JP2000505449A - 2―ヘテロアロイルシクロヘキサン―1,3―ジオン - Google Patents

2―ヘテロアロイルシクロヘキサン―1,3―ジオン

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JP2000505449A JP9529796A JP52979697A JP2000505449A JP 2000505449 A JP2000505449 A JP 2000505449A JP 9529796 A JP9529796 A JP 9529796A JP 52979697 A JP52979697 A JP 52979697A JP 2000505449 A JP2000505449 A JP 2000505449A
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Abstract

(57)【要約】 式I: [但し、L及びMが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C4アルコキシ(これらの基は1〜5個のハロゲン原子又はC1〜C4アルコキシで置換されていても良い);ハロゲン、シアノ又はニトロを表し;xが、酸素又は1個もしくは2個の酸素で置換されてもよい硫黄を表し;nが、0、1又は2を表し;Q、R1,R2、R3及びR4が請求項1に記載された意味を有する。]で表されるヘテロアロイル誘導体、ヘテロアロイル誘導体の製造方法、これらを含む組成物、これらの誘導体、組成物を雑草を防除するために使用する方法、が開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】 2−ヘテロアロイルシクロヘキサン−1,3−ジオン 本発明は、除草活性を有する新規なヘテロアロイル誘導体、このヘテロアロイ ル誘導体の製造方法、この誘導体を含む組成物及び雑草の防除にこの誘導体又は 誘導体を含む組成物を使用する方法に関する。 文献、例えばWO948988、WO9404524及びEP283261に 、除草活性を有する2−ヘテロアロイルシクロヘキサジオンが記載されている。 公知の化合物の除草特性及び栽培植物に対する耐性は、一応満足できるもので あるが、限界がある。 本発明の目的は、上記特性が改良された新規な2−ヘテロアロイルシクロヘキ サンジオンを見出すことにある。 本発明者等は、上記目的が、式I: [但し、L及びMが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6 アルキニル、C1〜C4アルコキシ(これらの基は1〜5個のハロゲン原子又はC1 〜C4アルコキシで置換されていても良い);ハロゲン、シアノ又はニトロを表 し; Xが、酸素又は1個もしくは2個の酸素で置換されてもよい硫黄を表し; nが、0、1又は2を表し; R1が、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル 、C1〜C4アルコキシ(これらの基は1〜5個のハロゲン原子又はC1 〜C4アルコキシで置換されていても良い);ハロゲン;又は 下記の置換基:即ちC1〜C4アルキル、水素、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4 ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1〜C4 アルコキシカルボニルで単一置換(一置換)もしくは複数置換(多置換)された フェニルを表し; R2が、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル 、C1〜C4アルコキシ(これらの基は1〜5個のハロゲン原子又はC1〜C4アル コキシで置換されていても良い);ハロゲン;又は 下記の置換基:即ちC1〜C4アルキル、水素、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4 ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1〜C4 アルキルオキシカルボニルで単一置換もしくは複数置換されたフェニルを表し; 下記のR3とR2とが結合していても良く; R3が水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、 C1〜C4アルコキシ(これらの基は1〜5個のハロゲン原子又はC1〜C4アルコ キシで置換されていても良い);ハロゲン;又は 下記の置換基:即ちC1〜C4アルキル、水素、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4 ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1〜C4 アルキルオキシカルボニルで単一置換もしくは複数置換されたフェニルを表し; R3とR2とが結合していても良く; R4が水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、 C1〜C4アルコキシ(これらの基は1〜5個のハロゲン原子又はC1〜C4アルコ キシで置換されていても良い);ハロゲン;又は 下記の置換基:即ちC1〜C4アルキル、水素、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4 ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1〜C4 アルキルオキシカルボニルで単一置換もしくは複数置換されたフェニルを表し; Qが、式II: {但し、R5、R6及びR10水素、C1〜C4アルキルを表し; R7が水素、C1〜C4アルキル、C3〜C4シクロアルキル(これらの基は1〜 3個の下記の置換基:即ちハロゲン原子、C1〜C4チオアルキル又はC1〜C4ア ルコキシを有していても良い);又は C1〜C4アルコキシ;C1〜C6アルコキシアルキル、テトラヒドロピラン−3 −イル、テトラヒドロピラン−4−イルを表し;又は R7及び下記のR9が、一緒に合体して結合又は3員〜6員の炭素環を形成して も良く; R8が水素、C1〜C4アルキルを表し; R9が水素、C1〜C4アルキル又は基COOR11を表し;及び R11が水素、C1〜C4アルキルを表す。} で表される2−位で結合するシクロヘキサン−1,3−ジオンを表す。] で表されるヘテロアロイル誘導体、及びその農業上利用可能な塩により達成され ることを見出した。 化合物Iは、式IIの化合物を式IIIの安息香酸誘導体と反応させ、次いでそれ を転位させて式Iのヘテロアロイル誘導体を形成することにより得られる。 図式1 上記図式1において、上記式中のTはハロゲン又はOHを意味し、そしてL、 M、X、R1、R2、R3、R4及びnは前記と同義である。 一連の反応の第1工程、即ちアシル化は、一般的に公知の方法、例えば式III (T=Cl)の酸クロリド又は活性化されたカルボン酸(T=OH)を、シクロ ヘキサンジオンIIの溶液又は懸濁液に、所望により補助塩基の存在下に添加する ことにより行われる。上記カルボン酸の活性化は、例えば、DCC(ジシクロカ ルボジイミド)或いは文献に公知の類似の試薬(例、トリフェニルホスフィン/ DEAD=ジエチルアゾジカルボキシレート、2−ピリジンジスルフィド/トリ フェニルホスフィン)を用いて行われる。反応物質と補助塩基はこの場合、等モ ルで使用することが好都合である。IIに対して、少し過剰、例えば1.2〜1. 5モル当量の補助塩基を使用することが特定の条件で有利となり得る。 好適な補助塩基としては、第3級アルキルアミン、ピリジン或いはアルカリ金 属炭酸塩を挙げることができる。溶剤としては、例えば塩化メチレン、ジオキサ ン、ジエチルエーテル、トルエン、アセトニトリル又は酢酸エチルを使用するこ とができる。 酸クロリドの添加の間、反応混合物は、0〜10℃に冷却することが好ましく 、その後、20〜100℃、特に25〜50℃、にて反応終結まで攪拌される。 仕上げは、慣用の方法、例えば、反応混合物を水に注ぎ、有用な生成物を、塩化 メチレン等を用いて抽出する、ことにより行われる。有機層を乾燥し、溶剤を除 去した後、粗エノールエステルを、更に精製すること無しに転位に使用すること ができる。シクロヘキサン−1,3−ジオンのベンゾイルエノールエステルの製 造例は、例えばEP−A186118又はUS4780127に見られる。 エノールエステルの式Ia〜Ieの化合物への転位は、溶剤中、補助塩基の存在下 、20〜40℃にて、触媒としてシアノ化合物を用いて行うことが好都合である 。 溶剤としては、例えばアセトニトリル、塩化メチレン、1,2−ジクロロエタ ン、酢酸エチル又はトルエンを使用することができる。アセトニトリルが好まし い。好適な補助塩基としては、第3級アルキルアミン、ピリジン或いはアルカリ 金属炭酸塩を挙げることができる。これらは、ベンゾイルエノールエステルに対 して、等量で、或いは4倍までの過剰量で使用することが好ましい。好ましい補 助塩基は2倍量のトリエチルアミンである。 適当な触媒は、シアン化カリウム、アセトンシアノヒドリン及びトリメチルシ リルシアニドであり、エノールエステルに対して1〜50モル%の量で使用する ことが好ましい。アセトンシアノヒドリンを、例えば5〜15モル%、特に10 モル%で添加することが好ましい。エノールエステルのシアニド−触媒化転位の 例は、例えばEP−A186118或いはUS4780127に見られる。 仕上げは、それ自体公知の方法で行われる。例えば、反応混合物を希薄鉱酸( 例、5%濃度塩酸又は硫酸)で酸性化し、塩化メチレン或いは酢酸エチル等の有 機溶剤で抽出する。精製のために、抽出物を冷却された5〜10%濃度アルカリ 金属炭酸塩溶液で抽出し、最終生成物を水層を通過させる。水溶液を酸性化する ことにより、式Ia〜Ieの生成物を沈殿させ、或いは再び塩化メチレン又は酢酸エ チルで抽出し、乾燥し、その後溶剤を除去する。 出発材料として使用される式IIの1,3−ジケトンは知られており、それ自体 公知の方法で製造することができる。例えば、EP−A71707、EP− A142741、EP−A243313、US4249937及びWO92/1 3821に記載されている。シクロヘキサンジオン及びジメドンは市販されてい る化合物である。 式IIIの安息香酸誘導体は、下記のように製造することができる: ハロゲン化ベンゾイル、例えば式III(T=Cl)の塩化ベンゾイルは、それ 自体公知の方法で、式III(T=OH)の安息香酸を塩化チオニルと反応させる ことにより製造される。 式III(T=OH)の安息香酸は、式III(T=C1〜C4アルコキシ)の対応エ ステルから、公知の方法で、酸又は塩基の加水分解により製造することができる 。 式IIIの中間体は、場合により文献に公知の化合物、例えば置換フェノールカ ルボン酸IV又はチオカルンボン酸Vから出発して製造することができる。知られ ていない化合物IV又はVは、文献(参照、Houben Weyl,Methoden der Organishen Chemie[Methods of Organic Chemistry]第VI巻,第IX巻及び第E11 巻)に公知の反応を用いて合成することができる。 式IIIの中間体を得る更なる反応は、文献公知の方法により進行する(例、Syn thesis 1975,451;J.Org.Chem.1974,39-1811;J.Am.Chem.Soc.1954, 76,1068;Heterocyclic Compounds,Volume:Multi-Sulur and Sulfur and Ox ygen Five an Six-Membered Heterocycles;J.Org.Chem.1979,44,1977) 。 図式2 2,3−ジヒドロベンズ−1,4−オキサチイン誘導体は、例えば、図式2A に示されているように、芳香族化合物(X=O、S;T=OH、C1〜C4アルコ キシ)(文献:J.Heterocycl.Chem.20,1983,867)に分子内求核置換するこ とにより合成することができる。経路B及びCは、2−アルコキシ−2,3−ジ ヒドロベンズ−1,4−オキサチイン誘導体について文献に明示された経路(文 献:J.Am.Chem.Soc.76,1954,1068;J.Org.Chem.44,1979,1977)を 記載している。フェノール又はチオールは、図式2のD及びEに示されたように 、アルカリ溶液中で臭化アルキルでアルキル化することができる。反応物質と塩 基はこの場合等モルで使用するのが好都合である。過剰の塩基が有利な場合があ る。好ましい溶剤としては、エタノール等のアルコール或いはDMFを挙げるこ とができ、好まし塩基としては、アルコキシド(例、ナトリウムメトキシド) 或いは例えばNaHを挙げることができる。反応は常圧或いは高圧で行われる。 好ましい圧力範囲は1〜10バールである。反応混合物は、20〜150℃、特 に60〜80℃で攪拌するのが好ましい。仕上げは、例えば、反応混合物を、水 酸化ナトリウム溶液等の希薄溶液に注ぐことにより行われ、そして有用な生成物 は酢酸エチル等で抽出し、乾燥し、溶剤を除去することにより得ることができる 。 その後、例えば、Zをアルコール性溶液中にてメタンチオスルホン酸カリウム で交換することができる。好ましい溶剤としては、エタノール、メタノール及び イソプロパノールを挙げることができる。反応混合物は、この場合20〜100 ℃、特に60〜80℃で攪拌することが好ましい。 仕上げは、例えば、水を添加され、そして有用な生成物を吸引ろ過或いは塩化 メチレン等で抽出し、次いで乾燥することにより行われる。 ジヒドロベンズオキサチイン(dihydrobenzoxathiin)又はジヒドロベンゾジチ イン(dihydrobenzodithiin)を得るための環化は不活性溶剤中、ルイス酸を添加 して行われる。この関係で、ルイス酸としては三塩化アルミニウムが好ましく、 不活性溶剤としてはニトロメタン又は塩化メチレンが好ましい。反応混合物は2 0〜50℃に保持される。仕上げは、例えば、希薄鉱酸(例、塩酸)の添加によ り行われ、そして有用な生成物は吸引ろ過或いはエーテル等で抽出され、次いで 乾燥され、溶剤を除去することにより得られる。 文献に公知の方法に従う酸化及び/又は脱水素化(Houben Weyl Methoden der Organishe Synthese第IV/1a & b巻)により、式XVIII: 図式3 [上記の図式において、TがOH、C1〜C4アルコキシ;及びL、M、X、R1 〜R4及びn前記と同義である。] の対応する臭素又は沃素置換化合物を、一酸化炭素及び水と、高圧下、パラジウ ム、ニッケル、コバルトもしくはロジウムの遷移金属触媒及び塩基の存在下に、 反応させることによっても得ることができる。 ニッケル、コバルト、ロジウム、特にパラジウムの触媒は、金属の形態で、あ るいは通常の塩の形態(例、PdCl2、RhCl3・H2O等のハロゲン化合物 ;Pd(OAc)2等の酢酸塩;シアニド等)で、公知の原子価状態で存在する ことができる。第3級ホスフィン、金属アルキルカルボニル、金属カルボニル( 例、CO2(CO)8、Ni(CO)4)との金属錯体;第3級ホスフィンとの金 属カルボニル錯体(例、(PPh32Ni(CO)2);第3級ホスフィンとの 遷移金属錯体塩でも存在し得る。最後に述べた態様は、パラジウムの場合が触媒 として好ましい。これに関連して、ホスフィン配位子の性質は、大きく変化する 。例えば、下記式によって表すことができる: 上式において、kが1、2、3又は4の数であり、基R12〜R15は、低分子量 のアルキル(例、C1〜C6アルキル)、アリール(例、ベンジル、フェネチル 又はアリールオキシ)である。 上記アリールとしては、例えばナフチル、アンスリル、好ましくは非置換又は 置換フェニル(置換基としては、カルボキシ化に不活性であることのみ注意を払 うべきで、そうでなければ広く選択でき、C1〜C6アルキル(例、メチル)、カ ルボキシル基(例、COOH、COOM(Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属 或いはアンモニウム塩))、又は酸素を介した有機炭素基(例、C1〜C6アルコ キシ基)等の全ての不活性有機炭素基を含む)を挙げることができる。 ホスフィン錯体は、それ自体公知の方法、例えば冒頭に記述された文献に記載 されているようにして製造することができる。例えば、通常に市販されている金 属塩、例えばPdCl2、Pd(OCOCH32を出発材料として使用し、そし てホスフィン、例えばP(C653、P(n−C493、PCH3 (C652、1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン、を加える。 遷移金属に対するホスフィンの量は、通常0〜20モル当量、特に0.1〜1 0モル当量、さらに1〜5モル当量の範囲である。 遷移金属は臨界的でない。勿論、価格面から少ない方が良いので、例えば出発 物質II又はIIIに対して、0.1〜10モル%、特に1〜5モル%の量で使用さ れる。 安息香酸III(T=OH)の製造のために、反応は、出発物質VIに対して一酸 化炭素と出発物質VIに対して少なくとも等モルの水を用いて行われる。反応成分 の水は、溶剤として同時に使用することもできる。即ち最大量は臨界的でない。 しかしながら、出発物質及び使用される触媒の性質によって異なるが、反応成 分の代わりに溶剤として不活性溶剤又はカルボキシル化に使用される塩基を用い ることもできる。 カルボキシル化反応に好適な不活性溶剤としては、炭化水素(例、トルエン、 キシレン、ヘキサン、ペンタン、シクロヘキサン)、エーテル(例、メチルte rtブチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン)、 置換アミド(例、ジメチルホルムアミド、完全置換(persubstituted)尿素(例、 テトラ−C1〜C4アルキル尿素)又はニトリル(例、ベンゾニトリル、アセトニ トリル)などの通常の溶剤を挙げることができる。 方法の好ましい態様では、反応成分の1種、特に塩基は、過剰に使用され、こ のため溶剤は必要としない。 方法に好適な塩基としては、反応中に遊離する沃化水素又は臭化水素と結合可 能な全ての不活性塩基を挙げることができる。その例として、第3級アミン(例 、tert−アルキルアミン)、例えば、トリアルキルアミン(例、トリエチル アミン)、環式アミン(例、N−メチルピペリジン又はN,N’−ジメチルピペ リジン、ピリジン)、アルカリ金属水素炭酸塩、テトラアルキル置換尿素誘導体 (例、テトラメチル尿素等のテトラC1〜C4アルキル尿素)を挙げることができ る。 塩基の量は、臨界的ではないが、通常1〜10モル、特に1〜5モル使用され る。同時に溶剤として塩基を使用する場合は、その量は一般に反応性分が溶解す るような割合とされ、不必要に過剰な使用は、価格を抑えるため、小型反応器を 使用できるように、そして反応成分最大接触を保証するために、実施可能とする ために回避される。 反応の間、一酸化炭素の圧力は、VIに対して過剰のCOが常に存在するように 調整される。好ましくは、室温における一酸化炭素の圧力は1〜250バール、 特に5〜150バールの範囲である。 カルボニル化は、一般に20〜250℃、特に30〜150℃にて、連続的或 いはバッチで行われる。バッチ式操作の場合、一酸化炭素を、一定の圧力を維持 するために反応混合物に連続的に注入すると都合が良い。 出発物質として使用されるハロゲン化アリール化合物XVIIIは公知であるか、 公知の合成法の適宜な組合せ及び前記の反応経路に従って容易に製造することが できる。 一般式Iのベンゾイル誘導体の目的とする使用の点から、好適な基としては下 記のものを挙げることができる: L、M:水素、 C1〜C6アルキル(例えばメチル、エチル、n−プロピル、1−メチルエチル 、ブチル、1−メチルプロピル、2−メチルプロピル、1,1−ジメチルエチル 、ペンチル、1−メチルブチル、2−メチルブチル、3−メチルブチル、1, 1−ジメチルプロピル、1,2−ジメチルプロピル、2,2−ジメチルプロピル 、1−エチルプロピル、ヘキシル、1−メチルペンチル、2−メチルペンチル、 3−メチルペンチル、4−メチルペンチル、1,1−ジメチルブチル、1,2− ジメチルブチル、1,3−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、2,3− ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、1−エチルブチル、1,1,2−ト リメチルプロピル、1,2,2−トリメチルプロピル、1−エチル−1−メチル プロピル又は1−エチル−2−メチルプロピル、特にメチル、エチル、1−メチ ルエチル、1−メチルプロピル、2−メチルエチル、1,1−ジメチルエチル又 は、1,1−ジメチルプロピル); C2〜C6アルケニル(例えば2−プロペニル、2−ブテニル、3−ブテニル、 1−メチル−2−プロペニル、2−メチル−2−プロペニル、2−ペンテニル、 3−ペンテニル、4−ペンテニル、3−メチル−2−ブテニル、1−メチル−2 −ブテニル、2−メチル−2−ブテニル、1−メチル−3−ブテニル、2−メチ ル−4−ブテニル、3−メチル−3−ブテニル、1,1−ジメチル−2−プロペ ニル、1,2−ジメチル−2−プロペニル、1−エチル−2−プロペニル、2− ヘキセニル、3−ヘキセニル、4−ヘキセニル、5−ヘキセニル、1−メチル− 2−ペンテニル、2−メチル−2−ペンテニル、3−メチル−2−ペンテニル、 4−メチル−2−ペンテニル、1−メチル−3−ペンテニル、2−メチル−3− ペンテニル、3−メチル−3−ペンテニル、4−メチル−3−ペンテニル、1− メチル−4−ペンテニル、2−メチル−4−ペンテニル、3−メチル−4−ペン テニル、4−メチル−4−ペンテニル、1,1−ジメチル−2−ブテニル、1, 1−ジメチル−3−ブテニル、1,2−ジメチル−2−ブテニル、1,3−ジメ チル−3−ブテニル、2,2−ジメチル−3−ブテニル、2,3−ジメチル−2 −ブテニル、2,3−ジメチル−3−ブテニル、1−エチル−2−ブテニル、1 −エチル−3−ブテニル、2−エチル−2−ブテニル、2−エチル−3−ブテニ ル、1,1,2−トリメチル−2−プロペニル、1−エチル−1−メチル−2− プロペニル及びエチル−2−メチル−2−プロペニル、特に1−メチル−2−プ ロペニル、1−メチル−2−ブテニル、1,1−ジメチル−2−プロペニル、及 び1,1−ジメチル−2−ブテニル; C2〜C6アルキニル(例えばプロパルギル、2−ブチニル、3−ブチニル、2 −ペンチニル、3−ペンチニル、4−ペンチニル、1−メチル−3−ブチニル、 2−メチル−3−ブチニル、1−メチル−2−ブチニル、1,1−ジメチル−2 −プロピニル、1−エチル−2−プロピニル、2−ヘキシニル、3−ヘキシニル 、4−ヘキシニル、5−ヘキシニル、1−メチル−2−ペンチニル、1−メチル −3−ペンチニル、1−メチル−4−ペンチニル、3−メチル−4−ペンチニル 、4−メチル−2−ペンチニル、1,1−ジメチル−2−ブチニル、1,1−ジ メチル−3−ブチニル、1,2−ジメチル−3−ブチニル、2,2−ジメチル− 3−ブチニル、1−エチル−2−ブチニル、1−エチル−3−ブチニル、2−エ チル−3−ブチニル及び1−エチル−1−メチル−2−プロピニル); C1〜C4アルコキシ(例えばメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、1−メチ ルエトキシ、n−ブトキシ、1−メチルプロポキシ、2−メチルプロポキシ及び 1,1−ジメチルエトキシ、特にメトキシ、エトキシ、i等の−プロポキシC1 〜C3アルコキシ); これらの基は、1〜5個のハロゲン原子(弗素、塩素、臭素及び沃素、特に弗 素及び塩素)又は上述のC1〜C4アルコキシにより置換されていても良い。 好ましいヘテロアロイル誘導体は、下記の式Iaで表される: [但し、Lが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキ ニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、 ハロゲン、シアノ又はニトロを表し; Mが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、 C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、ハロゲ ン、シアノ又はニトロを表し;そして Q、X、Rl〜R4及びnが前記と同義である。] で表されるヘテロアロイル誘導体。 さらに、好ましいヘテロアロイル誘導体は、下記の式Ibで表される: [但し、Lが、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、 C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、ハロゲ ン、シアノ又はニトロを表し; Mが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、 C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、ハロゲ ン、シアノ又はニトロを表し;そして Q、X、R1〜R4及びnが前記と同義である。] 好ましいヘテロアロイル誘導体は、L及びMが水素、メチル、メトキシ、塩素 、シアノ、ニトロ及びトリフルオロメチルである場合の式Iの化合物でもある。 さらにまた、好ましいヘテロアロイル誘導体は、式Icで表される: [但し、Lが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキ ニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、 ハロゲン、シアノ又はニトロを表し; Mが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、 C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、ハロゲ ン、シアノ又はニトロを表し;そして Q、R1〜R4及びnが前記と同義である。] 好ましいヘテロアロイル誘導体は、式Idでも表される: [但し、Lが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキ ニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ 、ハロゲン、シアノ又はニトロを表し; Mが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、 C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、ハロゲ ン、シアノ又はニトロを表し;そして Q、R1〜R4及びnが前記と同義である。] 好ましいヘテロアロイル誘導体は、さらに式Idでも表される: [但し、Lが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキ ニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、 ハロゲン、シアノ又はニトロを表し; Mが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキ ニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、 ハロゲン、シアノ又はニトロを表し; mは0、1又は2を表し;そして Q、R1〜R4及びnが前記と同義である。] 好ましいヘテロアロイル誘導体は、式Ieでも表される: [但し、Lが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキ ニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、 ハロゲン、シアノ又はニトロを表し; Mが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、 C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、ハロゲ ン、シアノ又はニトロを表し; mは0、1又は2を表し;そして Q、R1〜R4及びnが前記と同義である。] 式I〜式Idで表される好ましいヘテロアロイル誘導体は、置換基が好ましい置 換基の組合せで構成されるものも好ましい。 式Iの特に好ましい化合物を下記の表1〜6に列挙する。 [製造例] A)出発物質及び中間体の製造例 1.3−(2−ブロモエトキシ)−2−メチル安息香酸エチル 13.6g(0.2モル)のナトリウムメトキシドを、200mlのエタノー ルに溶解する。その後、36g(0.2モル)の3−ヒドロキシ−2−メチル安 息香酸エチルを添加し、その混合物を2時間還流する。次いで61.4g(0. 32モル)の1,2−ジブロモエタンを滴下し、混合物を加熱して、20時間還 流する。冷却した反応混合物をロータリーエバポレータで濃縮する。残渣を酢酸 エチルに採取し、水酸化ナトリウムの希薄溶液で3回洗浄する。有機層を乾燥し 、溶剤を蒸留除去する。有用な生成物をカラムクロマトグラフィにより精製する 。収率:14.6gの油 2.3−(2−メチルスルホニルチオエトキシ)−2−メチル安息香酸エチル 2g(7ミリモル)の3−(2−ブロモエトキシ)−2−メチル安息香酸エチ ル及び1.1g(7.3ミリモル)のチオメタンスルホン酸カリウムを、10m lの無水エタノールに溶解する。反応混合物を20時間還流する。次いで溶剤を 蒸留除去し、残渣を塩化メチレンに採取し、水洗する。有機層を硫酸ナトリウム 上で乾燥し、溶剤を除去する。有用な生成物をカラムクロマトグラフィにより精 製する。収率:11g(50%) 3.8−メチル−2,3−ジヒドロベンゾ−1,4−オキサチイン−7−カル ボン酸エチル 1.0g(3.4ミリモル)の3−(2−メチルスルホニルチオエトキシ)− 2−メチル安息香酸エチルを、5mlのニトロメタンに溶解する。0.42g( 3.14ミリモル)の三塩化アルミニウムを添加する。混合物を室温で45分間 攪拌する。2Nの塩酸10mlの添加、及び続くMTBエーテルの抽出により仕 上げを行う。有機層を集め、水及び炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウ ム上で乾燥し、溶剤を蒸留除去する。 収率:0.7g(93%) 4.8−メチル−2,3−ジヒドロベンゾ−1,4−オキサチイン−7−カル ボン酸 4.0g(0.0168モル)の8−メチル−2,3−ジヒドロベンゾ−1, 4−オキサチイン−7−カルボン酸エチルを、1.0g(0.0252モル)の 水酸化ナトリウムを40mlのメタノール/水に溶解した溶液と共に、加熱し還 流する。混合物をその温度で2時間攪拌し、次いで溶剤を蒸留除去する。残渣を 水に採取する。混合物をエーテルで抽出し、その後水層を2N塩酸で酸性化する 。有用な生成物が沈殿し、これを吸引ろ過し、少量の水で洗浄する。生成物を真 空乾燥オーブンで40℃にて乾燥する。 収率:2.9g(93%) 5.8−メチル−2,3−ジヒドロ−4,4−ジオキソベンゾ−1,4−オキ サチイン−7−カルボン酸 2.8g(0.013モル)の8−メチル−2,3−ジヒドロベンゾ−1,4 −オキサチイン−7−カルボン酸を、まずスパチュラ先端量のタングステン酸ナ トリウムと共に30mlの酢酸中に導入する。混合物を50℃を加熱する。3. 3g(0.029ミリモル)の過酸化水素(濃度30%)を滴下する。反応溶液 を50〜60℃にて更に4時間保持する。溶液を氷水に添加する。沈殿を吸引ろ 過し、水洗し、真空乾燥オーブンで40℃にて乾燥する。 収率:2.7g、融点:234℃ [最終生成物の製造] 1.2−(8−メチル−2,3−ジヒドロ−4,4−ジオキソベンゾ−1,4 −オキサチイン−7−カルボニル)−1,3,−シクロヘキサジオン 0.9g(3.72ミリモル)の8−メチル−2,3−ジヒドロ−4,4−ジ オキソベンゾ−1,4−オキサチイン−7−カルボン酸及び0.42g(3.7 2ミリモル)の1,3−シクロヘキサジオンを、20mlのアセトニトリルに溶 解する。その後、0.81g(3.9ミリモル)のDDC(ジシクロヘキシルカ ルボジイミド)を加え、そして混合物を、完全に反応するまで数時間攪拌する。 0.75g(7.44ミリモル)のトリエチルアミン及び0.2mlのトリメチ ルシリルシアニドを、次いで滴下する。混合物を室温で3時間攪拌する。仕上げ のため、混合物を100mlの2%炭酸ナトリウム溶液に注ぐ。沈殿を吸引 ろ過し、水層を酢酸エチルで洗浄する。その後水層を、2N塩酸で酸性化する。 有用な生成物が沈殿する。これを吸引ろ過し、少量の水で洗浄し、真空乾燥オー ブンで乾燥する。 収率:0.6g、融点:201℃ 化合物I及びその農業上有用な塩−異性体混合物及び純粋な異性体の両方共− 除草剤として好適である。Iを含む除草剤組成物は、非栽培領域の植生を、特に 高施与率で、防除するのに好適である。これらの組成物は、オオムギ、米、トウ モロコシ、大豆、及び綿花等の作物の中に広範囲に残った雑草及び牧草に対して 、栽培植物に損傷を与えることなく作用する。この効果は、主に低施与率で観 察される。 施与方法によるが、化合物I又はこれらを含む組成物は、更に多くの栽培植物 に、望ましくない植物の除去のために使用することができる。適当な作物として 以下のものを挙げることができる。 タマネギ(Allium cepa) パイナップル(Ananas comosus) ナンキンマメ(Arachis hypogaea) アスパラガス(Asparagus officinalis) フダンソウ(Betavulgaris spp.altissima) サトウジシヤ(Betavulgaris spp.rapa) アブラナ(変種カブラ)(Brassica napus var. napus) カブカンラン(変種ナポプラシーカ)(Brassica napus var .napobrassica) テンサイ(変種シルベストリス) (Brassica rapavar.s ilvestris) トウツバキ(Camellia sinensis) ベニバナ(Carthamus tinctorius) キヤリーヤイリノイネンシス(Carya illinoinensis) レモン(Citrus limon) ナツミカン(Citrus sinensis) コーヒー〔Coffea arabica(Coffea canephora、Coffea liberica)〕 キユウリ(Cucumis sativus) ギヨウギシバ(cynodon dactylon) ニンジン(Daucus carota) アブラヤシ(Elaeis guineensis) イチゴ(Fragaria vesca) 大豆(Glycine max) 木棉[Gossypium hirsutum(Gossypium arbo reum、Gossypium herbaceum、Gossypiumvi tifolium)] ヒマワリ(Helianthus annuus) ゴムノキ(Hevea brasiliensis) 大麦(Hordeum vulgare) カラハナソウ(Humulus lupulus) アメリカイモ(Ipomoea batatas) オニグルミ(Juglans regia) レンズマメ(Lens culinaris) アマ(Linum usitatissimum) トマト(Lycopersicon lycopersicum) リンゴ属(Malus SPP.) キヤツサバ(Manihot esculenta) ムラサキウマゴヤシ(Medicago sativa) バショウ属(Musa spp.) タバコ[Nicotiana tabacum(N.rustica)] オリーブ(Olea europaea) イネ(Oryza sativa) アズキ(Phaseolus lunatus) ゴガツササゲ(Phaseolus vulgaris) トウヒ(Picea abies) マツ属(Pinus spp.) シロエンドウ(Pisums ativum) サクラ(Prunus avium) モモ(Prunus persica) ナシ(Pyrus communis) スグリ(Ribes sylvestre) トウゴマ(Ricinus communis) サトウキビ(Saccharum officinarum) ライムギ(Secale cereale) ジャガイモ(Solanum tuberosum) モロコシ[Sorghum bicolor(s.vulgare)] カカオ(Theobroma cacao) ムラサキツメクサ(Trifolium pratense) 小麦(Triticum aestivum) トリテイカム、ドラム(Triticum durum) ソラマメ(Vicia faba) ブドウ(Vitis vinifera) トウモロコシ(Zea mays)。 さらに、上記化合物Iは、繁殖の結果、除草剤の作用に耐性を有する作物に、 一般的な処理法を含めて使用することができる。 上記除草剤組成物又は活性成分は、事前法または事後法により施与される。有 効物質にある種の栽培植物がほとんど耐性を示さない場合は、下部に成長してい る雑草または露出している土壌には付着しても、敏感な栽培植物の葉にできるだ け接触しないように、噴霧装置により除草剤を噴霧することができる(後直接撒 布、レイ−バイ)。 化合物I又はこれらを含む除草剤組成物は、例えば直接的に噴霧可能な水溶液 、粉末、懸濁液、高濃度の水性、油性またはその他の懸濁液または分散液、エマ ルジョン、油性分散液、ペースト、ダスト剤、散布剤または顆粒の形で、噴霧、 ミスト法、ダスト法、散布法または注入法によって施与することができる。施与 方法は、使用目的に基づいて決定される。いずれの場合にも、本発明の有効物質 の可能な限りの微細分配が保証されるべきである。 不活性添加剤としては、主として次のようなものである:中位乃至高位の沸点 の鉱油留分(例えば燈油またはディーゼル油、更にコールタール油等)、並びに 植物性または動物性産出源の油、脂肪族、環式および芳香族炭化水素(例えばパ ラフィン、テトラヒドロナフタリン、アルキル置換ナフタリンまたはその誘導体 、アルキル置換ベンゼン又はその誘導体)、アルコール(例えばメタノール、 エタノール、プロパノール、ブタノール、シクロヘキサノール)、ケトン(例え ばシクロヘキサノン等)、高極性溶剤(例えばN−メチルピロリドン等のアミン 、水)。 水性使用形態は、乳濁液濃縮物、懸濁液、ペースト、または湿潤可能の粉末、 水分散可能の粉末から水の添加により製造することができる。乳濁液、ペースト または油分散液の製造は、物質をそのまま、または油または溶剤中に溶解して、 湿潤剤、接着剤、分散剤または乳化剤により水中に均質に混合することにより行 うことができる。あるいは有効物質、湿潤剤、接着剤、分散剤または乳化剤およ び場合により溶剤または油よりなる濃縮物を製造することもでき、これは水にて 希釈するのに適する。 界面活性剤(助剤)としては次のものが挙げられる:芳香族スルホン酸(例え ばリグニンスルホン酸、フェノールスルホン酸、ナフタリンスルホン酸、ジブチ ルナフタリンスルホン酸)のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩及びアンモニ ウム塩;脂肪酸、アルキルスルホナート、アルキルアリールスルホナート、アル キルスルファート、ラウリルエーテルスルファート、脂肪アルコールスルファー トのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩及びアンモニウム塩;硫酸化ヘキサデ カノール、ヘプタデカノールおよびオクタデカノールの塩;硫酸化脂肪アルコー ルグリコールエーテルの塩;並びにスルホン化ナフタリンおよびナフタリン誘導 体とホルムアルデヒドとの縮合生成物、ナフタリン或はナフタリンスルホン酸と フェノールおよびホルムアルデヒドとの縮合生成物、ポリオキシエチレン−オク チルフェノールエーテル、エトキシル化イソオクチルフェノール、エトキシル化 オクチルフェノール、エトキシル化ノニルフェノール、アルキルフェノールポリ グリコールエーテル、トリブチルフェニルポリグリコールエーテル、アルキルア リールポリエーテルアルコール、イソトリデシルアルコール、脂肪アルコール/ エチレンオキシド縮合物、エトキシル化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキル エーテル、またはポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ラウリルアルコール ポリグリコールエーテルアセタート、ソルビットエステル、リグニン−亜硫酸廃 液およびメチルセルロース。 粉末、散布剤およびダスト剤は活性成分と固体担体物質とを混合または一緒に 磨砕することにより製造することができる。 粒状体(例えば被覆粒状体、含浸粒状体および均質粒状体)は、有効物質を固 体担体物質に結合させることにより製造することができる。 固体担体物質の例としては、鉱物土(例えば珪酸、シリカゲル、珪酸塩、タル ク、カオリン、石灰石、石灰、白亜、膠塊粒土、石灰質黄色粘土、クレイ、白雲 石、珪藻土、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、酸化マグネシウム、磨砕合成 物質)、及び肥料(例えば硫酸アンモニウム、燐酸アンモニウム、硝酸アンモニ ウム、尿素)及び植物性生成物(例えば穀物粉、樹皮、木材およびクルミ穀粉、 セルロース粉末)および他の固形担体物質である。 直接使用可能な調製液の活性成分Iの濃度は、広い範囲で変更することができ る。一般に、その処方は、活性成分を、0.001〜98%、好ましくは0.1 〜95%の量で含む。活性成分は90〜100%の純度(NMRスペクトルによ る)のもの、好ましくは95〜100%の純度のものが使用される。 本発明の化合物Iは、例えば、下記のように配合することができる: I: 20重量部の化合物No.9.1を、80重量部のアルキル化ベンゼン、10 重量部の、オレイン酸N−モノエタノールアミド(1モル)のエチレンオキシド (8〜10モル)付加体、5重量部のドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム及 び5重量部の、ヒマシ油(1モル)のエチレンオキシド(40モル)付加体から なる混合物に溶解させる。この溶液を100000重量部の水に注ぎ、その中で 微細に分散させ、これにより0.02重量%の有効成分を含む水性分散液を得る 。 II: 20重量部の化合物No.9.1を、40重量部のシクロヘキサノン、30重 量部のイソブタノール、20重量部の、イソオクチルフェノール(1モル)のエ チレンオキシド(7モル)付加体及び10重量部の、ヒマシ油(1モル)のエチ レンオキシド(40モル)付加体からなる混合物に溶解させる。この溶液を10 0000重量部の水に注ぎ、その中で微細に分散させ、これにより0.02重量 %の有効成分を含む水性分散液を得る。 III: 20重量部の化合物No.9.1を、25重量部のシクロヘキサノン、65重 量部の鉱物油(沸点210〜280℃の留分)及び10重量部の、ヒマシ油(1 モル)のエチレンオキシド(40モル)付加体からなる混合物に溶解させる。こ の溶液を100000重量部の水に注ぎ、その中で微細に分散させ、これにより 0.02重量%の有効成分を含む水性分散液を得る。 IV: 20重量部の化合物No.9.1を、3重量部のジイソブチルナフタレンスル ホン酸ナトリウム、17重量部のリグノスルホン酸のナトリウム塩(亜硫酸廃液 から得られる)及び60重量部の微粉末のシリカゲルと完全に混合させ、そして その混合物をハンマーミルで磨砕する。最後に、この混合物を20000重量部 の水に分散させ、その中で微細に分散させ、これにより0.1重量%の有効成分 を含む噴霧混合物を得る。 V: 3重量部の化合物No.9.1を、97重量部の微粉砕カオリンと混合し、こ れにより3重量%の有効成分を含むダストを得る。 VI: 20重量部の化合物No.9.1を、2重量部のドデシルベンゼンスルホン酸 カルシウム、8重量部の脂肪アルコールポリグリコールエーテル、2重量部のフ ェノール/尿素/ホルムアルデヒド縮合物のナトリウム塩及び68重量部のパラ フィン鉱物油と充分に混合させ、これにより安定な油性分散液を得る。 VII: 1重量部の化合物No.9.1を、70重量部のシクロヘキサノン、20重量 部のエトキシル化イソオクチルフェノール及び10重量部のエトキシル化ヒマシ 油からなる混合物に溶解させる。これにより安定なエマルジョン濃縮体を得る。 VIII: 1重量部の化合物No.9.1を、80重量部のシクロヘキサノン及び20重 量部のエマルファーEL(Emulphor EL; エトキシル化ヒマシ油)からなる混合物 に溶解させる。これにより安定なエマルジョン濃縮体を得る。 作用範囲を広げ、そして相乗作用を得るために、2−ヘテロアロイルヘキサン −1,3−ジオンIを多くの他の代表的なグループの除草剤又は成長調整剤の活 性成分と混合することができ、そしてこれらと共に施与される。混合に適当な成 分としては、1,2,4−チアジアゾール、1,3,4−チアジアゾール、アミ ド、アミノホスホン酸及びその誘導体、アミノトリアゾール、アニリド、(ヘテ ロ)アリールオキシアルカン酸及びその誘導体、安息香酸及びその誘導体、ベン ゾチアジアジノン、2−アロイル−1,3−シクロヘキサンジオン、ヘテロアリ ールアリールケトン、ベンジルイソキサゾリジノン、メタ−CF3−フェニル誘 導体、カルバメート、キノリンカルボン酸及びその誘導体、クロロアセトアニリ ド、シクロヘキサン−1,3−ジオン誘導体、ジアジン、ジクロロプロピオン酸 及びその誘導体、ジヒドロベンゾフラン、ジヒドロフラン−3−オン、ジニトロ アニリン、ジニトロフェノール、ジフェニルエーテル、ジピリジル、ハロカルボ ン酸及びその誘導体、尿素、3−フェニルウラシル、イミダゾール、イミダゾリ ノン、N−フェニル−3,4,5,6−テトラヒドロナフタルイミド、オキサジ アゾール、オキシラン、フェノール、アリールオキシ−又はヘテロアリールオキ シフェノキシプロピオン酸エステル、フェニル酢酸及びその誘導体、フェニルプ ロピオン酸及びその誘導体、ピラゾール、フェニルピラゾール、ピリダジン、ピ リジンカルボン酸及びその誘導体、ピリミジルエーテル、スルホンアミド、スル ホニル尿素、トリアジン、トリアジノン、トリアゾリノン、トリアゾールカルボ キシアミド及びウラシル、を挙げることができる。 更に、化合物Iは、単一、あるいは他の除草剤との組合せたものを、他の植物保 護剤、例えば殺害虫剤または植物殺菌剤または殺バクテリア剤と共に施用するこ とが有利であり得る。苗栄養不足、希元素欠乏などの症状治癒のために使用され るミネラル塩溶液と混合し得ることことも重要である。植物に無害の油類、油濃 縮物類も添加し得る。 活性成分の施与率は、施与目的、季節、対象の植物および成長段階に応じて、 ヘクタールあたり0.001〜3.0kgの有効物質(a.s.)の量、好まし くは0.01〜1.0kgの量である。 [使用実施例] 式Iの2−ヘテロアロイルシクロヘキサン−1,3−ジオンの除草作用を温室 実験で示すことができた。 プラスチック植木鉢を栽培容器として用い、約3.0%腐植したローム質の砂 を培養基とした。被検植物の種子を種類ごとに播種した。 事前法(pre-emergencet reatment)により、水中に懸濁または乳化させた有効 物質を、種子を撒いた後に細分布したノズルを使用して直接撒布した。出芽と成 長を促進するために容器を軽く灌水し、次いで植物が根付くまで透明のプラスチ ックの覆いを被せた。有効物質により害が与えられない限り、この被覆が被検植 物の均一な出芽をもたらす。事前法の場合の有効物質(a.s.)の施与率を、 1ha(ヘクタール)当たり0.0625〜0.0313kgとした。 事後法(post-emergence treatment)による処理を行う目的で、被検植物を、発 育型によるが、草丈3〜15cmとなった後、水中に懸濁または乳化させた有効 物質で処理した。この場合、被検植物を直接播種し同一の容器で栽培することも 、当初は別々に苗として植え、処理の行われる2〜3日前に試験用容器に移植す ることも可能である。 各被検植物を種類により、10〜25℃または20〜35℃に保持し、実験期 間を2〜4週間とした。この間、被検植物を管理し、個々の処理に対する反応を 評価した。 0〜100の尺度に基づき評価を行った。この尺度において100は植物が全 く出芽しないか、或いは少なくとも地上に出ている部分の全てが破壊してしまっ たことを示し、0は全く被害がなく正常な成長を遂げたことを示す。 以下に温室実験で使用した植物の種類を示す。 表11‐ 温室で事後法の場合の選択的除草活性 サンプルNo.9.1 施与率(a.s.のkg/ha) 0.0625 0.0313 被験植物(被害%) TRZAW 0% 0% ZEAMX 15% 0% ECHCG 90% 90% CHEAL 95% 95% SOLNI 90% 85%
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),UA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AU,BG ,BR,BY,CA,CN,CZ,EE,GE,HU, IL,JP,KR,KZ,LT,LV,MX,NO,N Z,PL,RO,RU,SG,SI,SK,TR,UA ,US,UZ,VN (72)発明者 エンゲル,シュテファン ドイツ国、D―65510、イートシュタイン、 フリードリヒ―エーベルト―シュトラー セ、13 (72)発明者 ヒル,レギナ,ルイーゼ ドイツ国、D―67346、シュパイァ、ズィ ーゲルオーフェンヴェーク、40 (72)発明者 カルドルフ,ウヴェ ドイツ国、D―68159、マンハイム、デー 3.4 (72)発明者 フォセン,マルクス ドイツ国、D―68199、マンハイム、ヴィ ルヘルム―ヴント―シュトラーセ、7 (72)発明者 プラト,ペーター ドイツ国、D―67227、フランケンタール、 ハンス―バルケ―シュトラーセ、13 (72)発明者 ヴァルター,ヘルムート ドイツ国、D―67283、オブリッヒハイム、 グリューンシュタッター、シュトラーセ、 82 (72)発明者 ヴェストファレン,カール―オットー ドイツ国、D―67346、シュパイァ、マウ スベルクヴェーク、58 (72)発明者 ミスリッツ,ウルフ ドイツ国、D―67433、ノイシュタット、 アム、ヘルツェル、40

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式I: [但し、L及びMが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6 アルキニル、C1〜C4アルコキシ(これらの基は1〜5個のハロゲン原子又はC1 〜C4アルコキシで置換されていても良い);ハロゲン、シアノ又はニトロを表 し; Xが、酸素、又は1個もしくは2個の酸素で置換されてもよい硫黄を表し; nが、0、1又は2を表し; R1が、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル 、C1〜C4アルコキシ(これらの基は1〜5個のハロゲン原子又はC1〜C4アル コキシで置換されていても良い);ハロゲン;又は 下記の置換基:即ちC1〜C4アルキル、水素、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4 ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1〜C4 アルコキシカルボニルで単一置換もしくは複数置換されたフェニルを表し; R2が、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル 、C1〜C4アルコキシ(これらの基は1〜5個のハロゲン原子又はC1〜C4アル コキシで置換されていても良い);ハロゲン;又は 下記の置換基:即ちC1〜C4アルキル、水素、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4 ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1〜C4 アルキルオキシカルボニルで単一置換もしくは複数置換されたフェニルを表し; 下記のR3とR2とが結合していても良く; R3が水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、 C1〜C4アルコキシ(これらの基は1〜5個のハロゲン原子又はC1〜C4アルコ キシで置換されていても良い);ハロゲン;又は 下記の置換基:即ちC1〜C4アルキル、水素、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4 ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1〜C4 アルキルオキシカルボニルで単一置換もしくは複数置換されたフェニルを表し; R3とR2とが結合していても良く; R4が水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、 C1〜C4アルコキシ(これらの基は1〜5個のハロゲン原子又はC1〜C4アルコ キシで置換されていても良い);ハロゲン;又は 下記の置換基:即ちC1〜C4アルキル、水素、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4 ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1〜C4 アルキルオキシカルボニルで単一置換もしくは複数置換されたフェニルを表し; Qが、式II: {但し、R5、R6及びR10が水素、C1〜C4アルキルを表し; R7が水素、C1〜C4アルキル、C3〜C4シクロアルキル(これらの基は1〜 3個の下記の置換基:即ちハロゲン原子、C1〜C4チオアルキル又はC1〜C4ア ルコキシを有していても良い);又は C1〜C4アルコキシ;C1〜C6アルコキシアルキル、テトラヒドロピラン−3 −イル、テトラヒドロピラン−4−イルを表し;又は R7及び下記のR9が、一緒に合体して結合又は3員〜6員の炭素環を形成して も良く; R8が水素、C1〜C4アルキルを表し; R9が水素、C1〜C4アルキル又は基COOR11を表し;及び R11が水素、C1〜C4アルキルを表す。} で表される2−位で結合するシクロヘキサン−1,3−ジオンを表す。] で表されるヘテロアロイル誘導体、又は農業上利用可能なその塩。 2.式Ia: [但し、Lが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキ ニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、 ハロゲン、シアノ又はニトロを表し; Mが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、 C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、ハロゲ ン、シアノ又はニトロを表し;そして Q、X、R1〜R4及びnが請求項1と同義である。] で表されるヘテロアロイル誘導体。 3.式Ib: [但し、Lが、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、 C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、ハロゲ ン、シアノ又はニトロを表し; Mが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、 C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、ハロゲ ン、シアノ又はニトロを表し;そして Q、X、R1〜R4及びnが請求項1と同義である。] で表されるヘテロアロイル誘導体。 4.L及びMが、水素、メチル、メトキシ、塩素、シアノ、ニトロ又はトリフル オロメチルを表す請求項1に記載のヘテロアロイル誘導体。 5.式Ic: [但し、Lが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキ ニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、 ハロゲン、シアノ又はニトロを表し; Mが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキ ニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、 ハロゲン、シアノ又はニトロを表し;そして Q、R1〜R4及びnが請求項1と同義である。] で表されるヘテロアロイル誘導体。 6.式Id: [但し、Lが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキ ニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、 ハロゲン、シアノ又はニトロを表し; Mが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、 C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、ハロゲ ン、シアノ又はニトロを表し;そして Q、R1、R4及びnが請求項1と同義である。] で表されるヘテロアロイル誘導体。 7.式Id: [但し、Lが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6 アルキニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコ キシ、ハロゲン、シアノ又はニトロを表し; Mが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、 C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、ハロゲ ン、シアノ又はニトロを表し; mは0、1又は2を表し;そして Q,R1、R4及びnが請求項1と同義である。] で表されるヘテロアロイル誘導体。 8.式Ie: [但し、Lが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキ ニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、 ハロゲン、シアノ又はニトロを表し; Mが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、 C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、ハロゲ ン、シアノ又はニトロを表し; mは0、1又は2を表し;そして Q、R1〜R4及びnが請求項1と同義である。] で表されるヘテロアロイル誘導体。 9.式II: で表される各出発物質を、下記の式IIIaで表される酸クロリド又は下記の式IIIb で表される酸: [但し、L、M、X、R1〜R4及びnが請求項1と同義である。] を用いてアシル化する工程、そしてアシル化生成物を触媒の存在下に転位させて 化合物Iを形成する工程を含む請求項1に記載の式Iの化合物を製造する方法。 10.式IIIc:[但し、Tが、塩素、OH又はC1〜C4アルコキシを表し; Lが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、 C1〜C4アルコキシ(これらの基は1〜5個のハロゲン原子又はC1〜C4アルコ キシで置換されていても良い);ハロゲン、シアノ又はニトロを表し; Mが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、 C1〜C4アルコキシ(これらの基は1〜5個のハロゲン原子又はC1〜C4アルコ キシで置換されていても良い);ハロゲン、シアノ又はニトロを表し;そして X、R1、R2、R3、R4及びnが請求項1と同義である。] で表されるヘテロアロイル誘導体。 11.式IIId: [但し、Tが、塩素、OH又はC1〜C4アルコキシを表し; Lが、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜 C4アルコキシ(これらの基は1〜5個のハロゲン原子又はC1〜C4アルコキシ で置換されていても良い);ハロゲン、シアノ又はニトロを表し; Mが、水素、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、 C1〜C4アルコキシ(これらの基は1〜5個のハロゲン原子又はC1〜C4アルコ キシで置換されていても良い);ハロゲン、シアノ又はニトロを表し;そして X、R1、R2、R3、R4及びnが請求項1と同義である。] で表されるヘテロアロイル誘導体。 12.少なくとも1種の、請求項1に記載の式Iのヘテロアロイル、及び添加剤 を含む除草剤組成物。 13.除草のために有効な量の、請求項1に記載の式Iのヘテロアロイルを、植 物又はその生息領域に作用させることを含む不要な植物の成長を制御する方法。
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