JP2000352101A - 衛生陶器の清掃性評価材及びそれを利用した衛生陶器の清掃性評価方法 - Google Patents

衛生陶器の清掃性評価材及びそれを利用した衛生陶器の清掃性評価方法

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Katsuhiro Kawakami
克博 川上
Toru Ueno
徹 上野
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Yukinari Matsumoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速かつ簡便に衛生陶器の清掃性を判定しう
る評価材及びそれを利用した衛生陶器の清掃性評価方法
の提供。 【解決手段】 疑似汚物からなり、衛生陶器のボール内
等汚れが付着しやすく適度な傾斜を持つ部分に付着さ
せ、必要に応じて水洗したときの、残存付着具合及び/
又は流れ具合にて清掃性を判定可能であることを特徴と
する衛生陶器の清掃性評価材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、迅速かつ簡便に衛
生陶器の清掃性を判定しうる評価材及びそれを利用した
衛生陶器の清掃性評価方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大便器・小便器・手洗い器・洗面
器などの衛生陶器は、ある程度平滑な施釉面を有するた
め、汚れが付着し難く、落ちやすいと認識されていた。
しかし、近年、清潔志向が高まり、衛生陶器において
も、さらなる清掃性の向上に対する関心が高まってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本出願人は、
衛生陶器素地上に第一の釉薬層と第二の釉薬層を設け、
第二の釉薬層には予め溶融された非晶質釉薬を用いるこ
とおよび微粒化により焼成後の残留石英量を極力低減さ
せる方法(特願平10−164177)、また第二の釉
薬層にはジルコンと顔料の添加を行わない方法(特願平
10−371599)等を用いることにより釉薬表面を
より平滑にし、汚れの付着を抑え、また落としやすい衛
生陶器を提案した。
【0004】上記衛生陶器を実施するにあたり、従来品
とは異なる優れた清掃性を有するために、その清掃性の
評価及び品質管理のための評価・判定が必要になった。
最も確実な方法は、実際に人が使用するモニター試験で
あるが、この方法では評価に時間がかかり、迅速な評価
ができない。
【0005】本発明は、上記近年の事情に鑑みてなされ
たもので、迅速かつ簡便に衛生陶器の清掃性を判定しう
る評価材及びそれを利用した衛生陶器の清掃性評価方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本出願人は、上記課題を
解決すべく、疑似汚物からなり、衛生陶器のボール内等
汚れが付着しやすく適度な傾斜を持つ部分に付着させ、
必要に応じて水洗したときの、残存付着具合及び/又は
流れ具合にて清掃性を判定可能であることを特徴とする
衛生陶器の清掃性評価材を提供する。疑似汚物を用いる
ことにより、迅速かつ簡便に衛生陶器の清掃性を判定し
うるようになる。
【0007】本発明の好ましい態様においては、前記疑
似汚物の成分として、脂肪酸、脂肪酸エステル、脂肪酸
塩のうちの少なくとも1種以上を含有するようにする。
脂肪酸は、大便の固形分の約80%を占める主要成分で
あり、疑似汚物の成分として脂肪酸を含有することで、
評価の実用性および信頼性を向上させることができる。
【0008】本発明の好ましい態様においては、疑似汚
物の成分として、着色剤を含有するようにする。疑似汚
物の成分として着色剤を含有することで、水洗または放
置したときの、色を調べることで、ボール面等に付着す
る大便の残存付着具合や流れ具合が簡便かつ衛生的に評
価できる。
【0009】本発明の好ましい態様においては、疑似汚
物の成分として、粘性調整剤および水を含有するように
する。粘性調整剤および水を含有することにより、疑似
汚物のボール面等への付着力が調節可能になり、例え
ば、数種類の粘性調整剤および水の量を変化させた疑似
汚物を用意することで、より正確に便鉢面等に付着する
大便の残存付着具合や流れ具合を評価可能となる。
【0010】本発明の好ましい態様においては、脂肪
酸、脂肪酸エステル、脂肪酸塩のうちの少なくとも1種
以上の混合比率は5〜100重量部とする。上記成分を
5重量部以上にするのは、大便に占める脂肪酸の割合が
5%程度であり、これ以下の値では便器等の評価には不
充分であるためである。
【0011】本発明の好ましい態様においては、着色剤
の混合比率は0.001〜5重量部とする。清掃性評価
材中の着色剤が0.001重量部以上であれば、着色性
を有するようになる。また、着色剤は衛生陶器の付着成
分とは基本的に無関係な成分なので、あまり量が多いの
は好ましくない。その理由から、着色剤の混合比率を5
重量部以下とする。
【0012】本発明の好ましい態様においては、粘性調
整剤の混合比率は0.001〜18重量部とする。これ
は水に対する溶解範囲内で最適な粘性調整を行うためで
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の清掃性評価材は、例え
ば、洋風大便器、和風大便器、小便器、洗面器、手洗器
等の衛生陶器の易清掃性評価に利用できる。また、それ
ぞれのボール面、リム裏等の特に汚れの付着しやすい一
部分の評価にも有効である。更には、平面形状のテスト
ピースの評価にも適用できる。
【0014】本発明において、脂肪酸とはパルミチン
酸、ステアリン酸、オレイン酸、脂肪酸エステル、脂肪
酸カルシウム等の各種脂肪酸をいう。着色剤とはエンジ
ンオイル、オイルブラック、カーボンブラック、メチレ
ンブルー、メチルオレンジ、顔料等の着色性物質をい
う。粘性調整剤としては、炭酸ソーダ、硫酸カリウム等
の可溶性塩類などが好適に利用できる。
【0015】本発明の一実施態様においては、評価対象
衛生陶器が大便器の場合、脂肪酸として、パルミチン
酸、ステアリン酸、オレイン酸等を用いる。これは人間
の大便中の主要成分はパルミチン酸、ステアリン酸、オ
レイン酸と細菌であり、これらを用いることにより評価
の実用性および信頼性を向上させるためである。
【0016】本発明の他の態様においては、評価対象衛
生陶器が洗面器、手洗器の場合、脂肪酸として、脂肪酸
エステル、脂肪酸カルシウム等を用いる。これは洗面
器、手洗器の主要な汚れ成分は、人間の脂肪(脂肪酸エ
ステル)および石鹸カス(脂肪酸カルシウム)であり、
これを用いることにより評価の実用性および信頼性を向
上させるためである。
【0017】本発明の清掃性評価材の使用方法は、例え
ば、以下の態様で使用し、衛生陶器表面の清掃性を評価
する。 (1)本発明の清掃性評価材を衛生陶器のボール内等汚
れの付着しやすい部分に付着させ、汚れの付着しやすい
部分を水流により洗浄した後に、前記清掃性評価材の洗
浄後の流れ具合及び/又は残存付着具合を観察する。 (2)本発明の清掃性評価材を衛生陶器および衛生陶器
形状ミニチュアサンプルのボール内全面に付着させ、一
定時間放置した後に、清掃性評価材の残留状態を観察す
る。 (3)衛生陶器を傾斜させた後に、本発明の清掃性評価
材を衛生陶器のボール内等汚れの付着しやすい部分に付
着させ、汚れの付着しやすい部分を水流により洗浄した
後に、前記清掃性評価材の洗浄後の流れ具合及び/又は
残存付着具合を観察する。 (4)衛生陶器を傾斜させた後に、本発明の清掃性評価
材を衛生陶器および衛生陶器形状ミニチュアサンプルの
ボール内全面に付着させ、一定時間放置した後に、清掃
性評価材の残留状態を観察する。 (5)衛生陶器面と同一の釉薬組成からなる表面を有す
るテストピースを用意し、上記テストピースに本発明の
清掃性評価材を付着させ、テストピースを水流により洗
浄した後、清掃性評価材の洗浄後の流れ具合及び/又は
残存付着具合を観察する。 (6)衛生陶器面と同一の釉薬組成からなる表面を有す
るテストピースを用意し、上記テストピースに本発明の
清掃性評価材を付着させ、一定時間放置した後、清掃性
評価材の残留状態を観察する。 (7)衛生陶器面と同一の釉薬組成からなる表面を有す
るテストピースを用意し、上記テストピースを傾斜さ
せ、上記テストピースに本発明の清掃性評価材を付着さ
せ、テストピースを水流により洗浄した後、清掃性評価
材の洗浄後の流れ具合及び/又は残存付着具合を観察す
る。 (8)衛生陶器面と同一の釉薬組成からなる表面を有す
るテストピースを用意し、上記テストピースを傾斜さ
せ、上記テストピースに本発明の清掃性評価材を付着さ
せ、一定時間放置した後、清掃性評価材の残留状態を観
察する。
【0018】
【実施例】(実施例1)
【0019】
【表1】
【0020】表1の組成からなる釉薬原料2Kgと水1
Kg及び球石4Kgを、容積6リットルの陶器性ポット
に入れ、レーザー回折式粒度分布計を用いた粉砕後の釉
薬スラリーの粒度測定結果が、10μm以下が65%、
50%平均粒径(D50)が6.5μm程度になるよう
に、ボールミルにより粉砕を行った。ここで得られた釉
薬スラリーを、釉薬Aとする。
【0021】これとは別に、表1の組成からなる原料か
ら、乳濁剤であるジルコン(ZrSiO4)と顔料を除
いたものと、天然鉱物粒子等の混合物からなる釉薬原料
を高温で溶融しガラス化させたフリット釉等の非晶質釉
薬とを、両者の合計和に対する非晶質釉薬の割合が50
〜99重量%になるように調整した釉薬原料2Kgと水
1Kg及び球石4Kgを、容積6リットルの陶器性ポッ
トに入れ、レーザー回折式粒度分布計を用いた粉砕後の
透明性釉薬スラリーの粒度測定結果が、10μm以下が
67%、50%平均粒径(D50)が6.0μmになる
ように、ボールミルにより粉砕を行った。ここで得られ
た釉薬スラリーを、釉薬Bとする。
【0022】次に、珪砂、長石、粘土等を原料として調
製した衛生陶器素地泥漿を用いて、大便器を作製し、上
記の如くして得られた釉薬Aを、スプレーコーティング
法により塗布し、その後1100〜1200℃で焼成す
ることにより従来品の試料を得た。これとは別に、大便
器に釉薬Aをスプレーコーティング法により塗布し、更
にその上に上記の如くして得た釉薬Bをスプレーコーテ
ィング法により塗布を行った。その後1100〜120
0℃で焼成することにより清掃性の向上した大便器試料
を得た。
【0023】あるいは大便器に釉薬Aをスプレーコーテ
ィングし、その右または左半面をマスキングした後、釉
薬Bをスプレーコーティングし、1100〜1200℃
で焼成することにより、半面が従来品で半面が清掃性の
向上した大便器試料を得た。
【0024】次に上記試料の易清掃性評価を行うため
に、疑似汚物の調合を行った。オレイン酸87.5重量
部、カーボンブラック2.3重量部、炭酸ナトリウム
0.2重量部、水10重量部を秤量し、よく攪拌混合し
所定の疑似汚物を得た。あらかじめ準備しておいた大便
器試料に適量塗布し、一定量かつ一定流量の水で洗浄し
た後、疑似汚物の残留程度の判定を行った。評価は目
視、写真判定等の方法を用いることができる。
【0025】(実施例2)珪砂、長石、粘土等を原料と
して調製した衛生陶器素地泥漿を用いて、大便器形状ミ
ニチュアテストピースを作製し、あらかじめ準備してお
いた、実施例1で調製した釉薬Aを、スプレーコーティ
ング法により塗布し、その後1100〜1200℃で焼
成することにより従来品のテストピースを得た。同様に
大便器形状ミニチュアテストピースに、実施例1で調製
した釉薬A、釉薬Bを順にスプレーコーティングし、焼
成後清掃性の向上したテストピースを得た。
【0026】次に上記テストピースの易清掃性評価を行
うために、疑似汚物の調合を行った。オレイン酸87.
5重量部、カーボンブラック2.3重量部、炭酸ナトリ
ウム0.2重量部、水10重量部を秤量し、よく攪拌混
合し所定の疑似汚物を得た。あらかじめ準備しておいた
平板状テストピースを適当な傾斜をつけて設置し、疑似
汚物を適量滴下し、1分後、3分後、30分後の残存状
態の判定を行った。評価は目視、写真判定等の方法を用
いることができる。
【0027】(実施例3)珪砂、長石、粘土等を原料と
して調製した衛生陶器素地泥漿を用いて、平板状テスト
ピースを作製し、あらかじめ準備しておいた、実施例1
で調製した釉薬Aを、スプレーコーティング法により塗
布し、その後1100〜1200℃で焼成することによ
り従来品のテストピースを得た。同様に平板状テストピ
ースに、実施例1で調製した釉薬A、釉薬Bを順にスプ
レーコーティングし、焼成後清掃性の向上したテストピ
ースを得た。
【0028】次に上記テストピースの易清掃性評価を行
うために、疑似汚物の調合を行った。オレイン酸97重
量部、カーボンブラック2重量部、エンジンオイル1重
量部を秤量し、よく攪拌混合し所定の疑似汚物を得た。
あらかじめ準備しておいた平板状テストピースを適当な
傾斜をつけて設置し、疑似汚物を適量滴下し、1分後、
3分後、30分後の残存状態の判定を行った。評価は目
視、写真判定等の方法を用いることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、迅速かつ簡便に衛生陶
器の清掃性を判定しうる評価材及びそれを利用した衛生
陶器の清掃性評価方法を提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1にて疑似汚物を塗布した状態
を示す図である。
【図2】本発明の実施例1にて疑似汚物を水流により洗
浄した後の状態を示す図である。
【符号の説明】 1.衛生陶器 2.従来品の釉薬表面 3.清掃性向上品の釉薬表面 4.疑似汚物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 克博 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 上野 徹 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 高田 宏行 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 松本 幸成 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 須田 稔光 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 山田 茂幸 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 2D039 AA01 AA04 3B201 AA46 BB21 BB92 CB01 CC21

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 疑似汚物からなり、衛生陶器のボール内
    等汚れが付着しやすく適度な傾斜を持つ部分に付着さ
    せ、必要に応じて水洗したときの、残存付着具合及び/
    又は流れ具合にて清掃性を判定可能であることを特徴と
    する衛生陶器の清掃性評価材。
  2. 【請求項2】 前記疑似汚物の成分として、脂肪酸、脂
    肪酸エステル、脂肪酸塩のうちの少なくとも1種以上を
    含有することを特徴とする請求項1に記載の衛生陶器の
    清掃性評価材。
  3. 【請求項3】 疑似汚物の成分として、着色剤を含有す
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の衛生陶器
    の清掃性評価材。
  4. 【請求項4】 疑似汚物の成分として、粘性調整剤およ
    び水を含有することを特徴とする請求項1〜3に記載の
    衛生陶器の清掃性評価材。
  5. 【請求項5】 疑似汚物中の脂肪酸、脂肪酸エステル、
    脂肪酸塩のうちの少なくとも1種以上の比率が、5〜1
    00重量部であることを特徴とする請求項2〜4に記載
    の衛生陶器の清掃性評価材。
  6. 【請求項6】 前記疑似汚物中の着色剤の比率が、0.
    001〜5重量部であることを特徴とする請求項3〜5
    に記載の衛生陶器の清掃性評価材。
  7. 【請求項7】 前記疑似汚物中の粘性調整剤の比率が、
    0.001〜18重量部、および水の比率を0.001
    〜95重量部であることを特徴とする請求項4〜6に記
    載の衛生陶器の清掃性評価材。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7に記載の清掃性評価材を、
    衛生陶器のボール内等汚れの付着しやすい部分に付着さ
    せる工程、前記汚れの付着しやすい部分を水流により洗
    浄する工程、前記清掃性評価材の洗浄後の流れ具合及び
    /又は残存付着具合を観察する工程を含むことを特徴と
    する衛生陶器表面の清掃性評価方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7に記載の清掃性評価材を、
    衛生陶器および衛生陶器形状ミニチュアサンプルのボー
    ル内全面に付着させる工程、一定時間放置する工程、前
    記清掃性評価材の残留状態を観察する工程を含むことを
    特徴とする衛生陶器表面の清掃性評価方法。
  10. 【請求項10】 衛生陶器を傾斜させる工程を含むこと
    を特徴とする請求項8又は9に記載の衛生陶器表面の清
    掃性評価方法。
  11. 【請求項11】 請求項1〜7に記載の清掃性評価材
    を、衛生陶器面と同一の釉薬組成からなる表面を有する
    テストピースに付着させる工程、前記テストピースを水
    流により洗浄する工程、前記清掃性評価材の洗浄後の流
    れ具合及び/又は残存付着具合を観察する工程を含むこ
    とを特徴とする衛生陶器表面の清掃性評価方法。
  12. 【請求項12】 請求項1〜7に記載の清掃性評価材
    を、衛生陶器面と同一の釉薬組成からなる表面を有する
    テストピースに付着させる工程、一定時間放置する工
    程、前記清掃性評価材の残留状態を観察する工程を含む
    ことを特徴とする衛生陶器表面の清掃性評価方法。
  13. 【請求項13】 前記テストピースを傾斜させる工程を
    含むことを特徴とする請求項11又は12に記載の衛生
    陶器表面の清掃性評価方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007315974A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Matsushita Electric Works Ltd 模擬便
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JP2015077666A (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 株式会社スギノマシン 残留物確認用付着材、およびこれを用いた洗浄後の洗浄対象物に残留する残留物の確認方法

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