JPH0352396Y2 - - Google Patents

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JPH0352396Y2
JPH0352396Y2 JP1985035144U JP3514485U JPH0352396Y2 JP H0352396 Y2 JPH0352396 Y2 JP H0352396Y2 JP 1985035144 U JP1985035144 U JP 1985035144U JP 3514485 U JP3514485 U JP 3514485U JP H0352396 Y2 JPH0352396 Y2 JP H0352396Y2
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JP
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glass
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guide
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、吊下げ式引戸において、特に全面ガ
ラス引戸とした場合の下部案内装置に関するもの
である。
《従来の技術と問題点》 吊下げ式引戸が左右方向に移動する時に発生す
る前後方向の揺れを防止する為、引戸下端部に下
面が開口する下向きコ字状の嵌合案内溝をもう
け、これに床面にもうけた転車を嵌合する様にし
ていたが、この場合、或る程度の厚みを必要とす
るので、全面をガラスとした引戸には使用出来
ず、これにかわつて、引戸下端部を前後方向から
床面にもうけた転車で挟む様にしたものが提供さ
れているが、(例えば実公昭32−13477号)、この
場合、あらかじめ床面に所定の間隔をもつて転車
を植立し、転車間に引戸下端を挿通挟圧させる構
成としている為、一旦引戸を転車上に持ちあげな
ければならず、引戸の組立が煩わしいだけでな
く、加工誤差、あるいは取付誤差によつて転車間
が広すぎたり、あるいは狭すぎたりする問題があ
つた。
《本考案の目的と構成》 本考案は組立が簡単で、加工誤差、組立誤差の
吸収も容易に行なえ、しかも美観的にもすぐれた
吊下げ式ガラス引戸の下部案内装置を提供する事
を目的とし、その構成は、ガラス本体の上下端部
に、ガラス本体より大なる厚みの取付枠と案内枠
が取りつけられて、上下端部を所定の厚みとなし
た引戸が、左右に移動自在に吊下げられる吊下げ
式ガラス引戸において、前記案内枠は前後両面に
防錆材料よりなる案内面を有し、戸袋内の出入口
側にもうけられたガイド装置に支持されており、
ガイド装置は、ガラス引戸をはさんで所定間隔を
もつて転車取付面と調整座取付面が形成され、調
整座取付面に着脱自在で、ガラス引戸に直交する
方向に移動可能に転車調整座が取りつけられ、転
車取付面と転車調整座に前記案内面に当接する転
車が回転自在にもうけられているものである。
《実施例》 以下、実施例を図面に基づいて説明する。第2
図は本考案を具備した吊下げ式引戸の正面図を示
している。
符号1,1は、左右の側柱を示し、符号11は
笠木を示し、符号12はランマパネルを示し、符
号2は巾木を示し、符号3は戸袋ベースを示し、
符号5は戸袋パネルを示し、符号6はガラス引戸
を示している。
左右の側柱1,1、及び笠木11は壁面、ある
いは、間仕切の開口部に門形に取りつけられてい
る。
ランマパネル12は上端を笠木11の下端に係
合せしめ、下方を側柱1,1間の上方にとりつけ
られたガラス引戸6の支持枠13の前後面にネジ
止めされている。
符号14は支持枠13に左右に移動自在にとり
つけられたスライド装置を示している。
ガラス引戸6には、上端全幅にわたつて取付枠
61がもうけられ、下端全幅にわたつて案内枠6
2がもうけられている。
取付枠61は、ガラス戸取付部64と連結部6
6より構成されている。
すなわち、ガラス戸取付部64は、所定間隔を
有して対向する、ステンレス材よりなる表面材6
3,63の下端部裏面に下向きコ字形の補強材が
とりつけられ、下面が開口している。
連結部66は、表面板63,63の上部裏面に
もうけられた上向きコ字形の補強材の内部に固着
され、上面所定個所に連結螺孔65……が形成さ
れた連結桟を有している。
符号67は戸当たりゴムを示し、符号641は
ガラス取付部64内に充填された充填材を示して
いる。
案内枠62は、取付枠61とほぼ上下に対称形
をなし、ガラス下端取付部621に案内支持部6
24より構成されている。
すなわち、ガラス下端取付部621は所定間隔
を有して対向するステンレス材よりなる案内面の
上端裏面に上向きコ字形の補強材がもうけられて
形成され上面が開口している。
符号623は、ガラス下取付部621内に充填
され、案内枠62をガラス本体69に 取りつけ
る充填部材を示している。
案内支持部624は、案内面68,68の下方
部裏面全幅に下向きコ字形の補強材をもうけて形
成され、下面全幅に開口60を有している。
符号622は、案内枠62の略中央部にもうけ
られた継ぎ補強材を示し、符号620は案内枠6
2にもうけられた施錠装置を示している。
符号7は連結枠を示し、前記取付枠61の上端
に外嵌する断面下向き略コ字形で、上面に連結部
66の連結螺孔65……に対応する所定数の取付
孔71……と、前記支持枠13のスライド装置1
4に連結された吊金具15と、ピン16を介して
連結される吊下げ金具72……を有しており、ネ
ジ17……にてガラス引戸6と連結されている。
戸袋パネル5は、前後に対向した同形で、表面
パネル51と、該表面パネル51の裏面に貼りつ
けられた石膏ボード52と、適宜数の補強材と、
断面コ字形の底補強材53と、ゴムよりなる指づ
め防止材54等よりなり、側柱1側の端部は側柱
1と係合する様に構成されている。
符号50は戸袋パネル5の底補強材53の下面
に取りつけられた巾木押さえ材を示している。
符号55はアジヤスターを示し、戸袋パネル5
の底補強53に溶接固着されたアジヤスターボル
ト57と、該アジヤスターボルト57に螺合せし
めたアジヤスト用ナツト58と、固定用ナツト5
9より構成されている。
戸袋ベース3は、断面略上向きコ字形をなし、
出入口側端部を、ガラス引戸6の出入部分を残し
て上方に折り曲げ、立ち上がり片31を形成する
一方、上記アジヤスター55の対応する個所に調
整座32と、該調節材32の出入口側に、引戸の
ガイド装置8を有している。
調節座3には、断面下向きコ字形の両端を外方
に、それぞれ90度折り曲げて形成されており、そ
の上面には、巾が上記アジヤスターボルト57よ
りやや大きめにL字形に切り欠かれたアジヤスタ
ー挿入孔34が形成されている。
ガラス引戸6のガイド装置8は、前後端部のう
ち少なくともいずれか一方を前記戸袋ベース3の
立ち上がり片31のほぼ中程の高さ位置で外方に
折り曲げて形成されて調整座取付面81と、該調
整座取付面81に取付けられ、転車取付面82と
ほぼ同一高さとなる転車調整座84と、転車取付
面82、及び、転車調整座84に回転自在にとり
つけられる転車85,85より構成されている。
符号86,86は、転車調整座84の取付用の
螺孔を示し、符号87,87は転車調整座84を
前後に微調整可能に取りつける為の長孔を示して
いる。
巾木2は前後に対向した同形で断面逆L字形を
なし、上面部21,前面部22と出入口側の端部
が内方に折り曲げられて、前記戸袋ベース3の立
ち上がり片31の巾にほぼ一致する嵌合突片23
が形成されている。
上記の如く構成された各部材は、次の様にして
組立られる。
まず、壁面の開口部の上面に笠木をとりつけ、
次に開口部の床面の角部にL字形の側柱取付座を
固定し、該側柱取付座に側柱1を連結する。
次に転車85を回転自在にとりつけた転車取付
座83を有する戸袋ベース3を、その立ち上がり
片31を出入口側に向けて床に固定する。
しかる後、左右の側柱1,1間の上方にスライ
ド装置14が取りつけられた支持枠13を水平に
固定し、ガラス引戸6を連結枠7を介してスライ
ド装置14に連結された吊り金具15とピン16
にて連結し、ピン16の抜け止めを行い、ガラス
引戸6を左右に移動自在とする。
次に転車85が回転自在に取りつけられた転車
調整座84を調整座取付面81にとりつけ、長孔
87,87にて前後に微調整を行い、転車85,
85にてガラス引戸6の案内枠62を表裏両面か
ら挟持した状態で転車調整座84を固定する。
次に戸袋パネル5のアジヤスター55から固定
用ナツト59を取り外した状態で、調整座32の
アジヤスター挿入孔34にアジヤスターボルト5
7の先端を挿入せしめて、アジヤスト用ナツト5
8を調整座32の上面に当接せしめて載置する。
しかる後戸袋パネル5を側柱1方向にスライド
せしめ、側柱1と、戸袋パネル5の端部を係合せ
しめ、固定ナツト59にて固定した後、上端を取
付枠13に固定し、戸袋5,5をとりつける。
しかる後、巾木2の嵌合突片23を戸の出入口
側に突出せしめた状態で、上面部21を巾木押さ
え50に押し込んだ後、ガラス引戸6の開放する
方向にスライドさせると、巾木の嵌合突片23が
戸袋ベース3にもうけた立ち上がり片31に外嵌
する。
これによつて巾木2,2は前方に抜け出す恐れ
はなく、ガイド装置8は外部から隠蔽される。こ
の様にしてガラス引戸6が閉鎖状態で位置する出
入口と、ガラス引戸6が開放状態で位置する戸袋
を有する吊下げ式引戸が構成される。
《本考案の効果》 本考案は、ガラス本体の上下端部にガラス本体
より大なる厚みで取付枠と案内枠をもうけたの
で、上下端部が所定の厚みとなり、全体の強度を
高め、案内枠は、清掃時のモツプを衝突したり、
あるいは、歩行者の靴先等が衝突しても、ガラス
引戸を保護する保護枠としての機能も有し、ガイ
ド装置は転車取付面と調整座取付面が形成され、
調整座取付面にガラス引戸に直交する方向に移動
可能に着脱自在に転車調整座がとりつけられてい
るので、転車調整座をはずした状態でガラス引戸
を吊下げる事が出来、引戸の組立が非常に容易で
ある。
又、ガラス引戸を吊下げた後に転車調整座をガ
ラス引戸側に移動させて、転車を案内面に当接さ
せる事により、2つの転車でガラス引戸を確実に
挟持させる事が出来、ガラス引戸下部の揺れ止め
を確実に行う事が出来る。
また、ガイド装置は戸袋内にもうけられてお
り、しかも、転車が当接する表裏両面に防錆材よ
りなる案内面を形成しているので、長年の使用に
よつても、美観を損ねる事はない。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例の一つを示し、第1図は本
考案の要部分解斜視図、第2図は本考案を具備し
た吊下げ式引戸の正面図、第3図は第2図のA−
A線断面略図、第4図は第3図のB−B線断面略
図、第5図はガラス引戸の一部上端分解斜視図、
第6図は第2図のC−C線断面略図である。 5……戸袋、6……ガラス引戸、61……取付
枠、62……案内枠、68,68……案内面、8
……ガイド装置、81……調整座取付面、82…
…転車取付面、84……転車調整座、85,85
……転車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガラス本体の上下端部に、ガラス本体より大な
    る厚みの取付枠と案内枠が取りつけられて、上下
    端部を所定の厚みとなした引戸が、左右に移動自
    在に吊下げられる吊下げ式ガラス引戸において、
    前記案内枠は前後両面に防錆材料よりなる案内面
    を有し、戸袋内の出入口側にもうけられたガイド
    装置に支持されており、ガイド装置は、ガラス引
    戸をはさんで所定間隔をもつて転車取付面と調整
    座取付面が形成され、調整座取付面に着脱自在
    で、ガラス引戸に直交する方向に移動可能に転車
    調整座が取りつけられ、転車取付面と転車調整座
    に前記案内面に当接する転車が回転自在にもうけ
    られている事を特徴とする吊下げ式ガラス引戸の
    下部案内装置。
JP1985035144U 1985-03-11 1985-03-11 Expired JPH0352396Y2 (ja)

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JP1985035144U JPH0352396Y2 (ja) 1985-03-11 1985-03-11

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JP1985035144U JPH0352396Y2 (ja) 1985-03-11 1985-03-11

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JPS61150977U JPS61150977U (ja) 1986-09-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6983375B2 (ja) * 2019-06-17 2021-12-17 株式会社ソリック 吊り下げ式ドアのドアガイド機構
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS474622U (ja) * 1971-02-08 1972-09-12

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JPS474622U (ja) * 1971-02-08 1972-09-12

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