JPH09231285A - マルチメディアホーム電子決済端末装置 - Google Patents
マルチメディアホーム電子決済端末装置Info
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- JPH09231285A JPH09231285A JP7330596A JP7330596A JPH09231285A JP H09231285 A JPH09231285 A JP H09231285A JP 7330596 A JP7330596 A JP 7330596A JP 7330596 A JP7330596 A JP 7330596A JP H09231285 A JPH09231285 A JP H09231285A
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Abstract
(57)【要約】
インターネット、電話網に接続して使用する家庭用マル
チメディア電子決済装置。家庭においてバーチャルショ
ッピング、バーチャルポスト等現金の決済をＩＣカー
ド、クレジットカード、電子マネーによって暗号処理し
て決済を行う。カード決済処理の迅速化、決済の単純化
によって余計な経費を省略出来る。 【構成】マルチメディアモデム２３、コントローラ２
４、カードリーダ２５、プリンター２６、ディスプレイ
２７、キーボード２８、外部機器インタフェース２９、
電話器２１より構成する。又ＰＨＳ端末器６３を介して
接続する事も可能である。
チメディア電子決済装置。家庭においてバーチャルショ
ッピング、バーチャルポスト等現金の決済をＩＣカー
ド、クレジットカード、電子マネーによって暗号処理し
て決済を行う。カード決済処理の迅速化、決済の単純化
によって余計な経費を省略出来る。 【構成】マルチメディアモデム２３、コントローラ２
４、カードリーダ２５、プリンター２６、ディスプレイ
２７、キーボード２８、外部機器インタフェース２９、
電話器２１より構成する。又ＰＨＳ端末器６３を介して
接続する事も可能である。
Description
【０００１】
【産業上の応用分野】本発明は、モデムを内蔵し、イン
ターネット、移動体無線網に接続出来て、家庭でＩＣカ
ードの決済を可能にしたマルチメデイアホーム電子決済
端末装置に関する。
ターネット、移動体無線網に接続出来て、家庭でＩＣカ
ードの決済を可能にしたマルチメデイアホーム電子決済
端末装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来お客は、店に出向いてショッピング
した際クレジットカードを店舖にて決済を行っていた。
また通販、ＴＶショッピングにおいて、代金の決済は、
通販会社より指定された銀行に振り込むとか、現金書留
で送るとか煩雑な手続きが必要だった。
した際クレジットカードを店舖にて決済を行っていた。
また通販、ＴＶショッピングにおいて、代金の決済は、
通販会社より指定された銀行に振り込むとか、現金書留
で送るとか煩雑な手続きが必要だった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】お客、店、クレジット
会社、銀行と４カ所にわたって伝票がまわるため、余計
な時間と、無駄な経費を必要としていた。又、事故も多
く、例えば、多額なお金を請求されたり、買わないもの
をまで請求されることが度々あった。
会社、銀行と４カ所にわたって伝票がまわるため、余計
な時間と、無駄な経費を必要としていた。又、事故も多
く、例えば、多額なお金を請求されたり、買わないもの
をまで請求されることが度々あった。
【０００４】オン・ライン化して家庭でショッピングを
楽しみ、確認してから決済を行う事が出来るから、事故
もなく、カードを持ち歩かないからセキュリティ上安全
である。近年インターネットの発展によって、各種プロ
バイダーの出現によってわざわざ店に出向かなくとも多
種の商品を手にとって品定め出来るのと、同等のバーチ
ャルショッピングが可能になった。
楽しみ、確認してから決済を行う事が出来るから、事故
もなく、カードを持ち歩かないからセキュリティ上安全
である。近年インターネットの発展によって、各種プロ
バイダーの出現によってわざわざ店に出向かなくとも多
種の商品を手にとって品定め出来るのと、同等のバーチ
ャルショッピングが可能になった。
【０００５】１方、店舗側もお客の身元確認が確実にな
り、かつ処理も迅速に成るから資金の回転もよい。銀行
に支払うカードの手数料も少なくてすむ。又、近年、著
しい発展を見せる移動無線にアクセス出来るから本装置
をホームオフィス用として使用出来るし移動が可能であ
るから、移動小オフィス用としても機能を発揮出来る。
り、かつ処理も迅速に成るから資金の回転もよい。銀行
に支払うカードの手数料も少なくてすむ。又、近年、著
しい発展を見せる移動無線にアクセス出来るから本装置
をホームオフィス用として使用出来るし移動が可能であ
るから、移動小オフィス用としても機能を発揮出来る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】マルチメディアモデム
（２３）ＤＳＶＤを内蔵する事によって、音声、データ
を１本の回線で目的を達成する事が出来る。ホームオフ
ィスとして、家庭で仕事をする人が増えた現在、余計な
回線料を払わず従来どうり１本の回線で機能を達成する
事ができるから経済的である。
（２３）ＤＳＶＤを内蔵する事によって、音声、データ
を１本の回線で目的を達成する事が出来る。ホームオフ
ィスとして、家庭で仕事をする人が増えた現在、余計な
回線料を払わず従来どうり１本の回線で機能を達成する
事ができるから経済的である。
【０００７】本モデムシステム（２３）には音声応答、
録音機能も備えているから留守録、ビジネストの案内も
する事が出来る。家庭においては無駄な出費を極力省く
事が肝要であるから、本発明の様な電子決済端末装置を
備えれば、いちいち店に出向く交通費の節約にも効果を
発揮する。
録音機能も備えているから留守録、ビジネストの案内も
する事が出来る。家庭においては無駄な出費を極力省く
事が肝要であるから、本発明の様な電子決済端末装置を
備えれば、いちいち店に出向く交通費の節約にも効果を
発揮する。
【０００８】
【作用】図２において、マルチメディアホーム電子決済
端末装置には、マルチメディアモデムシステム（２３）
ＤＳＶＤが内蔵されている。モデム（２３）はインター
ネット、ＰＨＳ端末器（６３）、電話器（２１）が接続
している。モデム（２３）で音声とデータに分離してコ
ントローラ（２４）に接続される。
端末装置には、マルチメディアモデムシステム（２３）
ＤＳＶＤが内蔵されている。モデム（２３）はインター
ネット、ＰＨＳ端末器（６３）、電話器（２１）が接続
している。モデム（２３）で音声とデータに分離してコ
ントローラ（２４）に接続される。
【０００９】コントローラ（２４）はＩＣカードリーダ
（２５）、プリンター（２６）、ディスプレイ（２
７）、キーボードスイッチ（２８）、図示していないフ
ァンクションキーの識別機能をもっている。さらに外部
機器とのインタフェース２９、ＲＳ２３２Ｃ、スカジー
等の制御機能をもっている。２９のインタフェースは手
持ちのパソコンに接続する事も出来る。
（２５）、プリンター（２６）、ディスプレイ（２
７）、キーボードスイッチ（２８）、図示していないフ
ァンクションキーの識別機能をもっている。さらに外部
機器とのインタフェース２９、ＲＳ２３２Ｃ、スカジー
等の制御機能をもっている。２９のインタフェースは手
持ちのパソコンに接続する事も出来る。
【００１０】ユーザは本装置のみで、キーボードよりイ
ンターネットに接続されたプロバイダーにアクセスして
必要とする情報、ショッピングモールを見ることが出来
る。この場合、商品を買うだけでなく、必要とする情報
をデータとしてプロバイダーより本装置に入力して決済
を行う。
ンターネットに接続されたプロバイダーにアクセスして
必要とする情報、ショッピングモールを見ることが出来
る。この場合、商品を買うだけでなく、必要とする情報
をデータとしてプロバイダーより本装置に入力して決済
を行う。
【００１１】この場合、本装置のディスプレイ（２７）
を介して画面を見ながら行う事も可能であるが、家庭用
端末として小型にまとめてあるので、画面は小さい。よ
り効果的にこの様なバーチャルショッピングを楽しみた
い場合は、インタフェース（２９）を介してパソコン、
又はＴＶ上より見るのが効果的である。
を介して画面を見ながら行う事も可能であるが、家庭用
端末として小型にまとめてあるので、画面は小さい。よ
り効果的にこの様なバーチャルショッピングを楽しみた
い場合は、インタフェース（２９）を介してパソコン、
又はＴＶ上より見るのが効果的である。
【００１２】バーチャルショッピングの場合、単に情報
だけもらえば良い場合もある。例えば、電子本などはそ
の良い例である。プロバイダーより本の情報をデータと
して本装置に回線を通して送ってもらっても良い。その
ためにコントローラ（２４）には図示してない相当量の
メモリが備えられている。
だけもらえば良い場合もある。例えば、電子本などはそ
の良い例である。プロバイダーより本の情報をデータと
して本装置に回線を通して送ってもらっても良い。その
ためにコントローラ（２４）には図示してない相当量の
メモリが備えられている。
【００１３】以上、本装置は近年著しく発展を見せて来
たホームマルチメデイア情報家電として威力を発揮する
ものである。構成する部品は特別なものでなく、パソコ
ン程大げさでない。メモリの容量を大きくしたい場合は
コントローラ２４にハードデスク、又はＰＤ（相変化Ｃ
ＤＲＯＭ、書き込み可能）６００ＭＢ程度のものを備え
れば一層効果がある。
たホームマルチメデイア情報家電として威力を発揮する
ものである。構成する部品は特別なものでなく、パソコ
ン程大げさでない。メモリの容量を大きくしたい場合は
コントローラ２４にハードデスク、又はＰＤ（相変化Ｃ
ＤＲＯＭ、書き込み可能）６００ＭＢ程度のものを備え
れば一層効果がある。
【００１４】
【実施例】次に具体的に本発明の実施例を詳細に示す。
図１は本発明の全体構成図を示す。マルチメディアホー
ム用電子決済端末装置（以下ＨＥＣＴ（Ｈｏｍｅ Ｅｌ
ｅｃｔｒｏｎｉｃ ｃａｓｈ Ｔｅｒｍｉｎａｌ）と呼
ぶ）はインターネット１０と接続され、家庭内に設置さ
れている。ＨＥＣＴ １１はインターネットにアクセス
するためにまずモデムＤＳＶＤ（１２）に接続する。Ｄ
ＳＶＤは（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓ
Ｖｏｉｃｅ ａｎｄ Ｄａｔａ）はＡＴ＆Ｔ社の発明
によるモデムで、音声とデータ、又は音声とイメージを
同時にアナログ回線１体で伝送出来るマルチメディアモ
デムである。
図１は本発明の全体構成図を示す。マルチメディアホー
ム用電子決済端末装置（以下ＨＥＣＴ（Ｈｏｍｅ Ｅｌ
ｅｃｔｒｏｎｉｃ ｃａｓｈ Ｔｅｒｍｉｎａｌ）と呼
ぶ）はインターネット１０と接続され、家庭内に設置さ
れている。ＨＥＣＴ １１はインターネットにアクセス
するためにまずモデムＤＳＶＤ（１２）に接続する。Ｄ
ＳＶＤは（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓ
Ｖｏｉｃｅ ａｎｄ Ｄａｔａ）はＡＴ＆Ｔ社の発明
によるモデムで、音声とデータ、又は音声とイメージを
同時にアナログ回線１体で伝送出来るマルチメディアモ
デムである。
【００１５】本ＨＥＣＴは家庭用に発明した電子決済端
末装置で１体の電話線で音声通話と電子決済用データ通
信をマルチメディアモデムによって行うところに特徴が
ある。
末装置で１体の電話線で音声通話と電子決済用データ通
信をマルチメディアモデムによって行うところに特徴が
ある。
【００１６】ＨＥＣＴ １１はＤＳＶＤモデム１２、プ
リンター１３、ディスプレイ１４、キーボード１５、カ
ードリーダ１６、外部機器、特にパソコンＰＣとのイン
タフェース１７、それに電話器１８より構成される。本
発明によるＨＥＣＴは図３、図４に示す様に外観上は電
話器と１体型で、多機能電話器並の形状をしているのが
特徴である。
リンター１３、ディスプレイ１４、キーボード１５、カ
ードリーダ１６、外部機器、特にパソコンＰＣとのイン
タフェース１７、それに電話器１８より構成される。本
発明によるＨＥＣＴは図３、図４に示す様に外観上は電
話器と１体型で、多機能電話器並の形状をしているのが
特徴である。
【００１７】インターネットを利用して、クレジットカ
ードによるオンライン決済を安全に行うためには、クレ
ジットカード番号などの決済情報は、暗号化する事で、
安全にやりとりできる。安全性を確保するために、各種
の暗号技術が提案されている。
ードによるオンライン決済を安全に行うためには、クレ
ジットカード番号などの決済情報は、暗号化する事で、
安全にやりとりできる。安全性を確保するために、各種
の暗号技術が提案されている。
【００１８】例えばアドバンス社提案のＫＰＳ（Ｋｅｙ
Ｐｒｅｄｉｓｔｒｉｂｕｔｉｏｎｓｙｓｔｅｍ）、Ｗ
ＷＷプラウザで圧倒的なシェアを示めるネットスケープ
社や、クレジット会社とネットワーク会社が共同で設立
したサイバーキャッシュ社も暗号化規格を採用した。当
面、ハッカーにカード番号を盗まれる心配は少なくなっ
た。
Ｐｒｅｄｉｓｔｒｉｂｕｔｉｏｎｓｙｓｔｅｍ）、Ｗ
ＷＷプラウザで圧倒的なシェアを示めるネットスケープ
社や、クレジット会社とネットワーク会社が共同で設立
したサイバーキャッシュ社も暗号化規格を採用した。当
面、ハッカーにカード番号を盗まれる心配は少なくなっ
た。
【００１９】しかし現実的には、デジタルキャッシュ
（電子通貨）を実用化した米国の銀行が現れた。米国の
Ｍａｒｋ Ｔｗａｉｎ ＢａｎｋがオランダのＤｉｇｉ
ｃａｓｈ社と提携して「ｅｃａｓｈ」と呼ぶデジタル・
キャッシュの発行・決済業務を始めた。インターネット
などを使ったエレクトロニック・コマース（電子商取
引）が急速に立ち上がりつつある中、電子決済システム
の構築へ向けた取り組みが世界規模で活発になってい
る。
（電子通貨）を実用化した米国の銀行が現れた。米国の
Ｍａｒｋ Ｔｗａｉｎ ＢａｎｋがオランダのＤｉｇｉ
ｃａｓｈ社と提携して「ｅｃａｓｈ」と呼ぶデジタル・
キャッシュの発行・決済業務を始めた。インターネット
などを使ったエレクトロニック・コマース（電子商取
引）が急速に立ち上がりつつある中、電子決済システム
の構築へ向けた取り組みが世界規模で活発になってい
る。
【００２０】これらの電子決済は全て暗号化技術が基礎
となる。暗号化技術は本来、第三者にデータを盗まれな
いようにするためのもので、共通鍵方式と公開鍵方式に
大別される。共通鍵方式は、データ（平文と呼ぶ）を暗
号化するときと、暗号文を平文に戻すときの鍵が同一の
もとを使う方式である。
となる。暗号化技術は本来、第三者にデータを盗まれな
いようにするためのもので、共通鍵方式と公開鍵方式に
大別される。共通鍵方式は、データ（平文と呼ぶ）を暗
号化するときと、暗号文を平文に戻すときの鍵が同一の
もとを使う方式である。
【００２１】それに対して、公開鍵方式の暗号化技術
は、暗号化する鍵と複合化するときの鍵が異なり、暗号
化する鍵を公開する。データを暗号化したい者は、相手
の公開されている鍵（公開鍵）を入手し暗号文を作成し
て送る。
は、暗号化する鍵と複合化するときの鍵が異なり、暗号
化する鍵を公開する。データを暗号化したい者は、相手
の公開されている鍵（公開鍵）を入手し暗号文を作成し
て送る。
【００２２】暗号文を受け取った者は、自分の復号用の
鍵（秘密鍵）で平文に戻す仕組みだ。この公開鍵方式の
暗号化技術により様々なアプリケーションが実現出来
る。共通鍵方式では鍵を知っている特定者間でしか暗号
文のやり取りが出来ない。しかし公開鍵方式なら、不特
定多数とのやり取りが可能なため、エレクトロニック・
コマースの基礎技術となる。
鍵（秘密鍵）で平文に戻す仕組みだ。この公開鍵方式の
暗号化技術により様々なアプリケーションが実現出来
る。共通鍵方式では鍵を知っている特定者間でしか暗号
文のやり取りが出来ない。しかし公開鍵方式なら、不特
定多数とのやり取りが可能なため、エレクトロニック・
コマースの基礎技術となる。
【００２３】公開鍵方式の実現上標準として普及が進ん
でいるのがＲＳＡである。開発者の３人の頭文字から名
付けられたＲＳＡは、十分に大きな数の素因数分解がコ
ンピュータを使っても困難であることに、技術的な基礎
をおいている。ＲＳＡなど公開鍵方式の暗号化技術は、
デジタル・キャッシュの基礎となるデジタル署名も簡単
に実現出来る。
でいるのがＲＳＡである。開発者の３人の頭文字から名
付けられたＲＳＡは、十分に大きな数の素因数分解がコ
ンピュータを使っても困難であることに、技術的な基礎
をおいている。ＲＳＡなど公開鍵方式の暗号化技術は、
デジタル・キャッシュの基礎となるデジタル署名も簡単
に実現出来る。
【００２４】ＲＳＡなど公開鍵方式の暗号化技術は、デ
ィジタル・キャッシュの基礎となるディジタル署名も簡
単に実現できる。ディジタル署名は、通常の署名と同
様、文書、データ作成者が他者に対して、自からが作っ
た文書であることを証明するものである。ＲＳＡでディ
ジタル署名を行うのは簡単である。通常の暗号化の手順
とは逆に、データの作成者が自分の秘密鍵でそのデータ
を暗号化する。秘密鍵は作成者本人した知らないため、
データの受け手は作成者の公開鍵で復号化すれば、その
データが作成者本人の者であることを確認出来る。
ィジタル・キャッシュの基礎となるディジタル署名も簡
単に実現できる。ディジタル署名は、通常の署名と同
様、文書、データ作成者が他者に対して、自からが作っ
た文書であることを証明するものである。ＲＳＡでディ
ジタル署名を行うのは簡単である。通常の暗号化の手順
とは逆に、データの作成者が自分の秘密鍵でそのデータ
を暗号化する。秘密鍵は作成者本人した知らないため、
データの受け手は作成者の公開鍵で復号化すれば、その
データが作成者本人の者であることを確認出来る。
【００２５】第三者がデータを改ざんしようとした場
合、作成者の公開鍵を使って作成者のオリジナルのデー
タを得ることはできる。しかし、秘密鍵を知らないた
め、改ざんしたデータを暗号化する事が出来ない。そし
て、作成者以外にだれもデータを改ざんしたり、偽物を
作れない以上、作成者は作成した事実や内容を否認する
ことはできない。これが、デジタル署名の基本原理であ
る。
合、作成者の公開鍵を使って作成者のオリジナルのデー
タを得ることはできる。しかし、秘密鍵を知らないた
め、改ざんしたデータを暗号化する事が出来ない。そし
て、作成者以外にだれもデータを改ざんしたり、偽物を
作れない以上、作成者は作成した事実や内容を否認する
ことはできない。これが、デジタル署名の基本原理であ
る。
【００２６】図２はさらに詳細に構成を示したＨＥＣＴ
のブロック図である。２０はインターネット、２１は電
話器、２２はＨＥＣＴ本体を示す。２３はＤＳＶＤモデ
ムを示す。２４はコントローラ、少なくてもインテル製
マイクロプロセッサ４８６ＤＸ同等以上のものを用い
る。
のブロック図である。２０はインターネット、２１は電
話器、２２はＨＥＣＴ本体を示す。２３はＤＳＶＤモデ
ムを示す。２４はコントローラ、少なくてもインテル製
マイクロプロセッサ４８６ＤＸ同等以上のものを用い
る。
【００２７】コントローラ２４はＤＳＶＤモデム２３で
音声と分離したデータのみの処理を行う。データ通信プ
ロトコル処理の他、カードリーダ２５の符号化処理、２
６のプリンター復号化回路、２７のディスプレイ制御回
路それに２８のキーボード、ファンクションキーの各種
キー識別回路を含む。２９は外部機器とのインタフェー
ス、例えばＲＳ２３２Ｃ、スカジー等がある。主として
パソコンとのインタフェースに利用される。
音声と分離したデータのみの処理を行う。データ通信プ
ロトコル処理の他、カードリーダ２５の符号化処理、２
６のプリンター復号化回路、２７のディスプレイ制御回
路それに２８のキーボード、ファンクションキーの各種
キー識別回路を含む。２９は外部機器とのインタフェー
ス、例えばＲＳ２３２Ｃ、スカジー等がある。主として
パソコンとのインタフェースに利用される。
【００２８】ＤＳＶＤモデムは、米国ＡＴ＆Ｔ社、によ
って発明されたデジタルとアナログを同時に伝達する通
信システムで、アナログ信号とデジタル信号を多重化せ
ず、同一周波数帯に共存するように同時に伝達できる。
って発明されたデジタルとアナログを同時に伝達する通
信システムで、アナログ信号とデジタル信号を多重化せ
ず、同一周波数帯に共存するように同時に伝達できる。
【００２９】データ速度を向上させるために、無音に近
い期間を識別する機能をもっている。音声通話はミクロ
的に見た場合、連続性でなく、断続状態、又無音状態が
かなりある。その場合は全ての帯域をデータ通信に専有
するから、データ速度を上げることが出来る。
い期間を識別する機能をもっている。音声通話はミクロ
的に見た場合、連続性でなく、断続状態、又無音状態が
かなりある。その場合は全ての帯域をデータ通信に専有
するから、データ速度を上げることが出来る。
【００３０】データ信号に加えたアナログ信号のエネル
ギーによって、データ伝送に使用するシンボルコンステ
レーションの密度を変化させる。アナログ信号の振幅が
しきい値を下回った場合、シンボルコンステレーション
の密度が増加し、データ信号に加えられた低いアナログ
信号の振幅を利用する。
ギーによって、データ伝送に使用するシンボルコンステ
レーションの密度を変化させる。アナログ信号の振幅が
しきい値を下回った場合、シンボルコンステレーション
の密度が増加し、データ信号に加えられた低いアナログ
信号の振幅を利用する。
【００３１】通常のモデムでは、ＱＡＭシステムの双方
のチャネルを介してデータ及び音声の双方を同時に送信
することは出来ておらず、単一の双方向帯域制限付き通
信チャネルを介して全二重にデータ及びアナログ信号の
双方を通信する事は出来ていない。本モデムシステム２
３には録音用メモリと留守、その他用件を伝えるための
発声装置も備えている。又、移動無線へのアクセスとし
てＰＨＳ端末にも接続出来る。
のチャネルを介してデータ及び音声の双方を同時に送信
することは出来ておらず、単一の双方向帯域制限付き通
信チャネルを介して全二重にデータ及びアナログ信号の
双方を通信する事は出来ていない。本モデムシステム２
３には録音用メモリと留守、その他用件を伝えるための
発声装置も備えている。又、移動無線へのアクセスとし
てＰＨＳ端末にも接続出来る。
【００３２】図３は本発明によるＨＥＣＴの外観図を示
す。形体は現在市販されている多機能電話器と同程度の
大きさと考えて良い。３１は電話器ハンドセット、３２
はディスプレイを示し、液晶、プラズマディスプレイ、
または小形なＣＲＴでも良い。３３はプリンター、ホー
ム用であるから安価なサーマルプリンターか、インクジ
ェットプリンターが適する。３４は電話用テンキーボー
ド。３５は機能スイッチを示す。
す。形体は現在市販されている多機能電話器と同程度の
大きさと考えて良い。３１は電話器ハンドセット、３２
はディスプレイを示し、液晶、プラズマディスプレイ、
または小形なＣＲＴでも良い。３３はプリンター、ホー
ム用であるから安価なサーマルプリンターか、インクジ
ェットプリンターが適する。３４は電話用テンキーボー
ド。３５は機能スイッチを示す。
【００３３】３５の機能スイッチは３６のＩＣカードに
よって決済する際、決済のスタートキーである。確認、
またはキャンセルしたい時に使用する機能スイッチもあ
る。３２のディスプレイを見て、１つ１つの動作を確認
しながら使用者はインタラクテイブに機能をスイッチ３
５を押下する。銀行のＣＤ機（現金決済機）に見られる
様に、音声報知器と３２のディスプレイとスイッチを一
緒にしてタッチキーにして、ファンクションキー３５を
省いた構成でも良い。
よって決済する際、決済のスタートキーである。確認、
またはキャンセルしたい時に使用する機能スイッチもあ
る。３２のディスプレイを見て、１つ１つの動作を確認
しながら使用者はインタラクテイブに機能をスイッチ３
５を押下する。銀行のＣＤ機（現金決済機）に見られる
様に、音声報知器と３２のディスプレイとスイッチを一
緒にしてタッチキーにして、ファンクションキー３５を
省いた構成でも良い。
【００３４】３６はカードを示す。このカード３６はＩ
Ｃカードで従来のクレジットカード、銀行カード、電子
マネーである。矢印の方向にそって挿入し、ＨＥＣＴが
読み取ったら自動的に外に出てくる。機能スイッチ３５
の１つに暗号番号を入力する機能があり、テンキー３４
と合わせて使用する。３７は外部機器とのインタフェー
スコネクタを示す。
Ｃカードで従来のクレジットカード、銀行カード、電子
マネーである。矢印の方向にそって挿入し、ＨＥＣＴが
読み取ったら自動的に外に出てくる。機能スイッチ３５
の１つに暗号番号を入力する機能があり、テンキー３４
と合わせて使用する。３７は外部機器とのインタフェー
スコネクタを示す。
【００３５】機能スイッチ３５はテンキー３４とあわせ
て、電話用電話番号ダイヤル留守録音機能を含んでい
る。留守録音は図２に示したＤＳＶＤモデムシステム２
３にメモリを備えてあり、このメモリに録音する事が出
来る。
て、電話用電話番号ダイヤル留守録音機能を含んでい
る。留守録音は図２に示したＤＳＶＤモデムシステム２
３にメモリを備えてあり、このメモリに録音する事が出
来る。
【００３６】図４の外観図は、図３の他の例を示す。機
能は図３と全く同じであるが、ＩＣカードの挿入方法が
異なるだけである。図に示す矢印の方向よりカードをス
ライドする方法である。４１は電話器ハンドセット、４
２はディスプレイ、４３はプリンター、４４はテンキー
ボード、４５は機能スイッチ、４６はカード読み取り器
を示す。また４７は外部機器とのインタフェースを示
す。
能は図３と全く同じであるが、ＩＣカードの挿入方法が
異なるだけである。図に示す矢印の方向よりカードをス
ライドする方法である。４１は電話器ハンドセット、４
２はディスプレイ、４３はプリンター、４４はテンキー
ボード、４５は機能スイッチ、４６はカード読み取り器
を示す。また４７は外部機器とのインタフェースを示
す。
【００３７】図５は他の実施例を示す。近年発展の著し
いＰＨＳ（パーソナル・ハンデイフォン・システム）を
利用したシステム構成を示す。ＰＨＳは簡易型携帯電話
から高速な無線データ通信端末へと一歩踏みだした。Ｐ
ＨＳを使うデータ通信として、伝送速度３２Ｋビット／
秒の方式が利用出来るようになった。
いＰＨＳ（パーソナル・ハンデイフォン・システム）を
利用したシステム構成を示す。ＰＨＳは簡易型携帯電話
から高速な無線データ通信端末へと一歩踏みだした。Ｐ
ＨＳを使うデータ通信として、伝送速度３２Ｋビット／
秒の方式が利用出来るようになった。
【００３８】手軽く、料金体系も従来のアナログ電話と
変わらないところから今後大いに発展する事が予想され
る。３２Ｋビット／秒の非制限ディジタル・データ通信
を扱う標本も制定された。ＩＤＳＮの６４Ｋビット／秒
との速度整合方式も決まり、ＩＳＤＮとの接続も可能に
なり応用はますます拡大して行くものと考えられる。
変わらないところから今後大いに発展する事が予想され
る。３２Ｋビット／秒の非制限ディジタル・データ通信
を扱う標本も制定された。ＩＤＳＮの６４Ｋビット／秒
との速度整合方式も決まり、ＩＳＤＮとの接続も可能に
なり応用はますます拡大して行くものと考えられる。
【００３９】図５は本発明によるＨＥＣＴを家庭でＰＨ
Ｓによって利用する例を示した。５１は公象網、５２は
ＰＨＳ基地局、５３は家庭にあるＰＨＳ親機５４は家庭
におかれたＨＥＣＴ、５５はＰＨＳ端末である。
Ｓによって利用する例を示した。５１は公象網、５２は
ＰＨＳ基地局、５３は家庭にあるＰＨＳ親機５４は家庭
におかれたＨＥＣＴ、５５はＰＨＳ端末である。
【００４０】ＰＨＳと公象網にＩＳＤＮを用いればアナ
ログ回線を用いるより処理スピードは速くなり、ユーザ
の利便性は向上する。本発明で説明した様に、５４のＨ
ＥＣＴのモデムにＤＳＶＤを用いた場合、伝送速度は最
高で２８． ８Ｋｂｐｓである。この場合ＰＨＳはディ
ジタルデータをアナログ信号に変換する見なし音声通信
方式になる。
ログ回線を用いるより処理スピードは速くなり、ユーザ
の利便性は向上する。本発明で説明した様に、５４のＨ
ＥＣＴのモデムにＤＳＶＤを用いた場合、伝送速度は最
高で２８． ８Ｋｂｐｓである。この場合ＰＨＳはディ
ジタルデータをアナログ信号に変換する見なし音声通信
方式になる。
【００４１】図６は見なし音声通信方式の実施例を示し
た。６１はＨＥＣＴ本体、ＨＥＣＴ内にあるモデム６２
はＰＨＳ端末とコードで接続される。ＰＨＳ端末６３に
は内部にＡＤＰＣＭ（ａｄａｐｔｉｖｅ ｄｉｆｆｅｒ
ｅｎｔｉａｌ ｐｕｌｓｅ ｃｏｄｅ ｍｏｄｕｌａｔ
ｉｏｎ）方式音声コーデック（符号化・復号化器）でデ
ィジタル・データに変換する。
た。６１はＨＥＣＴ本体、ＨＥＣＴ内にあるモデム６２
はＰＨＳ端末とコードで接続される。ＰＨＳ端末６３に
は内部にＡＤＰＣＭ（ａｄａｐｔｉｖｅ ｄｉｆｆｅｒ
ｅｎｔｉａｌ ｐｕｌｓｅ ｃｏｄｅ ｍｏｄｕｌａｔ
ｉｏｎ）方式音声コーデック（符号化・復号化器）でデ
ィジタル・データに変換する。
【００４２】ＰＨＳ端末器６３を使用すれば、ＨＥＣＴ
を小型化携帯化する事によって、単に家庭内だけでな
く、モバイル端末として移動体に様変りして屋外でも使
用できる。
を小型化携帯化する事によって、単に家庭内だけでな
く、モバイル端末として移動体に様変りして屋外でも使
用できる。
【００４３】インターネットの普及によって近年、バー
チャルショッピング、バーチャルモール、バーチャルポ
ストという具合にユーザはわざわざ店に出向かなくとも
家庭の居間に居ながらショッピングを楽しむ事が出来る
ようになった。画面上、あたかも街を散策するつもりで
好きな店をウィンド・ショッピング出来る。
チャルショッピング、バーチャルモール、バーチャルポ
ストという具合にユーザはわざわざ店に出向かなくとも
家庭の居間に居ながらショッピングを楽しむ事が出来る
ようになった。画面上、あたかも街を散策するつもりで
好きな店をウィンド・ショッピング出来る。
【００４４】好きな店が見つかったらＰＣのマウスを動
かして店の中に入っていく。店の中にある品物を手に取
る様にして見ることもできて、かつ商品の使用も画面に
表示されるから従来の通販、ＴＶショッピングの様な失
敗はない。ＩＣカードによって、本発明によるＨＥＣＴ
によって決済を行えば、商品は運送業者によって配送さ
れる。
かして店の中に入っていく。店の中にある品物を手に取
る様にして見ることもできて、かつ商品の使用も画面に
表示されるから従来の通販、ＴＶショッピングの様な失
敗はない。ＩＣカードによって、本発明によるＨＥＣＴ
によって決済を行えば、商品は運送業者によって配送さ
れる。
【００４５】従来、お客が店でカードによって商品を購
入する場合図７に示す様に少なくても伝票はお客、店
舖、カード会社、銀行、と４カ所間を場合によっては複
数回まわる。この間の手数料、諸経費はいづれも消費者
であるお客が支払う事になる。またその間にトラブルも
発生し事故も多い。
入する場合図７に示す様に少なくても伝票はお客、店
舖、カード会社、銀行、と４カ所間を場合によっては複
数回まわる。この間の手数料、諸経費はいづれも消費者
であるお客が支払う事になる。またその間にトラブルも
発生し事故も多い。
【００４６】本発明は以上詳細に説明したように、ホー
ムマルチメディア電子決済端末装置に関するもので、単
なるショッピングだけでなく、マルチメディアの社会へ
の浸透、ＩＳＤＮ、インターネット、ＰＨＳ等、通信イ
ンフラの整備によってホームオフィスも夢でなくなっ
た。インターネットを介して家庭でビジネスをする事も
可能になり、本発明によるＨＥＣＴはますます必要にな
って行くものと考えられる。
ムマルチメディア電子決済端末装置に関するもので、単
なるショッピングだけでなく、マルチメディアの社会へ
の浸透、ＩＳＤＮ、インターネット、ＰＨＳ等、通信イ
ンフラの整備によってホームオフィスも夢でなくなっ
た。インターネットを介して家庭でビジネスをする事も
可能になり、本発明によるＨＥＣＴはますます必要にな
って行くものと考えられる。
【図１】本発明に係わる公象網インターネットとホーム
電子決済装置との接続を示す図。
電子決済装置との接続を示す図。
【図２】本発明による電子決済装置の詳細な内部構成
図。
図。
【図３】ホーム電子決済装置の外観図。
【図４】他の応用例によるホーム電子決済装置の外観
図。
図。
【図５】本発明に係わる移動無線のシステム構成例。
【図６】移動無線利用における他の応用例。
【図７】従来例を示す図。
１０、２０、５１、６５ 公象網、インターネ
ット １１、２２、５４、６１ マルチメディアホー
ム電子決済端末装置 １２、２３、６２ モデム １３、２６、３３、４３ プリンター １４、２７、３２、４２ ディスプレイ １５、２８、３４、４４ キーボード １６、２５、３６、４６ ＩＣカードリーダ １７、２９、３７、４７ 外部機器インタフェ
ース １８、２１、３１、４１ 電話器 ２４ コントローラ ３５、４５ 機能スイッチ １９ パソコン ５２、６４ ＰＨＳ基地局 ５３ ＰＨＳ親機 ５５、６３ ＰＨＳ端末器
ット １１、２２、５４、６１ マルチメディアホー
ム電子決済端末装置 １２、２３、６２ モデム １３、２６、３３、４３ プリンター １４、２７、３２、４２ ディスプレイ １５、２８、３４、４４ キーボード １６、２５、３６、４６ ＩＣカードリーダ １７、２９、３７、４７ 外部機器インタフェ
ース １８、２１、３１、４１ 電話器 ２４ コントローラ ３５、４５ 機能スイッチ １９ パソコン ５２、６４ ＰＨＳ基地局 ５３ ＰＨＳ親機 ５５、６３ ＰＨＳ端末器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０９Ｃ 1/00 ６６０ 9465−5Ｇ Ｈ０４Ｍ 11/00 Ｈ０４Ｑ 7/38 Ｈ０４Ｎ 1/00 Ｈ０４Ｌ 9/32 Ｇ０６Ｆ 15/21 ３３０ Ｈ０４Ｍ 11/00 Ｇ０７Ｄ 9/00 ４７６ Ｈ０４Ｎ 1/00 Ｈ０４Ｂ 7/26 １０９Ｍ // Ｇ０６Ｆ 19/00 Ｈ０４Ｌ 9/00 ６７５Ｂ Ｇ０６Ｆ 15/30 Ｃ
Claims (5)
- 【請求項１】インターネット、移動体無線網にアクセス
する通信インタフェースを備え、モデム（２３）、ＩＣ
カードリーダ（２５）、プリンター（２６）、ディスプ
レイ（２７）、キーボード（２８）、外部機器インタフ
ェース（２９）、電話器（２１）、コントローラ（２
４）、電話器（２１）、外部機器インタフェース（２
９）より構成する事を特徴とする家庭用電子決済端末装
置。 - 【請求項２】請求項１記載の電子決済端末装置（２２）
は、マルチメディアモデム（２３）を内蔵したことを特
徴とする装置。 - 【請求項３】請求項１記載の電子決済端末装置は、移動
無線ＰＨＳ（６３）に接続でき、ＰＨＳ（６３）より公
象網にアクセス出来る事を特徴としたマルチメディアホ
ーム電子決端末装置。 - 【請求項４】請求項２においてマルチメデイアモデム
（２３）は、音声応答録音可能なメモリを備えているこ
とを特徴とした装置。 - 【請求項５】請求項１において本、家庭用電子決済端末
装置は、電話器（３１）、ディスプレイ（３２）、プリ
ンター（３３）、テンキーボード（３４）、機能スイッ
チ（３５）、ＩＣカードリーダ（３６）、外部機器イン
タフェース（３７）、を１体とした事を特徴とする装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7330596A JPH09231285A (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | マルチメディアホーム電子決済端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7330596A JPH09231285A (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | マルチメディアホーム電子決済端末装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09231285A true JPH09231285A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=13514326
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7330596A Pending JPH09231285A (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | マルチメディアホーム電子決済端末装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09231285A (ja) |
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-
1996
- 1996-02-22 JP JP7330596A patent/JPH09231285A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040113 |