JPH0512427Y2 - - Google Patents

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JPH0512427Y2
JPH0512427Y2 JP1988067008U JP6700888U JPH0512427Y2 JP H0512427 Y2 JPH0512427 Y2 JP H0512427Y2 JP 1988067008 U JP1988067008 U JP 1988067008U JP 6700888 U JP6700888 U JP 6700888U JP H0512427 Y2 JPH0512427 Y2 JP H0512427Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、バルコニー、窓などに設置したり、
また土地を区画するため設置するフエンス状等の
手摺に関する。
[従来の技術] 従来、この種のものは屋外に設置されるため耐
蝕性に優れるアルミニウムからなる手摺が主流と
なつている。周知の手摺の構造は所定間隔に配置
した支柱の上端間に中空一体もの、あるいは笠木
バーと笠木とを組合わせる中空の上枠を架設し、
また支柱の下端寄り間に中空一体ものなどの下枠
を連結し、さらにこれら上枠、下枠間に手摺子、
立子と称せられる間柱、あるいはパネル等を設け
てなる。
[考案が解決しようとする課題] 従来構造においては、手摺の強度を増加せしめ
るため種々の試みがなされている。特に上枠と下
枠においては直接コンクリート床などに立設する
支柱と異なり、支柱を介して取り付けられるもの
であるため、例えば肉厚を厚くしたり、断面形状
を改良する等が行われ、耐強度を向上させてい
る。
しかしながら、これらのものにおいては強度に
限度があるため、積雪地方のように手摺に大量の
雪が積るような場合には、該負荷に耐えきらず変
形破損する虞れがあつた。このような問題を解決
するものとして特開昭54−147619号公報には、下
面が解放した笠木と、その笠木の下面を塞ぐ笠木
底板と、上記笠木、笠木底板を組合せた内部に納
まり、横断面方向の動きを拘束される下枠とから
なる手摺が開示されている。
しかしながら、この手摺においては補強部材た
る笠木底板自体の取付け強度が低いため手摺の強
度を向上できないという問題が残る。
本考案は前記問題点を解決して従来の手摺より
数段強度を増加せしめた手摺を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上下に間隔をおいて配設した上枠と
下枠の間に間柱、パネル等の遮蔽体を設けた手摺
において、前記上枠または下枠を中空に形成する
とともに、この中空部内に別体の補強部材を設
け、前記遮蔽体に受け部を設けるとともに、前記
補強部材側から前記上枠または下枠を貫通して前
記受け部に螺着する螺子を設けた手摺である。
[作用] 補強部材を内設することによつて上枠または下
枠側の強度を増強することができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説
明する。
第1図ないし第5図は一実施例を示しており、
同図において、1はアルミニウム(合金)からな
る支柱であり、該支柱1は断面矩形の中空形状で
あり、その下端は、コンクリート床(図示せず)
に立設した補強アンカー2に外嵌するとともに、
ビス3止め等によつて固定している。そしてこの
支柱1は所定間隔、例えば1800mm程度の間隔をお
いて設けられている。またこの支柱1の内面には
後述する螺子止め用リブ1Aが形成されている。
4は支柱1の上端間を架設する中空の上枠であ
り、該上枠4はアルミニウム(合金)からなる笠
木ベース5と該笠木ベース5に嵌着するアルミニ
ウム(合金)からなる笠木6からなり、支柱1の
天面上方から螺子込んだビス7が前記リブ1Aに
螺着することにより笠木ベース5が固定されてい
る。またこの笠木ベース5の両縁には嵌着受け部
8が形成され、また前記笠木6はドーム形であつ
て、その両縁には嵌着部9が形成されている。
10は前記上枠4の中空部4Aに内設される上
部補強部材であり、この上部補強部材10はステ
ンレス鋼、防錆塗膜を付した鋼などのコ形鋼であ
つて、その両側は前記嵌着受け部8に嵌合し、ま
たその両側上端は笠木6の天面に当接あるいは近
接できる形状となつている。
11は支柱1の下端寄り間を連結するアルミニ
ウム(合金)からなる中空の下枠であつて、この
下枠11はコ形に形成されるとともに、その下端
内側にはリブ11Aが突設している。そしてこの
下枠11の端部はL形金具12を介してビス13
により支柱1の下端寄りに連結される。
14は前記下枠11の中空部11Bに内設され
る下部補強部材であり、この下部補強部材14は
ステンレス鋼、防錆塗膜を付した鋼などのコ形鋼
であつて、その両端が前記リブ11Aに嵌置する
ようになつている。また下枠11の下面開口には
必要に応じて閉じるための蓋体(図示せず)が設
けられる。
15は上下端を前記上枠4と下枠11に各々連
結して間隔をおいて複数並設した手摺子等と称せ
られる断面矩形で中空の間柱(遮蔽体)であり、
この間柱15の内面には受け部たるリブ15Aが
一体形成され、そしてこの間柱15の上端は笠木
ベース5の下面に当接するとともに、上方より前
記上部補強部材10、笠木ベース5を通つて間柱
15のリブ15Aに螺着した螺子たるビス16に
よつて間柱15の上端が固定される。また間柱1
5の下端も同様に下方より前記下部補強部材1
4、下枠11を通つて間柱15のリブ15Aに螺
子たるビス17を螺着して間柱15の下端が固定
される。尚、前記上部補強部材10の長さは支柱
1間長さにとらわれるものではないが、下部補強
部材14の長さは支柱1間長さに制約される。
次に前記構成につきその作用を説明する。
屋外に設置されている手摺に外力、例えば人体
等の寄りかかりあるいは衝突、または積雪による
外力が上枠4、下枠11等に負荷されると、上枠
4においては上枠4自体の強度のみならず、上部
補強部材10によつて抗することができる。特に
上部補強部材10の両側は笠木ベース5の嵌着受
け部8の内側に嵌合され、また上部補強部材10
の上端は笠木6に当接するものであるため、笠木
6自体を堅牢に支持して変形の防止ができる。ま
た下枠11に負荷される外力には下枠11自体の
強度のみならず内設した下部補強部材14によつ
ても抗することができる。
以上のように、前記実施例においては笠木ベー
ス5と笠木6からなる中空な上枠4に上部補強部
材10を内設したことにより、何ら美感を損うこ
となく上枠4廻りの強度を増加できる。また上部
補強部材10は支柱1の上端間を架設する、いわ
ゆる両持ち状に配設されているため、外力に対し
て大きな抵抗力を得ることができる。
さらに中空な下枠11に下部補強部材14を内
設したことによつて、美感を損うことなく下枠1
1の強度を増強でき、しかも上部補強部材10、
下部補強部材14側から前記上枠4、下枠11を
貫通して前記リブ15Aに螺着するビス16,1
7を設けたことによつて、上枠4、上部補強部材
10、パネル19を一体化することができ、また
下枠11、下部補強部材14、パネル19を一体
化することができ、上枠4、下枠11側の強度を
向上できる。またパネル19にはリブ15Aを設
けたことによつて、前記ビス16、17の取付け
を簡単に行うことができる。
尚、本考案は前記実施例に限定されるものでは
なく、本考案の要旨の範囲内で種々の変形が可能
である。例えば補強部材をステンレス鋼、鋼以外
にジユラルミン等軽量高強度の材質としてもよ
い。また土地を区画するフエンスとしても使用す
ることができる。
[考案の効果] 本考案は、上下に間隔をおいて配設した上枠と
下枠の間に間柱、パネル等の遮蔽体を設けた手摺
において、前記上枠または下枠を中空に形成する
とともに、この中空部内に別体の補強部材を設
け、前記遮蔽体に受け部を設けるとともに、前記
補強部材側から前記上枠または下枠を貫通して前
記受け部に螺着する螺子を設けたものであり、前
記螺子を遮蔽体に設けた受け部に螺着したことに
よつて補強部材の取付け強度を向上でき、この結
果美観を損なうことなく手摺の強度の増強を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は一実施例を示しており、
第1図は全体の一部切欠き斜視図、第2図は第1
図の−線断面図、第3図は第1図の−線
断面図、第4図は第1図の−線断面図、第5
図は第1図の−線断面図、である。 4……上枠、4A……中空部、10……上部補
強部材、11……下枠、11B……中空部、14
……下部補強部材、15……間柱(遮蔽体)、1
9……パネル(遮蔽体)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下に間隔をおいて配設した上枠と下枠の間に
    間柱、パネル等の遮蔽体を設けた手摺において、
    前記上枠または下枠を中空に形成するとともに、
    この中空部内に別体の補強部材を設け、前記遮蔽
    体に受け部を設けるとともに、前記補強部材側か
    ら前記上枠または下枠を貫通して前記受け部に螺
    着する螺子を設けたことを特徴とする手摺。
JP1988067008U 1988-05-20 1988-05-20 Expired - Lifetime JPH0512427Y2 (ja)

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JP1988067008U JPH0512427Y2 (ja) 1988-05-20 1988-05-20

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JP1988067008U JPH0512427Y2 (ja) 1988-05-20 1988-05-20

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JPH01171829U JPH01171829U (ja) 1989-12-05
JPH0512427Y2 true JPH0512427Y2 (ja) 1993-03-30

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54147619A (en) * 1978-05-11 1979-11-19 Nippon Torai Giken Kk Horizontal portion material of curved handrail
JPS5528127B2 (ja) * 1975-09-09 1980-07-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5528127U (ja) * 1978-08-11 1980-02-23

Patent Citations (2)

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JPH01171829U (ja) 1989-12-05

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