JP2000291138A - 鉄骨構造物の接合構造および接合方法 - Google Patents

鉄骨構造物の接合構造および接合方法

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JP2000291138A
JP2000291138A JP11103113A JP10311399A JP2000291138A JP 2000291138 A JP2000291138 A JP 2000291138A JP 11103113 A JP11103113 A JP 11103113A JP 10311399 A JP10311399 A JP 10311399A JP 2000291138 A JP2000291138 A JP 2000291138A
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Masamitsu Tanaka
正光 田中
Takashi Kitano
隆司 北野
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Tanaka Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 柱体と梁部材との接合において、良好な施工
性を維持しつつ、梁部材端部の下フランジ側の脆性破壊
による破断を防止することに有効な接合構造を提供す
る。 【解決手段】 梁部材15の上フランジ15faを、柱
体11に取り付けた通しダイアフラム12の張り出し部
12aを上フランジ15faの所定の寸法に合わせて切
り欠いた切欠部12bの内周端面と上フランジ15fa
の端部の外周端面とを溶接することにより柱体11に接
合し、梁部材15の下フランジ15fbを、下フランジ
15fbの端部の下面とブラケット13の上面を当接し
て重ねすみ肉溶接し且つこのブラケット13を柱体11
に溶接することにより柱体11に接合した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柱体にH形鋼から
なる梁部材を接合する鉄骨構造物の接合構造および接合
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄骨構造物における柱体と梁部材との接
合には、通しダイアフラムや外ダイアフラムを用いた工
法が多く採用されている。図5は従来の通しダイアフラ
ム工法を示す図で、中空の柱体51を2ヵ所で切断し、
2つの通しダイアフラム52,53を切断部分に配置し
て、再び柱体51の切断部分とダイアフラム52,53
とを溶接接合した後、ダイアフラム52,53の外周に
梁部材54を突き合わせ溶接により接合する。なお、外
ダイアフラム工法の場合も、梁部材の溶接接合方法は基
本的に同じである。
【0003】鋼材の接合手段としての溶接は、その技術
の進歩に伴い強度的にもかなりの信頼性を得るようにな
っている。しかしながら、図5に示すような接合構造の
場合、スカラップ部55における応力集中に起因する脆
性破壊の危険性が指摘されている。このスカラップ部5
5は、梁部材54の上下のフランジ54a,54bの端
面をそれぞれ上下のダイアフラム52,53の外周に完
全溶け込み溶接するために、ウエブ54cの端部の上下
を一部切り欠いたものである。
【0004】ところで、先の阪神大震災で被害を受けた
鉄骨構造物の破壊状況の調査結果によると、柱体と梁部
材の接合箇所の被害は、そのほとんどが梁部材端部の下
フランジ側において溶接部の破断や脆性破壊を生じてお
り、なかでもスカラップに起因する脆性破壊が多いこと
が明らかになっている。
【0005】上記のスカラップによる応力集中の問題を
なくすための接合構造として、特開平6−313334
号公報や特開平6−344135号公報に記載の接合構
造がある。特開平6−313334号公報に記載の接合
構造は、梁部材にフランジ接合プレートをあらかじめ先
付けしておき、施工現場にて柱体に先付けされたウエブ
接合プレートを締め付け、その後上下フランジ接合プレ
ートを柱体に現場溶接する接合構造である。また、特開
平6−344135号公報に記載の接合構造は、梁部材
のフランジおよびウエブの接合端面に開先を設け、接合
端面のフランジとウエブのフィレット部がノンスカラッ
プ部となるようにした接合構造である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記公開公報に記載の
接合構造によれば、柱体と梁部材のフランジの接合にお
いてスカラップ部を設ける必要がないので、従来のスカ
ラップによる応力集中の問題をなくすことができる。し
かしながら、上記公開公報に記載の接合構造において
は、梁部材のフランジの柱体への溶接は従来法と同じ突
き合わせ溶接であり、接合部の耐力、とくに偏芯応力に
対する耐力が低く、地震時などにおいて梁端部の溶接部
が破壊しやすいという前述の問題点は解決されない。ま
た、従来法によるフランジの柱体への突き合わせ溶接で
は、応力伝達が不足していることから、溶接部の応力集
中に対して耐力が低く、溶接部に偏芯応力が集中した場
合、応力集中部に脆性破壊が発生していた。
【0007】本発明は、柱体と梁部材との接合におい
て、良好な施工性を維持しつつ、梁部材端部の下フラン
ジ側の脆性破壊による破断を防止することに有効な接合
構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、柱体にH形鋼
からなる梁部材を接合する鉄骨構造物の接合構造であっ
て、前記梁部材の上フランジを、前記柱体に取り付けた
ダイアフラムの張り出し部を前記上フランジの所定の寸
法に合わせて切り欠いた切欠部の内周端面と前記上フラ
ンジの端部の外周端面とを溶接することにより前記柱体
に接合し、前記梁部材の下フランジを、同下フランジの
端部の下面と補強材の上面を当接してボルト接合または
重ねすみ肉溶接し且つこの補強材を前記柱体に溶接する
ことにより前記柱体に接合したことを特徴とする。
【0009】このような接合構造とすることにより、梁
部材の上フランジ側の接合部は、柱体に取り付けたダイ
アフラムの張り出し部を上フランジの所定の寸法に合わ
せて切り欠いた切欠部の内周端面と上フランジの端部の
外周端面とを溶接したものであるので、梁部材の長手方
向に直角な方向の荷重や左右の振れが加わった場合で
も、突き合わせ溶接部の応力負担が軽減され、偏芯応力
集中が発生しても、溶接不良がない限り破断が発生する
ことはない。また、梁部材の下フランジ側の接合部は、
補強材で下フランジが補強されていることからモーメン
ト応力が向上し、在来工法に比して耐力が大きく、脆性
破壊による破断が生じにくくなる。
【0010】前記梁部材の上フランジと接合するダイア
フラムの形状寸法、とくに張り出し部の形状寸法はとく
に限定されるものではなく、要はフランジ端部をはめ込
むための50〜200mmの深さの切欠部を形成するこ
とができる大きさを有しておればよい。この張り出し部
は、柱体に接合する梁部材の数だけ、たとえば四方向梁
用のダイアフラムであれば四辺のうちの必要な辺に形成
する。
【0011】前記梁部材の下フランジに溶接する補強材
の断面形状もとくに限定されるものではなく、鋼板や形
鋼を用いることができる。形鋼の場合は、たとえば断面
形状がT字型の形鋼を用いると、補強材を柱体に取り付
ける際の姿勢の安定性がよいという利点がある。このT
字型断面を有する形鋼としては、H形鋼のウエブを切断
したいわゆるカットティー(CT)形鋼を利用すること
ができる。仕口部の許容応力度に対して、この補強材の
板厚など断面寸法を大きくすることにより耐力を高める
ことができる。
【0012】補強材と下フランジの重ねすみ肉溶接およ
び柱体への取り付けは、あらかじめ柱体に補強材を溶接
により取り付けておき、この補強材に下フランジの端部
を載置して重ねすみ肉溶接する方法を採用することもで
きるが、工場溶接によりあらかじめ下フランジに補強材
を溶接し、施工現場において柱体に補強材を溶接により
取り付ける方法を採用するほうが好ましい。
【0013】ここで、補強材を取り付ける位置の柱体内
部に内ダイアフラムを取り付けることができる。これに
より、補強材取り付け位置の剛性がさらに補強される。
内ダイアフラムの取り付けは、梁部材の上フランジを接
合するダイアフラムを通しダイアフラムとすることによ
り、通しダイアフラムの取り付け前に溶接により柱体内
部に取り付けることができる。また、内ダイアフラムと
通しダイアフラムの間の柱体内に、溶接により十字状に
形成した内部補強材を取り付けることもできる。このよ
うな内ダイアフラム、通しダイアフラム、補強材は工場
溶接により取り付けることができるので、施工現場にお
ける作業性が向上するとともに、接合部の剛性が大きく
なる。
【0014】また、前記の補強材の上面の両側縁部に、
梁部材のフランジの側縁と一定の間隔をおいて重ねすみ
肉溶接時の溶融金属の流れを阻止する堰板を設けること
ができる。すみ肉溶接において、溶着金属の“のど厚”
や“脚長”は溶接部の品質を左右する重要な要件であ
る。とくに施工現場における溶接においては、溶接姿勢
が不安定であるとともに、本発明の接合構造の場合のよ
うに、梁部材のフランジの側縁と補強材の側縁との間が
狭く、かつ補強材の側縁の下方に何もない条件のもとで
は、溶融金属が補強材の側縁から流れ落ちて、正常な溶
着金属の形状が得られにくい。そこで、溶融金属の流れ
を阻止する堰板を設けることにより、不安定な条件下で
も安定して良好な溶接部を得ることができる。
【0015】本発明の接合構造において梁部材のウエブ
は、柱体に取り付けたガゼットプレートにボルト接合に
より接合することが望ましい。これにより、施工性を高
めるとともに、さらに高強度の接合構造を得ることがで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態である接
合構造を示す斜視図、図2は図1の接合構造の断面構造
を示す図、図3は梁部材の上フランジと柱体の接合構造
を示す平面図、図4は梁部材の下フランジと柱体の接合
構造を示す平面図である。
【0017】本実施形態は断面が正方形の柱体の一辺に
梁を接合する場合の例である。図において、11は中空
の柱体、12は通しダイアフラム、13は補強材として
のブラケット、14はガゼットプレート、15は梁部
材、16は内ダイアフラムであり、これら通しダイアフ
ラム12、ブラケット13、ガゼットプレート14およ
び内ダイアフラム16は溶接により柱体11に固定され
ている。
【0018】通しダイアフラム12は、柱体11の外形
寸法より大きい正方形の一辺に張り出し部12aを設け
た通しダイアフラムである。この通しダイアフラム12
の一辺に張り出し部12aを設け、張り出し部12aに
は、梁部材15の上フランジ15faの端部をはめ込む
ための切欠部12bを形成している。
【0019】切欠部12bの形状寸法は、図3に示すよ
うに、梁部材15の上フランジ15faの端部がはめ込
まれる形状で、切欠部12bの内周端面と上フランジ1
5faの端部の外周端面との間に5〜7mm程度の隙間
ができる程度の大きさである。
【0020】ブラケット13は、板状の接合部材であ
り、このブラケット13の上面に梁部材15の下フラン
ジ15fbの端部を載置して、図2および図4に示すよ
うに、ブラケット13と下フランジ15fbとを重ねす
み肉溶接する。この下フランジ15fbの端部とブラケ
ット13の溶接は、あらかじめ工場において行う。この
溶接の際に、ブラケット13の上面の両側縁部に、梁部
材15の下フランジ15fbの側縁と一定の間隔(下フ
ランジ15fbの厚さと同じ)をおいて重ねすみ肉溶接
時の溶融金属の流れを阻止する堰板(図示せず)を設け
て、溶接時に溶融金属がブラケット13の側縁から流れ
落ちることがないようにしている。また、ブラケット1
3には図4に破線で示すように切欠部を形成しておき、
この切欠部の周縁も下フランジ15fbと重ねすみ肉溶
接することにより溶接部の長さを長くして溶接部の耐力
を高めている。
【0021】本実施形態においては、ブラケット13を
取り付けた位置の柱体11内部に内ダイアフラム16を
取り付けた構造としている。内ダイアフラム16を取り
付けることにより、ブラケット13の取り付け位置の剛
性が補強される。内ダイアフラム16は、通しダイアフ
ラム12の取り付け前に溶接により柱体11内部に取り
付ける。
【0022】さらに本実施形態においては、梁部材15
の下フランジ15fb側の接合部の耐力をより高めるた
めに、下フランジ15fbのブラケット13との重ね合
わせ面に炭素繊維(図示せず)を張り付けて補強してい
る。
【0023】ガゼットプレート14は1枚の板材にボル
ト孔を形成した接合部材であり、あらかじめ柱体11に
溶接接合しておき、梁部材15のウエブ15wの端部を
ガゼットプレート14にボルト接合した後、梁部材15
の上フランジ15faと通しダイアフラム12との接合
およびブラケット13と柱体11の溶接接合を行う。た
だし、構造体によってはガゼットプレート14を取り付
けない場合もある。なお、図中符号W1は突き合わせ溶
接部を示し、W2はすみ肉溶接部を示す。
【0024】以下、上記各構成部材による接合手順につ
いて説明する。まず、工場側においてブラケット13を
梁部材15の下フランジ15fbの端部に溶接して取り
付け、ガゼットプレート14を柱体11に溶接接合した
柱体11を施工現場に搬入する。柱体11には通しダイ
アフラム12、内ダイアフラム16が取り付けられてお
り、クレーンで吊り上げた梁部材15の下フランジ15
fbの端部が通しダイアフラム12の張り出し部12a
に形成された切欠部12bに一致するように位置合わせ
する。
【0025】つぎに、クレーンで吊り上げた梁部材15
をゆっくりと降ろしながら、下フランジ15fbの端部
とウエブ15wの端部を、切欠部12b内を通過させ、
上フランジ15faの上面と通しダイアフラム12の張
り出し部12aの上面とが一致したところで梁部材15
を停止させる。
【0026】この状態で、梁部材15のウエブ15wの
端部とガゼットプレート14をボルト接合し、その後、
切欠部12bの内周端面と上フランジ15faの端部の
外周端面とを突き合わせ溶接とすみ肉溶接で併用溶接
し、下フランジ15fbの端部に取り付けたブラケット
13の端面を柱体11の外面と突き合わせ溶接して、上
フランジ15faと下フランジ15fbを柱体11に接
合して、接合作業を終了する。
【0027】本実施形態の接合構造は以上のごとく構成
されており、接合部に設計荷重以上の荷重が載荷された
とき、梁部材15の上フランジ15fa側の接合部は、
通しダイアフラム12の張り出し部12aの切欠部12
bの内周端面と上フランジ15faの端部の外周端面と
を溶接したものであるので、梁部材15の長手方向に直
角な方向の荷重や左右の偏芯応力が加わった場合でも、
突き合わせ溶接部の応力負担が軽減され、応力集中が発
生しても、溶接不良がない限り破断が発生することはな
い。また、下フランジ15fb側の接合部は、ブラケッ
ト13と下フランジ15fbとを重ねすみ肉溶接した接
合であることから、従来の梁端部のみの突き合わせ溶接
に比して耐力が大きく、脆性破壊による破断が生じにく
い構造となっている。
【0028】なお本発明の接合構造は上記の実施形態に
限定されるものではなく、梁部材の配置形態は、鉄骨構
造物において柱体が中柱、側柱、隅柱のいずれに該当す
るかなどの設計条件に応じて、任意に定めることができ
る。
【0029】
【発明の効果】本発明により、以下に示す効果を奏す
る。
【0030】(1)柱体に取り付けたダイアフラムの張
り出し部に形成した切欠部の内周端面と梁部材の上フラ
ンジの端部の外周端面とを溶接することにより上フラン
ジを柱体に接合することによって、梁端部の長手方向に
直角な方向の荷重や左右の振れが加わった場合でも、曲
げモーメント応力が伝達され、変形能力を高めることが
できる。また、偏芯応力集中発生においても従来工法に
比して溶接断面が高くなり耐力が向上するため、接合部
に設計荷重以上の荷重が載荷されたときでも上フランジ
側の脆性破壊を回避させる接合部を形成することができ
る。
【0031】(2)また下フランジ側の接合部について
も、下フランジの端部の下面と補強材の上面を当接して
ボルト接合または重ねすみ肉溶接し、この補強材を柱体
に溶接により取り付けることにより下フランジを柱体に
接合することによって、在来工法に比して溶接断面が大
きくなることで耐力が大きく、脆性破壊による破断が生
じにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態である接合構造を示す斜視
図である。
【図2】 図1の接合構造の断面構造を示す図である。
【図3】 梁部材の上フランジと柱体の接合構造を示す
平面図である。
【図4】 梁部材の下フランジと柱体の接合構造を示す
平面図である。
【図5】 従来の接合構造の例を示す図である。
【符号の説明】
11 柱体 12 通しダイアフラム 12a 張り出し部 12b 切欠部 13 ブラケット 14 ガゼットプレート 15 梁部材 15fa 上フランジ 15fb 下フランジ 15w ウエブ 16 内ダイアフラム W1 突き合わせ溶接部 W2 すみ肉溶接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E125 AA04 AA14 AB01 AB16 AC15 AC16 AG57 BB01 BB02 BC05 BD01 BE01 BF05 CA90 4E081 BA02 BA39 BA40 BA47 BB17 DA01 DA11 FA14 YB02 YB03 YB05 YX02 YX08 YY12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱体にH形鋼からなる梁部材を接合する
    鉄骨構造物の接合構造であって、前記梁部材の上フラン
    ジを、前記柱体に取り付けたダイアフラムの張り出し部
    を前記上フランジの所定の寸法に合わせて切り欠いた切
    欠部の内周端面と前記上フランジの端部の外周端面とを
    溶接することにより前記柱体に接合し、前記梁部材の下
    フランジを、同下フランジの端部の下面と補強材の上面
    を当接してボルト接合または重ねすみ肉溶接し且つこの
    補強材を前記柱体に溶接することにより前記柱体に接合
    したことを特徴とする鉄骨構造物の接合構造。
  2. 【請求項2】 柱体にH形鋼からなる梁部材を接合する
    鉄骨構造物の接合方法であって、通しダイアフラムの張
    り出し部に接合すべき梁部材の上フランジの所定の寸法
    に合わせて切り欠いた切欠部を形成したダイアフラムを
    前記柱体に取り付け、接合すべき梁部材の下フランジの
    端部の下面に補強材の上面を当接してボルト接合または
    重ねすみ肉溶接した梁部材の、上フランジの端部の端面
    を前記ダイアフラムの切欠部の端面に溶接し、下フラン
    ジの端部に溶接した前記補強材を前記柱体に溶接するこ
    とにより前記梁部材を前記柱体に接合することを特徴と
    する鉄骨構造物の接合方法。
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