JP2001000864A - 排ガス浄化触媒およびその製造方法 - Google Patents

排ガス浄化触媒およびその製造方法

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JP2001000864A JP11175016A JP17501699A JP2001000864A JP 2001000864 A JP2001000864 A JP 2001000864A JP 11175016 A JP11175016 A JP 11175016A JP 17501699 A JP17501699 A JP 17501699A JP 2001000864 A JP2001000864 A JP 2001000864A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排ガス浄化触媒によるNOx の吸蔵性能を向
上させる。 【解決手段】 NOx 吸蔵材粒子を担体に担持させた排
ガス浄化触媒であって、NOx 吸蔵材粒子の比表面積
が、30m/g以上である。そのNOx 吸蔵材粒子の
形状が、球状もしくは針状である。その製造方法は、N
Ox 吸蔵材を含む水溶液を界面活性剤と共に分散媒中に
分散させてW/Oマイクロエマルジョンを作成する工程
と、そのW/Oマイクロエマルジョン中で前記NOx 吸
蔵材の沈殿物を作成する工程と、そのNOx 吸蔵材の沈
殿物を前記担体の原料と混合して焼成することによりN
Ox 吸蔵材を担体に担持させる工程とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両から排出さ
れる燃焼ガス中に含まれる窒素酸化物(NOx )を吸蔵
する機能のある排ガス浄化触媒およびその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ガソリンエンジンなどの内燃機関から排
出される排ガスに一酸化窒素などの窒素酸化物(NOx
)が含まれており、これが大気の汚染要因になってい
ることは広く知られている。このNOx を排ガスから除
去して排ガスを浄化する触媒が、従来、種々開発されて
いる。その一例を挙げると、特開平5−317652号
公報には、アルカリ土類金属酸化物および白金を、多孔
質の担体に担持させた触媒が記載されている。この触媒
に排気ガスを接触させることにより、NOx がアルカリ
土類金属酸化物に吸着され、またCOなどの還元ガスが
白金に吸着され、排気ガス中のNOx の濃度が低い場合
には、アルカリ土類金属酸化物に吸着されたNOx が白
金に移動して還元ガスと反応し、NOx および還元ガス
の両者が浄化される。またNOx の濃度が高い場合に
は、白金がNOx を吸着するとともに、白金に吸着され
ていた還元ガスとNOx とが反応する。さらに空燃比を
大きくしたリーンバーン運転時には、NOx が炭化水素
(HC)と反応し、反応しきれないNOx がアルカリ土
類金属酸化物に吸着される。上記の公報に記載されてい
る触媒によれば、このようにしてNOx および還元ガス
が無害化され、排気ガスが浄化される、としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の公報にはアルカ
リ土類金属としてバリウムとカルシウムとマグネシウム
とが挙げられており、白金を担持させた担体を、酢酸バ
リウムや硝酸カルシウム、酢酸マグネシウムなどの水溶
液に浸漬し、乾燥後、焼成して排ガス浄化触媒としてい
る。このようにして作成された触媒は、アルミナなどの
多孔質担体の表面に、白金と酸化バリウムなどのNOx
吸蔵材粒子が分散して付着した状態となっている。そし
て排気ガス中のNOx や還元ガスがそれらの触媒粒子に
接触することにより、前述した吸着や反応が生じる。
【0004】こうした吸着やNOx と還元ガスとの反応
などは、NOx 吸蔵材粒子の表面で生じると考えられる
が、上記の公報などに記載されて知られている従来の排
ガス浄化触媒あるいは上記の方法で製造された排ガス浄
化触媒では、NOx 吸蔵材粒子の担持量に対する排ガス
の浄化量、より具体的にはNOx の吸蔵量(吸着量)が
必ずしも充分には多くない。そのため、例えば車両に搭
載する場合には、搭載する触媒の量が多くなり、触媒の
単価が高いことと相俟って車両コストの増大要因にな
り、また車体重量が増大する可能性もあった。
【0005】この発明は、上記の技術的課題に着目して
なされたものであり、排ガスの浄化効率に優れた触媒、
より具体的には、NOx 吸蔵特性に優れた排ガス浄化触
媒およびその製造方法を提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記の目的を達成するために、請求項1の発明は、NOx
吸蔵材粒子と貴金属とを担体に担持させた排ガス浄化触
媒であって、前記NOx 吸蔵材粒子の比表面積が、30
/g以上であることを特徴とするものである。
【0007】この発明におけるNOx 吸蔵材としては、
アルカリ金属酸化物、アルカリ土類金属酸化物、希土類
金属酸化物のいずれかを単独で使用することができ、あ
るいはいずれか複数を組み合わせて使用することができ
る。貴金属としては、白金(Pt )、パラジウム、ロジ
ウムを使用することができ、特に白金は、触媒活性およ
び安定性や耐久性の点で好ましい。また、アルカリ金属
酸化物のうち酸化カリウムは、NOx の吸蔵性能が優れ
ている。さらに、アルカリ土類金属酸化物のうち酸化バ
リウムは、NOx 吸蔵性能に優れるうえに、安定性のあ
るいは耐久性が良好であり、さらには相対的に低コスト
である。そして、希土類のうち酸化ランタンは、安定性
の点で優れ、車両用の排ガス浄化触媒として好適であ
る。
【0008】また一方、これらのNOx 吸蔵材粒子を担
持する担体としては、従来知られている担体を使用する
ことができ、例えば多孔構造のアルミナが最も一般的で
あるが、これに限られない。
【0009】上記のNOx 吸蔵材は、粒子の形で担体に
担持される。その粒子は可及的に微細であることが好ま
しく、例えば外径が20〜30nm程度であることが好
ましい。またその形状は、請求項2に記載してあるよう
に、球状もしくは針状とされる。NOx 吸蔵材の粒子が
針状をなす場合には、その長さは、200nmないし4
00nmとすることができる。このような微細な形状と
するのは、NOx 吸蔵材粒子の全体としての表面積を可
及的に大きくしてNOx 吸蔵材の使用量を低減させるた
めである。
【0010】さらにNOx 吸蔵材粒子の単位重量あたり
の表面積すなわち比表面積は、30m/g以上であ
る。比表面積がこのように広大な構造は、NOx 吸蔵材
粒子を可及的に微細なものとすることにより達成するこ
とができ、後述するようにいわゆるマイクロエマルジョ
ン法によって作成することができる。この発明の排ガス
浄化触媒では、NOx 吸蔵材粒子の比表面積が上記のよ
うに広大であるから、NOx の吸蔵量が従来に増して多
くなり、特にNOx の吸蔵と還元を伴う放出とを繰り返
す場合の吸蔵量が多くなり、排ガスの浄化能力が向上す
る。
【0011】請求項3の発明は、上記の排ガス浄化触媒
を製造する方法であって、NOx 吸蔵材を含む水溶液を
界面活性剤と共に分散媒中に分散させてW/Oマイクロ
エマルジョンを作成する工程と、そのW/Oマイクロエ
マルジョン中で前記NOx 吸蔵材の沈殿物を作成する工
程と、そのNOx 吸蔵材の沈殿物を前記担体の原料と混
合して焼成することによりNOx 吸蔵材を担体に担持さ
せる工程とを備えていることを特徴とする方法である。
【0012】この請求項3の発明では、NOx 吸蔵材
は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、希土類金属のい
ずれかであり、これらの水酸化物や酢酸塩などが水溶液
として用いられる。その水溶液と界面活性剤とが混合さ
れ、これが有機溶媒などの分散媒と混合されて分散させ
られる。したがって分散媒中に界面活性剤で囲われたウ
ォータプールが多数生成され、ウォータ・イン・オイル
(W/O)マイクロエマルジョンが形成される。その分
散媒としては、ベンゼンやシクロヘキサンなどの溶媒を
使用することができる。また界面活性剤は、イオン性の
ものと非イオン性のものとのいずれも使用することがで
き、前者の例は、1,2ビス(2エチルヘキシル)スル
ホコハク酸ナトリウムであり、また後者の例はポリエチ
レングリコールラウリルエーテルであるが、これらに限
定されない。
【0013】そのマイクロエマルジョン中の各ウォータ
プールにおいてNOx 吸蔵材の沈殿を生じさせる。すな
わちNOx 吸蔵材を含む固形物を生成させる。これは、
一例として、請求項4に記載してあるように、ウォータ
プール中のNOx 吸蔵材を炭酸化することにより達成さ
れる。これは、所定の炭酸塩水溶液を上記のマイクロエ
マルジョンと混合して撹拌することによって実施するこ
とができ、また、請求項5に記載してあるように、二酸
化炭素ガスを上記のマイクロエマルジョン中にバブリン
グすることによって実施することができる。
【0014】こうして得られたNOx 吸蔵材を含む固形
物を、担体原料と混合して焼成することにより、NOx
吸蔵機能を有する微粒子が担体に担持され、貴金属を担
持後、排ガス浄化触媒となる。その担持および焼成の方
法は公知の方法でよい。すなわちNOx 吸蔵材の固形物
と担体原料とを混合し、これを乾燥し、また所定の温度
および雰囲気かで焼成することにより、担体の表面にN
Ox 吸蔵材粒子が分散させて付着される。
【0015】こうして得られた排ガス浄化触媒のNOx
吸蔵材の粒子は、球状もしくは針状の形状をなし、その
比表面積が30m/g以上となり、NOx の吸蔵性に
優れ、ひいては排ガスの浄化能力の高い触媒とすること
ができる。
【0016】つぎに実施例および参考例ならびに比較例
を示す。
【実施例1】NOx 吸蔵材を含む水溶液として3.74
wt%(重量%。以下同じ)の水酸化バリウム(Ba
(OH))水溶液を152.73g、用意する。この
水溶液には0.033mol のバリウムが含まれる。この
水溶液と共に、イオン性界面活性剤である1,2ビス
(2エチルヘキシル)スルホコハク酸ナトリウム((C
37)SO・Na)768gを、溶媒とし
ての有機溶剤であるベンゼン(512g)に混合し、2
0分間撹拌した。このようにして得られた混合液は、図
1(A)に模式的に示すように、界面活性剤によって取
り囲まれたウォータプール中に水酸化バリウムが溶解し
た微細なミセルが多数分散しているW/Oマイクロエマ
ルジョンを形成している。この混合液中に、ガラスフィ
ルターを通して二酸化炭素ガスを吹き込んで充分にバブ
リングをおこない、バリウムが炭酸化されて白濁するの
を確認した。すなわち各ミセル中でバリウムが炭酸化さ
れて炭酸バリウム(BaCO)の沈殿を生じた。その
状態を図1(B)に模式的に示してある。この白濁溶液
をロータリーエバポレータにかけてベンゼンと蒸留水と
を除去して濃縮し、白色固体を得た。その状態を図1
(C)に模式的に示してある。この白色固体を洗浄のた
めにエタノール中に溶かして濾過する操作を、2回繰り
返した。この白色固体を用いてPt(2g)/Ba
(0.2mol )/Al(120g)の触媒ペレットを作
成した。前記の白色固体を溶かしたエタノール溶液にγ
−アルミナ粉末20gを混ぜて撹拌した。この溶液をロ
ータリーエバポレータにかけてエタノールを除去するこ
とにより濃縮し、ついで120℃で3時間乾燥し、さら
に空気中、550℃で2時間焼成した。こうして得られ
た粉末を、炭酸水素アンモニウム4.74gを水300
mlに溶解して均一にした溶液に混ぜ、20分間撹拌した
後、吸引濾過した。その濾別した固形分を120℃で3
時間乾燥し、さらに300mlの蒸留水に混ぜて撹拌し
た。その溶液に4.604wt%の白金ジニトロジアミ
ン錯体10.86g(0.5gのPtを含む)を混合し
て20分間撹拌した後に吸引濾過した。ついで、その固
形分を120℃で3時間乾燥し、さらに450℃で2時
間焼成した。そしてこれをペレット化した。
【0017】こうして得られた触媒用ペレットにおける
NOx 吸蔵材粒子をTEM観察してその形状と寸法を測
定した。また、その粒子の平均寸法を求めるとともに、
その値に基づいて比表面積を算出した。その結果、表1
に示す。さらに、NOx を800ppm含む排ガス試料
を上記のペレットに接触させ、NOx の飽和吸蔵量を各
温度ごとに測定した。また、リッチスパイク(RS)吸
蔵量を各温度ごとに測定した。このリッチスパイク吸蔵
量は、NOx を飽和状態まで吸蔵させた触媒に、還元ガ
スの濃度が高いガスを接触させ、それに伴って触媒から
還元されて放出される窒素の量である。その測定結果を
図2および図3に示す。
【0018】
【実施例2】NOx 吸蔵材を含む水溶液として19.7
5wt%の酢酸バリウム(Ba(CHCOO))水
溶液を43.11g、用意する。この水溶液には0.0
33mol のバリウムが含まれる。この水溶液と共に、イ
オン性界面活性剤である1,2ビス(2エチルヘキシ
ル)スルホコハク酸ナトリウム((C2037
SO・Na)186.79gを、有機溶剤であるベン
ゼン(124.53g)に混合し、20分間撹拌した。
このようにして得られた混合液は、界面活性剤によって
取り囲まれたウォータプール中に酢酸バリウムが溶解し
た微細なミセルが多数分散しているW/Oマイクロエマ
ルジョンを形成している。これとは別に、ベンゼン38
7.29gに1,2ビス(2エチルヘキシル)スルホコ
ハク酸ナトリウム580.90gを混ぜて撹拌し、さら
に5.11wt%の炭酸水素アンモニウム(NHHC
)水溶液113.39g(0.037mol のCO
2−を含む)を加え、20分間撹拌した。これら2つの
溶液を混合、撹拌してバリウムが炭酸化して白濁するの
を確認した。すなわち各ミセル中でバリウムが炭酸化さ
れて炭酸バリウム(BaCO)の沈殿を生じた。この
白濁溶液をロータリーエバポレータにかけてベンゼンと
蒸留水とを除去して濃縮し、白色固体を得た。この白色
固体を洗浄のためにエタノール中に溶かして濾過する操
作を、2回繰り返した。なお、この固形分を使用した触
媒用ペレットは、上記の実施例1と同様にして作成し
た。またその形状、寸法、比表面積、飽和吸蔵量、リッ
チスパイク(RS)吸蔵量を実施例1と同様にして観
測、測定した。その結果を表1および図2ならびに図3
に示してある。
【0019】
【実施例3】NOx 吸蔵材を含む水溶液として3.74
wt%の水酸化バリウム(Ba(OH))水溶液を1
52.73g、用意する。この水溶液には0.033mo
l のバリウムが含まれる。この水溶液と共に、非イオン
性界面活性剤であるポリエチレングリコールラウリルエ
ーテル(C12H25[OCH2CH2]9OH)59
4.47gを、分散媒として有機溶剤であるシクロヘキ
サン5350.20gに混合し、20分間撹拌した。こ
のようにして得られた混合液は、図1(A)に模式的に
示すように、界面活性剤によって取り囲まれたウォータ
プール中に水酸化バリウムが溶解した微細なミセルが多
数分散しているW/Oマイクロエマルジョンを形成して
いる。この混合液中に、ガラスフィルターを通して二酸
化炭素ガスを吹き込んで充分にバブリングをおこない、
バリウムが炭酸化されて白濁するのを確認した。すなわ
ち各ミセル中でバリウムが炭酸化されて炭酸バリウム
(BaCO)の沈殿を生じた。その状態を図1(B)
に模式的に示してある。この白濁溶液をロータリーエバ
ポレータにかけてシクロヘキサンと蒸留水とを除去して
濃縮し、白色固体を得た。その状態を図1(C)に模式
的に示してある。この白色固体を洗浄のためにエタノー
ル中に溶かして濾過する操作を、2回繰り返した。な
お、この固形分を使用した触媒用ペレットは、上記の実
施例1と同様にして作成した。またその形状、寸法、比
表面積、飽和吸蔵量、リッチスパイク(RS)吸蔵量を
実施例1と同様にして観測、測定した。その結果を表1
および図2ならびに図3に示してある。
【0020】
【実施例4】NOx 吸蔵材を含む水溶液として0.99
wt%の水酸化ストロンチウム(Sr(OH))水溶
液を409.54g、用意する。この水溶液には0.0
33mol のストロンチウムが含まれる。この水溶液と共
に、イオン性界面活性剤である1,2ビス(2エチルヘ
キシル)スルホコハク酸ナトリウム、2139gを、有
機溶剤であるベンゼン、1426gに混合し、20分間
撹拌した。このようにして得られた混合液は、図1
(A)に模式的に示すように、界面活性剤によって取り
囲まれたウォータプール中に水酸化ストロンチウムが溶
解した微細なミセルが多数分散しているW/Oマイクロ
エマルジョンを形成している。この混合液中に、ガラス
フィルターを通して二酸化炭素ガスを吹き込んで充分に
バブリングをおこない、ストロンチウムが炭酸化されて
白濁するのを確認した。すなわち各ミセル中でストロン
チウムが炭酸化されて炭酸ストロンチウム(SrC
)の沈殿を生じた。その状態を図1(B)に模式的
に示してある。この白濁溶液をロータリーエバポレータ
にかけてベンゼンと蒸留水とを除去して濃縮し、白色固
体を得た。その状態を図1(C)に模式的に示してあ
る。この白色固体を洗浄のためにエタノール中に溶かし
て濾過する操作を、2回繰り返した。なお、この固形分
を使用した触媒用ペレットは、上記の実施例1と同様に
して作成した。またその形状、寸法、比表面積、飽和吸
蔵量、リッチスパイク(RS)吸蔵量を実施例1と同様
にして観測、測定した。その結果を表1および図2なら
びに図3に示してある。
【0021】
【参考例】NOx 吸蔵材を含む水溶液として12.73
wt%の酢酸バリウム(Ba(CHCOO))水溶
液を66.85g、用意する。この水溶液には0.03
3mol のバリウムが含まれる。この水溶液と共に、非イ
オン性界面活性剤であるポリエチレングリコールラウリ
ルエーテル235.84gを、有機溶剤であるシクロヘ
キサン2124.20gに混合し、20分間撹拌した。
これとは別に、シクロヘキサン3226.51gにポリ
エチレングリコールラウリルエーテル358.50gを
混ぜて撹拌し、さらに3.17wt%の炭酸水素アンモ
ニウム(NH HCO)溶液91.57g(0.03
7mol のCO 2−を含む)を加え、20分間撹拌し
た。これら2つの溶液を混合、撹拌してバリウムが炭酸
化して白濁するのを確認した。すなわち各ミセル中でバ
リウムが炭酸化されて炭酸バリウム(BaCO)の沈
殿を生じた。この白濁溶液をロータリーエバポレータに
かけてシクロヘキサンと蒸留水とを除去して濃縮し、白
色固体を得た。この白色固体を洗浄のためにエタノール
中に溶かして濾過する操作を、2回繰り返した。なお、
この固形分を使用した触媒用ペレットは、上記の実施例
1と同様にして作成した。またその形状、寸法、比表面
積、飽和吸蔵量、リッチスパイク(RS)吸蔵量を実施
例1と同様にして観測、測定した。その結果を表1およ
び図2ならびに図3に示してある。
【0022】
【比較例1】蒸留水300gにγ−アルミナ粉末を20
g混ぜて撹拌した。これに6.85wt%の酢酸バリウ
ム水溶液100g(0.033mol のバリウムを含む)
を加え、撹拌した。この溶液から水を除去して濃縮し、
120℃で3時間乾燥した後、空気中、550℃で2時
間、焼成した。こうして得られた粉末を、炭酸水素アン
モニウム4.74gに水300mlを加えて溶解し均一に
した溶液に混ぜて20分間撹拌し、その後、吸引濾過し
た。その固形分を120℃で3時間乾燥後、300mlの
蒸留水に混ぜて撹拌した。この溶液に4.604wt%
の白金ジニトロジアミン錯体10.86g(0.5gの
白金を含む)を混合し、20分間撹拌し、さらに吸引濾
過した。こうして得られた固形分を120℃で3時間乾
燥後、450℃で2時間焼成し、これをペレット化し
た。すなわち、酢酸バリウムをアルミナの表面に付着さ
せ、これを焼成して酸化バリウムとしてアルミナに担持
させた。その形状、寸法、比表面積、飽和吸蔵量、リッ
チスパイク(RS)吸蔵量を実施例1と同様にして観
測、測定した。その結果を表1および図2ならびに図3
に示してある。
【0023】
【比較例2】蒸留水300gにγ−アルミナ粉末を20
g混ぜて撹拌した。これに6.86wt%の酢酸ストロ
ンチウム水溶液100g(0.033mol のストロンチ
ウムを含む)を加え、撹拌した。この溶液から水を除去
して濃縮し、120℃で3時間乾燥した後、空気中、5
50℃で2時間、焼成した。こうして得られた粉末を、
炭酸水素アンモニウム4.74gに水300mlを加えて
溶解し均一にした溶液に混ぜて20分間撹拌し、その
後、吸引濾過した。その固形分を120℃で3時間乾燥
後、300mlの蒸留水に混ぜて撹拌した。この溶液に
4.604wt%の白金ジニトロジアミン錯体10.8
6g(0.5gの白金を含む)を混合し、20分間撹拌
し、さらに吸引濾過した。こうして得られた固形分を1
20℃で3時間乾燥後、450℃で2時間焼成し、これ
をペレット化した。すなわち、酢酸ストロンチウムをア
ルミナの表面に付着させ、これを焼成して酸化ストロン
チウムとしてアルミナに担持させた。その形状、寸法、
比表面積、飽和吸蔵量、リッチスパイク(RS)吸蔵量
を実施例1と同様にして観測、測定した。その結果を表
1および図2ならびに図3に示してある。
【0024】
【比較例3】蒸留水300gにγ−アルミナ粉末を20
g混ぜて撹拌した。これに10.83wt%の硝酸ラン
タン水溶液100g(0.033mol のランタンを含
む)を加え、撹拌した。この溶液から水を除去して濃縮
し、120℃で3時間乾燥した後、空気中、550℃で
2時間、焼成した。こうして得られた粉末を、炭酸水素
アンモニウム4.74gに水300mlを加えて溶解し均
一にした溶液に混ぜて20分間撹拌し、その後、吸引濾
過した。その固形分を120℃で3時間乾燥後、300
mlの蒸留水に混ぜて撹拌した。この溶液に4.604w
t%の白金ジニトロジアミン錯体10.86g(0.5
gの白金を含む)を混合し、20分間撹拌し、さらに吸
引濾過した。こうして得られた固形分を120℃で3時
間乾燥後、450℃で2時間焼成し、これをペレット化
した。すなわち、硝酸ランタンをアルミナの表面に付着
させ、これを焼成して酸化ランタンとしてアルミナに担
持させた。その形状、寸法、比表面積、飽和吸蔵量、リ
ッチスパイク(RS)吸蔵量を実施例1と同様にして観
測、測定した。その結果を表1および図2ならびに図3
に示してある。
【0025】
【表1】
【0026】なお、この発明の実施例で得られたNOx
吸蔵材粒子の形状をTEM観察して描いた形状を図4
(A)(B)に示してある。
【0027】表1に示すように、界面活性剤としてイオ
ン性のものを使用することにより、球状の粒子を生成す
ることができ、これに対して非イオン性の界面活性剤を
使用すると針状の粒子が生成される。また、比較例のよ
うにNOx 吸蔵材を含む溶液をアルミナに付着させて焼
成した場合には、すなわちマイクロエマルジョン法を採
用しない場合には、NOx 吸蔵材が定まった粒子形状を
呈することがなく、膜状に広がった形状となっていた。
一方、NOx 吸蔵材を炭酸化するための方法として、二
酸化炭素のバブリングをおこなうことにより、炭酸水素
アンモニウム含有W/Oマイクロエマルジョンを混合す
る方法よりも微細な粒子を得ることができた。
【0028】つぎにNOx の吸蔵量について検討する
と、この発明の実施例のように、NOx 吸蔵材粒子が微
細化されてその比表面積が30m/g以上、特に40
/g以上であれば、図2に示す測定結果から知られ
るように、参考例や比較例に示す触媒よりもNOx の飽
和吸蔵量が明らかに優れている。また、RS吸蔵量すな
わち還元性能についても図3に示す測定結果から知られ
るように、比表面積が30m/g以上のこの発明によ
る触媒によれば、参考例や比較例に示す触媒に対して明
らかに優れている。したがってこの発明では、NOx 吸
蔵材の比表面積を30m/g以上とした。また上述し
たこの発明の方法によれば、比表面積が30m/g以
上となる微細なNOx 吸蔵材粒子を担持した排ガス触媒
を好適に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の方法でマイクロエマルジョンを形
成しているミセルおよびその内部での沈殿の生成ならび
に濃縮の過程を模式的に示す図である。
【図2】 実施例および参考例ならびに比較例について
の飽和吸蔵量の測定結果を示す図である。
【図3】 実施例および参考例ならびに比較例について
のリッチスパイク飽和吸蔵量の測定結果を示す図であ
る。
【図4】 この発明のNOx 吸蔵材の粒子形状をTEM
で目視観察して描いた模式図である。
フロントページの続き Fターム(参考) 4D048 AA06 AA07 AC09 BA03X BA03Y BA15X BA15Y BA30X BA30Y BA45X BA45Y BB01 BB06 BB17 4G069 AA03 AA08 BC12B BC13B BC16B BC75B BD02B BD04B CA03 CA13 DA05 EA02X EA02Y EA03X EA03Y EA04X EA04Y EC02X EC02Y EC03X EC03Y EC04X EC04Y EC05X EC05Y FA01 FA02 FB30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NOx 吸蔵材粒子と貴金属とを担体に担
    持させた排ガス浄化触媒において、 前記NOx 吸蔵材粒子の比表面積が、30m/g以上
    であることを特徴とする排ガス浄化触媒。
  2. 【請求項2】 前記のNOx 吸蔵材粒子の形状が、球状
    もしくは針状であることを特徴とする請求項1に記載の
    排ガス浄化触媒。
  3. 【請求項3】 NOx 吸蔵材粒子と貴金属とを担体に担
    持させた排ガス浄化触媒の製造方法において、 前記NOx 吸蔵材を含む水溶液を界面活性剤と共に分散
    媒中に分散させてW/Oマイクロエマルジョンを作成す
    る工程と、 そのW/Oマイクロエマルジョン中で前記NOx 吸蔵材
    の沈殿物を作成する工程と、 そのNOx 吸蔵材の沈殿物を前記担体の原料と混合して
    焼成することによりNOx 吸蔵材を担体に担持させる工
    程とを備えていることを特徴とする排ガス浄化触媒の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 前記NOx 吸蔵材の沈殿を作成する工程
    が、前記水溶液中のNOx 吸蔵材を炭酸化する工程であ
    ることを特徴とする請求項3に記載の排ガス浄化触媒の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 前記NOx 吸蔵材の沈殿を作成する工程
    が、二酸化炭素をバブルリングして前記水溶液中のNO
    x 吸蔵材を炭酸化する工程であることを特徴とする請求
    項3に記載の排ガス浄化触媒の製造方法。
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