JPS5812777Y2 - 大型タイヤ運搬用コンテナ− - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主として大型のタイヤを専用に運搬するコン
テナー、即ちタイヤラックコンテナー（Ｔｉｒｅ Ｒ
ａｃｋ Ｃｏｎｔａｉｎｅｒ）ニ関するも（７１）テあ
ル。

従来大型タイヤを運搬するには、重量のある機械類を運
搬するフラットラックコンテナー（ＦｌａｔＲａｃｋ
Ｃｏｎｔａｉｎｅｒ） カ使用すレテイタ。

コノコテナーで、タイヤを輸送するときは１、床部に枕
木等のストッパーを固着してタイヤ位置を固定し緊締具
で緊締するか、又は２、コンテナーの床部に一部凹部を
設けてその凹部にタイヤを着座させてその位置を固定す
る等により輸送していた。

１の場合には、コンテナーの重芯位置が高くなり、それ
をトレーラ−で輸送する場合には転倒の危険がある。

又２の場合には、コンテナーの構造上から、一定サイズ
のものしか固定できない。

これに異種サイズのものを搭載しても効率的に搭載でき
ず、輸送効率が悪くなり不利である。

最近、大型タイヤの大量輸送の需要がふえ、上記の如き
コンテナーで輸送したのでは危険であり輸送効率が悪く
、その改良が望まれていた。

本考案は、上記理由に鑑み考案されたもので、数種類の
大型タイヤを搭載できるように調整可能なストッパーを
床上に配置し、安全輸送ができるようにした大型タイヤ
輸送用タイヤラックコンテナーを提供するものである。

以下添付図面を参照して実施例について説明する。

図に於て、１は前壁、２は後壁で、その上下四隅には隅
柱上に隅金具３が配置されている。

４は上部梁、５は壁部タイヤストッパーで、前、後壁１
，２の隅柱部に水平に渡されている。

６は前、後壁の長手方向両側を結ぶ大形の型鋼からなる
主梁、７は床で、適当間隔にとりつけた横根太８（第３
図）の上面に鋼板が張設されている。

９は中央ストッパー１０は中間ストッパー、１１は、前
、後部スｌ〜ツバ−で、上記ストッパー９．１０．１１
は主梁６，６間に主梁と直角に固定され、ストッパー兼
床の強度部材になっている。

中央ス１〜ツバ−９は、凸状に成形されている。

そしてその両端の主梁６内側には断面略三角形をなした
移動式ス１ヘツパー１２．１２の端が着座する受は台１
３が固着されている。

受は台１３の上面には孔１４が穿設されて才３す、移動
式ス１ヘツパー１２の下向突起１５（第７図）か挿入さ
れ、タイヤ径によってその位置を変更で゛きるようにな
っている。

中間ストッパー１０は断面口状をなし、又前後スＩ〜ツ
バ−１１は断面り状に成形されている。

そして上記ストッパー１０．１１の斜辺部でタイヤを受
けるようになっている。

１６．１７はタイヤの横方向の移動を防Ｉ卜する横ぶれ
防１に具で゛あす、１６はタイヤのト部を、１７はタイ
ヤ下部の横ぶれ防止具である。

横ぶれ防止具１６は、角型鋼又は鋼管よりなり、その縦
柱１６ ａが、前記スｌヘツパー９．１０．１１の士、
面測部に設けた複数個の孔１８の何れかに挿入して幅方
向の位置を調節可能で゛ある。

そして横ぶれ防止具１６の上部両端はピン１９．１９で
、接続されて（第３図）長手方向か一体となっている。

横ぶれ防止；４１７は逆Ｕ字型に成形され、床７の側部
に設けられた孔１７ ａに挿入して、その位置に固定し
ている（第４図）。

そして横ふ゛れ防止具、１７も複数個の孔１７ ａによ
ってその幅方向位置を移動で゛きるようになっている。

更にタイヤを強固に保持する為に、横ふ゛れ防止具１６
のＬ面中央部には、複数のフック２０（第６図）を設け
、コンテナーの幅方向をロープ等で゛結んで横ぶれ防止
具の安定を図っている。

さて、ここで゛、タイヤＴとストッパー ９．１０．１
１との配置関係について説明する。

本考案コンテナーのスＩ〜ツバ〜の位置は運搬するタイ
ヤＴの内で゛、最大径のものに合わせてその位置を決め
てあり、そメツ−以下の径のものを積載する時には上記
ストッパーと移動式ストッパー１２とを組合せて使用す
るようになっている（第９図−第１２図）。

以上の構成からなる本考案のコンテナーは、種類（タイ
ヤ径、幅）の異るタイヤでも、移動式ストッパー １２
を移動することで゛その位置を強固に保持で゛き、安定
した二効率的輸送力卸丁能である。

タイヤＴを積載した時にコンテザーの毛芯が低くなるよ
うに床面７を低くしたので、１−レーラー等で゛の輸送
に於ても転倒することがなく安全な輸送が確保される。

【図面の簡単な説明】

第１［Ｚｌは本考案のタイヤ運搬用コンテナー−にタイ
ヤを積載した状態を示す。 第２国は第１図のＩＩ矢視図。 第３図はタイヤ運搬用コンテナーの拡大詳細図。 第４図は第１図のＩＶ矢視部詳細図。第５図は第１図の
■矢視部詳細図、第６円は第４図のＩＶＩＶ矢視図。 第７図は移動式ストッパー１２の詳細斜−視図。 第８図は第５図の■−■矢視図。第９図〜第１２図は各
種類のタイヤの積載力法の説明図。 図にもいて；１・・・・・・前壁、２・・・・・・後壁
、３・・・・・・隅金具１．４・・・・・・上部梁、５
・・・・・・壁部タイヤストツ・ｏ −６・・・・・・
−ト梁、７・・・・・・床、８・・・・・・横根太、９
・・・・・・中央ストツバ−１１０・・・・・・中間ス
ｊ・ツバ−１１１・・・・・・前後部ス１ヘツパー、１
２・・・・・・移動式スｌ〜ツバ−１１３・・・・・・
（梯動式ストッパー の）受は台、１４・・・・・・（
受は台−七の）孔、１５・・・・・・（移動式ストッパ
ーの）下向突起、１６・・・・・・（ｈ部の）横ぶれ防
ｔ、Ｌ具、１７・・・・・・（下部の）横ふ゛れ防ＩＬ
具、１８・・・・・・（スＩ・ツバ−上面の）孔、１９
・・・・・・ピン、２０・・・・・・フック、２１・・
・・・・ロープ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 上下四隅に隅金具３を有し、左右の隅柱間に水平に固設
   した壁部タイヤストッパー５を有する前壁１と同じく後
   壁２と、上記前壁１と後壁２を結ぶ両側の主梁６と、前
   壁１と後壁２と主梁６とで囲まれた床７と、上記主梁６
   ，６間をつなぐ断面凸状の中央ストッパー９と、同じく
   断面１０状の中間スＩ〜ツバ−１０と、同じく断１０８
   の前部並ひ゛に後部ストッパー１１と、上記中央ストッ
   パー９に固設された受は台１３上を移動可能かつ位置ぎ
   め可能な移動式ストッパー１２と、搭載したタイヤＴの
   横移動を防止するための幅方向位置調節可能な横ふれ防
   止具１６，１７、とからなることを特徴とする大型タイ
   ヤ運搬用コンテナー