JP2000334892A - 化粧材 - Google Patents

化粧材

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JP2000334892A
JP2000334892A JP11144599A JP14459999A JP2000334892A JP 2000334892 A JP2000334892 A JP 2000334892A JP 11144599 A JP11144599 A JP 11144599A JP 14459999 A JP14459999 A JP 14459999A JP 2000334892 A JP2000334892 A JP 2000334892A
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resin
pigment
chlorine atom
pigments
layer
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JP11144599A
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Yukio Suzuki
幸雄 鈴木
Noboru Sato
暢 佐藤
Mikiyuki Ogasawara
幹之 小笠原
Takeshi Nakamura
中村  剛
Kazuhiro Yashiki
一尋 屋舗
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】燃焼時に塩素ガスや塩化水素ガス、ダイオキシ
ン等の有害物質を発生するおそれのない、環境上の安全
性の高い化粧材を提供する。 【解決手段】樹脂及び着色剤を少なくとも含有してな
り、前記樹脂が塩素原子を含有しない樹脂である化粧材
において、前記着色剤が塩素原子を含有しない着色剤で
あることを特徴とする化粧材である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅等の建築物の
壁材、床材、天井材等の内外装材や、家具材、住宅機器
類等の表面化粧用として使用される化粧材に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】上記の様な用途の化粧材として従来最も
広く採用されて来たのはポリ塩化ビニル樹脂系の化粧材
である。これはポリ塩化ビニル樹脂が安価で物理的・化
学的特性に優れ、可塑剤の添加量の調整により所望の適
宜の柔軟性等の物性が容易に得られると共に、シート状
乃至フィルム状を始め各種の立体形状、発泡等の各種成
形加工やラミネート加工等も容易であり、着色や印刷に
よる意匠性の付与も容易である等の事情によるものであ
る。しかしながら近年に至って、環境問題に対する社会
的な関心が高まるに従って、ポリ塩化ビニル樹脂は燃焼
時に塩素又は塩化水素等の有毒ガスを発生したり、燃焼
条件によっては猛毒のダイオキシンを発生する場合もあ
ることや、フタル酸エステル類等の可塑剤に内分泌攪乱
性の疑いがあること等から、ポリ塩化ビニル樹脂を使用
しない化粧材による代替が要請される様になっている。
こうした社会的要請を受けて、ポリ塩化ビニル樹脂の代
替となる樹脂材料として例えばポリオレフィン系樹脂や
ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂等の、塩素原子を
含有しない樹脂を使用した化粧材が各種提案され、従来
のポリ塩化ビニル樹脂系の化粧材に対する置き換えが急
速に進行しつつある。
【0003】ところが、係る塩素原子を含有しない樹脂
を使用した各種の化粧材について、従来のポリ塩化ビニ
ル樹脂系の化粧材との比較の目的で燃焼試験を実施した
ところ、上記した塩素ガスや塩化水素ガス、ダイオキシ
ン等の発生が必ずしも完全になくなってはいなかった。
そこで、化粧材の主たる構成要素となる原反シートや成
形体本体等のみならず、これらの積層の為の接着剤や絵
柄印刷の為の印刷インキ、表面塗装の為の塗料等も全
て、塩素原子を含有しない樹脂を使用したものに切り替
えた化粧材も提案されたが、それでもなお上記の問題は
完全には解決されなかった。そこで更に原因を詳細に究
明したところ、係る如き化粧材の主たる構成材料である
樹脂は塩素原子を含有していなくても、樹脂の着色の為
に添加混合されたり絵柄印刷の為の印刷インキに含有さ
れていたりする染料又は顔料等の着色剤が塩素原子を含
有していると、この塩素原子が化粧材の燃焼時に遊離し
て塩素ガスを発生したり、着色剤内又は樹脂内の他の原
子と結合して塩化水素ガスやダイオキシン等を発生した
りしていることが判明した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
における上記の様な問題点に鑑みてなされたものであっ
て、燃焼時に塩素ガスや塩化水素ガス、ダイオキシン等
の有害物質を発生するおそれのない、環境上の安全性の
高い化粧材を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の化粧材は、樹脂
及び着色剤を少なくとも含有してなり、前記樹脂が塩素
原子を含有しない樹脂である化粧材において、前記着色
剤が塩素原子を含有しない着色剤であることを特徴とす
るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の化粧材の具体的な構成に
は様々な態様のものがある。例えば、図1に示すもの
は、着色された基材層11上に、絵柄印刷層13及び透
明樹脂層14を順次積層して構成したものである。ま
た、図2に示すものは、着色又は無着色の基材層21上
に、隠蔽ベタ印刷層22、絵柄印刷層23及び透明樹脂
層24を順次積層して構成したものである。また、図3
に示すものは、基材層を兼ねる透明樹脂層34の裏面
に、絵柄印刷層33及び隠蔽ベタ印刷層32を順次積層
して構成したものである。以上の各種の構成の化粧材に
おいて、図4〜6に示す様に、任意の層間に接着剤層4
5、55が挟持されていたり、透明樹脂層24の表面に
エンボス46、56、66が施されていたり、該エンボ
ス46、56、66の凹部に着色インキ47、57、6
7が充填されていたり、表面に更に表面保護層48、5
8、68が設けられていたりしてもよい。前記エンボス
46、56、66は、絵柄印刷層43、53、63の絵
柄と同調していなくても良いが、意匠効果の向上のため
に同調させても良い。前記表面保護層48、58、68
には適宜の光沢度に調整するための艶調整剤が添加され
ていても良く、立体的な意匠効果を得るために艶状態の
異なる2層以上を任意の模様状に設けたり撥液効果等に
よる同調凹部を設けたりしても良い(図示せず)。シー
ト状の化粧材である化粧シートの場合の様に、裏面を他
の材料と接着されることが予定されている化粧材にあっ
ては、裏面に他の材料との接着を容易とするための易接
着プライマー層49、59、69が設けられていてもよ
い。また、基材層11、21、41、51や透明樹脂層
14、24、34、44、54、64は、同種又は異種
の材料からなる複数層の積層体であっても良く、その層
間に接着剤層(図示せず)が挟持されていてもよい。ま
た、例えば図7に示す様に、前述した図1〜6に示す構
成又はこれに類する構成を有するシート状の化粧材であ
る化粧シート73を、適宜の化粧材基材71の表面上
に、接着剤層72を介して又は介さずに積層して構成し
たものなども包含される。以上は本発明の化粧材のいく
つかの例を示したものに過ぎず、本発明の化粧材の構成
はこれらに限定されるものではない。
【0007】上記した各種の構成を例に、本発明の化粧
材の構成材料について説明すると、基材層11、21、
41、51や化粧材基材71は、例えば紙、織布、不織
布、金属箔、突板、樹脂フィルム乃至シート等の各種の
シート材や、合板、パーティクルボード、中密度繊維板
等の木質系材料、ガラス、陶磁器、石膏ボード、ケイ酸
カルシウム板、木毛セメント板、スラグセメント板、軽
量気泡コンクリート板等の無機質系材料、鉄、銅、真
鍮、アルミニウム、ステンレス等の金属系材料、オレフ
ィン系樹脂、スチレン系樹脂、ABS樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアセタール系樹脂、尿
素系樹脂、メラミン系樹脂、フェノール系樹脂、ウレタ
ン系樹脂、エポキシ系樹脂、シリコーン系樹脂、繊維素
誘導体等の樹脂系材料等、或いはそれらの2種以上の混
合物、複合体、積層体等が挙げられる。但し、その構成
材料の全部又は一部として樹脂を採用する場合には、ポ
リ塩化ビニル樹脂やポリ塩化ビニリデン樹脂、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体樹脂等の様に塩素原子を含有す
る樹脂は避ける。基材層11、21、41、51や化粧
材基材71の形状は、シート状の他、板状、柱状、各種
成形体状のもの等がある。
【0008】シート状の化粧材である化粧シートを得る
べく、上記基材層11、21、41、51をシート状の
樹脂系材料から構成する場合には、熱可塑性樹脂を選ぶ
のが一般的であり、本発明では塩素原子を含有しない熱
可塑性樹脂を採用する。例えば、ポリエチレン樹脂、ポ
リプロピレン樹脂、ポリブテン樹脂、ポリメチルペンテ
ン樹脂、エチレン−α−オレフィン共重合体樹脂、プロ
ピレン−α−オレフィン共重合体樹脂等のオレフィン系
樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂又はその鹸化
物、エチレン−(メタ)アクリレート共重合体樹脂、エ
チレン−α,β−不飽和カルボン酸共重合体樹脂又はそ
の金属イオン架橋物(アイオノマー樹脂)等のオレフィ
ン系共重合体樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリビ
ニルアセタール樹脂等のポリビニル系樹脂、ポリエチレ
ンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹
脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、シクロヘキサンジ
メタノール共重合ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポ
リエチレンナフタレート−イソフタレート共重合体樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアリレート樹脂等のポ
リエステル系樹脂、ポリスチレン樹脂、AS樹脂、AB
S樹脂、SBR等のスチレン系樹脂、ポリメタクリル酸
メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリアクリル酸エチ
ル、ポリアクリル酸ブチル等のアクリル系樹脂、ナイロ
ン6、ナイロン66等のポリアミド系樹脂、ポリイミド
系樹脂、セロファン、酢酸繊維素、硝酸繊維素等の繊維
素誘導体等、又はそれらの2種以上の混合物、複合体、
積層体等が挙げられる。これらは染料又は顔料等の着色
剤の添加混合により着色されていても良い。厚さには特
に制限はないが、一般的には20〜500μm程度の範
囲内から選ばれ、中でも50〜250μm程度の範囲内
が最も好適である。
【0009】隠蔽ベタ印刷層22、32、52、62及
び絵柄印刷層13、23、33、43、53、63は、
染料又は顔料等の着色剤を適宜の結着剤樹脂中に分散し
てなる印刷インキや塗料等から構成される。その結着剤
樹脂は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、電離放射線硬化
性樹脂、或いはそれらの2種以上の混合物等のいずれで
あっても良いが、本発明においては塩素原子を含有しな
い樹脂を使用する。具体的には、熱可塑性樹脂としては
例えばアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン
系樹脂、スチレン系樹脂、アクリル−スチレン系樹脂、
酢酸ビニル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル系樹脂、変性
オレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ケトン系樹脂、
石油系樹脂、繊維素誘導体等、熱硬化性樹脂としては例
えばウレタン系樹脂、アミノアルキド系樹脂、エポキシ
系樹脂、メラミン系樹脂、尿素系樹脂、フェノール系樹
脂、不飽和ポリエステル系樹脂、変性ロジン系樹脂、シ
リコーン系樹脂等、電離放射線硬化性樹脂としては例え
ば(メタ)アクリレート系樹脂、不飽和ポリエステル系
樹脂、エポキシ系樹脂、シリコーン系樹脂等が挙げられ
る。
【0010】透明樹脂層14、24、34、44、5
4、64は、少なくとも絵柄印刷層13、23、33、
43、53、63が透視可能な透明性を具備する限りに
おいて半透明や着色透明であっても良い。その構成材料
は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂又は電離放射線硬化性
樹脂のいずれであっても良く、またそれらの混合物や複
合体、積層体等であっても良い。但し、基材層を兼ねる
透明樹脂層34、64の場合には、一般的には熱可塑性
樹脂が採用される。熱可塑性樹脂としては例えばシート
状の基材層11、21、41、51の構成材料として例
示したもの等、熱硬化性樹脂としては例えばウレタン系
樹脂、アミノアルキド系樹脂、メラミン系樹脂、エポキ
シ系樹脂、シリコーン系樹脂等、電離放射線硬化性樹脂
としては例えば(メタ)アクリレート系樹脂、不飽和ポ
リエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、シリコーン系樹脂
等が挙げられる。
【0011】その他、接着剤層45、55、着色インキ
47、57、67、表面保護層48、58、68及び/
又は易接着プライマー層49、59、69を設ける場合
にあっても、塩素原子を含有しない樹脂を主成分とする
材料を選定する。着色インキ47、57、67は絵柄印
刷層13、23、33、43、53、63に、表面保護
層48、58、68は透明樹脂層14、24、34、4
4、54、64に(但し、熱硬化性樹脂又は電離放射線
硬化性樹脂を採用することが望ましい)、それぞれ準ず
る。接着剤層45、55や易接着プライマー層46、5
6としては、例えばアクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、
酢酸ビニル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹
脂、スチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル
系樹脂、繊維素誘導体等が挙げられる。
【0012】本発明の化粧材は、染料又は顔料等の着色
剤を含有している。着色剤は、化粧材基材71、基材層
11、21、41、51、隠蔽ベタ印刷層22、32、
52、62及び絵柄印刷層13、23、33、43、5
3、63の内の少なくとも1層以上には必ず含有される
のが一般的である。このいずれにも含有されていないの
であっては、もはや意匠効果を有する化粧材としての役
目を果たさないからである。また、エンボス46、5
6、66の凹部に着色インキ47、57、67が施され
る場合にあっては、該着色インキ47、57、67にも
着色剤が含有される。その他、必要に応じて、接着剤層
45、55、72、表面保護層48、58、68及び/
又は易接着プライマー層49、59、69に着色剤が含
有される場合もある。
【0013】本発明の化粧材においては、上記のいずれ
の層に含有される着色剤にも、塩素原子を含有しない着
色剤を使用する。塩素原子を含有する着色剤を使用した
のであっては、本発明の所期の目的が達成不可能となっ
てしまうからである。着色剤としては、使用条件により
要求される耐候性や耐光性、耐熱性、耐久性等の堅牢性
を備えたものを選択する必要があり、その観点から顔料
を使用することが望ましい。顔料には有機顔料と無機顔
料とがあり、堅牢性の点では無機顔料を採用することが
最も望ましいが、有機顔料であっても例えばフタロシア
ニン顔料や縮合多環顔料等の様に、特に堅牢性に優れた
ものを選択すれば使用可能である。これら無機顔料及び
有機顔料のいずれも、塩素原子を含有しないものを選定
して使用する。
【0014】無機顔料としては、黄色顔料として例えば
黄鉛、黄色酸化鉄、カドミウムイエロー、チタンイエロ
ー、バリウムイエロー、オーレオリン、ジンククロメー
ト、ストロンチウムイエロー等、紅色顔料として例えば
弁柄、鉛丹、辰砂、カドミウムレッド、モリブデンレッ
ド等、藍色顔料として例えばコバルトブルー、セルリア
ンブルー、群青、紺青等、白色顔料として例えば二酸化
チタン(ルチル、アナターゼ)、酸化亜鉛、塩基性炭酸
鉛、塩基性硫酸鉛、リトポン、チタノックス等、墨色顔
料として例えばカーボンブラック、鉄黒等が挙げられ
る。
【0015】有機顔料としては、黄色顔料として例えば
ベンズイミダゾロン系顔料(C. I.Pigment Yellow 12
0、C. I. Pigment Yellow 154、C. I. Pigment Yellow
180等)、アントラキノン系顔料(C. I. Pigment Yello
w 24、C. I. Pigment Yellow108等)等、紅色顔料とし
てジケトピロロピロール系顔料(C. I. Pigment Red 25
5、C. I. Pigment Red 264等)、アリルアマイド系顔料
(C. I. Pigment Red 17、C. I. Pigment Red 22、C.
I. Pigment Red 23、C. I. Pigment Red 170等)、アン
トラキノン系顔料(C. I. Pigment Red 168、C. I. Pig
ment Red 177、C.I. Pigment Red 216等)、キナクリド
ン系顔料(C. I. Pigment Red 122、C. I. Pigment Vio
let 19等)、ペリレン系顔料(C. I. Pigment Red 12
3、C. I. Pigment Red 149、C. I. Pigment Red 178、
C. I. Pigment Red 179等)、ベンズイミダゾロン系顔
料(C. I. Pigment Red 185等)等、藍色顔料としてフ
タロシアニン系顔料(C. I. Pigment Blue 15、C. I. P
igment Blue 15:1〜6、C. I. Pigment Blue 16、C. I.
Pigment Blue 17等)、アントラキノン系顔料(C. I. P
igment Blue 60等)等、墨色顔料としてアニリンブラッ
ク顔料(C. I. PigmentBlack 1)、下記化学構造式1で
表されるポリアゾ系顔料等が挙げられる。
【0016】
【化1】
【0017】なお、上記した各種の顔料と同系統の顔料
であっても、塩素原子を含有するものは、本発明の化粧
材においては当然、使用不可である。例えば、アントラ
キノン系顔料のC. I. Pigment Orange 51、キナクリド
ン系顔料のC. I. Pigment Red209、ジケトピロロピロー
ル系顔料のC. I. Pigment Red 254、アリルアマイド系
顔料のC. I. Pigment Red 5、ベンズイミダゾロン系顔
料のC. I. Pigment Brown 25、フタロシアニン系顔料の
C. I. Pigment Green 7等は、分子中に塩素原子を含有
するので、本発明の化粧材においては使用不可である。
【0018】本発明の化粧材に使用する顔料としては、
上記した塩素原子を含まない点や堅牢性の点の他、色相
(メタメリズムを含む)や濃度、分散媒たる樹脂との密
着性や樹脂との反応性(化学反応による変褪色や樹脂劣
化等)、また樹脂中に混練して熱成形する場合には熱流
動特性、印刷インキ又は塗料の場合には印刷適性や塗工
適性等を総合的に考慮して選定する必要がある。例え
ば、本発明者らの試作実験によれば、絵柄印刷用のウレ
タン系印刷インキに使用する顔料としては、ビヒクルと
の分散性や経時安定性、印刷適性、乾燥後のビヒクルと
の密着性、色相・濃度、透明性、マイグレーション性、
耐候性・耐光性(フェードメーター60h〜200h、
サンシャインウェザオメーター1000h〜2000
h)、耐熱性(200℃〜225℃30分)等を総合的
に考慮すると、黄色顔料としてはベンズイミダゾロン系
顔料、紅色顔料としてはキナクリドン系顔料又はジケト
ピロロピロール系顔料、藍色顔料としてはフタロシアニ
ン系顔料、墨色顔料としてはポリアゾ系顔料又はカーボ
ンブラックが最も優れている。なお、基材層11、2
1、41、51等の熱可塑性樹脂層や隠蔽ベタ印刷層2
2、32、52、62等の着色のための着色剤として
は、上記の顔料の他、酸化チタン系顔料、酸化鉄系顔料
(黄色酸化鉄、弁柄、鉄黒)又はコバルトブルー顔料等
の無機顔料も好適に使用することができる。
【0019】
【実施例】<実施例1>酸化鉄系顔料及び酸化チタン系
顔料を主体とし少量のカーボンブラック及びコバルトブ
ルーを含む顔料組成物を5重量%添加して着色された厚
さ90μmのランダム重合ポリプロピレン系樹脂フィル
ムの表面をコロナ処理後、着色剤として塩素原子を含有
しないベンズイミダゾロン系顔料(C. I. Pigment Yell
ow 180)を含有する黄色ウレタン系グラビア印刷インキ
と、着色剤として塩素原子を含有しないキナクリドン系
顔料(C. I. Pigment Violet 19)を含有する紅色ウレ
タン系グラビア印刷インキと、着色剤として塩素原子を
含有しないフタロシアニン系顔料(C. I. Pigment Blue
15:3)を含有する藍色ウレタン系グラビア印刷インキ
と、着色剤としてカーボンブラック及び塩素原子を含有
しないポリアゾ系顔料(前記化学構造式1)を含有する
墨色ウレタン系グラビア印刷インキ(以上、いずれも東
洋インキ製造株式会社製「V192UR」)を使用し
て、グラビア印刷法により木目柄の印刷を施し、該印刷
面に、塩素原子を含有しない2液ウレタン樹脂系ドライ
ラミネート接着剤(東洋モートン株式会社製「アドコー
ト」)を介して、予め裏面にコロナ処理を施した厚さ7
0μmの透明アクリル系樹脂フィルム(ブチルメタクリ
レート共重合ポリメチルメタクリレート系、紫外線吸収
剤0.3重量部、光安定剤0.2重量部配合)をドライ
ラミネート法にて貼合し、該透明オレフィン系樹脂フィ
ルムの表面に導管柄のエンボスを施し、しかる後、表面
全面にコロナ処理を施し、前記した4色のグラビア印刷
インキの調合にて黒褐色に調色したインキをワイピング
法にて前記エンボスの凹部に充填し、更に、塩素原子を
含有しない2液硬化型ウレタン系トップコート剤を乾燥
後の塗布量5g/m2に施し、しかる後、裏面にコロナ
処理後、塩素原子を含有せずシリカ粉末を含有する2液
ウレタン系易接着プライマー剤を乾燥後の塗布量1g/
2に施して、本発明の化粧材である化粧シートを作製
した。
【0020】<実施例2>厚さ90μmの透明なランダ
ム重合ポリプロピレン系樹脂フィルムの表面をコロナ処
理後、酸化鉄系顔料及び酸化チタン系顔料を主体とし少
量のカーボンブラック及びコバルトブルーを含む顔料組
成物を着色剤としてビヒクル100重量部当たり300
重量部配合した2液ウレタン系グラビア印刷インキ(東
洋インキ製造株式会社製)を使用してグラビア印刷法に
より乾燥後の塗布量10g/m2の隠蔽ベタ印刷層を形
成し、次いで、着色剤として塩素原子を含有しないベン
ズイミダゾロン系顔料(C. I. Pigment Yellow 180)を
含有する黄色ウレタン系グラビア印刷インキと、着色剤
として塩素原子を含有しないキナクリドン系顔料(C.I.
Pigment Violet 19)を含有する紅色ウレタン系グラビ
ア印刷インキと、着色剤として塩素原子を含有しないフ
タロシアニン系顔料(C. I. Pigment Blue 15:3)を含
有する藍色ウレタン系グラビア印刷インキと、着色剤と
してカーボンブラック及び塩素原子を含有しないポリア
ゾ系顔料(前記化学構造式1)を含有する墨色ウレタン
系グラビア印刷インキ(以上、いずれも東洋インキ製造
株式会社製「V192UR」)を使用して、グラビア印
刷法により木目柄の印刷を施し、該印刷面に、塩素原子
を含有しない2液ウレタン樹脂系ドライラミネート接着
剤(東洋モートン株式会社製「アドコート」)を介し
て、予め裏面にコロナ処理を施した厚さ70μmの透明
オレフィン系樹脂フィルム(ランダム重合ポリプロピレ
ン樹脂85重量部、低密度ポリエチレン樹脂15重量
部、紫外線吸収剤0.3重量部、光安定剤0.2重量部
配合)をドライラミネート法にて貼合し、該透明オレフ
ィン系樹脂フィルムの表面に導管柄のエンボスを施し、
しかる後、表面全面にコロナ処理を施し、前記した4色
のグラビア印刷インキの調合にて黒褐色に調色したイン
キをワイピング法にて前記エンボスの凹部に充填し、更
に塩素原子を含有しない2液硬化型ウレタン系トップコ
ート剤を乾燥後の塗布量5g/m 2に施し、しかる後、
裏面にコロナ処理後、塩素原子を含有せずシリカ粉末を
含有する2液ウレタン系易接着プライマー剤を乾燥後の
塗布量1g/m2に施して、本発明の化粧材である化粧
シートを作製した。
【0021】<実施例3>予め表面に導管柄のエンボス
が施された厚さ120μmの透明非晶質ポリエステル系
樹脂フィルム(シクロヘキサンジメタノール共重合ポリ
エチレンテレフタレート樹脂系、紫外線吸収剤0.3重
量部、光安定剤0.2重量部配合)の裏面をコロナ処理
後、着色剤として塩素原子を含有しないベンズイミダゾ
ロン系顔料(C. I. Pigment Yellow 180)を含有する黄
色ウレタン系グラビア印刷インキと、着色剤として塩素
原子を含有しないキナクリドン系顔料(C. I. Pigment
Violet 19)を含有する紅色ウレタン系グラビア印刷イ
ンキと、着色剤として塩素原子を含有しないフタロシア
ニン系顔料(C. I. Pigment Blue 15:3)を含有する藍
色ウレタン系グラビア印刷インキと、着色剤としてカー
ボンブラック及び塩素原子を含有しないポリアゾ系顔料
(前記化学構造式1)を含有する墨色ウレタン系グラビ
ア印刷インキ(以上、いずれも東洋インキ製造株式会社
製「V192UR」)を使用して、グラビア印刷法によ
り木目柄の印刷を施し、該印刷面に、酸化鉄系顔料及び
酸化チタン系顔料を主体とし少量のカーボンブラック及
びコバルトブルーを含む顔料組成物を着色剤としてビヒ
クル100重量部当たり300重量部配合した2液ウレ
タン系グラビア印刷インキ(東洋インキ製造株式会社
製)を使用してグラビア印刷法により乾燥後の塗布量1
0g/m2の隠蔽ベタ印刷層を形成し、次いで、塩素原
子を含有せずシリカ粉末を含有する2液ウレタン系易接
着プライマー剤を乾燥後の塗布量1g/m2に施した
後、表面全面にコロナ処理を施し、前記した4色のグラ
ビア印刷インキの調合にて黒褐色に調色したインキをワ
イピング法にて前記エンボスの凹部に充填し、更に、塩
素原子を含有しない2液硬化型ウレタン系トップコート
剤を乾燥後の塗布量5g/m2に施して、本発明の化粧
材である化粧シートを作製した。
【0022】<実施例4>厚さ80μmのアイオノマー
樹脂シート(三井デュポンポリケミカル株式会社製「ハ
イミラン」)の裏面にコロナ処理後、2液ウレタン系プ
ライマー剤(東洋インキ製造株式会社製「ラミスターメ
ジウム」)をグラビアコート法により乾燥後の塗布量1
g/m2に塗布し、該塗布面に、着色剤として塩素原子
を含有しないベンズイミダゾロン系顔料(C. I. Pigmen
t Yellow 180)を含有する黄色ウレタン系グラビア印刷
インキと、着色剤として塩素原子を含有しないキナクリ
ドン系顔料(C. I. Pigment Violet 19)を含有する紅
色ウレタン系グラビア印刷インキと、着色剤として塩素
原子を含有しないフタロシアニン系顔料(C. I. Pigmen
t Blue 15:3)を含有する藍色ウレタン系グラビア印刷
インキと、着色剤としてカーボンブラック及び塩素原子
を含有しないポリアゾ系顔料(前記化学構造式1)を含
有する墨色ウレタン系グラビア印刷インキ(以上、いず
れも東洋インキ製造株式会社製「V192UR」)を使
用して、グラビア印刷法により抽象柄の印刷を施し、該
印刷面に、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂系プライ
マー剤(大日精化株式会社製「TMR」)をグラビアコ
ート法により乾燥後の塗布量1g/m2に塗布し、斯く
して作製した印刷シートの表面に厚さ200μmのアイ
オノマー樹脂シート(三井デュポンポリケミカル社製
「ハイミラン」)を、裏面(印刷面)に厚さ3mmのエ
チレン−アクリル酸メチル共重合体樹脂系バッカーシー
トをそれぞれ重合し、温度120℃にて熱ラミネートす
ると同時に表面にエンボスを施して、本発明の化粧材で
ある床材を作製した。
【0023】<性能試験>上記4種の本発明の化粧材に
ついて燃焼試験を実施したところ、塩素ガス及び塩化水
素ガスの発生量は検出限界以下であり、残留灰中のダイ
オキシンの含有量も基準値以下であった。また、絵柄の
色相や濃度、耐候性、耐熱性等の性能も、各種化粧材と
して十分な水準にあることが確認された。
【0024】
【発明の効果】以上詳述の如く、本発明の化粧材は、樹
脂及び着色剤を少なくとも含有してなり、前記樹脂が塩
素原子を含有しない樹脂である化粧材において、前記着
色剤として塩素原子を含有しない着色剤を採用したこと
により、火災又は焼却処分等による燃焼時に塩素ガスや
塩化水素ガス、ダイオキシン等の有害物質を発生するお
それがなく、使用上又は廃棄処分上人体や環境に害を及
ぼすことのない、極めて安全性の高い化粧材である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化粧材の一実施形態の模式断面図。
【図2】本発明の化粧材の一実施形態の模式断面図。
【図3】本発明の化粧材の一実施形態の模式断面図。
【図4】本発明の化粧材の一実施形態の模式断面図。
【図5】本発明の化粧材の一実施形態の模式断面図。
【図6】本発明の化粧材の一実施形態の模式断面図。
【図7】本発明の化粧材の一実施形態の模式断面図。
【符号の説明】
11、21、41、51‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥基材層 22、32、52、62‥‥‥‥‥‥隠蔽ベタ印刷層 13、23、33、43、53、63‥‥絵柄印刷層 14、24、34、44、54、64‥‥透明樹脂層 45、55‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥接着剤層 46、56、66‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥エンボス 47、57、67‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥着色インキ 48、58、68‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥表面保護層 49、59、69‥‥‥‥‥‥‥易接着プライマー層 71‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥化粧材基材 72‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥接着剤層 73‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥化粧シート
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // E04F 13/18 E04F 13/18 A (72)発明者 中村 剛 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 屋舗 一尋 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 Fターム(参考) 2E110 AA64 AB04 AB05 AB22 AB23 BA03 BA04 BA12 BB02 BB03 GA03W GA03X GA32W GA32X GB42W GB42X GB43W GB43X GB45W GB45X GB47X GB48X GB52W GB52X GB54W GB62X GB63X 4F100 AA21 AA23 AA37 AK01A AK07 AK25 AK51G BA01 BA02 CA13A EC18 EJ39 EJ65 GB08 HB00 HB00A HB01 HB31 JL10A 4J002 AA011 BB121 BB231 CF031 CF061 FD096

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂及び着色剤を少なくとも含有してな
    り、前記樹脂が塩素原子を含有しない樹脂である化粧材
    において、前記着色剤が塩素原子を含有しない着色剤で
    あることを特徴とする化粧材。
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