シートであって、前記荷重伝達部材は、前記
縦フレームに締結具により締結して取り付けられたこと
を特徴とする。
【0016】請求項7の発明は、請求項5又は6記載の
シートベルト一体シートであって、前記荷重伝達部材
は、前記シートベルトリトラクタを固定する箱状に形成
されていることを特徴とする。
【0017】請求項8の発明は、請求項7記載のシート
ベルト一体シートであって、前記縦フレームは、最下部
に受け面を有し、該受け面に前記箱状の荷重伝達部材に
設けた当接部を突き当てたことを特徴とする。
【0018】請求項9の発明は、請求項7記載のシート
ベルト一体シートであって、前記縦フレームは、最下部
に縁部を有し、該縁部に前記箱状の荷重伝達部材に設け
た当接部を突き当てたことを特徴とする。
【0019】請求項10の発明は、請求項5〜7の何れ
かに記載のシートベルト一体シートであって、前記縦フ
レームは、下部に傾斜した傾斜受け面を有する中空状に
形成され、前記荷重伝達部材は、前記傾斜受け面に当接
する傾斜した傾斜当て面を有し、前記縦フレームの下部
に、前記荷重伝達部材を嵌合させて前記傾斜受け面に前
記傾斜当て面を突き当てたことを特徴とする。
【0020】
【発明の効果】請求項1の発明では、シートベルトから
上部支持部に働く荷重を縦フレームの軸方向に伝達する
ことができるから、車両衝突時の過大なベルトテンショ
ンをシートバックフレームに確実に吸収伝達しながらシ
ートバックの前方移動を抑制することができる。従っ
て、乗員の拘束性を大幅に向上することができると共
に、シートスライドレール側に伝達される荷重を抑制す
ることができ、シートスライドレール等の大型化、重量
増を大きく抑制することができる。
【0021】請求項2の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、変換手段によってシートベルトからの過大な
荷重をより大きく縦フレームの圧縮方向へ伝達すること
ができ、シートバックの前方移動を抑制して、乗員拘束
性を確実に向上させることができると共に、シートスラ
イドレール等の小型化、軽量化を確実に図ることができ
る。
【0022】請求項3の発明では、請求項2の発明の効
果に加え、ローラによってシートベルトを引き回すの
で、シートベルトの移動がスムーズであり、ベルトテン
ションを縦フレームの圧縮方向へより確実に伝達するこ
とができる。
【0023】請求項4の発明では、請求項2の発明の効
果に加え、ブラケットでシートベルトの引き回しを行う
ため、構造が簡単である。
【0024】請求項5の発明では、請求項1〜3の何れ
かの発明の効果に加え、シートベルトリトラクタに作用
する荷重を荷重伝達部材を介して縦フレームの下部に伝
達するため、荷重を縦フレームの圧縮方向へより確実に
伝達することができる。
【0025】請求項6の発明では、請求項5の発明の効
果に加え、シートベルトリトラクタに作用する荷重を縦
フレームに締結具により締結された荷重伝達部材を介し
て確実に伝達することができる。
【0026】請求項7の発明では、請求項5又は6の発
明の効果に加え、箱状の荷重伝達部材によってシートベ
ルトリトラクタに作用する荷重を縦フレームへ確実に伝
達することができる。
【0027】請求項8の発明では、請求項7の発明の効
果に加え、シートベルトリトラクタの荷重を荷重伝達部
材の当接部から縦フレームの最下部の受け面を介し縦フ
レームへ確実に伝達することができる。従って、ベルト
テンションを縦フレームの圧縮方向へより確実に伝達す
ることができる。
【0028】請求項9の発明では、請求項7の発明の効
果に加え、シートベルトリトラクタに作用する荷重を荷
重伝達部材の当接部から縦フレームの最下部の縁部を介
し縦フレームに確実に伝達することができる。従って、
ベルトテンションを縦フレームの圧縮方向へ確実に伝達
することができる。
【0029】請求項10の発明では、請求項5〜7の何
れかの発明の効果に加え、シートベルトリトラクタの荷
重が縦フレームの下部に嵌合する荷重伝達部材の傾斜当
て面から縦フレームの傾斜受け面に伝達され、荷重を縦
フレームの圧縮方向に確実に伝達することができると共
に、荷重伝達時に縦フレームの下部に対し荷重伝達部材
の位置決めを行うことができ、より確実に荷重伝達を行
うことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は、本発明
の第1実施形態に係るシートベルト一体シートの一部省
略斜視図を示している。尚、図17〜図20で説明した
構成と対応する構成部分には同符号を付して説明し、重
複した説明は省略する。
【0031】図1の実施形態では、シートクッション9
を想像線で示し、シートバック7のシートバッククッシ
ョンは省略している。そして、全体的に構成を説明する
と、シートベルト一体シート1は、シートベルト装置3
を一体に備え、またシートバック7とシートクッション
9とを備えている。
【0032】前記シートクッション9は、アッパースラ
イドレール13aに固定され、該アッパスライドレール
13aの後端にリクライニング装置11を介して前記シ
ートバックフレーム7の下端が結合されている。このリ
クライニング装置11によってシートバック7はシート
クッション9に対し前後方向へ回転可能であり、所定位
置で位置決めることができる。尚、前記シートスライド
装置13のロアレール13bは、車体側の図示しないフ
ロアパネルに締結固定されている。
【0033】前記シートバック7のシートバックフレー
ム25は、例えばアルミダイキャストで中空に一体成形
され、縦フレーム27,29、及び横フレーム31,3
3とからなる枠状を呈している。
【0034】前記縦フレーム27,29はシートバック
7の左右に配置されて、下部が前記リクライニング装置
11、アッパースライドレール13aを介してシートク
ッションフレーム側にそれぞれ結合された構成となって
いる。前記横フレーム31,33はシートバック7の上
下において横方向に延び、前記縦フレーム27,29相
互間を結合している。
【0035】また、前記右側の縦フレーム27はその上
部27aが前記上側の横フレーム31よりもさらに突出
している。また、縦フレーム27の前面には上側の横フ
レーム31の下側において開口28が形成されている。
【0036】前記一方の縦フレーム27の下部には、緊
急ロック可能なシートベルトリトラクタ(ELR)35
が取り付けられている。この取付けは、縦フレーム27
の下部に取り付けられた荷重伝達部材37を介して行わ
れている。さらに前記縦フレーム27の下部には、リク
ライナブラケット39が4つのボルトナット41によっ
て締結され、さらに下側のボルトナット41にリクライ
ニング装置11のアーム11aが共締めされている。
【0037】前記シートベルト装置3のシートベルト5
は、前記シートベルトリトラクタ35に巻き取り自在に
結合され、他端にタング43が取り付けられ、該タング
43がシートクッションフレーム側、すなわちアッパス
ライドレール13a後部に取り付けられたアウターバッ
クル45に係脱自在に結合され、且つ中間に係合具とし
てのタング23を備えている。前記タング23は、他方
側のシートスライドレール13aの後部に取り付けられ
た係止具としてのインナーバックル21に係脱自在に係
止されている。
【0038】前記シートベルトリトラクタ35が下部に
取り付けられた縦フレーム27の上部27aには、上部
支持部47が設けられている。この上部支持部47は、
前記シートベルトリトラクタ35から開口28を介して
引き出されたシートベルト5を折り返し支持している。
上部支持部47は、スルーアンカ47aと、該スルーア
ンカ47aを軸周りに回転自在に支持する支持部材47
bとからなり、支持部材47bは前記縦フレーム27の
上部27aに取り付けられている。スルーアンカ47a
に対しシートベルト5は移動自在に支持されている。
【0039】ここで、前記シートベルトリトラクタ35
の荷重伝達部材37を介した取付けについて図2,図3
を用いて更に説明する。
【0040】図2は、荷重伝達部材37と縦フレーム2
7の下部27bと、リクライナブラケット39との取付
関係を示す斜視図であり、図3は同分解斜視図である。
この図2,図3のように、縦フレーム27の下部27b
は中空状に形成され、傾斜して設定された壁27c、2
7e,27h,27iの内面により傾斜受け面を構成し
ている。
【0041】前記下部27bの外側の壁27dには、4
つの取付孔49a,49b,49c,49dが貫通して
設けられている。前側の2個の取付孔49b,49d
は、前記傾斜受け面27cに沿って配置され、後側の2
個の取付孔49a,49cは後の壁27eが構成する傾
斜受け面に沿って上下に配置されている。前記下部27
bの内側の壁27fには、3つの取付孔51a,51
b,51cが貫通して設けられている。
【0042】前記荷重伝達部材37は、前記シートベル
トリトラクタ35を固定する箱状に形成され、前記縦フ
レーム27の下部27bの内側に嵌合する構造であり、
その嵌合部37Aの横断面は、前記縦フレーム27下部
27bと略相似形状を呈している。従って、荷重伝達部
材37の各壁37a,37b,37c,37d,37
e,37f,37gは、前記縦フレーム27の下部の各
壁27c,27d,27e,27f,27f,27h,
27iにそれぞれ対応し、その傾斜や湾曲が対応して形
成されているものである。
【0043】前記荷重伝達部材37の壁37a、37
c,37f,37gは傾斜して設定され、その外面で傾
斜当て面を構成し、該傾斜当て面は前記縦フレーム27
の下部27bの傾斜した壁27c、27e,27h,2
7iで構成された傾斜受け面に当接している。
【0044】前記荷重伝達部材37の外側の壁37bに
は、前記取付穴49a,49b,49c,49dに対向
する締結穴53a,53b,53c,53dが設けられ
ている。また、荷重伝達部材37の内側の壁37dにも
3つの締結穴55a,55b,55cが貫通して設けら
れている。
【0045】荷重伝達部材37の下部は、壁37i,3
7j,37k,37m,37n,37pで囲まれたリト
ラクタ収納部37Bとなっており、リトラクタ取付用の
開口37qが設けられている。
【0046】そして、開口部37qからシートベルトリ
トラクタ35を収容し、そのアーム35a,35bが荷
重伝達部材37の壁37e,37mに図示しないボルト
ナットにより締結固定されている。
【0047】前記リクライナブラケット39は、前記縦
フレーム27の下部27bの外側の壁27dに対応した
形状に形成され、前記取付穴49a,49b,49c,
49dに対向する貫通穴57a,57b,57c,57
dを備えている。
【0048】そして、前記縦フレーム27の下部27b
の下側から前記荷重伝達部材37の嵌合部37Aを挿入
し、前記下部27bの各取付穴49a,49b,49
c,49d,51a,51b,51cに荷重伝達部材3
7の締結穴53a,53b,53c,53d,55a,
55b,55cをそれぞれ対向させ、且つ前記下部27
bの外側の壁27dの外側からリクライナブラケット3
9を当て、貫通孔57a,57b,57c,57d、取
付穴49a,49b,49c,49d、締結穴53a,
53b,53c,53dの部分でそれぞれ締結具である
ボルトナット41により締結固定している。また、前記
下部27bの内側の壁27fの取付穴51a,51b,
51cと、荷重伝達部材37の締結穴55a,55b,
55cの部分で、同様にボルトナット41によりそれぞ
れ締結固定している。
【0049】尚、取付穴49c,49d、締結穴53
c,53d、貫通孔57c,57dの部分では、前記の
ようにリクライニング装置11のアーム11aが共締め
されるものである。
【0050】この状態において、前記下部27bの壁2
7c,27e,27h,27jの傾斜受け面に荷重伝達
部材37の壁37a,37c,37f,37hの傾斜当
て面を突き当て位置決めを行なっている。
【0051】かかる構成において、例えば車両前面衝突
のような場合に、前記シートベルトリトラクタ35の衝
突検知センサが衝突を検知し、その結果シートベルトリ
トラクタ35が緊急ロックされる。
【0052】次に、乗員Pが図4のようにシートバック
7に対し前方へ移動すると、ラップベルト5b及びショ
ルダーベルト5aにテンションが発生し、乗員を拘束し
始める。このとき、シートバックフレーム25の一方の
縦フレーム27の上部27aのスルーアンカ47aを経
由して、シートベルトリトラクタ35の荷重伝達部材3
5を過大な荷重で上方に引き上げようとする。
【0053】荷重伝達部材37が引き上げられようとす
ると、ボルトナット41による締結部分及び前記壁27
c,27e,27h,27hの傾斜受け面と壁37a,
37c,37f,37hの傾斜当て面との当接によっ
て、その荷重が縦フレーム27の下部に上方へ向かって
確実に伝達される。
【0054】これによって、スルーアンカ47aとシー
トベルトリトラクタ35との間において、縦フレーム2
7が中立軸に沿って圧縮されることになる。このため、
シートバックフレーム8に作用する大部分の曲げ荷重が
縦フレーム27の軸荷重に置き換えられ、リクライニン
グ装置11には過大な回転トルクが発生せず、シートス
ライドレール13側に伝わる荷重を抑制することができ
る。
【0055】従って、シートスライドレール13等の小
型化、軽量化を図ることができると共に、シートバック
7が前傾するのを抑制でき、乗員Pの拘束性をより向上
させることができる。
【0056】これを図6,図7を用いてさらに説明す
る。図6(a)は単純化した縦フレーム27の下端を固
定し、上端に曲げ荷重FHを与えた純曲げ状態を示し、
曲げ応力の分布はDのようになっている。縦フレーム2
7の長さをLとすると、リクライニング装置11に作用
する曲げモーメントはM=FH×Lとなっている。ま
た、この時の横断面での荷重分布を見ると、中立軸Cを
境に一方側で圧縮荷重w1の分布となり、他方側で引っ
張り荷重w2の分布となっている。
【0057】図6(c)は、同様に縦フレーム27を荷
重FVで純軸圧縮した状態を示している。この時の断面
での荷重分布を見ると、(d)のように全体的に圧縮荷
重w3が均一に作用している。
【0058】本発明の第1実施形態は、これら(a)の
純曲げ状態と(c)の純軸圧縮状態との合成となってい
る。すなわち、図7(a)のように、本第1実施形態に
おいては、シートベルトからの荷重Fに対し、上部支持
部であるスルーアンカ47aとシートベルトリトラクタ
35との間で、シートベルトのベルトテンションが縦フ
レーム27に作用するため、大部分の曲げ荷重が軸荷重
に置き換えられている。
【0059】すなわち純曲げによる圧縮側の荷重w1に
対し、純軸圧縮による圧縮荷重w3が加えられ、同引っ
張り側においては純曲げによる引っ張り荷重w2に対
し、純軸圧縮による圧縮荷重w3が差し引かれることに
なり、中立軸CはC1へとシフトし、圧縮側の面積が大
きく拡大することになる。
【0060】すなわち前記のようなシートベルトリトラ
クタ35と、上部支持部47の配置によって大部分の曲
げ荷重を縦フレーム27の軸荷重に置き換え、上記作用
効果を確実に奏することができるのである。
【0061】(第2実施形態)図8は本発明の第2実施
形態にかかる要部の分解斜視図である。この図8は前記
第1実施形態の図3と対応している。尚、図3と対応す
る構成部分には同符号を付して説明し、重複した説明は
省略する。
【0062】一方、本第2実施形態においては、縦フレ
ーム27の下部27bの最下部に縁部27kを有し、且
つ縁部27kの周囲に平坦なフランジ27mによって受
け面271mを構成している。一方、前記荷重伝達部材
37には、その嵌合部37Aの周囲に平坦なフランジ3
7rを設け、前記縦フレーム27側のフランジ27mに
よる受け面271mに突き当てる当接部371rを形成
している。
【0063】従って、本実施形態においては、荷重伝達
部材37の嵌合部37Aを縦フレーム27の下部27b
に嵌合して取り付けたとき、下部27bの最下部の縁部
27k及び受け面271mに荷重伝達部材37のフラン
ジ37rの当接部371rが突き当てられることにな
る。
【0064】かかる構成によって、本実施形態において
は、第1実施形態の構造、作用に加え、さらに縁部27
k及び受け面271mに当接部371rが突き当てられ
荷重伝達を行なうことができるため、シートベルトリト
ラクタ35からの荷重を荷重伝達部材37を介し縦フレ
ーム27の下部27bにより確実に伝達することがで
き、大部分の曲げ荷重を軸荷重により確実に置き換える
ことができる。
【0065】尚、本実施形態においては、フランジ27
m,37rを平坦形状に形成したが、それぞれ断面U字
状に形成して突き当てる構造にすることも可能である。
この断面U字状に形成した場合には、フランジ27m,
37r相互間の位置決めを確実に行ない、より確実な荷
重伝達を可能にすることができる。
【0066】(第3実施形態)図9,図10は本発明の
第3実施形態を示し、図9はシートベルト一体シートの
一部省略全体斜視図、図10は縦フレームの要部切断斜
視図である。
【0067】本実施形態においては、縦フレーム27に
シートベルト5の引き回しをずらす変換手段59を設け
たものである。
【0068】本実施形態において、変換手段59はロー
ラ59aで構成され、該ローラ59aのシャフト591
aは、両端の駒591bに回転自在に支持され、該駒5
91bは外側の壁27d、内側の壁27nに形成された
穴271d,271nに固着されている。このローラ5
9aの位置は、縦フレーム27の中立軸Cより離間する
と共に、ベルトテンションが作用したとき、縦フレーム
27の引っ張り側となる後の壁27e側となっている。
【0069】ローラ59aを組み込むときは、ローラ5
9aとシャフト591a、駒591bが一体になったも
のを外側の壁27dの孔271d等から差し込む。そし
て駒591bを孔271d,271nに固着するもので
ある。
【0070】従って、本実施形態では、ローラ59aに
よりシートベルト5の引き回しを滑らかに行なうことが
できるようになっている。
【0071】かかる構造を概略的に示したのが図11
(a)であり、ローラ59aが縦フレーム27の上下中
間部において、引っ張り側となる部分に取り付けられて
いる。したがって、シートベルト5に荷重Fが作用する
と、そのときの断面内の荷重分布は図11(b)のよう
になる。
【0072】すなわち、前記第1実施形態の図6,図7
のように、純軸圧縮と純曲げとの合成である荷重w1,
w2,w3に、さらに荷重w4が分布する。つまり、ベ
ルトテンションが働くと、ローラ59aは図11(a)
において右側へ押圧されるため、縦フレーム27の図中
右側では若干引っ張り荷重が増え、同左側では圧縮荷重
が増えることになる。
【0073】これを図11(b)で示すと、圧縮側で荷
重w4が圧縮荷重に対し差し引かれ、引っ張り側ではw
4が引っ張り荷重に対して付加されることになる。従っ
て、圧縮領域がより増大することになり、より均等に圧
縮荷重を発生させることができる。
【0074】従って、本実施形態においても、第1実施
形態と略同様な作用効果を奏することができる他、圧縮
荷重がより均等化し、リクライニング装置11に発生す
る回転トルクの抑制や、シートスライドレール13の小
型化、軽量化をより促進することができる。
【0075】図12は変形例に係り、変換手段としてブ
ラケット59bを用いたものである。このブラケット5
9bはハット断面形状を呈し、縦フレーム27の後の壁
27eに固着されている。壁27eには、この部分にお
いて穴が設けられ、この部分にブラケット59bを予め
固着した閉塞部材271eを嵌め込んで溶接したもので
ある。
【0076】この図12のようなブラケット59bを用
いた変換手段においても、図10と同様な作用効果を奏
することができる。また、ブラケット59bを用いるた
め構造が簡単である。
【0077】図13は、前記変換手段59と中立軸Cと
の配置状態を種々変えたものを示している。(d)は前
記第3実施形態のものである。これに対し、(a)は変
換手段59を中立軸上に配置し、(b)は中立軸Cより
も若干圧縮側に配置し、(c)は若干引っ張り側に配置
したものである。これらCASE1からCASE4の内
部吸収エネルギFXS(KN−mm)を見ると、図14
のようになっている。この図14で示すように、本実施
形態のCASE4が最も高いエネルギ吸収を行なうこと
ができる。また、同じ引っ張り荷重Fに対する自由端の
変位を見ると、本実施形態のCASE4が最も少なくな
っている。すなわち、上記形態とすることによって、乗
員の初期拘束性が著しく向上すると共に、軽量化、小型
化を図ることができるのである。
【0078】図16は変換手段59をさらに増加したも
ので、(a)はスルーアンカ47aの下側で圧縮側に配
置され、さらにその下側で引っ張り側に配置したもので
ある。また(b)はスルーアンカ47aの下側で引っ張
り側に、さらにその下側で圧縮側に配置したものであ
る。(c)はスルーアンカ47aの下側で圧縮側に、さ
らにその下側で引っ張り側に、さらにその下側で圧縮側
にそれぞれ配置したものである。これら変換手段59の
構成は、図10や図12と同様に構成することができ
る。
【0079】そしてこのように、変換手段59を複数設
けた場合には、さらに圧縮荷重を均等に発生させること
ができ、シートバック7の前傾をより抑制し、またシー
トスライドレール13等の小型化、軽量化をより促進す
ることができる。
【0080】さらに上記各実施形態のようなシートベル
ト一体シート1にチャイルドシートを取付け、このチャ
イルドシートをシートベルト5によって、シートバック
7に固定する場合には、前記のように衝突時にシートベ
ルト5にベルトテンションが発生しても、シートバック
7が前方へ傾斜するのを大きく抑制することができるた
め、チャイルドシートの前方移動量を大きく抑制するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るシートベルト一体
シートの一部省略斜視図である。
【図2】第1実施形態に係る要部の斜視図である。
【図3】第1実施形態に係る要部の分解斜視図である。
【図4】車両衝突時の乗員の挙動を示す側面図である。
【図5】車両衝突時の乗員の挙動を示す斜視図である。
【図6】第1実施形態に係る作用説明にかかり、(a)
は純曲げ状態の荷重状態、(b)は純曲げ状態の荷重分
布、(c)は純軸圧縮状態の荷重状態、(d)は純軸圧
縮状態の荷重分布の説明図である。
【図7】第1実施形態に係り、(a)は荷重状態、
(b)は荷重分布状態の説明図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る要部分解斜視図で
ある。
【図9】本発明の第3実施形態に係るシートベルト一体
シートの一部省略斜視図である。
【図10】第3実施形態に係り、要部切断斜視図であ
る。
【図11】第3実施形態に係り、(a)は荷重状態、
(b)は荷重分布状態の説明図である。
【図12】第3実施形態の変形例に係る要部切断斜視図
である。
【図13】変換手段の位置を変えた状態を示し、(a)
は中立軸上、(b)は圧縮側、(c)は引っ張り側、
(d)は本実施形態を示す説明図である。
【図14】エネルギ吸収量と縦フレームの撓みとの関係
を比較するグラフである。
【図15】引っ張り荷重と縦フレームの撓みとの関係を
比較するグラフである。
【図16】第3実施形態に係り、変換手段を複数にした
場合を示し、(a)は2個、(b)は(a)の逆のパタ
ーンで2個、(c)は3個配置した状態の説明図であ
る。
【図17】従来例に係るシートベルト一体シートと乗員
との関係を示す側面図である。
【図18】他の従来例に係るシートベルト一体シートと
乗員との関係を示す側面図である。
【図19】他の従来例に係り、シートベルト装置の取付
状態を示す斜視図である。
【図20】他の従来例に係り、車両衝突時の挙動を示す
側面図である。
【符号の説明】
5 シートベルト 21 インナーバックル(係止具) 23 タング(係合具) 25 シートバックフレーム 27,29 縦フレーム 27c,27e,27h,27i 傾斜受け面 27k 縁部 31,33 横フレーム 35 シートベルトリトラクタ 37 荷重伝達部材 37a,37c,37f,37h 傾斜当て面 41 ボルトナット(締結具) 47 上部支持部 59 変換手段 271m 受け面 371r 当接部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に配置されて下部がシートクッショ
    ンフレーム側にそれぞれ結合された上下方向の縦フレー
    ム、及び該縦フレーム相互間を結合する横フレームとか
    らなるシートバックフレームと、 前記縦フレームの下部に取り付けられ緊急ロック可能な
    シートベルトリトラクタと、 一端が前記シートベルトリトラクタに巻き取り自在に結
    合され、他端が前記シートクッションフレーム側に取り
    付けられ、且つ中間に係合具を備えたシートベルトと、 前記シートクッションフレーム又は縦フレームの何れか
    一方に固定され前記係合具を係脱自在に係止する係止具
    と、 前記シートベルトリトラクタが下部に取り付けられた縦
    フレームの上部に設けられ前記シートベルトリトラクタ
    からのシートベルトを折り返し支持する上部支持部とよ
    りなり、 前記シートベルトから上部支持部に働く荷重を前記縦フ
    レームの圧縮方向に伝達するように前記シートベルトリ
    トラクタ及び上部支持部を配置したことを特徴とするシ
    ートベルト一体シート。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシートベルト一体シート
    であって、 前記縦フレームの中立軸より離間すると共に、前記荷重
    が作用したとき引っ張り側となり、且つ前記シートベル
    トリトラクタと上部支持部との間で前記シートベルトの
    引き回しをずらす変換手段を、前記縦フレームに設けた
    ことを特徴とするシートベルト一体シート。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のシートベルト一体シート
    であって、 前記変換手段は、前記縦フレームに設けられたローラで
    あることを特徴とするシートベルト一体シート。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のシートベルト一体シート
    であって、 前記変換手段は、前記縦フレームに設けられたブラケッ
    トで構成したことを特徴とするシートベルト一体シー
    ト。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3の何れかに記載のシートベ
    ルト一体シートであって、 前記シートベルトリトラクタの取り付けは、前記縦フレ
    ームの下部に取り付けられた荷重伝達部材を介して行わ
    れたことを特徴とするシートベルト一体シート。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のシートベルト一体シート
    であって、 前記荷重伝達部材は、前記縦フレームに締結具により締
    結して取り付けられたことを特徴とするシートベルト一
    体シート。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6記載のシートベルト一体
    シートであって、 前記荷重伝達部材は、前記シートベルトリトラクタを固
    定する箱状に形成されていることを特徴とするシートベ
    ルト一体シート。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のシートベルト一体シート
    であって、 前記縦フレームは、最下部に受け面を有し、該受け面に
    前記箱状の荷重伝達部材に設けた当接部を突き当てたこ
    とを特徴とするシートベルト一体シート。
  9. 【請求項9】 請求項7記載のシートベルト一体シート
    であって、 前記縦フレームは、最下部に縁部を有し、該縁部に前記
    箱状の荷重伝達部材に設けた当接部を突き当てたことを
    特徴とするシートベルト一体シート。
  10. 【請求項10】 請求項5〜7の何れかに記載のシート
    ベルト一体シートであって、 前記縦フレームは、下部に傾斜した傾斜受け面を有する
    中空状に形成され、 前記荷重伝達部材は、前記受け面に当接する傾斜した傾
    斜当て面を有し、 前記縦フレームの下部に、前記荷重伝達部材を嵌合させ
    て前記傾斜受け面に前記傾斜当て面を突き当てたことを
    特徴とするシートベルト一体シート。
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