JP2000123203A - チケット発券装置 - Google Patents

チケット発券装置

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JP2000123203A
JP2000123203A JP30780898A JP30780898A JP2000123203A JP 2000123203 A JP2000123203 A JP 2000123203A JP 30780898 A JP30780898 A JP 30780898A JP 30780898 A JP30780898 A JP 30780898A JP 2000123203 A JP2000123203 A JP 2000123203A
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ticket
screen
card
event
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Kyoichi Miyazaki
恭一 宮崎
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ZAKKU ENTERPRISE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、催し物の指定席チケットを
購入者自身の操作により即時に購入できるチケット発券
装置を提供することにある。 【解決手段】 本発明は、クライアント1と、このクラ
イアント1と回線で接続されるサーバ2とを備えた、ク
ライアント1側で催し物チケットを発行するチケット発
券装置である。クライアント1は、サーバ2との通信手
段23と、サーバ2に催し物等の情報を読み出す指示を
出す指示手段23、催し物等の情報を受信する受信手段
23、催し物等の情報を表示する表示手段13、催し物
及びその空席を選択可能な選択手段14、催し物チケッ
トの発行手段20を備える。サーバ2は催し物等の情報
を記憶する記憶手段2b、クライアント1との通信手段
40,42、催し物等の情報を記憶手段2bから読み出
す手段2a、クライアント1のチケット発行情報に応じ
て記憶手段2bの空席情報を更新する手段2aを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンサート等の催し
物のチケット発券装置に係り、特に希望する座席のチケ
ットを購入者自身の操作により即時に購入することがで
きるチケット発券装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンサート等の催し物のチケット
は対面式のチケットショップのカウンターで販売される
のが一般的である。この場合、チケットはカウンター内
の販売員に口頭、チラシで示すなどして希望の催し物と
S席、A席等の座席のランクを伝え、販売員がコンピュ
ータを操作してチケットを販売していた。
【0003】この方法では購入者の立場からは数が少な
く、営業時間の短いチケットショップに足を運ばなけれ
ばならない、チケット購入に時間がかかる等の欠点があ
り、チケットショップ側の立場からは販売員を各ショッ
プに配置しなければならない等の欠点があった。最近で
はコンビニエンスストアで催し物のチケットが販売され
ており、営業時間に関する欠点は解消されている。
【0004】しかし、コンビニエンスストアでチケット
を購入する場合、チケット購入者はS席、A席等の座席
のランクを指定することができるのみであり、希望の指
定席を指定することができない。希望の指定席を指定す
ることができないのは、電話予約によりチケットを予
約、購入する場合も同様である。購入者は購入したチケ
ットを見て初めてどの指定席を購入したかを知ることと
なる。また、催し物によってはチケットショップに座席
表が備えられており、希望の指定席を指定できる場合も
あるが、この場合座席表を見てから希望の指定席を販売
員に示すこととなるため、チケットの購入に手間と時間
が掛かってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの問題
点を解決するものであり、本発明の目的は、催し物の希
望する指定席のチケットを購入者自身の操作により即時
に購入することができるチケット発券装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、請求項1に
係る発明によれば、クライアントと該クライアントと回
線を介して接続されるサーバとを備えた催し物のチケッ
トを発行するチケット発券装置であって、前記クライア
ントは前記サーバとの間で情報をやり取りするための通
信手段と、催し物およびその空席に関する情報を読み出
すことを指示し、該指示を前記サーバに発信可能な指示
手段と、前記指示により読み出された催し物およびその
空席に関する情報を受信する空席情報受信手段と、前記
催し物およびその空席に関する情報を表示する空席表示
手段と、該空席表示手段により表示される情報に基づい
て催し物及びその座席を選択可能な選択手段と、該選択
手段により選択された催し物の座席のチケットを発行す
る発行手段と、該発行手段によって発行された前記チケ
ットの料金を計算する料金計算手段と、前記チケットの
料金を表示する料金表示手段と、前記発行手段で発行し
たチケットに関する情報を前記サーバに発信する発信手
段と、を備え、前記サーバは前記催し物およびその空席
に関する情報を記憶している記憶手段と、前記クライア
ントとの間で情報をやり取りするための通信手段と、前
記クライアントからの指示に従って催し物およびその空
席に関する情報を前記記憶手段から読み出す読み出し手
段と、前記クライアントから取得した前記発行されたチ
ケットに関する情報に応じて前記記憶手段に記憶されて
いる催し物の空席情報を更新する書き込み手段と、を備
えることにより解決される。
【0007】このとき、前記クライアントは、前記チケ
ットの料金を清算可能な清算手段を備えるように構成す
ると好適である。
【0008】またこのとき前記チケットの料金を清算可
能な清算手段は、クレジットカードを受け入れ可能なカ
ードスロットと、前記クレジットカードの情報を読み取
り可能なクレジットカード読み取り手段と、前記クレジ
ットカードの情報を前記サーバに送信する送信手段と、
前記クレジットカードの照合結果を受信する受信手段
と、前記チケットの料金を前記クレジットカードにより
清算可能なクレジットカード清算手段からなり、前記サ
ーバは前記クレジットカードの情報を受信する受信手段
と、前記クレジットカードの情報を照合する照合手段
と、該照合手段による照合結果を前記クライアントに送
信する送信手段と、を備えるように構成すると良い。
【0009】更に、前記クライアントはチケット購入者
を特定するための購入者特定情報を入力可能な購入者特
定情報入力手段と、該購入者特定情報入力部で入力され
た購入者特定情報を前記サーバに送信する購入者特定情
報送信手段と、前記サーバからの予約座席の販売を許可
する情報を受信して予約座席を表示する表示手段と、を
備え、前記サーバは催し物の座席予約と予約者に関する
情報を入力可能な入力手段と、前記クライアントから前
記購入者特定情報を受信する購入者特定情報受信手段
と、前記購入者特定情報と前記予約者の情報とを照合す
る予約照合手段と、前記購入者特定情報と前記予約者の
情報とが合致した場合に予約座席の販売を許可する情報
を発信する許可情報発信部と、を備えるように構成する
と好適である。このとき、前記空席に関する情報は、催
し物が行われる場所の配置に対応した位置情報であるよ
うに構成することもできる。
【0010】また、前記チケットの料金を清算可能な清
算手段は、プリペイドカードを受け入れ可能なカードス
ロットと、前記プリペイドカードの残額情報を読み取り
可能なカード残額読み取り手段と、前記チケットの料金
を前記プリペイドカードにより清算可能なカード清算手
段を備えるように構成しても良い。このとき、前記空席
に関する情報は、催し物が行われる場所の配置に対応し
た位置情報であるように構成することもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施例1)本発明は、クライア
ント1と該クライアント1と回線を介して接続されるサ
ーバ2とを備えた催し物のチケットを発行するチケット
発券装置である。クライアント1とサーバ2とを回線を
介して接続することによって、複数設けられたクライア
ント1側でチケットが購入される本発明においてチケッ
トの空席に関する情報をサーバ2で一括管理することが
できる。
【0012】本発明のクライアント1は前記サーバ2と
の間で情報をやり取りするための通信手段23と、催し
物およびその空席に関する情報を読み出すことを指示し
該指示情報を前記サーバ2に発信可能な指示手段11を
備える。
【0013】また、クライアント1は前記読み出した催
し物およびその空席に関する情報を受信する空席情報受
信手段23と、前記催し物およびその空席に関する情報
を表示する空席表示手段13を備える。更に、クライア
ント1は該表示手段13により表示される情報に基づい
て催し物及びその座席を選択可能な選択手段14と、該
選択手段14により選択された催し物の座席のチケット
を発行する発行手段20を備える。
【0014】このように構成することにより、クライア
ント1を操作するチケット購入者は、クライアント1側
から催し物およびその空席に関する情報を送信するよう
に指示してその催し物およびその空席に関する情報を取
り出すことができ、希望する催し物の座席のチケットを
選択して購入することができる。
【0015】前記空席に関する情報は、催し物が行われ
る場所の配置に対応した位置情報であるように構成す
る。すなわち、空席表示手段13には催し物が行われる
コンサートホール等の個々の座席の位置情報が表示され
る。このようにすることにより、チケット購入者はS
席,A席等の座席の種別だけでなく、何列目何番、とい
う座席を選択することができる。
【0016】また、クライアント1はチケットの発行手
段20によって発行された前記チケットの料金を計算す
る料金計算手段11と、前記チケットの料金を表示する
料金表示手段13を備える。これにより、クライアント
1を操作するチケット購入者に、購入したチケットの料
金を知らせることができる。クライアント1は発行手段
20で発行したチケットに関する情報を前記サーバに発
信する発信手段23を備える。
【0017】サーバ2は前記催し物およびその空席に関
する情報を記憶している記憶手段2bと、前記クライア
ント1との間で情報をやり取りするための通信手段4
0,42を備える。また、サーバ2は前記クライアント
1からの指示に従って催し物およびその空席に関する情
報を前記記憶手段2bから読み出す読み出し手段2aを
備える。サーバ2をこのように構成することにより、ク
ライアント1側の指示に応じてチケット購入者の希望す
る催し物およびその空席に関する情報をクライアント1
に送信することができる。
【0018】更に、サーバ2は前記クライアント1から
取得した前記発行したチケットに関する情報に応じて前
記記憶手段2bに記憶されている催し物の空席情報を更
新する書き込み手段2aを備える。このように構成する
ことにより、クライアント2がチケットを販売した際そ
の都度催し物の空席情報を更新することができるので、
各クライアント2にオンタイムで空席情報を送信するこ
とが可能となる。
【0019】クライアント1は、前記チケットの料金を
清算可能な清算手段19を備える。これにより、クライ
アント1側に係員を配置することなくチケットの販売を
することができる。
【0020】前記チケットの料金を清算可能な清算手段
19は、クレジットカードを受け入れ可能なカードスロ
ット19と、前記クレジットカードの情報を読み取り可
能なクレジットカード読み取り手段19と、前記クレジ
ットカードの情報を前記サーバに送信する送信手段23
と、前記クレジットカードの照合結果を受信する受信手
段23と、前記チケットの料金を前記クレジットカード
により清算可能なクレジットカード清算手段19を備え
る。ここで、クレジットカードにはデビットカード(銀
行、郵便局等のキャッシュカード)、ICカード等を含
む。このように構成することにより、チケット購入者は
クレジットカードを用いて簡易にチケット代金の精算を
することができる。
【0021】サーバ2は前記クレジットカードの情報を
受信する受信手段40,42と、前記クレジットカード
の情報を照合する照合手段2a,2bと、該照合手段2
a,2bによる照合結果を前記クライアント1に送信す
る送信手段40,42とを備える。このように構成する
ことにより、クレジットカードを用いた精算をすること
ができる。また、期限切れ、盗難等のクレジットカード
が使用されるのを防ぐことができる。
【0022】前記クライアント1は暗証番号等、チケッ
ト購入者を特定するための購入者特定情報を入力可能な
購入者特定情報入力手段14と、該購入者特定情報入力
手段14で入力された購入者特定情報を前記サーバに送
信する購入者特定情報送信手段23と、サーバ2からの
予約座席の販売を許可する情報を受信して予約座席を表
示する表示手段13とを備える。従って、チケット購入
者特定情報が正確に入力されない場合には上記照合手段
2a,2bによる照合により、チケットの販売がされな
いこととなる。
【0023】このように暗証番号等のチケット購入者特
定情報を入力して上記照合手段2a,2bによりチケッ
ト購入者を照合することによって、盗難にあったクレジ
ットカードが不正に使用されることを防止することがで
きる。
【0024】このとき、前記サーバ2は催し物の座席予
約と予約者に関する情報を入力可能な入力手段31を備
えるように構成される。このとき、サーバ2は、クライ
アント1から前記購入者特定情報を受信する購入者特定
情報受信手段40,42と、前記購入者特定情報と前記
予約者の情報とを照合する予約照合手段2a,2bと、
前記購入者特定情報と前記予約者の情報とが合致した場
合に予約座席の販売を許可する情報を発信する許可情報
発信部2aとを備えるように構成される。
【0025】これにより、予め電話等で予約を受け、予
約時に催し物の座席予約と予約者に関する情報(会員番
号、暗証番号、予約番号等)を入力しておき、後に予約
者がクライアント1を操作することによって予約したチ
ケットを販売するようにすることができる。
【0026】(実施例2)クレジットカードを使用する
チケット発券装置に関する上記実施例1とは異なる実施
例について説明する。本実施例は所定の金額で販売され
るプリペイドカードを用いた場合に関するものである。
【0027】本例のチケットの料金を清算可能な清算手
段は、プリペイドカードを受け入れ可能なカードスロッ
ト19と、前記プリペイドカードの残額情報を読み取り
可能なカード残額読み取り手段19と、前記チケットの
料金を前記プリペイドカードにより清算可能なカード清
算手段19を備える。その他の構成は上記実施例1と同
様である。
【0028】
【具体例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を
限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。
【0029】本願発明に係るチケット発券装置は、マル
チメディア情報のサービスステーションとしての機能を
有するクライアント1を用いて、チケット購入者が自分
でコンサートなどの催物のチケットを注文、即座にチケ
ットを発券することができる装置である。本例のチケッ
ト発券装置は、予約済カードによる催物チケットの発
券、会員カードによる催物チケットの購入、及び発券な
ど、チケット発券業務を無人で行える機能を有する。
【0030】本例のチケット発券装置は、クライアント
1、サーバ2とを主要構成要素とする。図1,図2に本
例のチケット発券装置のネットワーク構成を示す。図1
のサーバ1は、図2のWWWサーバ2aとデータベース
サーバ2b、クライアントを備える。
【0031】クライアント1は、ディスカウントストア
のほかレコード店、ガソリンスタンド、ゲームセンター
など全国の複数箇所に設置され、サーバ(Webサーバ、D
Bサーバ)は、本例のチケット発券装置を用いてチケッ
ト発券業務を行う企業等のオフィス内などに設置され
る。クライアント1とサーバ2との間は、INS64で
通信可能とされる。なお、本例ではINS64を用いる
構成としているが、これに限定されるものではなく、I
NSネット1500等、他の通信ネットワークを用いて
も良い。
【0032】本例のクライアント1のハードウェア構成
を図3に示す。本例のクライアント1は、CPU11、
制御部12、表示手段としての表示装置13、選択手段
としてのタッチスクリーン14、シリアルポート15,
16、チケット発行手段としてのサーマルプリンタ2
0、プリンタポート21、ISAスロット22、サーバ
との間で情報をやり取りするための通信手段としてのD
SU23を構成要素とする。
【0033】本例のCPU11は、制御部12と接続さ
れ、40MBの記憶容量を有し、チケット料金の計算等
を行う。なお、本例のCPU11以外に外付けの記憶手
段を設けてもよい。本例の制御部12は、表示装置1
3、タッチスクリーン14、カードリーダ19、サーマ
ルプリンタ20、ISAスロット22等と接続され、こ
れらのクライアント1の構成要素を制御する。
【0034】本例の表示装置13は制御部12に接続さ
れ、制御部12から送られる情報を画面に映し出す。催
し物及びその空席に関する情報を表示する空席表示手
段、チケットの料金を表示する料金表示手段としての役
割を果たす。
【0035】本例の表示装置13の画面を図5に示す。
画面のフレーム領域52は、画面全体を覆うように表示
する。タイトルバーやリサイズボーダは表示しない。利
用者は、ウィンドウ移動などの操作はできない。フレー
ム領域の色は青ベース色とする。フレームボタン53
は、初期状態は非表示であるが、印刷準備ができた場合
のみ発券ボタン1つを表示する。表示装置13は、スク
リーンセーバー機能を有する。ロゴ表示部51には本例
のチケット発券装置を用いたチケット発券システムの商
標等を表示する。
【0036】ブラウザ領域54には、Webサーバで作成
した指定のHTML(Hyper Text MarkupLanguage)ファイ
ルおよびクライアント側で用意した詳細データファイル
を表示する。但し、Webサーバで作成した指定のHTMLフ
ァイルについては、この領域の描画は、Microsoft Inte
rnet Explorer Ver 4.0.1(以降、IEと記す場合も同
様)が行う。従って、HTML表示内容についての制約は、
IEの制約と同じである。
【0037】選択手段としてのタッチスクリーン14は
シリアルポート15を介して制御部12と接続され、表
示装置13の表面に設けられる。タッチスクリーン14
は、スクリーン上に示された選択ブロックを購入者が触
れると、そのブロックの選択が入力とみなされるように
構成される。購入者は、ソフトウェアキーボード(テン
キーPAD)により、予約番号、暗証番号を入力でき、
また、TFTカラー液晶ディスプレイ13上に表示され
た情報に基づいて、希望する催し物およびその座席、必
要なチケット枚数等を選択することができる。
【0038】シリアルポート15は制御部12とタッチ
スクリーン14を、シリアルポート16は制御部12と
入出力制御部17を接続するための接続部としての役割
を果たすものであり、これらのシリアルポート15,1
6を通じてデータが出入りする様に構成される。
【0039】入出力制御部17は、操作指示ランプ1
8,IDカードリーダ19と制御部12との間でやり取
りされる情報を制御する。操作指示ランプ18はIDカ
ードリーダ19の付近に設けらたランプであり、点灯、
点滅、消灯することができる様に構成される。表示装置
13上に購入者に対してカードを挿入又は取り出すよう
に指示を出すと共にIDカードリーダ19の付近に設け
られた操作指示ランプを点灯又は点滅させることによ
り、購入者がIDカードリーダ19の場所を分かり易く
することができる。
【0040】本例のIDカードリーダ19は図1に示す
ようにクライアント1の本体の前側面であって表示装置
13とは異なる場所に設けられ、購入者が挿入するカー
ドを取り込みまたは排出するように構成される。IDカ
ードリーダ19は内部に取り込んだカードが有する情報
を読み取り、その情報を入出力制御部に発信する様に構
成される。
【0041】本例のサーマルプリンタ20は図1に示す
ようにクライアント1の本体の前側面であって表示装置
13とは異なる場所に設けられ、チケットの発行手段と
しての役割を果たす。チケットには後述するように催し
物の名前、時、場所、チケットの指定席等がサーマルプ
リンタ20によって印刷される。サーマルプリンタ20
の排出口には図示しないカッターが設けられ、チケット
を1枚づつ切り離すことができるように構成される。
【0042】プリンタポート21は制御部12とサーマ
ルプリンタ20を接続するための接続部としての役割を
果たすものであり、これらのプリンタポート21を通じ
てデータが出入りする様に構成される。
【0043】ISAスロット22は機能拡張用のバスで
あり、制御部12とDSU23との間に接続される。D
SU23はISAスロット22と接続され、サーバ2と
の間で情報をやり取りするための通信手段としての役割
を果たす。サーバ2との間では、INS64で通信可能
とされる。
【0044】その他にも、本例のクライアント1はHT
TPによるWebサーバ接続機能を有する。また、サー
バへのログファイル送信処理を含むログ出力機能、自動
電源OFF機能を有する。さらに、別プログラムにより
環境設定機能を有するように構成することもできる。
【0045】本例のサーバ2のハードウェア構成を図4
に示す。本例のサーバ2は、CPU31、増設メモリ3
2、ディスプレイ装置33、SCSI34、磁気ディス
ク35,36、CD−ROM装置37、カードリジテー
プ装置38、Sバス39、LANポート40、HUB4
1、ルータ42を構成要素とする。
【0046】本例のCPU31は、Sバス39と接続さ
れ、128MBの記憶容量を有する。CPU31には増
設メモリ32を増設するように構成される。CPU31
は、催し物の空席情報を記憶していると共に、クライア
ント1から取得した発行したチケットに関する情報に応
じてその催し物の空席情報を更新する書き込み手段等と
しての役割を果たす。CPU31は、ログ出力機能を有
する。
【0047】本例のサーバ2はまた記憶媒体として、基
本磁気ディスク35、増設磁気ディスク36、CD−R
OM装置37、カートリジテープ装置38を備える。基
本磁気ディスク35、増設磁気ディスク36、CD−R
OM装置37、カートリジテープ装置38は、インター
フェースであるSCSI34でSバスと接続され、SC
SI34によってそのデータが転送されるように構成さ
れる。
【0048】CPU31、基本磁気ディスク35、増設
磁気ディスク36、CD−ROM装置37、カートリジ
テープ装置38には、催し物に関する情報、催し物の空
席,料金に関する情報、チケット購入者が所持するカー
ドに関する情報等が記憶されている。そして、購入者が
クライアント側で入力した予約番号、暗証番号やカード
の有効期限をデータベースで照会することができる。
【0049】本例のサーバ1には、図1に示すようにデ
ィスプレイ装置33が設けられ、サーバ1の設定、管理
等ができるように構成される。ディスプレイ装置33に
画面表示されるので、各メッセージ、催し物・会場・開
催時間・座席種別、購入枚数等、HTMLによってカス
タマイズが容易である。ディスプレイ装置33は、Sバ
ス39によってCPU31、基本磁気ディスク35、増
設磁気ディスク36、CD−ROM装置37、カートリ
ジテープ装置38、LANポート40と接続される。
【0050】本例のSバス39はサーバ2内部のデータ
を各構成要素間で伝達する様に構成される。なお、本例
ではバスとしてSバスを用いているが、これに限定され
るものではなく、PCIバス、マルチバス等を用いても
よい。
【0051】本例のSバス39はLANポート40に接
続される。LANポート40は他のサーバ2のLANポ
ート40とLANで接続される。すなわち、本例のサー
バ2は本例のチケット発券装置を用いてチケット発券業
務を行う企業等のオフィス内に複数設置され、各サーバ
2でLANが構築される。
【0052】本例のLANを構築する図示しないケーブ
ルは、集線装置であるHUB41に接続される。HUB
41はルータ42に接続される。ルータ42は専用回線
に接続され、プロバイダを通じてINS64に接続する
ことができる。尚、本例ではプロバイダを用いる構成と
しているが、これに限定されるものではなく、専用回線
によりINS64等のインターネットに接続する構成と
してもよい。
【0053】クライアント1とサーバ2の間のインター
フェースについては図6の通りである。すなわち、クラ
イアント−サーバ間は、HTTPプロトコルを使用して通信
を行う。また、クライアント−サーバ間は、HTML、及び
CGI(Common Gateway Interface)機能を利用してデー
タの受渡し(表示)を行う。
【0054】次に、本例のチケット発券装置で使用する
ことのできるカードについて説明する。本例のチケット
発券装置では、JISII型の予約済カード、JISII型
の会員カードが使用できるように構成される。これらの
JISII型のカードのレイアウトを図6に示す。
【0055】本例の予約済カードとは、チケット発売前
に催し物チケットの予約がされた場合に発行するカード
であり、発行された日から90日間がカードの有効期限
とされる。人気のあるコンサート等のチケット販売時に
はこの予約済カードによる予約システムが有用である。
本例の予約済カードは、予約済カードであることを特定
する情報、予約番号、有効年月に関する情報を有する。
【0056】本例の会員カードとは、本例のチケット発
券装置を用いてチケット発券業務を行う企業等が会員制
度を採用し、その会員に発行するものである。本例の会
員カードは更にクレジットカード又はデビットカード又
はICカード等としての機能も有する。すなわち、本例
の会員カードは、クレジットカード会社と提携すること
によって発行される。本例の会員カードは会員カードで
あることを特定する情報、カードの持ち主を特定する情
報、カードの暗証番号、会員の有効期限に関する情報を
有する。
【0057】IDカードリーダ19に挿入されたカード
は、IDマーク+業態コード='s5'且つ企業コード
='9110'且つカード番号の7〜9バイト目='ZAK'
であることが確認された場合、予約済カードであること
が判別される。また、IDマーク+業態コード='s5'
且つ企業コード='9110'且つカード番号の7〜9バ
イト目='752であることが確認された場合、会員カ
ードであることが判別される。
【0058】本例のサーマルプリンタ20から発行され
る催し物のチケットの仕様を図7に示す。図7の上段が
表面、下段が裏面である。
【0059】次に、予約済カードを挿入したときの本例
のチケット発券装置の処理フローについて、図8に沿っ
て説明する。まず、ステップS1のでフローが開始す
る。クライアント1の画面に触れていないときは図10
のスクリーンセーバの画面である。手操作で画面に触れ
られるとステップS2に進み、操作指示ランプ18がO
Nにされ、「カードを挿入して下さい」という音声と共
に図11の初期画面が映し出される。
【0060】手操作で予約済カードがIDカードリーダ
19に挿入されると、ステップS3でカードが正しく挿
入されたか(挿入OK?)判断される。ステップS3で
カードが正しく挿入されている場合(S3:YES)、
ステップS4でカードの判別が行われる。
【0061】その後ステップS5でカードが会員カード
か判断される。カードが会員カードである場合(S5:
YES)、ステップS27のへ進み、図9のステップ
S51に進む。カードが会員カードでない場合(S5:
NO)、ステップS6へ進み、カードが予約済カードか
判断される。
【0062】ステップS6でカードが予約済カードであ
った場合(S6:YES)、ステップS7に進み、図1
3の画面が表示されると共に回線接続、ログ出力がされ
る。ステップS6でカードが予約済カードでなかった場
合(S6:NO)、ステップS26に戻り、図12の画
面が映し出され、「本カードはお取り扱いできません」
等の音声が発生されると共にカードが排出される。その
後、ステップS2に戻る。
【0063】ステップS3でカードが挿入されていない
場合(S3:NO)、ステップS26へ進み、図12の
画面が映し出され、「カードが正しく挿入されていませ
ん」等の音声が発生されると共にカードが排出される。
その後、ステップS2に戻る。
【0064】ステップS7で回線接続、ログ出力がされ
ると、ステップS8でWeb−サーバにより予約済カー
ド、予約番号がデータベースの情報と照会され、照合す
るデータがあるか(照会OKか)判断される。Web−
サーバによる照会の結果がOKである場合(S8:YE
S)、クライアント1の画面上には図18の発券情報が
表示されると共に、ステップS9に進み、クライアント
1側ではURLよりHTML解析結果が示される。
【0065】Web−サーバによる照会の結果がOKで
ない場合(S8:NO)、クライアント1の画面上には
図16、図17等が表示されると共にステップS24に
進み、クライアント1側ではURLよりHTML解析結
果が示される。その後ステップS25で照会のエラーか
否かが判断される。ステップS25で照会のエラーであ
った場合(S25:YES)、ステップS26に進み、
カードが排出される。
【0066】ステップ9の後はステップS10に進み、
照会の結果がOKか判断される。ステップS10で照会
の結果がOKである場合、ステップS11で発券ボタン
43が画面上に表示される。
【0067】手操作で発券ボタン43が押し下げられる
と、ステップS12に進み、図29の画面が表示される
と共にチケットの印刷編集処理が行われる。その後ステ
ップS13でチケットの出力がされる。次にステップS
14でチケットの出力が正常か判断される。ステップS
14でチケットの出力が正常である場合(S14:YE
S)、ステップS15でクライアント1からチケットを
発券した情報をWeb−サーバにログ出力する。
【0068】ステップS14でチケットの出力が正常で
ない場合(S14:NO)、図30の画面が表示される
と共にステップS22に進み、後処理が行われた後ステ
ップS1に戻る。
【0069】ステップS15でクライアント1からチケ
ットを発券した情報をWeb−サーバにログ出力した
後、S16でWeb−サーバではDB−サーバの予約情
報を発券済みにする。その後ステップS17に進み、デ
ータベースの更新が正常か判断される。データベースの
更新が正常である場合(S17:YES)、クライアン
ト1の画面上には印刷処理中のメッセージを表示してス
テップS18に進み、クライアント1側ではURLより
HTML解析結果が示される。
【0070】データベースの更新が正常でない場合(S
17:NO)、クライアント1の画面上にはシステム異
常のメッセージを表示してステップS18に進み、クラ
イアント1側ではURLよりHTML解析結果が示され
る。
【0071】ステップS18の後はステップS19に進
み、クライアント1側でデータベースの更新が正常か判
断される。データベースの更新が正常である場合(S1
7:YES)、ステップS20で発券枚数カウンタがア
ップされ、チケットが発券される。
【0072】データベースの更新が正常でない場合(S
17:NO)、図32の画面が表示された後ステップS
22に進み、その後ステップ23からステップ1に戻
る。
【0073】ステップS20の後、ステップS21で購
入されたN枚のチケット全ての出力が終了したか判断さ
れる。N枚のチケットの出力が終了している場合(S2
1:YES)、ステップS22に進み、カード排出、用
紙残量チェック、発券ボタンOFF等の後処理がされ
る。その後ステップS23に進み、ステップS1に戻
る。N枚のチケットの出力が終了していない場合(S2
1:NO)、ステップS13に戻る。
【0074】次に、会員カードを挿入したときの本例の
チケット発券装置の処理フローについて、図8、図9に
沿って説明する。ステップS1からステップS5までは
図8と同様である。図8のステップS5で会員カードで
あった場合(S5:YES)、図9のステップS51に
進む。
【0075】ステップS52でカードが有効期限切れか
否か判断される。ステップS52で有効期限切れでなか
った場合(S52:NO)、暗証番号の入力を促す画面
が表示され、手操作で暗証番号が入力されるとステップ
S53に進み回線接続、ログ出力がされる。ステップS
52で有効期限切れであった場合(S52:YES)、
画面上に退会済みである旨の表示をすると共にステップ
S74のに進み、図8のステップS28に進む。その
後ステップS26でカードが排出される。
【0076】ステップS53の次にはステップS54に
進み、予約済みで未発券のチケットがあるか判断され
る。ステップS54で未発券がある場合(S54:YE
S)、発券情報が画面上に表示されると共にステップS
59に進み、URLよりHTML解析結果が示される。
【0077】ステップS54で未発券がない場合(S5
4:NO)、画面にイベントの一覧を表示をすると共に
ステップS55で中止ボタンが押されたか判断される。
ステップS55で中止ボタンが押された場合(S54:
NO,S55:YES)、画面に処理中止のメッセージ
を表示すると共に、S59でURLよりHTML解析結
果が示される。
【0078】ステップS55で中止ボタンが押されてい
ない場合(S54:NO,S55:NO)、画面に開演
時間の一覧を表示をすると共にステップS56で中止ボ
タンが押されたか判断される。ステップS56で中止ボ
タンが押された場合(S54:NO,S55:NO,S
56:YES)、画面に処理中止のメッセージを表示す
ると共に、S59でURLよりHTML解析結果が示さ
れる。
【0079】ステップS56で中止ボタンが押されてい
ない場合(S54:NO,S55:NO,S56:N
O)、画面に座席種別の一覧を表示をすると共にステッ
プS57で中止ボタンが押されたか判断される。ステッ
プS57で中止ボタンが押された場合(S54:NO,
S55:NO,S56:NO,S57:YES)、画面
に処理中止のメッセージを表示すると共に、S59でU
RLよりHTML解析結果が示される。
【0080】ステップS57で中止ボタンが押されてい
ない場合(S54:NO,S55:NO,S56:N
O,S57:NO)、必要枚数の入力画面を表示をする
と共にステップS58で中止ボタンが押されたか判断さ
れる。ステップS58で中止ボタンが押された場合(S
54:NO,S55:NO,S56:NO,S57:N
O,S58:YES)、画面に処理中止のメッセージを
表示すると共に、S59でURLよりHTML解析結果
が示される。
【0081】ステップS58で中止ボタンが押されてい
ない場合(S54:NO,S55:NO,S56:N
O,S57:NO、S58:NO)、ステップS68で
チケットが必要枚数確保できるか否か判断される。ステ
ップS68でチケットが必要枚数確保できる場合(S5
4:NO,S55:NO,S56:NO,S57:N
O、S58:NO,S68:YES)、ステップS69
でチケットをカード番号で予約する。
【0082】その後ステップS70でS69の予約が正
常に行われたか否かが判断される。ステップS70で予
約が正常に行われていた場合(S70:YES)、画面
上に発券情報を表示すると共にステップS71で中止ボ
タンが押されたか判断される。ステップS71で中止ボ
タンが押された場合(S70:YES、S71:YE
S)、ステップS72に進み予約を解除する。
【0083】その後ステップS73で予約解除が正常に
行われたか否かが判断される。ステップS73で予約解
除が正常に行われていた場合(S73:YES)、画面
に発券中止メッセージを表示すると共に、S59でUR
LよりHTML解析結果が示される。ステップS73で
予約解除が正常に行われていなかった場合(S73:N
O)、画面にシステム異常メッセージを表示すると共
に、S59でURLよりHTML解析結果が示される。
【0084】ステップS71で中止ボタンが押されてい
ない場合(S70:YES、S71:NO)、画面に発
券要求メッセージを表示すると共に、S59でURLよ
りHTML解析結果が示される。
【0085】ステップS70で予約が正常に行われてい
ない場合(S70:NO)、画面にシステム異常メッセ
ージを表示すると共に、S59でURLよりHTML解
析結果が示される。
【0086】ステップS59でURLよりHTML解析
結果が示された後、ステップS60ではクライアント1
側で中止ボタンが押し下げられたか判断される。ステッ
プS60で中止ボタンが押し下げられていた場合(S6
0:YES)、ステップS65のに進み、図8のステ
ップS28に進む。
【0087】ステップS60で中止ボタンが押し下げら
れていない場合(S60:NO)、ステップS62で発
券要求がされたか否か判断される。ステップS62で発
券要求がされていた場合(S60:NO,S62:YE
S)、ステップS63で発券ボタン43が画面上に表示
される。その後手操作で発券ボタン43が押し下げられ
ると、ステップS64のに進み、図8のステップS2
9に進む。
【0088】ステップS62で発券要求がされていなか
った場合(S60:NO,S62:NO)、ステップS
66に進みシステム異常があるか否か判断される。ステ
ップS66でシステム異常がある場合(S60:NO,
S62:NO,S66:YES)、ステップS67の
に進み、図8のステップS30に進む。
【0089】クライアント1の表示装置13の機能につ
いて、発券処理の順を追って説明する。図10はスクリ
ーンセーバの画面である。非運用時は、図17のスクリ
ーンセーバを起動する。スクリーンセーバ動作時も、操
作指示ランプはOFFの状態で、カードの挿入は可能であ
る。
【0090】スクリーンセーバが解除されるタイミン
グ、及び解除後の画面遷移は以下の通りである。画面
にタッチした時には、図11の初期画面に遷移する。
カードが挿入された時には、図11の初期画面は表示さ
れず、以下の画面に遷移する。すなわち、カード挿入エ
ラー時には、カード挿入・種別エラー画面に遷移する。
また、予約済カード挿入時には、予約番号入力画面に遷
移する。会員カード挿入時には、暗証番号入力画面→照
会中メッセージ画面に遷移する。
【0091】図11は表示装置13の初期画面である。
図10のスクリーンセーバ画面で、画面をタッチする
と、本画面を表示する。本画面では、「カードを挿入し
てください」の音声を出力する。本画面でカードが挿入
されない場合、300秒(デフォルト)でスクリーンセ
ーバ画面に切り替える。スクリーンセーバ実行までの待
ち時間は、INIファイルで変更可能とする。本画面で、
画面の左上端→左下端→右上端→右下端の順にタッチす
ると、環境設定初期画面を表示する。
【0092】図12はチケット購入者がカードを挿入し
たが、挿入したカード又はカードの挿入方法にエラーが
あった場合の画面である。対象となるカードは予約済カ
ード、会員カードの2種類である。本エラー画面を表示
する場合は以下の通りである。カードが裏または逆で挿
入された場合には、「カードが正しく挿入されていませ
ん。」とのメッセージを画面に表示する。対象カード以
外が挿入された場合、カード異常の場合には、「本カー
ドは、お取扱いできません。」とのメッセージを画面に
表示する。図12のエラー画面表示時は、一旦挿入され
たカードを排出し、カード抜き取り待ち状態とする。カ
ード抜き取り後、初期画面に切り替える。
【0093】図13はチケット購入者がカードをカード
リーダ19に挿入した場合の画面である。予約済カード
使用時は、予約番号を入力することとなる。予約済カー
ドが正常に挿入された場合、本画面を表示する。ソフト
テンキーPADの「数字」ボタンにタッチすると、表示フ
ィールドにタッチされた番号を表示する。表示フィール
ドに表示できる数字は7桁迄で、7桁を越えて番号がタ
ッチされた場合は、無効とする。テンキーPADの「取
消」ボタンをタッチすると、表示フィールドの数字を全
て消去する。「確定」ボタンにタッチすると、照会中メ
ッセージ画面に切り替える。「中止」ボタンにタッチす
ると、処理を中断し、中断画面に切り替える。
【0094】会員カード使用時は、暗証番号を入力する
こととなる。会員カードが正常に挿入された場合、本画
面を表示する。ソフトテンキーPADの「数字」ボタンに
タッチすると、表示フィールドにタッチされた番号をは
表示せず、「*」を表示する。表示フィールドに表示で
きる数字は4桁迄で、4桁を越えて番号がタッチされた
場合は、無効とする。テンキーPADの「取消」ボタンを
タッチすると、表示フィールドの数字を全て消去する。
「確定」ボタンにタッチすると、照会中メッセージ画面
に切り替える。「中止」ボタンにタッチすると、処理を
中断し、中断画面に切り替える。
【0095】図14はチケット購入者が予約番号又は暗
証番号を入力した場合の画面である。予約番号(予約済
カード使用時)、暗証番号(会員カード使用時)の入力
画面で、「確定」ボタンがタッチされた場合、本画面を
表示する。本画面では回線接続処理(クライアント
側)、回線接続情報のログファイルへの出力(クライア
ント側)、予約番号、及び暗証番号によるDB照会処理
(サーバ側)の処理を行う。
【0096】図15は回線の接続にエラーがあった場合
の画面である。回線接続(リトライ3回)で失敗した場
合、本画面を表示する。一回の回線接続のリトライ処理
はデフォルト3回とする。リトライ回数は、INIファイ
ルにて変更可能とする。「再試行」ボタンをタッチする
と、再度回線接続処理を実行する。「中止」ボタンをタ
ッチすると、処理を中断し、中止画面に切り替える。
【0097】図16は予約済カードの有効期限が切れて
いる場合等のカードエラーがあった場合の画面である。
図16の画面は、ブラウザ領域にIEを貼り付け、或い
は、クライアントで作成した画面を表示する。会員カー
ド使用時、カード読取り後、挿入された会員カードの有
効期限が切れている場合に、「本カードは退会されてい
ます。」、「カードを排出します。」のメッセージを表
示して図16の画面を表示する。なお、図16の画面
は、ブラウザ領域にクライアントで作成した画面を表示
する。
【0098】DB照会で、以下のエラーとなった場合、図
16の画面を表示する。すなわち、挿入された予約済カ
ードの有効期限(カード発行から90日間)が切れてい
る場合には、「有効期限が切れています。」「カードを
排出します。」というメッセージを表示して図16の画
面を表示する。また、挿入された予約済カードの予約番
号と入力された予約番号が一致する場合でかつDB照会
で、チケットが既に発券済の場合には、「既にチケット
を発券済です。」、「カードを排出します。」というメ
ッセージを表示して図16の画面を表示する。図16の
画面では、「カードをお取りください。」の音声出力
(クライアント側)、カード排出処理(クライアント
側)を行う。
【0099】図17は入力した番号にエラーがあった場
合の画面である。DB照会で、以下のエラーとなった場
合、図17の画面を表示する。すなわち、予約済カード
使用時は、挿入された予約済カードの予約番号と入力さ
れた予約番号が一致しない場合、「入力した予約番号に
誤りがあります。」とのメッセージを表示し図17の画
面を表示する。また、会員カード使用時は、挿入された
会員カードの暗証番号と入力された暗証番号が一致しな
い場合、「入力した暗証番号に誤りがあります。」との
メッセージを表示し図17の画面を表示する。図17の
画面では、「カードをお取りください。」の音声出力
(クライアント側)、カード排出処理(クライアント
側)を行う。
【0100】図18は予約済カードが挿入された場合の
予約済チケットの発券情報を確認する画面である。DB照
会で入力された予約番号が有効な場合、図18の画面を
表示する。1イベント(イベント名、月日、会場名、開
演時間(24時間表示))に付き、1画面で表示する。
1イベントで予約できる座席種類は8種で、各座席の予
約枚数は99枚までとする。1イベントのみの予約の場
合は、「前頁」、「次頁」ボタンは表示しない。
【0101】1枚の予約券で、複数のイベントを予約し
ている場合、「次頁」ボタンを表示する。先頭頁表示時
は、「前頁」ボタンは表示しない。最終頁表示時は、
「次頁」ボタンは表示しない。「次頁」ボタンをタッチ
すると、次の予約情報を表示する。「前頁」ボタンをタ
ッチすると、前の予約情報を表示する。図18の画面で
は、フレームの「発券」ボタンを表示する。「発券」ボ
タンをタッチすると、チケット発券情報編集中画面に切
り替える。
【0102】表示情報の詳細を以下に示す。予約カード
の表示対象は、入力された予約番号=座席マスタの予約
番号とする。会員カードの表示対象は、カード番号(1
6バイト:12〜27バイト目)=座席マスタの予約番
号とする。イベント名は、座席マスタ(SEAMST)の催物
コード(EVNTCD)をキーに、該当する催物マスタ(EVTMS
T)の催物名称(EVNTNM)を表示する。開催日は、座席マ
スタ(SEAMST)の開催日(EVNTDT)を表示する。
【0103】会場名は、座席マスタ(SEAMST)の催物コ
ード(EVNTCD)をキーに、該当する催物マスタ(EVTMST)
の開催会場名(PLCENM)を表示する。開演時間は、座席
マスタ(SEAMST)の開演時間(OPENT)を表示する。座席
種別は、座席マスタ(SEAMST)の座席区分(SEATKB)をキ
ーに、該当する座席区分マスタ(SKBMST)の座席区分名
称(SEATNM)を表示する。枚数(座席数)は、座席マス
タ(SEAMST)の座席区分(SEATKB)毎に、該当するレコー
ド数を枚数として表示する。
【0104】図19は会員カードが挿入された場合の選
択可能なイベントを表示する画面である。本画面は、ブ
ラウザ領域にIEを貼り付け表示する。処理内容と仕様に
ついて説明する。DB照会で入力された暗証番号が有効な
場合、本画面を表示する。イベントの情報は、DBより取
得する。イベント情報の表示手順は、表示情報詳細を参
照する。表示対象情報が存在しない場合、イベントボタ
ン表示域に「現在、チケット販売中の催物はありませ
ん。」のメッセージを表示する。
【0105】イベントのボタン内には、イベント名(全
角30文字)、月日(半角5文字)、曜日(全角3文
字)、会場名(全角20文字)を固定フォントで表示す
る。最大4イベント(イベント名、月日、会場名)分
を、1画面で表示する。イベント数が4以内の場合は、
「前頁」、「次頁」ボタンは表示しない。イベント数が
5以上存在する場合、「次頁」ボタンを表示する。先頭
頁表示時は、「前頁」ボタンは表示しない。最終頁表示
時は、「次頁」ボタンは表示しない。「次頁」ボタンを
タッチすると、次画面のイベント情報を表示する。「前
頁」ボタンをタッチすると、前画面のイベント情報を表
示する。「中止」ボタンをタッチすると、処理を中断
し、チケット購入中断画面に切り替える。
【0106】表示情報詳細について説明する。表示対象
は、催物マスタの「販売開始日≦本日≦販売終了日」と
する。イベント名は、開演時間マスタ(TIMMST)の催物
コード(EVNTCD)をキーに、該当する催物マスタ(EVTMS
T)の催物名称(EVNTNM)を表示する。開催日は、開催時
間マスタ(TIMMST)の開催日(EVNTDT)を表示する。会場
名は、開演時間マスタ(TIMMST)の催物コード(EVENTC
D)をキーに、該当する催物マスタ(EVTMST)の開催会場
名(PLCENM)を表示する。
【0107】図20は会員カードが挿入された場合のイ
ベントの開演時間を表示する画面である。図20の画面
は、ブラウザ領域にIEを貼り付け表示する。処理内容、
仕様について説明する。イベント選択画面で任意のイベ
ントが選択された場合、図20の画面を表示する。メッ
セージ表示域の次行に、選択されたイベント情報を表示
する。開演時間の情報は、該当イベントの開演時間をDB
より取得し表示する。開演時間の表示手順については、
下記の表示情報詳細に関する説明で後述する。
【0108】開演時間のボタン内には、開演時間(半角
5文字+開演)を表示する。開演時間のボタンの最大数
は8個とし、1画面で表示する。開演時間のボタン表示
は、開演時間の早い順で左上より右に表示し、情報数が
5以上の場合は、2行目に表示する。開演時間ボタンの
下には、該当開演時間での残り座席数を表示する。「中
止」ボタンをタッチすると、処理を中断し、チケット購
入中断画面に切り替える。「戻る」ボタンをタッチする
と、イベント選択画面に切り替える。開演時間の情報が
1つもない場合、本画面は表示せず、座席種別選択画面
を表示する。
【0109】表示情報詳細について説明する。イベント
名は、イベント選択画面で指定された催物マスタ(EVTM
ST)の催物名称(EVNTNM)を表示する。開催日は、イベン
ト選択画面で指定された開催時間マスタ(TIMMST)の開
催日(EVNTDT)を表示する。会場名は、イベント選択画
面で指定された催物マスタ(EVTMST)の開催会場名(PLC
ENM)を表示する。開演時間は、開演時間マスタ(TIMMS
T)の催物コード(EVENTCD)、開演時間(STRTT)をキー
に、該当する座席マスタ(ZANSEA)の開演時間(OPENT)
を表示する。残席数は、残座席マスタ(ZANSEA)の残座
席(ZANSET)を表示する。
【0110】図21は会員カードが挿入された場合のイ
ベントの座席種別を表示する画面である。図21の画面
は、ブラウザ領域にIEを貼り付け表示する。処理内容、
仕様について説明する。開演時間選択画面で任意の開演
時間が選択された場合、および開演時間情報がない場合
でイベント選択画面で任意のイベントが選択された場合
に、図21の画面を表示する。
【0111】メッセージ表示域の次行に、選択されたイ
ベント情報、及び開演時間を表示する。座席種別の情報
は、該当イベントの座席種別をDBより取得し表示する。
座席種別の表示手順は、下記の表示情報詳細に関する説
明で後述する。座席種別のボタン内には、座席名称(全
角8文字+席)、購入金額(半角8文字:カンマ編集、
先頭¥表示)を表示する。座席種別のボタンの最大数は
8個とし、1画面で表示する。座席種別のボタン表示
は、DB登録順で左上より右に表示し、情報数が3以上の
場合は、2行目以降に表示する。開催時間ボタンの下に
は、該当開催時間での残り座席数を表示する。「中止」
ボタンをタッチすると、処理を中断し、チケット購入中
断画面に切り替える。「戻る」ボタンをタッチすると、
イベント選択画面に切り替える。
【0112】表示情報詳細について説明する。イベント
名は、イベント選択画面で指定された催物マスタ(EVTM
ST)の催物名称(EVNTNM)を表示する。開催日は、イベン
ト選択画面で指定された開催時間マスタ(TIMMST)の開
催日(EVNTDT) を表示する。会場名は、イベント選択画
面で指定された催物マスタ(EVTMST)の開催会場名(PLC
ENM)を表示する。開演時間は、開演時間選択画面より指
定された残座席マスタ(ZANSEA)の開演時間(OPENT)を
表示する。座席名称は、残座席マスタ(ZANSEA)の残座
席名称(SEATN)を表示する。座席価格は、残座席マスタ
(ZANSEA)の残座席価格(SEATP)を表示する。残席数
は、残座席マスタ(ZANSEA)の残座席数(ZANSET)を表示
する。
【0113】図22は会員カードが挿入された場合のチ
ケット購入枚数を入力する画面である。図22の画面
は、ブラウザ領域にIEを貼り付け表示する。処理内容、
仕様について説明する。座席種別選択画面で任意の座席
が選択された場合、図22の画面を表示する。メッセー
ジ表示域の次行に、選択されたイベント情報、開演時
間、及び座席種別を表示する。ソフトテンキーPADの
「数字」ボタンにタッチすると、表示フィールドにタッ
チされた番号を表示する。表示フィールドに表示できる
数字は2桁迄で、2桁を越えて番号がタッチされた場合
は、無効とする。購入最大枚数は99枚とする。
【0114】テンキーPADの「取消」ボタンをタッチす
ると、表示フィールドの数字を全て消去する。「中止」
ボタンにタッチすると、処理を中断し、チケット購入中
断画面に切り替える。「戻る」ボタンにタッチすると、
座席種別選択画面に切り替える。「購入」ボタンにタッ
チすると、選択されたイベント、開演時間、座席種別が
入力枚数分DBへ予約する。
【0115】図23は会員カードが挿入された場合の入
力したチケット購入枚数にエラーがあった場合のチケッ
ト購入枚数を再入力する画面である。図23の画面は、
ブラウザ領域にIEを貼り付け表示する。処理内容、仕様
は、以下の通りである。指定座席種別の残座席数を越
えて、購入枚数を入力した場合、購入枚数入力時は、
座席数があったが、別の端末が先に予約又は購入処理を
行った場合、購入枚数に0が入力された場合には、
「指定枚数分の購入ができませんでした。」「再度、購
入枚数を入力してください。」とのメッセージを表示す
る。
【0116】図23の画面では、DBより取得した残席数
の最新情報を表示する。メッセージ表示域の次行に、選
択されたイベント情報、開演時間、及び座席種別を表示
する。他の機能は、チケット購入枚数入力画面の機能と
同様とする。
【0117】図24は会員カードが挿入された場合のチ
ケット購入情報を確認する画面である。図24の画面
は、ブラウザ領域にIEを貼り付け表示する。処理内容、
仕様は以下の通りである。チケット購入枚数入力画面
で入力された枚数が確保できた場合、チケット購入中
断確認画面で、「現在購入しているチケットのみ発券す
る」が選択された場合に、図24の画面を表示する。
【0118】チケット購入情報1イベント(イベント
名、月日、会場名、開演時間、座席種別)に付き、1画
面で表示する。1イベントで購入できる座席種類は8種
で、各座席の予約枚数は99枚までとする。小計は、1
イベントのチケット購入に必要な金額を表示する。合計
は、購入したチケット全ての合計金額を表示する。
【0119】1イベントのみの購入の場合は、「前
頁」、「次頁」ボタンは表示しない。1回の処理で、複
数のイベントを購入している場合、「次頁」ボタンを表
示する。先頭頁表示時は、「前頁」ボタンは表示しな
い。最終頁表示時は、「次頁」ボタンは表示しない。
「次頁」ボタンをタッチすると、次の購入情報を表示す
る。「前頁」ボタンをタッチすると、前の購入情報を表
示する。「中止」ボタンにタッチすると、処理を中断
し、チケット購入中断画面に切り替える。
【0120】「戻る」ボタンにタッチすると、チケット
購入枚数入力画面に切り替える。この場合、直前に購入
したチケットの予約を解除し、購入枚数の表示域は、前
回購入した枚数が表示される。チケット購入中断確認画
面で、「現在購入しているチケットのみ発券する」が選
択された場合、「戻る」ボタンは非表示とする。「追加
購入」ボタンをタッチすると、追加購入選択画面に切り
替える。本画面では、フレームの「発券」ボタンを表示
する。「発券」ボタンをタッチすると、チケット発券情
報編集中画面に切り替える。
【0121】図25はチケットを追加購入することがで
きる画面である。図25の画面は、ブラウザ領域にIEを
貼り付け表示する。処理内容、仕様について説明する。
チケット購入情報確認画面で「追加購入」ボタンが選択
された場合、図25の画面を表示する。「イベント選択
画面に戻る」ボタンをタッチすると、イベント選択画面
に切り替える。「開演時間選択画面に戻る」ボタンをタ
ッチすると、開演時間選択画面に切り替える。「購入枚
数入力画面に戻る」ボタンをタッチすると、購入枚数入
力画面に切り替える。「中止」ボタンをタッチすると、
処理を中断し、チケット購入中断画面に切り替える。
「戻る」ボタンをタッチすると、チケット購入情報確認
画面に切り替える。
【0122】図26は図25で「中止」ボタンを選択し
た場合に表示されるチケット購入中断を確認する画面で
ある。本画面は、ブラウザ領域にIEを貼り付け表示す
る。処理内容、仕様について説明する。チケット購入処
理で「中止」ボタンが選択された場合、本画面を表示す
る。「現在購入しているチケットをすべてキャンセルす
る」ボタンにタッチすると、処理を中断し、中断画面に
切り替える。この際、購入のため予約した情報を全て解
除する。購入しているチケットがない場合、本ボタン
は、「購入処理を中断する」の用語で表示する。「元の
画面に戻る」ボタンにタッチすると、呼出し元の画面に
切り替える。「現在購入しているチケットのみ発券す
る」ボタンにタッチすると、チケット購入情報確認画面
に切り替える。但し、購入しているチケットがない場合
は、本ボタンは非表示とする。
【0123】図27はチケット購入を中断する場合の画
面である。本画面は、ブラウザ領域にIEを貼り付け表示
する。処理内容、仕様について説明する。番号入力画
面(予約済カード使用時は、予約番号)で、「中止」ボ
タンが選択された場合、番号入力画面(会員カード使
用時は、暗証番号)で、「中止」ボタンが選択された場
合、回線接続エラー画面で、「中止」ボタンが選択さ
れた場合、チケット購入中断確認画面で、「現在購入
しているチケットをすべてキャンセルする」ボタンが選
択された場合に、本画面を表示する。
【0124】本画面表示時は、カードが抜き取られるま
でとし、その間、以下の処理を行う。すなわち、挿入
されたカードを排出する。カード排出後、再度操作指
示ランプをONし、カード挿入待ち状態とする。初期画
面に切り替える。
【0125】図28はチケット発券情報を編集している
ときの画面である。本画面は、ブラウザ領域にクライア
ントで作成した画面を表示する。処理内容、仕様の説明
をする。予約済チケットの発券情報確認画面(予約済
カード使用時)、チケット購入情報確認画面(会員カ
ード使用時)の画面で「印刷」ボタンがタッチされた場
合、本画面を表示する。本画面表示時には、以下の処理
を行う。すなわち、印刷ボタンを非表示にする。H
TMLのコメントより、チケット発券情報の編集を行う。
印刷編集が正常終了すると、チケット発券処理中画面
に切り替える。
【0126】図29はチケットの発券処理をしていると
きの画面である。本画面は、ブラウザ領域にIEを貼り付
け表示する。処理内容、仕様の説明をする。印刷編集処
理が正常終了した場合、本画面を表示する。本画面表示
時には、以下の処理を行う。すなわち、チケットを1
枚ずつ出力する。(クライアント側)チケット発券情
報のログファイルへの出力(クライアント側)をする。
1枚のチケットが正常に出力された場合、DBに対し予
約情報を発券済に更新する(サーバ側)。チケット出
力時にエラーが発生した場合は、エラーの内容に応じた
エラー画面に切り替える(クライアント側)。全てチ
ケット出力が正常出力すると、終了画面に切り替える
(クライアント側)。
【0127】図30はエラーが発生した場合の画面であ
る。本画面は、ブラウザ領域にクライアントで作成した
画面を表示する。処理内容、仕様の説明をする。回線接
続時、INIファイルのURLパス名が不正であるエラーとな
った場合、「URLに誤りがあります。」とのメッセージ
を表示して本画面を表示する。チケット発券処理時、以
下のエラーとなった場合、画面を表示する。すなわち、
用紙なしエラーとなったとき、「用紙が足りません。」
とのメッセージを表示して本画面を表示する。また、紙
詰まりエラーとなったとき、「プリンタで紙詰まりが発
生しました。」とのメッセージを表示して本画面を表示
する。チケットを手で引っ張りチケットのマーク終端を
越えて出力した場合、「チケット出力で異常が発生しま
した。」とのメッセージを表示して本画面を表示する。
予期せぬエラーが発生した場合、「システム異常。(詳
細番号:999)」とのメッセージを表示して本画面を
表示する。画面の左上端→左下端→右上端→右下端の順
にタッチすると、保守用画面に切り替える。
【0128】図31は発生したエラーが復旧可能な場合
の保守用画面である。本画面は、ブラウザ領域にクライ
アントで作成した画面を表示する。処理内容、仕様を説
明する。以下の要因でエラー発生後、エラー画面で、画
面の左上端→左下端→右上端→右下端の順にタッチする
と、本画面を表示する。
【0129】すなわち、用紙なしエラーのときは、「用
紙が足りません。」「用紙を補充してください。」との
メッセージを表示して本画面を表示する。紙詰まりエラ
ーのときは、「プリンタで紙詰まりが発生しました。」
「カバーを開いて、詰まった紙を取り除いてくださ
い。」とのメッセージを表示して本画面を表示する。チ
ケットを手で引っ張りチケットのマーク終端を越えて出
力した場合、「チケット出力で異常が発生しました。」
とのメッセージを表示して本画面を表示する。予期せぬ
エラーの場合は、図32の保守用画面を表示する。
【0130】図31の画面で「中止」ボタンをタッチす
ると、挿入されたカードを排出し、プログラムを終了
(電源切断)する。「再試行」ボタンをタッチすると、
エラーとなった状態からチケット発券処理を続行する。
【0131】図32は発生したエラーが復旧不可能な場
合の保守用画面である。本画面は、ブラウザ領域にクラ
イアントで作成した画面を表示する。処理内容、仕様に
ついて説明する。DB照会でエラーとなった場合、DB
更新でエラーとなった場合、クライアントプログラム
で予期せぬエラーが発生した場合、エラー画面で、画面
の左上端→左下端→右上端→右下端の順にタッチする
と、本画面を表示する。「中止」ボタンをタッチする
と、挿入されたカードを排出し、プログラムを終了(電
源切断)する。
【0132】図33はチケット発券処理の終了画面であ
る。本画面は、ブラウザ領域にクライアントで作成した
画面を表示する。処理内容、仕様について説明する。チ
ケットの発券が全て正常終了し、かつDBへの更新処理も
正常終了した場合、本画面を表示する。本画面では、カ
ード排出処理、用紙残量チェックを行う。本画面は、カ
ードが抜き取られるまで表示し、その後は初期画面に切
り替える。
【0133】クライアント1から発券されるチケットの
レイアウトを図34に、チケットのレイアウトサンプル
を図35に示す。チケット本券のレイアウトは以下の通
りである。1行目は空行とする。2行目にはイベント名
を記載する。3行目は空行とする。4行目には公演年月
日を記載する。5行目には開場・開演時間を24時間表
示で記載する。6行目には座席・金額を記載する。
【0134】7行目には会場名を記載する。8行目は空
行とする。9行目には主催者を記載する。10行目には問
合せ先、11行目には問合せ先電話番号を記載する。12行
目は空行とする。13行目には取扱い会社を記載する。14
行目には座席番号を記載する。15行目は空行とする。
【0135】チケット半券のレイアウトは以下の通りで
ある。2〜4行目にはイベント名、6行目には公演日、
7行目には開演時間を記載する。9行目には座席番号を
記載する。10行目には階、11行目には列、12行目には番
を記載する。14行目には金額を記載する。1、5、8、
13、15行目は空行とする。データがない場合は、該当行
は空行として出力する。
【0136】次に、クライアント1のログ機能について
述べる。図36(a)にクライアント1でのログ出力の
タイミングと出力内容を示す。異常発生時の詳細情報は
以下の通りである。照会時エラーとは、有効期限切れ、
退会済、チケット発券済、予約番号不一致である。印刷
時エラーは、用紙なし、紙詰まり、出力エラーである。
システム異常とは、システム異常(詳細番号:999)
である。
【0137】クライアント1のディレクトリは、C:\HAK
KEN\LOG\が当日のログファイル、C:\HAKKEN\LOG\DATA\
が当日以前のログファイルである。なお、何日間のバッ
クアップを蓄積しておくかは、INIファイルにて変更可
能とする。
【0138】ログファイル名は、当日のログを店舗ID
(半角3文字)+端末ID(半角3文字)とする。例え
ば、001001.LOGである。前日以前のログを店舗ID(半角
3文字)+端末ID(半角3文字)+YYMMDD(本日の年月
日).LOGとする。例えば、0010011980730.LOGである。
送信ディレクトリは、送信元ディレクトリをC:\HAKKEN\
LOG\DATA\、送信先ディレクトリを/usr/local/apache/s
hare/htdocs /log/cl-log/とする。
【0139】次に、サーバ2のログ機能について述べ
る。図36(b)にサーバ1でのログ出力のタイミング
と出力内容を示す。ログの出力形式は、syslogの
形式と同じとする。サーバ2のディレクトリは/usr/loc
al/apache/share/htdocs/log/sv-logとする。ログファ
イル名はweblog.logとする。ログファイルは、毎月1日
に、バックアップを取る。バックアップログファイルは
weblog.bk01〜bk99とする。
【0140】次に、クライアント2での自動電源OFF
機能について述べる。自動電源OFF時間すなわち電源切
断時間は、PM 21:00(デフォルト)とする。但し、
電源切断時間は、INIファイルにて変更可能である。電
源切断時間に、"9999"を設定すると、毎日24:0
0にクライアント1をリブートする機能を持つ。
【0141】データ通信の手段としては、HTTPプロトコ
ルを使用して、データの送信を行う。データ送信の詳細
を示す。営業終了時間になれば、自動的にサーバに送信
する。ログ転送時のリトライ回数はデフォルト3回で、
3回失敗するとログ送信は行わない。但し、リトライ回
数は、INIファイルにて変更可能である。
【0142】次に、環境設定機能について述べる。図3
7は環境設定初期画面である。本画面は、クライアント
で作成した画面を表示する。処理内容、仕様を説明す
る。初期画面で、画面の左上端→左下端→右上端→右下
端の順にタッチされた場合、本画面を表示する。ソフト
テンキーPADの「数字」ボタンにタッチすると、表示
フィールドにタッチされた番号は表示せず、「*」を表
示する。表示フィールドに表示できる数字は4桁まで
で、4桁を越えて番号が入力された場合は、無効とす
る。
【0143】ソフトテンキーPADの「取消」ボタンを
タッチすると、表示フィールドの数字を全て消去する。
「確定」ボタンにタッチすると、入力されたパスワード
が正しいかのチェックを行う。「終了」ボタンにタッチ
すると、環境設定プログラムを終了する。「INIファ
イル情報の設定・変更」、「Windowsへ戻る」、
「電源OFF」ボタンは、正しい管理者用パスワードが
入力されないと、ハーフトーン表示で、選択できない。
【0144】図38はINIファイル情報設定・変更画
面である。本画面は、クライアントで作成した画面を表
示する。処理内容、仕様について説明する。環境設定初
期画面で、「INIファイル情報の設定・変更」ボタン
が選択された場合、本画面を表示する。「店舗ID」ボ
タンにタッチすると、店舗ID設定画面を表示する。
「マシンID」ボタンにタッチすると、マシンID設定
画面を表示する。「電源切断時間」ボタンにタッチする
と、電源切断時間設定画面を表示する。
【0145】「ログ保管期間」ボタンにタッチすると、
ログ保管期間設定画面を表示する。「管理者パスワー
ド」ボタンにタッチすると、管理者パスワード設定画面
を表示する。「リトライ回数」ボタンにタッチすると、
リトライ回数設定画面を表示する。「スクリーンセーバ
実行までの待ち時間」ボタンにタッチすると、スクリー
ンセーバ実行までの待ち時間設定画面を表示する。「戻
る」ボタンにタッチすると、環境設定初期画面を表示す
る。
【0146】図39は店舗ID設定画面である。本画面
は、クライアントで作成した画面を表示する。処理内
容、仕様について説明する。INIファイル情報の設定
・変更画面で、各々のボタンが選択された場合、本画面
を表示する。画面には、「旧データ:」と「新デー
タ:」のフィールドが表示される。旧データは、現在I
NIファイルに設定されている該当情報を表示する。新
データは、ソフトテンキーPADより入力された数字を
表示する。
【0147】ソフトテンキーPADの「数字」ボタンに
タッチすると、新データ表示フィールドにタッチされた
番号を表示する。表示フィールドに表示できる数字は、
各々の設定画面により異なるが、有効桁を越えて番号が
入力された場合は、無効とする。ソフトテンキーPAD
の「取消」ボタンをタッチすると、表示フィールドの数
字を全て消去する。「確定」ボタンにタッチすると、新
データに表示されたデータを更新する。
【0148】「店舗ID」の場合、タイトル表示は、
「店舗ID設定画面」を表示し、入力桁数は3桁固定と
する。設定可能範囲は、「000」〜「999」までと
する。「マシンID」の場合、タイトル表示は、「マシ
ンID設定画面」を表示し、入力桁数は3桁固定とす
る。設定可能範囲は、「000」〜「999」までとす
る。「電源切断時間」の場合、タイトル表示は、「電源
切断時間設定画面」で、入力桁数は4桁固定とする。時
分を4桁の数字で入力する。例えば、PM 9時30分
に設定する場合は、「2130」と入力する。「999
9」を設定すると、毎日24:00にクライアント1を
リブートする機能を持つ。
【0149】「ログ保管期間」の場合、タイトル表示
は、「ログ保管期間設定画面」で、入力可能桁数は2桁
とする。単位は日とする。設定可能範囲は、「1」〜
「99」までとする。例えば、5日に設定する場合、
「5」と入力する。「管理者パスワード」の場合、タイ
トル表示は、「管理者パスワード設定画面」で、入力桁
数は4桁固定とする。パスワードは4桁固定で、表示フ
ィールドへは、入力した数字は表示されず、「*」を表
示する。デフォルトは、「9999」とする。「リトラ
イ回数」の場合、タイトル表示は、「リトライ回数設定
画面」で、入力桁数は1桁とする。設定可能範囲は、
「1」〜「9」までとする。「スクリーンセーバ実行ま
での待ち時間」の場合、タイトル表示は、「スクリーン
セーバ実行までの待ち時間設定画面」で、入力可能桁数
は4桁とする。単位は秒とし、設定可能範囲は、「1」
〜「9999」までとする。例えば、5分に設定する場
合は、「300」と入力する。
【0150】(具体例2)本発明の実施例であって上記
具体例1とは異なるものについて説明する。本例のチケ
ット発券装置によれば、チケット購入者がクライアント
1側で希望する座席を指定して購入することができる。
画面上に表示された図40(a)でホールの座席ブロッ
ク56のうちの1つを選択すると、図40(b)で選択
したブロック56内の座席が表示される。このとき、空
席58と既に販売済みの席57とは異なる色で表示す
る。表示された空席58の中から、チケット購入者は、
希望する座席を指で触れることにより希望する座席を選
択する。
【0151】このように構成することにより、チケット
購入者が自分自身の操作により、S席,A席等の座席種
別のみならず希望する座席を即時に選択して購入するこ
とができる。また、画面上には空席と既に販売済みの席
とが異なる色で表示されるため、空席と既に販売済みの
席とをすぐに見分けることができる。座席数により表示
座席を指で押さえることが困難な場合はブロック分けし
再度拡大表示を繰り返す。
【0152】本例のフローチャートであって、具体例1
のフローチャートとは異なる部分について、図41に沿
って説明する。図9のステップS54に対応するステッ
プS101でフローがスタートする。ステップS102
で売り出し中イベントを表示し、イベントの選択画面を
表示する。その後、ステップS103でチケット購入者
が購入対象イベントを選択したか判断する。ステップS
103でチケット購入者がイベントを選択した場合(S
103:YES)、ステップS104で選択されたイベ
ントの座席ブロック選択画面を表示する。ステップS1
03でチケット購入者がイベントを選択していない場合
(S103:NO)、イベントが選択されるまでステッ
プS103を繰り返す。すなわち、イベントが選択され
るまで次のステップS104を保留する。
【0153】ステップS104でイベントの座席ブロッ
ク選択画面を表示すると、ステップS105で座席ブロ
ックが選択されたか判断される。ステップS105で座
席ブロックが選択された場合(S105:YES)、ス
テップS106で座席選択画面が表示される。ステップ
S105で座席ブロックが選択されていない場合(S1
05:NO)、座席ブロックが選択されるまでステップ
S105を繰り返す。すなわち、座席ブロックが選択さ
れるまで次のステップS106を保留する。
【0154】ステップS106でイベントの座席選択画
面を表示すると、ステップS107で座席が選択された
か判断される。ステップS107で座席が選択された場
合(S107:YES)、ステップS108でチケット
が希望枚数確保できたか判断される。ステップS107
で座席が選択されていない場合(S107:NO)、座
席が選択されるまでステップS107を繰り返す。すな
わち、座席が選択されるまで次のステップS108を保
留する。
【0155】ステップS108ではチケットが希望枚数
確保できたか判断され、チケットが希望枚数確保できた
場合(S108:YES)、ステップS109でチケッ
トを発券した後、ステップ110のBでフローが終了す
る。ステップS108でチケットが希望枚数確保できな
かった場合(S108:NO)、ステップS102に戻
り、ステップS102からのフローを再び行う。
【0156】
【発明の効果】以上のように本発明に係るチケット発券
装置によれば、チケットを購入する者は、催し物の希望
する指定席のチケットを購入者自身の操作により即時に
購入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1のチケット発券装置のネットワーク説
明図である。
【図2】具体例1のチケット発券装置のネットワーク説
明図である。
【図3】具体例1のチケット発券装置のクライアントハ
ードウェア構成の説明図である。
【図4】具体例1のチケット発券装置のサーバハードウ
ェア構成の説明図である。
【図5】具体例1のチケット発券装置の説明図である。
【図6】具体例1のチケット発券装置の説明図である。
【図7】具体例1のチケット発券装置の説明図である。
【図8】具体例1のチケット発券装置の説明図である。
【図9】具体例1のチケット発券装置の説明図である。
【図10】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図11】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図12】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図13】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図14】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図15】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図16】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図17】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図18】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図19】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図20】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図21】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図22】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図23】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図24】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図25】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図26】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図27】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図28】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図29】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図30】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図31】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図32】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図33】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図34】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図35】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図36】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図37】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図38】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図39】具体例1のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図40】具体例2のチケット発券装置の説明図であ
る。
【図41】具体例2のチケット発券装置のフローチャー
ト図である。
【符号の説明】
1 クライアント 2 サーバ 2a WWWサーバ 2b データベースサーバ 11 CPU 12 制御部 13 表示装置 14 タッチスクリーン 15 シリアルポート 16 シリアルポート 17 入出力制御部 18 操作指示ランプ 19 IDカードリーダ 20 サーマルプリンタ 21 プリンタポート 22 ISAスロット 23 DSU 31 CPU 32 増設メモリ 33 ディスプレイ装置 34 SCSI 35 磁気ディスク 36 磁気ディスク 37 CD−ROM装置 38 カードリジテープ装置 39 Sバス 40 LANポート 41 HUB 42 ルータ 51 ロゴ表示部 52 フレーム領域 53 フレームボタン 54 ブラウザ領域 56 座席ブロック 57 既に販売済みの席 58 空席

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアントと該クライアントと回線を
    介して接続されるサーバとを備えた催し物のチケットを
    発行するチケット発券装置であって、前記クライアント
    は前記サーバとの間で情報をやり取りするための通信手
    段と、催し物およびその空席に関する情報を読み出すこ
    とを指示し、該指示を前記サーバに発信可能な指示手段
    と、前記指示により読み出された催し物およびその空席
    に関する情報を受信する空席情報受信手段と、前記催し
    物およびその空席に関する情報を表示する空席表示手段
    と、該空席表示手段により表示される情報に基づいて催
    し物及びその座席を選択可能な選択手段と、該選択手段
    により選択された催し物の座席のチケットを発行する発
    行手段と、該発行手段によって発行された前記チケット
    の料金を計算する料金計算手段と、前記チケットの料金
    を表示する料金表示手段と、前記発行手段で発行したチ
    ケットに関する情報を前記サーバに発信する発信手段
    と、を備え、前記サーバは前記催し物およびその空席に
    関する情報を記憶している記憶手段と、前記クライアン
    トとの間で情報をやり取りするための通信手段と、前記
    クライアントからの指示に従って催し物およびその空席
    に関する情報を前記記憶手段から読み出す読み出し手段
    と、前記クライアントから取得した前記発行されたチケ
    ットに関する情報に応じて前記記憶手段に記憶されてこ
    とを特徴とするチケット発券装置。
  2. 【請求項2】 前記クライアントは、前記チケットの料
    金を清算可能な清算手段を備えることを特徴とする請求
    項1記載のチケット発券装置。
  3. 【請求項3】 前記チケットの料金を清算可能な清算手
    段は、クレジットカードを受け入れ可能なカードスロッ
    トと、前記クレジットカードの情報を読み取り可能なク
    レジットカード読み取り手段と、前記クレジットカード
    の情報を前記サーバに送信する送信手段と、前記クレジ
    ットカードの照合結果を受信する受信手段と、前記チケ
    ットの料金を前記クレジットカードにより清算可能なク
    レジットカード清算手段からなり、前記サーバは前記ク
    レジットカードの情報を受信する受信手段と、前記クレ
    ジットカードの情報を照合する照合手段と、該照合手段
    による照合結果を前記クライアントに送信する送信手段
    と、を備えることを特徴とする請求項2記載のチケット
    発券装置。
  4. 【請求項4】 前記クライアントはチケット購入者を特
    定するための購入者特定情報を入力可能な購入者特定情
    報入力手段と、該購入者特定情報入力部で入力された購
    入者特定情報を前記サーバに送信する購入者特定情報送
    信手段と、前記サーバからの予約座席の販売を許可する
    情報を受信して予約座席を表示する表示手段と、を備
    え、前記サーバは催し物の座席予約と予約者に関する情
    報を入力可能な入力手段と、前記クライアントから前記
    購入者特定情報を受信する購入者特定情報受信手段と、
    前記購入者特定情報と前記予約者の情報とを照合する予
    約照合手段と、前記購入者特定情報と前記予約者の情報
    とが合致した場合に予約座席の販売を許可する情報を発
    信する許可情報発信部と、を備えることを特徴とする請
    求項1乃至3いずれか記載のチケット発券装置。
  5. 【請求項5】 前記空席に関する情報は、催し物が行わ
    れる場所の配置に対応した位置情報であることを特徴と
    する請求項1乃至4いずれか記載のチケット発券装置。
  6. 【請求項6】 前記チケットの料金を清算可能な清算手
    段は、プリペイドカードを受け入れ可能なカードスロッ
    トと、前記プリペイドカードの残額情報を読み取り可能
    なカード残額読み取り手段と、前記チケットの料金を前
    記プリペイドカードにより清算可能なカード清算手段を
    備えることを特徴とする請求項2記載のチケット発券装
    置。
  7. 【請求項7】 前記空席に関する情報は、催し物が行わ
    れる場所の配置に対応した位置情報であることを特徴と
    する請求項6記載のチケット発券装置。
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JP30780898A Pending JP2000123203A (ja) 1998-10-15 1998-10-15 チケット発券装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010000512A (ko) * 2000-10-04 2001-01-05 진교영 컴퓨터 또는 통신단말기를 이용한 티켓 예매 방법과시스템 및 그 방법을 기록한 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록매체
KR20010100951A (ko) * 2000-05-02 2001-11-14 도코나미 히로시 티켓판매 장치, 티켓판매 시스템 및 티켓판매 방법
KR20020017020A (ko) * 2000-08-28 2002-03-07 박경용 인터넷을 이용한 티켓 예매 및 발행 방법
KR20020063768A (ko) * 2001-01-30 2002-08-05 정의룡 실시간 좌석예매시스템
JP2016112749A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 セイコーエプソン株式会社 ラベル作成装置
JPWO2020202419A1 (ja) * 2019-04-01 2021-04-30 Quadrac株式会社 決済支援システム、決済支援装置、決済端末、及び発券機、並びに決済方法

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