JP6743684B2 - 乗物用シート送風装置、及び乗物用シート - Google Patents

乗物用シート送風装置、及び乗物用シート Download PDF

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Description

本開示は、乗物用シート内のシートパッドの表裏に空気を流通させる乗物用シート送風装置、及び当該送風装置を備える乗物用シートに関する。
特許文献1には、乗物用シートの座面を形作るシートパッドの裏側に送風機を配置し、シートパッドの内部に形成された通風路と送風機とを、蛇腹状の管路を有するダクトを介して接続する構成が開示されている。特許文献1に記載の先行技術においては、シートパッドの通風路に接続されるダクトと送風機とが上下方向に連なって配置されている。
特開2016−55783号公報
特許文献1に記載のように、ダクトと送風機とがシートパッドへの接続方向に連なって配置されると、ダクトと送風機とを含む送風装置全体の厚みが増大してしまう。そのため、シートパッドの裏側の限られたスペースに送風機を搭載するにあたって、大きな空間を必要とするという問題がある。また、ダクトに設けられた蛇腹構造の凹凸により空気の円滑な流通が妨げられるため、騒音が発生しやすいという問題がある。
上記問題を解決するための提案として、送風機側の送風口とシートパッド側の通風路の開口とが対面するように送風機を配置し、送風口と通風路の開口とを直接接続する構成するが考えられる。このような構成によれば、シートパッドと送風機との間にダクト介さずに設置可能な乗物シート用送風装置が得られる。そして、上記構成において、送風口と通風路の開口との隙間に弾力性を有するシール部材を介在させて、送風口と通風路の開口との間における気流の流通経路を封止することが考えられる。このようにすることで、送風口と通風路の開口との接続部分における気密性を向上すると共に、シール部材の弾力性によりクッション性を向上させることができる。
しかしながら、シール部材がシートパッドと接続する部分は、例えば硬質フェルト材等で覆われており、その表面が滑らかではない場合がある。そのため、シール部材とシートパッドの表面とが接続する部分において、シール部材がシートパッドの表面に完全に密着するに至らず、空気が流通可能な程度のごく僅かな隙間が形成されることがある。このような僅かな隙間を送風機によって発生した気流が流通することで、いわゆる笛吹き音と言われるような空力発生音が生じる可能性がある。
そこで、本開示は、シール部材とシートパッドとの接続部分の隙間を流れる気流に起因する空力発生音を低減可能な乗物用シート送風装置、及び当該送風装置を備える乗物用シートを提供する。
本開示の一形態である乗物用シート送風装置は、着席者の体を支える支持面を形作るとともに、空気が流通可能に形成された通風路を有するシートパッドを備える乗物用シートに装着され、通風路に空気を流通させるように構成されている。この乗物用シート送風装置は、送風機と、シール部材とを備える。
送風機は、気流を発生させる羽根車と、当該気流を通風路に流通させるための開口である送風機側開口とを有する。この送風機は、シートパッドの裏面側に設けられた通風路の開口と送風機側開口とが向かい合う位置でシートパッドに沿って乗物用シートに装着される。
シール部材は、シートパッドの裏面側に設けられた通風路の開口と送風機側開口との間に介在し、通風路の開口と送風機側開口との間の空間を囲んで通風路の開口と送風機側開口との間における気流の流通経路を形成するように構成されている。そして、シール部材と通風路の開口とが接続する接続部分に、シール部材に囲まれた流通経路及び通風路の内外に気流の一部が流通可能な逃がし流路が設けられている。
上記構成によれば、シートパッドと送風機との間にダクトを介さずに送風機を設置可能としたことで、送風装置全体の厚みを低減することができる。よって、シートパッドの裏側の限られたスペースに乗物用シート送風装置を搭載するのに有利である。
さらに、送風機側開口と通風路の開口との間に介在するシール部材を設けたことにより、送風機側開口とシートパッドの通風路との接続部分における気密性を向上できる。また、シートパッドと送風機との間の緩衝に寄与する。そして、シール部材とシートパッドの裏面側とが接続する接続部分に逃がし流路を設けることによって、シール部材とシートパッドの裏面側との接触部分に生じる僅かな隙間よりも流路抵抗が低い流通経路を確保することができる。これにより、シートパッドの通風路に気流を流通させるのに必要な程度の気密性を保ちつつ、シール部材とシートパッドの裏面側との隙間を流通する気流を低減できる。したがって、この隙間を流通する気流に起因する空力発生音を抑制できる。
本開示の乗物用シート送風装置では、逃がし流路は、送風機の作動時において逃がし流路を流通する空気の流量が通風路を流通する空気の流量よりも少なくなるように構成されているとよい。このように構成することで、送風機による気流が過剰に逃がし流路を流通することによって乗物用シートの空調機能が低下するのを抑止できる。
本開示の乗物用シート送風装置において、以下の構成を採用してもよい。例えば、逃がし流路として、シール部材の一部に流通経路の内外に空気が流通可能な空隙を設ける。このような構成によれば、シール部材に空隙を設ける加工を施すことでシール部材とシートパッドとの隙間に生じる空力発生音を低減できる。
本開示の乗物用シート送風装置では、逃がし流路は、シール部材のうち着席時にかかる荷重が比較的小さい位置に設けられているとよい。このようになっていると、着席時の荷重によりシール部材が圧縮される状況下において逃がし流路が閉塞されることを抑止できる。
本開示の乗物用シート送風装置では、シール部材は、一部が開いた環状形の部材として構成されており、その開いた部分を逃がし流路とするように構成されているとよい。このような構成は、例えば、シール部材を閉じた環状形に一端成形してから、その一部を切り欠いて逃がし流路を設ける場合に適用できる。
あるいは、本開示の乗物用シート送風装置では、シール部材は、閉じた環状形の部材として構成されており、シール部材の環状形を内外に貫通する穴が逃がし流路として設けられているとよい。このような構成は、例えば、逃がし流路としての貫通穴が初めから設けられている形状でシール部材を成形する場合に適用できる。
本開示の乗物用シート送風装置では、シール部材は、シートパッドを構成する素材よりも軟らかい素材で構成されているとよい。このような構成によれば、乗員が乗物用シートに着席しているときに、シートパッドを送風機に押し付ける荷重を効果的に吸収できるので、乗員がシートパッド越しに受ける送風機の異物感を緩和できる。
また、本開示の別形態は、乗物用シートとしてなされていてもよい。この乗物用シートは、着席者の体を支える支持面を形作ると共に、空気が流通可能に形成された通風路を有するシートパッドと、通風路に空気を流通させる送風装置とを備える。この乗物用シートが備える送風装置が、本開示における上述の乗物用シート送風装置に相当する。それにより、シール部材とシートパッドとの隙間を流通する気流に起因する空力発生音を抑制可能な送風装置を備える乗物用シートを得ることができる。
シートバックを前方側から見た斜視図。 送風ユニットの配置状況を表すシートバック内部の背面図。 送風ユニットを前方側から見た斜視図。 送風ユニットを構成する部材を表す展開図。 シートバックと送風ユニットとの接続部分の構造を表す一部断面図。 シートパッドに逃がし流路が設けられた変形例を表す、シートバックの一部断面図。 シートパッド裏蓋に逃がし流路が設けられた変形例を表す、シートバックの一部断面図。 シール部材の変形例を表す斜視図。
以下、本開示の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本開示は下記の実施形態に限定されるものではなく様々な態様にて実施することが可能である。本実施形態は、本開示における乗物用シート送風装置、及び当該送風装置を備える乗物用シートを、自動車等の座席に用いられるシートに適用したものである。なお、本実施形態において、各図に付された上下前後左右の方向を示す矢印は、各図相互の関係を理解しやすくするために記載したものである。本開示は、各図に付された方向に限定されるものではない。
図1、図2に例示されるように、シート1は、着席者の背部を支持するシートバック11と、着席者の臀部を支持するシートクッション(図示省略)と、シートバック11の内部に配置される送風ユニット20と、ヘッドレスト(図示省略)とを備える。このシート1は、シートバック11が形成する背凭れ面11aに設けられた複数の表面側開口15cから空気を吸引する空調機構を備えている。ここでは、シートバック11を例に挙げて本開示の一実施形態について説明する。
シートバック11は、クッション材として機能する発泡ウレタンから成るシートパッド12を備える。シートパッド12は、シートバック11の骨格を成すバックフレーム(図示省略)に被せられ、背凭れ面11aを形作る部材である。以下、シートパッド12の前側に向いた面を表面、後側に向いた面を裏面と称する。
図2に例示されるとおり、シートパッド12の裏面側の上部には、送風ユニット20が設けられている。この送風ユニット20が、本開示における乗物用シート送風装置に相当する。送風ユニット20は、回転する羽根車により気流を発生させる送風機21を備える。この送風ユニット20は、送風機21が空気を吸引するための開口である送風機口24がシートパッド12の裏面側に対面するように取付けられている。
シートパッド12の裏面には、送風機口24に対面する位置から背凭れ面11aに沿って広がって延びる複数本の連結された溝からなる通風路15が形成されている。この通風路15は、複数個所で部分的にシートパッド12の表面まで貫通しており、シートパッド12の表面と裏面との間で空気が通り抜けられるようになっている。
そして、シートパッド12の裏面における通風路15が形成されている範囲には、シートパッド裏蓋13が通風路15の開放面を覆うように貼り付けられている。シートパッド裏蓋13は、例えば、硬質フェルトから成る薄板状の部材である。シートパッド裏蓋13により通風路15の開放面が塞がれることにより、通風路15の溝に沿って空気が流通可能になっている。さらに、シートパッド裏蓋13には、空気を流通させるための開口である通風路開口部15aが送風機口24に正対する位置に設けられており、この開口を通して送風機口24と通風路15とが連通している。したがって、送風ユニット20が送風機口24から空気を吸引することで、通風路15を通してシートパッド12の表面から吸い込んだ空気をシートパッド12の裏側へ排出することができるようになっている。
つぎに、送風ユニット20の詳細な構成について、図3、図4を参照しながら説明する。図3、図4に例示されるとおり、送風ユニット20は、送風機21と、取付部材31と、カバープレート41とシール部材50とが一列に重ね合わされて構成されている。
送風機21は、モータにより羽根車を回転させることにより気流を発生させるファンであり、送風ユニット20の最も後側に設けられる。本実施形態では、送風機21として遠心ファンを用いるものとするが、他の形式のファンを用いてもよい。図4に例示されるとおり、送風機21は、モータ及び羽根車(図示省略)を収容する外箱である送風ケーシング22を備える。羽根車は、回転軸を前後方向に向け、かつ送風機21の前側から空気を吸引する向きで送風ケーシング22内に収納されている。
送風ケーシング22の前側の中央部には、羽根車の回転軸線を中心とする円形の開口である送風機口24が設けられている。この送風機口24が、本開示における送風機側開口に相当する。送風機口24から空気が吸引されて送風ケーシング22の後方側に設けられた排気口(図示省略)から排出されるようになっている。また、送風機口24の周囲には、4つの締結穴23a,23b,23c,23dが設けられている。締結穴23a〜23dは、送風機21と取付部材31とカバープレート41とを重ね合わせて締結するリベット51a,51b,52c,52dを差し込むための穴である。これらの締結穴23a〜23dは、送風機口24を中心とする周方向に均等間隔に配置されている。
取付部材31は、送風ユニット20の前側とカバープレート41の後側との間に挟まれて設けられ、送風機口24の面内方向に沿って左右に延びる板状の部材である。この取付部材31は、送風機口24がシートパッド12の裏面に設けられた通風路15の開口部分に正対する位置に送風ユニット20を位置決めして支持する機能を担う部材である。取付部材31は、例えば、弾性を有する硬質樹脂により構成され、その弾性力によって送風ユニット20をシートパッド12の裏面の方向に押し付ける状態で送風ユニット20を支持するように構成されている。
図4に例示されるとおり、取付部材31の中央部には、送風機口24を前方に露出させて空気を流通可能にする円形の開口である連通穴33が設けられている。この連通穴33の周囲には、リベット51a〜51dを差し込むための穴である4つの締結穴35a,35b,35c,35dが設けられている。これらの締結穴35a〜35dは、それぞれ送風機21の締結穴23a〜23dと対応する位置に配置されている。
取付部材31の左側及び右側には、取付部材31の裏面側(すなわち、後方)に突出する複数の係合爪34a,34b,34c,34d,34e,34fが設けられている。これらの係合爪34a〜34fは、送風ユニット20が取付けられるべき位置に設けられたバックフレーム関連の部材に対応する位置に配置されている。これにより、係合爪34a〜34fがそれぞれバックフレーム関連の部材に係合することで、送風ユニット20が所定の位置に位置決めされて支持されるようになっている。
カバープレート41は、取付部材31の前側に設けられ、送風機口24を前側から覆う板状の部材である。このカバープレート41は、気流を流通させると共に、送風機口24を保護する機能を担う部材である。ここでいう保護とは、例えば、シートパッド12の表面側から送風機口24に向けて印加される荷重を抑制したり、送風機口24内への異物(例えば、シートパッド12の一部)の進入を抑制することである。このため、カバープレート41は、例えば金属等の剛性に富む素材により構成される。
図3、図4に例示されるとおり、カバープレート41の中央部には、気流を流通させるための開口であるカバー通風口43が設けられている。カバー通風口43は、送風機口24の形状に対応する円形の領域に合わせて開口された開口領域からなる。また、カバープレート41の中央部には、カバー通風口43の両側を挟み込む位置に設けられた細長い凸状の形状を有する保護部44が設けられている。この保護部44がなす厚みよって、シートパッド12と送風機口24との離隔が確保されることにより、送風機口24に向けて印加される荷重が抑制され、また、送風機口24内への異物の進入が抑制される。
また、図4に例示されるとおり、カバー通風口43及び保護部44の周囲には、リベット51a〜51dを差し込むための穴である4つの締結穴45a,45b,45c,45dが設けられている。これらの締結穴45a〜45dは、それぞれ送風機21の締結穴23a〜23dと対応する位置に配置されている。
送風機21、取付部材31、及びカバープレート41は、リベット51a〜51dにより一体に締結されている。具体的には、送風機21、取付部材31、カバープレート41の順に、締結穴23a〜23d、締結穴35a〜35d及び締結穴45a〜45dがそれぞれ重なる位置で重ね合わせられ、各締結穴に差し込まれたリベット51a〜51dの軸端がかしめられることにより締結される。なお、送風機21、取付部材31、及びカバープレート41が締結された際、送風機口24の中心24aとカバー通風口43の中心43aとが、前後方向に重なるように位置決めされるように構成されている。つまり、送風機21に内蔵されている羽根車の回転軸線と、送風機口24の中心24aとカバー通風口43の中心43aとが、一直線に並ぶように構成されている。
シール部材50は、送風機口24と通風路開口部15aとの間に気密性を持たせるために用いられるシール部材であり、送風ユニット20の最も前側に配置される。シール部材50は、例えば、軟質ウレタンフォーム等の合成樹脂発泡体や、発泡ゴム等といった弾性及び気密性を有する材料で構成される。また、シール部材50には、シートパッド12を構成する材料よりも軟らかい材料を用いるものとする。シール部材50は、送風機口24及び通風路開口部15aの直径よりも大きい、又は同等の内径を有する円環状の部材である。シール部材50は、図3に例示されるとおり、送風機口24の前側のカバー通風口43を囲んでカバープレート41に密着するように配置される。
また、シール部材50は、頂上部分が開いたC字形の円環の部材として構成されており、円環形の内外に空気を流通可能にするための空隙である逃がし流路52が形成されている。このように構成されていることで、送風機21の作動が作動することによって発生した気流の一部は、逃がし流路52を介してシール部材50の内外を流通するようになっている。この逃がし流路52の大きさや形状に応じて逃がし流路52側の流量を調節することができる。そこで、本実施形態では、送風機21により発生する気流の総流量のうち、シートパッド12の通風路15側を流通する流量よりも逃がし流路52側を流通する流量の方が少なくなるように、逃がし流路52の大きさや形状が設定されているものとする。
また、逃がし流路52は、シール部材50のうち着席者からの荷重が比較的小さい部位に設けられている。例えば、シートバック11にかかる着席者の荷重は、着席者の臀部に近い下方ほど大きく、着席者の臀部から遠い上方ほど小さくなると考えられる。したがって、シートパッド12の裏側に送風ユニット20を配置することを前提とする本実施形態では、着席者の荷重が最も小さいシール部材50の頂上部分に逃がし流路52が設けられている。このようにすることで、着席者からの荷重によって逃がし流路52が押しつぶされて機能しなくなることを回避できる。
つぎに、送風ユニット20が、シートパッド12内の通風路15に気流を流通可能に接続されている構造について、図5を参照しながら説明する。図5に例示されるとおり、シートパッド12の裏面側には、上下方向に延びる溝状の通風路15が設けられている。シートパッド12の裏面側における通風路15の開放面はシートパッド裏蓋13により覆われており、これにより、通風路15に沿った空気の流通経路が形成されている。また、シートパッド裏蓋13には、空気を流通させるための円形の開口である通風路開口部15aが設けられている。
シートパッド12の内部において、通風路15の一部から分岐してシートパッド12の表面まで到達する複数の貫通路15bが設けられている。そして、シートパッド12の表面には、貫通路15bに通じる開口である表面側開口15cが設けられている。シートパッド12の表面には、背凭れ面11aの表皮となるシートカバー14がシートパッド12に密着するように被せられている。このシートカバー14は、少なくとも表面側開口15cに対応する位置に、メッシュ素材や貫通穴等といった表裏を空気が貫通可能な通気性を有する構造を備える。
送風ユニット20は、取付部材31によって、送風機口24及びカバー通風口43がシートパッド裏蓋13の通風路開口部15aに正対する位置に位置決めされて取付けられている。より詳細には、送風機21の羽根車の回転軸線、送風機口24の中心、及びカバー通風口43の中心と、通風路開口部15aの中心とが、前後方向に一直線に並ぶ位置に、送風ユニット20が位置決めされている。
送風ユニット20は、取付部材31の弾性力により前方のシートパッド裏蓋13の方向に押圧される状態で支持される。このため、カバープレート41とシートパッド裏蓋13との間に介在するシール部材50が、カバープレート41とシートパッド裏蓋13とにより圧縮され、シール部材50がカバー通風口43及び通風路開口部15aを囲んで密着する。これにより、送風機口24から通風路15に至る空気の流通経路が封止される。また、シール部材50の頂上部には、送風機口24から通風路15に至る空気の流通経路の内外に通じる逃がし流路52が設けられている。
このような構造において、送風機21が作動することにより、シートパッド12の表面側から裏面側へと向かう気流が生成される。これにより、シートカバー14を通して表面側開口15cから吸い込まれた空気が、貫通路15b及び通風路15内を流通し、送風ユニット20の送風機口24から吸引されて後方に排出されるようになっている。
一方、送風機21が作動することにより、シール部材50の頂上部に設けられた逃がし流路52を通じて外部からも空気がシール部材50内に流入する。すなわち、送風ユニット20の送風機口24によって吸引される空気には、通風路15を通じて流入した空気だけでなく、逃がし流路52を通じて流入した空気が一部含まれる。
シール部材50とシートパッド裏蓋13との接続部分に逃がし流路52が設けられることによって、シール部材50とシートパッド裏蓋13との接触部分に生じる隙間よりも流路抵抗が低い流通経路が形成される。それにより、空力発生音の要因となる、シール部材50とシートパッド裏蓋13との接触部分の隙間を流れる気流が低減される。
つぎに、上記実施形態の送風ユニット20及び当該送風ユニット20を備えるシート1における作用効果について説明する。
送風ユニット20によれば、シートパッド12と送風機21との間にダクトを介さずに設置可能な乗物用シート送風装置を得ることができる。シートパッド12と送風機21との間に介在するダクトを廃したことで、送風ユニット20全体の厚みを低減することができる。よって、シートパッド12の裏側の限られたスペースに送風ユニット20を搭載するのに有利である。また、ダクト内を空気が流通することに起因する騒音を抑制できる。
また、送風機口24と通風路開口部15aとの間の気流の流通経路を封止するシール部材50を設けたことにより、カバー通風口43と通風路15との接続部分における気密性を向上できる。また、シートパッド12とカバープレート41との間の緩衝や騒音の低減に寄与する。
そして、シール部材50の一部に逃がし流路52を設けたことによって、シール部材50とシートパッド裏蓋13との接触部分の隙間を流通する気流を低減できる。したがって、この隙間を流通する気流に起因する空力発生音を抑制できる。また、送風機21の作動時において逃がし流路52を流通する空気の流量が通風路15を流通する空気の流量よりも少なくなるように構成されていることで、シートバック11の空調機能が低下するのを抑止できる。
また、シール部材50のうち着席者による荷重が比較的小さい頂上部分に逃がし流路52を設けたことで、荷重によりシール部材50が圧縮される状況下において逃がし流路52が閉塞されることを抑止できる。また、シール部材50を、シートパッド12を構成する素材よりも軟らかい素材で構成したことにより、着席した乗員がシートパッド12越しに受ける送風ユニット20の異物感を緩和できる。
(変形例)
(1)上述の実施形態では、送風機21によりシートパッド12の表面側から裏面側に向かう気流を形成することで、背凭れ面11aから空気を吸引する空調機構の事例について説明した。これに限らず、空調機構は、送風機21によりシートパッド12の裏面側から表面側に向かう気流を形成することで、背凭れ面11aから空気を吹き出す構成であってもよい。
(2)上述の実施形態では、着席者の背部を支持するシートバック11内に送風ユニット20を備え、シートバック11の表裏に空気を流通させる空調機構の事例について説明した。これに限らず、空調機構は、着席者の臀部を支持するシートクッション内に送風ユニット20を備え、シートクッションの表裏に空気を流通させる構成であってもよい。この場合、着席者の荷重が比較的小さい位置に逃がし流路を設ける工夫としては、着席者の臀部から遠ざかる前方側におけるシール部材50の一部に、空隙を設けることが考えられる。
(3)上述の実施形態では、本開示における逃がし流路として、シール部材50の一部に設けられた空隙を適用した事例について説明した。これに限らず、シール部材50以外の部位に逃がし流路が設けられていてもよい。
例えば、図6に例示されるとおり、シートパッド12に逃がし流路53を備える構成であってもよい。図6の事例では、シール部材50は、逃がし流路に相当する空隙を備えない閉じた円環形で構成されている。その代わりに、シール部材50と通風路開口部15aとの接続部分の近傍において、通風路15内からシール部材50の外側の空間まで連通する細長い溝状の逃がし流路53がシートパッド12に設けられている。
このような構造において、送風機21が作動することにより、逃がし流路53を通じて気流の一部が通風路15の内外を流通する。なお、逃がし流路53は、送風機21により発生する気流の総流量のうち、シートパッド12の通風路15側を流通する流量よりも逃がし流路53側を流通する流量の方が少なくなるように、その大きさや形状が設計されているものとする。シール部材50と通風路開口部15aとの接続部分の近傍に逃がし流路53が設けられることによって、シール部材50とシートパッド裏蓋13との隙間よりも流路抵抗が低い流通経路が形成される。それにより、シール部材50とシートパッド裏蓋13との隙間を流れる気流を低減できる。
あるいは、図7に例示されるとおり、シートパッド裏蓋13に逃がし流路54を備える構成であってもよい。図7の事例では、シール部材50は、逃がし流路に相当する空隙を備えない閉じた円環形で構成されている。その代わりに、シール部材50と通風路開口部15aとの接続部分の近傍に、シートパッド裏蓋13の表裏を貫通する穴である逃がし流路54が設けられている。
このような構造において、送風機21が作動することにより、逃がし流路54を通じて気流の一部が通風路15の内外を流通する。なお、逃がし流路54は、送風機21により発生する気流の総流量のうち、シートパッド12の通風路15側を流通する流量よりも逃がし流路54側を流通する流量の方が少なくなるように、その大きさや形状が設計されているものとする。シール部材50と通風路開口部15aとの接続部分の近傍に逃がし流路54が設けられることによって、シール部材50とシートパッド裏蓋13との隙間よりも流路抵抗が低い流通経路が形成される。それにより、シール部材50とシートパッド裏蓋13との隙間を流れる気流を低減できる。
(4)上述の実施形態では、シール部材50は、一部が開いたC字形の円環の部材として構成されており、その開いた部分を逃がし流路52とする事例について説明した。これに限らず、図8に例示されるように、シール部材50は、閉じた円環形の部材として構成され、このシール部材50の側面の一部に内外に貫通する穴からなる逃がし流路55を備える構成であってもよい。
(5)上記各実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素に分担させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に発揮させたりしてもよい。また、上記各実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記各実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が、本開示の実施形態である。
1…シート、11…シートバック、12…シートパッド、13…シートパッド裏蓋、14…シートカバー、15…通風路、15a…通風路開口部、20…送風ユニット、21…送風機、24…送風機口、31…取付部材、41…カバープレート、43…カバー通風口、44…保護部、50…シール部材、52,53,54…逃がし流路。

Claims (8)

  1. 着席者の体を支える支持面を形作ると共に、空気が流通可能に形成された通風路を有するシートパッドを備える乗物用シートに装着され、前記通風路に空気を流通させる乗物用シート送風装置であって、
    気流を発生させる羽根車と、当該気流を前記通風路に流通させるための開口である送風機側開口とを有し、前記シートパッドの裏面に設けられた前記通風路の開口と前記送風機側開口とが向かい合う位置で前記シートパッドに沿って前記乗物用シートに装着される送風機と、
    前記シートパッドの裏面側に設けられた前記通風路の開口と前記送風機側開口との間に介在し、前記通風路の開口と前記送風機側開口との間の空間を囲んで前記通風路の開口と前記送風機側開口との間を前記気流が流通可能な流通経路を形成するように構成されたシール部材とを備え、
    前記シール部材と前記通風路の開口とが接続する接続部分に、前記シール部材に囲まれた流通経路及び前記通風路の内外に前記気流の一部が流通可能な逃がし流路が設けられている、乗物用シート送風装置。
  2. 前記逃がし流路は、前記送風機の作動時において前記逃がし流路を流通する空気の流量が前記通風路を流通する空気の流量よりも少なくなるように構成されている、請求項1に記載の乗物用シート送風装置。
  3. 前記逃がし流路として、前記シール部材の一部に前記流通経路の内外に空気が流通可能な空隙が設けられている、請求項1又は請求項2に記載の乗物用シート送風装置。
  4. 前記逃がし流路は、前記シール部材のうち着席時にかかる荷重が比較的小さい位置に設けられている、請求項3に記載の乗物用シート送風装置。
  5. 前記シール部材は、一部が開いた環状形の部材として構成されており、その開いた部分を前記逃がし流路とするように構成されている、請求項3又は請求項4に記載の乗物用シート送風装置。
  6. 前記シール部材は、閉じた環状形の部材として構成されており、前記シール部材の環状形を内外に貫通する穴が前記逃がし流路として設けられている、請求項3又は請求項4に記載の乗物用シート送風装置。
  7. 前記シール部材は、前記シートパッドを構成する素材よりも軟らかい素材で構成されている、請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載の乗物用シート送風装置。
  8. 着席者の体を支える支持面を形作ると共に、空気が流通可能に形成された通風路を有するシートパッドと、前記通風路に空気を流通させる送風装置とを備える乗物用シートであって、
    前記送風装置は、
    気流を発生させる羽根車と、当該気流を前記通風路に流通させるための開口である送風機側開口とを有し、前記シートパッドの裏面に設けられた前記通風路の開口と前記送風機側開口とが向かい合う位置で前記シートパッドに沿って前記乗物用シートに装着される送風機と、
    前記シートパッドの裏面側に設けられた前記通風路の開口と前記送風機側開口との間に介在し、前記通風路の開口と前記送風機側開口との間の空間を囲んで前記通風路の開口と前記送風機側開口との間を前記気流が流通可能な流通経路を形成するように構成されたシール部材とを備え、
    前記シール部材と前記通風路の開口とが接続する接続部分に、前記シール部材に囲まれた流通経路及び前記通風路の内外に前記気流の一部が流通可能な逃がし流路が設けられている、乗物用シート。
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