JP2000336742A - バルコニーの手摺部構造 - Google Patents

バルコニーの手摺部構造

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JP2000336742A
JP2000336742A JP14678899A JP14678899A JP2000336742A JP 2000336742 A JP2000336742 A JP 2000336742A JP 14678899 A JP14678899 A JP 14678899A JP 14678899 A JP14678899 A JP 14678899A JP 2000336742 A JP2000336742 A JP 2000336742A
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JP
Japan
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handrail
panel
mounting portion
balcony
balustrade
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JP14678899A
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English (en)
Inventor
Masataka Kawakubo
昌崇 川久保
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減すると共に手摺パネルを容易
に交換することができるようにする。 【解決手段】 バルコニー25の床部30へ下端部を固
定された複数本の手摺柱35と、隣接する手摺柱35間
に配設される手摺パネル36と、手摺柱35の上端部間
に配設される笠木37とを備え、手摺パネル36が、両
側部に手摺柱35へ当接固定可能な柱取付部39を有
し、且つ、上部に笠木37を当接すると共に下側から笠
木37を固定可能な笠木取付部41を有するようにして
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バルコニーの手
摺部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】家屋などの建物には、二階部分などにバ
ルコニーが設けられたものがある。
【0003】図4〜図9は、ユニット建物のバルコニー
ユニット1を示すものであり、ほぼ矩形状に組まれた梁
2に根太3が架設され、この根太3の上部にスノコ状の
デッキ材4がネジ5などで取付けられて、床部6を構成
している。
【0004】この床部6は、例えば、一辺がユニット建
物の居室ユニット7の床梁にボルト8などで固定され、
残る三辺には手摺9が設けられている。
【0005】この手摺9は、床部6の上記三辺に所定の
間隔を置いて配置され下端部をボルト10などで床部6
へ固定された複数本の手摺柱11と、この手摺柱11の
下端部外側面間に跨がるように横設されネジ12などで
手摺柱11へ固定されたパネル下辺係止枠13(下枠)
と、各手摺柱11の外側面に取付けられたパネル側辺係
止枠14(側枠)と、パネル下辺係止枠13およびパネ
ル側辺係止枠14の係止溝15,16に下辺および両側
辺をそれぞれ係止される手摺パネル17と、手摺柱11
の上端部間に跨がるように横設されネジ18などで手摺
柱11へ固定された上胴縁19と、上胴縁19の上部に
配置されネジ20などで下側から上胴縁19へ固定可能
な笠木21とで構成されている。
【0006】そして、図5に示すように、バルコニーユ
ニット1の床部6に対し、所定の間隔を置いて複数本の
手摺柱11の下端部をボルト10などで固定し、手摺柱
11の下端部間にパネル下辺係止枠13をネジ12など
で固定し、且つ、手摺柱11の外面にパネル側辺係止枠
14を固定する。そして、パネル下辺係止枠13および
パネル側辺係止枠14の係止溝15,16に対して上方
から手摺パネル17を差込んで、図6に示すように、パ
ネル下辺係止枠13の係止溝15に対し手摺パネル17
の下辺を係止させると共に、図7に示すように、パネル
側辺係止枠14の係止溝16に対し手摺パネル17の両
側辺を係止させる。
【0007】次に、図8に示すように、手摺柱11の上
端部間に上胴縁19を取付け、ネジ18などで固定す
る。そして、上胴縁19の上部に笠木21を取付け、図
9に示すように、ネジ20などで下側から固定する。こ
のように、笠木21を下側からネジ20などで固定する
ことにより、外観を損ねずに笠木21を取付けることが
可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のバルコニーの手摺部構造では、手摺パネル1
7の周囲を挟んで固定するようにしていたため、パネル
下辺係止枠13、パネル側辺係止枠14、上胴縁19な
どの枠形成部材がそれぞれ必要となり、その分、部品点
数が多くなると共に、組立てに手間が掛っていた。
【0009】また、手摺柱11の上部に配設される笠木
21を下側から固定するために上胴縁19を用いていた
ので、部品点数が多くなると共に、組立てに手間が掛っ
ていた。しかも、手摺パネル17の破損の際には、笠木
21や上胴縁19を取外さなければならず、手摺パネル
17の交換に手間が掛っていた。
【0010】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、部品点数を削減すると共に手摺パネルを容易に
交換することのできるバルコニーの手摺部構造を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、バルコニーの床部
へ下端部を固定された複数本の手摺柱と、隣接する手摺
柱間に配設される手摺パネルと、手摺柱の上端部間に配
設される笠木とを備え、前記手摺パネルが、両側部に手
摺柱へ当接固定可能な柱取付部を有し、且つ、前記手摺
パネルが、上部に笠木を当接すると共に下側から笠木を
固定可能な笠木取付部を有することを特徴としている。
【0012】このように構成された請求項1にかかる発
明によれば、前記手摺パネルの両側部に形成した柱取付
部などを手摺柱に直接固定するようにしたので、部品点
数を減少することが可能となると共に、組立ての手間が
削減される。
【0013】また、手摺パネルの上部に形成した笠木取
付部に笠木を下側から直接固定するようにしたので、部
品点数を減少することが可能となると共に、組立ての手
間が削減される。また、手摺パネルの破損の際には、手
摺パネル単体を取外して交換することが可能となり、交
換の手間を削減することができる。
【0014】請求項2に記載された発明では、前記柱取
付部および笠木取付部が、手摺パネルを曲げることによ
って形成されていることを特徴としている。
【0015】このように構成された請求項2にかかる発
明によれば、前記柱取付部および笠木取付部が、手摺パ
ネルを曲げることによって形成されているので、簡単、
安価且つ手摺パネルと一体的に柱取付部および笠木取付
部を形成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図示例と共に説明する。
【0017】図1〜図3は、この発明の実施の形態1を
示すものである。
【0018】まず、構成を説明すると、この実施の形態
1にかかるユニット建物のバルコニーユニット25で
は、ほぼ矩形状に組まれた梁26に根太27が架設さ
れ、この根太27の上部にスノコ状のデッキ材28がネ
ジ29などで取付けられて、床部30を構成している。
【0019】この床部30は、例えば、一辺がユニット
建物の居室ユニット31の床梁にボルト32などで固定
され、残る三辺には手摺33が設けられている。
【0020】この手摺33は、床部30の上記三辺に所
定の間隔を置いて配置され下端部をボルト34などの止
具で床部30へ固定された複数本の手摺柱35と、この
手摺柱35間に取付けられる手摺パネル36と、手摺柱
35の上端部間に配設される笠木37とを備えている。
【0021】そして、この実施の形態1では、前記手摺
パネル36の両側部に、手摺柱35の側面へ当接してネ
ジやリベットなどの止具38で固定可能な柱取付部39
が曲げ形成されている。また、前記手摺パネル36の上
部に、笠木37を当接してネジやリベットなどの止具4
0で下側から固定可能な笠木取付部41が曲げ形成され
ており、更に、笠木取付部41の両側部には、手摺柱3
5の上端部へ当接係止してネジやリベットなどの止具4
2で固定可能な柱上端取付部43が形成されている。ま
た、前記手摺パネル36の下部には、屈曲部44が形成
されている。
【0022】なお、手摺柱35の下部間には下胴縁45
が介装されている。また、化粧カバー46がネジやリベ
ットなどの止具47などで取付けられている。
【0023】次に、この実施の形態1の作用について説
明する。
【0024】図2に示すように、バルコニーユニット2
5の床部30に対し、所定の間隔を置いて複数本の手摺
柱35の下端部をボルト34などで固定する。
【0025】そして、手摺柱35間に手摺パネル36を
配置し、手摺パネル36両側部の柱取付部39をネジや
リベットなどの止具38で手摺柱35の側面に固定す
る。同時に、手摺パネル36上端の柱上端取付部43を
ネジやリベットなどの止具42で手摺柱35の上端に固
定する。
【0026】最後に、図3に示すように、手摺パネル3
6上端の笠木取付部41に笠木37を配置し、下側から
ネジやリベットなどの止具40で笠木37を固定する。
このように、笠木37を下側からネジやリベットなどの
止具40で固定することにより、外観を損ねずに笠木3
7を取付けることが可能となる。更に、手摺パネル36
上端の下端間に化粧カバー46を取付ける。
【0027】以上により、簡単に手摺33が組み立てら
れる。
【0028】このように、この実施の形態1によれば、
手摺パネル36の両側部に形成した柱取付部39などを
手摺柱35に直接固定するようにしたので、部品点数を
減少することが可能となると共に、組立ての手間が削減
される。
【0029】また、手摺パネル36の上部に形成した笠
木取付部41に笠木37を下側から直接固定するように
したので、部品点数を減少することが可能となると共
に、組立ての手間が削減される。また、手摺パネル36
の破損の際には、手摺パネル36単体を取外して交換す
ることが可能となり、交換の手間を削減することができ
る。
【0030】更に、柱取付部39、笠木取付部41、並
びに、柱上端取付部43を、手摺パネル36を曲げるこ
とによって形成しているので、簡単、安価且つ手摺パネ
ル36と一体的に柱取付部39、笠木取付部41、並び
に、柱上端取付部43を形成することが可能となる。
【0031】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、手摺パネルの両側部に形成した柱取付部な
どを手摺柱に直接固定するようにしたので、部品点数を
減少することが可能となると共に、組立ての手間が削減
される。
【0032】また、手摺パネルの上部に形成した笠木取
付部に笠木を下側から直接固定するようにしたので、部
品点数を減少することが可能となると共に、組立ての手
間が削減される。また、手摺パネルの破損の際には、手
摺パネル単体を取外して交換することが可能となり、交
換の手間を削減することができる。
【0033】請求項2の発明によれば、柱取付部および
笠木取付部が、手摺パネルを曲げることによって形成さ
れているので、簡単、安価且つ手摺パネルと一体的に柱
取付部および笠木取付部を形成することができる、とい
う実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の側方断面図である。
【図2】図1の手摺の組立工程図である。
【図3】図2に続く組立工程図である。
【図4】従来例の側方断面図である。
【図5】図4の手摺の組立工程図である。
【図6】パネル下辺係止枠の係止溝部分の拡大斜視図で
ある。
【図7】パネル側辺係止枠の係止溝部分の拡大斜視図で
ある。
【図8】図5に続く組立工程図である。
【図9】図8に続く組立工程図である。
【符号の説明】
25 バルコニーユニット 30 床部 35 手摺柱 36 手摺パネル 37 笠木 39 柱取付部 41 笠木取付部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バルコニーの床部へ下端部を固定された複
    数本の手摺柱と、隣接する手摺柱間に配設される手摺パ
    ネルと、手摺柱の上端部間に配設される笠木とを備え、
    前記手摺パネルが、両側部に手摺柱へ当接固定可能な柱
    取付部を有し、且つ、前記手摺パネルが、上部に笠木を
    当接すると共に下側から笠木を固定可能な笠木取付部を
    有することを特徴とするバルコニーの手摺部構造。
  2. 【請求項2】前記柱取付部および笠木取付部が、手摺パ
    ネルを曲げることによって形成されていることを特徴と
    する請求項1記載のバルコニーの手摺部構造。
JP14678899A 1999-05-26 1999-05-26 バルコニーの手摺部構造 Pending JP2000336742A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012002002A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 San Rail:Kk 手摺りのガラス板取付構造
JP2018025016A (ja) * 2016-08-09 2018-02-15 大和ハウス工業株式会社 床梁構造

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