JP2542156B2 - けらば構造 - Google Patents
けらば構造Info
- Publication number
- JP2542156B2 JP2542156B2 JP5084517A JP8451793A JP2542156B2 JP 2542156 B2 JP2542156 B2 JP 2542156B2 JP 5084517 A JP5084517 A JP 5084517A JP 8451793 A JP8451793 A JP 8451793A JP 2542156 B2 JP2542156 B2 JP 2542156B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed
- roof
- runner
- stud
- upper frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、けらば構造に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、けらばの外装材を取付けるに際し
ては、間柱を立設してこれに横胴縁を介して外装材を取
付けていた。
ては、間柱を立設してこれに横胴縁を介して外装材を取
付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
では、間柱の取付けが容易でないという問題点があっ
た。したがって、この発明の目的は、容易にけらば工事
ができるけらば構造を提供することである。
では、間柱の取付けが容易でないという問題点があっ
た。したがって、この発明の目的は、容易にけらば工事
ができるけらば構造を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明のけらば構造
は、母屋のけらば側の端部を束を介して支持した屋根梁
と、この屋根梁上に水平片が固定されたアングル形状の
ランナーと、前記母屋上のけらば側の端部に立設した受
金物と、この受金物の上部に支持されたけらば上枠と、
前記ランナーの垂直片に下端が固定され前記けらば上枠
に上端が固定された間柱と、この間柱の外側に横胴縁を
介して取付けられた外装材とを備えたものである。
は、母屋のけらば側の端部を束を介して支持した屋根梁
と、この屋根梁上に水平片が固定されたアングル形状の
ランナーと、前記母屋上のけらば側の端部に立設した受
金物と、この受金物の上部に支持されたけらば上枠と、
前記ランナーの垂直片に下端が固定され前記けらば上枠
に上端が固定された間柱と、この間柱の外側に横胴縁を
介して取付けられた外装材とを備えたものである。
【0005】
【作用】この発明の構成によれば、間柱の下端をランナ
ーの垂直片に当接させた状態で、間柱の上端をけらば上
枠に固定できるので、間柱の取付け作業が容易になる。
これに伴い横胴縁、外装材の取付け等のけらば工事の施
工性が向上する。また、けらば上枠は、母屋上のけらば
側の端部に立設した受金物の上部に支持されているの
で、間柱を母屋が位置する屋根面より上方に突出させる
ことができる。このため、屋根面に設けられる屋根の上
面のレベルまで外装材の上端を延出させることができる
ので、屋根のけらば付近の納まりが良く、また妻側から
見た意匠性が向上する。また、ランナーは屋根梁上に水
平片が固定されたアングル形状で、屋根梁に沿って長い
部材であるので、この範囲の任意の位置において、間柱
を取付けることができる。このため、間柱の取付位置が
限定されず容易に施工できる。
ーの垂直片に当接させた状態で、間柱の上端をけらば上
枠に固定できるので、間柱の取付け作業が容易になる。
これに伴い横胴縁、外装材の取付け等のけらば工事の施
工性が向上する。また、けらば上枠は、母屋上のけらば
側の端部に立設した受金物の上部に支持されているの
で、間柱を母屋が位置する屋根面より上方に突出させる
ことができる。このため、屋根面に設けられる屋根の上
面のレベルまで外装材の上端を延出させることができる
ので、屋根のけらば付近の納まりが良く、また妻側から
見た意匠性が向上する。また、ランナーは屋根梁上に水
平片が固定されたアングル形状で、屋根梁に沿って長い
部材であるので、この範囲の任意の位置において、間柱
を取付けることができる。このため、間柱の取付位置が
限定されず容易に施工できる。
【0006】
【実施例】この発明の一実施例のけらば構造を図1およ
び図2に基づいて説明する。1は屋根梁で、その上にア
ングル形状のランナー16が固定される。すなわち、ラ
ンナー16の建物内側へ向けた水平片16aを屋根梁1
の上フランジにボルト17で固定している。また、ラン
ナー16の外側に複数本の間柱12…を建て、これらの
間柱12…を内側よりランナー16の垂直片16bにビ
ス止めしている。間柱12の外側には横胴縁13を介し
て外装材14が取付けられる。外装材14の上端は芯材
17に固定されるとともに、その外面に破風化粧材15
が取付けられる。18は横樋で、外装材14の下端に取
付けられる。19は外壁である。
び図2に基づいて説明する。1は屋根梁で、その上にア
ングル形状のランナー16が固定される。すなわち、ラ
ンナー16の建物内側へ向けた水平片16aを屋根梁1
の上フランジにボルト17で固定している。また、ラン
ナー16の外側に複数本の間柱12…を建て、これらの
間柱12…を内側よりランナー16の垂直片16bにビ
ス止めしている。間柱12の外側には横胴縁13を介し
て外装材14が取付けられる。外装材14の上端は芯材
17に固定されるとともに、その外面に破風化粧材15
が取付けられる。18は横樋で、外装材14の下端に取
付けられる。19は外壁である。
【0007】また、屋根梁1の上には束2を介して母屋
3のけらば側の端部が支持される。母屋3上のけらば側
の端部に受金物4がボルト5で固定してある。受金物4
は、上片が傾斜した形状であり中央に補強片7が設けて
ある。この受金物4の上部にけらば上枠8が支持され
る。けらば上枠8は、断面がアングル形状で屋根10の
傾斜に沿って配置され、建物内側よりボルト9で受金物
4に取付けられる。11はけらば水切片で、屋根10の
けらば側の端部を覆うようにけらば上枠8の横フランジ
にビス止めされる(図示せず)。
3のけらば側の端部が支持される。母屋3上のけらば側
の端部に受金物4がボルト5で固定してある。受金物4
は、上片が傾斜した形状であり中央に補強片7が設けて
ある。この受金物4の上部にけらば上枠8が支持され
る。けらば上枠8は、断面がアングル形状で屋根10の
傾斜に沿って配置され、建物内側よりボルト9で受金物
4に取付けられる。11はけらば水切片で、屋根10の
けらば側の端部を覆うようにけらば上枠8の横フランジ
にビス止めされる(図示せず)。
【0008】施工時には、上棟工事において受金物4と
けらば上枠8を上記のように取付け、屋根工事の際にけ
らば水切片11をけらば上枠8に固定する。その後、大
工工事にて間柱12の上端をけらば上枠8に、下端をラ
ンナー16にそれぞれ固定し、横胴縁13、外装材14
を取付ける。けらば水切片11のけらば側の端部は破風
化粧材15の内部に収める。
けらば上枠8を上記のように取付け、屋根工事の際にけ
らば水切片11をけらば上枠8に固定する。その後、大
工工事にて間柱12の上端をけらば上枠8に、下端をラ
ンナー16にそれぞれ固定し、横胴縁13、外装材14
を取付ける。けらば水切片11のけらば側の端部は破風
化粧材15の内部に収める。
【0009】この実施例では、間柱12の下端をランナ
ー16の垂直片に当接させた状態で、間柱12の上端を
けらば上枠8に固定できるので、間柱12の取付け作業
が容易になる。これに伴い横胴縁13、外装材14の取
付け等のけらば工事の施工性が向上する。また、けらば
上枠8は、母屋3上のけらば側の端部に立設した受金物
4の上部に支持されているので、間柱12を母屋3が位
置する屋根面より上方に突出させることができる。この
ため、屋根面に設けられる屋根の上面のレベルまで外装
材14の上端を延出させることができるので、屋根のけ
らば付近の納まりが良く、また妻側から見た意匠性が向
上する。また、ランナー16は屋根梁1上に水平片が固
定されたアングル形状で、屋根梁1に沿って長い部材で
あるので、この範囲の任意の位置において、間柱12を
取付けることができる。このため、間柱12の取付位置
が限定されず容易に施工できる。
ー16の垂直片に当接させた状態で、間柱12の上端を
けらば上枠8に固定できるので、間柱12の取付け作業
が容易になる。これに伴い横胴縁13、外装材14の取
付け等のけらば工事の施工性が向上する。また、けらば
上枠8は、母屋3上のけらば側の端部に立設した受金物
4の上部に支持されているので、間柱12を母屋3が位
置する屋根面より上方に突出させることができる。この
ため、屋根面に設けられる屋根の上面のレベルまで外装
材14の上端を延出させることができるので、屋根のけ
らば付近の納まりが良く、また妻側から見た意匠性が向
上する。また、ランナー16は屋根梁1上に水平片が固
定されたアングル形状で、屋根梁1に沿って長い部材で
あるので、この範囲の任意の位置において、間柱12を
取付けることができる。このため、間柱12の取付位置
が限定されず容易に施工できる。
【0010】
【発明の効果】この発明のけらば構造によれば、間柱の
下端をランナーの垂直片に当接させた状態で、間柱の上
端をけらば上枠に固定できるので、間柱の取付け作業が
容易になる。これに伴い横胴縁、外装材の取付け等のけ
らば工事の施工性が向上する。また、けらば上枠は、母
屋上のけらば側の端部に立設した受金物の上部に支持さ
れているので、間柱を母屋が位置する屋根面より上方に
突出させることができる。このため、屋根面に設けられ
る屋根の上面のレベルまで外装材の上端を延出させるこ
とができるので、屋根のけらば付近の納まりが良く、ま
た妻側から見た意匠性が向上する。また、ランナーは屋
根梁上に水平片が固定されたアングル形状で、屋根梁に
沿って長い部材であるので、この範囲の任意の位置にお
いて、間柱を取付けることができる。このため、間柱の
取付位置が限定されず容易に施工できる。
下端をランナーの垂直片に当接させた状態で、間柱の上
端をけらば上枠に固定できるので、間柱の取付け作業が
容易になる。これに伴い横胴縁、外装材の取付け等のけ
らば工事の施工性が向上する。また、けらば上枠は、母
屋上のけらば側の端部に立設した受金物の上部に支持さ
れているので、間柱を母屋が位置する屋根面より上方に
突出させることができる。このため、屋根面に設けられ
る屋根の上面のレベルまで外装材の上端を延出させるこ
とができるので、屋根のけらば付近の納まりが良く、ま
た妻側から見た意匠性が向上する。また、ランナーは屋
根梁上に水平片が固定されたアングル形状で、屋根梁に
沿って長い部材であるので、この範囲の任意の位置にお
いて、間柱を取付けることができる。このため、間柱の
取付位置が限定されず容易に施工できる。
【図1】この発明の一実施例の断面側面図である。
【図2】その一部省略正面図である。
1 屋根梁 12 間柱 13 横胴縁 14 外装材 16 ランナー 16a 水平片 16b 垂直片
Claims (1)
- 【請求項1】 母屋のけらば側の端部を束を介して支持
した屋根梁と、この屋根梁上に水平片が固定されたアン
グル形状のランナーと、前記母屋上のけらば側の端部に
立設した受金物と、この受金物の上部に支持されたけら
ば上枠と、前記ランナーの垂直片に下端が固定され前記
けらば上枠に上端が固定された間柱と、この間柱の外側
に横胴縁を介して取付けられた外装材とを備えたけらば
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5084517A JP2542156B2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | けらば構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5084517A JP2542156B2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | けらば構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06299638A JPH06299638A (ja) | 1994-10-25 |
JP2542156B2 true JP2542156B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=13832832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5084517A Expired - Fee Related JP2542156B2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | けらば構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2542156B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50131728A (ja) * | 1974-04-03 | 1975-10-18 | ||
JPS59170346A (ja) * | 1983-03-15 | 1984-09-26 | 太平洋セメント株式会社 | 壁版取付装置 |
JPH083217B2 (ja) * | 1989-10-13 | 1996-01-17 | ナショナル住宅産業株式会社 | 下地材の取付け構造 |
-
1993
- 1993-04-12 JP JP5084517A patent/JP2542156B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06299638A (ja) | 1994-10-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960611 |
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