JPWO2017056755A1 - 充電制御装置、充電装置、充電制御方法、充電通知方法およびプログラム - Google Patents

充電制御装置、充電装置、充電制御方法、充電通知方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

課金に対する対価が十分に払われていない課金先に対して何らかの補償を行うことをサポートする。充電制御装置は、自動車への充電に関する課金の課金先を特定する第1情報に基づいて課金先に課金を実行する制御部と、課金を実行した後に充電が途中で終了した場合に、課金先に関する第2情報を格納する格納部と、を備える。

Description

本発明は、充電制御装置、充電装置、充電制御方法、充電通知方法およびプログラムに関する。
電力を動力とする自動車、例えば、EV(Electric Vehicle:電気自動車)やPHV(Plug-in Hybrid Vehicle:プラグインハイブリッド自動車)に対して充電を行う充電装置が開発されている。
特許文献1には、EVやPHVへの充電の料金が前払いされた後に、EVやPHVへ充電を行う充電方式が記載されている。以下、この前払い方式の課金を「事前課金」と称する。
特開2010−183824号公報
電力を動力とする自動車に搭載されたバッテリの温度異常などの特定の異常は、充電を開始してから一定時間経過した後に発生することがある。バッテリの充電中に温度異常が発生すると、充電途中であっても、充電装置はバッテリへの充電を終了する場合がある。特許文献1に記載の充電方式においては、事前課金を行った後に、バッテリの充電が開始されるため、充電途中で、バッテリの温度異常が発生すると、料金を支払ったにもかかわらず、充電が途中で終了する。この場合、課金に対する対価(充電)が十分に払われないという問題が生じる。このため、課金に対する対価が十分に払われていない課金先に対して何らかの補償を行うことをサポートする技術が望まれる。
本発明の目的は、上記課題を解決可能な充電制御装置、充電装置、充電制御方法、充電通知方法およびプログラムを提供することである。
本発明の充電制御装置は、自動車への充電に関する課金の課金先を特定する第1情報に基づいて前記課金先に前記課金を実行する制御部と、前記課金を実行した後に前記充電が途中で終了した場合に、前記課金先に関する第2情報を格納する格納部と、を備える。
本発明の充電制御装置は、自動車への充電装置からの充電に関する課金用の情報を受けた場合に、前記課金を実行する制御部と、前記課金を実行した後に前記充電が途中で終了した場合に、前記制御部が行う前記充電装置での次回の充電に関する課金を無料とする無料部と、を備える。
本発明の充電装置は、自動車への充電を実行する充電部と、前記充電に関する課金の課金先を特定する第1情報を受けた場合に、前記第1情報を、前記充電制御装置に送信し、また、前記充電が途中で終了した場合に、その旨を前記充電制御装置に送信する通信制御部と、を備える。
本発明の充電装置は、自動車への充電を実行する充電部と、前記充電に関する課金用の情報を受けた場合に、前記情報を、前記充電制御装置に送信し、また、前記充電が途中で終了した場合に、その旨を前記充電制御装置に送信する通信制御部と、を備える。
本発明の充電制御方法は、自動車への充電に関する課金の課金先を特定する第1情報に基づいて前記課金先に前記課金を実行する課金ステップと、前記課金を実行した後に前記充電が途中で終了した場合に、前記課金先に関する第2情報を格納部に格納する格納ステップと、を備える。
本発明の充電制御方法は、自動車への充電装置からの充電に関する課金用の情報を受けた場合に、前記課金を実行する課金ステップと、前記課金を実行した後に前記充電が途中で終了した場合に、前記充電装置での次回の充電を無料とする無料ステップと、を備える。
本発明の充電通知方法は、自動車への充電を実行する充電ステップと、前記充電に関する課金の課金先を特定する第1情報を受けた場合に、前記第1情報を、前記充電制御装置に送信し、また、前記充電が途中で終了した場合に、その旨を前記充電制御装置に送信する通信制御ステップと、を備える。
本発明の充電通知方法は、自動車への充電を実行する充電ステップと、前記充電に関する課金用の情報を受けた場合に、前記情報を、前記充電制御装置に送信し、また、前記充電が途中で終了した場合に、その旨を前記充電制御装置に送信する通信制御ステップと、を備える。
本発明のプログラムは、コンピュータに、自動車への充電に関する課金の課金先を特定する第1情報に基づいて前記課金先に前記課金を実行する課金手順と、前記課金を実行した後に前記充電が途中で終了した場合に、前記課金先に関する第2情報を格納部に格納する格納手順と、を実行させる。
本発明のプログラムは、コンピュータに、自動車への充電装置からの充電に関する課金用の情報を受けた場合に、前記課金を実行する制御手順と、前記課金を実行した後に前記充電が途中で終了した場合に、前記充電装置での次回の充電に関する課金を無料とする無料手順と、を実行させる。
本発明のプログラムは、コンピュータに、自動車への充電を実行する充電手順と、前記充電に関する課金の課金先を特定する第1情報を受けた場合に、前記第1情報を、前記充電制御装置に送信し、また、前記充電が途中で終了した場合に、その旨を前記充電制御装置に送信する通信制御手順と、を実行させる。
本発明のプログラムは、コンピュータに、自動車への充電を実行する充電手順と、前記充電に関する課金用の情報を受けた場合に、前記情報を、前記充電制御装置に送信し、また、前記充電が途中で終了した場合に、その旨を前記充電制御装置に送信する通信制御手順と、を実行させる。
本発明によれば、課金に対する対価が十分に払われていない課金先に対して何らかの補償を行うことをサポートすることが可能になる。
本発明の第1実施形態の充電制御装置100を示した図である。 充電制御装置100の動作を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態の充電装置200を示した図である。 充電装置200の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3実施形態の情報収集機器100Aおよび複数の充電装置200Aを含む充電システムを示した図である。 第3実施形態の動作を説明するためのシーケンス図である。 本発明の第4実施形態の情報収集機器100Bおよび複数の充電装置200Bを含む充電システムを示した図である。 充電装置200BがユーザIDを受けた場合の動作を説明するためのシーケンス図である。 充電装置200Bがパスワードを受けた場合の動作を説明するためのシーケンス図である。 本発明の第5実施形態の充電制御装置100Cを示した図である。 充電制御装置100Cの動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第6実施形態の情報収集機器100Dおよび複数の充電装置200Aを含む充電システムを示した図である。 第6実施形態の動作を説明するためのシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
本実施形態は、課金に対する対価が十分に払われていない課金先を特定する充電制御装置に関する。この充電制御装置によれば、課金に対する対価が十分に払われていない課金先が特定されるので、その課金先に対して、何らかの補償を行うことが可能になる。
図1は、本発明の第1実施形態の充電制御装置100を示した図である。
充電制御装置100は、制御部101と、格納部102と、を含む。
制御部101は、充電装置(不図示)と通信する。充電装置は、EVに対して充電を実行する。EVは、自動車、または、電力を動力として用いる自動車の一例である。
制御部101は、EVに対する充電の課金先となるEVのユーザと関連づけられているカードID(Identification)を受ける。
EVのユーザとカードIDとの関連づけを示す関連づけ情報は、制御部101に保存されてもよいし、制御部101以外の装置に保存されてもよい。以下では、制御部101が、関連づけ情報を保存しているとする。
制御部101は、関連づけ情報を参照して、カードIDに関連づけられているEVのユーザ(課金先)を特定する。なお、関連づけ情報が、制御部101以外の装置(以下「外部装置」と称する)に保存されている場合には、制御部101は、外部装置に保存されている関連づけ情報を参照して、カードIDに関連づけられているEVのユーザを特定する。
カードIDは、例えば、電子マネーでの決済(課金)に用いられるID(以下「電子マネー用ID」とも称する)である。カードIDは、電子マネー用IDに限らず、例えば、クレジットカードのIDでもよい。カードIDは、EVへの充電装置からの充電に関する課金の課金先(EVのユーザ)を特定する第1情報の一例である。カードIDは、課金用の情報の一例でもある。第1情報や課金用の情報は、カードIDに限らず適宜変更可能である。
制御部101は、カードIDを受けた場合に、カードIDと関連づけられているEVのユーザ(課金先)に、EVへの充電に関する課金を実行する。カードIDが電子マネー用IDである場合、制御部101は、電子マネーを用いた課金(決済)を行う。
格納部102は、制御部101が課金を実行した後に課金に対応する充電が途中で終了した場合に、課金先(EVのユーザ)を特定する課金先情報を格納する。課金先情報は、課金先を特定する第2情報の一例である。
課金先情報は、カードIDと同一の情報でもよいし、カードIDと異なる情報(例えば、EVのユーザに新たに関連づけられた情報(例えばパスワード))でもよい。以下では、課金先情報として、カードIDが用いられるとする。
課金に対応する充電としては、例えば、EVに内蔵されたバッテリが所定の充電状態(例えば、満充電状態)になるまでの充電や、一定時間継続する充電が挙げられる。なお、課金に対応する充電は、これらに限らず適宜変更可能である。
次に、本実施形態の動作について説明する。
図2は、充電制御装置100の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、EVのユーザは、EVを充電するためにEVを充電装置に接続する。続いて、EVのユーザは、充電に対する課金処理を実行させるために充電装置にカードIDを読み込ませる。充電装置は、EVと接続した後、EVへの充電を開始する。また、充電装置は、読み込んだカードIDを充電制御装置100に送信する。
充電制御装置100の制御部101は、充電装置からカードIDを受信すると(ステップS21)、カードIDに関連づけられているEVのユーザに対して、EV充電に関する課金を実行する(ステップS22)。例えば、1回の充電に対する料金が「AA」であった場合、制御部101は、カードIDに関連づけられているEVのユーザに対して料金「AA」を課金する。
その後、充電中に、充電装置もしくはEVに異常が発生した場合、充電装置は、EVへの充電を途中で終了する。EVへの充電が途中で終了すると、充電装置は、充電が途中で終了した旨の通知(以下「充電途中終了通知」と称する)を、充電制御装置100に送信する。ここで、充電装置の異常は、例えば、電力系統の異常により充電電圧が不安定になった状態(以下「電圧異常」とも称する)である。EVの異常は、例えば、EVのバッテリの温度が上限値以上になった状態(以下「温度異常」とも称する)である。なお、充電装置やEVの異常は上記に限らない。
充電制御装置100の制御部101は、EVへの充電に関する課金を実行した後に充電途中終了通知を受信すると(ステップS23)、ステップS21で受信したカードIDを、課金先情報として格納部102に格納する(ステップS24)。
次に、本実施形態の効果について説明する。
制御部101は、EVへの充電に関する課金の課金先を特定するカードIDを受けた場合に、カードIDにて特定される課金先に、該充電に関する課金を実行する。そして、制御部101は、課金を実行した後に該充電が途中で終了した場合に、その課金の課金先を特定する課金先情報を格納部102に格納する。
このため、格納部102に格納された課金先情報は、充電に対して課金されたにもかかわらず、その課金に対応する対価(充電)が十分に払われていない課金先(以下「補償対象課金先」と称する)を特定することになる。よって、格納部102に格納された課金先情報を用いて補償対象課金先を特定可能となり、その補償対象課金先に対して何らかの補償を行うことが可能になる。
次に、本実施形態の変形例を説明する。
制御部101は、新たな充電に関する課金の課金先を特定するカードID(第3情報)を受けると、そのカードIDにて特定される課金先が課金先情報にて特定される課金先(補償対象課金先)と同一である場合に、その新たな充電に関する課金を禁止してもよい。この場合、補償対象課金先に対して無料充電(補償)を提供可能になる。なお、新たな充電に関する課金を禁止することは、新たな充電を無料とすることを意味する。この点は、以下の説明でも同様である。
また、制御部101は、所定の充電装置を用いて新たな充電に関する課金の課金先を特定するカードIDを受けると、そのカードIDにて特定される課金先が課金先情報にて特定される課金先と同一である場合に、その新たな充電に関する課金を禁止(課金を無料に)してもよい。この場合、補償対象課金先に対して無料充電(補償)を提供できる充電装置を、所定の充電装置(例えば、特定のエリアに存在する充電装置や、予め指定しておいた充電装置や、同一の管理者にて管理されている充電装置)にすることが可能になる。
また、制御部101は、課金が禁止された新たな充電が完了した場合に、格納部102から課金先情報を削除してもよい。この場合、補償対象課金先に対して1回の無料充電(補償)を提供可能になる。
また、制御部101は、ある充電装置において充電が途中で終了した場合、当該充電装置において充電を無料にしてもよい。
詳細に説明すると、制御部101は、複数の充電装置が補償対象課金先などの課金先情報を共有している場合、該複数の充電装置のうちで、充電が途中で終了した充電装置とは異なる充電装置において充電を無料にしてもよい。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態は、第1実施形態の充電制御装置100(図1参照)と通信可能な充電装置に関する。
図3は、第2実施形態の充電装置200を示した図である。
充電装置200は、充電部201と、通信制御部202と、を含む。
充電部201は、EVに対して充電を実行する。
通信制御部202は、第1実施形態の充電制御装置100と通信する。また、通信制御部202は、充電部201の動作を監視する。
次に、本実施形態の動作について説明する。
図4は、充電装置200の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、EVのユーザは、EVを充電するためにEVを充電部201に接続する。充電部201は、EVと接続した後、EVへの充電を開始する。
続いて、EVのユーザは、EVへの充電に対する課金処理を実行させるために通信制御部202にカードIDを読み込ませる。例えば、カードIDが非接触IC(Integrated Circuit)カードに保持されている場合、EVのユーザは、非接触ICカードを通信制御部202に近づける。通信制御部202は、近接する非接触ICから送信されたカードID(例えば、電子マネーの課金用のカードID)を受信する。通信制御部202は、カードIDを受信すると、そのカードIDを充電制御装置100に送信する(ステップS41)。
その後、充電中に、充電装置もしくはEVに異常が発生した場合、充電部201は、EVへの充電を途中で終了する。EVへの充電が途中で終了すると、通信制御部202は、充電途中終了通知を充電制御装置100に送信する(ステップS42)。
次に、本実施形態の効果について説明する。
充電部201は、EVに対して充電を実行する。通信制御部202は、その充電に関する課金の課金先を特定するカードIDを受けると、そのカードIDを充電制御装置100に送信する。また、通信制御部202は、EVへの充電が途中で終了すると、充電途中終了通知を充電制御装置100に送信する。
このため、充電制御装置100が補償対象課金先を特定する動作を支援することが可能になる。
(第3実施形態)
本実施形態では、充電制御装置として機能する情報収集機器は、課金に対する対価が十分に払われていない課金先を、所定の条件を用いて特定する。
そして、情報収集機器は、新たな充電に関する課金の課金先を特定するカードIDを受けると、そのカードIDにて特定される課金先が課金先情報にて特定される課金先(補償対象課金先)と同一である場合に、その新たな充電に関する課金を禁止する。
図5は、本発明の第3実施形態の情報収集機器100Aおよび複数の充電装置200Aを含む充電システムを示した図である。情報収集機器100Aは、充電制御装置の一例である。充電装置200Aは複数台に限らず1台でもよい。
充電装置200Aは、充電部201Aと、入力部202Aと、表示部203Aと、通信部204Aと、制御部205Aと、を含む。入力部202Aと通信部204Aと制御部205Aは、通信制御部206Aに含まれる。
充電部201Aは、EV300Aを充電する。充電部201Aは、EV300Aへの充電が途中で終了した場合、充電途中終了を示すエラー信号を制御部205Aに出力する。
入力部202Aは、例えば、カードリーダである。入力部202Aは、カードからカードIDを受ける。本実施形態では、入力部202Aは、EVのユーザが所有する課金用の非接触ICカード(例えば、電子マネー用の非接触ICカード)から、カードIDを受信する。なお、入力部202Aは、課金用のカードに接触してカードIDを読み取ることでカードIDを受け付けてもよい。
表示部203Aは、種々の画面を表示する。
通信部204Aは、情報収集機器100Aと通信する。例えば、通信部204Aは、カードIDを情報収集機器100Aに送信する。また、通信部204Aは、充電途中終了を示すエラー信号に応じた充電途中終了通知と、充電途中終了時の充電状況を示す充電結果とを、情報収集機器100Aに送信する。
制御部205Aは、充電装置200Aを制御する。例えば、制御部205Aは、充電部201Aの動作を監視する。
通信制御部206Aは、カードIDを受けた場合に、カードIDを、情報収集機器100Aに送信する。通信制御部206Aは、充電が途中で終了した場合に、その旨を情報収集機器100Aに送信する。
情報収集機器100Aは、通信部101Aと、充電結果保存部102Aと、判断条件保存部103Aと、格納部104Aと、制御部105Aと、を含む。
通信部101Aは、充電装置200Aと通信する。
充電結果保存部102Aは、通信部101Aが充電装置200Aから受信した充電結果および充電途中終了通知を保存する。
判断条件保存部103Aは、課金先情報を格納部104Aに格納するための条件(以下「判断条件」と称する)を保存する。
格納部104Aは、充電結果保存部102Aに保存された充電結果が、判断条件保存部103Aに保存されている判断条件を満たす場合に、課金先情報を含む無料充電対象情報を格納する。無料充電対象情報は、第2情報の一例である。
課金先情報としては、カードIDが用いられる。
無料充電対象情報は、カードIDの他に、充電結果に関する情報と、リトライ回数と、有効期限日を特定する情報と、を含む。リトライ回数の初期値は0である。
制御部105Aは、情報収集機器100Aを制御する。
次に、本実施形態の動作について説明する。
図6は、本実施形態の動作を説明するためのシーケンス図である。以下では、説明の簡略化を図るため、充電装置200Aの数を「1」としている。
EV300Aのユーザは、EV300Aを充電するためにEV300Aを充電部201Aに接続する。
EV300Aが充電部201Aに接続されると、制御部205Aは、充電部201AとEV300Aとの接続に関して公知の絶縁試験を行う。絶縁試験が終了すると、EV300Aは、充電部201Aに対し、充電の開始を指示する。充電部201Aは、この指示を受けると、EV300Aへの充電(電力供給)を開始する(ステップS61)。
また、EV300Aのユーザは、課金用の非接触ICカードを入力部202Aに近づける。入力部202Aは、非接触ICカードの接近に応じて、非接触ICカードから、カードIDを受信する(ステップS62)。続いて、入力部202Aは、カードIDを制御部205Aに出力する。
制御部205Aは、カードIDを受けると、カードIDのコピーを生成してそのコピーを保持する。続いて、制御部205Aは、カードID(コピー元のカードID)を通信部204Aから情報収集機器100Aに送信する(ステップS63)。
情報収集機器100Aでは、通信部101Aは、充電装置200AからカードIDを受信すると(ステップS64)、そのカードIDを制御部105Aに出力する。
制御部105Aは、カードIDを受けると、格納部104Aを参照して、カードIDにて特定される課金先が補償対象課金先として設定されているかを判断する(ステップS65)。
ステップS65での判断例としては、制御部105Aは、カードIDにて特定される課金先と同じ課金先を示す課金先情報が格納部104Aに格納されている場合、カードIDにて特定される課金先が補償対象課金先として設定されていると判断する。一方、カードIDにて特定される課金先と同じ課金先を示す課金先情報が格納部104Aに格納されていない場合、制御部105Aは、カードIDにて特定される課金先が補償対象課金先として設定されていないと判断する。
カードIDにて特定される課金先が補償対象課金先として設定されていない場合、制御部105Aは、カードIDにて特定される課金先に対して、EV充電に関する課金を実行する(ステップS66)。
ステップS65において、カードIDにて特定される課金先が補償対象課金先として設定されている場合(ステップS65のYes)については後述する。
その後、充電中に、充電装置200AもしくはEV300Aに異常が発生した場合、充電部201Aは、EV300Aへの充電を途中で終了する。充電部201Aは、EV300Aへの充電を途中で終了した場合、充電途中終了を示すエラー信号を、制御部205Aに出力する。
制御部205Aは、充電途中終了を示すエラー信号を受けると、充電途中終了時の充電状況を示す充電結果と、充電途中終了通知を、通信部204Aから情報収集機器100Aに送信する(ステップS67)。
充電結果は、制御部205Aが保持していたカードIDのコピー(以下、単に「カードID」と称する)と、充電装置200AのIDと、充電時間と、充電量と、異常の種類と、を示す。
充電装置200AのIDは、充電装置200A自体の識別情報、充電装置200Aの管理者(例えば管理会社や運営会社)の識別情報、または、充電装置200Aが位置するエリアの識別情報でもよい。
異常の種類としては、温度異常や、電圧異常や、充電中に充電装置200Aの非常停止ボタンが操作された異常や、充電中にEV300Aのシフトレバーが「パーキングポジション」から「ドライブポジション」に操作された異常がある。
情報収集機器100Aでは、通信部101Aは、充電装置200Aから充電結果と充電途中終了通知を受信すると(ステップS68)、充電結果と充電途中終了通知を、制御部105Aに出力する。
制御部105Aは、充電結果と充電途中終了通知を受けると、充電結果と充電途中終了通知を充電結果保存部102Aに保存する。
続いて、制御部105Aは、充電結果保存部102Aに保存された充電結果(カードID、充電装置200AのID、充電量、充電時間、異常の種類)が、判断条件保存部103Aに保存されている判断条件を満たすかを判断する(ステップS69)。
判断条件は、「補償対象の充電装置のID」と「許可充電量」と「許可充電時間」と「補償対象の異常状態」のパラメータを有する。
そして、判断条件としては、「充電装置のIDが補償対象の充電装置のIDと同一であり、充電量が許可充電量以下であり、充電時間が許可充電時間以下であり、異常の種類が補償対象の異常状態(温度異常または電圧異常)に該当する」という条件が用いられる。
利用者が故意に充電を停止させた場合は、上記の条件には該当しない。例えば充電中に禁止されているシフトレバーを「パーキングポジション」から「ドライブポジション」に変更する操作を故意に行い充電を中止させた場合や、無理にEVから充電装置のコネクタを外そうとした場合などは上記条件に該当しない。
なお、判断条件は上記に限らず適宜変更可能であり、また、判断条件に応じて、充電結果に含まれる情報も変更される。例えば、補償対象の異常状態として、充電装置側の異常のみが用いられてもよい。
上記の補償対象の充電装置とは、具体的には、充電装置から電気自動車への充電が、温度や電圧の異常により、正常に完了できない場合に、無料で使用が可能となるなどの充電料金の補償が可能な充電装置のことを示している。
ステップS69で判断条件を満たさない場合、制御部105Aは、無料充電対象情報を格納部104Aに格納する処理を行わない。
一方、ステップS69で判断条件を満たす場合、制御部105Aは、格納部104Aを参照して、充電結果に含まれるカードIDにて特定される課金先が補償対象課金先として設定されているかを判断する(ステップS70)。ステップS70の判断手法は、ステップS65の判断手法と同様である。
ステップS70で、カードIDにて特定される課金先が補償対象課金先として設定されていない場合、制御部105Aは、そのカードIDを課金先情報として含み、リトライ回数が「0」に設定された無料充電対象情報を、格納部104Aに格納する(ステップS71)。
このため、無料充電対象情報に含まれる課金先情報(カードID)を参照することにより、補償対象課金先を特定することが可能になる。
無料充電対象情報は、上述したように、カードIDとリトライ回数の他に、充電結果に関する情報と、有効期限(例えば、現在日時+有効期間、または、有効期限日)を特定する有効期限情報と、を含む。
充電結果に関する情報としては、充電装置200AのIDと、充電が途中終了するまでの充電時間および充電量が用いられる。
有効期間は、例えば1週間である。なお、有効期間は、1週間に限らず適宜変更可能である。
一方、ステップS70で、カードIDにて特定される課金先が補償対象課金先として設定されている場合、制御部105Aは、その補償対象課金先を特定する課金先情報を含む無料充電対象情報を更新する(ステップS72)。
この更新では、制御部105Aは、無料充電対象情報のリトライ回数に「1」を加算し、無料充電対象情報が示す充電時間に対して充電結果に含まれている充電時間を加算し、無料充電対象情報が示す充電量に対して充電結果に含まれている充電量を加算する。
続いて、制御部105Aは、無料充電対象情報が示すリトライ回数が、判断条件保存部103Aに保存されているリトライ回数上限値に達している場合(ステップS73)、その無料充電対象情報を格納部104Aから削除する(ステップS74)。リトライ回数がリトライ回数上限値に達している状況としては、EV300Aのユーザが、故意にEV300Aに対する充電を連続して中断しているケースが想定される。この対策として、ステップS73およびS74が機能して、そのようなユーザに対する無料充電を抑制可能になる。
一方、リトライ回数がリトライ回数上限値に達していない場合(ステップS73)、制御部105Aは、無料充電対象情報に含まれる有効期限が切れているかを判断する(ステップS75)。
ステップS75では、制御部105Aは、無料充電対象情報に含まれている有効期限情報にて特定される有効期限が過ぎている場合に、無料充電対象情報の有効期限が切れていると判断する。一方、無料充電対象情報に含まれている有効期限情報にて特定される有効期限が過ぎていない場合、制御部105Aは、無料充電対象情報の有効期限が切れていないと判断する。
無料充電対象情報の有効期限が切れている場合、制御部105Aは、その無料充電対象情報を格納部104Aから削除する(ステップS74)。
一方、無料充電対象情報の有効期限が切れていない場合、制御部105Aは、その無料充電対象情報を格納部104Aに残す。
次に、ステップS65で、カードIDにて特定される課金先が補償対象課金先として設定されている場合について説明する。
この状況としては、充電に対する課金がされたにもかかわらずその充電が途中で終了した充電補償対象課金先(例えば、EV300Aのユーザ)が、再度、EV300Aへの充電(新たな充電)を試みた状況が想定される。
制御部105Aは、まず、補償対象課金先を特定する課金先情報を含む無料充電対象情報の有効期限が切れているかを判断する(ステップS76)。この判断手法は、ステップS75の判断手法と同様である。
無料充電対象情報の有効期限が切れていない場合、制御部105Aは、カードIDにて特定される課金先(補償対象課金先)への課金(新たな充電への課金)を禁止する(ステップS77)。このため、補償対象課金先に対して、無料充電を提供することが可能になる。
制御部105Aは、課金が禁止された新たな充電(無料充電)を、通常の充電(例えば、既定の充電量の充電や、既定の充電時間の充電)と同様に実行させてもよいし、途中で終了した充電の状況に基づいて制御してもよい。一例としては、制御部105Aは、充電装置200AのEV300Aへの無料充電を、無料充電対象情報で特定される充電量や充電時間に基づいて制御してもよい。
例えば、制御部105Aは、EV300Aへの充電を、既定の充電量から無料充電対象情報で特定される充電量(充電中断までに実行された充電量)を差し引いた充電量で終了する充電量指示を、通信部101Aから充電装置200Aに送信する。充電装置200Aでは、制御部205Aは、通信部204Aを介して充電量指示を受けると、その指示に従って充電部201Aの充電を制御する。
また、制御部105Aは、EV300Aへの充電を、既定の充電時間から無料充電対象情報で特定される充電時間(充電中断までに実行された充電時間)を差し引いた充電時間で終了する充電時間指示を、通信部101Aから充電装置200Aに送信する。充電装置200Aでは、制御部205Aは、通信部204Aを介して充電時間指示を受けると、その指示に従って充電部201Aが行う充電を制御する。
なお、課金の禁止された新たな充電(無料充電)が通常の充電と同様に実行される場合には、無料充電対象情報にて充電量や充電時間が特定されなくてもよい。
一方、無料充電対象情報の有効期限が切れている場合、制御部105Aは、その無料充電対象情報を格納部104Aから削除して(ステップS78)、処理をステップS66に進める。この場合、無料充電は提供されない。
次に、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態によれば、制御部105Aは、新たな充電に関する課金の課金先を特定するカードIDを受けると、そのカードIDにて特定される課金先が課金先情報にて特定される補償対象課金先と同一である場合に、その新たな充電に関する課金を禁止する。このため、補償対象課金先に対して、無料充電を提供することが可能になる。
次に、本実施形態の変形例を説明する。
制御部205Aは、充電部201Aの行う充電が完了した際に、保持していたカードIDのコピーと共に充電完了通知を、通信部204Aから情報収集機器100Aに送信してもよい。
そして、情報収集機器100Aの制御部105Aは、通信部101Aを介してカードIDのコピーと共に充電完了通知を受け付けると、そのカードIDと同一のカードIDを含む無料充電対象情報を、格納部104Aから削除する。
この場合、補償対象課金先に対して1回の無料充電を提供することが可能になる。
ステップS63で、充電装置200Aから、カードIDと共に充電装置200AのIDが送信されてもよい。この場合、制御部105Aは、ステップS65において以下のように動作してもよい。
充電装置200Aから受信したカードIDおよび充電装置200AのIDと同じカードIDと充電装置のIDを示す無料充電対象情報が格納部104Aに無い場合、制御部105Aは、処理をステップS66に進める。
ここで、無料充電対象情報に示される充電装置のIDは、無料充電を行える充電装置(所定の充電装置)のIDを意味する。
一方、充電装置200Aから受信したカードIDおよび充電装置200AのIDと同じカードID(課金先情報)と充電装置のID(充電結果に含まれる)を示す無料充電対象情報がある場合、制御部105Aは、処理をステップS76に進める。
なお、ステップS63で、充電装置200Aから充電装置200AのIDが送信されない場合、無料充電対象情報は、充電装置のIDを含まなくてもよい。
制御部105Aは、ステップS70において以下のように動作してもよい。
充電装置200Aから受信したカードIDおよび充電装置200AのIDと同じカードID(課金先情報)と充電装置のID(充電結果に含まれる)を示す無料充電対象情報が格納部104Aに無い場合、制御部105Aは、処理をステップS71に進める。
一方、充電装置200Aから受信したカードIDおよび充電装置200AのIDと同じカードID(課金先情報)と充電装置のID(充電結果に含まれる)を示す無料充電対象情報がある場合、制御部105Aは、処理をステップS72に進める。
上記変形例において、充電装置200Aは受信したカードIDおよび充電装置200AのIDを制御部105Aに送信している。そのため、例えば特定のエリアに存在する複数の充電装置や予め指定された複数の充電装置など、同一の管理者にて管理されている複数の充電装置などにおいて、特定の充電装置で充電中に異常などにより充電が中断されたとしても、同種類の充電装置のIDを有する他の充電装置において無料の充電を行うことができる。
(第4実施形態)
第3実施形態では、カードIDを用いて補償対象課金先が特定された。これに対して、本発明の第4実施形態では、カードIDとは異なる情報(例えば、補償対象課金先に関連づけられたパスワード)を用いて補償対象課金先が特定される。このため、カードIDが無い状況でも、補償対象課金先を特定することが可能になる。
図7は、本発明の第4実施形態の情報収集機器100Bおよび複数の充電装置200Bを含む充電システムを示した図である。図7において、図5に示したものと同一構成のものには同一符号を付してある。
充電装置200Bと図5に示した充電装置200Aとの主な相違点は、充電装置200Bが、入力部202Aの代わりに入力部202Bを含み、制御部205Aの代わりに制御部205Bを含む点である。以下、充電装置200Bについて、充電装置200Aとの相違点を中心に説明する。
入力部202Bは、例えば、入力キーまたはタッチパネルである。入力部202Bは、ユーザIDや、補償対象課金先に関連づけられたパスワードを受け付ける。ユーザIDは、第1情報の一例である。パスワードは、第2情報の一例である。パスワードは、補償対象課金先に対して発行される。
制御部205Bは、充電装置200Bを制御する。例えば、制御部205Bは、入力部206BがユーザIDやパスワードを受け付けた場合、それらを通信部204Aから情報収集機器100Bに送信する。
情報収集機器100Bと図5に示した情報収集機器100Aとの主な相違点は、情報収集機器100Bが、制御部105Aの代わりに制御部105Bを含む点である。以下、情報収集機器100Bについて、情報収集装置100Aとの相違点を中心に説明する。
制御部105Bは、ユーザIDを、第3実施形態におけるカードID(ただし、無料充電対象情報に含まれるカードIDを除く)の代わりに用いる。
制御部105Bは、補償対象課金先に対してパスワードを発行する。
制御部105Bは、パスワードを、補償対象課金先(パスワードにて特定される課金先)に通知する。この通知の手法は、例えば、充電装置200Bの表示部203Aにパスワードを表示させる手法である。予めユーザIDに対して通知先(例えば、Eメールアドレス)が設定されている場合には、制御部105Bは、その通知先に対してパスワードの通知(Eメールや携帯電話用アプリケーションを用いた通知)を行ってもよい。
制御部105Bは、パスワードを、第3実施形態における無料充電対象情報に含まれるカードIDの代わりに用いる。
次に、本実施形態の動作を説明する。
図8は、充電装置200BがユーザIDを受けた場合の動作を説明するためのシーケンス図である。図9は、充電装置200Bがパスワードを受けた場合の動作を説明するためのシーケンス図である。図8および図9において、図6に示した処理と同一処理には同一符号を付してある。以下、図6に示した処理と異なる点を中心に本実施形態の動作を説明する。
まず、図8を参照して、EV300AのユーザがユーザIDを入力する場合の動作を説明する。
EV300Aのユーザは、EV300Aを充電するためにEV300Aを充電部201Aに接続する。
EV300Aが充電部201Aに接続されると、制御部205Bは、充電部201AとEV300Aとの接続に関して公知の絶縁試験を行う。絶縁試験が終了すると、EV300Aは、充電部201Aに対し、充電の開始を指示する。充電部201Aは、この指示を受けると、EV300Aへの充電(電力供給)を開始する(ステップS61)。
また、EV300Aのユーザは、ユーザIDを入力部202Bに入力する。入力部202Bは、ユーザIDを受けると(ステップS81)、ユーザIDを制御部205Bに出力する。
制御部205Bは、ユーザIDを受けると、ユーザIDのコピーを生成してそのコピーを保持する。続いて、制御部205Bは、ユーザID(コピー元のユーザID)を通信部204Aから情報収集機器100Bに送信する(ステップS82)。
情報収集機器100Bでは、通信部101Aは、充電装置200BからユーザIDを受信すると(ステップS83)、そのユーザIDを制御部105Bに出力する。
制御部105Bは、ユーザIDを受けると、ユーザIDにて特定される課金先に対して、EV充電に関する課金を実行する(ステップS66)。
その後、充電中に、充電装置200BもしくはEV300Aに異常が発生した場合、充電部201Aは、EV300Aへの充電を途中で終了する。充電部201Aは、EV300Aへの充電を途中で終了した場合、充電途中終了を示すエラー信号を、制御部205Bに出力する。
制御部205Bは、充電途中終了を示すエラー信号を受けると、充電途中終了時の充電状況を示す充電結果と、充電途中終了通知を、通信部204Aから情報収集機器100Bに送信する(ステップS67)。
充電結果は、制御部205Bが保持していたユーザIDのコピー(以下、単に「ユーザID」と称する)と、充電装置200BのIDと、充電時間と、充電量と、異常の種類と、を示す。
情報収集機器100Bでは、通信部101Aは、充電装置200Bから充電結果と充電途中終了通知を受信すると(ステップS68)、充電結果と充電途中終了通知を、制御部105Bに出力する。
制御部105Bは、充電結果と充電途中終了通知を受けると、充電結果と充電途中終了通知を充電結果保存部102Aに保存する。
続いて、制御部105Bは、充電結果保存部102Aに保存された充電結果(ユーザID、充電装置200BのID、充電量、充電時間、異常の種類)が、判断条件保存部103Aに保存されている判断条件を満たすかを判断する(ステップS69)。
ステップS69で判断条件を満たさない場合、制御部105Bは、無料充電対象情報を格納部104Aに格納しない。
一方、ステップS69で判断条件を満たす場合、制御部105Bは、格納部104Aを参照して、充電結果に含まれるユーザIDにて特定される課金先が補償対象課金先として設定されているかを判断する(ステップS70)。
ステップS70で、ユーザIDにて特定される課金先が補償対象課金先として設定されていない場合、制御部105Bは、ユーザIDにて特定される課金先(補償対象課金先)に対してパスワードを発行する(ステップS84)。
続いて、制御部105Bは、パスワードを、ユーザIDにて特定される課金先である補償対象課金先(パスワードにて特定される課金先)に通知する(ステップS85)。
続いて、制御部105Bは、パスワードとユーザIDの各々を課金先情報として含み、リトライ回数が「0」に設定された無料充電対象情報を、格納部104Aに格納する(ステップS71)。
このため、無料充電対象情報の課金先情報(ユーザIDまたはパスワード)を参照することにより、補償対象課金先(課金先情報にて特定される課金先)を特定することが可能になる。
一方、ステップS70で、ユーザIDにて特定される課金先が補償対象課金先として設定されている場合、制御部105Bは、その補償対象課金先を特定する課金先情報を含む無料充電対象情報を更新する(ステップS72)。以下、第3実施形態と同様の処理が実行させる。
次に、図9を参照して、EV300Aのユーザが、通知されたパスワードを入力する場合の動作を説明する。
EV300Aのユーザは、EV300Aを再度充電するためにEV300Aを充電部201Aに接続する。EV300Aが充電部201Aに接続されると、ステップS61が実行される。
また、EV300Aのユーザは、通知されたパスワードを入力部202Bに入力する。入力部202Bは、パスワードを受けると(ステップS91)、パスワードを制御部205Bに出力する。
制御部205Bは、パスワードを受けると、パスワードを通信部204Aから情報収集機器100Bに送信する(ステップS92)。
情報収集機器100Bでは、通信部101Aは、充電装置200Bからパスワードを受信すると(ステップS93)、そのパスワードを制御部105Bに出力する。
制御部105Bは、パスワードを受けると、格納部104Aを参照して、パスワードにて特定される課金先が課金先情報(補償対象課金先)として設定されているかを判断する(ステップS94)。
パスワードにて特定される課金先が課金先情報(補償対象課金先)として設定されていないと、制御部105Bは、充電中止指示を、通信部101Aから充電装置200Bに送信する(ステップS95)。充電装置200Bの制御部205Bは、通信部204Aを介して充電中止指示を受信すると、充電部201Aが実行している充電を中止する。このため、通知されたパスワード以外のパスワードを用いた無料充電を停止することが可能になる。
一方、パスワードにて特定される課金先が課金先情報(補償対象課金先)として設定されていると、制御部105Bは、ステップS76に進む。
次に、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態によれば、制御部105Bは、課金を実行した後に充電が途中で終了した場合に、ユーザIDと異なるパスワードを、そのパスワードにて特定される課金先(補償対象課金先)に通知する。このため、無料充電の際に必要となるパスワードを補償対象課金先に知らせることが可能になる。
次に、本実施形態の変形例を説明する。
制御部205Bは、入力されたパスワードのコピーを保持し、その後に充電が完了した際に、その保持していたパスワードのコピーと共に充電完了通知を、通信部204Aから情報収集機器100Bに送信してもよい。
そして、情報収集機器100Bの制御部105Bは、通信部101Aを介してパスワードのコピーと共に充電完了通知を受け付けると、そのパスワードと同一のパスワードを含む無料充電対象情報を、格納部104Aから削除する。
この場合、補償対象課金先に対して1回の無料充電を提供することが可能になる。
第3実施形態の変形例で示した変形と同様の変形が、第4実施形態において行われてもよい。
例えば、充電装置200Bから、パスワードと共に充電装置200BのIDが送信されてもよい。この場合、制御部105Bは、ステップS94において以下のように動作してもよい。
充電装置200Bから受信したパスワードおよび充電装置200BのIDと同じパスワードと充電装置のIDを示す無料充電対象情報が格納部104Aに無い場合、制御部105Bは、処理をステップS95に進める。
一方、充電装置200Bから受信したパスワードおよび充電装置200BのIDと同じカードID(課金先情報)と充電装置のIDを示す無料充電対象情報がある場合、制御部105Bは、処理をステップS76に進める。
なお、ステップS92で、充電装置200Bから充電装置200BのIDが送信されない場合、無料充電対象情報は、充電装置のIDを含まなくてもよい。
上記第3実施形態の変形例と同様に、例えば特定のエリアに存在する複数の充電装置や、予め指定された複数の充電装置など、同一の管理者にて管理されている複数の充電装置などにおいて、特定の充電装置で充電中に異常などにより充電が中断されたとしても、パスワードと充電装置とユーザIDとを共有する他の充電装置において無料の充電を行うことができる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態は、充電装置がEVへの充電を途中で終了した場合に、その充電装置での次回の充電を無料にする充電制御装置に関する。
図10は、本発明の第5実施形態の充電制御装置100Cを示した図である。
充電制御装置100Cは、制御部106Cと、禁止部107Cと、を含む。
制御部106Cは、EVへの充電装置(例えば、図3に示した第2実施形態の充電装置200)からの充電に関する課金用の情報(例えば、カードID)を受けた場合に、その充電についての課金を実行する。
禁止部107Cは、無料部の一例である。禁止部107Cは、制御部106Cが課金を実行した後に、課金の対象となっている充電が途中で終了した場合に、制御部106Cが、充電を途中で終了した充電装置での次回の充電に関する課金を実行することを禁止する。観点を変えて説明すると、制御部106Cが課金を実行した後に課金の対象となっている充電が途中で終了した場合に、禁止部107Cが、充電を途中で終了した充電装置での次回の充電を無料とする。
次に、本実施形態の動作について説明する。
図11は、充電制御装置100Cの動作を説明するためのフローチャートである。図11において、図2で示した処理と同一処理には同一符号を付してある。
まず、EVのユーザは、EVを充電するためにEVを充電装置に接続する。続いて、EVのユーザは、充電に対する課金処理を実行させるために充電装置にカードIDを読み込ませる。充電装置は、EVと接続した後、EVへの充電を開始する。また、充電装置は、読み込んだカードIDを充電制御装置100Cに送信する。
充電制御装置100Cの制御部106Cは、充電装置からカードIDを受信すると(ステップS21)、カードIDに関連づけられているEVのユーザに対して、EV充電に関する課金を実行する(ステップS22)。
その後、充電中に、充電装置もしくはEVに異常が発生した場合、充電装置は、EVへの充電を途中で終了する。EVへの充電が途中で終了すると、充電装置は、充電途中終了通知を、充電制御装置100Cに送信する。
充電制御装置100Cの禁止部107Cは、制御部106Cでの課金実行後に充電途中終了通知を受信すると(ステップS23)、制御部106Cが、充電を途中で終了した充電装置での次回の充電に関する課金を実行することを禁止する(ステップS111)。
次に、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態によれば、禁止部107Cは、制御部106Cでの課金実行後に充電途中終了通知を受信すると、制御部106Cが、充電を途中で終了した充電装置での次回の充電に関する課金を実行することを禁止する。
このため、EVへの充電が途中で終了してしまったEVのユーザは、EVの充電を同じ充電装置を使って続けて行うことで、EVに対する無料の充電(補償)を受けることが可能になる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。
禁止部107Cは、次回の充電も途中で終了したときは、連続する充電途中終了の回数が所定数に達するまで、その次の充電に対する課金を制御部106Cが課金することを禁止してもよい。
また、禁止部107Cは、充電を途中で終了した充電装置での次回の充電が無料になることを出力(例えば、表示)する指示を、充電を途中で終了した充電装置に通知してもよい。
(第6実施形態)
本実施形態では、充電制御装置として機能する情報収集機器は、課金に対する充電を十分に実行していない充電装置を、特定の条件を用いて特定する。
そして、情報収集機器は、課金に対する充電を十分に実行していない充電装置を用いた次回の充電を無料にする。
図12は、本発明の第6実施形態の情報収集機器100Dおよび複数の充電装置200Aを含む充電システムを示した図である。図12において、図5に示したものと同一構成のものには同一符号を付してある。
情報収集機器100Dと図5に示した情報収集機器100Aとの主な相違点は、情報収集機器100Dが、制御部105Aの代わりに制御部106Dおよび禁止部107Dを含み、格納部104Aが省略されている点である。以下、情報収集機器100Dについて、情報収集装置100Aとの相違点を中心に説明する。
制御部106Dは、EVへの充電装置200Aから充電に関する課金用の情報であるカードIDを受けた場合に、その充電についての課金を実行する。
禁止部107Dは、課金実行後に充電途中終了通知と充電結果を受信すると、充電結果が、判断条件保存部103Aに保存されている判断条件を満たす場合に、制御部106Dが、充電を途中終了した充電装置での次回の充電の課金を実行することを禁止する。
次に、本実施形態の動作を説明する。
図13は、本実施形態の動作を説明するためのシーケンス図である。図13において、図6に示した処理と同一の処理には同一符号を付してある。以下、図6に示した処理と異なる点を中心に本実施形態の動作を説明する。
本実施形態では、ステップS66は制御部106Dにて実行され、ステップS69は禁止部107Dにて実行される。
禁止部107Dは、ステップS69で判断条件が満たされる場合、制御部106Dが、充電を途中終了した充電装置での次回の充電の課金を実行することを禁止する(ステップS131)。
続いて、禁止部107Dは、充電装置200Aでの次回の充電が無料になることを表示する表示指示を、充電装置200Aに通知する(ステップS132)。
充電装置200Aの制御部205Aは、通信部204Aを介して表示指示を受けると(ステップS133)、表示部203Aに、充電装置200Aでの次回の充電が無料になる旨の画面を表示する(ステップS134)。
次に、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態によれば、禁止部107Dは、充電結果が判断条件保存部103Aに保存されている判断条件を満たす場合に、制御部106Dが充電を途中終了した充電装置での次回の充電の課金を実行することを禁止する。このため、判断条件を用いて、無料充電を行うか否かを決定できる。
また、禁止部107Dは、表示指示(充電を途中で終了した充電装置での次回の充電が無料になることを表示する指示)を、充電を途中で終了した充電装置に通知する。このため、課金されたにも関わらず充電が途中で終了したEVのユーザに対して、無料充電の実施を知らせることが可能になる。
次に、本実施形態の変形例を説明する。
表示指示の代わりに、充電を途中で終了した充電装置での次回の充電が無料になることを音声報知する音声指示が用いられてもよいし、表示指示と音声指示の両方が用いられてもよい。
次に、上記各実施形態に関する変形例を説明する。
各実施形態において、電力を動力とする自動車は、EVに限らず適宜変更可能である。電力を動力とする自動車は、例えば、PHVでもよい。
充電制御装置100、100C、情報収集機器100A、100B、100Dは、それぞれ、充電装置と別体であってもよいし、充電装置に内蔵されてもよい。
充電制御装置の制御部や情報収集機器の制御部が、充電装置での充電が途中で終了したかを主体的に監視してもよい。この場合、充電装置は、充電途中終了通知を送信する必要が無くなる。
各実施形態において、充電制御装置100、100C、充電装置200、200A、200B、情報収集機器100A、100B、100Dは、それぞれ、コンピュータにて実現されてもよい。コンピュータは、コンピュータにて読取り可能な記録媒体に記録されたプログラムを読込み、そのプログラムを実行して、充電制御装置100、100C、充電装置200、200A、200B、情報収集機器100A、100B、100Dのいずれかが有する機能を実行する。記録媒体は、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)等の有形の記録媒体である。記録媒体は、CD−ROMに限らず適宜変更可能である。
充電制御装置100、100C、充電装置200、200A、200B、情報収集機器100A、100B、100Dのそれぞれの構成要素は、ハードウェア(例えば、プロセッサやメモリ等の回路)で実現されてよい。
以上説明した各実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。本発明の構成および動作については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、当業者が理解し得る様々な変更を行うことができる。
この出願は、2015年9月29日に出願された日本出願特願2015−191034を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
100、100C 充電制御装置
100A、100B、100D 情報収集機器
101 制御部
102 格納部
101A 通信部
102A 充電結果保存部
103A 判断結果保存部
104A 格納部
105A、105B 制御部
106C、106D 制御部
107C、107D 禁止部
200、200A 充電装置
201 充電部
202 通信制御部
201A 充電部
202A、202B 入力部
203A 表示部
204A 通信部
205A、205B 制御部
206A 通信制御部

Claims (24)

  1. 自動車への充電に関する課金の課金先を特定する第1情報に基づいて前記課金先に前記課金を実行する制御部と、
    前記課金を実行した後に前記充電が途中で終了した場合に、前記課金先に関する第2情報を格納する格納部と、を備える充電制御装置。
  2. 前記制御部は、新たな充電に関する課金の課金先を特定する第3情報を受けると、当該第3情報にて特定される課金先が前記第2情報にて特定される課金先と同一である場合に、前記新たな充電を無料とする、請求項1に記載の充電制御装置。
  3. 前記無料となる新たな充電は、前記充電が途中で終了した充電装置を用いた新たな充電である、請求項2に記載の充電制御装置。
  4. 前記充電が途中で終了した充電装置が、他の充電装置と前記第2情報を共有している場合、前記無料となる新たな充電は、前記2情報を共有している充電装置のうち前記充電が途中で終了した充電装置とは異なる充電装置を用いた新たな充電である、請求項2に記載の充電制御装置。
  5. 前記制御部は、無料とされた前記新たな充電が完了した場合に、前記格納部から前記第2情報を削除する、請求項2から4のいずれか1項に記載の充電制御装置。
  6. 前記第2情報は、前記途中で終了した充電量および充電時間の少なくとも一方を含む、請求項1から5のいずれか1項に記載の充電制御装置。
  7. 前記第2情報は、前記途中で終了した充電量および充電時間を含み、
    前記制御部は、無料とされた前記新たな充電を前記第2情報で示された充電量および充電時間の少なくとも一方に基づいて制御する、請求項2から5のいずれか1項に記載の充電制御装置。
  8. 前記制御部は、前記第2情報が所定時間以上継続して前記格納部に格納されている場合に、前記格納部から前記第2情報を削除する、請求項1から7のいずれか1項に記載の充電制御装置。
  9. 前記制御部は、同一の課金先に課金される前記充電が所定回数連続して途中で終了した場合に、当該課金先を特定する第2情報を前記格納部から削除する、請求項1から8のいずれか1項に記載の充電制御装置。
  10. 前記制御部は、前記途中で終了した充電の状況が、前記第2情報を前記格納部に格納するための条件を満たす場合に、前記第2情報を前記格納部に格納する、請求項1から9のいずれか1項に記載の充電制御装置。
  11. 前記制御部は、前記課金を実行した後に前記充電が途中で終了した場合に、前記第1情報と異なる前記第2情報を、前記第2情報にて特定される課金先に通知する、請求項1から10のいずれか1項に記載の充電制御装置。
  12. 自動車への充電装置からの充電に関する課金用の情報を受けた場合に、前記課金を実行する制御部と、
    前記課金を実行した後に前記充電が途中で終了した場合に、前記制御部が行う前記充電装置での次回の充電に関する課金を無料にする無料部と、を備える充電制御装置。
  13. 前記無料部は、前記課金後に前記充電が途中で終了した場合に、前記充電装置に対して、前記充電装置での次回の充電が無料である旨を出力することを指示する、請求項12に記載の充電制御装置。
  14. 前記無料部は、前記途中で終了した充電の状況が、次回の充電を無料にするための条件を満たす場合に、前記制御部が前記充電装置での次回の充電に関する課金を無料とする、請求項12または13に記載の充電制御装置。
  15. 自動車への充電を実行する充電部と、
    前記充電に関する課金の課金先を特定する第1情報を受けた場合に、前記第1情報を、請求項1から11のいずれか1項に記載の充電制御装置に送信し、また、前記充電が途中で終了した場合に、その旨を前記充電制御装置に送信する通信制御部と、を備える充電装置。
  16. 自動車への充電を実行する充電部と、
    前記充電に関する課金用の情報を受けた場合に、前記情報を、請求項12から14のいずれか1項に記載の充電制御装置に送信し、また、前記充電が途中で終了した場合に、その旨を前記充電制御装置に送信する通信制御部と、を備える充電装置。
  17. 自動車への充電に関する課金の課金先を特定する第1情報に基づいて前記課金先に前記課金を実行する課金ステップと、
    前記課金を実行した後に前記充電が途中で終了した場合に、前記課金先に関する第2情報を格納部に格納する格納ステップと、を備える充電制御方法。
  18. 自動車への充電装置からの充電に関する課金用の情報を受けた場合に、前記課金を実行する課金ステップと、
    前記課金を実行した後に前記充電が途中で終了した場合に、前記充電装置での次回の充電に関する課金を無料とする無料ステップと、を備える充電制御方法。
  19. 自動車への充電を実行する充電ステップと、
    前記充電に関する課金の課金先を特定する第1情報を受けた場合に、前記第1情報を、請求項1から11のいずれか1項に記載の充電制御装置に送信し、また、前記充電が途中で終了した場合に、その旨を前記充電制御装置に送信する通信制御ステップと、を備える充電通知方法。
  20. 自動車への充電を実行する充電ステップと、
    前記充電に関する課金用の情報を受けた場合に、前記情報を、請求項12から14のいずれか1項に記載の充電制御装置に送信し、また、前記充電が途中で終了した場合に、その旨を前記充電制御装置に送信する通信制御ステップと、を備える充電通知方法。
  21. コンピュータに、
    自動車への充電に関する課金の課金先を特定する第1情報に基づいて前記課金先に前記課金を実行する課金手順と、
    前記課金を実行した後に前記充電が途中で終了した場合に、前記課金先に関する第2情報を格納部に格納する格納手順と、を実行させるためのプログラム。
  22. コンピュータに、
    自動車への充電装置からの充電に関する課金用の情報を受けた場合に、前記課金を実行する制御手順と、
    前記課金を実行した後に前記充電が途中で終了した場合に、前記充電装置での次回の充電に関する課金を無料にする無料手順と、を実行させるためのプログラム。
  23. コンピュータに、
    自動車への充電を実行する充電手順と、
    前記充電に関する課金の課金先を特定する第1情報を受けた場合に、前記第1情報を、請求項1から11のいずれか1項に記載の充電制御装置に送信し、また、前記充電が途中で終了した場合に、その旨を前記充電制御装置に送信する通信制御手順と、を実行させるためのプログラム。
  24. コンピュータに、
    自動車への充電を実行する充電手順と、
    前記充電に関する課金用の情報を受けた場合に、前記情報を、請求項12から14のいずれか1項に記載の充電制御装置に送信し、また、前記充電が途中で終了した場合に、その旨を前記充電制御装置に送信する通信制御手順と、を実行させるためのプログラム。
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