JP2000505200A - 銀行券などのシート材料処理方法 - Google Patents
銀行券などのシート材料処理方法Info
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Abstract
(57)【要約】
この方法は、センサにより最初に検出されたシート材料のデータを測定し、次いでそのセンサがそのデータから一つ以上の測定結果を導き出すものである。分類ツリーを使用して、そのシート材料の測定結果からシート材料の分類クラスが導き出される。分類ツリーの各分類ノードにおいて、少なくとも一つの測定結果に一つのドメインが与えられる。一つの分類ノードにおける一つの測定結果のドメインが、サブドメインか、あるいは割り当てられたより高い位置の分類ノードの対応する測定結果のドメインに等しいかのいずれかになるように選択される。
Description
【発明の詳細な説明】
銀行券などのシート材料処理方法
技術分野
本発明は、主請求項の前段による銀行券などのシート材料の処理方法に関する
ものである。
発明の背景
その前段による方法は、例えばドイツ特許公開第2760166号により知られてい
る。束になっているシート材料は、枚葉手段を使用してシート毎に枚葉され、そ
の枚葉されたシート材料を装置内に搬送する搬送路に供給される。
その搬送路には多数のセンサーユニットが配置され、各センサーユニットはシ
ート材料のある特徴の測定データを検出し、それらを測定結果と結びつける。こ
こで使用するセンサーの構造は、ドイツ特許公開第2760165号に記載されている
。各センサーユニットは、シート材料のある特徴を検出してそれを電気信号に変
換するトランスジューサーを有する。この信号は信号処理段で変換される。通常
のアナログ信号は、ここでデジタルの測定データに変換される。その測定データ
はその後、センサーユニットの評価ユニットにおいて、「はい」または「いいえ
」の情報に変換される。この情報は、センサーユニットの測定結果から構成され
、ある特定のシート材料に割り当てられてメインメモリに蓄積される。
このメインメモリは、装置のユニット間のデータ交換用の接続手段として使用
され、シート材料の処理に必要なデータの書込みや読込みを行い全ユニットがア
クセスが可能なものである。各々の場合において多数のシート用のメインメモリ
に一つのデータ記録が蓄積される。
各シート材料用のメインメモリに蓄積されたセンサユニットの測定結果から、
中央評価ユニットにまず、評価情報が作成される。評価情報から特定のシート材
料の目的地を決定するために、評価ユニットに蓄積された判定テーブルが使用さ
れる。その目的地は例えば、シート材料をスタックするスタッカーであってもよ
いし、シート材料をばらばらにするシュレッダーであってもよい。シート材料の
対応する目的地もまた、メインメモリに蓄積される。蓄積された目的地の情報に
基づいて、シート材料は搬送ユニットや実際の寄託照合により導かれる。
公知のシステムでは、センサユニットは測定結果として「はい」「いいえ」の
情報のみを送り出す。測定結果が「はい」「いいえ」の情報に制限されず、シー
ト材料の長さや幅、汚れの寸法形状などの、より高度な情報内容を伴うセンサユ
ニットにおいては、分類クラスを導き出したりシート材料の目的地を選別する判
定テーブルの作成は手の込んだものであり、比較的非常に複雑なものになりやす
く、それゆえエラーが生ずる傾向にある。
上述の事情において、本発明は、より高度な情報内容を伴う測定結果を処理で
き、簡単で信頼性のよい方法で測定結果からシート材料の分類クラスを導き出す
ことができるシート材料処理方法を提案する。
発明の開示
この問題は、主請求項の特徴により解決される。
本発明の基本概念は、分類ツリーを参照してシート材料に対して得られた特定
の測定結果から分類クラスの導出において決定することからなる。分類ツリーの
構造、すなわちノード数や階層的にアレンジされたレベル数は、所望の分類クラ
スの数やシート材料を評価する際に実行される特定の処理により大きく異なるも
のである。分類ツリーにおける算入グラフの二つの枝は、セットされた理論に関
して分離されたものでなければ再び集められる。実行されるタスクは、例えば特
定の額面金額に沿って混合された銀行券のスタックに分類されたり、特定の額面
金額に沿って銀行券が汚されたりされなかったりする。いかなる場合においても
、分類ツリーの各分類ノードにおける少なくとも一つの測定結果に対して一つの
ドメインが設けられる。分類ツリーの最上位の分類ノードを除き、分類ツリーの
分類ノードにおける測定結果の各ドメインにおいて、この測定結果の対応するド
メインは、割り当てられたより高い位置の分類ノードに提供される。分類ノード
の測定結果のドメインは、サブドメインか、または割り当てられたより高い位置
の分類ノード対応する測定結果のドメインに等しい。ドメインは、分類ツリーの
各分類ノードの各測定結果に設けられることが望ましい。
この方法の利点は、ドメインの導入により、より高度な情報内容を伴う測定結
果を処理することが可能となる点にある。分類ツリーの整然とした構造により、
分類ツリーを作成する際のエラーが極めて効果的に避けられ、分類ツリーを使用
した簡便で信頼性のよい方法により、シート材料の分類クラスを導き出すことが
できる。分類ツリーの高い自由度により、実行される異なるタスクに容易に適応
可能となる。
本発明のさらなる特徴や利点は、従属請求項や図を参照した本発明の具体的実
施の形態において明らかになる。
図面の簡単な説明
第1図は、シート材料処理装置の概略図である。
第2図は、分類ツリーの概略図である。
第3図は、シート材料のある典型的な特性を示した表である。
第4図は、2次元の分類cリーのバリュー空間である。
第5図は、2次元の分類ツリーの概略図である。
第6図は、分類ツリーのドメインの表である。
第7図は、レポートノードのドメインの表である。
第8図は、レポート空間を発生する第1の方法による2次元の分類ツリーのバ
リュー空間である。
第9図は、レポート空間を発生する第2の方法による2次元の分類ツリーのバ
リュー空間である。
第10図は、部分空間の表である。
第11図は、第1の方法のレポートノードのバリュー空間の表である。
第12図は、第2の方法のレポートノードのバリュー空間の表である。
第13図は、ルールマトリクスの概略図である。
発明を実施するための最良の形態
第1図は、シート材料処理装置の概略図である。その装置は、データライン
20を通じてセンサ30.1から30.LまでのL個のセンサと接続された制御
装置10を有する。
センサ30.1は各々、シート材料のある特徴を検出してそれらを電気信号に
変換するトランスジューサー31.1を有する。これらの信号はその後、デジタ
ル測定データMDに変換され、評価ユニット32.1に送られる。後者は、トラ
ンスジューサー31.1の測定データMDから少なくとも一つの測定結果MEを
導出する。センサ30.Lから導出された測定結果MEはその後、制御装置10
へと送出される。制御装置10は、センサ30.Lからの測定結果MEの数Nを
受容し、シート材料の測定結果ME1〜MENからそのシート材料に対応した分
類クラスを導出する。その導出された分類クラスを参照して、分類目的地の数M
からシート材料に分類目的地40.mが割り当てられる。分類目的地は例えば、
スタッカーやシュレッダーなどである。分類目的地は各々、それらに向けたシー
トを検出する検出装置41.mを有する。
シート材料の分類クラスを導出するため、制御装置10に蓄積された分類ツリ
ーをまず作成する。第2図に分類ツリーの概略図を示す。最上位の分類ノードK
0からスタートし、分類ノードK01からK0KのK個のノードがこのノードに
割り当てられる。分類ノードの添字は、分類ノードのレベルや深さ、割り当てら
れたより高い位置の分類ノードを表す。添字の数は、分類ツリーのレベルやノー
ドの深さを表す。例えば一つの添字は、第1のレベルを意味し、2つの添字は第
2のレベルを意味する。最上位の分類ノードは第1のレベルにあり、添字は0で
ある。最上位の分類ノードに割り当てられたノードは、最上位の分類ノード以下
の一つのレベルにあり、すなわち第2のレベルにあり、それゆえ二つの添字を有
する。第1の添字は親ノードの添字を示し、最後の第2の添字は、1からKの割
り当てノードを表す。第3のレベルを表すノードの添字は同様に得られる。ノー
ドK02Qはそれゆえ、ノードK02に割り当てられたQ番目のノードを表す。
分類ツリーの各分類ノードKにおいて、各測定結果ME1〜MENに対してド
メインが設けられる。そのドメインは、下位の境界値aと上位の境界値bとの間
をとる。その境界値は、対応する測定結果による上限と、対応するノードの添字
による下限を表す。最上位のノードK0におけるドメインは、原理的には随意に
選択できる。しかしながら、測定結果の対応するドメインがあり得る測定結果全
体からなるようにドメインを選択することが望ましい。
分類ツリーの最上位の分類ノードK0ではない分類ノードにおける測定結果の
ドメインは、サブドメインか、もしくは割り当てられたより高い位置の分類ノ一
ドの対応する測定結果のドメインに等しい。第2のレベルの境界範囲においては
それゆえ、an0>=an0kおよびbn0k<=bn0となる。例えば、ノー
ドK02の下位のノードK021〜K02Qに対しては、an02>=an02
qおよびbn02q<=bn02となる。
個々の測定結果のドメインはこのように通常、対応する分類ノードの深さより
も小さくなり、さらに正確にシート材料を表現するため、ノードは分類クラスへ
の測定結果の分類からなる。対応する分類クラスは、第2図のノード表示の後の
括弧内に示されている。最上位の分類ノードK0は、ここでは「reject」の分類
クラスが割り当てられ、例えば分類ノードK02は「10DM」で、分類ノード
K021は「10DM、fit」が割り当てられている。各分類クラスは、対応
するノードのドメインにより記述されたある特性の境界値の逐語的な記述からな
る。
第3図は、例としてあり得る範囲のドメインを有するある特性を示したもので
ある。個々のドメインは異なる性質を有する。「denomination」の特性は、例え
ば、5つの離散的な値を仮定することができ、一方、「soiling」や「dog-ears
」や「strains」は、0から100%のある範囲のいかなる値も仮定できる。「p
osition」や「security thread」や「watermark」などの特性は、二つの離散的
な値のみを有する。
分類クラスの表示はここでは、少なくともいくつかの特性のドメインをほぼ推
測できるように選択される。「fit」という言葉は、例えば銀行券の「soiling」
や「dog-ears」や「strains」のパーセンテージが低いことを意味する。「unfit
」という言葉は、これらの特性のパーセンテージが高いことを意味する。分類が
離散的な特性であるので、直接ノードに対応する値で示される。「reject」の分
類クラスは、このシート材料が装置により適切に処理できないといったように解
釈される。
シート材料を分類クラスに割り当てるために、シート材料の全測定結果ME1
〜MENが分類ノードの測定結果の対応するドメイン内にある最も深いレベルの
分類ノードの分類ツリーを見る。分類ノードのドメインは、繰り返しチェックす
ることが望ましく、すなわち最上位の分類ノードK0から始めて、シート材料の
全測定結果が分類ノードの測定結果の対応するドメインにある第1のレベルに分
類ノードがあるかどうかをチェックする。もしこのような場合には、第3のレベ
ルのこのノードに割り当てられた分類ノードが同様にチェックされる。このよう
に、分類ツリーの最も深いレベルに位置しシート材料の全測定結果がこの分類ノ
ードの測定結果の対応するドメイン内にあるノードを同様に決定する。シート材
料はそれゆえ、決定された分類ノードの分類クラスに割り当てられる。
シート材料の全測定結果が分類ノードの測定結果の対応するドメインにある複
数の分類ノードにあるようなレベルにあるならば、これらの分類ノードは所定の
順でチェックすることが望ましい。
分類ノードはこのように通常、分類ツリーの深さでまずチェックされ、その後
分類ツリーのレベル内の分類ノードでチェックされる。
例えば、測定結果が分類クラス「10DM、fit」を有する分類ノードK0
21の測定結果に対応するドメイン内にあるシート材料に対しては、まずシート
材料の測定結果が分類ノードK01の測定結果に対応するドメイン内にあるかど
うかをチェックする。しかしながら、分類の値は異なるためこれはあてはまらな
い。分類ノードK01の下位のノードK011〜K01Pのドメインは通常、分
類ノードK01の測定結果に対応するドメインよりも小さいかせいぜい等しいく
らいなので、これらのノードにはシート材料に適した分類クラスを示すノードは
なく、そのためこれらのノードはさらにチェックする必要がない。
結果的に、分類ノードK02はシート材料の全測定結果が分類ノードK02に
対応するドメイン内にあることになる。分類ノードはこのように、まずその深さ
において処理される。分類ノードK021はその後まず所定の順でチェックされ
、シート材料の全測定結果が分類ノードK021の測定結果に対応するドメイン
にあることが確かめられる。ノードK021はここではさらなる分類ノードに割
り当てられないので、このシート材料は分類ノードK021の分類クラス、すな
わち「10DM,fit」に割り当てられる。分類ノードK021の後の順のノ
ードK021〜K02Qにおけるさらなるチェックはない。
さらに、各分類ノードは、分類ノードに設けられた測定結果の全ドメインのデ
カルト生産物として規定されたバリュー空間Wに割り当てられる。分類ノードK
0においては、例えばW(K0)=[a10,b10]×[a20,b20]×
....×[aN0,bN0]が確保される。全ての他の分類ノードにおいても
同様に処理できる。
さらに方法の効率を向上させるために、他の分類ノードに割り当てられた分類
ノードのバリュー空間を、それらが分離しているように選択する。例えば、ノー
ドK01〜K0Kが分類ノードK0に割り当てられる。分類ノードK01〜K0
Kに対応するバリュー空間が分離されるよう、分類ノードK01〜K0Kのドメ
インを選択する。分類ノードK01および他の分類ノードに割り当てられた分類
ノードK011〜K01Pのバリュー空間に対して処理される。分類ノードにお
けるドメインのこのような規定を行う利点は、シート材料の測定結果を参照した
分類ツリーのチェックにより、レベル内の分類ノードの処理順序によらずに常に
同じ分類ノードに導かれる点にある。
さらに、分類ツリーの各分類ノードは、分類クラスではなくレポートメッセー
ジを割り当てるのみで分類ノードとは異なるレポートノードに割り当てられるこ
とが可能である。ドメインはまた、各レポートノードの各測定結果に対して設け
られ、レポートノードの測定結果のドメインはサブドメインであるか、または割
り当てられた分類ノードに対応する測定結果のドメインに等しい。
分類ノードとは対照的に、レポートノードはさらなるノードには割り当てるこ
とができない。分類ノードに割り当てられた一連のレポートノードは、第2図に
おけるRで示されている。一連のレポートノードRの上添字は割り当てられた分
類ノードKを表す。レポートノードの第1の添字はA分類ノードと同様に、より
高い位置の割り当てられた分類ノードを表す。レポートノードの最後尾の添字は
、より高い位置の割り当てられた分類ノードに割り当てられた個々のレポートノ
ードを表す。
分類モードと同様に、各レポートノードは、レポートノードに設けられた測定
結果の全ドメインのデカルト生産物として規定されたバリュー空間を割り当てら
れることができる。より高い位置の各ノードは、分類ノードに割り当てられた分
類ノードの全バリュー空間の組み合わせとして規定された分類空間や、分類ノー
ドに割り当てられたレポートノードの全バリュー空間の組み合わせとして規定さ
れたレポート空間を割り当てられる。
レポートノードにおける測定結果のドメインは、レポート空間と分類ノードの
分類空間が分離されるように設けることが望ましい。さらに、レポート空間の組
み合わせと分類ノードの分類空間が分類ノードのバリュー空間を与えるように、
レポート空間を付加的に選択することが望ましい。この手段によれば、各シート
材料をその測定結果を参照して分類ノードやレポートノードを割り当てることが
できる。
もしシート材料の全測定結果がレポートノードの測定結果に対応するドメイン
内にあるならば、シート材料はレポートメッセージだけでなく高い位置の分類ノ
ードの分類クラスに割り当てられる。
もし分類ノードの全レポートノードのバリュー空間が分離されるよう選択され
れば、測定結果に従って各シート材料に対して明確なレポートメッセージが得ら
れる。しかしながら通常は、全レポートノードのバリュー空間が分離される必要
はない。この場合、シート材料の測定結果が複数のレポートノードのバリュー空
間内に入ることがあり得る。レポートノードでは、分類ノードとは対照的に、分
類ノードに割り当てられた全レポートノードがチェックされ、そのためこの場合
、シート材料はまた、複数のレポートノードのレポートメッセージを割り当てら
れることが可能である。
以下のように、2次元の分類ツリー、すなわち分類ツリーが2つの測定結果の
みに基づく場合の例を挙げる。第4図は、最上位のノードK0のバリュー空間を
示したものである。縦軸および横軸は、測定結果ME1(denominatiuon)と測
定結果ME2(soiling)を示している。「denomination」の特性は、5つの独
立した値を有する特性であり、一方「soiling」の値は0〜100%の範囲で連
続的に変化し得る。
第5図には、分類ツリーに対応するものを示す。最上位のノードK0から始ま
り、このツリーはここでは、第2のレベルに二つの分類ノードK01およびK0
2を有し、4つのレポートノードR01〜R04からなる一連のレポートノード
R0を有する。分類ノードK01は、第3のレベルに二つの分類ノードK011
とK012および一つのレポートノードR011を有する一連のレポートノード
R01が割り当てられている。分類ノードK02は、第3のレベルに分類ノード
K021および二つのレポートノードR021とR022を有する一連のレポー
トノードR02が割り当てられている。分類ノードに割り当てられた測定結果M
E1とME2のドメインが第6図の表に示されている。レポートノードの測定結
果ME1とME2のドメインは第7図の表に示されている。
ドメインから生じる分類ノードやレポートノードのバリュー空間は、第4図に
示されている。分類ノードK0のバリュー空間は全体の正方形によりマークされ
ている。分類ツリーの第2のレベルの分類ノードのバリュー空間は、ハッチ状に
示されている。第3のレベルの分類空間のバリュー空間は、白で示されている。
第2のレポートノードはダークグレイで示され、第3のレポートノードはライト
グレイで示されている。
明らかなように、第2のレベルの分類ノードのバリュー空間は、第1のレベル
の分類ノードのバリュー空間の部分集合であり、第2のレベルの分類ノードに割
り当てられた第3のレベルの分類ノードのバリュー空間はさらに、割り当てられ
た第2のレベルの分類ノードに対応するバリュー空間の部分集合である。分類ノ
ードの必要な深さ関係はこのように確実なものである。さらに、バリュー空間は
レベル内で分離されている。
レポートノードのバリュー空間は、第2のレベルの分類ノードのバリュー空間
から分離されるように選択される。さらに、全ての第2のレベルのノードのバリ
ュー空間の組み合わせが、割り当てられたより高い位置の分類ノードK0のバリ
ュー空間を与え、それゆえシート材料の測定結果は第2のレベルの分類ノードや
レポートノードのバリュー空間内にある。このことは、第3のレベルのノードや
対応して割り当てられた第2のレベルの分類ノードにも同様に適応される。
上述した分類ツリーの構造により、個々のノードの測定結果のドメインがある
エリアにおいてのみ変化できるようにすることができる。分類ノードにおけるあ
るドメインが認識されずに変化してしまうことを防ぐために、各ノードの測定結
果のドメインや境界範囲は各々、少なくとも部分的にセキュリティ値に割り当て
られる。このセキュリティ値により、割り当てられたドメインや境界範囲が変化
し得る条件の下で調整できる。これらの条件は例えば、装置の動作状態やオペレ
ータの主体性による。例えば、もしオペレータがある測定結果のドメインや境界
範囲を変化させるよう認められてないならば、対応するセキュリティ値により各
ノードにおいてこのドメインや境界範囲を保護することができる。
分類ツリーを保護するさらなる方法としては、セキュリティ値を直接あるノー
ドに割り当てる方法である。このセキュリティ値を通じて、例えばドメインが変
化するノードの条件の下で調整することができる。もしドメインがそれ自身のセ
キュリティ値によりすでに保護されているならば、例えば対応するドメインに対
してより高いセキュリティ値を設けることができる。さらに、ノードを除去でき
る条件の下でセキュリティ値の手段により調整することができる。また、セキュ
リティ値を通じてノードがさらなるノードを割り当てられる条件の下で調整する
こともできる。
分類ツリーにおけるセキュリティ値の割り当てにより、簡単な方法で分類ツリ
ーの操作を制御可能にし、認定された人のみが対応するセキュリティ値で実行す
ることができる。分類ツリー内のドメインの境界範囲が変化したときのエラーを
避けるために、境界範囲は少なくとも部分的にあるマーキングがされる。もしマ
ークされた境界範囲が変化したならば、このマーキングがなされた全ての他の境
界範囲はまた自動的に追従して変化する。
この測定により、道理ある測定に対して個々のドメインの境界範囲を選択する
際の比較的大きな自由度を制限することが可能となる。さらに、セキュリティ値
を割り当てることにより認定されない変化から境界範囲のマーキングを保護する
こともできる。
さらに分類ツリーの作成を簡単化するため、第1に個々の測定結果のドメイン
の設定を含む分類ノードのツリー構造を作成することができる。分類ノードに割
り当てられたレポートノードは、自動的に発生させることができる。ここでの基
本概念は、各分類ノードの分類空間やレポート空間が分離され、分類ノードの分
類空間およびレポート空間は分類ノードのドメインを与える。
レポートノードを自動的に発生させる様々な方法が第8図および第9図に示さ
れており、その例は第4図の例にほぼ対応するものである。第5図にすでに示さ
れたように、分類ノードK0は二つの分類ノードK01およびK02が割り当て
られる。分類ノードK0のレポート空間は第8図のダークグレイで示され、分類
空間は割り当てられた分類ノードK01およびK02のバリュー空間によりライ
トグレイで示されている。
一連のレポートノードR0を自動的に発生させるため、破線や点線に沿って分
類ノードK0のバリュー空間を分解し、割り当てられた分類ノードK01および
K02の測定結果のドメインの境界範囲に沿って各場合においてラインが走って
いる。この分解により、部分空間U01〜U07が与えられ、その各々はそれに
対応した部分空間の上部の右コーナーに示されている。部分空間U01〜U07
のドメインは、第10図の表に示されている。
レポートノードを自動的に発生させる方法は、バリュー空間としてこれらの部
分空間の一つが各レポートノードに割り当て、従属的にレポートノードの測定結
果のドメインを選択するものである。
しかしながら、自動的に発生するレポートノードの数をできる限り小さく保持
するためには、レポートノードに部分空間を割り当てる前に適切に部分空間を結
合させることが望ましい。
部分空間を結合させる第1の方法を第8図に示す。レポートノード内の部分空
間は結合し、測定結果ME1(denomination)に対して等しいドメインと測定結
果ME2(soiling)のドメインが隣接し、それゆえそれらはより大きなドメイ
ンへと結合させることが可能である。部分空間の結合により生じたレポートノー
ドを第11図の表に示す。レポートルールR間の境界は第8図の破線により示さ
れ、一方、二つの部分空間の間の境界は点線で示されている。
レポートノードR03において、これらの部分空間が第1の測定結果ME1に
関して等しいドメインを有し、測定結果ME2に関するドメインが隣接している
ため、部分空間U03、U04、U05は結合され、それゆえより大きなドメイ
ンへと結合させることができる。対照的に、部分空間U01およびU02は、測
定結果ME1に関する等しいドメインを有するが、測定結果ME2に関するドメ
インは隣接していないためにレポートノードへと結合されず、それゆえより大き
なドメインへと結合させることができない。
レポートノードを自動的に発生させる第2の方法を第9図に示す。第1の方法
とは対照的に、ここでは、測定結果ME2のドメインが等しく測定結果ME1の
ドメインが隣接する部分空間を結合する。結合により生じるレポートノードR’
01〜R’03が第12図の表に示されている。ここでもまた、レポートルール
間の境界が破線により示され、部分空間の間の境界は点線で示されている。
上記の例から明らかなように、発生したレポートノードの数とバリュー空間は
、分解で生じた部分空間が結合された順に依存する。自動的に発生したレポート
メッセージもまた、測定結果の処理順序に依存する。例えば第8図のレポートノ
ードR03において自動的に発生したレポートメッセージは「denomination」と
読むことができる。このように、分類ノードK0の分類クラスを有する銀行券は
、割り当てられた分類ノードのバリュー空間に存在しない目的地を有した銀行券
であったことのみのレポートメッセージを導き出すことができる。このレポート
メッセージから「soiling」に関する結論を引き出すことはできない。第9図か
らの自動的に発生したレポートノードR’01のレポートメッセージからは例え
ば「soiling」を読むことができる。しかしながら、このレポートメッセージは
シート材料が有する「denomination」を明確に示すことはない。
レポートノードを自動的に発生させるこの方法により、測定結果を処理する順
序が明確になる。同様に、より高い位置の次元のバリュー空間、すなわち測定結
果の数Nの例を概括することが可能である。必要であれば、専門家がレポートノ
ードを自動的に発生させる他の方法を適用することも可能である。
制御ユニット10によりシート材料の測定結果を参照した分類ツリーのチェッ
クを簡単化するため、自動的に発生したレポートノードを含む分類ツリーを適当
な形に写像することができる。そのような形は例えば第13図に示したルール行
列であってもよい。
このルール行列を作成するため、最上位の分類ノードK0に規定された各測定
結果のドメインを隣接した部分領域に分割し、その部分領域は全ての他のノード
に対応する測定結果のドメインの少なくとも制限範囲aとbを含むように境界が
なされる。上記の例から測定結果ME1(denomination)から、分類ノードK0
を、5DM,10DM,20DM,50DM,100DMの5つの部分領域に分
割することができる。測定結果ME2(soiling)はまた、各々「0%、20%
」、
「20%、40%」「40%、60%」「60%、80%」「80%、100%
」の範囲からなる5つの部分領域へと分割される。
部分領域の境界線は、それらが一つの部分領域のみに割り当てられることが望
ましい。部分領域はそれゆえ分離されたものであり、それらの組み合わせにより
、対応した測定領域の分類ノードのドメインが与えられる。
分類ノードの測定結果に対応するドメインの少なくとも部分集合である各部分
領域をマーキングすることにより、各分類ノードの個々の測定結果のドメインか
ら明らかにルール行列の分類ルールを導き出すことができる。分類ノードK01
においては、測定結果ME1の部分領域5DMおよび10DMと、測定結果ME
2の部分領域「60%、80%」および「80%、100%」が例としてマーキ
ングされている。測定結果のマークされた部分領域の組み合わせにより、対応し
た分類ノードの測定結果のドメインが与えられる。
このように作成された分類ルールの順は、分類ツリーの対応する分類ノードの
処理順序に依存する。通常は、割り当てられたより高い位置の分類ノードに対応
した分類ルールの前に、より深い分類ノードに対応した分類ルールを処理する。
他の分類ノードに割り当てられた分類ノードに対応した分類ルールは、割り当て
られた分類ノードの順に処理される。各分類ルールはその後、対応する分類ルー
ルの分類クラスが割り当てられる。
レポートルールは、分類ルールと同様に作成され処理される。各レポートルー
ルは、対応するレポートノードのレポートメッセージが割り当てられる。
このようなルール行列を使用すると、シート材料の測定結果により、簡単な方
法で分類クラスやレポートメッセージを決定することができる。例えば、測定結
果が(5DM,82%)のシート材料の場合、シート材料の測定結果が配置され
た部分領域をまずマークする。ゆえに、測定結果ベクトルV1が得られる。
分類クラスを導き出すために、測定結果ベクトルV1、すなわちこの場合ルー
ル2で同じ部分領域がマークされたルールに至るまで、分類ルールを順に測定結
果ベクトルV1と比較する。シート材料は分類ルール2の分類クラスが割り当て
られる。
その後、レポートルールを測定結果ベクトルV1と比較し、測定結果ベクトル
V1で同じ部分領域がマークされた全てのレポートルールを決定する。この例で
は、レポートルールのマーキングが測定結果ベクトルV1のマーキングとは全く
一致せず、それゆえシート材料はレポートメッセージが割り当てられない。
測定結果(50DM,48%)を有するシート材料においては、同様に測定結
果ベクトルV2が得られる。分類ルールやレポートルールと比較することにより
、分類ルール5およびレポートルール3が得られ、それゆえシート材料は分類ル
ール5の分類クラスおよび分類ルール3のレポートメッセージが割り当てられる
。
ルール行列の上述の構造により、簡単な方法でシート材料の所定の測定値から
、分類クラスや一つもしくは複数のレポートメッセージを導き出すことが可能と
なる。分類ツリーからルール行列を自動的に発生させることにより、分類ツリー
の整然とした構造によって分類ツリーを作成する際のエラーやルール行列を作成
する際のエラーを避けることが可能となる。
ルール行列の上述の構造によって、簡単な方法により制御装置10により処理
可能な分類ツリーの他の表現を専門家が導き出せることも可能となる。分類ツリ
ーの代わりに、ユーザーインターフェイス用の表示形式のフローチャートも使用
することができる。表示形式、分類ツリー、フローチャートは同等物としてみな
すことができる。フローチャートは、いかなるときも理論構造の分類ツリーに変
換することができるし、その逆も変換できる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.少なくとも一つのセンサにより測定データを検出し、 前記検出された測定データから測定結果を導き出し、 前記測定結果からシート材料の分類クラスを導き出すことによって銀行券等 のシート材料を処理する方法であって、該分類クラスを求めるために分類ツリ ーを作成することを特徴とする方法において、 該分類ツリーの各分類ノードにおける少なくとも一つの測定結果に一つのド メインが設けられ、 該分類ツリーの、最上の分類ノードではない一つの分類ノードにおける一つ の測定結果の一つのドメインに対して、割り当てられたより高い位置の分類ノ ードに、前記測定結果に対応するドメインがあり、 前記分類ノードにおける測定結果のドメインが、サブドメインか、または前 記割り当てられたより高い位置の分類ノードの対応する測定結果のドメインに 等しいことを特徴とするシート材料処理方法。 2.各分類ノードが一つの分類クラスを割り当てられていることを特徴とする請 求の範囲1記載のシート材料処理方法。 3.各分類ノードが、該分類ノードに設けられた測定結果の全てのドメインのデ カルト生産物として規定されたバリュー空間を割り当てられていることを特徴 とする請求の範囲1記載のシート材料処理方法。 4.一つの分類ノードの全ての割り当てられた分類ノードのバリュー空間が分離 されていることを特徴とする請求の範囲3記載のシート材料処理方法。 5.前記分類ツリーの少なくとも一つの分類ノードが少なくとも一つのレポート ノードを割り当てられ、 各レポートノードにおける各測定結果に一つのドメインが設けられ、 レポートノードにおける測定結果のドメインが、サブドメインか、または前 記割り当てられたより高い位置の分類ノードの対応する測定結果のドメインに 等しいことを特徴とする請求の範囲1記載のシート材料処理方法。 6.各レポートノードが、レポートメッセージを割り当てられていることを特徴 とする請求の範囲1記載のシート材料処理方法。 7.各レポートノードがレポートノードに設けられた測定結果の全てのドメイン のデカルト生産物として規定されたバリュー空間を割り当てられ、各分類ノー ドが該分類ノードに設けられた測定結果の全てのドメインのドメインのデカル ト生産物として規定されたバリュー空間を割り当てられていることを特徴とす る請求の範囲5記載のシート材料処理方法。 8.各分類ノードが、分類ノードに割り当てられた分類ノードの全てのバリュー 空間の組み合わせとして規定された分類空問と、および分類ノードに割り当て られたレポートノードの全てのバリュー空間の組み合わせとして規定されたレ ポート空間とを割り当てられていることを特徴とする請求の範囲7記載のシー ト材料処理方法。 9.分類ノードのレポート空間および分類空間の組み合わせにより分類ノードの バリュー空間が与えられるように、分類ノードのレポート空間が選択されるこ とを特徴とする請求の範囲8記載のシート材料処理方法。 10.分類ノードのレポート空間および分類空間が分離されているように、分類ノ ードのレポート空間が選択されることを特徴とする請求の範囲9記載のシート 材料処理方法。 11.分類ノードの全てのレポートノードのバリュー空間が分離されていることを 特徴とする請求の範囲10記載のシート材料処理方法。 12.分類ノードの全ての割り当てられた分類ノードのバリュー空間が分離されて いることを特徴とする請求の範囲10記載のシート材料処理方法。 13.シート材料が、該シート材料の全ての測定結果が分類ノードの測定結果の対 応するドメイン内にある分類ツリーの最も深いレベルにある分類ノードの分類 クラスを割り当てられていることを特徴とする請求の範囲1から12記載のシ ート材料処理方法。 14.分類ノードのドメインが繰り返しチェックされることを特徴とする請求の範 囲13記載のシート材料処理方法。 15.あるレベルの分類ノードが所定の順でチェックされることを特徴とする請求 の範囲13記載のシート材料処理方法。 16.シート材料が、該シート材料の分類クラスに対応した分類ノードに割り当て られ、該シート材料の全ての測定結果がレポートノードの測定結果の対応する ドメインにあるレポートノードのレポートメッセージを割り当てられているこ とを特徴とする請求の範囲13記載のシート材料処理方法。 17.分類ノードのレポートノードが所定の順でチェックされることを特徴とする 請求の範囲16記載のシート材料処理方法。 18.各ノードにおける測定結果のドメインや境界範囲が、少なくとも部分的にセ キュリティ値を割り当てられることを特徴とする請求の範囲1から5記載のシ ート材料処理方法。 19.前記割り当てられたドメインや境界範囲が変化可能な条件の下でセキュリテ ィ値により調整されることを特徴とする請求の範囲18記載のシート材料処理 方法。 20.ノードが少なくとも部分的にセキュリティ値を割り当てられることを特徴と する請求の範囲1から5記載のシート材料処理方法。 21.ノードに割り当てられたドメインが変化可能な条件の下でセキュリティ値に より調整されることを特徴とする請求の範囲20記載のシート材料処理方法。 22.ノードが除去可能な条件の下でノードのセキュリティ値により調整されるこ とを特徴とする請求の範囲20記載のシート材料処理方法。 23.ノードがさらなるノードを割り当てられることが可能な条件の下でノードの セキュリティ値により調整されることを特徴とする請求の範囲20記載のシー ト材料処理方法。 24.測定結果のドメインの少なくとも一つの境界範囲がマーキングを割り当てら れることを特徴とする請求の範囲1から5記載のシート材料処理方法。 25.前記マーキングを割り当てられた一つの境界範囲内で変化する際、同じマー キングが割り当てられた全ての他の境界範囲が従属的に変化することを特徴と する請求の範囲24記載のシート材料処理方法。 26.マーキングが少なくとも部分的にセキュリティ値を割り当てられることを特 徴とする請求の範囲24記載のシート材料処理方法。 27.マーキングが変化可能な条件の下でセキュリティ値により調整されることを 特徴とする請求の範囲26記載のシート材料処理方法。 28.レポートノードが、各測定結果のドメインを含み自動的に発生することを特 徴とする請求の範囲5から12記載のシート材料処理方法。 29.分類ノードのバリュー空間が分類ノードに割り当てられた分類ノードのドメ インの境界範囲に沿った部分空間へと分解され、レポートノードのバリュー空 間およびレポートノードの測定結果のドメインが前記部分空間から形成される ことを特徴とする請求の範囲28記載のシート材料処理方法。 30.多数の部分空間がレポートノードのドメインへと適切に結合されることを特 徴とする請求の範囲29記載のシート材料処理方法。 31.分類ツリーがルール行列上に配置されることを特徴とする請求の範囲1から 5記載のシート材料処理方法。 32.最上位の分類ノードの測定結果のドメインが、全ての他のノードの対応する 測定結果のドメインの境界範囲を少なくとも含む部分領域に分解されることを 特徴とする請求の範囲31記載のシート材料処理方法。 33.ルールを表すルール行列が用意され、 分類ツリーの各ノードがルールを割り当てられ、ノードのルールにおいて測定 結果の部分領域がマーキングされ、ノードの対応する測定結果のドメインの少 なくとも部分集合であることを特徴とする請求の範囲32記載のシート材料処 理方法。 34.分類ノードのルールが順に配置され、前記割り当てられた分類ノードのルー ルがより高い位置の分類ノードの前に前記割り当てられた分類ノードの順に配 置されることを特徴とする請求の範囲33記載のシート材料処理方法。 35.分類ノードの各ルールが分類ノードの分類クラスを割り当てられることを特 徴とする請求の範囲34記載のシート材料処理方法。 36.シート材料の全ての測定結果が位置された少なくとも部分領域がマーキング された順で、シート材料が第1のルールの分類クラスを割り当てられることを 特徴とする請求の範囲35記載のシート材料処理方法。 37.レポートノードの各ルールがレポートノードのレポートメッセージを割り当 てられていることを特徴とする請求の範囲35記載のシート材料処理方法。 38.シート材料が、シート材料の全ての測定結果が位置された少なくとも部分領 域がマーキングされたルールのレポートメッセージを割り当てられることを特 徴とする請求の範囲37記載のシート材料処理方法。
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