JP7452401B2 - シート空調装置 - Google Patents

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Description

本開示は、シート空調装置に関する。
従来、着座者がシートに着座した際にシートパッドに設けられた通風路が閉塞されないように、シートパッドと送風機との間にプレート部材を配置し、プレート部材をシートパッドに設けた複数の支持部で受けるシートが知られている(例えば、非特許文献1参照)。
特開2019-38461号公報
しかしながら、特許文献1のように、別部品であるプレート部材を追加すると、シートにおけるシート空調装置の構成部品が増加するとともに、シートの内部構造の複雑化が避けられない。
本開示は、簡易な構成で、シートの着座者の自重等による荷重に起因する空調性能の低下を抑制可能なシート空調装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、
シート(1)に適用されるシート空調装置において、
着座者に相対する表面側に通風孔(410)が開口するとともに、裏面側に前記通風孔に連通する通風溝(411)が形成されたシートパッド(41)と、
一方の面がシートパッドの裏面側に対向して配置され、通風溝の開放側の全体を塞ぐ裏蓋(43)と、
裏蓋における他方の面に対向して配置され、通風溝と裏蓋とで区画形成される通風路(44)に気流を発生させる送風機(12)と、を備え、
裏蓋には、送風機に対向する対向部位(43a)に送風機により誘起された気流が流通する連通口(431)が形成されており、
シートパッドには、シートパッドの厚み方向において対向部位と重なり合う重合部位(41a)に裏蓋に接する支持部(45、46、47、48、49)が設けられ、
支持部は、連通口を囲むように複数設けられており、
送風機は、連通口を囲むように配置されるシール部材(16)を介して裏蓋に接触して配置されている。
これによると、着座者の自重等による荷重が、裏蓋の大きさの範囲に分散して作用するので、別部品を用いることなく、着座者の着座に伴う荷重等によってシートパッドと裏蓋との間の通風路の通風面積が縮小してしまうことを抑制することができる。特に、シートパッドは、支持部が送風機に対向する部位を囲むように複数設けられているので、シートに着座者が着座した際に、シートパッドおよび裏蓋のうち着座者と送風機との間に位置する部位の変形を抑制することができる。これによると、通風溝の底面と裏蓋との間隔が確保されることで、シートに対して着座者の自重等に伴う荷重が加わったとしても、送風機の送風能力に応じた通風量を確保することができる。したがって、別部品を追加することなく簡易な構成で、シートの着座者の自重による荷重等に起因する空調性能の低下を抑制することができる。
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態に係るシート空調装置が適用されるシートの模式的な斜視図である。 シートバックの模式的な縦断面図である。 シート空調装置の模式的な分解図である。 送風機の模式的な斜視図である。 裏蓋の模式的な平面図である。 シール部材の模式的な斜視図である。 シートバックに用いられるバックパッドの模式的な斜視図である。 シートバックに用いられるバックパッドの模式的な背面図である。 第1実施形態のシートバックに用いられるバックパッドの模式的な背面図である。 図9のX-X断面図である。 比較例のシートバックの模式的な横断面図である。 比較例のシートバックの表面側に荷重が作用した際の状態を説明するための説明図である。 第1実施形態のシートバックの表面側に荷重が作用した際の状態を説明するための説明図である。 第1実施形態のバックパッドの連通口付近における空気流れを説明するための説明図である。 第2実施形態のバックパッドの連通口付近における支持部の配置態様を説明するための説明図である。 第2実施形態のバックパッドの連通口付近における空気流れを説明するための説明図である。 第2実施形態の第1変形例となるバックパッドの連通口付近における支持部の配置態様を説明するための説明図である。 第2実施形態の第2変形例となるバックパッドの連通口付近における支持部の配置態様を説明するための説明図である。 他の実施形態のバックパッドの模式的な背面図である。 他の実施形態のシートバックの模式的な側面図である。 比較例のバックパッドの模式的な背面図である。 比較例のシートバックの模式的な側面図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態において、先行する実施形態で説明した事項と同一もしくは均等である部分には、同一の参照符号を付し、その説明を省略する場合がある。また、実施形態において、構成要素の一部だけを説明している場合、構成要素の他の部分に関しては、先行する実施形態において説明した構成要素を適用することができる。以下の実施形態は、特に組み合わせに支障が生じない範囲であれば、特に明示していない場合であっても、各実施形態同士を部分的に組み合わせることができる。
(第1実施形態)
本実施形態について、図1~図14を参照して説明する。本実施形態では、本開示のシート空調装置10を自動車の前席に設置されるシート1に適用した例について説明する。各図に付された方向を示すDR1、DR2、DR3等は、各図相互の関係を理解し易くするために示したものである。各方向DR1、DR2、DR3は、実施形態に係るシート1を自動車に設置した状態における上下、左右、前後の各方向を示している。なお、本開示のシート空調装置10等の設置状態は、各図に付された方向に限定されない。
[シート1の概要]
図1に示すように、シート1は、着座者が着座する座部を構成するシートクッション2、着座者の頭部を支持するヘッドレスト3、着座者の背もたれとなるシートバック4を備える。着座者は、シート1の利用者であって、現実にシート1に着座してない者も含まれる。
シートクッション2は、着座者の下半身のうち主に臀部を支持する部位である。シートクッション2は、図示しないが、クッションパッド、表皮等を有している。クッションパッドは、発泡ウレタン等の弾性変形可能な材料で構成された緩衝材である。表皮は、クッションパッドの表側を覆う部材である。
ヘッドレスト3は、着座者の頭部を支持する部位である。ヘッドレスト3は、図示しないが、ヘッドパッド、表皮等を有している。ヘッドパッドは、発泡ウレタン等の弾性変形可能な材料で構成された緩衝材である。表皮は、ヘッドパッドの表側を覆う部材である。
シートバック4は、着座者のうち頭部を除く上半身を支持する部位である。シートバック4の下端部は、図示しないリクライニング機構を介してシートクッション2の後端部に連結されている。また、シートバック4の上端部には、ヘッドレスト3が連結されている。シートバック4は、着座者の背もたれとなるセンタサポート4aおよび当該センタサポート4aの両側に設けられるサイドサポート4b、4cを備える。また、図2に示すように、シートバック4は、バックパッド41、表皮42、裏蓋43、図示しないバックフレーム等を有している。
バックパッド41は、発泡ウレタン等の弾性変形可能な材料で構成された緩衝材である。バックパッド41には、着座者に相対する表面側に複数の通風孔410が開口している。この通風孔410はバックパッド41を貫通する貫通孔で構成されている。バックパッド41の裏面側には、複数の通風孔410に連通する通風溝411が形成されている。バックパッド41は、本開示のシートパッドを構成している。バックパッド41は、表面が前後方向DR3の前方側に位置し、裏面が前後方向DR3の後方側に位置する。バックパッド41の詳細は後述する。
表皮42は、バックパッド41の表面側を覆う部材である。表皮42は、シートバック4において着座者の上半身の支持面となる表側に配置されている。表皮42は、通気性を有する材料や通気孔が形成された材料で構成されている。具体的には、表皮42は、布、織物、皮等によって形成されている。
裏蓋43は、一方の面がバックパッド41の裏面側に対向して配置され、通風溝411の開放側を塞ぐ閉塞部材である。裏蓋43は、例えば、硬質フェルトまたはポリプロピレン等の樹脂によって形成されている。
バックフレームは、シートバック4の骨格をなす枠状の部材である。バックフレームには、バックパッド41が取り付けられている。バックフレームとバックパッド41との間には、後述の送風機12等を設置するための設置スペースが形成されている。バックフレームには、ランバーサポートが追加されていてもよい。ランバーサポートは、身体の腰付近を保持して姿勢を適正化させるものである。
[シート空調装置10の概要]
シート空調装置10は、シート1からの送風で人体を直接冷やすSVSとして構成されている。SVSは、Seat Ventilation System の略称である。図3に示すように、シート空調装置10は、送風機12、取付プレート14、シール部材16、バックパッド41、裏蓋43を備える。
送風機12は、シートバック4の内側に形成される通風路44に気流を発生させる。図2、図4に示すように、送風機12は、全周吹出タイプの遠心送風機で構成されている。このタイプの遠心送風機は、回転軸CLの軸方向の一方側に形成される吸込口120から吸い込んだ空気を、回転軸CLを中心とする全周から回転軸CLの径方向の外側に吹き出す。回転軸CLの径方向は、回転軸CLの軸方向に直交する方向である。
送風機12は、回転軸CLを中心に回転する羽根車121、羽根車121を収容するケーシング122を有する。羽根車121は、回転方向に対して羽根が後ろ向きとなるターボファンで構成されている。ケーシング122は、回転軸CLの軸方向の一方側に空気の吸込口120が形成されるととともに、回転軸CLの径方向の外側の略全周が開口している。この吸込口120は、略円形状に形成されている。送風機12は、取付プレート14を介してバックフレームに取り付けられている。この取付プレート14は、吸込口120に対向する部位が開口している。送風機12は、裏蓋43における他方の面に対向して配置されている。
図2、図3、図5に示すように、裏蓋43は、送風機12に対向する対向部位43aに送風機12により誘起された気流が流通する連通口431が形成されている。連通口431は、送風機12の吸込口120に対向する部位に形成されている。連通口431は、吸込口120と同様に略円形状に形成されている。図3では、連通口431の開口位置を把握し易いように、裏蓋43における送風機12に対向する対向部位43aに対して複数のドットを付している。また、図3では、バックパッド41のうちバックパッド41の厚み方向において対向部位43aと重なり合う重合部位41aにも複数のドットを付している。なお、送風機12、対向部位43a、重合部位41aは、バックパッド41の厚み方向において互いに重なり合っている。対向部位43aおよび重合部位41aは、送風機12を裏蓋43やバックパッド41に投影した際の投影面である。
裏蓋43と送風機12との間には、両者の間をシールするリング状のシール部材16が配置されている。シール部材16は、送風機12と裏蓋43との間において、連通口431を囲むように配置されている。図6に示すように、シール部材16は、シール性を有する円形状の部材で構成されている。シール部材16は、連通口431を囲むことが可能な大きさを有する。シール部材16は、送風機12のケーシング122と裏蓋43とで挟持されている。なお、シール部材16は、裏蓋43および取付プレート14の一方にサブアッシー化されていてもよい。
図7に示すように、バックパッド41の表面側には、上下方向DR1に延びる一対の縦吊り溝412、413および左右方向DR2に延びる横吊り溝414が形成されている。一対の縦吊り溝412、413および横吊り溝414は、バックパッド41に埋め込んだ図示しないワイヤに表皮42に設けた紐等を係止することで、表皮42をバックパッド41に接続する部位である。バックパッド41には、表面側に7つの通風孔410が開口している。具体的には、通風孔410は、一対の縦吊り溝412、413に沿って3つずつ形成されるともに、横吊り溝414の中央近傍に1つ形成されている。
図8に示すように、バックパッド41の裏面側には、通風孔410に連通する通風溝411が形成されている。通風溝411は、中央溝411aおよび中央溝411aから通風孔410に向かって延びる5本の溝411b、411c、411d、411e、411fを有する。
シートバック4には、送風機12で誘起された気流が流通する通風路44が形成されている。この通風路44は、バックパッド41の通風溝411および裏蓋43とで区画形成される。すなわち、通風路44は、バックパッド41の通風溝411の開放側が裏蓋43で塞がれることで形成される。
通風路44は、複数の通風孔410に向かって延びる管状部441、管状部441を流れる気流を集合させるマニホールド部442を有する。マニホールド部442は、対向部位43aおよび重合部位41aに対応する位置に形成されている。これにより、通風孔410、管状部441を流れる気流は、マニホールド部442および連通口431を介して後述の送風機12に導かれる。
図2、図9、図10に示すように、バックパッド41には、重合部位41aに裏蓋43に接する支持部45が設けられている。支持部45は、連通口431を囲むように複数設けられている。支持部45は、連通口431を塞がないように、バックパッド41の厚み方向において連通口431と対向しない位置に設けられている。支持部45は、バックパッド41に対して一体に成形されている。支持部45は、通風溝411の底面から裏蓋43の対向部位43aに近づくように突き出ている。支持部45は、バックパッド41における重合部位41aの外側の部位を介して互いに繋がっていてもよいし、繋がっていなくてもよい。支持部45は、少なくともシートバック4の表面側に荷重が作用した際に裏蓋43に接するようになっていればよい。支持部45は、シートバック4の表面側に荷重が作用していない状態では、裏蓋43に接するようになっていてもよいし、裏蓋43に接しないようになっていてもよい。支持部45は、裏蓋43の対向部位43aに接するようになっていてもよいし、裏蓋43の対向部位43aの外側に接するようになっていてもよい。
ここで、図9では、支持部45を把握し易いように、バックパッド41における支持部45に該当する部位に複数のドットを付している。図9に示すように、本実施形態のバックパッド41には、重合部位41aに4つの支持部45a、45b、45c、45dが設けられている。この支持部45a、45b、45c、45dは、重合部位41aを連通口431の中心Oを中心に支持部45の数(本例では4)で等分割して4つのエリアA1~A4に分けたときに当該4つのエリアA1~A4それぞれに設けられている。換言すれば、連通口431の中心Oを通るとともに互いに直交する仮想線IL1、IL2によって、重合部位41aを4つのエリアA1~A4に分けたとき、当該4つのエリアA1~A4それぞれに支持部45a、45b、45c、45dが設けられている。支持部45a、45b、45c、45dは、連通口431の中心Oの周りに略等しい角度θ(本例では、略90°)をあけて配置されている。これにより、通風路44における連通口431近傍は、連通口431の中心Oの周りに略等しい角度θをあけて放射状に延びている。
具体的には、支持部45a、45b、45c、45dは、重合部位41aのうち、バックパッド41の厚み方向にシール部材16と重なり合う部位に設けられている。具体的には、支持部45a、45b、45c、45dの一部が、バックパッド41の厚み方向にシール部材16と重なり合っている。そして、支持部45a、45b、45c、45dおよびシール部材16は裏蓋43を挟んで互いに対向している。
支持部45a、45b、45c、45dは、隣り合うもの同士の間隔が連通口431に近づくにつれて大きくなるように、連通口431に近づくにつれて小さくなっている。すなわち、支持部45a、45b、45c、45dは、連通口431に近づくにつれて通風路44の通路面積が大きくなるように、連通口431に近づくにつれて幅が小さくなっている。
本実施形態の支持部45a、45b、45c、45dは、中央溝411aにおける上下左右の4箇所に設けられている。上下に配置される支持部45a、45bは、互いの先端が連通口431の中心Oを挟んで対向するように設けられている。左右に配置される支持部45c、45dは、互いの先端が連通口431の中心Oを挟んで対向するように設けられている。また、支持部45a、45b、45c、45dは、連通口431に近接する部位(すなわち、先端)が角のない丸みを帯びた形状になっている。具体的には、支持部45a、45b、45c、45dは、連通口431に近接する部位が略円弧状に湾曲している。
各支持部45a、45b、45c、45dは、裏蓋43に接する面積が略同等になる大きさを有している。支持部45a、45b、45c、45dは、裏蓋43に接する面積が、着座者がシート1に着座した際に加わる荷重が小さい部位よりも大きい部位の方が大きくなっていることが望ましい。
[シート空調装置10の作動]
このように構成されるシート空調装置10は、送風機12が駆動されると、図2に示すように、送風機12の吸込口120に空気が吸い込まれる。この際、シートバック4の表側の空気は、複数の通風孔410および通風路44を介して連通口431近傍に集合した後、送風機12に吸い込まれる。送風機12に吸い込まれた空気は、送風機12の全周から径方向の外側に吹き出される。
このように、シートバック4の表側から空気を吸い込む方式とすれば、着座者の乗車初期に熱くなっているシートバック4の熱が身体に吹き付けられなくなるので、身体の冷却効果を向上させることができる。加えて、車両の前部のインストルメントパネルから送風される冷風が着座者の身体に沿って吸い込まれることで、身体の冷却効果を一層向上させることができる。
ここで、図11および図12は、本実施形態の比較例となるシートバックSBの模式的な横断面図である。比較例のシートバックSBは、バックパッド41の重合部位41aに支持部45が設けられていない点が本実施形態のシートバック4と異なってる。なお、図11および図12では、比較例のシートバックSBにおける本実施形態のシートバック4と同様または均等な部分等に対して同じ符号を付している。
図11に示すように、シートバックSBは、バックパッド41の重合部位41aに支持部45が設けられておらず、重合部位41aの全体が通風路44を構成している。このような構造のシートバックSBでは、表面側から着座者の自重等による荷重F1が加わると、シートバックSBの重合部位41aの一部または全部が裏蓋43に近づくように変形する。これにより、裏蓋43と通風溝411の底面との間隔が小さくなることによって、通風路44の通路面積が小さくなる。また、図12に示すように、表面側から着座者の自重等による荷重F1が加わると、当該荷重を裏蓋43のうち対向部位43a以外の部位に作用する。この際、裏蓋43の対向部位43aには、表面側から着座者の自重等による荷重に対するシール部材16の反力F2が作用して、裏蓋43が変形してしまう。具体的には、裏蓋43は、裏蓋43と通風溝411の底面との間隔が小さくなるように変形し、通風路44の通路面積が小さくなる。これらのように、通風路44の通路面積が小さくなると、通風路44を流れる通風量が大きく減少することで、空調機能が著しく低下する。
このことを避けるために、バックパッド41と送風機12との間にプレート部材を配置して、当該プレート部材によってバックパッド41を受ける構造にすることが考えられる。しかし、この場合、部品点数が増加するとともに、シート1の内部構造の複雑化が避けられない。
これらを加味して、本実施形態のシート空調装置10は、バックパッド41のうち、バックパッド41の厚み方向において対向部位43aと重なり合う重合部位41aに裏蓋43に接する支持部45が設けられている。これによると、着座者の自重等による荷重F1が、図13に示すように、裏蓋43の大きさの範囲に分散して作用する。このため、別部品を用いることなく、着座者の着座に伴う荷重等によってバックパッド41と裏蓋43との間の通風路44の通風面積が縮小してしまうことを抑制することができる。特に、バックパッド41は、支持部45が送風機12に対向する連通口431を囲むように複数設けられている。このため、シート1に着座者が着座した際に、バックパッド41および裏蓋43における着座者と送風機12との間に位置する部位の変形を抑制することができる。これによると、通風溝411の底面と裏蓋43との間隔が確保されることで、シート1に対して着座者の自重等に伴う荷重が加わったとしても、送風機12の送風能力に応じた通風量を確保することができる。したがって、別部品を追加することなく簡易な構成で、シート1の着座者の自重による荷重等に起因する空調性能の低下を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)支持部45は、バックパッド41に対して3つ以上設けられ、重合部位41aを連通口431の中心Oを中心に支持部45の数で等分割して複数のエリアに分けたときに複数のエリアそれぞれに設けられている。これによると、支持部45が連通口431の周囲に略均等に配置されるので、連通口431近傍での風速分布を均一化させることができる。連通口431近傍での風速分布が均一化すると、通風抵抗が低く抑えられるので、送風機12での騒音を抑えることができる。
本実施形態の支持部45は、図14に示すように、バックパッド41に対して4つ設けられ、重合部位41aを連通口431の中心Oを中心に4つに等分割して得られる複数のエリアA1~A4それぞれに設けられている。これによると、通風路44における連通口431近傍は、連通口431の中心Oの周りに略等しい角度θをあけて放射状に延びる。このため、通風路44から連通口431の周方向における風量の偏りが抑制され、連通口431近傍での風速分布が均一化される。
(2)送風機12は、回転軸CLの軸方向の一方側に形成される吸込口120から吸い込んだ空気を、回転軸CLを中心とする全周から回転軸CLの径方向の外側に吹き出す全周吹出タイプの遠心送風機で構成されている。そして、裏蓋43には、吸込口120に対向する部位に連通口431が形成されている。
全周吹出タイプの遠心送風機では、空気が吸込口120の周方向の一部に偏って吸い込まれると、吸込口120近傍での風速分布が不均一となり、気流が羽根車121の羽根等に衝突する際に生ずる騒音が大きくなるとともに、送風機12の効率も低下してしまう。このようなタイプの遠心送風機に対して、支持部45が連通口431の周囲に略均等に配置される構造を適用すれば、空気が吸込口120の周方向の一部に偏って吸い込まれることが抑制されるので、吸込口120近傍での風速分布が均一化される。この結果、騒音を抑制するとともに、送風機12の効率向上を図ることができる。したがって、支持部45が連通口431の周囲に略均等に配置される構造は、全周吹出タイプの遠心送風機を備えるシート空調装置10に好適である。
(3)支持部45は、隣り合う支持部45の間隔が連通口431に近づくにつれて大きくなるように、連通口431に近づくにつれて小さくなっている。これによると、隣り合う支持部45の間に形成される通風路44が連通口431に近づくつれて大きくなる。このため、連通口431近傍における通風面積を確保して、連通口431近傍に支持部45を配置したことに伴う通風抵抗の増加を抑制することができる。すなわち、連通口431近傍に支持部45を配置したことに伴う空調性能への影響を抑制することができる。
(4)支持部45は、連通口431に近接する部位が角のない丸みを帯びた形状になっている。これによると、支持部45における連通口431に近接する部位に沿って気流が流れる際に乱れが生じ難いので、連通口431における気流の流れを安定させて、連通口431近傍での風速分布の均一化を図ることができる。
(5)シート空調装置10は、送風機12と裏蓋43との間において、連通口431を囲むように配置されるシール部材16を備える。支持部45は、重合部位41aのうち、バックパッド41の厚み方向においてシール部材16と重なり合う部位に設けられている。これによると、図13に示すように、着座者の着座に伴う荷重F1等に対するシール部材16の反力F2を支持部45で受けることができるので、シール部材16の反力F2に伴う裏蓋43の変形を抑制することができる。このため、送風機12と裏蓋43との間のシール性を確保しつつ、着座者の着座に伴う荷重等によってバックパッド41と裏蓋43との間の通風路44の通風面積が縮小してしまうことを抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、図15、図16を参照して説明する。本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について主に説明する。
図15に示すように、本実施形態のバックパッド41は、重合部位41aに対して第1実施形態と異なる数の支持部46が設けられている。支持部46は、連通口431を囲むように複数設けられている。具体的には、バックパッド41には、重合部位41aに6つの支持部46a、46b、46c、46d、46e、46fが設けられている。
この支持部46a、46b、46c、46d、46e、46fは、重合部位41aを連通口431の中心Oを中心に6つに等分割して6つのエリアB1~B6に分けたときに当該6つのエリアB1~B6それぞれに設けられている。支持部46a、46b、46c、46d、46e、46fは、連通口431の中心Oの周りに略等しい角度θ(本例では、略60°)をあけて配置されている。これにより、通風路44における連通口431近傍は、連通口431の中心Oの周りに略等しい角度をあけて放射状に延びている。
その他については、第1実施形態と同様である。本実施形態のシート空調装置10は、第1実施形態と共通の構成または均等な構成から奏される効果を第1実施形態と同様に得ることができる。
(1)本実施形態の支持部45は、バックパッド41に対して6つ設けられ、重合部位41aを連通口431の中心Oを中心に6つに等分割して得られる複数のエリアB1~B6それぞれに設けられている。これによると、通風路44における連通口431近傍は、連通口431の中心Oの周りに略等しい角度θをあけて放射状に延びる。このため、通風路44から連通口431の周方向における風量の偏りが抑制され、連通口431近傍での風速分布が均一化される。
ここで、図16は、連通口431および吸込口120における風速分布の計測結果を説明するための説明図である。図16では、連通口431および吸込口120のうち風速が大きかった領域に対してドットを密に配置し、風速が小さかった領域に対してドットを疎に配置している。つまり、図16では、ドットが密に配置される領域の風速が大きく、ドットが疎に配置される領域の風速が小さくなっていることを示している。図16に示すように、連通口431の周方向の全域で風速が大きい状態になっており、連通口431近傍での風速分布が均一化されていることが判る。
(第2実施形態の変形例)
第2実施形態のバックパッド41は、例えば、以下のように適宜変形することができる。
(第1変形例)
図17に示すように、支持部47は、連通口431を囲むように3つ設けられていてもよい。すなわち、バックパッド41は、重合部位41aに対して3つの支持部47a、47b、47cが設けられていてもよい。この場合、支持部47a、47b、47cは、重合部位41aを連通口431の中心Oを中心に3つに等分割して3つのエリアC1~C3に分けたときに当該3つのエリアC1~C3それぞれに設けられていることが望ましい。なお、支持部47a、47b、47cは、連通口431の中心Oの周りに略等しい角度θ(本例では、略120°)をあけて配置されている。
(第2変形例)
図18に示すように、支持部48は、連通口431を囲むように5つ設けられていてもよい。すなわち、バックパッド41は、重合部位41aに対して5つの支持部48a、48b、48c、48d、48eが設けられていてもよい。この場合、支持部48a、48b、48c、48d、48eは、重合部位41aを連通口431の中心Oを中心に5つに等分割して5つのエリアD1~D5に分けたときに当該5つのエリアD1~D5それぞれに設けられていることが望ましい。なお、支持部48a、48b、48c、48d、48eは、連通口431の中心Oの周りに略等しい角度θ(本例では、略72°)をあけて配置されている。
(他の変形例)
連通口431近傍での風速分布が均一化を図る観点では、バックパッド41は、重合部位41aに対して3つ以上の支持部45、46、47、48が設けられていることが望ましい。また、連通口431近傍での通風路44を確保する観点では、バックパッド41は、重合部位41aに対して6つ以下の支持部45、46、47、48が設けられていることが望ましい。
(他の実施形態)
以上、本開示の代表的な実施形態について説明したが、本開示は、上述の実施形態に限定されることなく、例えば、以下のように種々変形可能である。
上述の実施形態では、バックパッド41に7つの通風孔410が形成されているものを例示したが、これに限らず、バックパッド41に、上述のものと異なる数の通風孔410が形成されていてもよい。また、通風溝411、支持部45等は、上述のものと異なる形状になっていてもよい。
例えば、図19および図20に示すように、バックパッド41における連通口431の周囲に複数の支持部49が設けられていれば、通風孔410は、バックパッド41の上下、左右の一方に偏って形成されていてもよい。本例で示すように、支持部49は、連通口431を中心に連通口431の周囲に放射状に配置されていることが望ましい。支持部49は、重合部位41aの外側に繋がる支持部49a、49bに加えて、重合部位41aの外側に繋がらずに通風路44に点在する支持部49c、49d、49e、49fが含まれていてもよい。これらのことは、シート空調装置10をシートクッション2に適用した際にも同様である。
ここで、図21および図22は、図19および図20に示す実施例の比較例となるバックパッドBPを示している。図21に示すように、比較例のバックパッドBPは、支持部49が設けられていない点が、本実施例と異なっている。比較例のバックパッドBPでは、図22に示すように、重合部位41aの表面側に対して荷重Fが加わると、シートバックSBの重合部位41aの一部または全部が裏蓋43に近づくように変形する。これにより、裏蓋43と通風溝411の底面との間隔が小さくなる。
これに対して、図19および図20に示すバックパッドBPは、重合部位41aに裏蓋43に接する支持部49が設けられている。このため、重合部位41aの表面側に荷重Fが加わったとしても、シートバックSBの重合部位41aの変形が抑制される。すなわち、着座者の着座に伴う荷重等によってバックパッド41と裏蓋43との間の通風路44の通風面積が縮小してしまうことを抑制することができる。
上述の実施形態では、バックパッド41の重合部位41aに対して3~6つの支持部45、46、47、48、49が設けられている例について説明したが、バックパッド41には、これら以外の数の支持部45が設けられていてもよい。
上述の実施形態では、支持部45が、連通口431の中心Oを中心に支持部45の数で等分割して分けて複数のエリアA1~A4それぞれに設けられている例を説明したが、支持部45は、上述したものとは異なる配置態様になっていてもよい。
上述の実施形態では、支持部45として、連通口431に近づくにつれて小さくなる形状を有するものを例示したが、支持部45は、これに限定されない。支持部45は、例えば、連通口431に近づいても大きさが変化しなかったり、連通口431に近づくにつれて大きくなったりしてもよい。また、支持部45は、連通口431に近接する部位が角のない丸みを帯びた形状になっているものに限らず、角を有する形状になっていてもよい。
上述の実施形態では、支持部45が重合部位41aのうち、バックパッド41の厚み方向においてシール部材16と重なり合う部位に設けられているものを例示したが、支持部45の配置は、これに限定されない。支持部45は、重合部位41aのうち、バックパッド41の厚み方向においてシール部材16と重なり合わない部位に設けられていてもよい。
上述の実施形態では、送風機12が全周吹出タイプの遠心送風機で構成されているものを例示したが、送風機12は、例えば、ケーシング122がスクロールケーシングで構成されていてもよい。また、送風機12の羽根車121は、ターボファンではなく、シロッコファン、ラジアルファン等が採用されていてもよい。さらに、送風機12は、遠心送風機ではなく、例えば、軸流送風機、クロスフローファンで構成されていてもよい。
上述の実施形態のシート空調装置10は、取付プレート14、シール部材16を有しているが、取付プレート14やシール部材16は必須ではなく、いずれ一方または両方が省略されていてもよい。
上述の実施形態のシート空調装置10は、シートバック4の表面側から空気を吸い込む方式となっているが、これに限定されず、例えば、シートバック4の表面側に空気を吹き出す方式となっていてもよい。
上述の実施形態のシート空調装置10は、シートバック4ではなく、シートクッション2に内蔵されていてもよい。シート空調装置10は、シートバック4およびシートクッション2それぞれに内蔵されていてもよい。なお、シート空調装置10は、送風機12等の一部の部品がシート1の外部に配置されていてもよい。
上述の実施形態では、本開示のシート空調装置10を車両に設置されたシート1に適用した例について説明したが、シート空調装置10の適用対象は、これに限定されない。シート空調装置10は、例えば、劇場や家庭名等で利用される据え置き型のシート等にも広く適用可能である。
上述の実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
上述の実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されない。
上述の実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されない。
1 シート
10 シート空調装置
12 送風機
41 バックパッド(シートパッド)
410 通風孔
411 通風溝
43 裏蓋
431 連通口
44 通風路
45、46、47、48 支持部

Claims (6)

  1. シート(1)に適用されるシート空調装置において、
    着座者に相対する表面側に通風孔(410)が開口するとともに、裏面側に前記通風孔に連通する通風溝(411)が形成されたシートパッド(41)と、
    一方の面が前記シートパッドの裏面側に対向して配置され、前記通風溝の開放側の全体を塞ぐ裏蓋(43)と、
    前記裏蓋における他方の面に対向して配置され、前記通風溝と前記裏蓋とで区画形成される通風路(44)に気流を発生させる送風機(12)と、を備え、
    前記裏蓋には、前記送風機に対向する対向部位(43a)に前記送風機により誘起された気流が流通する連通口(431)が形成されており、
    前記シートパッドには、前記シートパッドの厚み方向において前記対向部位と重なり合う重合部位(41a)に前記裏蓋に接する支持部(45、46、47、48、49)が設けられ、
    前記支持部は、前記連通口を囲むように複数設けられており、
    前記送風機は、前記連通口を囲むように配置されるシール部材(16)を介して前記裏蓋に接触して配置されている、シート空調装置。
  2. 前記支持部は、前記シートパッドに対して3つ以上設けられ、前記重合部位を前記連通口の中心を中心に前記支持部の数で等分割して複数のエリアに分けたときに前記複数のエリアそれぞれに対して設けられている、請求項1に記載のシート空調装置。
  3. 前記送風機は、回転軸の軸方向の一方側に形成される吸込口(120)から吸い込んだ空気を、前記回転軸を中心とする全周から前記回転軸の径方向の外側に吹き出す全周吹出タイプの遠心送風機であり、
    前記裏蓋には、前記吸込口に対向する部位に前記連通口が形成されている、請求項2に記載のシート空調装置。
  4. 前記支持部は、隣り合う前記支持部の間隔が前記連通口に近づくにつれて大きくなるように、前記連通口に近づくにつれて小さくなっている、請求項1ないし3のいずれか1つに記載のシート空調装置。
  5. 前記支持部は、前記連通口に近接する部位が角のない丸みを帯びた形状になっている、請求項1ないし4のいずれか1つに記載のシート空調装置。
  6. 前記支持部は、前記重合部位のうち、前記厚み方向において前記シール部材と重なり合う部位に設けられている、請求項1ないし5のいずれか1つに記載のシート空調装置。
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