JP2000504237A - 換気式車両椅子に収容されたファン装置 - Google Patents

換気式車両椅子に収容されたファン装置

Info

Publication number
JP2000504237A
JP2000504237A JP9511892A JP51189297A JP2000504237A JP 2000504237 A JP2000504237 A JP 2000504237A JP 9511892 A JP9511892 A JP 9511892A JP 51189297 A JP51189297 A JP 51189297A JP 2000504237 A JP2000504237 A JP 2000504237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
fan device
chair
blade
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP9511892A
Other languages
English (en)
Inventor
ワルマン,クヌト,オロフ,レンナルト
Original Assignee
ワリノブ アクチボラゲット
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ワリノブ アクチボラゲット filed Critical ワリノブ アクチボラゲット
Publication of JP2000504237A publication Critical patent/JP2000504237A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/56Heating or ventilating devices
    • B60N2/5607Heating or ventilating devices characterised by convection
    • B60N2/5621Heating or ventilating devices characterised by convection by air
    • B60N2/5635Heating or ventilating devices characterised by convection by air coming from the passenger compartment
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/62Accessories for chairs
    • A47C7/72Adaptations for incorporating lamps, radio sets, bars, telephones, ventilation, heating or cooling arrangements or the like
    • A47C7/74Adaptations for incorporating lamps, radio sets, bars, telephones, ventilation, heating or cooling arrangements or the like for ventilation, heating or cooling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/24Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/56Heating or ventilating devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/56Heating or ventilating devices
    • B60N2/5607Heating or ventilating devices characterised by convection
    • B60N2/5621Heating or ventilating devices characterised by convection by air
    • B60N2/565Heating or ventilating devices characterised by convection by air sucked from the seat surface

Abstract

(57)【要約】 車両椅子に内蔵され、車両椅子の被覆と充填物を通じて吸入される空気を排気するよう配置されたファン装置は、椅子の基底部に取り付けられたラジアル形の電動ファン(9)を含む。ファン・ホイール(17)は電動機(13)の駆動カバー(14)から延び、ファンの入口(30)内へ上方に延びる。ファン(9)は、充填物(40)の下側に位置し、ファン入口に隣接する換気用通路(65)を有する、椅子の支持手段(39)に取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】 換気式車両椅子に収容されたファン装置 本発明は、車両椅子に座る運転手または他の人が暑くなりすぎたり汗をかいた りすることを防止するために、その人を支えることを目的とする車両椅子の充填 物を覆い、形づくる部分を通じて吸入された空気を排気するよう配置された、換 気式車両椅子に収容されるファン装置に関するが、このファン装置は椅子の底部 に配置されたファンを含み、電動機を有する。 最近、換気式車両椅子の提案が多数示されている。欧州特許出願公報EP 0 462 517 Alで公表され、本文で当業技術の現状を表わすこうした提 案は、上に述べた種類のファン装置に関する。この出願の図1では、椅子の座席 全体の下に延びる広い室6に空気を下向きに導く複数のチャネル(溝)5を有す る導管システムと組み合わせた、多孔性材料の座席クッション7が示される。換 気のために、プロペラの形態の吸引装置8が前記室のくぼみに設置される。プロ ペラの下には床面に広い自由空間がある。 こうした装置は何ら有効な換気ができるものではない。前記の図面が示すよう に、熱を除去するために最も重要な、体の部分の下に位置するクッション7の部 分が圧縮されているので、クッションのチャネル・システムの対応する部分が遮 断される。従って、空気は主としてその必要のない被覆の他の部分から排出され る。また、プロペラ・ファンの特徴である比較的低い負圧を考えると、被覆布と クッション7の抵抗を克服して、十分な量の空気が排気されるだけの強い吸引力 が、プロペラ8によって室6に提供されるかどうかは非常に疑わしい。さらに、 EP 0 462 517 Alは最新の車両椅子で技術的に実行可能な椅子の 構造を示しておらず、反対に、この出願は発明者が今日空間と構造に関して存在 する問題によく精通していないことを示している。知られている限り、この提案 も、公にされた他の提案も実際に使用できるものではない。 本発明の目的は一般に、車両椅子の有効な換気を提供でき、電力消費の要求が 可能な限り最小なファンまたはブロワを提供することである。性能に関するこれ らの要求を満たす一方で、本発明の概念によるファン装置はできる限り小型の構 造を有することも要求される。 有効な換気の要求を満たすために、より詳細には、車両椅子に座る人の体を乗 せて支える被覆およびクッションの少なくとも一部分では、被覆と接触し、換気 がない場合に主に汗を発生する人体の部分(腿、座席および背)を、これらの人 体の部分を通過する空気によって熱のバランスの取れた状態に維持し、温度が上 昇しないようにする強さの空気の流れを生じるだけの負圧をファン装置が発生す ることが要求される。この冷却効果は、暖かい国で運転する時や、運転者が車両 の乗客用空間で強い熱放射にさらされる時にも充分である。 こうした車両椅子の換気は車両が走行する全期間中連続的に動作するので、フ ァン装置が高い効率で動作し、不必要な高電力消費によって車両の電気システム に負担をかけないことが重要な要求である。 現代の車両椅子、特に豪華な装備の自動車の椅子は、運転のために最適でもっ とも快適な位置が得られるように、運転手または乗客が椅子の座席部分と背もた れを調整できるようなシステムを基底部に有する。そうしたシステムは同システ ムの他の電子部品、連動機構などと共に、電動機を含んでいることが多く、座席 部分の下側と車両の床との間の空間を非常に狭くしている。同じことは、後部の 乗客用空間を妨害しないためには後方に拡張してはならない車両椅子の背もたれ の空間にも当てはまる。 より詳細には、小型構造に対する上述の要求は、ファン装置を設計する際には 、車両椅子の基底部で利用可能なきわめて制限された空間内にファンが設置でき るように、ファン装置の寸法を特に垂直方向で最小にする必要があるということ を意味する。こうした小型ファン構造を得ることは、寸法の最小化ではなく、よ り大きな、空間を必要とするファン装置を要求する、上記による有効な換気の要 求を満たす必要がなければ非常に簡単であろう。 こうした矛盾した要求に合致するファン装置を提供することは、本発明の概念 による不可欠の条件である。本発明は第一に、ラジアル形のファンが電動機の外 部駆動部分から延びるファン・ホイールを有することと、電動機が軸方向に上向 きにファン入口内に延び、ファン・ケースの上部と共に環状入口開口を形成する ことと、ファンがそのケースと共に椅子内の支持手段に取り付けられるよう配置 されるが、その支持手段は、充填物の下側近くに位置し、同様に、環状入口開口 に流入する空気のための通路手段を有することとを特徴とする。 本発明によるファン装置の他の特徴は後述の請求項から明らかである。 本発明は、以下添付の図面を参照してより詳細に説明される。 図1は、特に自動車用の、椅子の座席部分と背もたれに配置されたファンを有 し、概略的に断面図で示される、車両椅子の側面図である。 図2は、座席部分に収容されたファン装置を示す、図1の線II−IIに沿っ て見た座席部分の一部の断面図である。 図3は、図2の断面図と同様に見た、代替実施形態のファン装置の座席部分の 一部を示す。 図4は、図1の対応する断面と同じ態様で対称平面から見た車両椅子の背もた れの一部の縦断面図であるが、対称平面の位置は図5の線IV−IVによって示 される。 図5は、上から見た図4のファン部品の平面図である。 図6は、本発明による装置中のファンの斜視図である。 図7は、図6と同じ方法で、ブレードの代替実施形態を有するファンの一部を 示す。 図1では参照番号1は換気式車両椅子を全体として指し、ここでは乗用車の前 部椅子として示され、座席部分2と背もたれ3を含んでいる。両者は椅子に座る 車両運転手または乗客を乗せて支えるクッション4を有する。背もたれは、さま ざまな傾いた位置に設定できるように、接合部6で椅子の枠5に取り付けられて いる。 「車両椅子」という表現は、自動車の後部椅子、バスおよび飛行機の椅子、鉄 道車両および客船の椅子および寝椅子、例えば貨物自動車に見られる、座席部分 と背もたれ部分が1つのユニットを形成している肘掛け椅子状の椅子など、本文 に示した以外の、車両に見られる他の種類の椅子や座席をも包含する。たとえ本 発明によるファン装置が本文では1種類の車両椅子について示され説明されたと しても、本発明はそれに制限されるものではなく、車両運転手または乗客の快適 さを向上させるために本発明が関係する種類のファン装置を備えることの可能な すべての他の種類の椅子または座席の適用業務を含む。 今日の自動車で一般的なように、車両椅子1は、運転手または乗客に、よりよ い運転位置を与えて快適さを向上させるために、様々な方法で調整可能である。 この目的のために、椅子を前後に転位させ、座席部分2を垂直方向に、また枠5 に関して様々な傾き角度に調整するための操作手段が座席部分2と枠5の間に組 み込まれるが、その下方向の限度は線7によって示される。椅子はまた、背もた れ3の傾きの位置を調整したり、椅子に座る人物の背中に適合する形状を与えた りするための手段をも有する。高級モデルの自動車では、椅子のこうした調整は 、図1の8に象徴的に示され、下限7の上の枠5の中に所定の場所を有する操作 用電動機の助けによって電気的に行われるが、たとえ操作が手動で行われる場合 でも、この空間内には連動装置またはレバー、横軸等を有する多数の機構が存在 するので、椅子の基底部に他の空間を必要とする装置を備える可能性を大きく制 限する。 しかし、以下に一層詳細に示される、本発明による装置の小型な構造のために 、上記の機器を有する椅子にも、椅子の換気のためのファンまたはブロワのため の余裕が生じる。図1では、ここでは概略図で示される、それぞれ座席部分2と 背もたれ3に設置された、9および10によって示される2つのファン装置があ る。2つの装置の主要な部品は、椅子に取り付けるための手段の付属したファン 11である。装置9のファンが座席部分2の下側の上記の空間の前面部と、椅子 の対称面に適切に取り付けられている一方、装置10のファンは、図が示すよう に、背もたれの下部に配置され、ファンは被覆12に覆われる。椅子のこの位置 でも、有効な換気を提供するファンのための十分な余裕を見つけるのは困難なの で、ファンの構造は必ず、後部座席の乗客の脚のための、普通は小さい空間を狭 めないようなものにしなければならないということが理解される。 図2および図4〜図7を参照して、次に、本発明による装置のファンの構成方 法が説明される。 ここでは、請求項にあるように、記述の方法が単純化され、「基底部に」、 「上/下」、「上向き/下向き」、「上から」といった、厳密には図1のファン 装置9と座席部分2に適用される、位置と方向に関する表現が、同じ図によれば 背もたれ3に収容されるファン装置10についても使用されているが、その際、 上記の表現は、「後部に」、「前/後」、「前向き/後ろ向き」および「前から 」といった表現の代わりに使用されている。従って、図4に関する請求項と文章 を読む時は、読者は背もたれが水平位置まで下げられ、断面IV−IVが垂直に 見えるように想像しなければならない。 それぞれ装置9および10に収容されるファン11は電気的に駆動され、主と してラジアル・ファンとして機能する。その中央部分は既知の種類の電動機13 からなるが、外部部分14である「固定子部分」は、回転および駆動し、固定取 り付け部15によってファンのケースの下部16に接続される枢軸(図示せず) の上に支持される。 17によってファンのブレード・ホイールが示されるが、これは内側部分が電 動機部分14を取り囲むカラー19を形成する下部プレート18、内側方向で弓 状に曲がった環状エッジ21で終端する上部プレート20、そしてリベット23 によって2つのプレートに密に接続される複数のブレード22からなる。カラー 19は電動機部分14のジャケット表面に注意深く適合された内径を有し、カラ ーの上部エッジが放射状に内側に折り曲げられていて、このエッジが電動機の肩 24の上に乗る。カラー、従ってブレード・ホイール全体は、ブレード・ホイー ルが上から電動機に圧接されると、明確な中心位置を与えられる。従って、ブレ ード・ホイールの各部分は、駆動電動機の軸25に対して正確に垂直である平面 で回転する。 ファンの固定式ケースには蓋26が存在し、これは、下部固定式ケース部分1 6と同様に、外側に延びて蓋の耳部27を形成し、その耳部がケース部分16の 上向きおよび外側に折り曲げられたラグ28と共にファンを椅子に設置するため の取り付け具を構成する。図5の平面図から明らかな位置にこの取り付け具を3 つ形成するのが適切である。 蓋26はその内部を下向きに折り曲げられた環状ノズル29に形成され、これ はわずかな放射状の遊びを持って下に延び、上部ホイール・プレート20の上向 きに折り曲げられたエッジ21内にいくらか延在する。ノズル29と、軸方向に 上向きに延びて蓋26を通過する電動機部分14との間には、環状室30が形成 されてファンの入口を構成し、それを通じて上からの空気がブレード・ホイール に吸入される。 ファンの最上の効果を得るために、本発明の特徴によるブレード22は図6お よび図7の斜視図にもっとも明瞭に示される、図2〜図7による実施形態を有す る。空気の流れの方向に見られるように、図6の実施形態の例のブレードは、適 切には45度である斜角で前方、すなわち矢印32による回転方向に湾曲ないし 曲げられた第1部分31を有する。この第1ブレード部分は入口室30の中で作 用し、プロペラのように、流入する空気をほぼ軸方向に流す。線33の位置で、 第1ブレード部分31は、好適にはゆるやかに丸められた遷移部を介して、軸方 向に向けた平面にあって、電動機部分14に接続されたカラ−19とある角度を なす第2部分34に合流する。ブレード部分34の続きは第3部分35によって 形成され、これもホイール・プレート18,20に対して直角に向けられている が、ブレード・ホイールの外周36に弓状に延び、そこでブレードはホイールの 半径に対して約45度の角度を成す。従ってブレードは極端に後ろ向きに、すな わち、回転方向32と反対の方向に湾曲する。 図7による好適な代替ブレード構造では、ブレード37は全体に弓状である。 ここではブレードはカラー19まで内側へ延びておらず、プレート20の上向き に折り曲げられたエッジ21のすぐ内側で終わっているので、カラーと内側ブレ ード・エッジ38との間に自由空間が形成され、入口室の下側に拡張部分を構成 する。またこの代替例では、ブレードは極端に後ろ向きに湾曲している。図から 、ファン・ホイールはかなりの数のこうしたブレードを有すると推定するかもし れないが、好適には約10の、やや少ない数がより好適であることが証明されて いる。 ブレードが上記で説明したように構成されているファンは、ブレードが放射状 に外側を向いたり、わずかに後ろ向きに折り曲げられていたりする普通のラジア ル・ファンより高い効率である。その差は大きいので、本発明のファン装置は、 電力節約の要求を満たしつつ、必要な性能を提供することができる。ここで説明 されたファンによって満たされる、必要な性能とは、3〜41/sの気流で35 0Pa程度の負圧である。 気流の量から直接決定されるブレード22の幅、すなわち軸方向の寸法は、フ ァン装置の試験によって示されるように、ホイールの半径と比較してわずかでよ いが、それでもファンは車両椅子の有効な換気のために十分な気流を提供する。 この寸法は、ブレード・ホイール17と周囲のケース部分16および26が上下 方向にわずかな空間しか占めないことを意味する。それに加えて、ここで説明さ れ示されたようにブレード・ホイールと共に組み込まれた電動機13は、ファン 入口の中まで上方へ延び、ケース部分16の上のカップ形の形状によって、ファ ンの外径と比較すると小さな構造高さの中に、電動機の基底部分と取り付け具1 5のための場所がある。ファンはそれによって独特の円盤状の輪郭である。 ファンは、そのケース16,26が、ラグ28を除いて全周36にわたって放 射状に開いているという意味で自由に送風するので、ファン構造の出口側には、 ラグ以外の部品はなく、このラグは気流を妨害しうるが、主としてホイールから 外側方向に放射状に吹き出る空気は全方向に流出し、座席部分2の基底部と背も たれ3の被覆12の内部で到達可能な空間に広がる。 ファン構造を最適化する際に、ファンが車両運転手または乗客を妨害する騒音 を出さないことも考慮されるべきである。低い騒音レベルのためには、空気の排 気速度を低下させることが大きな意義を有するが、ケースのラグ28の設計も注 意深く考慮されるべきである。流出空気が、笛の場合のように、鋭いエッジに対 して斜めに吹き付けられることのないように、ラグを図5に示す方向の如く向け ることによって、騒音レベルは大きく低下される。騒音の観点から有利なラグの 代替実施形態では、ケース部分16から出る第1ラグ部分が、耳部27まで放射 状に外側方向へ延びるが、この耳部を過ぎると、ラグは上向きの弓状部分を有し 、それに続いて、水平に延び、ファンが設置される時に耳部の隣で耳部と平行に 設置されるであろう、内向きに折り曲げられた第3部分がある。 本発明によるファン装置は、装置と椅子に含まれるさまざまな手段を使用して 車両椅子に組み込むことができる。図2に示される設置の一例では、ファンを椅 子に取り付けるために、横向き基底部プレート39が使用されるが、これは図1 では、座席部分のクッション4の下側に設置される。普通そうであるように、ク ッションは成形プラスチックまたは同様の材料製の座席を形作る充填物40を有 する。図に示されるように、充填物の下側は基底部プレートに乗るように設置さ れ、プレートはクッション4からの負荷を支えることができる。両端部にて、プ レートは椅子の対称面と平行に延びるチューブ41に溶接され、それによって座 席部分は図1の椅子の枠5に支持されることができる。 座席部分内のファン装置9が設置される位置で、プレート39は上向きに湾曲 し、ファン11のための保護手段42を形成する。この保護手段は、充填物40 を貫いて延びる1つまたは多数のチャネル43を経由してファンに流れる換気用 空気のための通路を形成する。前記通路は、図4および図5を参照して、以下に 一層詳細に説明される。 基底部プレート39の、ファンの取り付け具27,28の位置に依存する地点 には穴があり、プレートの上部側面には、ファンがねじ45の助けによって座席 部分の支持手段、基底部プレート39に対して取り付けられるよう配置されたア ンカーナット44がある。その際、弾力性シール・リング46が、ファン蓋26 とプレート39との間のファン入口30の周辺に付けられ、ねじ45に付けた間 隔保持要素47によって、空気が入口30の中に放射状に漏れないように、シー ル・リングがファンの設置部でいくらか圧縮されることが確実となる。同じ理由 のために、充填物40は、単数または複数のチャネル43を、ある程度通気性で あるクッション材料から分離するシール層48を有することがある。ここでは、 設置部の他の代替案と同様に、椅子に座る人物を騒がせないように、ファンが椅 子の基底部プレート39に関して振動からできる限り絶縁されていることが重要 である。従って、取り付け具27,28を支持するリング46とゴム要素71は 、ファンで発生する振動を減衰させるのに適合した弾性を有するべきである。 図3に示される設置部の第2代替案では、ここで49によって示されるファン のための保護手段が支持手段50と一体に作られておらず、独立した金属薄板部 品を構成する。その空気通路に関して、ここでも図4および図5についての説明 が参照される。この部品は環状の放射状に外側を向いたフランジ51を形成し、 その上にゴム製リング52が取り付けられ、それはファンの設置部で、支持手段 、すなわち、エッジ部分がフランジ51と平行である基底部プレート50の環状 エ ッジ部分53に対して圧接される。ゴム製リング52は2つのリップ54,55 を有するが、第1リップが外側−下側方向に角度をなし、ファンの蓋26を密封 するよう配置されている一方、第2リップ55は上側−外側に角度をなし、支持 プレート50に支えを有する充填物40の環状のくぼみ56に適合する。 設置部では、まず保護プレート49とゴム製リング52が結合され、その後、 それらは充填物40に対して適用され、ゴム製リングのリップ55がくぼみ56 に入る。ここで、充填物を有するクッションが、基底部プレート50によって決 定される位置に取り付けられ、シート部分とクッションの上下が逆転すると、ゴ ム製リングのリップ54がファン入口30に入り、プレート50のもっとも奥の 部分を通過して延びることが確保されるが、このプレートは剛性のためにエッジ 部分53とある角度をなして折り曲げられる。最後に、ファンが定位置に設置さ れ支持プレート手段50に接続されるが、この配置ではファンの取り付け部がフ ァンを正しい垂直位置にもたらすショルダ・ボルト57を有することがある。そ の際、電動機カバー14の上向きに折り曲げられた端部平面58は支持手段50 と同じ高さとなるが、この相互位置は設置部の他の代替案にも適している。 図4は、本発明によるファン装置の実施形態の別の例の1つを示すが、これは 座席部分の代替案となりうるもので、とりわけ図1に示すような背もたれに設置 することを目的とする。ファン11は上記で図2および図3に関して説明された ものと同じ構造を有するので、ここでも同じ部品名が使用される。 椅子に座る人物からの負荷が座席部分より少ない背もたれでは、クッションの 充填物が座っている人物の背中に柔軟に適合するように、クッションの充填物の 支えとして、背もたれの枠にばねで懸垂された金属線からなるいわゆるプルマフ レックス(pullmaflex)金網を有するのが一般的である。この金網は図1および図 4で59によって示されているが、その上部では板金プレート61が充填物60 と接合され、金網と共に、背もたれ3内の支持手段を構成する。プレートは少な くとも、図3の代替案にあるように、ファン11とその取り付け具27,28が 、金網59の下側に確実に取り付けられるような大きさである。 前に説明した設置部の2つの代替案と同様に、ファン電動機13の最上部は、 座席部分では39,50の、背もたれでは59,61の支持手段と同じレベルの 高さにある。電動機のこの位置は、本発明の重要な特徴であるが、ファン装置が 望ましい小型構造を獲得するのに大きく貢献している。 別個の部品として製造される、板金プレート61の中央部分と、保護手段49 の外側部分との実施形態は、図4の例によれば、図3の代替案の対応する部品と 同様であり、後者の代替案と同じ方法で、フランジ51とエッジ部分53との間 に、62によって示されるシール手段があるが、これは設置部で、上記で説明さ れた方法により、ファンの蓋26に乗る斜めに下側方向に向けたリップ54を有 する。 ゴムまたは同様の材料からなるシール手段62は、板金プレート61から充填 物60の開口63を通じて上向きに延びる部分がベローズ64として形成され、 図ではその下部部分だけが示される。このベローズは、背もたれ3の前面部の被 覆を通じて吸い込まれた空気を導き、空気が例えば、多孔性充填物60を通じて 他の方向から内側方向へファンに引き込まれるのを防止するように被覆の下のク ッション材料の中に挿入されている。ベローズと前記挿入は、スウェーデン特許 出願第9503184−5号から優先権を有する「車両椅子を換気するための装 置」と題された、本出願と同時に出願する別の特許出願の目的である。 図3〜図5に示され、その環状外周がフランジ51を形成する、別個の部品と して製造された保護手段49は通路開口65を有するが、これは図5の平面図か ら明らかなように、4つかそれ以上のこともある、等しく大きい部分に分割され た環状リングの区画として形成される。ファンの環状入口室30の面積と実質上 同じ大きさの総面積を有する開口は、共に部品49のプレートによって形成され た中央部分69を支持する湾曲した外側と内側のエッジそれぞれ66,67とス ポーク68によって限定される。 保護手段の各スポークは外側エッジ66から内側エッジ67まで放射状に延び 、鋼鉄である板金材料は、回転方向32に見た時に側面フランジ70が前を向い たL形断面にスポークがなるように斜め下方へ折り曲げられている。側面フラン ジはスポークを強固にすると同時に、案内羽根として、上から来る気流に対して 、気流がファン・ホイールにはいる前に回転方向にそれるように機能する。 保護手段42が支持手段39と一体に作られている、図2に示した実施形態の 例では、保護手段は上に説明した例と同じ構造を有する。どちらの場合でも、保 護手段は、該手段とそのすぐ下に配置されるファン部分との間にある距離を有し 、回転の際に電動機部分14または斜め上向きのブレードの一部31が保護手段 の下向きのエッジ67または側面フランジ70に衝突して、ファンに重大な損傷 を与えることが決してないように配置されなければならない。従って、前記距離 は、凸状の形状またはスポークの剛性にも関わらず、例えば、ファンの位置する 地点や、単数または複数のチャネル43によって弱くなった椅子クッションのす ぐ上の座席部分に車両運転手または乗客が膝をつくことなどによって発生する、 上からの衝撃または大きな負荷によって保護手段が降伏する場合でも、こうした 損傷の発生を防止するのに十分なものであるべきである。 本発明は、ここで説明され示された実施形態の例に制限されるものではなく、 ファン装置の実施形態と車両椅子への設置は、請求項に定義されるような本発明 の概念の範囲で多くの形態をとりうる。例えば、背もたれが座席部分と一体をな す肘掛け椅子形の車両椅子では、座席部分のクッションの下側に適切にも設置さ れたユニット全体のために単一のファンが配置されることがある。その場合、そ れ自体周知の方法で、椅子には背もたれから座席部分の後部部分を経由してファ ン入口に延び、ファンが車両椅子を換気するすべての空気を受け入れられるよう にする吸引導管が装備される。 本発明はさらに、上記で説明された実施形態の例では設置用に使用されるファ ン装置の部品が自由に交換され結合されることを包含している。例えば、図2に よる例では、ファン・ケースと座席の支持手段との間の漏れを防止するシール・ リング46は、支持手段が図3の基底部プレート50、または図4の金網59と 金属薄板プレート61、または他の同等の要素によって構成されるかということ とは無関係に、この目的のために使用される。 ファンの設計も本発明の範囲内で修正される。ホイール・ブレードは、図面が 示すようにホイールの外周に向かって狭くなる必要はなく、均一の幅を有するこ ともある。この際、上部ホイール・プレートと同様、上部ブレード・エッジは、 回転軸と垂直な平面に対して下部ブレード・エッジおよび下部ホイール・プレー トと同じ傾きを有し、ファンの下側の湾曲のある形状と、ファンでは典型的な円 盤状の輪郭を維持する。図の実施形態と比較してホイールとその外周の流れ面積 を増大する、等しい幅のブレード形状の結果、空気はファン・ホイールから低速 度で流出する。低速度は、一般的に、一部では空気の強い換気用の流れの要求に 関し、また一部では低い騒音レベルを得ることに関して、有利である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.人が暑くなりすぎたり汗をかいたりするのを防止する目的で、車両椅子に 座る運転手または他の人を乗せ、または支持することを企図した前記車両椅子の 被覆および座席を形作る充填物の一部を通じて内側に吸われる空気を排気するよ う配置された前記換気式車両椅子に収容される、前記椅子の基底部に配置され電 動機(13)を有するファン(9,10)を含むファン装置であって、ラジアル 形である前記ファンが、電動機の外部駆動部分(14)から延びるファン・ホイ ール(17)を有することと、前記電動機(13)が軸方向に上向きにファン入 口内に延び、ファン・ケースの上部部分(26)と共に環状入口開口(30)を 形成することと、前記ファン(9,10)が、前記充填物(40;60)の下側 に隣接して位置し、前記環状入口開口(30)に合流する空気のための通路手段 (43,65;53,63)を有する前記椅子の支持手段(39;50;59, 61)にそのケースを取り付けるよう配置されていることとを特徴とするファン 装置。 2.請求項1に記載のファン装置において、前記ホイール・ブレード(22; 37)の幅と、ひいては前記ファン(9,10)の構造高さがその外径に対して 小さいことと、前記ファンが円盤状の輪郭であって、外周36に向けて狭まるよ うに、前記ファン・ケースの基底部(16)がカップ形であることとを特徴とす る装置。 3.請求項1または請求項2に記載のファン装置において、前記駆動電動機部 分(14)の上向きに折り曲げられた端部平面(58)が実質上前記支持手段( 39;50;59,61)と同一高さにあることを特徴とするファン装置。 4.請求項1または請求項2に記載のファン装置において、前記ブレード(2 2;37)がその半径方向外側部分(35)で極度に後ろ向きに湾曲している一 方、前記半径方向内側ブレード部分(34)は前記駆動電動機部分(14)に対 してある角度をなして延びていることを特徴とするファン装置。 5.請求項1、請求項2または請求項4に記載のファン装置において、前記基 底部から上向きに前記入口開口(30)内へ延びる前記ブレード(22)が、自 由な内部端部部分(31)において、前記ファンの回転軸(25)に対して前方 に斜角をなす形状であり、それによって前記椅子から流入し前記入口開口(30 )を通じて排気される空気がまずプロペラによるように端部部分(31)によっ て軸方向に下向きに導かれ、その際に前記端部部分が延びる起点である前記ブレ ード部分(34)によって半径方向外側に押し出されることを特徴とするファン 装置。 6.請求項1に記載のファン装置において、前記上部ケース部分(26)の前 記外周が、放射状に付き出した耳部(27)と共に形成され、これら耳部が、前 記下部ケース部分(16)から突き出して上向きおよび外側方向に曲げられて前 記耳部に乗るラグ(28)と共に、取り付け具を形成し、これら取り付け具が弾 力性要素(71)と共に前記ファン(9,10)を前記支持手段(39;50; 59,61)に懸垂するよう機能することを特徴とするファン装置。 7.請求項1および請求項6に記載のファン装置において、前記ファン(9, 10)は、前記ファン・ホイール(17)からの空気が前記上向きに曲げられた ラグ(28)が配置された位置から離れて、すべての方向に主として放射状に自 由に流れることができるように、実質上無制限に送風することを特徴とするファ ン装置。 8.請求項1に記載のファン装置において、前記電動機(13)の上の前記フ ァンの前記入口(43)に、上向きに湾曲した保護手段(42;49)があり、 該保護手段が前記ファンの前記回転軸と交差して延び、前記椅子クッション(4 )を通じて上から衝撃を受けた場合でも前記ファン(9,10)が損傷を受けな いように、前記電動機と一定の距離を有することを特徴とするファン装置。 9.請求項8に記載のファン装置において、前記保護手段(42;49)が、 前記環状入口開口(30)のすぐ上の前記入口の前記放射状外側部分に配置され た通路開口(65)を有するプレートによって構成され、その際に前記プレート がその内部部分で前記電動機の前記上部側面(58)を覆うプレート全体(69 )を形成することを特徴とするファン装置。 10.請求項8または請求項9に記載のファン装置において、前記保護手段( 42)が前記支持手段(39)と一体となって製造されることを特徴とするフ ァン装置。 11.請求項1または請求項6に記載のファン装置において、前記上部ケース 部分(27)と前記支持手段(39)との間に、前記入口の周囲にあって、前記 ファン(9)の設置部でいくらか圧縮されるよう配置された弾力性シール・リン グ(46)が存在するので、空気が放射状に入口の中に漏れるのが防止されるこ とを特徴とするファン装置。 12.請求項6および請求項11に記載のファン装置において、前記取り付け 具(27,28)が、前記耳部(27)と前記支持要素(39)との間に配置さ れた間隔保持要素(47)と結合されているので、前記弾力性シール・リング( 46)が前記間隔保持要素によって決定される程度に圧縮されることを特徴とす るファン装置。
JP9511892A 1995-09-14 1996-09-12 換気式車両椅子に収容されたファン装置 Ceased JP2000504237A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE9503183-7 1995-09-14
SE9503183A SE504973C2 (sv) 1995-09-14 1995-09-14 I en ventilerad fordonsstol ingående fläktanordning
PCT/SE1996/001136 WO1997009909A1 (en) 1995-09-14 1996-09-12 A fan device contained in a ventilated vehicle chair

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000504237A true JP2000504237A (ja) 2000-04-11

Family

ID=20399482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9511892A Ceased JP2000504237A (ja) 1995-09-14 1996-09-12 換気式車両椅子に収容されたファン装置

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6048024A (ja)
EP (1) EP0969751B1 (ja)
JP (1) JP2000504237A (ja)
KR (1) KR100445844B1 (ja)
CA (1) CA2231999C (ja)
DE (1) DE69612765T2 (ja)
ES (1) ES2157459T3 (ja)
SE (1) SE504973C2 (ja)
WO (1) WO1997009909A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101070446B1 (ko) 2008-03-11 2011-10-06 김홍민 악취 공기 정화 시트
JP2014177232A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Nhk Spring Co Ltd 車両用シート空調装置及び車両用シート
WO2015141197A1 (ja) * 2014-03-17 2015-09-24 株式会社デンソー シート空調システム
JP2018075916A (ja) * 2016-11-08 2018-05-17 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート送風装置、及び乗物用シート

Families Citing this family (105)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5927817A (en) * 1997-08-27 1999-07-27 Lear Corporation Ventilated vehicle seat assembly
DE59904160D1 (de) * 1998-03-26 2003-03-06 Fraunhofer Ges Forschung Verfahren und vorrichtung zur klimatisierung von fahrzeugen und insbesondere von flugzeugen
US6119463A (en) 1998-05-12 2000-09-19 Amerigon Thermoelectric heat exchanger
JP2000179492A (ja) * 1998-12-18 2000-06-27 Nippon Keiki Seisakusho:Kk 薄形遠心送風ファン
IT1310125B1 (it) * 1999-07-20 2002-02-11 Lear Corp Italia Spa Sedile di autoveicolo ventilato.
US6719534B2 (en) * 2001-04-11 2004-04-13 Denso Corporation Vehicle seat blower unit with a motor mounted within a scroll housing and a cooling motor attachment bracket
US6598251B2 (en) 2001-06-15 2003-07-29 Hon Technology Inc. Body support system
DE20112473U1 (de) * 2001-07-28 2002-12-19 Johnson Controls Gmbh Klimatisiertes Polsterteil für einen Fahrzeugsitz
DE20120516U1 (de) * 2001-12-19 2003-04-30 Johnson Controls Gmbh Belüftungssystem für ein Polsterteil
US6893086B2 (en) * 2002-07-03 2005-05-17 W.E.T. Automotive Systems Ltd. Automotive vehicle seat insert
US6857697B2 (en) * 2002-08-29 2005-02-22 W.E.T. Automotive Systems Ag Automotive vehicle seating comfort system
DE10259621B4 (de) * 2002-12-18 2005-12-01 W.E.T. Automotive Systems Ag Fahrzeugsitz und zugehörige Klimatisierungseinrichtung
DE10259648B4 (de) * 2002-12-18 2006-01-26 W.E.T. Automotive Systems Ag Klimatisierter Sitz und Klimatisierungseinrichtung für einen ventilierten Sitz
DE50303676D1 (de) * 2003-04-02 2006-07-20 Catem Gmbh & Co Kg Kraftfahrzeugsitz und Gebläsemodul für einen solchen Kraftfahrzeugsitz
DE10316275B4 (de) * 2003-04-08 2009-06-18 Johnson Controls Gmbh Fahrzeugsitz
DE10317512B3 (de) * 2003-04-16 2004-09-23 Daimlerchrysler Ag Luftversorgungseinrichtung für einen Kraftwagensitz
US7274007B2 (en) * 2003-09-25 2007-09-25 W.E.T. Automotive Systems Ltd. Control system for operating automotive vehicle components
US7356912B2 (en) * 2003-09-25 2008-04-15 W.E.T. Automotive Systems, Ltd. Method for ventilating a seat
US7425034B2 (en) * 2003-10-17 2008-09-16 W.E.T. Automotive Systems Ag Automotive vehicle seat having a comfort system
EP1675747B2 (en) 2003-10-17 2017-03-29 W.E.T. Automotive Systems Ag Automotive vehicle seat insert
US7370911B2 (en) * 2003-10-17 2008-05-13 W.E.T. Automotive Systems, Ag Automotive vehicle seat insert
US7461892B2 (en) 2003-12-01 2008-12-09 W.E.T. Automotive Systems, A.C. Valve layer for a seat
US6929218B1 (en) * 2004-03-29 2005-08-16 The Boeing Company Modularized integrated aircraft seat structure
JP2005287532A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 T S Tec Kk 車両用シート
US7175398B2 (en) * 2004-05-12 2007-02-13 Delphi Technologies, Inc. Integrally molded sound housing for blower motor
CA2517743C (en) * 2004-09-01 2013-07-23 Aos Holding Company Blower and method of conveying fluids
US7117611B2 (en) * 2004-09-22 2006-10-10 Park Chan J Body hair and feet drying chair
US20070130789A1 (en) * 2004-09-22 2007-06-14 Park Chan J Body hair and feet drying chair
US20060158011A1 (en) * 2004-11-02 2006-07-20 W.E.T. Automotive Systems Ag Molded layer for a seat insert
JP4461484B2 (ja) * 2004-12-10 2010-05-12 東芝ホームテクノ株式会社 ファンモータ
US7587901B2 (en) 2004-12-20 2009-09-15 Amerigon Incorporated Control system for thermal module in vehicle
JP4513555B2 (ja) * 2004-12-24 2010-07-28 株式会社デンソー 車両用シート空調装置
DE102005003866B3 (de) * 2005-01-27 2006-04-20 Daimlerchrysler Ag Fahrzeugsitz mit Belüftungsvorrichtung
US7059671B1 (en) * 2005-04-18 2006-06-13 Coggins Frank C Apparatus for modified chair with cooling air jets
DE102005018445B3 (de) * 2005-04-20 2006-06-29 W.E.T. Automotive Systems Ag Klimatisierungseinrichtung für einen Sitz
JP3901198B2 (ja) * 2005-06-27 2007-04-04 株式会社デンソー シート空調装置
US7478869B2 (en) 2005-08-19 2009-01-20 W.E.T. Automotive Systems, Ag Automotive vehicle seat insert
DE102006052935A1 (de) * 2005-11-10 2007-06-14 W.E.T. Automotive Systems Ag Fahrzeugsitz mit Polsterschicht
EP1984208B1 (en) 2006-01-30 2012-02-29 Amerigon, Inc. Cooling system for container in a vehicle
US20070200398A1 (en) * 2006-02-28 2007-08-30 Scott Richard Wolas Climate controlled seat
US8539624B2 (en) 2006-05-31 2013-09-24 Gentherm Incorporated Structure based fluid distribution system
US20080087316A1 (en) 2006-10-12 2008-04-17 Masa Inaba Thermoelectric device with internal sensor
ES2534460T3 (es) 2006-10-13 2015-04-23 Gentherm Incorporated Cama con aire acondicionado
KR100778593B1 (ko) * 2006-10-25 2007-11-22 현대자동차주식회사 자동차용 냉난방 통풍시트의 열전소자 장착구조
DE102007027828A1 (de) * 2006-11-14 2008-05-15 Proseat Gmbh & Co.Kg Modul für ein Polster
US9105808B2 (en) * 2007-01-10 2015-08-11 Gentherm Incorporated Thermoelectric device
US9105809B2 (en) * 2007-07-23 2015-08-11 Gentherm Incorporated Segmented thermoelectric device
US20090026813A1 (en) * 2007-07-23 2009-01-29 John Lofy Radial thermoelectric device assembly
WO2009036077A1 (en) 2007-09-10 2009-03-19 Amerigon, Inc. Operational control schemes for ventilated seat or bed assemblies
JP2009090016A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 T S Tec Kk シート並びにその座部及びバックレスト
US9125497B2 (en) 2007-10-15 2015-09-08 Gentherm Incorporated Climate controlled bed assembly with intermediate layer
CN101795893A (zh) * 2007-10-29 2010-08-04 W.E.T.汽车系统股份公司 用于座椅的空气调节装置
JP2011506178A (ja) 2007-12-10 2011-03-03 ヴィー・エー・テー・オートモーティヴ・システムス・アクチェンゲゼルシャフト 改良された空調モジュールおよび方法
WO2009097572A1 (en) 2008-02-01 2009-08-06 Amerigon Incorporated Condensation and humidity sensors for thermoelectric devices
US7559610B1 (en) * 2008-03-11 2009-07-14 Kim Hong Min Odor air cleaning seat
CN104523071A (zh) 2008-07-18 2015-04-22 金瑟姆股份公司 气候受控床组件
DE202009017050U1 (de) * 2008-12-21 2010-05-12 W.E.T. Automotive Systems Ag Belüftungseinrichtung
WO2010088405A1 (en) 2009-01-28 2010-08-05 Amerigon Incorporated Convective heater
DE202010002050U1 (de) * 2009-02-18 2010-07-15 W.E.T. Automotive Systems Ag Klimatisierungseinrichtung für Fahrzeugsitze
DE102009030491A1 (de) * 2009-03-18 2010-09-23 W.E.T. Automotive Systems Ag Klimatisierungseinrichtung für einen klimatisierten Gegenstand in einem Fahrzeuginnenraum
US8893329B2 (en) * 2009-05-06 2014-11-25 Gentherm Incorporated Control schemes and features for climate-controlled beds
US8332975B2 (en) 2009-08-31 2012-12-18 Gentherm Incorporated Climate-controlled topper member for medical beds
JP5381834B2 (ja) * 2010-03-17 2014-01-08 株式会社デンソー 車両用シート空調装置
DE102011014516A1 (de) 2010-04-06 2012-05-10 W.E.T. Automotive Systems Ag Multifunktionsprodukt
DE102010022671B4 (de) 2010-06-04 2018-01-25 Mykhaylo Koltun Sitz- oder Liegemöbel
DE202010007583U1 (de) 2010-06-04 2010-10-07 Koltun, Mykhaylo Gesundheitssitz
US9121414B2 (en) 2010-11-05 2015-09-01 Gentherm Incorporated Low-profile blowers and methods
DE102012014678A1 (de) 2011-08-19 2013-02-21 W.E.T. Automotive Systems Ag Heizeinrichtung
DE202011107805U1 (de) * 2011-10-06 2013-02-19 I.G. Bauerhin Gmbh Sitzgestell für einen Fahrzeugsitz
US9685599B2 (en) 2011-10-07 2017-06-20 Gentherm Incorporated Method and system for controlling an operation of a thermoelectric device
DE102011121978B4 (de) 2011-11-17 2023-03-16 Gentherm Gmbh Heiz- oder Temperier-Einrichtung
DE102012020516A1 (de) 2011-12-09 2013-06-13 W.E.T. Automotive Systems Ag Temperier-Einrichtung für eine elektrochemische Spannungsquelle
DE102011121980A1 (de) 2011-12-26 2013-06-27 W.E.T. Automotive Systems Ag Luftfördereinrichtung
US9989267B2 (en) 2012-02-10 2018-06-05 Gentherm Incorporated Moisture abatement in heating operation of climate controlled systems
WO2014008423A2 (en) 2012-07-06 2014-01-09 Gentherm Incorporated Systems and methods for cooling inductive charging assemblies
DE102013000231B4 (de) 2012-07-25 2021-09-02 Gentherm Gmbh Luftfördereinrichtung
CN104340096B (zh) * 2013-07-26 2017-02-15 廊坊市金色时光科技发展有限公司 一种汽车座椅通风装置
DE102013108827B4 (de) * 2013-08-14 2021-07-22 Ebm-Papst St. Georgen Gmbh & Co. Kg Lüftereinheit mit einem Axiallüfter
US9662962B2 (en) 2013-11-05 2017-05-30 Gentherm Incorporated Vehicle headliner assembly for zonal comfort
WO2015085150A1 (en) 2013-12-05 2015-06-11 Gentherm Incorporated Systems and methods for climate controlled seats
KR102051617B1 (ko) 2014-02-14 2019-12-03 젠썸 인코포레이티드 전도식 대류식 기온 제어 시트
WO2015156218A1 (ja) * 2014-04-11 2015-10-15 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート
KR102449808B1 (ko) 2014-05-09 2022-09-29 젠썸 인코포레이티드 기후 제어 조립체
CN106488725B (zh) * 2014-07-17 2020-05-15 捷温股份有限公司 具有一体式风机的流体分配插入件
US11639816B2 (en) 2014-11-14 2023-05-02 Gentherm Incorporated Heating and cooling technologies including temperature regulating pad wrap and technologies with liquid system
US11857004B2 (en) 2014-11-14 2024-01-02 Gentherm Incorporated Heating and cooling technologies
CN107251247B (zh) 2014-11-14 2021-06-01 查尔斯·J·柯西 加热和冷却技术
CN110450686B (zh) 2015-07-01 2021-09-07 提爱思科技股份有限公司 交通工具用座椅
JP6524843B2 (ja) * 2015-07-31 2019-06-05 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
WO2017128179A1 (en) * 2016-01-28 2017-08-03 Peugeot Citroen Automobiles Sa Noise insulation device on seat ventilation blower
DE202016103052U1 (de) * 2016-06-08 2017-03-28 Elektrosil Systeme Der Elektronik Gmbh Lüftereinheit mit mehreren zwischen Luftführungsrohr und Lüftergitter angeordneten Dämpfungselementen
JP6449827B2 (ja) 2016-09-23 2019-01-09 アイシン精機株式会社 吸排気バルブ装置及び車両用シート装置
JP6743684B2 (ja) * 2016-12-22 2020-08-19 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート送風装置、及び乗物用シート
US10625643B2 (en) 2017-06-14 2020-04-21 Gentherm Gmbh Conditioning system with blower attachment system and method of attachment
DE102018208505A1 (de) 2017-06-14 2018-12-20 Gentherm Gmbh Klimaanlage mit Gebläseverbindungsbaugruppe, die ein Verteilungselement beinhaltet, sowie Anbringungsverfahren
US20210362634A1 (en) * 2017-07-14 2021-11-25 Magna Seating Inc Duct attachment molded within a foam pad
US10507745B2 (en) 2017-08-29 2019-12-17 Ford Global Technologies, Llc Seating assembly with thermoelectric devices
US10821803B2 (en) 2017-08-29 2020-11-03 Ford Global Technologies, Llc Vehicle seat with cooling fluidflow
US10252652B2 (en) * 2017-08-29 2019-04-09 Ford Global Technologies, Llc Seating assembly with heating and cooling
US10973337B2 (en) * 2018-06-29 2021-04-13 Ergomotion, Inc. Compact cardridge fan systm for environmental control in an articulating bed
KR102070024B1 (ko) * 2018-07-27 2020-01-29 현대트랜시스(주) 차량 시트의 통풍기구 및 이를 이용한 가변형 통풍시트
US11075331B2 (en) 2018-07-30 2021-07-27 Gentherm Incorporated Thermoelectric device having circuitry with structural rigidity
US11152557B2 (en) 2019-02-20 2021-10-19 Gentherm Incorporated Thermoelectric module with integrated printed circuit board
US20230322134A1 (en) 2020-09-29 2023-10-12 Gentherm Gmbh Connector for thermal system of a ventilated vehicle seat
DE102021001181A1 (de) 2020-10-28 2022-04-28 Gentherm Gmbh Belüftungsvorrichtung für einen Fahrzeugsitz

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2238585A (en) * 1940-04-04 1941-04-15 Eaton Mfg Co Automobile underseat air conditioning unit
US2687684A (en) * 1950-10-04 1954-08-31 Studebaker Corp Automobile heater
US2782834A (en) * 1955-05-27 1957-02-26 Vigo Benny Richard Air-conditioned furniture article
US3782851A (en) * 1973-01-02 1974-01-01 Outboard Marine Corp Die castable centrifugal fan
US4141585A (en) * 1977-10-19 1979-02-27 Wynona Blackman Folding cooling lounge chair
US4509792A (en) * 1983-04-12 1985-04-09 Wang Yen Hsiung Ventilated seat
JPH0765597B2 (ja) * 1989-03-01 1995-07-19 株式会社日立製作所 電動送風機
IT1248880B (it) * 1990-06-19 1995-01-30 Fimac Spa Dispositivo biocondizionatore per oggetti, come sedili, divani, indumenti particolari e simili, con superfici suscettibili di entrare in contatto con parti corporee
US5577888A (en) * 1995-06-23 1996-11-26 Siemens Electric Limited High efficiency, low-noise, axial fan assembly

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101070446B1 (ko) 2008-03-11 2011-10-06 김홍민 악취 공기 정화 시트
JP2014177232A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Nhk Spring Co Ltd 車両用シート空調装置及び車両用シート
WO2015141197A1 (ja) * 2014-03-17 2015-09-24 株式会社デンソー シート空調システム
JP2015174580A (ja) * 2014-03-17 2015-10-05 株式会社デンソー シート空調システム
JP2018075916A (ja) * 2016-11-08 2018-05-17 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート送風装置、及び乗物用シート

Also Published As

Publication number Publication date
CA2231999C (en) 2005-08-02
SE504973C2 (sv) 1997-06-02
SE9503183D0 (sv) 1995-09-14
DE69612765T2 (de) 2002-02-21
EP0969751A1 (en) 2000-01-12
KR100445844B1 (ko) 2004-10-14
CA2231999A1 (en) 1997-03-20
US6048024A (en) 2000-04-11
ES2157459T3 (es) 2001-08-16
EP0969751B1 (en) 2001-05-09
SE9503183L (sv) 1997-03-15
WO1997009909A1 (en) 1997-03-20
DE69612765D1 (de) 2001-06-13
KR19990044626A (ko) 1999-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000504237A (ja) 換気式車両椅子に収容されたファン装置
US6003950A (en) Device for ventilating vehicle chairs
US7475938B2 (en) Air conditioned seat and air conditioning apparatus for a ventilated seat
JP3861674B2 (ja) 車両用シート空調装置および空調装置内蔵型車両用シート
US7213876B2 (en) Vehicle seat and associated air conditioning apparatus
US5385382A (en) Combination seat frame and ventilation apparatus
JP3395143B2 (ja) 車両座席用背もたれ
JP2004161137A (ja) 車両用シート空調装置
US20090127894A1 (en) Vehicle Seat with a Ventilation Device
CN209634332U (zh) 一种集成空气腰托和通风装置的卡车座椅
JP2018103656A (ja) 乗物用シート送風装置、及び乗物用シート
CN109703422A (zh) 一种透气的汽车儿童安全座椅
JP2006137362A (ja) 座席用空調装置
JP7452401B2 (ja) シート空調装置
JP2004016569A (ja) 車両のシート構造
WO2024005201A1 (ja) 乗物用組立体
CN117485214A (zh) 一种通风型座椅靠背支撑背板
JP2024006860A (ja) 乗物用組立体
JP2022006936A (ja) シートカバー
JPH046598Y2 (ja)
EP3661805A1 (fr) Garniture de siege multifonction pour vehicule automobile
SE527265C2 (sv) Förstärkningselement för infästning av luftkanal vid dess genomgång av fjädermatta i fordonsstol

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051018

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20060306

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060411