JPH0518991Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0518991Y2
JPH0518991Y2 JP1988026119U JP2611988U JPH0518991Y2 JP H0518991 Y2 JPH0518991 Y2 JP H0518991Y2 JP 1988026119 U JP1988026119 U JP 1988026119U JP 2611988 U JP2611988 U JP 2611988U JP H0518991 Y2 JPH0518991 Y2 JP H0518991Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
back frame
connecting shaft
reinforcing
reclining devices
reinforcing tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988026119U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01131338U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988026119U priority Critical patent/JPH0518991Y2/ja
Publication of JPH01131338U publication Critical patent/JPH01131338U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0518991Y2 publication Critical patent/JPH0518991Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両用シート(座席)におけるシート
バツク(背凭部)のバツクフレーム構造、詳しく
は、バツクフレームの左右に夫々リクライニング
装置を備えると共に、この左右両リクライニング
装置を連結シヤフトで連動可能に連結してなるシ
ートバツクのバツクフレームに関するものであ
る。
(従来の技術) 左右両側にリクライニング装置を備えたシート
バツクのバツクフレームは、一方のリクライニン
グ装置に設けたロツク解除用操作レバーの操作力
が他方のリクライニング装置に連動するように左
右両リクライニング装置に連結シヤフトを連結す
る必要がある。また、第5図に示すようにモータ
の駆動力によつてバツクフレーム10を傾動する
ものにおいては、双方のリクライニング装置2
0,30の駆動軸21,31に連結シヤフト11
を連結して、一方のリクライニング装置20を駆
動させることにより、他方のそれ30が作動する
ようにしてある。図中12,13はU字状のバツ
クフレーム10の下部左右に溶接した固定ブラケ
ツト、22はモータ、23は減速機、24はモー
タ22等を前記固定ブラケツト12に締結し且つ
リクライニング装置20のアツパーブラケツト2
5を固定する取付ブラケツト、40はクツシヨン
フレームで、このクツシヨンフレーム40はリク
ライニング装置20,30のロアブラケツト42
に取付ブラケツト41,41′を介して一体に連
結されている。
(考案が解決しようとする課題) 以上の左右にリクライニング装置20,30を
備えたバツクフレーム10は、左右のリクライニ
ング装置20,30を連結シヤフト11によつて
連結する必要がある。
ところで、このバツクフレーム10に発泡体な
どのクツシヨン材を組付けたり、或いは、S形ば
ねなどのばね部材を張架して、シートバツクのク
ツシヨン性を向上している。そのため、クツシヨ
ン材、ばね材が前記連結シヤフトに接触しないよ
うに、バツクフレーム10の下部左右間にバツク
フレーム10補強用の補強杆10aを配設すると
共に、その補強杆10aにワイヤからなる保護部
材10b,10b……を設けている。
そのため、バツクフレーム10の下部に補強杆
10aを架設しているため、このバツクフレーム
10の下部にS形ばねなどのばね部材を配設する
ことができない不具合がある。これはばね部材が
可撓して補強杆10aに接触するためである。従
つて、バツクフレーム10の下部にばね部材を設
けることができないため、シートバツクの下部の
クツシヨン性が損なわれるし、また、補強杆10
aに保護部材10b,10bを設けて、連結シヤ
フト11の連動性を損なわないようにしなければ
ならないため、構造が複雑になる不具合がある。
そこで、本考案はバツクフレームの下部にばね
部材が張架でき、しかも構造が簡単な左右両側リ
クライニング装置を備えるバツクフレーム構造を
提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 以上の目的を達成するための本考案における車
両用シートにおけるシートバツクのバツクフレー
ム構造は、バツクフレームの最下端部左右間に補
強管を架設すると共に、該補強管の軸方向に開口
部を設け、該開口部より前記連結シヤフトを補強
管内に収容したものである。
そして、前記補強管はバツクフレームの下方に
設けてバツクフレームの下部にばね部材を張架で
きるように、バツクフレームの左右両下端に対し
て下方の左右両リクライニング装置、又はバツク
フレームの両下端部に架設した取付ブラケツトに
架設するのが好ましい。
また、この補強管に開口する開口部はシートバ
ツクの下部方向又は背裏方向の面に設けて、発泡
体製クツシヨン材が開口部から内部に入り込み、
補強管内に収容した連結シヤフトに接触すること
がないようにするのが望ましい。
(作用) 左右のリクライニング装置を連結する連結シヤ
フトは補強管内に収容されて保護され、また、補
強管はバツクの最下端部に架設されるため、その
上方であるバツクフレームの下部にS形ばねなど
のばね部材を張架できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図乃至第4図に基
づいて説明する。
図中、第5図と同一符号は同一部材を示し、そ
の説明を省略する。図中2に示す補強管は、内部
に連結シヤフト11を収容できる大きさの断面角
形又は丸形(不図示)のパイプで、その軸方向に
は連結シヤフト11を挿入する開口部21を設け
る。
そして、この補強管2の両端部は第1図に示す
ように溶接、締結などの固定手段によつて左右両
リクライニング装置20,30の駆動軸21,3
1周囲の固定部材43,43′に固定しても良い
し、また、第4図に示すようにバツクフレーム1
0の左右下部に一体に溶接した取付ブラケツト1
2,13の最下端部に溶接するも任意である。
以上の補強管2はその開口部21を第2図に示
すように下向き、又は第3図に示すようにシート
バツクの背裏方向に向けて固定する。
連結シヤフト11は前記従来品と同様にその左
右両端部11a,11bを左右のリクライニング
装置20,30の駆動軸21,31に嵌合する。
第1図に示すように、補強管2を直接リクライ
ニング装置20,30に取付けたものは、左右の
リクライニング装置20,30を連結シヤフト1
1で連結した後、この連結シヤフト11を補強管
2内にその開口部21より収容して、補強管2の
両端を両リクライニング装置23,30の固定部
材43,43′側に固定して、両リクライニング
装置20,30を一体に連結する。然る後、この
リクライニング装置20,30の可動ブラケツト
24,34をバツクフレーム10の取付ブラケツ
ト12,13にボルト26,26などによつて締
結する。
また、第4図に示すように、補強管2を取付ブ
ラケツト12,13の最下端部に固定したもの
は、左右両リクライニング装置20,30を連結
シヤフト11で連結した後、その連結シヤフト1
1を補強管2の開口部21から内部に挿入して、
左右両リクライニング装置20,30の可動ブラ
ケツト24,34をバツクフレーム10の取付ブ
ラケツト12,13に締結する。
なお、モータ22によつてバツクフレーム10
を傾動する前記両リクライニング装置20,30
は従来周知の構造のもを使用する。また、モータ
22を使用しないで手動によるもの、或いは、連
結シヤフト11が単に一方のリクライニング装置
におけるロツク解除の操作力を他方のリクライニ
ング装置に連動させるものにおいても本考案は利
用できる。
(効果) 本考案によれば、左右リクライニング装置を連
動させる連結シヤフトの取付位置に補強管を配設
したので、バツクフレームの下部にS形ばねなど
のばね部材を張架できる。そのため、従来品に比
べシートバツクの下部のクツシヨン性が向上し座
り心地が良好となる。
また、連結シヤフトは補強管内に収容されてい
るため、前記従来品の如き、連結シヤフトの保護
部材が不要となりバツクフレームの構造が簡単に
なる。
加えて、連結シヤフトは補強管の開口部から補
強管内部に収納できるので、左右のリクライニン
グ装置を連結シヤフトで一体に連結した後におい
て、その連結シヤフトを補強管内部に収納でき、
左右のリクライニング装置のバツクフレームに対
する取付性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す斜視図、第
2図は第1図における−線に沿う断面図、第
3図は第2図における−線に沿う他の実施例
の断面図、第4図は第2実施例の分解斜視図、第
5図は従来品の斜視図である。 図中10はバツクフレーム、11は連結シヤフ
ト、2は補強管、20,30はリクライニング装
置を夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バツクフレームの左右に夫々リクライニング装
    置を備えると共に、この左右両リクライニング装
    置を連結シヤフトで連動可能に連結してなるシー
    トバツクのバツクフレームにおいて、前記バツク
    フレームの最下端部左右間に補強管を架設すると
    共に、該補強管の軸方向に開口部を設け、該開口
    部より前記連結シヤフトを補強管内に収容してな
    ることを特徴とする車両用シートにおけるシート
    バツクのバツクフレーム構造。
JP1988026119U 1988-02-29 1988-02-29 Expired - Lifetime JPH0518991Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988026119U JPH0518991Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988026119U JPH0518991Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01131338U JPH01131338U (ja) 1989-09-06
JPH0518991Y2 true JPH0518991Y2 (ja) 1993-05-19

Family

ID=31247459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988026119U Expired - Lifetime JPH0518991Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0518991Y2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2694031B2 (ja) * 1989-11-09 1997-12-24 日本発条株式会社 シートバックフレーム
JP4631802B2 (ja) * 2006-05-26 2011-02-16 トヨタ紡織株式会社 車両用シートのヘッドレスト作動機構
JP5217398B2 (ja) * 2007-12-04 2013-06-19 トヨタ紡織株式会社 車両のシート構造
JP5489151B2 (ja) * 2009-06-02 2014-05-14 トヨタ紡織株式会社 車両のシート構造
JP6565631B2 (ja) * 2015-11-20 2019-08-28 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート
JP6764122B2 (ja) * 2019-07-31 2020-09-30 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート
JP7303463B2 (ja) * 2020-04-28 2023-07-05 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート
WO2022154003A1 (ja) * 2021-01-14 2022-07-21 テイ・エス テック株式会社 乗り物用シート

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01131338U (ja) 1989-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20010043002A1 (en) Lumbar support device
US7140681B2 (en) Occupant centering ergonomic support apparatus and method
US6276754B1 (en) Child seat attachment assembly
JP3714039B2 (ja) シートベルト一体シート
US5131721A (en) Framework of seat back with armrest
JP2000225878A (ja) 自動車用シ―トに構成部品を固定する固定ワイヤを備えた自動車用シ―ト
JP5256653B2 (ja) 車体の側突荷重支持構造および側突荷重支持方法
JPH0518991Y2 (ja)
WO2003082628A1 (en) Seat frame panel for attaching a fabric suspension
ITRM990773A1 (it) Sedile per autoveicolo.
WO2001039632A1 (fr) Ensemble chassis pour dossier de siege d'un vehicule
JP2004505696A (ja) 自動車用シートの背もたれ
JP2995956B2 (ja) シートフレーム取付構造
JP2578214Y2 (ja) シートバイブレータの支持構造
JP2005067427A (ja) 自動車の側突対応構造
JPH0516028Y2 (ja)
JP2742194B2 (ja) 自動車用シート
JP2010285029A (ja) 乗物用シート
JP2727913B2 (ja) シートベルト付きシート
JP3052741B2 (ja) 車両用シート
JPS6328708Y2 (ja)
JPS6212435A (ja) シ−トスライド装置
JPH0231001Y2 (ja)
JP7132528B2 (ja) 乗物用シート
JP3636610B2 (ja) 自動車用シートのシートバック緩衝構造