JP2000503934A - 車両の少なくとも2個のバックミラーのための調節装置 - Google Patents

車両の少なくとも2個のバックミラーのための調節装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、揺動機構およびまたは傾動機構(21,22)によってミラー要素(13,14)を位置決めするためのサーボモータ(18;19)を備えた、車両(1)の少なくとも2個のバックミラー(2,3)のための調節装置に関する。この調節装置の他の重要な構成要素は、サーボモータ(18,19)の共同動作のための制御信号を発生するための操作装置(8)と、この操作装置(8)とサーボモータ(18,19)の間信号伝送装置(20)である。少ない装置コストで、少なくとも2個のミラー要素(13,14)の共同調節のために、調節装置は、一致する制御信号が、所属のサーボモータから信号伝送装置(20)によって少なくとも2個のミラー要素(13,14)に供給可能である。調節運動の際に、ミラー要素(13,14)の共同運動が、互いに予め定めた関係にある。

Description

【発明の詳細な説明】 車両の少なくとも2個のバックミラーのための調節装置 本発明は請求項1の上位概念に記載した、車両の少なくとも2個のバックミラ ーのための調節装置に関する。 この種の調節装置はドイツ連邦共和国特許第3406286号公報(B60R 1/02)によって知られている。この公報には、2個のバックミラーの共同調 節のために、操作要素を1回だけ調節すればよいことが詳細に説明されている。 この公報記載の装置の重要な部品は比較回路である。この比較回路により、第1 のバックミラー(特に運転席側のバックミラー)の調節の際に、第2のバックミ ラー(特に助手席側のバックミラー)が自動的に一緒に調節され、それによって 第2のバックミラーは同様に運転者の視線位置に最適に調節される。上記の文献 では、運転者の視線位置に最適に適合させるために、調節される両バックミラー の異なる特性曲線を考慮しなければならないということが明確に指摘されている 。これは上記の比較回路と協働する別個の変換回路によって行われる。操作の観 点から全体的に有利であると見なされる調節装置は、基本機能を実現するために 、コストのかかるセンサ装置や電子制御装置を必要とする。 少なくとも2個のバックミラーの共同調節は、ドイツ連邦共和国特許出願公開 第4241543号公報(B60R 1/06)によっても原理的に知られてい る。この場合勿論、共同調節はいわゆる使用位置から角度的に揺動した減光位置 へ行われる。すなわち、特に夜間に、点灯した後続車両によってバックミラーで 反射が生じるときに、車両の運転者のための眩しくならないようにすることが重 要である。しかし、両バックミラーの角度的に揺動した減光位置は互いに調和し ない。 本発明の根底をなす課題は、少なくとも装置コストおよび回路技術的コストで 、匹敵する機能が実現可能であるかあるいは匹敵するコストで運転者個々への適 合の観点から自動化された微調節の改善が可能であるように、冒頭に述べた調節 装置を改良することである。 この課題は請求項1およびまたは2記載の特徴を有する調節装置によって解決 される。従属請求項は本発明の好ましい実施形に関する。 本発明では、第1の解決策に従って、少なくとも2個のバックミラーの共同調 節のために、所属のサーボモータが操作要素から一致する制御信号(調節信号) を得る。例えば接触スイッチであるいは本発明の有利な実施形においてドイツ連 邦共和国特許出願公開第3925978号公報(B60R 1/06)に説明さ れているルームミラーで行われる調節は、信号伝送装置によって制御信号に変換 される。この制御信号を両サーボモータに供給される。そして行われるミラー要 素の共同運動は、互いに予め定めた関係で行われる。本発明者は、バックミラー 調節時の異なる特性曲線に関する、上記文献に記載された関係が、車両の運転者 に受け入れられる直線的関係に起因しているという認識に達した。すなわち、例 えば第1のミラー要素の調節に比例する第2のミラー要素の制御で充分である。 本発明による調節装置の場合には、このような比が、サーボモータの調節時間が 同じである場合設定された回転数差を介してあるいは両サーボモータの回転数が 一定ある場合異なる運転時間を介して調節可能である。補足してあるいは代替的 に、サーボモータとミラー要素の間に配置された揺動機構およびまたは傾動機構 の変速比は、車両個別的に互いに調和させることができる。 第1の解決策と有利に組み合わせ可能である第2の解決策では、操作装置の範 囲に選択切換えユニットが設けられている。この選択切換えユニットの場合には 、基本位置にいわゆる“右モードおよび左モード”が設けられている。車両特有 のまたは運転者特有の視野を調節するために、バックミラーは左ハンドル車両の ための助手席側で別個に、すなわち“右モードだけ”に調節され、運転者側のバ ックミラーを一緒に調節しない。続いて、普通の走行運転のために、第1の選択 位置に切換えて戻すことにより、両バックミラーを一緒に調節することができる 。 本発明による調節装置は、例えばヨーロッパ特許出願公開第400633号公 報(H01H 25/04)またはドイツ連邦共和国特許第4213133号公 報(B60R l/06)に記載されているような慣用の接触スイッチの使用を 可能にするので有利である。特にドイツ連邦共和国特許第4213133号公報 に記載された、接触スイッチとして形成された操作要素との選択スイッチの一体 化は、本発明による調節装置の場合有利に利用可能である。 この関係から明らかなように、既に大量生産されている車両において特に第2 の解決策を実施するためには、操作要素の配線と文字づけを変更するだけでよい 。車両の重量、組立およびコストは変わらない。すなわち、現在進行中の大量生 産は、少ないコストで本発明による調節装置の観点から拡張または入替え可能で ある。同様に、既に市販されている車両に後付け部品として本発明を実施するこ とは、容易に可能である。 請求項3に記載された調節装置により、非常に低コストの解決策が実現可能で ある。なぜなら、サーボモータの構造が同一であることによって、特に大量生産 メーカーにとって、少ない仕入れコストが実現可能であるからである。周知の使 用においていろいろな実施形で知られているような、ミラー要素の調節運動に関 連するスピンドル装置、ウォーム歯車装置または平歯車装置は、一定に定められ た変速比を考慮して充分に類似するように形成可能である。 等しい変速比を使用する場合、勿論、請求項3に従って、調節運動中特に構造 的に同一に形成された第2のサーボモータの回転数およびまたは作動時間が、操 作要素に直接付設された第1のサーボモータに依存して、設定された関係に従っ て直接的にまたはほぼ比例して変更されるように、切換え部材を信号伝送装置に 一体化することができる。 すべての車両のすべてのバックミラーは本発明による調節装置を備えることが できる。本発明者は、ルームミラーの規定通りの調節の際にその位置がサイドミ ラーのその都度の位置に対して予め定めた一定の関係にあることを補足的に確認 した。それによって、上述のように、ルームミラー自体が操作要素として使用可 能であるかあるいは自動的な調節の場合サイドミラーの調節に結びつけることが きる。今日一般的である乗用車では、運転者交替の際に3つのミラーの一つだけ を調節すればよい。他の両ミラーの自動的な適合は、予め定められた一定の関係 に相応して行われる。操作要素としてルームミラーを使用する場合、特に接触ス イッチとして形成されたサイドミラーのための調節スイッチを場合によっては省 略することかできる。従って、ルームミラーに付設された位置センサ装置の使用 によるルームミラーにかかるコストは、調節スイッチを省略することによってほ ぼ相殺される。 ミラー調節を車両運転者の頭の位置に良好に適合させるために、請求項7,8 では、適当なセンサによって、運転席の位置と背もられの位置を補足的なまたは 代替的に測定することができる。信号伝送装置では、このセンサから供給された 信号がそれぞれのミラー調節の制御の際に一緒に考慮される。 本発明の好ましい実施の形態が図に略示してある。 図1は本発明による調節装置を使用するための基本的な出発前提条件を、乗用 車を例にとって示す部分図、 図2は本発明による調節装置を概略的に示す図、 図3は図1の車両におけるバックミラー装置のための幾何学的な状況を示す図 、そして 図4は2個のサイドミラーの角度位置の間の、図3によって決まる関係を示す 図である。 すべての図において、同じ部品には同じ参照号が付けてある。 図1において、左ハンドル車両が全体を1で示してある。本発明による調節装 置にとって重要なこの車両の要素は、運転席側のサイドミラー2と、助手席側の サイドミラー3と、ルームミラー(室内バックミラー)4である。背もたれ5を 有する運転席6には、車両1の運転者として人7か着座している。この人が操作 装置8を操作することにより、サイドミラー2,3の位置と、きわめて快適に設 計された実施形では場合によってはルームミラー4の位置が調節可能である。図 に示した実施の形態の場合には、操作装置8が中央コンソール9の符号を付けて いない操作領域に付設されている。しかし、運転席ドア10の図示していないラ イニング部分内に、操作装置8を移動させてもよい。本発明による装置は左ハン ドル車両にも右ハンドル車両にも使用可能である。従って、右ミラーおよび左ミ ラーではなく、運転席側ミラーまたは助手席側ミラーと言う。 図2には、サイドミラー2,3のためのケーシング11,12が示してある。 このケーシング内で、ミラー要素13,14が例えば玉継手として形成された揺 動軸受15,16の回りに矢印A,B方向に揺動可能であり、かつ回転軸線17 ,18回りに回転矢印C,D方向に傾動可能である。揺動軸受15または16回 りにミラー要素13,14を揺動させるために、ここでは、サーボモータ18, 19が設けられている。このサーボモータは両方とも、信号伝送装置20によっ て制御可能である。ミラー要素13,14の調節のための機構として、略示した 調節スピンドル21,22が設けられている。見やすくするために、軸線Cまた はD回りの傾動運動を実現するためのサーボモータは図示していない。詳細な説 明は上述のドイツ連邦共和国特許出願公開第4241543号公報の図2,5に 基づく説明から明らかである。ルームミラー4の基本的な構造についても同じこ とが当てはまる(ドイツ連邦共和国特許出願公開第4241543号公報の図3 ,4に基づく説明を参照されたし)。 操作装置8には、本発明の他の実施形としておよびまたは独自の解決策として の接触スイッチ(押しボタンキー)23と、選択切換えユニットとしての選択ス イッチ24がまとめられている。この選択スイッチは符号“R+L”と“R”を 有する係止位置の間で制限されて回転可能である。選択スイッチ24の正面に設 けられた、カラーの点およびまたはこぶ状の隆起部の形をしたマークは、第1の 静止位置として選択位置を示す。すなわち、図に示した選択スイッチ24の位置 の場合、“右モードおよび左モード”がセットされる。このモードは基本位置と 呼ばれる。選択スイッチ24を時計回りに回転させることにより、第2の選択位 置として、いわゆる“右だけのモード”がセットされる。最初に述べたモードで は、両ミラー要素13,14の同時調節が接触スイッチ23の操作によって生じ るが、マーク25が位置“R”にあるときは、ミラー要素14を別個に調節する ことができる。その際、ミラー要素13は“右モードおよび左モード”から逸脱 する際に最後に調節されたその位置を維持する。 選択切換えユニットは回転スイッチとして形成されている。しかし、その代わ りに、2個の押圧スイッチを配置してもよい。この場合、一方の押圧スイッチを 操作することにより、第1の選択位置がセットされ、第2の押圧スイッチを操作 することにより、第2の選択位置がセットされる(これに関しては例えば既に述 べたドイツ連邦共和国特許第4213133号公報を参照されたし)。 破線26,27は、場合によってはルームミラー4を操作要素として使用でき ることを示している。この場合、位置測定センサ28,29が必要である。この 位置測定センサによって、回転矢印で示した揺動軸線30回りのルームミラー4 の運動または回転矢印Fで示した傾動軸線31回りの傾動運動が、調節運動とし て認識可能である。このような装置によって、場合によっては操作要素8を省略 することができる。しかし、この操作要素に第3の係止位置を設けることが考え られる。それによって、“ルームミラーモード”を予選択することができる。場 合によっては、信号伝送装置20には更に、背もたれ傾斜センサ32と運転座席 位置センサ33の信号を供給することができる。それによって、ルームミラー4 で行われる調節を、人7のその都度の形状に良好に適合させることができる。本 発明による調節装置の使用とは関係なく、センサ28,29,32,33と信号 伝送装置20の計算ユニット34との協働作用により、警告装置を形成すること かできる。この警告装置は音響的または視覚的報知器を介して、車両運転者7の その都度の位置に関するルームミラー4の誤調節を自動的に信号化する。その際 、両センサ32,33の一方だけの信号が決定的に作用するようにしてもよい。 図3は図2に示したミラー装置の幾何学的な関係を明らかにする。ミラー要素 13,14の位置の間の関係の演算は、人7にとって最適なミラー位置が関係γa =αa+0.5βaによって生じるという仮定に基づいている。同様に、γb=αb+ O.5βbが当てはまる。演算によって、乗用車のために、図4に示すような曲線が 、角度γaとγbの間の関係として生じる。図4から、ほとんど直線的な関係であ ることがよく判る。自動車のそれぞれの幅が距離“a+b”の値を決定する。そ れぞれの車両の中心軸線に関連して車両座席を配置すると、商a/bの値が決定 される。 実際の実施の形態では、図3と図4に示した関係の適用により、例えばa/b =0.43の比の場合、調節スピンドル21,22はその変速比が例えば1:1.17ま たは1:1.18でなければならなくなる。ミラー要素13の角度調節は、ミラー要 素14の場合よりも、調節スピンドル21,22の変速の間の比に一致する値だ け大きくなったので、助手席側で同様に最適なミラー調節が行われる。 実際の試験の結果、1:1の変速比でも妥当な調節精度となることが判った。 この場合、製作中の車両はきわめて少ない変更で本発明による解決策に適合可能 である。 要約すると、本発明の装置によって、既に述べた利点のほかに、特に車両に既 に用いられ実証された技術に立ち戻ることにより、運転者にとって高い運転信頼 性が実現可能である。操作要素に発せられる信号が中央の制御装置を介してドア のミラー要素およびまたは車両内のミラー要素を調節するために利用可能である 未来的な構想でも、本発明による解決策の使用が考えられる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年1月29日(1998.1.29) 【補正内容】 請求の範囲 1.車両の少なくとも2個のバックミラー(2,3)のための調節装置であって 、 揺動機構およびまたは傾動機構(21,22)によってミラー要素(13, 14)を位置決めするためのサーボモータ(18;19)と、 サーボモータ(18,19)の共同作動のための制御信号を発生するための 操作装置と、 操作装置(8)に付設された少なくとも1個の選択切換えユニット(24) とを備え、この選択切換えユニットによって、少なくとも2個のミラー要素(1 3,14)の共同操作と、1個だけのミラー要素(13または14)の別個の位 置決めが予め設定可能であり、 更に、操作装置(8)とサーボモータ(18,19)の間の少なくとも1つ の信号伝送装置(20)を備えている、 調節装置において、 接触スイッチ(23)によるミラー調節のために、選択切換えユニット(2 4)が2つだけの選択位置の間で切換え可能であり、 両選択位置の一つが少なくとも2個のミラー要素(13,14)の共同操作 に割り当てられ、 両選択位置の他方が1個だけのミラー要素(13または14)の別個の位置 決めに割り当てられ、 両選択位置の他方の選択位置によって、助手席側のミラー要素(13または 14)が別個に位置決め可能であることを特徴とする調節装置。 2.少なくとも2個のミラー要素(13,14)が共同操作の際にサーボモータ (18,19)によって1:1の比で調節可能であることを特徴とする請求項1 記載の調節装置。 3.構造的に同一の2個のサーボモータと、 このサーボモータに付設された、揺動機構およびまたは傾動機構のウォーム 歯車または平歯車状に形成された各々1個の伝動装置を備え、 伝動装置の変速比が互いにほほ比例している ことを特徴とする請求項1記載の調節装置。 4.操作装置がルームミラー(4)の一体的な構成部品であることを特徴とする 請求項1または2記載の調節装置。 5.ルームミラー(4)が操作装置の構成部品であり、 選択切換えユニットが接触スイッチ(23)によるミラー調節のためおよび 操作要素としてルームミラー(4)を選択するために用意され、 操作要素としてルームミラー(4)を選択するために、選択切換えユニット (24)が第3の選択位置に切換え可能であり、 位置センサ装置(28,29)の信号が信号伝送装置(20)に供給可能で あり、この位置センサ装置によって、ルームミラー(4)の調節位置が検出可能 であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の調節装置。 6.選択スイッチ(24)の操作装置(8)が接触スイッチ(23)と共に一つ の構造ユニットにまとめられていることを特徴とする請求項1記載の調節装置。 7.第1のセンサ(33)の信号が信号伝送装置(20)に供給可能であり、こ のセンサによって、運転席(6)の位置が検出可能であることを特徴とする請求 項1記載の調節装置。 8.第2のセンサ(32)の信号が信号伝送装置(20)に供給可能であり、こ のセンサによって、運転席(6)の背もたれ(5)の傾斜が検出可能であること を特徴とする請求項1または7記載の調節装置。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年3月3日(1998.3.3) 【補正内容】 明細書 車両の少なくとも2個のバックミラーのための調節装置 本発明は請求項1の上位概念に記載した、車両の少なくとも2個のバックミラ ーのための調節装置に関する。 特開昭60−050048号公報と特開平2−106452号公報により、上 記種類の調節装置が知られている。この調節装置の場合には、選択切換えユニッ トによって少なくとも2個のバックミラーの共同調節を行うことができる。選択 切換えユニットは、共同調節のための切換え位置のほかに、バックミラーのそれ ぞれ別個の個別操作のための他の2つの切換え位置が設けられるように形成され ている。すなわち、2つのバックミラーを共同調節することができるようにする ために、1個の選択切換えユニットが設けられている。この選択切換えユニット の構造は、普通のミラー調節のために車両工業で周知であるような2段の選択切 換えスイッチの構造と異なっている。 特開昭58−206441号公報は、2個のバックミラーを自動調節するため に操作部材としてルームミラーを示している、バックミラー用調節装置を開示し ている。ルームミラーに付設された位置センサにより、車両運転者によって行わ れるルームミラーの調節が、両サイドミラーを一緒に自動調節するために利用さ れる。 ドイツ連邦共和国特許第3406286号公報には、2個のバックミラーの共 同調節のために、操作要素を1回だけ調節すればよいことが記載されている。こ の公報記載の装置の重要な部品は比較回路である。この比較回路により、第1の バックミラー(特に運転席側のバックミラー)の調節の際に、第2のバックミラ ー(特に助手席側のバックミラー)が自動的に一緒に調節され、それによって第 2のバックミラーは同様に運転者の視線位置に最適に調節される。上記の文献で は、運転者の視線位置に最適に適合させるために、調節される両バックミラーの 異なる特性曲線を考慮しなければならないということが明確に指摘されている。 これは上記の比較回路と協働する別個の変換回路によって行われる。操作の観点 から全体的に有利であると見なされる調節装置は、基本機能を実現するために、 コストのかかるセンサ装置や電子制御装置を必要とする。 少なくとも2個のバックミラーの共同調節は、ドイツ連邦共和国特許出願公開 第4241543号公報(B60R 1/06)によっても原理的に知られてい る。この場合勿論、共同調節はいわゆる使用位置から角度的に揺動した減光位置 へ行われる。すなわち、特に夜間に、点灯した後続車両によってバックミラーで 反射が生じるときに、車両の運転者のための眩しくならないようにすることか重 要である。しかし、両バックミラーの角度的に揺動した減光位置は互いに調和し ない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.車両の少なくとも2個のバックミラー(2,3)のための調節装置であって 、 揺動機構およびまたは傾動機構(21,22)によってミラー要素(13, 14)を位置決めするためのサーボモータ(18;l9)と、 サーボモータ(18,19)の共同作動のための制御信号を発生するための 操作装置と、 操作装置(8)とサーボモータ(18,19)の間の少なくとも1つの信号 伝送装置(20)と を備えた調節装置において、 少なくとも2個のバックミラーの共同調節のために、一致する制御信号が操 作装置(8)の調節運動から導き出されて信号伝送装置(20)を経て所属のサ ーボモータ(18,19)に供給可能であり、 調節運動時に、ミラー要素(13,14)の共同運動が、サーボモータの一 つによって設定された回転数の差または所要時間の差によっておよびまたはサー ボモータ(18,19)とミラー要素(13,14)の間に設定された、揺動機 構およびまたは傾動機構(21,22)の変速の差によって、互いに少なくとも ほぼ比例関係にあることを特徴とする調節装置。 2.車両の少なくとも2個のバックミラー(2,3)のための調節装置であって 、 揺動機構およびまたは傾動機構(21,22)によってミラー要素(13, 14)を位置決めするためのサーボモータ(18;19)と、 サーボモータ(18,19)の共同作動のための制御信号を発生するための 操作装置と、 操作装置(8)とサーボモータ(18,19)の間の少なくとも1つの信号 伝送装置(20)と を備えた、特に請求項1記載の調節装置において、 少なくとも1個の選択切換えユニット(24)が操作装置に所属し、この選 択切換えユニットによって、第1の選択位置で少なくとも2個のミラー要素(1 3,14)の共同操作が設定され、少なくとも 一つの第2の選択位置で1個だ けのミラー(13または14)の別の位置決め可能性が設定されていることを特 徴とする調節装置。 3.構造的に同一の2個のサーボモータと、 このサーボモータに付設された、揺動機構およびまたは傾動機構のウォーム 歯車または平歯車状に形成された各々1個の伝動装置と、 伝動装置の変速の間のほぼ比例する比 を有することを特徴とする請求項1または2記載の調節装置。 4.信号伝送装置(20)に付設された切換え部材を備え、この切換え部材によ って、調節運動の間、一方のサーボモータ(19)の回転数およびまたは作動時 間が他方のサーボモータ(18)に対して、ほぼ比例する予め定めた関係に従っ て変更されていることを特徴とする請求項1記載の調節装置。 5.操作装置がルームミラー(4)の一体的な構成部品であることを特徴とする 請求項1または2記載の調節装置。 6.選択スイッチ(24)の操作装置(8)が接触スイッチ(23)と共に一つ の構造ユニットにまとめられていることを特徴とする請求項1または2記載の調 節装置。 7.第1のセンサ(33)の信号が信号伝送装置(20)に供給可能であり、こ のセンサによって、運転席(6)の位置が検出可能であることを特徴とする請求 項1記載の調節装置。 8.第2のセンサ(32)の信号が信号伝送装置(20)に供給可能であり、こ のセンサによって、運転席(6)の背もたれ(5)の傾斜が検出可能であること を特徴とする請求項1または7記載の調節装置。 9.位置センサ装置(28,29)の信号が信号伝送装置(20)に供給可能で あり、この位置センサ装置によって、ルームミラー(4)の調節位置が検出可能 であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の調節装置。 10.少なくとも2個のミラー要素(13,14)の共同操作のときに、サーボモ ータ(18,19)によって1:1の比に調節可能であることを特徴とする請 求項2記載の調節装置。
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