JP2000358134A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2000358134A
JP2000358134A JP11169774A JP16977499A JP2000358134A JP 2000358134 A JP2000358134 A JP 2000358134A JP 11169774 A JP11169774 A JP 11169774A JP 16977499 A JP16977499 A JP 16977499A JP 2000358134 A JP2000358134 A JP 2000358134A
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JP
Japan
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optical unit
carriage
unit
belt
timing belt
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Pending
Application number
JP11169774A
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English (en)
Inventor
Hirosuke Noguchi
裕輔 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的高速でも起動・停止時に光学ユニット
が上下にばたつくことによる画像の読取品質への影響、
騒音発生を防止する。 【解決手段】 光学ユニットを載置するキャリッジ8の
副走査方向両端部に、タイミングベルト6aとのベルト
咬合部8b,8b’を設け、読取時・リターン時ともに
起動時においてキャリッジ8を常に前から引かせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機等に組み込
まれて、原稿を読取走査する画像読取装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の技術としては、同一出願
人による特開平11−4320号公報記載の画像読取装
置がある。
【0003】この公報には、ユニット案内部に沿って光
学ユニットを移動させながらコンタクトガラス上面に載
置された原稿を読み取る画像読取装置において、ユニッ
ト案内部と光学ユニットの摺動部とが少なくとも二面で
面接触する構成が開示されている。これにより、駆動装
置の駆動によりユニット案内部上を摺動部が摺動する際
において、光学ユニットの自重により必ず二面は離れる
ことなく面接触している状態となるので、光学ユニット
はガタ付くことなく副走査方向へと読取移動され、その
結果、画像の読取品質の向上を図ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
11−4320号公報記載の構成においては、光学ユニ
ットの水平方向のガタつきを抑制することができるが、
比較的高速になると起動・停止時に光学ユニットが上下
にばたつき、画像の読取品質に影響が発生したり騒音が
発生する可能性が有る。ここで、特開平11−4320
号公報における付勢部材の剛性を上げて、上下動に対す
る押さえ込みを強くする方法も考えられるが、起動・停
止時の慣性力は大きく、それに打ち勝つ力をここだけで
付与すると駆動動力の増加や光学ユニット部の変形を招
いてしまう問題が有る。
【0005】本発明は、このような問題点を解決し、比
較的高速でも起動・停止時に光学ユニットが上下にばた
つくことによる画像の読取品質への影響、騒音発生を防
止することを実現した画像読取装置の駆動装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明は、原稿を載置するコンタクトガラスに対向し
て設けられた光学ユニットと、この光学ユニットの副走
査方向に平行に配設して前記光学ユニットをガイドする
ユニット案内部と、環状のタイミングベルトおよびこの
タイミングベルトを光学ユニットの副走査方向に平行に
架設して回転により前記タイミングベルトを往復動させ
る回転手段を有する駆動部とを備え、前記光学ユニット
またはそれを載置するキャリッジの一部に前記タイミン
グベルトを連結させ、前記光学ユニットを前記ユニット
案内部に従って往復移動させて前記原稿の画像を読み取
る画像読取装置において、前記光学ユニットまたはそれ
を載置するキャリッジの副走査方向両端部に前記タイミ
ングベルトとの連結部を設けたことを特徴とする。この
ような構成により、読取時・リターン時ともに起動時に
は光学ユニットの前側にタイミングベルトからの力が加
わることになるので、進行方向へ浮き上がりを防止する
ことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0008】図1は本発明の実施形態における画像読取
装置の構成を示す斜視図であり、1は画像読取装置、2
は画像読取装置1を組み込む機器本体、3は画像読取装
置1の上面に原稿(図示せず)を載置する矩形状のコンタ
クトガラスを示す。このコンタクトガラス3に対向する
機器本体2の内部には、原稿の画像を光学的に読み取る
光学部4と、この光学部4の一方の側部および中央部を
支持しかつ副走査方向に移動するようにガイドするガイ
ドレール部5と、光学部4の他方の側部を支持する従動
レール9と、光学部4に搬送力を付与してガイドレール
部5のガイドに沿って光学部4を移動させる駆動部6が
備えられている。
【0009】光学部4は、原稿の画像を読み取るための
光学系を有する光学ユニット7と、光学ユニット7を支
持し、かつガイドレール部5および従動レール9上を摺
接するキャリッジ8とから構成される。光学ユニット7
は、一般的に密着型イメージセンサと呼ばれているもの
であって、光源(図示せず)と、多数の撮像素子(CCD)
を原稿の読取幅に相当する長さ分主走査方向Bにライン
状に連設したラインセンサ(図示せず)とを有している。
そして光学部4は、通常、図1に示す副走査方向Aの上
流側をホームポジションとして位置し、下流側に移動す
る過程で、光源がコンタクトガラス3上に載置される原
稿を照射し、原稿からの反射光をラインセンサが受光す
ることにより画像データを出力するものである。
【0010】図2はガイドレール部および駆動部の構造
を示す斜視図である。ガイドレール部5は、機器本体2
とは別部材(ここでは金属製とする)であり、下面を機器
本体2の底部に面接触して上面に駆動部6を配設する平
板状の平板部5cと、平板部5cの一方の側部を光学ユ
ニット7の副走査方向Aと平行してV字状に屈曲形成さ
れ、キャリッジ8に摺接する案内面5bを有するガイド
レール5aと、平板部5cの一方の側部を光学ユニット
7の副走査方向Aと平行してL字状に屈曲形成されたL
字部5dとを板金加工により形成することによって構成
されている。なお、このL字部5dの水平部分を、特
に、ユニット支持部5eと称することにする。
【0011】平板部5cの副走査方向A上流側端部には
丸孔10が形成され、副走査方向A下流側端部には主走
査方向Bに長い長孔11が形成されている。丸孔10
は、機器本体2に対してガイドレール部5を回動自在に
螺合するための螺子止め用に設けられている。長孔11
は、丸孔10を支点としてガイドレール部5の副走査方
向Aの基準線に対する平行度を螺子止め位置により調整
するために設けられている。これら丸孔10と長孔11
とにおいて機器本体2とガイドレール部5とをそれぞれ
螺子止めすることで、ガイドレール部5が機器本体2の
底部に取り付けられる。
【0012】駆動部6は、図2に示すように、正逆方向
に回転駆動する図示しないステッピングモータによって
駆動される駆動プーリ6bと、この駆動プーリ6bに従
って回転するタイミングベルト6aと、このタイミング
ベルト6aにテンションを付勢するタイトナプーリ6c
とによって構成されている。駆動プーリ6bおよびタイ
トナプーリ6cは平板部5cにおける長手方向両端部に
配置されており、駆動プーリ6bおよびタイトナプーリ
6c間に架設されたタイミングベルト6aは副走査方向
Aに対して平行に位置するようになる。
【0013】このように画像読取装置1は、光学部4と
ガイドレール部5と駆動部6により構成され、光学ユニ
ット7は、駆動部6によるタイミングベルト6aの回転
駆動により、ガイドレール5aに沿って副走査方向Aへ
と摺動される。この光学ユニット7の副走査方向Aへの
摺動の際に、コンタクトガラス3上に載置された原稿の
画像が光学部4により読み取られる。
【0014】図3(a)はガイドレール部5とキャリッジ
8との接触状態を示す縦断正面図、図3(b)はガイドレ
ール5a付近を主体に示す正面図、図3(c)はユニット
支持部5e付近を主体に示す縦断正面図である。図3
(a)に示すように、キャリッジ8の下部には、案内面5
bにおける主走査方向Bでの断面形状と略同一の形状に
成形された摺動部8aと、タイミングベルト6aの一部
を咬合するベルト咬合部8bおよび図5に示すベルト咬
合部8b'と、従動レール9上を摺動する従動摺動部8
cとが突出形成されている。また、図3(b)に示すよう
に、ガイドレール5aの案内面5bとキャリッジ8の下
部に設けられた摺動部8aとは、対向する逆V字を構成
する二面において、面接触されている。摺動部8aに
は、高分子ポリエチレン等を材料とする摺動部材8dが
逆V字型を構成する二面にそれぞれ備えられている。さ
らに、ベルト咬合部8b,8b'(図5参照)はキャリ
ッジ8の下部における副走査方向Aの両端部に設けられ
ている。
【0015】また、図3(c)に示すように、キャリッジ
8の下部には付勢部材取付部8eが突出形成されてい
て、付勢部材12が螺子止めされている。この付勢部材
12が、ガイドレール部5のL字部5dのユニット支持
部5eの下面に摺動自在に当接することで、光学ユニッ
ト7がガイドレール5aから浮き上がることを防止す
る。
【0016】図4(a)は付勢部材を概略的に示す外観斜
視図、図4(b)は付勢部材のガイドレール部材への付勢
状態を示す縦断側面図である。付勢部材12は、摩擦係
数の低い材料(例えばポリアセタール)により成形されて
おり、キャリッジ8の下部への取り付け用の螺子孔12
fを有する取付部12aと、この取付部12aから延出
するT字型の付勢部12bとによって構成されている。
【0017】さらに、付勢部12bは、支持部12cと
アーム部12dとによって構成されている。このアーム
部12dには、副走査方向A両端からそれぞれ突起12
eが突出形成されている。また、取付部12aに設けら
れた丸孔12gと長孔12hとは、キャリッジ8の付勢
部材取付部8eに突出形成される突起(図示せず)とそれ
ぞれ係合する位置決め用のものである。また、図4(b)
に示すように、取付部12aとキャリッジ8の付勢部材
取付部8eとを螺子孔12fの位置で螺子止めして取り
付けられた付勢部材12は、ユニット支持部5eの下面
を突起12eで当接する。
【0018】図5は駆動部6とキャリッジ8との接続状
態を示す模式図である。図5に示すように、駆動部6と
キャリッジ8とは、タイミングベルト6aの一部をキャ
リッジ8のベルト咬合部8bおよびベルト咬合部8b'
に咬合させて取り付けられている。すなわち、駆動部6
は、ステッピングモータの駆動により駆動プーリ6bと
タイトナプーリ6cとに巻回されたタイミングベルト6
aを回転させることで、キャリッジ8と光学部4とで構
成される光学ユニット7を移動させるものである。
【0019】ここで、C方向に画像読取移動するとタイ
ミングベルト6aによりベルト咬合部8bが主に引っ張
られることにより、キャリッジ8の進行方向に対する起
動時の前部の浮き上がりを防ぐことができる。また、リ
ターン時にはC方向に反対方向に移動し、ベルト咬合部
8b'が主に作用して同様の効果を発揮する。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように構成された本発明
によれば、読取時・リターン時ともに起動時には光学ユ
ニットを常に前から引くことになるので、進行方向へ浮
き上がる現象が無くなり、比較的高速でも起動・停止時
に光学ユニットが上下にばたつき、画像の読取品質に影
響が発生したり騒音が発生することを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の装置を複写機に適用した構
成を示す斜視図
【図2】ガイドレール部および駆動部の構造を示す斜視
【図3】ガイドレール部とキャリッジとの接触状態を示
す正面図
【図4】付勢部材の概略構成に示す斜視図
【図5】駆動部とキャリッジとの接続状態を示す模式図
【符号の説明】 1 画像読取装置 2 機器本体 3 コンタクトガラス 4 光学部 5 ガイドレール部 6 駆動部 6a タイミングベルト 6b 駆動プーリ 6c タイトナプーリ 7 光学ユニット 8 キャリッジ 8b,8b' ベルト咬合部 9 従動レール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を載置するコンタクトガラスに対向
    して設けられた光学ユニットと、この光学ユニットの副
    走査方向に平行に配設して前記光学ユニットをガイドす
    るユニット案内部と、環状のタイミングベルトおよびこ
    のタイミングベルトを光学ユニットの副走査方向に平行
    に架設して回転により前記タイミングベルトを往復動さ
    せる回転手段を有する駆動部とを備え、前記光学ユニッ
    トまたはそれを載置するキャリッジの一部に前記タイミ
    ングベルトを連結させ、前記光学ユニットを前記ユニッ
    ト案内部に従って往復移動させて前記原稿の画像を読み
    取る画像読取装置において、 前記光学ユニットまたはそれを載置するキャリッジの副
    走査方向両端部に前記タイミングベルトとの連結部を設
    けたことを特徴とする画像読取装置。
JP11169774A 1999-06-16 1999-06-16 画像読取装置 Pending JP2000358134A (ja)

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