JP2000351596A - 農業機械などの移動用装置 - Google Patents

農業機械などの移動用装置

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JP2000351596A
JP2000351596A JP11166774A JP16677499A JP2000351596A JP 2000351596 A JP2000351596 A JP 2000351596A JP 11166774 A JP11166774 A JP 11166774A JP 16677499 A JP16677499 A JP 16677499A JP 2000351596 A JP2000351596 A JP 2000351596A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、農業機械をトラクターのトップリン
ク、ロアリンクなどに連結して移動していた。しかし、
取付時間、手間がかかるなどの問題があった。 【解決手段】 基枠部2と起立枠部3と左方の受け板部
4と右方の受け板部5から構成され、基枠部2は、フォ
ークリフト7の爪7Aで支持できるよう構成され、起立
枠部3は、基枠部に起立させた起立枠本体3Aと起立枠
本体の上端に設けたフック部3Cから構成され、左方の
受け板部4は、左方のガイド4Aと左方の受け板4Bと
連結ピン4Cから構成されていると共に、右方の受け板
部5は、右方のガイド5Aと右方の受け板5Bと連結ピ
ン5Cから構成され、これら両受け板部は、基枠部2の
後方左右位置に後方に向け設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な構成を有す
る農業機械などの移動用装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ようなものになっている。 1.農業機械をトラクター後部(トップリンク、ロアリ
ンク)に連結して移動していた。 2.農業機械をフォークリフト、トラクターフォーク、
ショベルフォークでパレットの上に載せ移動していた。 3.農業機械をユニック(クレーン)を利用し、ロープ
などを使い移動していた。 4.農業機械を専用パレットで格納していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 1.取付時間、手間がかかった。(トップリンク、ロア
リンクを3カ所取付ける部分があった。) 2.パレットで移動する際、安定が悪く、機械を落とす
ことがあった。 3.ユニックの時も安定せず、移動に時間がかかった。 4.専用パレットで格納していたため、より多くのスペ
ースを必要とした。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、上述の問題を解決できるものを提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のものは下記のようになるものである。すな
わち第1発明のものは、基枠部2と起立枠部3と左方の
受け板部4と右方の受け板部5から構成され、基枠部2
は、フォークリフト7の爪7Aで支持できるよう構成さ
れ、起立枠部3は、基枠部に起立させた起立枠本体3A
と起立枠本体の上端に設けたフック部3Cから構成さ
れ、左方の受け板部4は、左方のガイド4Aと、左方の
受け板4Bと連結ピン4Cから構成されていると共に、
右方の受け板部5は、右方のガイド5Aと右方の受け板
5Bと連結ピン5Cから構成され、これら両受け板部
は、基枠部2の後方左右位置に後方に向け設けられ、フ
ック部に農業機械6のトップリンク用フレーム6Aを係
止し、ロアリンク用フレーム6Bを左方の受け板部と右
方の受け板部で受けた状態で当該農業機械を吊り上げ所
望する箇所に移動させるよう構成した農業機械などの移
動用装置である。
【0006】第2発明は、基枠部2と、起立枠部3と、
左方の受け板部4と、右方の受け板部5から構成され、 A.基枠部2は、平行な状態の左右の水平枠2A、2B
と、これら左右の水平枠の内側先端部分を当該左右の水
平枠と直交する状態で連結する連結枠2Cから構成さ
れ、左右の水平枠2A、2Bは、フォークリフト7の爪
7A、7Aが当該左右の水平枠の先端から挿脱できるよ
う断面左右に長い扁平状の角筒に構成され、 B.起立枠部3は、起立枠本体3Aと、フック部3Cか
ら構成され、起立枠本体3Aは、正面略逆V字に構成さ
れ、基枠部2における左右の水平枠2A、2Bの上面後
端に植設され、フック部3Cは、起立枠本体3Aの上端
に固着された前後方向の杆3C1と、この杆の後端に上
方に向け折曲げたフック3C2から構成され、 C.左方の受け板部4は、左方のガイド4Aと、左方の
受け板4Bと、連結ピン4Cから構成され、左方のガイ
ド4Aは、所定寸法の角パイプで構成されていると共
に、基枠部2の左の水平枠2Aにおける上面後方に前後
方向をもって添着され、かつ、左方のガイド4Aにおけ
る左右側面には当該ガイド4Aの長手方向とは直交方向
をもって横ピン穴4A1が開設され、左方の受け板4B
は、左方のガイド4Aに対して後方から進退自在の状態
で貫入された角パイプでなる支持棒4B1と、支持棒の
後端に垂直状態で固着された正面方形の受け板本体4B
2と、受け板本体の後面に添着されたゴム板4B3から
構成され、さらに、支持棒4B1の左右側面には調節用
の横ピン穴H、H..が所定間隔をもって開設され、上
下面には調節用の縦ピン穴H1、H1..が所定間隔を
もって開設され、連結ピン4Cは、左方のガイド4Aに
おける横ピン穴4A1と、左方の受け板4Bにおける調
節用の横ピン穴H、H..のうちのいずれか、あるいは
調節用の縦ピン穴H1、H1..のうちのいずれかに貫
入連結するよう構成され、 D.右方の受け板部5は、右方のガイド5Aと、右方の
受け板5Bと、連結ピン5Cから構成され、右方のガイ
ド5Aは、所定寸法の角パイプで構成されていると共
に、基枠部2の左の水平枠2Aにおける上面後方に前後
方向をもって添着され、かつ、右方のガイド5Aにおけ
る左右側面には当該右方のガイド5Aの長手方向とは直
交方向をもって横ピン穴5A1が開設され、右方の受け
板5Bは、右方のガイド5Aに対して後方から進退自在
の状態で貫入された角パイプでなる支持棒5B1と、支
持棒の後端に垂直状態で固着された正面方形の受け板本
体5B2と、受け板本体の後面に添着されたゴム板5B
3から構成され、さらに、支持棒5B1の左右側面には
調節用の横ピン穴H、H..が所定間隔をもって開設さ
れ、上下面には調節用の縦ピン穴H1、H1..が所定
間隔をもって開設され、連結ピン5Cは、右方のガイド
5Aにおける横ピン穴5A1と、右方の受け板5Bにお
ける調節用の横ピン穴H、H..のうちのいずれか、あ
るいは調節用の縦ピン穴H1、H1..のうちのいずれ
かに貫入連結するよう構成されている農業機械などの移
動用装置である。
【0007】第2発明のものは、下記のように構成する
ことができる。 A.起立枠部3におけるフック部3Cに代えた第1フッ
ク部3Dは、起立枠本体3Aの上端に固着された前後方
向に向けた角パイプ状ガイド3D1と、角パイプ状ガイ
ド内に前後方向に移動できる角柱状体3D2と、角柱状
体の後端に上方に向け突設されたフック用突起3D3
と、角パイプ状ガイド3D1に開設された左右方向のピ
ン穴3D11と、角柱状体3D2に開設された適数個の
ピン穴3D21と、ピン穴3D11と適数個のピン穴3
D21のうちのいずれかを貫通するピン3D4から構成
されている。 B.起立枠部3におけるフック部3Cに代えた第2フッ
ク部3Eは、起立枠本体3Aの上端に固着された前後方
向に向けた角パイプ状ガイド3E1と、角パイプ状ガイ
ド内に前後方向に移動できる角柱状体3E2と、角柱状
体の後端に固着されたフック3E3と、角パイプ状ガイ
ド3E1に開設された左右方向のピン穴3E11と、角
柱状体3E2に開設された適数個のピン穴3E21と、
ピン穴3E11と適数個のピン穴3E21のうちのいず
れかを貫通するピン3E4から構成されている。 C.起立枠部3におけるフック部3Cに代えた第3フッ
ク部3Fは、起立枠本体3Aの上端に固着された前後方
向に向けた角パイプ状ガイド3F1と、角パイプ状ガイ
ド内に前後方向に移動できる角柱状体3F2と、角柱状
体の後端に設けられた左右方向の係止用ピン穴3F3
と、角パイプ状ガイド3F1に開設された左右方向のピ
ン穴3F11と、角柱状体3F2に開設された適数個の
ピン穴3F21と、ピン穴3F11と適数個のピン穴3
F21のうちのいずれかを貫通するピン3F4から構成
されている。
【0008】本発明のものは下記のように使用する。 1.農業機械6のトップリンク用フレーム6Aに、フッ
クなどをセッティングし、掛ける。 2.ロアリンク用フレーム6Bの部分にゴム板が当たる
ようにセッティングする。 3.フォークリフト7の爪7A、7Aを刺し、農業機械
を吊り上げる。 4.てこの原理により、左方の受け板部4と右方の受け
板部5に農業機械が当たり固定され安定を保つことがで
きる。 5.左方の受け板部4と右方の受け板部5がスライド調
整自在に構成されているものにあっては、大小多種の農
業機械に対応できる。 6.左方の受け板部4と右方の受け板部5を90度ずつ
回転させて支持できるように構成されているものにあっ
ては、大小多種の農業機械に対応できる。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態について図面を参照し
て説明する。1は本発明の農業機械などの移動用装置で
ある。基枠部2と、起立枠部3と、左方の受け板部4
と、右方の受け板部5から構成されている。 A.基枠部2は、平行な状態の左右の水平枠2A、2B
と、これら左右の水平枠の内側先端部分を当該左右の水
平枠と直交する状態で連結する連結枠2Cから構成さ
れ、左右の水平枠2A、2Bは、公知のフォークリフト
7の爪7A、7Aが当該左右の水平枠の先端から挿脱で
きるよう断面左右に長い扁平状の角筒に構成されてい
る。
【0010】B.起立枠部3は、起立枠本体3Aと、控
え3Bと、フック部3Cから構成されている。 a.起立枠本体3Aは、正面略逆V字に構成され、基枠
部2における左右の水平枠2A、2Bの上面後端に植設
されている。 b.控え3Bは、起立枠本体3Aの上端部と基枠部2の
連結枠2Cにおける上面中央部の間に斜設されている。 c.フック部3Cは、起立枠本体3Aの上端に固着され
た前後方向の杆3C1と、この杆の後端に上方に向け折
曲げたフック3C2から構成されている。
【0011】C.左方の受け板部4は、左方のガイド4
Aと、左方の受け板4Bと、連結ピン4Cから構成され
ている。 a.左方のガイド4Aは、所定寸法の角パイプで構成さ
れていると共に、基枠部2の左の水平枠2Aにおける上
面後方に前後方向をもって添着され、かつ、左方のガイ
ド4Aにおける左右側面には当該ガイド4Aの長手方向
とは直交方向をもって横ピン穴4A1が開設されてい
る。 b.左方の受け板4Bは、左方のガイド4Aに対して後
方から進退自在の状態で貫入された角パイプでなる支持
棒4B1と、支持棒の後端に垂直状態で固着された正面
方形の受け板本体4B2と、受け板本体の後面に添着さ
れたゴム板4B3から構成されている。さらに、支持棒
4B1の左右側面には調節用の横ピン穴H、H..が所
定間隔をもって開設され、上下面には調節用の縦ピン穴
H1、H1..が所定間隔をもって開設されている。 c.連結ピン4Cは、左方のガイド4Aにおける横ピン
穴4A1と、左方の受け板4Bにおける調節用の横ピン
穴H、H..のうちのいずれか、あるいは調節用の縦ピ
ン穴H1、H1..のうちのいずれかに貫入連結するよ
う構成されている。この場合、処理すべき農業機械の大
小により下記の操作をすることができる。(図3参照) イ.左方の受け板4Bを前後方向に進退を調整する。連
結ピン4Cを抜いて、左方の受け板4Bを前後に移動さ
せ所望する位置で連結ピン4Cを貫入固定する。これに
より左方の受け板4Bの前後位置を調整できる。 ロ.また、左方の受け板4Bを引抜き90度回転させた
のち、左方のガイド4Aに挿入し横ピン穴4A1と縦ピ
ン穴H1、H1..のうちのいずれかに連結ピン4Cを
貫入連結する。これにより左方の受け板4Bを90度ず
つ回転させて支持する。
【0012】D.右方の受け板部5は、右方のガイド5
Aと、右方の受け板5Bと、連結ピン5Cから構成され
ている。 a.右方のガイド5Aは、所定寸法の角パイプで構成さ
れていると共に、基枠部2の左の水平枠2Aにおける上
面後方に前後方向をもって添着され、かつ、右方のガイ
ド5Aにおける左右側面には当該右方のガイド5Aの長
手方向とは直交方向をもって横ピン穴5A1が開設され
ている。 b.右方の受け板5Bは、右方のガイド5Aに対して後
方から進退自在の状態で貫入された角パイプでなる支持
棒5B1と、支持棒の後端に垂直状態で固着された正面
方形の受け板本体5B2と、受け板本体の後面に添着さ
れたゴム板5B3から構成されている。さらに、支持棒
5B1の左右側面には調節用の横ピン穴H、H..が所
定間隔をもって開設され、上下面には調節用の縦ピン穴
H1、H1..が所定間隔をもって開設されている。 c.連結ピン5Cは、右方のガイド5Aにおける横ピン
穴5A1と、右方の受け板5Bにおける調節用の横ピン
穴H、H..のうちのいずれか、あるいは調節用の縦ピ
ン穴H1、H1..のうちのいずれかに貫入連結するよ
う構成されている。この場合、処理すべき農業機械の大
小により下記の操作をすることができる。(図3参照) イ.連結ピン5Cを抜いて、右方の受け板5Bを前後に
移動させ所望する位置で連結ピン5Cを貫入固定する。
これにより右方の受け板5Bの前後位置を調整できる。 ロ.右方の受け板5Bを引抜き90度回転させたのち、
右方のガイド5Aに挿入し横ピン穴5A1と縦ピン穴H
1、H1..のうちのいずれかに連結ピン5Cを貫入連
結する。これにより右方の受け板5Bを90度ずつ回転
させて支持する。
【0013】起立枠部3におけるフック部3Cに代え
て、下記に述べる第1フック部3D、第2フック部3
E、第3フック部3Fに構成することができる。 1.図4を参照して、第1フック部3Dは、起立枠本体
3Aの上端に固着された前後方向に向けた角パイプ状ガ
イド3D1と、角パイプ状ガイド内に前後方向に移動で
きる角柱状体3D2と、角柱状体の後端に上方に向け突
設されたフック用突起3D3と、角パイプ状ガイド3D
1に開設された左右方向のピン穴3D11と、角柱状体
3D2に開設された適数個のピン穴3D21と、ピン穴
3D11と適数個のピン穴3D21のうちのいずれかを
貫通するピン3D4から構成されている。
【0014】2.図5を参照して、第2フック部3E
は、起立枠本体3Aの上端に固着された前後方向に向け
た角パイプ状ガイド3E1と、角パイプ状ガイド内に前
後方向に移動できる角柱状体3E2と、角柱状体の後端
に固着されたフック3E3と、角パイプ状ガイド3E1
に開設された左右方向のピン穴3E11と、角柱状体3
E2に開設された適数個のピン穴3E21と、ピン穴3
E11と適数個のピン穴3E21のうちのいずれかを貫
通するピン3E4から構成されている。
【0015】3.図6を参照して、第3フック部3F
は、起立枠本体3Aの上端に固着された前後方向に向け
た角パイプ状ガイド3F1と、角パイプ状ガイド内に前
後方向に移動できる角柱状体3F2と、角柱状体の後端
に設けられた左右方向の係止用ピン穴3F3と、角パイ
プ状ガイド3F1に開設された左右方向のピン穴3F1
1と、角柱状体3F2に開設された適数個のピン穴3F
21と、ピン穴3F11と適数個のピン穴3F21のう
ちのいずれかを貫通するピン3F4から構成されてい
る。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.固定され、安定を保つことができる。 2.取付時間がかからない。 3.積込み、移動、洗車、格納が簡単にできるようにな
った。 4.格納場所をとらなくなった。 5.このほか、安価に製造できる、部品点数が少ないの
で組立が容易である、経済的である、などの効果をも有
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】正面方向から見た分解斜視図である。
【図2】背面方向から見た斜視図である。
【図3】受け板部を説明する分解斜視図である。
【図4】フック部の他の実施例の斜視図である。
【図5】フック部の他の実施例の斜視図である。
【図6】フック部の他の実施例の斜視図である。
【図7】吊下げ作業時の状態を説明する斜視図である。
【図8】吊下げ作業時の状態を説明する略図的側面図で
ある。
【図9】吊下げ作業時の状態を説明する略図的側面図で
ある。
【図10】吊下げ作業時の状態を説明する略図的平面図
である。
【符号の説明】
1 農業機械などの移動用装置 2 基枠部 3 起立枠部 4 左方の受け板部 5 右方の受け板部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年8月31日(2000.8.3
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 農業機械などの移動用装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な構成を有す
る農業機械などの移動用装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ようなものになっている。 1.農業機械をトラクター後部(トップリンク、ロアリ
ンク)に連結して移動していた。 2.農業機械をフォークリフト、トラクターフォーク、
ショベルフォークでパレットの上に載せ移動していた。 3.農業機械をユニック(クレーン)を利用し、ロープ
などを使い移動していた。 4.農業機械を専用パレットで格納していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 1.取付時間、手間がかかった。(トップリンク、ロア
リンクを3カ所取付ける部分があった。) 2.パレットで移動する際、安定が悪く、機械を落とす
ことがあった。 3.ユニックの時も安定せず、移動に時間がかかった。 4.専用パレットで格納していたため、より多くのスペ
ースを必要とした。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、上述の問題を解決できるものを提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のものは下記のようになるものである。
【0006】発明は、基枠部2と、起立枠部3と、左
方の受け板部4と、右方の受け板部5から構成され、 A.基枠部2は、平行な状態の左右の水平枠2A、2B
と、これら左右の水平枠の内側先端部分を当該左右の水
平枠と直交する状態で連結する連結枠2Cから構成さ
れ、左右の水平枠2A、2Bは、フォークリフト7の爪
7A、7Aが当該左右の水平枠の先端から挿脱できるよ
う断面左右に長い扁平状の角筒に構成され、 B.起立枠部3は、起立枠本体3Aと、フック部3Cか
ら構成され、起立枠本体3Aは、正面略逆V字に構成さ
れ、基枠部2における左右の水平枠2A、2Bの上面後
端に植設され、フック部3Cは、起立枠本体3Aの上端
に固着された前後方向の杆3C1と、この杆の後端に上
方に向け折曲げたフック3C2から構成され、 C.左方の受け板部4は、左方のガイド4Aと、左方の
受け板4Bと、連結ピン4Cから構成され、左方のガイ
ド4Aは、所定寸法の角パイプで構成されていると共
に、基枠部2の左の水平枠2Aにおける上面後方に前後
方向をもって添着され、かつ、左方のガイド4Aにおけ
る左右側面には当該ガイド4Aの長手方向とは直交方向
をもって横ピン穴4A1が開設され、左方の受け板4B
は、左方のガイド4Aに対して後方から進退自在の状態
で貫入された角パイプでなる支持棒4B1と、支持棒の
後端に垂直状態で固着された正面方形の受け板本体4B
2と、受け板本体の後面に添着されたゴム板4B3から
構成され、さらに、支持棒4B1の左右側面には調節用
の横ピン穴H、H..が所定間隔をもって開設され、上
下面には調節用の縦ピン穴H1、H1..が所定間隔を
もって開設され、連結ピン4Cは、左方のガイド4Aに
おける横ピン穴4A1と、左方の受け板4Bにおける調
節用の横ピン穴H、H..のうちのいずれか、あるいは
調節用の縦ピン穴H1、H1..のうちのいずれかに貫
入連結するよう構成され、 D.右方の受け板部5は、右方のガイド5Aと、右方の
受け板5Bと、連結ピン5Cから構成され、右方のガイ
ド5Aは、所定寸法の角パイプで構成されていると共
に、基枠部2の左の水平枠2Aにおける上面後方に前後
方向をもって添着され、かつ、右方のガイド5Aにおけ
る左右側面には当該右方のガイド5Aの長手方向とは直
交方向をもって横ピン穴5A1が開設され、右方の受け
板5Bは、右方のガイド5Aに対して後方から進退自在
の状態で貫入された角パイプでなる支持棒5B1と、支
持棒の後端に垂直状態で固着された正面方形の受け板本
体5B2と、受け板本体の後面に添着されたゴム板5B
3から構成され、さらに、支持棒5B1の左右側面には
調節用の横ピン穴H、H..が所定間隔をもって開設さ
れ、上下面には調節用の縦ピン穴H1、H1..が所定
間隔をもって開設され、連結ピン5Cは、右方のガイド
5Aにおける横ピン穴5A1と、右方の受け板5Bにお
ける調節用の横ピン穴H、H..のうちのいずれか、あ
るいは調節用の縦ピン穴H1、H1..のうちのいずれ
かに貫入連結するよう構成されている農業機械などの移
動用装置である。
【0007】発明のものは、下記のように構成するこ
とができる。 A.起立枠部3におけるフック部3Cに代えた第1フッ
ク部3Dは、起立枠本体3Aの上端に固着された前後方
向に向けた角パイプ状ガイド3D1と、角パイプ状ガイ
ド内に前後方向に移動できる角柱状体3D2と、角柱状
体の後端に上方に向け突設されたフック用突起3D3
と、角パイプ状ガイド3D1に開設された左右方向のピ
ン穴3D11と、角柱状体3D2に開設された適数個の
ピン穴3D21と、ピン穴3D11と適数個のピン穴3
D21のうちのいずれかを貫通するピン3D4から構成
されている。 B.起立枠部3におけるフック部3Cに代えた第2フッ
ク部3Eは、起立枠本体3Aの上端に固着された前後方
向に向けた角パイプ状ガイド3E1と、角パイプ状ガイ
ド内に前後方向に移動できる角柱状体3E2と、角柱状
体の後端に固着されたフック3E3と、角パイプ状ガイ
ド3E1に開設された左右方向のピン穴3E11と、角
柱状体3E2に開設された適数個のピン穴3E21と、
ピン穴3E11と適数個のピン穴3E21のうちのいず
れかを貫通するピン3E4から構成されている。 C.起立枠部3におけるフック部3Cに代えた第3フッ
ク部3Fは、起立枠本体3Aの上端に固着された前後方
向に向けた角パイプ状ガイド3F1と、角パイプ状ガイ
ド内に前後方向に移動できる角柱状体3F2と、角柱状
体の後端に設けられた左右方向の係止用ピン穴3F3
と、角パイプ状ガイド3F1に開設された左右方向のピ
ン穴3F11と、角柱状体3F2に開設された適数個の
ピン穴3F21と、ピン穴3F11と適数個のピン穴3
F21のうちのいずれかを貫通するピン3F4から構成
されている。
【0008】本発明のものは下記のように使用する。 1.農業機械6のトップリンク用フレーム6Aに、フッ
クなどをセッティングし、掛ける。 2.ロアリンク用フレーム6Bの部分にゴム板が当たる
ようにセッティングする。 3.フォークリフト7の爪7A、7Aを刺し、農業機械
を吊り上げる。 4.てこの原理により、左方の受け板部4と右方の受け
板部5に農業機械が当たり固定され安定を保つことがで
きる。 5.左方の受け板部4と右方の受け板部5がスライド調
整自在に構成されているものにあっては、大小多種の農
業機械に対応できる。 6.左方の受け板部4と右方の受け板部5を90度ずつ
回転させて支持できるように構成されているものにあっ
ては、大小多種の農業機械に対応できる。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態について図面を参照し
て説明する。1は本発明の農業機械などの移動用装置で
ある。基枠部2と、起立枠部3と、左方の受け板部4
と、右方の受け板部5から構成されている。 A.基枠部2は、平行な状態の左右の水平枠2A、2B
と、これら左右の水平枠の内側先端部分を当該左右の水
平枠と直交する状態で連結する連結枠2Cから構成さ
れ、左右の水平枠2A、2Bは、公知のフォークリフト
7の爪7A、7Aが当該左右の水平枠の先端から挿脱で
きるよう断面左右に長い扁平状の角筒に構成されてい
る。
【0010】B.起立枠部3は、起立枠本体3Aと、控
え3Bと、フック部3Cから構成されている。 a.起立枠本体3Aは、正面略逆V字に構成され、基枠
部2における左右の水平枠2A、2Bの上面後端に植設
されている。 b.控え3Bは、起立枠本体3Aの上端部と基枠部2の
連結枠2Cにおける上面中央部の間に斜設されている。 c.フック部3Cは、起立枠本体3Aの上端に固着され
た前後方向の杆3C1と、この杆の後端に上方に向け折
曲げたフック3C2から構成されている。
【0011】C.左方の受け板部4は、左方のガイド4
Aと、左方の受け板4Bと、連結ピン4Cから構成され
ている。 a.左方のガイド4Aは、所定寸法の角パイプで構成さ
れていると共に、基枠部2の左の水平枠2Aにおける上
面後方に前後方向をもって添着され、かつ、左方のガイ
ド4Aにおける左右側面には当該ガイド4Aの長手方向
とは直交方向をもって横ピン穴4A1が開設されてい
る。 b.左方の受け板4Bは、左方のガイド4Aに対して後
方から進退自在の状態で貫入された角パイプでなる支持
棒4B1と、支持棒の後端に垂直状態で固着された正面
方形の受け板本体4B2と、受け板本体の後面に添着さ
れたゴム板4B3から構成されている。さらに、支持棒
4B1の左右側面には調節用の横ピン穴H、H..が所
定間隔をもって開設され、上下面には調節用の縦ピン穴
H1、H1..が所定間隔をもって開設されている。 c.連結ピン4Cは、左方のガイド4Aにおける横ピン
穴4A1と、左方の受け板4Bにおける調節用の横ピン
穴H、H..のうちのいずれか、あるいは調節用の縦ピ
ン穴H1、H1..のうちのいずれかに貫入連結するよ
う構成されている。この場合、処理すべき農業機械の大
小により下記の操作をすることができる。(図3参照) イ.左方の受け板4Bを前後方向に進退を調整する。連
結ピン4Cを抜いて、左方の受け板4Bを前後に移動さ
せ所望する位置で連結ピン4Cを貫入固定する。これに
より左方の受け板4Bの前後位置を調整できる。 ロ.また、左方の受け板4Bを引抜き90度回転させた
のち、左方のガイド4Aに挿入し横ピン穴4A1と縦ピ
ン穴H1、H1..のうちのいずれかに連結ピン4Cを
貫入連結する。これにより左方の受け板4Bを90度ず
つ回転させて支持する。
【0012】D.右方の受け板部5は、右方のガイド5
Aと、右方の受け板5Bと、連結ピン5Cから構成され
ている。 a.右方のガイド5Aは、所定寸法の角パイプで構成さ
れていると共に、基枠部2の左の水平枠2Aにおける上
面後方に前後方向をもって添着され、かつ、右方のガイ
ド5Aにおける左右側面には当該右方のガイド5Aの長
手方向とは直交方向をもって横ピン穴5A1が開設され
ている。 b.右方の受け板5Bは、右方のガイド5Aに対して後
方から進退自在の状態で貫入された角パイプでなる支持
棒5B1と、支持棒の後端に垂直状態で固着された正面
方形の受け板本体5B2と、受け板本体の後面に添着さ
れたゴム板5B3から構成されている。さらに、支持棒
5B1の左右側面には調節用の横ピン穴H、H..が所
定間隔をもって開設され、上下面には調節用の縦ピン穴
H1、H1..が所定間隔をもって開設されている。 c.連結ピン5Cは、右方のガイド5Aにおける横ピン
穴5A1と、右方の受け板5Bにおける調節用の横ピン
穴H、H..のうちのいずれか、あるいは調節用の縦ピ
ン穴H1、H1..のうちのいずれかに貫入連結するよ
う構成されている。この場合、処理すべき農業機械の大
小により下記の操作をすることができる。(図3参照) イ.連結ピン5Cを抜いて、右方の受け板5Bを前後に
移動させ所望する位置で連結ピン5Cを貫入固定する。
これにより右方の受け板5Bの前後位置を調整できる。 ロ.右方の受け板5Bを引抜き90度回転させたのち、
右方のガイド5Aに挿入し横ピン穴5A1と縦ピン穴H
1、H1..のうちのいずれかに連結ピン5Cを貫入連
結する。これにより右方の受け板5Bを90度ずつ回転
させて支持する。
【0013】起立枠部3におけるフック部3Cに代え
て、下記に述べる第1フック部3D、第2フック部3
E、第3フック部3Fに構成することができる。 1.図4を参照して、第1フック部3Dは、起立枠本体
3Aの上端に固着された前後方向に向けた角パイプ状ガ
イド3D1と、角パイプ状ガイド内に前後方向に移動で
きる角柱状体3D2と、角柱状体の後端に上方に向け突
設されたフック用突起3D3と、角パイプ状ガイド3D
1に開設された左右方向のピン穴3D11と、角柱状体
3D2に開設された適数個のピン穴3D21と、ピン穴
3D11と適数個のピン穴3D21のうちのいずれかを
貫通するピン3D4から構成されている。
【0014】2.図5を参照して、第2フック部3E
は、起立枠本体3Aの上端に固着された前後方向に向け
た角パイプ状ガイド3E1と、角パイプ状ガイド内に前
後方向に移動できる角柱状体3E2と、角柱状体の後端
に固着されたフック3E3と、角パイプ状ガイド3E1
に開設された左右方向のピン穴3E11と、角柱状体3
E2に開設された適数個のピン穴3E21と、ピン穴3
E11と適数個のピン穴3E21のうちのいずれかを貫
通するピン3E4から構成されている。
【0015】3.図6を参照して、第3フック部3F
は、起立枠本体3Aの上端に固着された前後方向に向け
た角パイプ状ガイド3F1と、角パイプ状ガイド内に前
後方向に移動できる角柱状体3F2と、角柱状体の後端
に設けられた左右方向の係止用ピン穴3F3と、角パイ
プ状ガイド3F1に開設された左右方向のピン穴3F1
1と、角柱状体3F2に開設された適数個のピン穴3F
21と、ピン穴3F11と適数個のピン穴3F21のう
ちのいずれかを貫通するピン3F4から構成されてい
る。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.固定され、安定を保つことができる。 2.取付時間がかからない。 3.積込み、移動、洗車、格納が簡単にできるようにな
った。 4.格納場所をとらなくなった。 5.このほか、安価に製造できる、部品点数が少ないの
で組立が容易である、経済的である、などの効果をも有
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】正面方向から見た分解斜視図である。
【図2】背面方向から見た斜視図である。
【図3】受け板部を説明する分解斜視図である。
【図4】フック部の他の実施例の斜視図である。
【図5】フック部の他の実施例の斜視図である。
【図6】フック部の他の実施例の斜視図である。
【図7】吊下げ作業時の状態を説明する斜視図である。
【図8】吊下げ作業時の状態を説明する略図的側面図で
ある。
【図9】吊下げ作業時の状態を説明する略図的側面図で
ある。
【図10】吊下げ作業時の状態を説明する略図的平面図
である。
【符号の説明】 1 農業機械などの移動用装置 2 基枠部 3 起立枠部 4 左方の受け板部 5 右方の受け板部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基枠部(2)と起立枠部(3)と左方の
    受け板部(4)と右方の受け板部(5)から構成され、
    基枠部(2)は、フォークリフト(7)の爪(7A)で
    支持できるよう構成され、起立枠部(3)は、基枠部に
    起立させた起立枠本体(3A)と起立枠本体の上端に設
    けたフック部(3C)から構成され、左方の受け板部
    (4)は、左方のガイド(4A)と、左方の受け板(4
    B)と連結ピン(4C)から構成されていると共に、右
    方の受け板部(5)は、右方のガイド(5A)と右方の
    受け板(5B)と連結ピン(5C)から構成され、これ
    ら両受け板部は、基枠部(2)の後方左右位置に後方に
    向け設けられ、フック部に農業機械(6)のトップリン
    ク用フレーム(6A)を係止し、ロアリンク用フレーム
    (6B)を左方の受け板部と右方の受け板部で受けた状
    態で当該農業機械を吊り上げ所望する箇所に移動させる
    よう構成したことを特徴とする農業機械などの移動用装
    置。
  2. 【請求項2】 基枠部(2)と、起立枠部(3)と、左
    方の受け板部(4)と、右方の受け板部(5)から構成
    され、 基枠部(2)は、平行な状態の左右の水平枠(2A、2
    B)と、これら左右の水平枠の内側先端部分を当該左右
    の水平枠と直交する状態で連結する連結枠(2C)から
    構成され、左右の水平枠(2A、2B)は、フォークリ
    フト(7)の爪(7A、7A)が当該左右の水平枠の先
    端から挿脱できるよう断面左右に長い扁平状の角筒に構
    成され、 起立枠部(3)は、起立枠本体(3A)と、フック部
    (3C)から構成され、起立枠本体(3A)は、正面略
    逆V字に構成され、基枠部(2)における左右の水平枠
    (2A、2B)の上面後端に植設され、フック部(3
    C)は、起立枠本体(3A)の上端に固着された前後方
    向の杆(3C1)と、この杆の後端に上方に向け折曲げ
    たフック(3C2)から構成され、 左方の受け板部(4)は、左方のガイド(4A)と、左
    方の受け板(4B)と、連結ピン(4C)から構成さ
    れ、左方のガイド(4A)は、所定寸法の角パイプで構
    成されていると共に、基枠部(2)の左の水平枠(2
    A)における上面後方に前後方向をもって添着され、か
    つ、左方のガイド(4A)における左右側面には当該ガ
    イド(4A)の長手方向とは直交方向をもって横ピン穴
    (4A1)が開設され、左方の受け板(4B)は、左方
    のガイド(4A)に対して後方から進退自在の状態で貫
    入された角パイプでなる支持棒(4B1)と、支持棒の
    後端に垂直状態で固着された正面方形の受け板本体(4
    B2)と、受け板本体の後面に添着されたゴム板(4B
    3)から構成され、さらに、支持棒(4B1)の左右側
    面には調節用の横ピン穴(H、H..)が所定間隔をも
    って開設され、上下面には調節用の縦ピン穴(H1、H
    1..)が所定間隔をもって開設され、連結ピン(4
    C)は、左方のガイド(4A)における横ピン穴(4A
    1)と、左方の受け板(4B)における調節用の横ピン
    穴(H、H..)のうちのいずれか、あるいは調節用の
    縦ピン穴(H1、H1..)のうちのいずれかに貫入連
    結するよう構成され、右方の受け板部(5)は、右方の
    ガイド(5A)と、右方の受け板(5B)と、連結ピン
    (5C)から構成され、右方のガイド(5A)は、所定
    寸法の角パイプで構成されていると共に、基枠部(2)
    の左の水平枠(2A)における上面後方に前後方向をも
    って添着され、かつ、右方のガイド(5A)における左
    右側面には当該右方のガイド(5A)の長手方向とは直
    交方向をもって横ピン穴(5A1)が開設され、右方の
    受け板(5B)は、右方のガイド(5A)に対して後方
    から進退自在の状態で貫入された角パイプでなる支持棒
    (5B1)と、支持棒の後端に垂直状態で固着された正
    面方形の受け板本体(5B2)と、受け板本体の後面に
    添着されたゴム板(5B3)から構成され、さらに、支
    持棒(5B1)の左右側面には調節用の横ピン穴(H、
    H..)が所定間隔をもって開設され、上下面には調節
    用の縦ピン穴(H1、H1..)が所定間隔をもって開
    設され、連結ピン(5C)は、右方のガイド(5A)に
    おける横ピン穴(5A1)と、右方の受け板(5B)に
    おける調節用の横ピン穴(H、H..)のうちのいずれ
    か、あるいは調節用の縦ピン穴(H1、H1..)のう
    ちのいずれかに貫入連結するよう構成されていることを
    特徴とする農業機械などの移動用装置。
  3. 【請求項3】 起立枠部(3)におけるフック部(3
    C)に代えた第1フック部(3D)は、起立枠本体(3
    A)の上端に固着された前後方向に向けた角パイプ状ガ
    イド(3D1)と、角パイプ状ガイド内に前後方向に移
    動できる角柱状体(3D2)と、角柱状体の後端に上方
    に向け突設されたフック用突起(3D3)と、角パイプ
    状ガイド(3D1)に開設された左右方向のピン穴(3
    D11)と、角柱状体(3D2)に開設された適数個の
    ピン穴(3D21)と、ピン穴(3D11)と適数個の
    ピン穴(3D21)のうちのいずれかを貫通するピン
    (3D4)から構成されている請求項2記載の農業機械
    などの移動用装置。
  4. 【請求項4】 起立枠部(3)におけるフック部(3
    C)に代えた第2フック部(3E)は、起立枠本体(3
    A)の上端に固着された前後方向に向けた角パイプ状ガ
    イド(3E1)と、角パイプ状ガイド内に前後方向に移
    動できる角柱状体(3E2)と、角柱状体の後端に固着
    されたフック(3E3)と、角パイプ状ガイド(3E
    1)に開設された左右方向のピン穴(3E11)と、角
    柱状体(3E2)に開設された適数個のピン穴(3E2
    1)と、ピン穴(3E11)と適数個のピン穴(3E2
    1)のうちのいずれかを貫通するピン(3E4)から構
    成されている請求項2記載の農業機械などの移動用装
    置。
  5. 【請求項5】 起立枠部(3)におけるフック部(3
    C)に代えた第3フック部(3F)は、起立枠本体(3
    A)の上端に固着された前後方向に向けた角パイプ状ガ
    イド(3F1)と、角パイプ状ガイド内に前後方向に移
    動できる角柱状体(3F2)と、角柱状体の後端に設け
    られた左右方向の係止用ピン穴(3F3)と、角パイプ
    状ガイド(3F1)に開設された左右方向のピン穴(3
    F11)と、角柱状体(3F2)に開設された適数個の
    ピン穴(3F21)と、ピン穴(3F11)と適数個の
    ピン穴(3F21)のうちのいずれかを貫通するピン
    (3F4)から構成されている請求項2記載の農業機械
    などの移動用装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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