JPH062810Y2 - 自動車のサンバイザ - Google Patents

自動車のサンバイザ

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JPH062810Y2
JPH062810Y2 JP12374287U JP12374287U JPH062810Y2 JP H062810 Y2 JPH062810 Y2 JP H062810Y2 JP 12374287 U JP12374287 U JP 12374287U JP 12374287 U JP12374287 U JP 12374287U JP H062810 Y2 JPH062810 Y2 JP H062810Y2
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JP
Japan
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sun visor
passenger
driver
connecting member
shaft portion
Prior art date
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JP12374287U
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JPS6429010U (ja
Inventor
淳 佐野
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は自動車のサンバイザ(日よけ板)に関する。
〈従来の技術〉 自動車のフロントウインドウの上方には日よけのための
サンバイザが設けられている。このサンバイザは運転席
及び助手席の前上方にそれぞれ取付けられ、日差しに応
じて各々その傾斜角度を調節して車室内への入射光を制
限できるようになっている。
従来、運転席側のサンバイザと助手席側のサンバイザは
各々独立しており、それらの傾斜角度の調節はそれぞれ
個別に行う必要があった。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが、例えば助手席に乗員がいない場合に助手席側
のサンバイザの傾斜角度を調節する必要があるとき、運
転者は腕を延ばして不自然な姿勢で助手席側のサンバイ
ザを操作しなければならず、自動車の運転上危険が伴う
という問題点があった。
一方、運転席側のサンバイザと助手席側のサンバイザと
を単に連結してしまうと、それらが異なった傾斜角度を
とることができなくなるばかりでなく、例えば助手席側
の乗員が勝手にサンバイザを倒したとき、運転者は視界
の一部を不意に遮られることになるので、危険であると
いう問題点もある。
本考案は、このような問題点を解決するものであり、前
記危険を回避しつつ運転席側と助手席側のサンバイザを
連動し得るようにした自動車のサンバイザを提供するこ
とを目的としている。
〈問題点を解決するための手段〉 上述の問題点を解決する本考案にかかる自動車のサンバ
イザは、運転席側のサンバイザと助手席側のサンバイザ
の相対向する軸部が各々係脱自在に係合してそれらを同
軸上に支持する連結部材を該軸回りに回動自在に設け、
上記運転席側サンバイザの軸部と上記連結部材との間に
は相対回転はなく、上記助手席側サンバイザの軸部と上
記連結部材との間には同助手席側サンバイザの傾斜角度
範囲に相当する角度に亘って両者の相対回転を許容する
ように係合し、さらに運転席側サンバイザを倒したとき
および助手席側サンバイザを起こしたときのみ連結部材
を介してそれらの各回転が、助手席側および運転席側の
サンバイザの軸部に伝達されるように構成したことを特
徴とする。
〈作用〉 運転席側のサンバイザを倒すと助手席側のサンバイザも
連動して倒れるが、一方向の回転のみを伝える係合部が
介在するので、運転席側のサンバイザを起したとき、及
び助手席側のサンバイザを倒したときは、その回転は連
結部材に伝わらずあるいは連結部材から他方のサンバイ
ザには伝わらず、他方のサンバイザは連動しない。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面により詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例にかかるサンバイザの要部斜
視図、第2図(a)は第1図のA−A断面図、第2図(b)は
第1図のB−B断面図、第3図は本サンバイザを取付け
た自動車の概念図、第4図は本サンバイザの斜視図であ
る。
第3図及び第4図に示すように、自動車11の車室の前
上部に本サンバイザ12が取付けられる。本サンバイザ
12は、運転席側サンバイザ13と、助手席側サンバイ
ザ14と、それらを連結する連結部材15とを有してい
る。両サンバイザ13,14は外側の端部をそれぞれ取
付ブラケット16,17を介して自動車ルーフに縦方向
の軸回りに旋回自在且つ横方向の軸回りに回動(傾動)
自在に支持され、且つ相対向する内側には各々軸部1
8,19が突設されている。一方、両サンバイザ13,
14の中間部には連結部材15のカバー20が自動車ル
ーフに固定されていて、このカバー20に前記両軸部1
8,19がそれぞれ係脱自在に係合する連結部材21が
支持されている。
第1図に示すように、連結部材21は、両軸部18,1
9を同軸上に支持する略半円断面状の溝22,23を有
し、支持メタル24によってそれらの軸回りに回動自在
に前記カバー20に支持される。これらの溝22,23
には、第2図に示すように、軸方向に沿って突起25,
26が形成されている。一方、同図(a)に示すように、
運転席側のサンバイザ13の軸部18には、この溝22
の突起25とちょうど嵌まり合う切欠27が凹設されて
いて、軸部18を溝22に嵌入したときにそれらが嵌合
して両者が相対回転しないようになっている。
また、第2図(b)に示すように、助手席側のサンバイザ
14の軸部19にはサンバイザ13,14の略傾斜角度
範囲に相当する角度に亘って切欠28が凹設されてい
る。この切欠28は、同図(b)において、軸部19が反
時計方向へ回動するときは溝23の突起26に当接して
連結部材21を共に回動させる一方、時計方向へ回動す
るときは軸部19のみが回動し、連結部材21は回動し
ないようになっている。ここで第2図(a),(b)におい
て、軸部18,19を時計方向に回動させることはサン
バイザ13,14を倒す、つまり日差しを遮るべくサン
バイザ13,14を下げることに対応している。
このような構成において、運転席側のサンバイザ13の
傾斜角度の調節に伴うその軸部18の回動は、そのまま
連結部材21に伝えられる。いま、運転席側のサンバイ
ザ13を倒すと、軸部18及び連結部材21は第2図
(a)において時計方向に回動する。この連結部材21の
回動は第2図(b)において、軸部19を時計方向に回動
させ、その結果助手席側のサンバイザ14が連動して倒
れることになる。
一方、運転席側のサンバイザ13を倒れた状態から起こ
した場合は、連結部材21の回動は軸部19の切欠28
内を移動するだけで軸部19は回動せず、助手席側のサ
ンバイザ14は連動しない。また、助手席側のサンバイ
ザ14を倒した場合も、同様に軸部19の回転は連結部
材21に伝わらず、従って運転席側のサンバイザ13は
連動しない。
尚、上述の実施例では軸部18と連結部材21を正逆回
転共に連動するようにしているが、軸部19とは反対方
向の回転のみを連結部材21に伝えるようにしてもよ
く、その場合、軸部19と連結部材21を常に連動する
ようにすることも可能である。また、係合部の形状も図
示例の突起と切欠に限られるものではなく、両者を適宜
係止し得るものであればよい。
〈考案の効果〉 以上、一実施例を挙げて詳細に説明したように本考案に
よれば、運転席側のサンバイザを倒すと連動して助手席
側のサンバイザが倒れるので便利であり、運転席から腕
を延ばして無理な姿勢で助手席側のサンバイザを操作す
る必要がなくなる。一方、助手席側のサンバイザを倒し
た場合には運転席側のサンバイザは連動しないので、不
意に運転席の視界が遮られる危険を防止することができ
る。また、助手席側のサンバイザを起こすと連動して運
転席側のサンバイザも起きるので、運転者はサンバイザ
の操作を助手席側の乗員に頼むことができて便利であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかかるサンバイザの要部斜
視図、第2図(a)は第1図のA−A断面図、第2図(b)は
第1図のB−B断面図、第3図は本サンバイザを取付け
た自動車の概念図、第4図は本サンバイザの斜視図であ
る。 図面中、 13は運転席側のサンバイザ、 14は助手席側のサンバイザ、 18,19は軸部、 21は連結部材、 22,23は溝、 25,26は突起、 27,28は切欠である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転席側のサンバイザと助手席側のサンバ
    イザの相対向する軸部が各々係脱自在に係合してそれら
    を同軸上に支持する連結部材を該軸回りに回動自在に設
    け、上記運転席側サンバイザの軸部と上記連結部材との
    間には相対回転はなく、上記助手席側サンバイザの軸部
    と上記連結部材との間には同助手席側サンバイザの傾斜
    角度範囲に相当する角度に亘って両者の相対回転を許容
    するように係合し、さらに運転席側サンバイザを倒した
    ときおよび助手席側サンバイザを起こしたときのみ連結
    部材を介してそれらの各回転が、助手席側および運転席
    側のサンバイザの軸部に伝達されるように構成したこと
    を特徴とする自動車のサンバイザ。
JP12374287U 1987-08-14 1987-08-14 自動車のサンバイザ Expired - Lifetime JPH062810Y2 (ja)

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JP12374287U JPH062810Y2 (ja) 1987-08-14 1987-08-14 自動車のサンバイザ

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Publication Number Publication Date
JPS6429010U JPS6429010U (ja) 1989-02-21
JPH062810Y2 true JPH062810Y2 (ja) 1994-01-26

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