JP2000336775A - 外ダイアフラムおよびこれを用いた接合構造 - Google Patents

外ダイアフラムおよびこれを用いた接合構造

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JP2000336775A
JP2000336775A JP11145522A JP14552299A JP2000336775A JP 2000336775 A JP2000336775 A JP 2000336775A JP 11145522 A JP11145522 A JP 11145522A JP 14552299 A JP14552299 A JP 14552299A JP 2000336775 A JP2000336775 A JP 2000336775A
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Masamitsu Tanaka
正光 田中
Takashi Kitano
隆司 北野
Kenzo Nakano
建蔵 中野
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Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 角形鋼管柱と梁部材との接合において、溶接
接合後においても高強度を維持することができる接合構
造を得る。 【解決手段】 角形鋼管柱11を包囲する角形リング状
の接合部材13と、この接合部材13に連接された梁連
結用突出部14とを備え、接合部材13のコーナ部分に
補強用の突起部15を設けた外ダイアフラム10を角形
鋼管柱11に装着し、外ダイアフラム10の接合部材1
3の内周と角形鋼管柱11の外周とを溶接接合し、外ダ
イアフラム10の梁連結用突出部14に梁部材18のフ
ランジ部18fを溶接接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄骨構造物を構成
する角形鋼管柱とH形鋼梁部材との接合技術に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄骨構造物の柱部材に用いられる角形鋼
管と、梁部材に用いられるH形鋼との接合部分には、図
9に示すような外ダイアフラム80が使用されている。
外ダイアフラム80は、角形鋼管を素材とする鋼管柱8
1の外周に装着可能な角形リング状の接合部材82と、
接合部材82の外周に連接されたボルト孔84付き板部
材83とで構成されている。
【0003】鋼管柱81の外周に外ダイアフラム80を
装着し、鋼管柱81の外周と外ダイアフラム80の接合
部材82とを溶接部85によって接合し、ボルト・ナッ
トを用いて板部材83に梁部材のフランジを固定するこ
とで、鋼管柱81と梁部材とを接合している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】鋼管柱81の素材であ
る角形鋼管は、一般にロール成形、プレス成形によって
製造されているのため、コーナ曲面部81cには他の平
面部81aより多くの残留応力が存在している。
【0005】また、鋼管柱81と外ダイアフラム80の
接合部材82とを溶接によって接合した場合、溶接によ
って生じた残留応力が前記残留応力に付加されるため、
これが柱材の品質劣化の要因となっている。
【0006】さらに、鋼管柱81外周のコーナ曲面部8
1cと外ダイアフラム80の接合部材82との溶接部は
曲線状であるため、溶接作業が困難であり、熟練者が溶
接しても溶接欠陥が発生しやすい部分である。
【0007】このような要因により、鋼管柱81のコー
ナ曲面部81cと外ダイアフラム80の接合部材82と
の溶接部周辺は品質劣化が発生しやすい状況にあるた
め、他の溶接接合部分よりも強度が低下していることが
多い。
【0008】したがって、梁部材に発生した応力が外ダ
イアフラム80の接合部材82および溶接部85を経由
して鋼管柱81に伝達されたとき、品質劣化部分である
鋼管柱81のコーナ曲面部81cから破壊が始まる可能
性があり、本来の設計強度を発揮できないおそれがあ
る。
【0009】本発明が解決すべき課題は、溶接接合後に
おいても高強度を維持することができる、角形鋼管柱と
H形鋼梁部材との接合技術を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の外ダイアフラム
は、角形鋼管柱と梁部材との接合部分に使用されるもの
であって、角形鋼管柱を包囲する角形リング状の接合部
材と、接合部材に連接された梁連結用部材とを備え、接
合部材のコーナ部分に補強用の突起部または肉厚部を設
けたことを特徴とする。このような構成とすることによ
り、接合部材のコーナ部分の剛性が増大し、外力が加わ
っても変形し難くなるので、角形鋼管柱に溶接接合した
とき、品質劣化の可能性がある角形鋼管柱のコーナ曲面
部を補強する機能を発揮し、溶接接合後においても設計
通りの高強度を維持することができる。
【0011】なお、補強用の突起部または肉厚部は、外
ダイアフラムを取り付ける場所のスペースや配管、配線
類の有無などを考慮して、水平方向または垂直方向のい
ずれかに形成することができるが、補強機能を高めたい
場合には、水平および垂直方向に形成することもでき
る。
【0012】梁連結用部材の基端部の幅を接合部材の外
幅と同等とすることにより、鉄骨構造物において角形鋼
管柱付近に設けられる配管、配線類に干渉することな
く、梁連結用部材としての強度を最大限確保することが
できる。
【0013】また、本発明の接合構造は、前記外ダイア
フラムを用いた接合構造であって、角形鋼管柱に装着し
た外ダイアフラムの接合部材の内周と角形鋼管柱の外周
とを溶接接合し、外ダイアフラムの梁連結用部材に梁部
材のフランジ部を溶接接合したことを特徴する。このよ
うな構成とすることにより、梁部材に生じた応力は、そ
れぞれの溶接部を介して角形鋼管柱へ効率的に伝達され
るようになるため、鉄骨構造物に大きな力がかかったよ
うな場合でも応力集中による破壊が発生し難い強固な接
合構造を得ることができる。
【0014】角形鋼管柱の外周の平面部と、外ダイアフ
ラムの接合部材の内周との対向部分のみを溶接接合する
ことにより、梁部材などに発生した応力は、外ダイアフ
ラムの内周と角形鋼管柱の外周の平面部との溶接接合部
分を経由して角形鋼管柱の外周の平面部のみに伝達さ
れ、角形鋼管柱の外周の曲面部には応力が伝達され難く
なるため、残留応力などに起因する強度低下の可能性の
ある曲面部からの破壊が回避され、溶接接合後において
も高強度を維持することができる。また、溶接作業が困
難である、角形鋼管柱の外周の曲面部と角形接合孔の内
周とを溶接接合しないので、溶接欠陥の発生が減少し、
溶接接合後の高強度維持に寄与することができ、溶接作
業の効率も向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は第1実施形態の外ダイアフ
ラムを示す平面図、図2は前記外ダイアフラムを用いた
角形鋼管柱とH形鋼梁部材との接合構造を示す斜視図で
ある。
【0016】本実施形態の外ダイアフラム10は、角形
鋼管柱11が貫通可能な角形接合孔12を有する角形リ
ング状の接合部材13と、接合部材13の外周に連接さ
れた先細りテーパ形状の梁連結用突出部14とを備え、
接合部材13のコーナ部分に補強用の突起部15が設け
られている。接合部材13の内周縁の直線部分には、溶
接用のJ形開先16が形成されている。
【0017】外ダイアフラム10は、接合部材13の角
形接合孔12に角形鋼管柱11を貫通させて角形鋼管柱
11の外周に装着され、角形鋼管柱11の外周の平面部
11pと外ダイアフラム10の角形接合孔の内周とが溶
接部17によって接合されている。また、角形鋼管柱1
1の外周のコーナ曲面部11cと、角形接合孔12の内
周曲面部とは溶接されていない。
【0018】角形鋼管柱11に2つの外ダイアフラム1
0が一定距離を隔てて上下に装着され、それぞれの外ダ
イアフラム10の突出部14に対し、H形鋼梁部材18
のフランジ18fがボルトまたは溶接によって接合され
る。
【0019】このような接合構造とすることにより、接
合部材13のコーナ部分の剛性が増大し、変形し難くな
るので、角形鋼管柱11に溶接接合したとき、品質劣化
の可能性がある角形鋼管柱11のコーナ曲面部11cを
補強する機能を発揮し、溶接接合後も設計通りの高強度
を維持する。
【0020】H形鋼梁部材18などに発生した応力は、
溶接部17を経由して角形鋼管柱11の平面部11pの
みに伝達され、コーナ曲面部11cに伝達され難いた
め、製造工程に起因する残留応力などで強度低下が発生
している可能性のあるコーナ曲面部11cからの破壊が
回避される。
【0021】また、溶接作業が困難である、角形鋼管柱
11の外周の曲面部11cと角形接合孔12の内周曲面
部との溶接を行っていないので、溶接欠陥の発生が減少
し、溶接接合後の高強度維持に寄与することができ、溶
接作業の効率も向上する。
【0022】J形開先16は、比較的少ない開先加工で
十分な溶け込みを確保することができるため、開先加工
および溶接に要する労力を低減することができ、施工性
も向上する。また、溶接部17では、裏当て金や溶接金
属の盛り上げが不要であるため、施工は容易で、溶接欠
陥の発生も抑制され、溶接部17の品質が向上する。こ
の場合、J形開先16の端部16eはエンドタブとして
機能するので、溶接作業性が向上し、溶接欠陥の発生も
防止することができる。
【0023】突出部14の基端部分の幅14aは接合部
材13の外幅13aと同等であり、突出部14の先端部
分の幅14bはH形鋼梁部材18のフランジ18fの幅
18cと同等である。このように、突出部14の基端部
分の幅14aを、接合部材13の外幅13aの範囲内に
おいて最大限広く確保しているため、配管、配線類に干
渉することなく、必要な接合強度を確保することができ
る。また、突出部14は、基端部分から先端部分に向か
って狭幅なテーパ形状であるため、突出部14自体も高
強度である。
【0024】外ダイアフラム10の突出部14は、図9
に示す従来の外ダイアフラム90の板部材83より短い
ため、角形鋼管柱11に外ダイアフラム10を接合した
状態でも嵩張らず、運搬性、施工性などに優れている。
また、H形鋼梁部材18のフランジ18fと突出部14
との接合手段は、施工条件に応じて、ボルト接合または
溶接接合のいずれかを選択することができるので、汎用
性も優れている。
【0025】次に、図3〜6を参照し、本発明の第2実
施形態について説明する。外ダイアフラム60は、角形
鋼管柱11が貫通可能な角形接合孔61を有する接合部
材62、H形鋼梁部材18のフランジ18fと接合する
ため接合部材62の外周に形成された突出部63などで
構成されている。また、接合部材62の内周縁の直線部
分のみにJ形開先64が形成され、接合部材62のコー
ナ部分に補強用の突起部68が形成されている。
【0026】外ダイアフラム60は、接合部材62の角
形接合孔61に角形鋼管柱11を貫通させて角形鋼管柱
11の外周に装着され、角形鋼管柱11の外周の平面部
11pと外ダイアフラム60の角形接合孔62の内周と
がそれぞれ溶接部65によって接合されている。また、
角形鋼管柱11の外周のコーナ曲面部11cと、角形接
合孔61の内周曲面部とは溶接されていない。
【0027】接合部材62に補強用の突起部68が存在
することにより、接合部材62のコーナ部分の剛性が増
大し、外力が加わっても変形し難くなるので、角形鋼管
柱11に溶接接合したとき、品質劣化の可能性がある角
形鋼管柱11のコーナ曲面部11cを補強する機能を発
揮し、溶接接合後においても設計通りの高強度を維持す
ることができる。
【0028】角形鋼管柱11とH形鋼梁部材18との接
合部分においては、図6に示すように、角形鋼管柱11
に一定距離を隔てて上下に装着された2つの外ダイアフ
ラム60の突出部63に対して、H形鋼梁部材18のフ
ランジ18fが溶接部66によって接合されている。こ
の場合、フランジ18fの端部には溶接開先18aが形
成され、裏当て金18bが用いられている。
【0029】外ダイアフラム60の突出部63にH形鋼
梁部材18のフランジ18fを溶接接合したことによ
り、H形鋼梁部材18などに生じた応力は、それぞれの
溶接部66,65を介して角形鋼管柱11へ効率的に伝
達されるようになるため、鉄骨構造物に大きな力がかか
ったような場合でも応力集中による破壊が発生し難い強
固な接合構造を得ることができる。
【0030】また、H形鋼梁部材18などに発生した応
力は、溶接部65を経由して角形鋼管柱11の平面部1
1pのみに伝達され、コーナ曲面部11cに伝達され難
いため、製造工程に起因する残留応力などで強度低下が
発生している可能性のあるコーナ曲面部11cからの破
壊が回避され、溶接接合後も設計通りの高強度を維持す
ることができる。
【0031】溶接作業が困難である、角形鋼管柱11の
外周の曲面部11cと角形接合孔61の内周曲面部との
溶接を行っていないので、溶接欠陥の発生が減少し、溶
接接合後の高強度維持に寄与することができ、溶接作業
効率も向上する。
【0032】J形開先64は、比較的少ない開先加工で
十分な溶け込みを確保することができるため、開先加工
および溶接に要する労力を低減することができ、施工性
も向上する。また、溶接部65は、裏当て金や溶接金属
の盛り上げが不要であるため、施工は容易で、溶接欠陥
の発生も抑制され、溶接部65の品質が向上する。この
場合、J形開先64の端部64eはエンドタブとして機
能するので、溶接作業性が良好で、溶接欠陥の発生も防
止することができる。
【0033】本実施形態において、外ダイアフラム60
の突出部63は突出長さが比較的短いため、角形鋼管柱
11に外ダイアフラム60を接合した状態でも嵩張ら
ず、運搬性、施工性などに優れている。また、H形鋼梁
部材18のフランジ18fを突出部63に溶接接合する
ことによって、角形鋼管柱11とH形鋼梁部材18とを
接合するので、強固な接合構造を形成することができ
る。
【0034】図5に示すように、突出部63の基端部分
の幅63aは接合部材62の外幅62aと同等であり、
突出部63の先端部分の幅63bはH形鋼梁部材18の
フランジ18fの幅18cと同等である。このように、
突出部63の基端部分の幅63aを、接合部材62の外
幅62aの範囲内で最大限広く確保しているため、配
管、配線類に干渉することなく、必要な接合強度を確保
することができる。
【0035】次に、図7,8を参照し、本発明の第3実
施形態について説明する。外ダイアフラム70は、角形
鋼管柱11が貫通可能な角形接合孔71を有する接合部
材72、H形鋼梁部材18のフランジ18fと接合する
ため接合部材72の外周に形成されたボルト孔74付き
の突出部73などで構成されている。また、接合部材7
2の内周縁の直線部分のみにJ形開先77が形成され、
接合部材72のコーナ部分に補強用の突起部75が形成
されている。
【0036】外ダイアフラム70を角形鋼管柱11の外
周に溶接接合することにより、図8に示すように、角形
鋼管柱11に対してH形鋼梁部材18を接合することが
可能となる。図8に示す接合部分においては、2つの外
ダイアフラム70が角形鋼管柱11に一定距離を隔てて
上下に装着され、それぞれの外ダイアフラム70の突出
部73に対し、H形鋼梁部材18のフランジ18fがボ
ルトナット76によって接合されている。
【0037】接合部材72のコーナ部分に補強用の突起
部75が形成されていることにより、コーナ部分の剛性
が増大し、外力が加わっても変形し難くなるので、角形
鋼管柱11に溶接接合したとき、品質劣化の可能性があ
る角形鋼管柱11のコーナ曲面部11cを補強する機能
を発揮し、溶接接合後においても設計通りの高強度を維
持することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明により、以下に示す効果を奏す
る。
【0039】(1)角形鋼管柱を包囲する角形リング状
の接合部材と、接合部材に連接された梁連結用部材とを
備え、接合部材のコーナ部分に補強用の突起部または肉
厚部を設けたことにより、接合部材のコーナ部分の剛性
が増大し、外力が加わっても変形し難くなるので、角形
鋼管柱に溶接接合したとき、品質劣化の可能性がある角
形鋼管柱のコーナ曲面部を補強する機能を発揮し、溶接
接合後においても設計通りの高強度を維持することがで
きる。
【0040】(2)梁連結用部材の基端部の幅を接合部
材の外幅と同等とすることにより、鉄骨構造物において
角形鋼管柱付近に設けられる配管、配線類に干渉するこ
となく、梁連結用部材としての強度を最大限確保するこ
とができる。
【0041】(3)前記外ダイアフラムを用いた接合構
造において、角形鋼管柱に装着した外ダイアフラムの接
合部材の内周と角形鋼管柱の外周とを溶接接合し、外ダ
イアフラムの梁連結用部材に梁部材のフランジ部を溶接
接合したことにより、梁部材に生じた応力は、それぞれ
の溶接部を介して角形鋼管柱へ効率的に伝達されるよう
になるため、鉄骨構造物に大きな力がかかったような場
合でも応力集中による破壊が発生し難い強固な接合構造
を得ることができる。
【0042】(3)角形鋼管柱の外周の平面部と、外ダ
イアフラムの接合部材の内周との対向部分のみを溶接接
合することにより、梁部材などに発生した応力は、角形
鋼管柱の外周の平面部のみに伝達され、角形鋼管柱の外
周の曲面部には伝達され難くなるため、残留応力などで
強度低下の可能性のある曲面部からの破壊が回避され、
溶接接合後も高強度を維持することができる。また、溶
接作業が困難である、角形鋼管柱の外周の曲面部と角形
接合孔の内周とを溶接接合しないので、溶接欠陥の発生
が減少し、溶接接合後の高強度維持に寄与することがで
き、溶接作業効率も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の外ダイアフラムを示す平面図で
ある。
【図2】図1に示す外ダイアフラムを用いた角形鋼管柱
とH形鋼梁部材との接合構造を示す斜視図である。
【図3】第2実施形態の外ダイアフラムを示す平面図で
ある。
【図4】図3に示す外ダイアフラムを用いた角形鋼管柱
とH形鋼梁部材との接合構造を示す斜視図である。
【図5】図3に示す外ダイアフラムを用いた角形鋼管柱
とH形鋼梁部材との接合構造を示す水平断面図である。
【図6】図5におけるA−A線断面図である。
【図7】第3実施形態の外ダイアフラムを示す平面図で
ある。
【図8】図7に示す外ダイアフラムを用いた角形鋼管柱
とH形鋼梁部材との接合構造を示す側面図である。
【図9】従来の技術である外ダイアフラムを示す斜視図
である。
【符号の説明】
10,60,70 外ダイアフラム 11 角形鋼管柱 11c 角形鋼管柱のコーナ曲面部 11p 角形鋼管柱の平面部 12,61,71 角形接合孔 13,62,72 接合部材 13a,62a 接合部材の外幅 14,63,73 突出部 14a,63a 突出部の基端部分の幅 14b,63b 突出部の先端部分の幅 15,68,75 突起部 16,64,77 J形開先 16e,64e J形開先の端部 17,65,66 溶接部 18 H形鋼梁部材 18f フランジ 18a 溶接開先 18b 裏当て金 18c フランジの幅 74 ボルト孔 76 ボルトナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 建蔵 福岡県北九州市若松区北浜1丁目9番1号 日立金属株式会社若松工場内 Fターム(参考) 2E125 AA04 AA14 AB01 AB16 AC15 AC16 AG20 AG49 AG57 BB09 BB22 BB28 BB35 BC06 BD01 BE03 BE08 BF01 CA05 CA14 CA90 EA33

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角形鋼管柱と梁部材との接合部分に使用
    される外ダイアフラムであって、角形鋼管柱を包囲する
    角形リング状の接合部材と、前記接合部材に連接された
    梁連結用部材とを備え、前記接合部材のコーナ部分に補
    強用の突起部または肉厚部を設けたことを特徴とする外
    ダイアフラム。
  2. 【請求項2】 前記梁連結用部材の基端部の幅が、前記
    接合部材の外幅と同等である請求項1記載の外ダイアフ
    ラム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の外ダイアフラム
    を用いた接合構造であって、角形鋼管柱に装着した前記
    外ダイアフラムの接合部材の内周と前記角形鋼管柱の外
    周とを溶接接合し、前記外ダイアフラムの梁連結用部材
    に梁部材のフランジ部を溶接接合したことを特徴する接
    合構造。
  4. 【請求項4】 前記角形鋼管柱の外周の平面部と、前記
    外ダイアフラムの接合部材の内周との対向部分のみを溶
    接接合した請求項3記載の接合構造。
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