JP2003178225A - コンテンツ配布用のコンテンツ管理サーバ、プログラム、および記憶媒体 - Google Patents

コンテンツ配布用のコンテンツ管理サーバ、プログラム、および記憶媒体

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JP2003178225A
JP2003178225A JP2001376866A JP2001376866A JP2003178225A JP 2003178225 A JP2003178225 A JP 2003178225A JP 2001376866 A JP2001376866 A JP 2001376866A JP 2001376866 A JP2001376866 A JP 2001376866A JP 2003178225 A JP2003178225 A JP 2003178225A
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JP2001376866A
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Shinichiro Hara
伸一郎 原
Yuji Nakane
祐二 中根
Osamu Igarashi
攻 五十嵐
Tomoe Yamakawa
智絵 山川
Hidetomi Murashita
英富 村下
Taro Seki
太郎 関
Kazunori Ozeki
一徳 大関
Koichi Sato
弘一 佐藤
Koichiro Mino
浩一朗 三野
Yoshio Hasegawa
佳男 長谷川
Tatsuo Fukushima
達夫 福島
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルコンテンツの配布を管理する管理サ
ーバにおいて、提供者が予め設定した数量分までは確実
に配布し、それ以上は配布を禁止する。 【解決手段】 数量情報取得部34は業者1から登録され
た部数制限値を取得する(S100)。提供情報生成部36は、
部数制限値の分までチケットをユーザ7に配布するため
のホームページを生成する。提供情報送信部40はホーム
ページデータを印刷装置50に送信する。出力要求受付部
42がチケット購入要求を受け付けると、課金処理部46は
課金処理をする。コンテンツデータ送信部44は、チケッ
トデータを印刷装置50に送信し(S122)、購入分だけのチ
ケットを印刷出力するよう指示する(S124)。印刷装置50
は、指示された分のチケットを印刷出力する(S124)。提
供情報生成部36は、部数制限値を“1”減らし、部数制
限値が“0”になったら、チケット購入のためのアクセ
スを禁止可能なホームページに切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットな
どの公衆通信網を利用してコンテンツのオンライン配布
が可能なコンテンツ配布システムに利用されるコンテン
ツ管理サーバおよび電子計算機を利用して、コンテンツ
をオンライン配布可能にするプログラムおよび記憶媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコンや携帯電話(PHSとい
われる簡易携帯電話も含む)が急速に普及し、インター
ネット上に公開された各種ウェブ(Web)サイトへ自
由にアクセスできるようになっている。また、ウェブサ
イトの中には、ショッピング用の商品案内ページ(いわ
ゆるショッピング画面)を配信し、いわゆるオンライン
ショッピングを可能にするものもある。このような形態
のオンラインショッピングにおいては、書籍や嗜好品な
どの商品に限らず、たとえば引換券、金券、宝くじ券、
あるいは各種イベントの入場券(以下総称してチケット
という)や著作権が付与されたキャラクタ画像など画像
データや文字データ(印刷データ)に基づいて印刷可能
なもの、あるいは音楽データなどの、デジタルデータと
して配布可能なコンテンツも購入の対象となる。
【0003】従来のオンラインショッピングの多くは、
商品案内ページでユーザからの購入要求を受け付けたと
き、購入手続き用の専用画面に移行し、この専用画面上
で、商品番号の確認や決済方法の指定(いわゆる課金処
理)などの購入手続きをすることで事実上の商品販売を
完了させ、その後、購入要求を受けた商品をユーザの手
元に郵便や宅配便などで届けるという仕組みを採ってい
る。たとえばチケットを販売する場合には、オンライン
ショッピングによる購入手続き後、発行元にて必要部数
(当然に購入手続きが完了した分だけ)を印刷し、郵送
などの方法により配布している。
【0004】また音楽データの購入に際しては、たとえ
ば購入手続き完了後に音楽データファイルを配信するこ
とで、個人(音楽データファイル購入者)が即座に商品
(音楽データファイル)を手にすることができ、しかも
購入者の端末にて直ちに音楽を再生することができるよ
うにする仕組みも提案されている。
【0005】一方、パソコンにプリンタを接続して、W
eb上のデータ(テキストや画像、あるいはホームペー
ジそのもの)をダウンロードして印刷することもでき
る。また近年では、携帯電話に接続して印刷出力できる
携帯電話用のプリンタも開発されている。このような状
況においては、取得したデータに基づいて、ユーザ側の
パソコンや携帯電話に接続されているプリンタにて印刷
できれば便利である。そこで最近では割引クーポン券な
どのチケットの入手(購入を含む)に際しては、たとえ
ば手続き完了後にユーザのパソコンの画面上にクーポン
画像を表示させて、あるいはチケットを印刷するための
ファイルを配信して、個人(チケット購入者)のプリン
タにてホームページごとまたは画像単独で印刷するよう
にすることで、希望者が即座に商品(チケット)を手に
することができるようにする仕組みも提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな状況においては、チケット画像の販売や著作物画像
や音楽データなどの配布数量の管理や課金体系が問題と
なってくる。すなわち、Web上のデータを閲覧したり
視聴するだけでは、データを配信しても、それはそのパ
ソコンや携帯電話での表示や再生にのみ用いられるの
で、問題は少ない。これに対して、プリンタによる印刷
部数は、プリンタドライバ上での部数の設定に依存する
ので、オンラインショッピングによりチケットを個人の
プリンタで出力可能にする場合、プリンタドライバのユ
ーザインターフェース上で設定した印刷部数だけ印刷さ
れ得ることになり、発券および課金したチケットの枚数
と実際に印刷出力された枚数とが合わなくなることが生
じ得る。
【0007】すなわち、プリンタドライバ側の印刷部数
設定を変更すれば、1枚分の料金でチケットなどを何枚
でも印刷でき得るようになり、入場券やクーポン券など
のチケットを不正に大量に印刷することができてしま
う。またダウンロードしたファイルのコピーは非常に簡
単である。したがって、オンラインショッピングにより
音楽ファイルを個人の端末上で出力するサービスをする
と、複製による不正使用が問題となる。
【0008】このように、ユーザ端末側にて印刷出力や
ファイルコピーをすることを認めるとなると、一旦パソ
コンや携帯電話に取り込んだチケット画像やキャラクタ
画像あるいは音楽データは、反復して際限なく出力ある
いは再生できるようになり、従来と同様の発券あるいは
課金の仕組みでは、有料サービスもしくは数量限定配布
サービスが事実上機能しなくなる。たとえば、「プレミ
アのクーポン画像やポスター画像を先着300名限りに
無償配布したい」、「課金を確実にしながらチケット発
行数を300枚に限りたい」、あるいは「課金を確実に
しながら音楽ファイルを300人限りに配布したい」と
いうことを、担保できなくなる。ダウンロード不可能な
データ形式で音楽データを配布するストリーミング技術
も提案されているが、この場合には、正規購入者であっ
ても、その都度サイトに接続して音楽をストリーミング
再生する必要があり、その都度通信費用が発生するな
ど、不便である。
【0009】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
のであり、オンラインショッピングにおいて、コンテン
ツ提供者側が提供するコンテンツを、正規購入者に対し
ては不便を与えることなく、しかも必要に応じて確実に
代金を徴収しつつ、その提供者が希望する制限数量分だ
け即時にユーザ端末に配布することができるコンテンツ
管理サーバを提供することを目的とする。また本発明
は、配布したコンテンツの不正な使用を防止することが
できるコンテンツ管理サーバを提供することを目的とす
る。また本発明は、これらをソフトウェア的に実現する
プログラムおよび当該プログラムを格納したコンピュー
タ読取り可能な記憶媒体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
第1のコンテンツ管理サーバは、コンテンツ提供者が提
供するコンテンツをユーザにデジタルデータで配布する
ためのコンテンツ管理サーバであって、コンテンツ提供
者が提供するコンテンツを取得するコンテンツ取得部
と、コンテンツ提供者が提供するコンテンツについての
提供可能な数量を示す数量情報を取得する数量情報取得
部と、コンテンツ取得部が取得したコンテンツを、数量
情報取得部が取得した数量の分までユーザに配布するた
めの提供情報を生成する提供情報生成部とを備えた。ま
た本発明に係るコンテンツ管理サーバは、ユーザから、
コンテンツについての配布の要求を受け付ける配布要求
受付部と、配布要求受付部がコンテンツの配布要求を受
け付けたことを条件として、提供情報生成部が生成した
提供情報をユーザに送信する提供情報送信部と、提供情
報送信部が送信した提供情報に対するユーザからのコン
テンツに対する出力要求を受け付ける出力要求受付部
と、出力要求受付部が出力要求を受け付けたことを条件
として、コンテンツを表すコンテンツデータをユーザが
指定した出力端末に送信するコンテンツデータ送信部と
を備えた。
【0011】また本発明に係る第2のコンテンツ管理サ
ーバは、コンテンツ提供者が提供するコンテンツについ
ての提供可能な数量を示す数量情報を取得する数量情報
取得部と、数量情報取得部が取得した数量の分まではコ
ンテンツ提供者が提供するコンテンツをユーザに配布
し、この数量の分を越えてコンテンツの配布の要求がユ
ーザからあったときには、このコンテンツの、そのユー
ザに対する配布を禁止するコンテンツ配布制御部とを備
えた。
【0012】また従属項に記載された発明は、本発明に
係るコンテンツ管理サーバのさらなる有利な具体例を規
定する。本発明に係るプログラムおよび当該プログラム
を格納したコンピュータ読取り可能な記憶媒体は、本発
明に係るコンテンツ管理サーバを、電子計算機(コンピ
ュータ)を用いてソフトウェアで実現するために好適な
ものである。なお、プログラムは、コンピュータ読取り
可能な記憶媒体に格納されて提供されてもよいし、有線
あるいは無線による通信手段を介して配信されてもよ
い。
【0013】
【作用】上記第1のコンテンツ管理サーバにおいて、提
供情報生成部は、コンテンツ提供者が予め設定したコン
テンツの配布数量の分までユーザにそのコンテンツを配
布するための提供情報を生成する。そして、配布要求受
付部がユーザからのアクセス(配布要求)を受け付ける
と、先ず、提供情報送信部は提供情報生成部が生成した
提供情報をユーザ側に配信する。次に、この提供情報に
対するユーザ側からのコンテンツに対する出力要求を出
力要求受付部が受け付けたときに初めて、コンテンツデ
ータ送信部はユーザから要求されたコンテンツをそのユ
ーザに配信する。
【0014】一方上記第2のコンテンツ管理サーバにお
いてコンテンツ配布制御部は、数量情報取得部が取得し
た数量の分まではコンテンツをユーザに配布し、この数
量の分を越えてコンテンツの配布の要求がユーザからあ
ったときには、このコンテンツの、そのユーザに対する
配布を禁止する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明に係るコンテンツ管理サー
バを備えたコンテンツ配信システムの第1実施形態を示
す図であって、図1(A)は、コンテンツ配信システム
1の全体を示すブロック図、図1(B)は、管理サーバ
30の第1実施形態を示すブロック図である。
【0017】図1(A)に示すように、第1実施形態の
コンテンツ配信システム100は、コンテンツを提供す
る業者(提供者)1側の端末(以下業者端末という)1
0、WEBサイト運営者3側に配されたコンテンツの配
信を管理するコンテンツ管理サーバ(以下単に管理サー
バという)30、印刷装置管理者5側に配された印刷装
置50とを備える。業者端末10、管理サーバ30、お
よび印刷装置50は、公衆通信網の一例であるインター
ネット109を介して接続されている。管理サーバ30
は、コンテンツ提供者である業者1が提供するコンテン
ツをユーザ7に配布するとともに、コンテンツのユーザ
7への配布に応じた課金処理をする。
【0018】印刷装置50は、たとえばコンビニエンス
ストア(以下コンビニという)などに設置される。この
印刷装置50は、コンテンツの配信先としてユーザ7が
指定した出力端末として機能するもので、インターネッ
ト109上のホームページを閲覧する機能や、管理サー
バ30からの指示にしたがって印刷物を出力する機能を
有する。また印刷装置50は、コンビニの店員などの印
刷装置管理者5の管理下におかれており、出力用紙など
のセットは、印刷装置管理者5のみが行なえ、ユーザ7
が用紙を自由に取り替えできるようにはなっていない。
【0019】図1(B)に示すように、第1実施形態の
管理サーバ30は、業者1が提供するコンテンツを取得
するコンテンツ取得部32と、業者1が提供するコンテ
ンツについての提供可能な最大数量を示す部数制限値
(数量情報)を取得する数量情報取得部34と、コンテ
ンツ取得部32が取得したコンテンツを、数量情報取得
部34が取得した最大数量の分までユーザ7に配布する
ためのホームページ(提供情報の一例)を生成する提供
情報生成部36と、取得されたコンテンツや部数制限値
あるいは生成されたホームページのデータを格納するハ
ードディスクなどの記憶媒体37とを備える。
【0020】また管理サーバ30は、印刷装置50か
ら、コンテンツについての配布の要求を受け付ける配布
要求受付部38と、配布要求受付部38がコンテンツの
配布要求を受け付けたことを条件として、提供情報生成
部36が生成した提供情報を印刷装置50に送信する提
供情報送信部40と、提供情報送信部40が送信した提
供情報に対するユーザ7からのコンテンツに対する出力
要求を受け付ける出力要求受付部42とを備える。さら
に管理サーバ30は、出力要求受付部42が出力要求を
受け付けたことを条件として、コンテンツを表すコンテ
ンツデータを印刷装置50に送信するコンテンツデータ
送信部44と、出力要求受付部42が出力要求を受け付
けたことを条件として、コンテンツのユーザ7への配布
に応じた課金処理をする課金処理部46とを備える。
【0021】コンテンツデータ送信部44は、購入代金
分のチケットのイメージデータを印刷装置50に送信す
るに際して、複数枚の購入要求を受けていたときには、
複数枚のチケット画像が1枚の出力用紙に並べられて印
刷されるよう、チケット画像を再配置してもよい。たと
えば、1枚のチケットのサイズが、A4を4分割した程
度の短冊状のものである場合において、2〜4枚の何れ
かが購入されたときには、これら2〜4枚分がA4サイ
ズの1枚の用紙に印刷されるようにする。これにより、
印刷用紙の無駄を省くことができるようになる。
【0022】上記構成のコンテンツ配信システム100
を利用する場合、先ず業者1は、業者端末10を利用し
てWEBサイト運営者3が運営する管理サーバ30にア
クセスし、ユーザ7に提供するコンテンツの一例として
のチケットのイメージと部数制限値を登録する(S10
0)。すなわち管理サーバ30の顧客情報収集手段32
は、業者1から登録されたイメージを取得し、数量情報
取得部34は業者1から登録された部数制限値を取得
し、この取得したイメージおよび部数制限値を示すデー
タを記憶媒体37に格納する。そして、イメージおよび
部数制限値の記憶媒体37への格納が完了したら、管理
サーバ30は、業者1に登録IDを送信し、チケット印
刷サービスの受付けを開始する(S102)。
【0023】提供情報生成部36は、コンテンツ取得部
32が取得したチケットのイメージデータ(デジタルコ
ンテンツ)を、数量情報取得部34が取得した部数制限
値の分までユーザ7に配布するためのホームページを生
成し、このホームページのデータを記憶媒体37に格納
する。ホームページの内容としては、講演内容、開催
日、開催場所、発行部数などチケット販売に関わる種々
の情報の他、このホームページを見てチケット購入を希
望する場合に、支払い方法の確認など購入手続きをする
ための専用ページへのリンクが貼られた画像やテキスト
などを含む。
【0024】業者1やWEBサイト運営者3は、WEB
上に登録IDやホームページのURLアドレスなどを公
開する(S110)。管理サーバ30の配布要求受付部
38は、ユーザ7からこのホームページにアクセスがあ
るまで待機する。ユーザ7は、印刷装置50に設けられ
た図示しない操作パネルを介して管理サーバ30にアク
セスし、前述のホームページのURLや登録IDを入力
する(S112)。そしてホームページ上でチケット購
入のための必要な手続きをする(S120)。すなわ
ち、管理サーバ30の配布要求受付部38は、ユーザ7
からのチケット購入手続き(チケット配布の要求)のた
めのアクセスを受け付け、提供情報送信部40は提供情
報生成部36が生成したホームページのデータを印刷装
置50に送信する。
【0025】印刷装置50は、図示しない表示パネル上
に、ホームページの画像を表示する。ユーザ7は、この
ホームページ上でチケット購入手続きをする。このと
き、出力要求受付部42は、ホームページ上でのユーザ
7からのチケット購入要求を受け付ける。また課金処理
部46は、購入代金の支払方法などの所定の課金処理を
する。そして課金処理が完了したら、コンテンツデータ
送信部44は、チケットのイメージデータを印刷装置5
0に送信し(S122)、印刷装置50に購入分だけの
チケットを印刷出力するよう指示する(S124)。印
刷装置50は、受信したデータに基づいて、指示された
分(すなわちユーザ7が購入した分)のチケットを印刷
出力する(S124)。これにより、ユーザ7は購入枚
数分のチケットを取得できる。
【0026】そしてイメージデータを印刷装置50に送
信したら、提供情報生成部36は、部数制限値を“1”
減らす。提供情報生成部36は、部数制限値を“1”減
らした結果、部数制限値が“0”になったら、業者1に
チケット発行が完了したことを通知し、ID登録を削除
する。また、ユーザ7によるチケット購入のためのアク
セスを禁止可能なホームページに切り替える。あるいは
そのホームページをWEB上から抹消する。
【0027】これにより、チケット画像を、正規購入者
に対しては不便を与えることなく、その提供者が希望す
る制限数量分だけ即時にユーザ端末に確実に配布するこ
とができる。また、入場券など有償品に関しては代金徴
収のための課金処理、ポスターなどの無償配布品(いわ
ゆる販促品)に関しては代金無徴収のための課金処理を
することもできる。そして、ユーザ側にとっては、オン
ラインショッピングでチケットを購入し、ユーザが指定
したコンビニ設置の印刷装置により印刷することができ
るので、プリンタを有していないユーザにとって便利で
ある。
【0028】また印刷装置管理者5により管理された印
刷装置50を用いて、管理サーバ30側の指令に基づい
て印刷出力するので、不正な印刷を防ぐことができる。
つまり、出力部数を制限可能なインターネット上の印刷
システムを実現できる。
【0029】また、業者は、低コストで所定枚数のチケ
ットを発行することができる。加えて、WEBサイト運
営者や印刷装置管理者は、簡単な仕組みで所定の中間マ
ージンを得ることができる。
【0030】図2および図3は、第1実施形態のコンテ
ンツ配信システム100における処理に際してのユーザ
7に提示される(すなわち提供情報生成部36が生成す
る)ホームページ(以下チケットページという)の画面
の一例を示す図であって、図2はチケット販売数が部数
制限値以下のときの画面、図3は完売時の画面を示す。
図2および図3に示すように、いずれの画面において
も、チケット販売総数、チケット販売のフロー、あるい
は問い合わせ先などが共通に示されている。一方、チケ
ット販売数が部数制限値以下の図2ではチケットを暗示
する画像(以下チケットボタンという)が表示されてい
るのに対して、完売時の図3ではチケットボタンに代え
て、完売したこと、すなわちチケット販売数が部数制限
値に達したことを示すメッセージが表示されている。
【0031】図2のチケットボタン部分には、支払い方
法の確認などチケット購入手続きをするための専用ペー
ジへのリンクが貼られている。つまり、チケットボタン
は、ユーザ7からのチケット購入(チケット画像の出力
要求)を受け付けるためのアクセス情報として機能す
る。
【0032】チケット販売数が部数制限値以下の場合、
提供情報生成部36は図2に示すチケットページ画面を
生成する。このためユーザ7は、図2に示すホームペー
ジ画面上でチケット販売の内容を確認した後、チケット
ボタン部分をクリックすることで、課金処理などのため
の図示しない専用ページ上でチケット購入手続きができ
るようになる。課金処理などのチケット購入手続きが完
了すると、再度この画面に戻る。そしてチケットボタン
部分がクリックされると、コンテンツデータ送信部44
は、購入分だけのチケットのイメージデータを印刷装置
50に送信し、印刷装置50にチケット出力を指示す
る。
【0033】なお、購入枚数は課金処理などのための専
用ページ上で設定される。あるいは、このページを介し
ては1枚ずつしか購入できないものとし、所用枚数分だ
け同様のアクセスを必要とする(枚数分アクセスする)
ようにしてもよい。
【0034】これに対して、チケット販売数が部数制限
値に達すると、提供情報生成部36は図3に示すチケッ
トページ画面を生成する。このためユーザ7は、チケッ
ト購入手続きのための専用ページへアクセスすることが
できない。つまり、図3に示すチケットページ画面は、
ユーザ7によるチケット購入のためのアクセスを禁止可
能なホームページ画面として機能し、チケット販売数が
部数制限値に達したことを示すメッセージがチケット販
売が終了したことを示す情報である。
【0035】なお、図2に示すチケットページ画面上で
は、チケット販売数が部数制限値に達する前に、残数が
少ないことを示す所定の表示をするようにしてもよい。
たとえば、直前に(すなわち枚数がごく僅少となったと
き)には、チケットボタンを変色させたり、点滅表示さ
せるなどして、ユーザ7にアピールしてもよい。あるい
は、「あと@枚」などというように、残数を示す数値カ
ウンタを逐一表示させてもよい。
【0036】図4は、第1実施形態のコンテンツ配信シ
ステム100における処理に際して、希望者が所定数以
下のときにプレミアを付与するための画面の一例を示す
図である。この画面は、課金処理などのための専用ペー
ジの一部として使われるものであって、図4(A)はプ
レミア付与数が“100”以下のときの画面、図4
(B)は“100”を越えたときの画面を示す。
【0037】図4(A)および図4(B)に示すよう
に、いずれの画面においても、チケットの内容確認(商
品コードや商品名)、チケットの購入単価、枚数、合計
金額などが共通に示されている。一方、プレミア希望者
が100名以下の図4(A)では先着100名に限って
のプレミアとして「ポスター」を配布することを示すメ
ッセージとユーザインターフェースボタン(以下ポスタ
ーボタンという)が表示されているのに対し、ポスター
配布が100名に達したときの図4(B)ではポスター
配布のメッセージやポスターボタンが消えている(表示
されていない)。
【0038】ポスター配布が100名に達していない場
合、提供情報生成部36は、課金処理部46による課金
処理に際して、図4(A)に示す画面を生成し、ユーザ
7に提示する。これによりユーザ7は、プレミアポスタ
ーを希望する場合、ポスターボタンをクリックする。こ
れを受けて、コンテンツデータ送信部44は、チケット
のイメージデータを印刷装置50に送信し印刷出力を指
示する際、ポスターのイメージデータを印刷装置50に
送信し、印刷装置50にポスター画像を印刷出力するよ
う指示する。
【0039】課金処理部46は、このポスターのイメー
ジデータ送信に対しては、代金を徴収する手続きをせ
ず、無償配布である手続きをする。本願発明において、
課金処理とは、このように、実際には代金を徴収するこ
となく、無償配布とするための手続きも含む。これによ
りユーザ7は、先着100名に限って、購入枚数分のチ
ケットに加えて、プレミアポスターを無料で取得できる
ようになる。
【0040】上記処理において、チケット購入代金の課
金処理は、たとえば銀行口座やクレジットなどを利用し
たユーザ認証による第1の徴収方法、あるいは店頭支払
いによる第2の徴収方法などを採用するとよい。第1の
徴収方法は、たとえば以下のようにする。すなわち先ず
ユーザ7、管理サーバ30にユーザ登録しなければ、こ
の仕組みを使うことできないようにする。そして、上記
ステップS100において、業者1はチケットのイメー
ジと部数制限値に加えて、チケットの単価も登録する。
ユーザ7は管理サーバ30の課金処理部46に対し、予
めユーザ登録作業をする。その際、銀行口座またやクレ
ジット番号を登録する。WEBサイト運営者3は課金処
理部46を介してユーザ7に対し、ユーザIDを付与す
る。
【0041】そしてステップS122において、課金処
理部46は、ユーザ7がチケット価格を支払可能かどう
かチェックし、可能な場合のみ、コンテンツデータ送信
部44はチケットデータを印刷装置50に送信して印刷
出力を指示する。そして課金処理部46は、ユーザ7の
銀行口座やクレジットの指定口座からチケット金額を引
き落とす手続きをし、部数制限値を“1”減らす。
【0042】第2の徴収方法は、たとえば以下のように
する。すなわち先ず印刷装置管理者5が、管理サーバ3
0に登録しなければ、この仕組みを使うことができない
ようにしておく。またユーザ7は、印刷装置管理者5に
対してチケット料金を支払うこととする。そして、上記
ステップS100において、業者1はチケットのイメー
ジと部数制限値に加え、チケットの単価も登録する。印
刷装置管理者5は、管理サーバ30に対し、予め管理者
情報を登録する。その際、銀行口座またはクレジット番
号を登録する。管理サーバ30の課金処理部46は、印
刷装置管理者5に対して、管理者IDを付与する。
【0043】そして上記ステップS112において、ユ
ーザ7は印刷装置管理者5に対してチケット代金を支払
う。印刷装置管理者5は、印刷装置50から管理サーバ
30にアクセスし、管理者IDを入力する。上記ステッ
プS122において、課金処理部46は、印刷装置管理
者5がチケット価格を支払可能かどうかチェックし、可
能な場合のみ、コンテンツデータ送信部44はチケット
データを印刷装置50に送信して印刷出力を指示する。
そして課金処理部46は、印刷装置管理者5の銀行口座
やクレジットの指定口座からチケット金額を引き落とす
手続きをし、部数制限値を“1”減らす。
【0044】なお、上記第1および第2の徴収方法にお
いて、WEBサイト運営者3および印刷装置管理者5
は、チケットを1部出力するごとに所定の手数料を得る
ようにしてもよい。
【0045】上記第1実施形態では、印刷装置管理者5
とWEBサイト運営者3とを区別したが、もちろん同一
であってもかまわない。また業者端末10と印刷装置5
0が1つずつで、ユーザ7が1人の例を挙げたが、複数
の業者1と業者端末10、複数の印刷装置管理者5と印
刷装置50、あるいは不特定多数のユーザ7、さらには
これらの任意の組合せの形態であってもかまわない。
【0046】図5は、本発明に係るコンテンツ管理サー
バを備えたコンテンツ配信システムの第2実施形態を示
すブロック図である。ユーザ7が所有するプリンタによ
りチケットを印刷可能にした点が第1実施形態と異な
る。図5(A)に示すように、第2実施形態のコンテン
ツ配信システム100は、業者端末10、管理サーバ3
0、ユーザ7側に配されたユーザ端末70、およびユー
ザ端末70と接続されたプリンタ72とを備える。業者
端末10、管理サーバ30、およびユーザ端末70は、
インターネット109を介して接続されている。管理サ
ーバ30は、第1実施形態と同様の構成のものが使用さ
れる。
【0047】ユーザ端末70は、コンテンツの配信先と
してユーザ7が指定した配信先端末として機能し、この
ユーザ端末70に接続された72が、コンテンツの出力
端末として機能する。ユーザ端末70は、たとえばパソ
コンや携帯電話など、インターネット上のホームページ
を閲覧する機能を有するとともに、印刷データに基づい
て印刷物をプリンタ72に印刷出力させる機能を有す
る。ユーザ端末70を介して管理サーバ30にアクセス
する点が異なるが、チケット購入手続きは、第1実施形
態と同様であるので、説明を割愛する。
【0048】この第2実施形態の構成によれば、ユーザ
7は、自身が有するユーザ端末70から管理サーバ30
にアクセスして、プリンタ72用の既存のプリンタドラ
イバにより、自身のプリンタ72でチケットをプリント
アウトすることができるので、わざわざコンビニに出向
く必要がなく、非常に便利になる。また、予めデータを
ダウンロードしておくことができるので、購入枚数分の
チケットを、所望のタイミングで所望の枚数に分けて印
刷することもできる。
【0049】ただし、次のような問題が生じることが懸
念される。 1)チケットページにアクセスしてチケット画像をダウ
ンロードしたからといって、チケットを印刷するとは限
らない。 2)印刷指示を出したからといって、正常に出力される
とは限らない。 3)一度チケットページヘアクセスしてチケット画像を
ダウンロードすれば、何枚でもチケットを印刷できる。
【0050】そこで第2実施形態では、これらの問題を
解決するため、以下のような仕組みにする。 イ)ユーザ7が、チケットページにアクセスした瞬間に
課金する。 ロ)管理サーバ30は、ユーザIDとチケット出力枚数
を記憶する。 ハ)ユーザ7は、すでに出力したチケットを再印刷でき
る。
【0051】たとえば、A(ID:A111)さんが3
枚のチケットを入手するために、管理サーバ30にアク
セスし、A111−1,A111−2,A111−3の
3枚分を購入すると、管理サーバ30の課金処理部46
はAさんに3枚分を課金し、部数制限値を“3”減ら
し、3枚のチケットを発行したことを記憶する。一方、
インターネット109への接続回線の不調により、チケ
ット画像を正常にダウンロードできなかった、あるいは
プリンタ72が不調もしくはインクなどの消耗品が切れ
て正常に印刷できなかった場合、Aさんは印刷できなか
ったチケットを指定(たとえば、2枚目が出力できなか
った場合には{A111−2}など)することで、同じ
チケットを再印刷できるようにする。
【0052】この再印刷の場合、課金処理部46は、部
数制限値を減らさず課金もしない。最初のアクセス時に
課金処理が完了しているからである。これにより、上記
1)および2)の問題を解消することができる。
【0053】一方、3)の問題(何枚でもチケットを印
刷可能)に関しては、正規に取得したチケットの複製
(コピー)と同じ扱いとし、ここでは問題として取り扱
わないこととする。正規に取得したものがコピー使用さ
れ得るということは、チケット販売に限ったことでない
からである。また指定席券であれば、事実上複製使用が
不可能であるので、問題となる虞れが少ないからでもあ
る。
【0054】図6は、管理サーバ30の第2実施形態を
示すブロック図である。上記3)の問題(何枚でもチケ
ットを印刷可能)に関して、複製使用の問題を軽減する
仕組みを備えた点が、上記第1あるいは第2実施形態と
異なる。すなわち、第2実施形態の管理サーバ30は、
第1実施形態の構成に加えて、ユーザ7側でプリンタ7
2により印刷出力した出力チケットを使用する使用者を
特定する使用者情報が前記出力チケットに合成して出力
されるよう制御する使用者情報合成制御部80を備えて
いる。
【0055】ここで、出力チケットを使用する使用者を
特定する使用者情報としては、たとえば使用者の生年月
日や、顔画像、指紋、虹彩パターンなどの肉体的特徴を
示す情報など、使用者個人を特定し得る情報であればど
のようなものであってもよい。また、その使用者情報
は、チケット画像と合成したとき、目視で相違を判別可
能な情報であるのがよい。この点では、顔画像が好適で
ある。
【0056】使用者情報合成制御部80は、ユーザ7に
対してチケットデータを送信する前に、予め使用者情報
を取得しておく。なお出力チケットを使用する使用者
は、必ずしもチケットを購入したユーザ7自身である必
要はない。たとえば、プレゼントなどの場合、チケット
購入時に、実際に使用する使用者の情報を使用者情報合
成制御部80に登録すればよい。また複数枚のチケット
を購入する場合において、この複数枚のチケットを同時
にグループで纏まって使用する場合には、代表者のみの
分であってもよい。これに対して、同一コンサートであ
ってもよいが、異なる場所で別人が使用する場合、それ
ぞれのチケットについての使用者に関して使用者情報を
登録しておく。
【0057】使用者情報合成制御部80は、チケットデ
ータと使用者情報と合成し、コンテンツデータ送信部4
4は、この合成後のデータをユーザ端末70に送信す
る。これにより、ユーザ7側で印刷出力されたチケット
には、チケット画像に加えて、使用者の生年月日や顔画
像など、予め設定された使用者情報が合成されて印刷さ
れる。したがってたとえ不正に印刷出力や複製がなされ
ても、主催者側は、合成されて印刷された使用者情報に
対応する使用者のみが正規の使用者であり、それ以外の
ものは不正使用であると判断することができるようにな
る。また、このような形態のチケットの印刷は、プリン
タ72用の既存のプリンタドライバにより実行できるの
で、ユーザ端末70側で特段の仕組みを講じる必要がな
い。
【0058】なお、前述の説明では、チケット購入時に
予め使用者を特定し、その使用者に関する使用者情報を
使用者情報合成制御部80に登録し、使用者情報を合成
したデータを送信するようにしていたが、これに限ら
ず、チケットデータをユーザ端末70に送付した後であ
っても、チケットを印刷出力するまでに、使用者情報を
合成してもよい。ただしこの場合、チケットデータが既
にダウンロードされており、既存のプリンタドライバで
は、取得済のチケットデータに基づいて印刷してしまう
ので、チケット画像と設定された使用者情報とを合成し
て印刷出力することはできない。したがって、ユーザ端
末70側でチケットデータと使用者情報とを合成する特
有の仕組みが必要になる。このような仕組みは、たとえ
ば専用のソフトウェアを使って印刷させるなど、公知の
手法を利用すればよい。
【0059】図7は、管理サーバ30の第3実施形態を
示すブロック図である。この第3実施形態は、複製使用
の問題を軽減する仕組みの第2例を示すものである。す
なわち、第3実施形態の管理サーバ30は、第1実施形
態の構成に加えて、チケット発行者である業者1が提供
した各々のチケットを峻別するための識別情報がプリン
タ72により印刷出力された出力チケットに合成して出
力されるよう制御する識別情報合成制御部82を備えて
いる。
【0060】識別情報合成制御部82は、たとえばチケ
ットを峻別するための識別情報として、チケットごとに
それぞれ異なる番号を生成し、この番号をチケットデー
タと合成する。たとえば、A(ID:A111)さんが
3枚のチケットを入手するために、管理サーバ30にア
クセスし、A111−1,A111−2,A111−3
の3枚分を購入すると、A111−1,A111−2,
あるいはA111−3という“登録ID−連番“という
番号が、対応するチケットに印刷されるようにするとよ
い。コンテンツデータ送信部44は、この識別情報合成
後のデータをユーザ端末70に送信する。
【0061】これにより、ユーザ7側で印刷出力された
チケットには、チケット画像に加えて、チケットの番号
が合成されて印刷される。主催者側は、コンサートなど
の開催時に、出力チケットに合成されて印刷された識別
情報(前例では番号)を、専用の読取装置などを用いて
監視する。したがってたとえ不正に印刷出力や複製がな
されても、主催者側は、合成されて印刷された番号を監
視することで、不正使用を見破ることができる。たとえ
ば、同一番号の自由席券が存在すれば、何れが正規品で
あるのかの判断ができないものの、少なくとも1枚は不
正使用であると判断できる。
【0062】第2実施形態のコンテンツ配信システム1
00において説明したように、指定席券であれば、事実
上複製使用が不可能であるので、問題となる虞れが少な
い。しかしながら、「自由席チケット」の場合、問題を
呈するようになる。たとえば、第1実施形態のシステム
では印刷装置50を印刷装置管理者5が管理できるの
で、チケット印刷時の用紙を限定することができ、複製
使用時の用紙の違いに基づいて不正使用を見分けること
も可能である。
【0063】しかしながら、第2実施形態のシステムで
は、用紙を限定させることは難しく、用紙の種類を問わ
ず印刷できるようになる。このとき、指定席券の場合に
は、事実上複製使用が不可能であるので、問題となる虞
れが少ない。これに対して自由席券の場合、1枚分しか
購入しないのに複数枚印刷したり複製した場合、このま
までは、代金を正当に支払ってある正規購入品とそれ以
外の不正使用品(不正印刷と複製の両者を含む)とを用
紙の違いに基づいて区別することは事実上不可能であ
る。第3実施形態の管理サーバ30は、この問題を解決
するのに好適な態様である。
【0064】なお、前述の説明では、チケットデータ送
付に先立ってチケット番号を合成し、合成後のデータを
送信するようにしていたが、これに限らず、チケットデ
ータをユーザ端末70に送付した後であっても、チケッ
トを印刷出力するまでに、各々のチケットを峻別可能な
情報を合成してもよい。
【0065】ただしこの場合、第2実施形態の管理サー
バ30と同様に、チケットデータが既にダウンロードさ
れており、既存のプリンタドライバでは、取得済のチケ
ットデータに基づいて印刷してしまうので、チケット画
像と識別情報とを合成して印刷出力することはできな
い。
【0066】したがって、ユーザ端末70側でチケット
データと識別情報とを合成する特有の仕組みが必要にな
る。このような仕組みは、たとえば専用のソフトウェア
を使って印刷させるなど、公知の手法を利用すればよ
い。
【0067】図8は、本発明に係るコンテンツ管理サー
バを備えたコンテンツ配信システムの第3実施形態を示
す図であって、図8(A)は、コンテンツ配信システム
1の全体を示すブロック図、図8(B)は、管理サーバ
30の第4実施形態を示すブロック図である。
【0068】図8(A)に示すように、コンテンツ配信
システムの全体構成は第2実施形態ののものと同じであ
る。一方図8(B)に示すように、第4実施形態の管理
サーバ30は、コンテンツ取得部32と、数量情報取得
部34と、課金処理部46と、記憶媒体37と、コンテ
ンツ配布制御部84とを備えている。コンテンツ配布制
御部84は、コンテンツの配布の要求がユーザ7からあ
った場合において、数量情報取得部34が取得した部数
制限値の分まではコンテンツ提供者である業者1が提供
するコンテンツすなわちコンテンツ取得部32が取得し
たコンテンツをユーザ7に配布する一方、部数制限値の
分を越えていたときには、その要求のあったコンテンツ
のユーザに対する配布を禁止する。
【0069】ここで、数量情報取得部34が取得する部
数制限値は、上述の第1実施形態とは異なり、総発行部
数とは限らず、たとえば1ユーザに対する制限枠(最大
発行数)であってもよい。また、登録されたIDを参考
にして、各ユーザごとに、この制限枠を変えてもよい。
【0070】上記第3実施形態の構成のコンテンツ配信
システム100を利用する場合、先ず業者1は、業者端
末10を利用してWEBサイト運営者3が運営する管理
サーバ30にアクセスし、ユーザ7に提供するコンテン
ツの一例としてのチケットのイメージと部数制限値を登
録する(S100)。
【0071】業者1やWEBサイト運営者3は、WEB
上に登録IDやホームページのURLアドレスなどを公
開する(S110)。管理サーバ30の配布要求受付部
38は、ユーザ7からこのホームページにアクセスがあ
るまで待機する。ユーザ7は、印刷装置50に設けられ
た図示しない操作パネルを介して管理サーバ30にアク
セスし、前述のホームページのURLや登録IDを入力
する(S112)。このとき、チケット購入のための決
済口座も事前登録しておく。
【0072】コンテンツ配布制御部84は、チケット購
入の意思表示がユーザ7からあったとき(たとえば図2
に示したチケットボタンがクリックされたとき)、要求
された分だけの発行残があるかどうかを部数制限値を確
認して判定する。また、要求された枚数が、予め設定さ
れたそのユーザ7に対する制限枠を越えていないかどう
かを判定する。
【0073】そして、発行残があって、かつ制限枠を越
えていないときには、コンテンツ配布制御部84は、要
求された分だけのチケットデータをユーザ端末70に送
信するとともに、部数制限値を“発行数分“だけ減ら
す。このとき、課金処理部46は、要求された分だけの
課金処理をする。一方、発行残や制限枠を越えて要求さ
れたとき、あるいは既に部数制限値が“0”のときに
は、そのユーザ7へのチケット発行を禁止する。
【0074】この第3実施形態によれば、全体の発行数
を所定数に制限するだけでなく、各人へ発行する枚数を
きめ細かに制限することができる。
【0075】なお上記実施形態では、管理サーバ30を
ハードウェアで構成する例を示したが、これに限らず、
CPU(central processing unit)、ROM(read on
ly memory)、RAM(random access memory)、通信I
/F(インターフェース)、ハードディスク装置、FD
(flexible disk)ドライブ、およびCD−ROM(com
pact disk ROM) ドライブなどを備えた電子計算機で構
成することもできる。
【0076】そして電子計算機により構成される管理サ
ーバ30は、上記に示した各実施形態の基本的な構成お
よび動作と同様とすることができる。たとえば、上記実
施形態の処理手順をコンピュータに実行させるプログラ
ムは、CD−ROMなどの記録媒体を通じて配布され
る。あるいは、前記プログラムは、CD−ROMではな
くFDに格納されてもよい。また、MOドライブを設
け、MOに前記プログラムを格納してもよく、またフラ
ッシュメモリなどの不揮発性の半導体メモリカードなど
のその他の記録媒体に前記プログラムを格納してもよ
い。さらに、他のサーバなどからインターネットなどの
通信網を経由して前記プログラムをダウンロードして取
得したり、あるいは更新してもよい。
【0077】なお、記録媒体としては、フロッピィディ
スクやCD−ROMなどの他にも、DVDなどの光学記
録媒体、MDなどの磁気記録媒体、PDなどの光磁気記
録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、ICカードやミニ
チュアーカードなどの半導体メモリーを用いることがで
きる。
【0078】記録媒体の一例としてのフロッピィディス
クやCD−ROMなどには、上記実施形態で説明した管
理サーバ30の一部または全ての機能を格納することが
できる。したがって、以下のプログラムや当該プログラ
ムを格納した記憶媒体を提供することができる。たとえ
ば、管理サーバ30のプログラム、すなわちRAMなど
にインストールされるソフトウェアは、上記実施形態に
示された管理サーバ30と同様に、コンテンツ取得部3
2、数量情報取得部34、提供情報生成部36、配布要
求受付部38、提供情報送信部40、出力要求受付部4
2、コンテンツデータ送信部44、あるいは課金処理部
46などの各機能部をソフトウェアとして備える。
【0079】そして、上述した管理サーバ30における
各機能部を構成するためのプログラムを格納したCD−
ROMなどからプログラムを読み出してハードディスク
装置などにインストールさせておき、ハードディスク装
置からプログラムを読み出してCPUが上記の処理手順
を実行することにより、上記機能をソフトウェア的に実
現することができる。
【0080】たとえばCD−ROMドライブは、CD−
ROMからデータまたはプログラムを読み取ってCPU
に渡す。そしてソフトウエアはCD−ROMからハード
ディスク装置にインストールされる。ハードディスク装
置は、FDドライブまたはCD−ROMドライブによっ
て読み出されたデータまたはプログラムや、CPUがプ
ログラムを実行することにより作成されたデータを記憶
するとともに、記憶したデータまたはプログラムを読み
取ってCPUに渡す。ハードディスク装置に格納された
ソフトウエアは、RAMに読み出された後にCPUによ
り実行される。たとえばCPUは、記録媒体の一例であ
るROMおよびRAMに格納されたプログラムに基づい
て上記各実施形態と同様に処理する。
【0081】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更ま
たは改良を加えることができる。その様な変更または改
良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ること
が、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0082】たとえば上記実施形態では、管理サーバ3
0から送信されたチケットデータに基づいて印刷出力す
る形態で説明したが、これに限らず、たとえば、ノート
パソコンや携帯電話の表示画面上に受信したデータに基
づく画像を表示して閲覧可能にすることで、チケットを
使用可能にする形態としてもよい。
【0083】またたとえば、チケットとして印刷出力し
なくても、電子情報としてチケットを購入した(すなわ
ちオンラインショッピングでチケットを購入した)こと
を示す情報を管理サーバ30に蓄えておき、コンサート
などでの利用時にチケット画像を正規に購入した者であ
ることの認証データを、ノートパソコンや携帯電話など
の可搬型の端末に配信することで、実質的にチケットを
購入していることの確認ができ得るようにする管理サー
バを構成しても問題ない。この場合、チケットデータの
配信に代えて、認証データの配信が、購入されたコンテ
ンツのユーザへの配信に相当する。本願発明における、
「コンテンツ提供者が提供するコンテンツをユーザに配
布する」とは、このような形態も含む。
【0084】また上記実施形態では、引換券、金券、宝
くじ券、あるいは各種イベントの入場券などチケットの
オンラインショッピングとそれに伴うポスター画像の限
定配布について説明したが、これに限らず、提供者が提
供するデジタルコンテンツを、ユーザに、予め定めた部
数分だけ配布する形態のものは全て本願の権利範囲に含
み、その配布の形態は、有償であるのか無償であるのか
を問わない。
【0085】たとえば、クーポンやポスターなど無償提
供されるいわゆる販促用の画像あるいはテキストのデー
タのみを人数限定で配布するものであってもよい。また
キャラクタ画像や著作権が付与された画像などの画像デ
ータなどを有償もしくは無償で配布するものであっても
よい。また音楽データを有償もしくは無償で配布するも
のであってもよい。
【0086】また、第2あるいは第3実施形態の管理サ
ーバ30では、使用者情報合成制御部80や識別情報合
成制御部82を設けることで、不正な印刷を防止してい
たが、これに限らず、データを受け取って印刷するプリ
ンタ(印刷装置)側に、上述とは異なる専用のソフトウ
ェアやハードウェアを用意してもよい。この際、このソ
フトウェアやハードウェアとの組合せで必要となる種々
のデータを管理サーバ30からプリンタに送信してもよ
い。
【0087】たとえば、第1実施形態の構成に加えて、
コンテンツデータ送信部44がユーザ7からの出力要求
を受けて送信したチケットデータ(出力要求を受けて送
信したコンテンツデータ)に対応する出力されるべきチ
ケットの枚数(コンテンツの数量)と、コンテンツデー
タ送信部44からのチケットデータに基づくプリンタ7
2による実際のチケットの印刷出力数(ユーザ側でのコ
ンテンツの出力数)とを等しいように制御する出力数制
御機構を設けてもよい。
【0088】ここで、チケットデータに対応する印刷出
力されるべきチケットの枚数といったのは、1つのチケ
ットデータで1枚分だけのチケットを印刷することに限
らず、複数枚購入したユーザ7に対しては、1つのチケ
ットデータでその複数枚分の印刷を許容する形態を含む
意味である。
【0089】出力数制御機構としては、たとえば特開平
11−328269号、特開2001−188666
号、あるいは特開2001−265688号などに記載
の手法を利用することができる。また、コンテンツデー
タ送信部が送信したコンテンツデータに基づくユーザが
指定した出力端末におけるコンテンツの出力の良否に関
する情報を取得する良否情報取得部と、コンテンツの出
力が「良」であると良否情報取得部が取得したことを条
件としてコンテンツを表すコンテンツデータをユーザが
指定した出力端末から削除するための削除プログラム
を、コンテンツデータと対応付けて送信する削除プログ
ラム送信部とを有するものとしてもよい。
【0090】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、提供可
能な限度数量に基づいて、この限度数量の分まではコン
テンツ提供者が提供するコンテンツをユーザに配布する
一方、この限度数量の分を越えて配布要求があったとき
には配布を禁止するようにしたので、デジタルコンテン
ツを、提供者が予め設定した数量分までは確実に配布
し、それ以上の配布は確実に禁止することができる。
【0091】また、ユーザに提示した提供情報に対して
の応答である出力要求を受け付けたときに、コンテンツ
データをユーザが指定した出力端末に送信するようにす
れば、ある程度の範囲で、すなわち出力装置が管理者側
の管理下にある限りにおいて、不正な出力を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るコンテンツ管理サーバを備えた
コンテンツ配信システムの第1実施形態を示す図であ
る。
【図2】 ユーザに提示されるチケットページ画面の一
例を示す図である(部数制限値以下のとき)。
【図3】 ユーザに提示されるチケットページ画面の一
例を示す図である(完売時)。
【図4】 第1実施形態のコンテンツ配信システムにお
いて、希望者が所定数以下のときにプレミアを付与する
ための画面の一例を示す図である。
【図5】 本発明に係るコンテンツ管理サーバを備えた
コンテンツ配信システムの第2実施形態を示すブロック
図である。
【図6】 管理サーバの第2実施形態を示すブロック図
である。
【図7】 管理サーバの第3実施形態を示すブロック図
である。
【図8】 本発明に係るコンテンツ管理サーバを備えた
コンテンツ配信システムの第3実施形態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…業者、3…WEBサイト運営者、5…印刷装置管理
者、7…ユーザ、10…業者端末、30…管理サーバ、
32…コンテンツ取得部、34…数量情報取得部、36
…提供情報生成部、37…記憶媒体、38…配布要求受
付部、40…提供情報送信部、42…出力要求受付部、
44…コンテンツデータ送信部、46…課金処理部、4
8…出力数制御部、50…印刷装置、70…ユーザ端
末、72…プリンタ、80…使用者情報合成制御部、8
2…識別情報合成制御部、84…コンテンツ配布制御
部、100…コンテンツ配信システム、109…インタ
ーネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 547 G06F 13/00 547V (72)発明者 五十嵐 攻 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 山川 智絵 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 村下 英富 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 関 太郎 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 大関 一徳 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 佐藤 弘一 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 三野 浩一朗 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 長谷川 佳男 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 福島 達夫 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツ提供者が提供するコンテンツ
    をユーザにデジタルデータで配布するためのコンテンツ
    管理サーバであって、 前記コンテンツ提供者が提供する前記コンテンツを取得
    するコンテンツ取得部と、 前記コンテンツ提供者が提供する前記コンテンツについ
    ての提供可能な数量を示す数量情報を取得する数量情報
    取得部と、 前記コンテンツ取得部が取得した前記コンテンツを、前
    記数量情報取得部が取得した前記数量の分まで前記ユー
    ザに配布するための提供情報を生成する提供情報生成部
    と、 前記ユーザから、前記コンテンツについての配布の要求
    を受け付ける配布要求受付部と、 前記配布要求受付部が前記コンテンツの配布要求を受け
    付けたことを条件として、前記提供情報生成部が生成し
    た前記提供情報を前記ユーザに送信する提供情報送信部
    と、 前記提供情報送信部が送信した前記提供情報に対する前
    記ユーザからの前記コンテンツに対する出力要求を受け
    付ける出力要求受付部と、 前記出力要求受付部が前記出力要求を受け付けたことを
    条件として、前記コンテンツを表すコンテンツデータを
    前記ユーザが指定した出力端末に送信するコンテンツデ
    ータ送信部と、を備えたことを特徴とするコンテンツ管
    理サーバ。
  2. 【請求項2】 前記提供情報生成部は、前記ユーザに配
    布した前記コンテンツの数量が前記数量情報取得部が取
    得した前記数量よりも少ないことを条件として、前記ユ
    ーザからの前記コンテンツに対する出力要求を受け付け
    るためのアクセス情報を前記提供情報に含ませることを
    特徴とする請求項1に記載のコンテンツ管理サーバ。
  3. 【請求項3】 前記提供情報生成部は、前記ユーザに配
    布した前記コンテンツの数量が前記数量情報取得部が取
    得した前記数量の分に達したことを条件として、前記ア
    クセス情報に代えて、前記数量の分に達したことを示す
    終了情報を前記提供情報に含ませることを特徴とする請
    求項2に記載のコンテンツ管理サーバ。
  4. 【請求項4】 前記コンテンツは印刷物であって、 前記コンテンツデータ送信部は、前記出力要求受付部が
    前記出力要求を受け付けた前記印刷物に対応する印刷デ
    ータを前記コンテンツデータとして送信することを特徴
    とする請求項1から3のうちの何れか1項に記載のコン
    テンツ管理サーバ。
  5. 【請求項5】 前記印刷物は、チケットであって、 前記課金処理部は、前記ユーザが指定した出力端末にお
    ける前記コンテンツデータに基づく前記チケットの印刷
    出力の数に応じた課金処理をすることを特徴とする請求
    項4に記載のコンテンツ管理サーバ。
  6. 【請求項6】 前記ユーザ側での前記コンテンツの出力
    結果物を使用する使用者を特定する使用者情報が当該コ
    ンテンツの出力結果物に合成して出力されるよう制御す
    る使用者情報合成制御部を備えたことを特徴とする請求
    項1から5のうちの何れか1項に記載のコンテンツ管理
    サーバ。
  7. 【請求項7】 前記コンテンツ提供者が提供した各々の
    前記コンテンツを峻別するための識別情報が当該コンテ
    ンツの出力結果物に合成して出力されるよう制御する識
    別情報合成制御部を備えたことを特徴とする請求項1か
    ら5のうちの何れか1項に記載のコンテンツ管理サー
    バ。
  8. 【請求項8】 コンテンツ提供者が提供するコンテンツ
    をユーザにデジタルデータで配布するためのコンテンツ
    管理サーバであって、 前記コンテンツ提供者が提供する前記コンテンツについ
    ての提供可能な数量を示す数量情報を取得する数量情報
    取得部と、 前記数量情報取得部が取得した前記数量の分までは前記
    コンテンツ提供者が提供するコンテンツを前記ユーザに
    配布し、当該数量の分を越えて前記コンテンツの配布の
    要求が前記ユーザからあったときには、当該コンテンツ
    の前記ユーザに対する配布を禁止するコンテンツ配布制
    御部と、を備えたことを特徴とするコンテンツ管理サー
    バ。
  9. 【請求項9】 前記コンテンツを前記ユーザに配布した
    ことを条件として、前記コンテンツの前記ユーザへの配
    布に応じた課金処理をする課金処理部を備えたことを特
    徴とする請求項1から8のうちの何れか1項に記載のコ
    ンテンツ管理サーバ。
  10. 【請求項10】 コンテンツ提供者が提供するコンテン
    ツをユーザにデジタルデータで配布する処理を電子計算
    機に実行させるためのプログラムであって、 前記電子計算機を、 前記コンテンツ提供者が提供する前記コンテンツを取得
    するコンテンツ取得部と、 前記コンテンツ提供者が提供する前記コンテンツについ
    ての提供可能な数量を示す数量情報を取得する数量情報
    取得部と、 前記コンテンツ取得部が取得した前記コンテンツを、前
    記数量情報取得部が取得した前記数量の分まで前記ユー
    ザに配布するための提供情報を生成する提供情報生成部
    と、 前記ユーザから、前記コンテンツについての配布の要求
    を受け付ける配布要求受付部と、 前記配布要求受付部が前記コンテンツの配布要求を受け
    付けたことを条件として、前記提供情報生成部が生成し
    た前記提供情報を前記ユーザに送信する提供情報送信部
    と、 前記提供情報送信部が送信した前記提供情報に対する前
    記ユーザからの前記コンテンツに対する出力要求を受け
    付ける出力要求受付部と、 前記出力要求受付部が前記出力要求を受け付けたことを
    条件として、前記コンテンツを表すコンテンツデータを
    前記ユーザが指定した出力端末に送信するコンテンツデ
    ータ送信部と、として機能させることを特徴とするプロ
    グラム。
  11. 【請求項11】 コンテンツ提供者が提供するコンテン
    ツをユーザにデジタルデータで配布するための処理を電
    子計算機に実行させるためのプログラムを格納したコン
    ピュータ読取り可能な記憶媒体であって、 前記プログラムは、前記電子計算機を、 前記コンテンツ提供者が提供する前記コンテンツを取得
    するコンテンツ取得部と、 前記コンテンツ提供者が提供する前記コンテンツについ
    ての提供可能な数量を示す数量情報を取得する数量情報
    取得部と、 前記コンテンツ取得部が取得した前記コンテンツを、前
    記数量情報取得部が取得した前記数量の分まで前記ユー
    ザに配布するための提供情報を生成する提供情報生成部
    と、 前記ユーザから、前記コンテンツについての配布の要求
    を受け付ける配布要求受付部と、 前記配布要求受付部が前記コンテンツの配布要求を受け
    付けたことを条件として、前記提供情報生成部が生成し
    た前記提供情報を前記ユーザに送信する提供情報送信部
    と、 前記提供情報送信部が送信した前記提供情報に対する前
    記ユーザからの前記コンテンツに対する出力要求を受け
    付ける出力要求受付部と、 前記出力要求受付部が前記出力要求を受け付けたことを
    条件として、前記コンテンツを表すコンテンツデータを
    前記ユーザが指定した出力端末に送信するコンテンツデ
    ータ送信部と、として機能させることを特徴とするコン
    ピュータ読取り可能な記憶媒体。
  12. 【請求項12】 コンテンツ提供者が提供するコンテン
    ツをユーザにデジタルデータで配布する処理を電子計算
    機に実行させるためのプログラムであって、 前記電子計算機を、 前記コンテンツ提供者が提供する前記コンテンツについ
    ての提供可能な数量を示す数量情報を取得する数量情報
    取得部と、 前記数量情報取得部が取得した前記数量の分までは前記
    コンテンツ提供者が提供するコンテンツを前記ユーザに
    配布し、当該数量の分を越えて前記コンテンツの配布の
    要求が前記ユーザからあったときには、当該コンテンツ
    の前記ユーザに対する配布を禁止するコンテンツ配布制
    御部と、として機能させることを特徴とするプログラ
    ム。
  13. 【請求項13】 コンテンツ提供者が提供するコンテン
    ツをユーザにデジタルデータで配布するための処理を電
    子計算機に実行させるためのプログラムを格納したコン
    ピュータ読取り可能な記憶媒体であって、 前記プログラムは、前記電子計算機を、 前記コンテンツ提供者が提供する前記コンテンツについ
    ての提供可能な数量を示す数量情報を取得する数量情報
    取得部と、 前記数量情報取得部が取得した前記数量の分までは前記
    コンテンツ提供者が提供するコンテンツを前記ユーザに
    配布し、当該数量の分を越えて前記コンテンツの配布の
    要求が前記ユーザからあったときには、当該コンテンツ
    の前記ユーザに対する配布を禁止するコンテンツ配布制
    御部と、として機能させることを特徴とするコンピュー
    タ読取り可能な記憶媒体。
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