JP2000339125A

JP2000339125A - 印刷課金方法及びその装置

Info

Publication number: JP2000339125A
Application number: JP11150943A
Authority: JP
Inventors: Hitoshi Nakamura; 仁中村; Osamu Kurihara; 理栗原
Original assignee: NTT Data Corp
Current assignee: NTT Data Group Corp
Priority date: 1999-05-31
Filing date: 1999-05-31
Publication date: 2000-12-08

Abstract

(57)【要約】【課題】印刷ジョブデータの印刷量に応じた料金で課
金を行うことができるようにする。【解決手段】プリンタ管理サーバ５において、データ
制御部２１はデータ受信部１９からのジョブデータ８´
を、ユーザアカウントとジョブデータ８とに分離し、分
離後のジョブデータ８の印刷ページ数や種類などを解析
し、ジョブ格納部２３に格納する。解析した印刷ページ
数とユーザアカウントとからアカウントファイルを作成
し、アカウント格納部２５に格納する。課金・決済部３
３は、予め設定された１頁当たりの対価と、各アカウン
トファイルに記録された各ジョブデータ８の印刷頁数と
に基づき、各ジョブデータ８の印刷に対し課金料金を計
算する。ジョブ格納部２３、アカウント格納部２５、テ
ーブル格納部２４を参照し、ジョブデータの種類、ジョ
ブ作成者氏名、印刷ページ数、計算した課金料金等を一
覧リストにし、ユーザ表示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の技術分野】本発明は、印刷課金方法及びその装
置に関する。

【０００２】

【従来の技術】情報処理端末（例えばパソコン端末）用
のプリンタは、一般に、印刷ジョブデータの印刷枚数に
応じて課金が行なえるように構成されていない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】そのため、上記プリン
タをユーザに有償で使用させる場合、例えば、コピー機
のようにコンビニエンスストア等に設置して不特定多数
のユーザに使用させることはできず、プリンタ所持者
(例えば大学)は、特定のユーザとの間で料金設定して、
その設定料金を所定のところ(例えば学科や研究室)から
得ているのが実情であった。

【０００４】しかし、上記プリンタ所持者は、ユーザが
何枚印刷しても所定の上記設定料金しか得られないの
で、損害を蒙ることもあった。よって、正確な料金で印
刷を行なえるようなプリンタの出現が望まれていた。

【０００５】従って本発明の目的は、印刷ジョブデータ
の印刷量に応じた正確な料金を課金することができるよ
うにすることにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明の第１の側面に従
う印刷課金装置は、読込んだ印刷ジョブデータの印刷量
を解析する手段と、印刷量に応じて印刷ジョブデータの
印刷に要する料金を課金する手段と、課金料金をユーザ
に報知する手段とを備える。

【０００７】上記構成によれば、解析した印刷ジョブデ
ータの印刷量に応じて料金を課金することとしたので、
印刷ジョブデータの印刷量に応じた正確な料金を課金で
きる。

【０００８】本発明の第１の側面に係る好適な実施形態
では、印刷量は、印刷ジョブデータの印刷頁数である。
上記実施形態において、課金した料金に基づき、決済処
理を行う手段を更に備えることもできる。上述した決済
処理は、ジョブデータの印刷量が所定量に達する毎に行
われる。また、決済処理は、キャッシュレスで行われる
ことが多い。決済処理が、ＩＣカードを利用して行われ
ることもある。課金料金の決済対象者を識別するための
手段を更に備えることもできる。決済対象者が特定の者
であると識別されたとき、決済処理を行なわないように
する。決済対象者が特定の者であると識別されたときに
は、決済処理を行うようにする。印刷ジョブデータの作
成者を識別する手段を更に備え、決済処理を、ジョブ作
成者と決済対象者が一致したとき、行うようにする。

【０００９】印刷ジョブデータの識別情報と印刷ジョブ
データの作成者氏名と課金料金とを含むリストを作成す
る手段を更に備え、報知手段に、リストを所定の態様で
報知させる構成にすることもできる。また、検出した、
印刷ジョブデータの印刷量を記録したプリンタログを作
成するプリンタログ作成手段と、印刷量中の決済処理が
施された印刷量と、プリンタログとを比較する比較手段
とを更に備え、決済処理が施された印刷量が、記録され
た印刷ジョブデータの印刷量より多いとき、両者の差分
に相当する印刷量を無料にすることもできる。上記印刷
処理装置を、１又は複数台のクライアントマシンとプリ
ンタとの間に介在させ、クライアントマシンから印刷ジ
ョブデータを受信し、その印刷ジョブデータの印刷に対
し課金を行なうと共に、その印刷ジョブデータをプリン
タに送信するようにすることも可能である。印刷課金装
置をプリンタに備える構成とすることもできる。

【００１０】本発明の第２の側面に従う印刷課金方法
は、読込んだ印刷ジョブデータの印刷量を解析する第１
の過程と、印刷量に応じて印刷ジョブデータの印刷に要
する料金を課金する第２の過程と、課金料金をユーザに
報知する第３の過程とを備える。

【００１１】本発明の第３の側面に従うプログラム媒体
は、読込んだ印刷ジョブデータの印刷量を解析する手段
と、印刷量に応じて印刷ジョブデータの印刷に要する料
金を課金する手段と、課金料金をユーザに報知する手段
とを備える印刷課金装置における上述した各手段として
コンピュータを動作させるためのコンピュータプログラ
ムをコンピュータ読取可能に担持する。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。

【００１３】図１は、本発明の一実施形態を適用した、
プリンタを含む情報処理システムの全体構成を示すブロ
ック図である。

【００１４】このシステムは、例えばＬＡＮ１で互いに
通信可能に接続されている複数台のワークステーション
クライアント（クライアント）３ａ、３ｂ、３ｃ、…
と、プリンタ管理サーバ(サーバ)５と、プリンタ７とを
備える。図１では、図示と説明の都合上、クライアント
については、符号３ａ、３ｂ、３ｃを付した３台のみを
記載する。各クライアント３ａ、３ｂ、３ｃは、機能及
び構成は同一なので、以下、クライアント３ａと略記す
る。以下、クライアント３ａ、サーバ５、及びプリンタ
７の機能について説明する。

【００１５】クライアント３ａは、例えばユーザアカウ
ント(例えば、ログインＩＤ及びパスワード)を入力させ
てユーザの利用を認め、ユーザからの印刷指示を受けて
印刷ジョブデータ(ジョブデータ)を作成し、それをサー
バ５に送信する。

【００１６】サーバ５は、予め、印刷１ページ当たりに
係る対価を記憶しており、上記ジョブデータの印刷に対
して課金料金を算出し、決済に必要な処理を実行する。
サーバ５は、クライアント３ａからのジョブデータを受
信すると、その印刷ページ数や種類等を解析し、その印
刷ページ数に応じて上記課金料金を算出し、算出した課
金料金の決済に必要な処理を行なって上記ジョブデータ
をプリンタ７に送信する。

【００１７】プリンタ７は、サーバ５からのジョブデー
タを受信し、それに基づいて印刷イメージを作成し、そ
のハードコピーを出力する。

【００１８】以下、図２を参照して、クライアント３ａ
と、サーバ５の構成とを詳細に説明する。

【００１９】クライアント３ａは、印刷実行部１０と、
フィルタコマンド１５と、データ送信部１７とを備え
る。

【００２０】印刷実行部１０は、ユーザが印刷指示した
データに基づいてジョブデータ８を作成する。印刷実行
部１０は、ジョブデータ８として、例えば、改ページ制
御コード無しのテキストデータ９、ワープロソフト等に
より改ページ制御コードが挿入された編集済みデータ１
１、又はラスターイメージで構成されたバイナリデータ
１３を作成する。印刷実行部１０は、上記ジョブデータ
８を、フィルタコマンド１５を通じてデータ送信部１７
に送る。

【００２１】フィルタコマンド１５は、上記印刷実行部
１０からのジョブデータ８に対し、所定の処理、例え
ば、データの間引きや置換等を施す。

【００２２】データ送信部１７は、フィルタコマンド１
５からのジョブデータ８に、ユーザが入力した上記ユー
ザアカウントを付加し、それをサーバ５に送信する。

【００２３】サーバ５は、データ受信部１９と、データ
制御部２１と、ジョブデータ格納部(ジョブ格納部)２３
と、テーブル格納部２４と、アカウント格納部２５と、
ＩＣカード３１と、ＩＣカードリーダライタ(リーダラ
イタ)２９と、課金・決済部３３と、売上データ格納部
３７と、ジョブデータ送信部４１とを備える。

【００２４】データ受信部１９は、クライアント３ａか
ら上記ユーザアカウント付きのジョブデータ８´を受信
し、それをデータ制御部２１に渡す。

【００２５】データ制御部２１は、データ受信部１９か
らの上記ジョブデータ８´を、ユーザアカウントとジョ
ブデータ８とに分離し、分離後のジョブデータ８の印刷
ページ数や種類などを解析して、それを例えばキューで
ジョブ格納部２３に格納する。また、データ制御部２１
は、解析した印刷ページ数と上記ユーザアカウントとに
基づいてアカウントファイルを作成し、それを例えばキ
ューでアカウント格納部２５に格納する。

【００２６】ジョブ格納部２３は、上記ジョブデータ８
が一時的に格納されるメモリであり、これには、上述し
たジョブデータ８が、例えばキューで格納される。

【００２７】テーブル格納部２４には、上記ログインＩ
Ｄとそれに対応するユーザ氏名とを記録しているテーブ
ル(ＩＤ／氏名テーブル)が予め格納されている。

【００２８】アカウント格納部２５には、データ制御部
２１からの上記アカウントファイルが、例えばキューで
格納される。

【００２９】課金・決済部３３は、予め設定されている
１ページ当たりの対価と、上記各アカウントファイルに
記録されている各ジョブデータ８の印刷ページ数とに基
づいて、ジョブ格納部２３内の各ジョブデータ８の印刷
に対し課金料金を計算する。課金・決済部３３は、ジョ
ブ格納部２３、アカウント格納部２５、及びテーブル格
納部２４を参照し、ジョブデータの種類、ジョブ作成者
氏名、印刷ページ数、上記計算した課金料金等を一覧リ
ストにし、それをユーザ表示する。課金・決済部３３
は、上記リストを表示した後にユーザに指示された処
理、例えば、リストをユーザ所望の条件(ジョブ作成者
氏名の５０音順、印刷ページ数の多い順等)でソートし
たり、ユーザが選択したジョブデータを印刷実行又は削
除したりする処理を実行する。ユーザから印刷実行を指
示されると、課金・決済部３３は、所持者氏名や残金情
報等を記録したＩＣカード３１のリーダライタ２９への
セットをユーザに要求し、それによってセットされたＩ
Ｃカード３１内の情報を取得する。そして、ＩＣカード
３１の所持者氏名が上記印刷指示されたジョブデータ作
成者と一致するか否かを判断する。一致していれば、課
金・決済部３３は、ＩＣカード３１内の残金情報からそ
のジョブデータに係る課金料金を差し引いて決済に必要
な処理を実行する(差し引けないときはエラー通知)。更
に、課金・決済部３３は、少なくとも印刷実行日、及び
課金された料金に係る記録情報を含む利用履歴（この利
用履歴に印刷ページ数が含まれることもある）を作成
し、且つ、上記決済処理した金額に基づいて売上金額を
算出し、それに基づいて売上データを作成する。そし
て、決済処理後の残金情報及び上記利用履歴を、リーダ
ライタ２９を介してＩＣカード３１に記録すると共に上
記売上データを売上データ格納部３９に格納し、上記ジ
ョブデータをジョブデータ送信部４１に渡す。なお、課
金・決済部３３は、上記リスト表示後に、ユーザから所
望のジョブデータを削除するよう指示されたときも、上
記のようにユーザにＩＣカード３１をセットさせて上記
判断を行なう。これにより、他人のジョブデータが削除
されるのを防ぐことができる。

【００３０】ジョブデータ送信部４１は、課金・決済部
３３からのジョブデータを、プリンタ７に送信する。

【００３１】上述した実施形態の変形例では、サーバ５
は、決済処理の終了後にＩＣカード３１に残金情報等を
書込み、リーダライタ２９からＩＣカード３１を排出す
る。しかし、プリンタ７が故障するなど種々のアクシデ
ントがあったときには、決済処理した料金分の印刷が行
えないことがある。それを補償するため、サーバ５に、
今回印刷が行なえなかった枚数分の印刷を、次回に無料
で行なうための機能を持たせることとした。以下、その
機能について説明する。

【００３２】サーバ５は、決済処理したジョブデータの
印刷ページ数を記憶する。サーバ５は、また、プリンタ
７にアクセスし、上記決済処理したジョブデータの印刷
データのハードコピーが出力された枚数を検出し、それ
に基づいてプリンタログを作成する。そして、作成した
プリンタログと上記記憶した印刷ページ数とを比較し、
正当に印刷が行われなかったと判断したとき、例えばシ
ステム管理者に通知してシステムの異常を修復させる。
サーバ５又はシステム管理者は、上記記憶した印刷ペー
ジ数とプリンタログとの比較に基づいて、次回印刷する
際の無料印刷可能ページ数を設定し、それとそれに係る
ユーザ氏名とを記録した無料出力管理ファイルを作成
し、それを記憶する。上記設定において、例えば３０ペ
ージ分を決済処理したにも拘わらず２０ページしか印刷
されなかったときは、無料ページ数を１０ページに設定
する。サーバ５は、上記課金を行なう場合には、記憶し
た無料出力管理ファイルも参照する。

【００３３】本変形例及び上述した実施形態において、
サーバ５は、プリンタ７が印刷を終了するまでＩＣカー
ド３１をセットしたままにしておき、プリンタ７からハ
ードコピーが１枚出力される毎にその対価を差し引いて
いくこともできる。また、サーバ５は、所定時間以上格
納し続けているジョブデータを自動的に削除することも
できる。また、サーバ５に無料で印刷できる時間帯(無
課金サービス時間帯)を設定しておくことにより、無課
金サービス時間帯ではユーザが無料で印刷実行すること
もできる。

【００３４】図３は、無課金サービス時間帯が設定され
ているサーバ５内の上記ＩＤ／氏名テーブルの一例を示
す説明図である。以下、この例を図３により説明する。

【００３５】図３に示すように、ＩＤ／氏名テーブルに
は、上記ログインＩＤとユーザ氏名の他に、「無課金対
象か否か」を示す情報５０と、「無課金対象者のＩＣカー
ドの使用の可否」を示す情報６０と、「使用可ＩＣカード
の所持者氏名」を示す情報７０とが記録されている。情
報５０は、無課金サービス時間帯に無料で印刷できるか
否かを示すものである。情報６０は、無課金サービス時
間帯に無課金対象者でなくても、無課金対象者が所持す
るＩＣカードを使用すれば無料で印刷できるか否かを示
すものである。情報７０は、誰のＩＣカードを使用すれ
ば無料で印刷できるかを示すもので、それには１又は複
数のユーザ氏名が登録される。

【００３６】次に、無課金サービスを提供するサーバ５
の処理動作を説明する。

【００３７】サーバ５は、上記一覧リスト表示後にジョ
ブデータの印刷が指示されると、無課金サービス時間帯
であるか否かを確認し、その時間帯であれば、上記情報
５０、情報６０、及び情報７０を参照する。サーバ５
は、上記ジョブデータの作成者とセットされるＩＣカー
ド所持者の氏名とを照合する。例えば、上記ジョブデー
タ作成者がＣ氏であって、上記ＩＣカード所持者がＡ氏
である場合には、サーバ５は課金又は決済処理を行うこ
となく、そのジョブデータをプリンタ７へ送信する。

【００３８】この例によれば、例えば大学等において、
教授からジョブデータの作成及びその印刷に関する指示
を受けた者は、例えば講義中のような無課金サービス時
間帯に、教授のＩＣカードをリーダライタ２９にセット
して印刷を行えば、印刷代が無料になる。

【００３９】なお、この例では、例えば特定人のＩＣカ
ード(又は認証用カード)をリーダライタ２９にセットし
て無課金サービス時間帯を設定すれば、その時間帯にお
ける使用に限り、全てのジョブデータに対して無課金で
処理するようにすることもできる。

【００４０】上述した実施形態や変形例やそれらの具体
例において、サーバ５は、コンピュータネットワーク上
に設置される多数のＩＣカードホストを管理するＩＣカ
ード総合管理ホストに接続し、これとリンクして種々の
サービスを提供することができる。

【００４１】図４は、サーバ５を上記ＩＣカード総合管
理ホストに接続した場合の構成を示すブロック図であ
る。なお、図１に記載したものと同一物には、同一符号
を付した。以下、上述した実施形態、変形例等との相違
点について説明する。

【００４２】この例では、サーバ５は、コンピュータネ
ットワーク４９を介して、多数のＩＣカードホスト４５
ａ、４５ｂ、…を管理するＩＣカード総合管理ホスト
(総合ホスト)４３に接続される。

【００４３】ＩＣカードホスト４５ａ、４５ｂ、…は、
例えばＬＡＮ４７を通じて互いに通信可能に接続され、
ＩＣカードで決済可能なコピー機や、券売機や、自販機
等を管理する。ＩＣカードホスト４５ａ、４５ｂ、…
は、例えば毎日、コピー機等で決済される金額を機器の
種類別や販売元別に集計し、それに基づいて決済集計フ
ァイルを作成し、それを暗号化した後、総合ホスト４３
へ送信する。

【００４４】サーバ５は、例えば毎日、上記売上データ
に記録した売上金額を集計し、それに基づいて売上集計
ファイルを作成して、それを暗号化して総合ホスト４３
に送信する。

【００４５】総合ホスト４３は、上記決済集計ファイル
又は売上集計ファイルを受信すると、それらを復号化
し、上記各ファイルに記録される金額等を、例えば機器
の種類別や販売元別に集計する。

【００４６】この例によれば、各機器の販売元や管理元
は、上記集計の結果を自社の帳票等に反映させることが
でき、また、その集計結果から売上動向等も把握し易く
なる。なお、この例では、ＩＣカードホスト４５ａ、４
５ｂ、…又はサーバ５は、上記決済集計ファイル又は売
上集計ファイルを、既存のＦＴＰサーバ(図示せず)に送
信し、総合ホスト４３がそのＦＴＰサーバからそれら各
ファイルを受信するようにしてもよい。また、そのＦＴ
Ｐサーバが、総合ホスト４３に上記各ファイルを配信す
るようにしてもよい。

【００４７】以上、本発明の好適な幾つかの実施形態を
説明したが、これらは本発明の説明のための例示であっ
て、本発明の範囲をこれらの実施例にのみ限定する趣旨
ではない。本発明は、他の種々の形態でも実施すること
が可能である。例えば、各クライアント３Ａがリーダラ
イタ２９を備えるようにしても良い。サーバ５は、プリ
ンタ７の処理状況、格納しているジョブデータの総数、
又はそれらの印刷ページ数等から、各ジョブデータの印
刷待ち時間を算出するようにしても良い。その場合、サ
ーバ５は、算出した印刷待ち時間もディスプレイに表示
する。また、サーバ５は、プリンタ７を複数備えて、印
刷可能なプリンタを検出してそれにジョブデータを送信
するようにしても良い。また、サーバ５は、印刷実行す
る時にユーザ個別のパスワードを入力させて、ジョブデ
ータ作成者と印刷指示者が一致するか否かを判断しても
良い。また、サーバ５は、現金、プリベイトカード、電
子マネーなどでも決済処理を行なって良い。また、サー
バ５は、ジョブデータの文字数に応じて課金するように
しても良い。また、上述したサーバ５の各機能は、プリ
ンタ７、又はクライアント３ａ等の種々の装置に設定す
るようにしても良い。

【００４８】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印刷ジョブデータの印刷量に応じた料金で課金を行うこ
とができるようにすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態を適用した、プリンタを含
む情報処理システムの全体構成を示すブロック図。

【図２】図１に記載のクライアント及びサーバの構成を
示すブロック図。

【図３】本発明の一実施形態に係るＩＤ／氏名テーブル
の変形例を示す図。

【図４】図１に記載のシステムの変形例を示すブロック
図。

【符号の説明】

３ワークステーションクライアント５プリンタ管理サーバ７プリンタ８印刷ジョブデータ１０印刷実行部１９データ受信部２１データ制御部２３ジョブデータ格納部２４テーブル保存領域２５アカウント格納部２９ＩＣカードリーダライタ３３課金・決済部３９売上データ格納部４１ジョブデータ送信部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続きＦターム(参考） 5B019 EB01 HG26 5B021 AA01 AA02 BB10 CC05 EE01 KK00 5B075 KK43 KK68 PQ03

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】読込んだ印刷ジョブデータの印刷量を解
析する手段と、前記印刷量に応じて前記印刷ジョブデータの印刷に要す
る料金を課金する手段と、前記課金料金をユーザに報知する手段と、を備える印刷課金装置。
【請求項２】前記印刷量が、前記印刷ジョブデータの
印刷頁数である請求項１記載の印刷課金装置。
【請求項３】前記課金した料金に基づき、決済処理を
行う手段を更に備える請求項１記載の印刷課金装置。
【請求項４】前記決済処理が、前記ジョブデータの印
刷量が所定量に達する毎に行われる請求項３記載の印刷
課金装置。
【請求項５】前記決済処理が、キャッシュレスで行わ
れる請求項３記載の印刷課金装置。
【請求項６】前記決済処理が、ＩＣカードを利用して
行われる請求項５記載の印刷課金装置。
【請求項７】前記課金料金の決済対象者を識別するた
めの手段を更に備える請求項３記載の印刷課金装置。
【請求項８】請求項７記載の印刷課金装置において、前記決済対象者が特定の者であると識別されたとき、決
済処理を行なわないようにした印刷課金装置。
【請求項９】請求項７記載の印刷課金装置において、前記決済対象者が特定の者であると識別されたとき、決
済処理を行うようにした印刷課金装置。
【請求項１０】請求項７記載の印刷課金装置におい
て、前記印刷ジョブデータの作成者を識別する手段を更に備
え、前記決済処理が、前記ジョブ作成者と前記決済対象者が
一致したとき、行われる印刷課金装置。
【請求項１１】請求項１、請求項７又は請求項１０記
載の印刷課金装置において、前記印刷ジョブデータの識別情報と前記印刷ジョブデー
タの作成者氏名と前記課金料金とを含むリストを作成す
る手段を更に備え、前記報知手段が、前記リストを所定の態様で報知する印
刷課金装置。
【請求項１２】請求項３記載の印刷課金装置におい
て、検出した、前記印刷ジョブデータの印刷量を記録したプ
リンタログを作成するプリンタログ作成手段と、前記印刷量中の前記決済処理が施された印刷量と、前記
プリンタログとを比較する比較手段とを更に備え、前記決済処理が施された印刷量が、前記記録された印刷
ジョブデータの印刷量より多いとき、両者の差分に相当
する印刷量を無料にする印刷課金装置。
【請求項１３】１又は複数台のクライアントマシンと
プリンタとの間に介在し、前記クライアントマシンから
前記印刷ジョブデータを受信し、その印刷ジョブデータ
の印刷に対し前記課金を行なうと共に、その印刷ジョブ
データを前記プリンタに送信する請求項１記載の印刷課
金装置。
【請求項１４】プリンタに備えられる請求項１記載の
印刷課金装置。
【請求項１５】読込んだ印刷ジョブデータの印刷量を
解析する第１の過程と、前記印刷量に応じて前記印刷ジョブデータの印刷に要す
る料金を課金する第２の過程と、前記課金料金をユーザに報知する第３の過程と、を備える印刷課金方法。
【請求項１６】読込んだ印刷ジョブデータの印刷量を
解析する手段と、前記印刷量に応じて前記印刷ジョブデータの印刷に要す
る料金を課金する手段と、前記課金料金をユーザに報知する手段とを備える印刷課
金装置における前記各手段としてコンピュータを動作さ
せるためのコンピュータプログラムを担持したコンピュ
ータ読取可能なプログラム媒体。