JP2000334104A - 遊技機 - Google Patents
遊技機Info
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- JP2000334104A JP2000334104A JP11148051A JP14805199A JP2000334104A JP 2000334104 A JP2000334104 A JP 2000334104A JP 11148051 A JP11148051 A JP 11148051A JP 14805199 A JP14805199 A JP 14805199A JP 2000334104 A JP2000334104 A JP 2000334104A
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- Japan
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- drums
- display device
- variable display
- game
- gaming machine
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ソフトウェア制御任せの感を拭うことができる
興趣を醸し出すことができ、しかも当たり図柄が含まれ
ていないのではないかという疑念を容易に解消すること
が可能な遊技機を提供する。 【解決手段】可変表示装置30は、縦方向に延びる3本
の軸心L1〜L3を横方向に平行に配置し、各軸心L1
〜L3上に各ドラム31a〜31iを3個ずつ軸支して
構成されている。遊技においては、始動入賞口20への
球の入賞に基づき、可変表示装置30で各ドラム31a
〜31iが回転駆動する図柄変動遊技が実行され、その
結果が大当たり態様の場合には、可変入賞装置50が最
大16回開閉する特賞が発生する。
興趣を醸し出すことができ、しかも当たり図柄が含まれ
ていないのではないかという疑念を容易に解消すること
が可能な遊技機を提供する。 【解決手段】可変表示装置30は、縦方向に延びる3本
の軸心L1〜L3を横方向に平行に配置し、各軸心L1
〜L3上に各ドラム31a〜31iを3個ずつ軸支して
構成されている。遊技においては、始動入賞口20への
球の入賞に基づき、可変表示装置30で各ドラム31a
〜31iが回転駆動する図柄変動遊技が実行され、その
結果が大当たり態様の場合には、可変入賞装置50が最
大16回開閉する特賞が発生する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技中に所定の条
件が成立すると、遊技者に有利な特賞を発生させる遊技
機に関する。ここで遊技機とは、主としてパチンコ機や
スロットマシンを指すものである。
件が成立すると、遊技者に有利な特賞を発生させる遊技
機に関する。ここで遊技機とは、主としてパチンコ機や
スロットマシンを指すものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遊技機としては、様々な
機種のパチンコ機等が知られている。パチンコ機の遊技
盤面上には、その機種を定めると共に遊技性を高めるた
めのメイン役物が配設されている。代表的なメイン役物
としては、ドラムや液晶画面等から成る可変表示装置が
あり、かかる可変表示装置を備えたものは一般にフィー
バー機と称され、広く普及していた。
機種のパチンコ機等が知られている。パチンコ機の遊技
盤面上には、その機種を定めると共に遊技性を高めるた
めのメイン役物が配設されている。代表的なメイン役物
としては、ドラムや液晶画面等から成る可変表示装置が
あり、かかる可変表示装置を備えたものは一般にフィー
バー機と称され、広く普及していた。
【0003】前記フィーバー機では、遊技盤面上に設け
られた始動入賞口に球が入賞すると、前記可変表示装置
に各種図柄がスクロール表示される。そして、スクロー
ル停止後の図柄の組み合わせが大当たり態様に確定する
と、特賞(いわゆるフィーバー)が発生するようになっ
ていた。ここで特賞とは、通常は遊技盤面上に設けられ
た可変入賞口が所定回数を限度に繰り返し開閉するもの
である。
られた始動入賞口に球が入賞すると、前記可変表示装置
に各種図柄がスクロール表示される。そして、スクロー
ル停止後の図柄の組み合わせが大当たり態様に確定する
と、特賞(いわゆるフィーバー)が発生するようになっ
ていた。ここで特賞とは、通常は遊技盤面上に設けられ
た可変入賞口が所定回数を限度に繰り返し開閉するもの
である。
【0004】前記可変表示装置は、一般には横一列に並
ぶ3個の表示欄を有し、各表示欄に停止表示された図柄
が、例えば「7,7,7」の如く総て同一図柄が揃う
と、大当たりとなり特賞が発生するようになっていた。
ぶ3個の表示欄を有し、各表示欄に停止表示された図柄
が、例えば「7,7,7」の如く総て同一図柄が揃う
と、大当たりとなり特賞が発生するようになっていた。
【0005】また、最近では表示欄を従来の3個だけで
はなく、横3行×縦3列のマトリクス状に合計9個配置
して成る可変表示装置も知られている。かかるマトリク
ス状の可変表示装置では、総ての表示欄に図柄が停止し
た時点で、各表示欄が3個ずつ並ぶ縦、横、斜めの何れ
かのライン上に同一図柄が揃えば、前記特賞が発生する
ようになっていた。
はなく、横3行×縦3列のマトリクス状に合計9個配置
して成る可変表示装置も知られている。かかるマトリク
ス状の可変表示装置では、総ての表示欄に図柄が停止し
た時点で、各表示欄が3個ずつ並ぶ縦、横、斜めの何れ
かのライン上に同一図柄が揃えば、前記特賞が発生する
ようになっていた。
【0006】前記3つの表示欄を有する可変表示装置
は、3個のドラムを同軸上に並設して機械的に構成され
たタイプの他、液晶画面上に3個のドラムを表示するタ
イプが知られている。ところが、前記マトリクス状の可
変表示装置は、今まで総て液晶画面上に合計9個のドラ
ムを表示するタイプしか存在しなかった。
は、3個のドラムを同軸上に並設して機械的に構成され
たタイプの他、液晶画面上に3個のドラムを表示するタ
イプが知られている。ところが、前記マトリクス状の可
変表示装置は、今まで総て液晶画面上に合計9個のドラ
ムを表示するタイプしか存在しなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のフィーバー機では、前記3つの表示欄だけの可
変表示装置に比べて、前記マトリクス状の可変表示装置
の方が、大当たりとなるラインが増える分だけ特賞発生
への期待感は増すのだが、マトリクス状に並ぶ表示欄は
総て見せかけ上の画面表示のものしかなかった。
た従来のフィーバー機では、前記3つの表示欄だけの可
変表示装置に比べて、前記マトリクス状の可変表示装置
の方が、大当たりとなるラインが増える分だけ特賞発生
への期待感は増すのだが、マトリクス状に並ぶ表示欄は
総て見せかけ上の画面表示のものしかなかった。
【0008】そのため、前記マトリクス状の可変表示装
置では、機械的なドラムと違っていかにもソフトウェア
制御任せの感があり、一部の遊技者にとっては興趣に欠
けるという不満があった。さらに、マトリクス状に並ぶ
表示欄で変動する図柄中に、いわゆる当たり図柄が含ま
れているかを確認することも容易ではなく、遊技者に当
たり図柄が含まれていないのではないかという疑念を抱
かせる虞もあった。
置では、機械的なドラムと違っていかにもソフトウェア
制御任せの感があり、一部の遊技者にとっては興趣に欠
けるという不満があった。さらに、マトリクス状に並ぶ
表示欄で変動する図柄中に、いわゆる当たり図柄が含ま
れているかを確認することも容易ではなく、遊技者に当
たり図柄が含まれていないのではないかという疑念を抱
かせる虞もあった。
【0009】本発明は、以上のような従来技術が有する
問題点に着目してなされたもので、マトリクス状の可変
表示装置を機械的なドラムにより構成することで、ソフ
トウェア制御任せの感を拭うことができる興趣を醸し出
すことができ、しかも当たり図柄が含まれていないので
はないかという疑念を容易に解消することが可能な遊技
機を提供することを目的としている。
問題点に着目してなされたもので、マトリクス状の可変
表示装置を機械的なドラムにより構成することで、ソフ
トウェア制御任せの感を拭うことができる興趣を醸し出
すことができ、しかも当たり図柄が含まれていないので
はないかという疑念を容易に解消することが可能な遊技
機を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に
存する。 [1]遊技中に所定の条件が成立すると、遊技者に有利
な特賞を発生させる遊技機(10)において、機本体の
正面側に配設した可変表示装置(30,30A,30
B)と、遊技状態を制御する遊技制御装置(100)と
を有し、前記可変表示装置(30,30A,30B)
は、外周面に各種図柄が描かれた複数のドラム(31a
〜31i)を備え、各ドラム(31a〜31i)を複数
のライン(L1〜L3)上にそれぞれ複数個ずつ並設し
て成り、前記遊技制御装置(100)は、遊技中に所定
の始動条件が成立した場合に、前記可変表示装置(3
0,30A,30B)の各ドラム(31a〜31i)を
回転駆動し、各ドラム(31a〜31i)の回転が停止
した際、各ドラム(31a〜31i)の正面側に表れた
各種図柄の組み合わせが予め定めた大当たり態様に相当
した場合に、前記特賞を発生させることを特徴とする遊
技機(10)。
ための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に
存する。 [1]遊技中に所定の条件が成立すると、遊技者に有利
な特賞を発生させる遊技機(10)において、機本体の
正面側に配設した可変表示装置(30,30A,30
B)と、遊技状態を制御する遊技制御装置(100)と
を有し、前記可変表示装置(30,30A,30B)
は、外周面に各種図柄が描かれた複数のドラム(31a
〜31i)を備え、各ドラム(31a〜31i)を複数
のライン(L1〜L3)上にそれぞれ複数個ずつ並設し
て成り、前記遊技制御装置(100)は、遊技中に所定
の始動条件が成立した場合に、前記可変表示装置(3
0,30A,30B)の各ドラム(31a〜31i)を
回転駆動し、各ドラム(31a〜31i)の回転が停止
した際、各ドラム(31a〜31i)の正面側に表れた
各種図柄の組み合わせが予め定めた大当たり態様に相当
した場合に、前記特賞を発生させることを特徴とする遊
技機(10)。
【0011】[2]前記可変表示装置(30,30A)
は、縦方向に延びる複数の軸心を横方向に平行に配置
し、各軸心上に前記ドラム(31a〜31i)を2個以
上の同じ個数ずつ軸支して成り、前記各ドラム(31a
〜31i)が同じ個数ずつ縦、横、斜めに並ぶ何れかの
ライン(L1〜L3)上で、各ドラム(31a〜31
i)の正面側に表れた各種図柄が総て同一に揃った場合
を、前記大当たり態様と設定したことを特徴とする
[1]記載の遊技機(10)。
は、縦方向に延びる複数の軸心を横方向に平行に配置
し、各軸心上に前記ドラム(31a〜31i)を2個以
上の同じ個数ずつ軸支して成り、前記各ドラム(31a
〜31i)が同じ個数ずつ縦、横、斜めに並ぶ何れかの
ライン(L1〜L3)上で、各ドラム(31a〜31
i)の正面側に表れた各種図柄が総て同一に揃った場合
を、前記大当たり態様と設定したことを特徴とする
[1]記載の遊技機(10)。
【0012】[3]前記可変表示装置(30B)は、横
方向に延びる複数の軸心を縦方向に平行に配置し、各軸
心上に前記ドラム(31a〜31i)を2個以上の同じ
個数ずつ軸支して成り、前記各ドラム(31a〜31
i)が同じ個数ずつ縦、横、斜めに並ぶ何れかのライン
(L1〜L3)上で、各ドラム(31a〜31i)の正
面側に表れた各種図柄が総て同一に揃った場合を、前記
大当たり態様と設定したことを特徴とする[1]記載の
遊技機(10)。
方向に延びる複数の軸心を縦方向に平行に配置し、各軸
心上に前記ドラム(31a〜31i)を2個以上の同じ
個数ずつ軸支して成り、前記各ドラム(31a〜31
i)が同じ個数ずつ縦、横、斜めに並ぶ何れかのライン
(L1〜L3)上で、各ドラム(31a〜31i)の正
面側に表れた各種図柄が総て同一に揃った場合を、前記
大当たり態様と設定したことを特徴とする[1]記載の
遊技機(10)。
【0013】[4]前記可変表示装置(30,30A,
30B)は、前記各ドラム(31a〜31i)を横3行
縦3列のマトリクス状に配置して成ることを特徴とする
[1],[2]または[3]記載の遊技機(10)。
30B)は、前記各ドラム(31a〜31i)を横3行
縦3列のマトリクス状に配置して成ることを特徴とする
[1],[2]または[3]記載の遊技機(10)。
【0014】[5]前記可変表示装置(30,30A,
30B)は、前記各ドラム(31a〜31i)がそれぞ
れ独立に回転駆動され、かつ停止することを特徴とする
[1],[2],[3]または[4]記載の遊技機(1
0)。
30B)は、前記各ドラム(31a〜31i)がそれぞ
れ独立に回転駆動され、かつ停止することを特徴とする
[1],[2],[3]または[4]記載の遊技機(1
0)。
【0015】[6]前記可変表示装置(30)は、前記
各ドラム(31a〜31i)に対応して設けられ、各ド
ラム(31a〜31i)の正面側に表れた何れか1つの
図柄だけをそれぞれ目視可能な複数の観察窓(33)を
有することを特徴とする[1],[2],[3],
[4]または[5]記載の遊技機(10)。
各ドラム(31a〜31i)に対応して設けられ、各ド
ラム(31a〜31i)の正面側に表れた何れか1つの
図柄だけをそれぞれ目視可能な複数の観察窓(33)を
有することを特徴とする[1],[2],[3],
[4]または[5]記載の遊技機(10)。
【0016】[7]前記可変表示装置(30A)は、前
記各ドラム(31a〜31i)に対応して設けられ、各
ドラム(31a〜31i)の正面側に表れた何れか1つ
の図柄とその前後の図柄とをそれぞれ目視可能な複数の
観察窓(35)を有することを特徴とする[1],
[2],[3],[4]または[5]記載の遊技機(1
0)。
記各ドラム(31a〜31i)に対応して設けられ、各
ドラム(31a〜31i)の正面側に表れた何れか1つ
の図柄とその前後の図柄とをそれぞれ目視可能な複数の
観察窓(35)を有することを特徴とする[1],
[2],[3],[4]または[5]記載の遊技機(1
0)。
【0017】次に前述した解決手段に基づく作用を説明
する。本発明に係る遊技機(10)によれば、可変表示
装置(30,30A,30B)が、外周面に各種図柄が
描かれた複数のドラム(31a〜31i)を複数のライ
ン(L1〜L3)上にそれぞれ複数個ずつ並設して成る
ので、いわゆるマトリクス状の可変表示装置(30,3
0A,30B)が機械的なドラム(31a〜31i)に
より構成され、ソフトウェア制御任せの感を拭うことが
できる興趣を醸し出すことができる。
する。本発明に係る遊技機(10)によれば、可変表示
装置(30,30A,30B)が、外周面に各種図柄が
描かれた複数のドラム(31a〜31i)を複数のライ
ン(L1〜L3)上にそれぞれ複数個ずつ並設して成る
ので、いわゆるマトリクス状の可変表示装置(30,3
0A,30B)が機械的なドラム(31a〜31i)に
より構成され、ソフトウェア制御任せの感を拭うことが
できる興趣を醸し出すことができる。
【0018】また、前記各ドラム(31a〜31i)の
外周面に描かれた各種図柄は、画面上の単なる見せかけ
上の表示制御とは異なり実存するものであり、遊技者に
対していわゆる当たり図柄が含まれていないのではない
かという疑念を抱かせることがない。
外周面に描かれた各種図柄は、画面上の単なる見せかけ
上の表示制御とは異なり実存するものであり、遊技者に
対していわゆる当たり図柄が含まれていないのではない
かという疑念を抱かせることがない。
【0019】遊技中に所定の始動条件がうまく成立する
と、それに基づき、前記可変表示装置(30,30A,
30B)の各ドラム(31a〜31i)が回転駆動され
る。そして、各ドラム(31a〜31i)の回転が停止
した際、各ドラム(31a〜31i)の正面側に表れた
各種図柄の組み合わせが、予め定めた大当たり態様に相
当した場合には、遊技者に有利な特賞が発生する。以上
の各ドラム(31a〜31i)の回転駆動から特賞発生
に至る一連の遊技状態は、遊技制御装置(100)によ
って制御される。
と、それに基づき、前記可変表示装置(30,30A,
30B)の各ドラム(31a〜31i)が回転駆動され
る。そして、各ドラム(31a〜31i)の回転が停止
した際、各ドラム(31a〜31i)の正面側に表れた
各種図柄の組み合わせが、予め定めた大当たり態様に相
当した場合には、遊技者に有利な特賞が発生する。以上
の各ドラム(31a〜31i)の回転駆動から特賞発生
に至る一連の遊技状態は、遊技制御装置(100)によ
って制御される。
【0020】前記可変表示装置(30,30A,30
B)は、例えば、縦方向に延びる複数の軸心を横方向に
平行に配置し、各軸心上に前記ドラム(31a〜31
i)を2個以上の同じ個数ずつ軸支して構成したり、あ
るいは横方向に延びる複数の軸心を縦方向に平行に配置
し、各軸心上に前記ドラム(31a〜31i)を2個以
上の同じ個数ずつ軸支して構成するとよい。さらに具体
的には、各ドラム(31a〜31i)を横3行縦3列の
マトリクス状に配置して可変表示装置(30,30A,
30B)を構成してもよい。
B)は、例えば、縦方向に延びる複数の軸心を横方向に
平行に配置し、各軸心上に前記ドラム(31a〜31
i)を2個以上の同じ個数ずつ軸支して構成したり、あ
るいは横方向に延びる複数の軸心を縦方向に平行に配置
し、各軸心上に前記ドラム(31a〜31i)を2個以
上の同じ個数ずつ軸支して構成するとよい。さらに具体
的には、各ドラム(31a〜31i)を横3行縦3列の
マトリクス状に配置して可変表示装置(30,30A,
30B)を構成してもよい。
【0021】何れの場合も前記各ドラム(31a〜31
i)が同じ個数ずつ縦、横、斜めに並ぶ何れかのライン
(L1〜L3)上で、各ドラム(31a〜31i)の正
面側に表れた各種図柄が総て同一に揃った場合を、前記
大当たり態様と設定すれば、従来のスクロール表示と同
様の内容となり、遊技者にとってなじみやすく容易にい
わゆる図柄変動遊技の内容を理解することができる。
i)が同じ個数ずつ縦、横、斜めに並ぶ何れかのライン
(L1〜L3)上で、各ドラム(31a〜31i)の正
面側に表れた各種図柄が総て同一に揃った場合を、前記
大当たり態様と設定すれば、従来のスクロール表示と同
様の内容となり、遊技者にとってなじみやすく容易にい
わゆる図柄変動遊技の内容を理解することができる。
【0022】また、前記可変表示装置(30,30A,
30B)の各ドラム(31a〜31i)をそれぞれ独立
に回転駆動でき、かつ停止させることができるようにす
れば、より多様な可変表示装置(30,30A,30
B)における表示態様を演出することが可能となる。
30B)の各ドラム(31a〜31i)をそれぞれ独立
に回転駆動でき、かつ停止させることができるようにす
れば、より多様な可変表示装置(30,30A,30
B)における表示態様を演出することが可能となる。
【0023】さらにまた、前記各ドラム(31a〜31
i)に対応して、各ドラム(31a〜31i)の正面側
に表れた何れか1つの図柄だけをそれぞれ目視可能な複
数の観察窓(33)を設けてもよいが、各ドラム(31
a〜31i)の正面側に表れた何れか1つの図柄とその
前後の図柄とをそれぞれ目視可能な複数の観察窓(3
5)を設ければ、各ドラム(31a〜31i)における
図柄配列を容易に把握することができる。
i)に対応して、各ドラム(31a〜31i)の正面側
に表れた何れか1つの図柄だけをそれぞれ目視可能な複
数の観察窓(33)を設けてもよいが、各ドラム(31
a〜31i)の正面側に表れた何れか1つの図柄とその
前後の図柄とをそれぞれ目視可能な複数の観察窓(3
5)を設ければ、各ドラム(31a〜31i)における
図柄配列を容易に把握することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明を代表
する各種実施の形態を説明する。図1〜図7は、本発明
の第1実施の形態を示している。本実施の形態に係る遊
技機10は、遊技盤面11上に球を打ち出す遊技で所定
の条件が成立すると、遊技者に有利な特賞が発生するパ
チンコ機である。本パチンコ機はいわゆるフィーバー機
であるが、他の機種のパチンコ機等に適用してもよい。
する各種実施の形態を説明する。図1〜図7は、本発明
の第1実施の形態を示している。本実施の形態に係る遊
技機10は、遊技盤面11上に球を打ち出す遊技で所定
の条件が成立すると、遊技者に有利な特賞が発生するパ
チンコ機である。本パチンコ機はいわゆるフィーバー機
であるが、他の機種のパチンコ機等に適用してもよい。
【0025】図2に示すように、遊技機10の機体正面
の下部右端には、回転操作式のハンドル12が設けられ
ている。このハンドル12を、球の打ち出し力に応じた
角度だけ回転させることにより、機体中の発射装置(図
示せず)が駆動して、球が1個ずつ遊技盤面11上に打
ち出されるように構成されている。
の下部右端には、回転操作式のハンドル12が設けられ
ている。このハンドル12を、球の打ち出し力に応じた
角度だけ回転させることにより、機体中の発射装置(図
示せず)が駆動して、球が1個ずつ遊技盤面11上に打
ち出されるように構成されている。
【0026】遊技に供する貸出球や賞球は、機体前面に
設けられた上皿13に貯留される。また、上皿13の下
側には、特賞で多量の球が払い出された場合に、上皿1
3から溢れた球を受け入れる下皿14が設けられてい
る。なお、下皿14には、その下方に設置された玉箱
(図示せず)に球を落とす球抜きレバー14aが設けら
れている。
設けられた上皿13に貯留される。また、上皿13の下
側には、特賞で多量の球が払い出された場合に、上皿1
3から溢れた球を受け入れる下皿14が設けられてい
る。なお、下皿14には、その下方に設置された玉箱
(図示せず)に球を落とす球抜きレバー14aが設けら
れている。
【0027】遊技盤面11の前面は、該遊技盤面11と
の間に球を移動させる空間を形成するガラス扉で覆われ
ている。遊技盤面11の外縁には、ハンドル12の回転
操作により打ち出された球を、遊技盤面11の鉛直方向
の上方位置へ送り出すためのガイドレール11aが設け
られている。
の間に球を移動させる空間を形成するガラス扉で覆われ
ている。遊技盤面11の外縁には、ハンドル12の回転
操作により打ち出された球を、遊技盤面11の鉛直方向
の上方位置へ送り出すためのガイドレール11aが設け
られている。
【0028】遊技盤面11の略中央には、可変表示装置
30と保留球表示装置40が配設されている。これらは
一体化された1つのメイン役物として構成されている。
また、保留球表示装置40の下方には始動入賞口20が
配設され、さらにその下方には可変入賞装置50が配設
されている。
30と保留球表示装置40が配設されている。これらは
一体化された1つのメイン役物として構成されている。
また、保留球表示装置40の下方には始動入賞口20が
配設され、さらにその下方には可変入賞装置50が配設
されている。
【0029】その他、遊技盤面11上には、打ち出され
た球の落下速度、あるいは方向を変化させるための数多
の障害釘や、風車15やチューリップ16等の各種役物
も適所に設けられている。また、遊技盤面11の最下部
には、入賞しなかった球を回収するためのアウト口17
が設けられている。
た球の落下速度、あるいは方向を変化させるための数多
の障害釘や、風車15やチューリップ16等の各種役物
も適所に設けられている。また、遊技盤面11の最下部
には、入賞しなかった球を回収するためのアウト口17
が設けられている。
【0030】遊技盤面11の上方には、各種遊技状態等
を表示し、遊技の面白味を増加させるための表示ランプ
18が設けられている。また、遊技盤面11の裏側に
は、遊技状態を集中管理する遊技制御装置100(図1
参照)が設けられている。遊技制御装置100について
詳しくは後述する。
を表示し、遊技の面白味を増加させるための表示ランプ
18が設けられている。また、遊技盤面11の裏側に
は、遊技状態を集中管理する遊技制御装置100(図1
参照)が設けられている。遊技制御装置100について
詳しくは後述する。
【0031】図2に示す前記始動入賞口20は、一般に
始動チャッカーと称されるものであり、遊技盤面11上
に球が入賞し得る状態に設けられている。この始動入賞
口20に球が入賞することが、後述する図柄変動遊技が
実行されるための始動条件として設定されている。ま
た、始動入賞口20は開閉可能な一対の可動片を有し、
いわゆるチューリップ型役物として構成されている。
始動チャッカーと称されるものであり、遊技盤面11上
に球が入賞し得る状態に設けられている。この始動入賞
口20に球が入賞することが、後述する図柄変動遊技が
実行されるための始動条件として設定されている。ま
た、始動入賞口20は開閉可能な一対の可動片を有し、
いわゆるチューリップ型役物として構成されている。
【0032】図1に示すように始動入賞口20は、球の
入賞を検知する始動入賞検知スイッチ21を内部に備え
ている。始動入賞検知スイッチ21は入賞球を検知して
ONになると、始動入賞信号を遊技制御装置100に出
力するように設定されている。始動入賞検知スイッチ2
1は、例えば光センサ、近接センサ、あるいは磁気セン
サ等の各種センサにより構成すればよい。
入賞を検知する始動入賞検知スイッチ21を内部に備え
ている。始動入賞検知スイッチ21は入賞球を検知して
ONになると、始動入賞信号を遊技制御装置100に出
力するように設定されている。始動入賞検知スイッチ2
1は、例えば光センサ、近接センサ、あるいは磁気セン
サ等の各種センサにより構成すればよい。
【0033】図4に示すように前記可変表示装置30
は、外周面に各種図柄が描かれた複数のドラム31a〜
31iを備え、各ドラム31a〜31iを複数のライン
上にそれぞれ複数個ずつ並設して成る。各ドラム31a
〜31iの外周面に描かれた図柄は、例えば0から9ま
での数字であるが、図柄の数や種類、それに並び順は適
宜変更して実施することができる。
は、外周面に各種図柄が描かれた複数のドラム31a〜
31iを備え、各ドラム31a〜31iを複数のライン
上にそれぞれ複数個ずつ並設して成る。各ドラム31a
〜31iの外周面に描かれた図柄は、例えば0から9ま
での数字であるが、図柄の数や種類、それに並び順は適
宜変更して実施することができる。
【0034】詳しく言えば前記可変表示装置30は、縦
方向に延びる3本の軸心L1〜L3を横方向に平行に配
置し、各軸心L1〜L3上に前記ドラム31a〜31i
を3個ずつ軸支して構成されている。それにより、前記
可変表示装置30は、各ドラム31a〜31iが横3行
縦3列のマトリクス状に配置されている。
方向に延びる3本の軸心L1〜L3を横方向に平行に配
置し、各軸心L1〜L3上に前記ドラム31a〜31i
を3個ずつ軸支して構成されている。それにより、前記
可変表示装置30は、各ドラム31a〜31iが横3行
縦3列のマトリクス状に配置されている。
【0035】前記各ドラム31a〜31iは、それぞれ
個別のパルスモータ32a〜32iに軸支されており、
各ドラム31a〜31iは、それぞれ独立に回転駆動さ
れ、かつ停止するように設定されている。また、可変表
示装置30には、前記各ドラム31a〜31iに対応し
てマトリクス状に配置され、各ドラム31a〜31iの
正面側に表れた何れか1つの図柄だけをそれぞれ目視可
能とする複数の観察窓33,33…が設けられている。
個別のパルスモータ32a〜32iに軸支されており、
各ドラム31a〜31iは、それぞれ独立に回転駆動さ
れ、かつ停止するように設定されている。また、可変表
示装置30には、前記各ドラム31a〜31iに対応し
てマトリクス状に配置され、各ドラム31a〜31iの
正面側に表れた何れか1つの図柄だけをそれぞれ目視可
能とする複数の観察窓33,33…が設けられている。
【0036】前記可変表示装置30は、前記始動入賞口
20に球が入賞する度に、各ドラム31a〜31iが一
斉に回転駆動した後、各ドラム31a〜31iの回転が
順次停止する図柄変動遊技が実行されるように制御され
る。各ドラム31a〜31iの回転動作が開始ないし終
了する順番は、例えば上から1行ごとに真ん中、左、右
の順等と予め適宜設定しておけばよい。
20に球が入賞する度に、各ドラム31a〜31iが一
斉に回転駆動した後、各ドラム31a〜31iの回転が
順次停止する図柄変動遊技が実行されるように制御され
る。各ドラム31a〜31iの回転動作が開始ないし終
了する順番は、例えば上から1行ごとに真ん中、左、右
の順等と予め適宜設定しておけばよい。
【0037】前記図柄変動遊技の結果、縦、横、斜めに
3個ずつ並ぶ各ドラム31a〜31i上を通る合計8本
のライン上の何れかで、3個のドラム31a〜31iの
正面側に表れた各種図柄が総て同一に揃った場合が、大
当たり態様として設定されている。
3個ずつ並ぶ各ドラム31a〜31i上を通る合計8本
のライン上の何れかで、3個のドラム31a〜31iの
正面側に表れた各種図柄が総て同一に揃った場合が、大
当たり態様として設定されている。
【0038】前記大当たり態様が確定する前に、何れか
のライン上にて1つのドラム31a〜31iだけを除い
た他の2つのドラム31a〜31iに停止した図柄が一
致した場合がリーチ態様に相当する。かかるリーチ態様
の際、電飾を点滅させたり、音楽を流す等して遊技者に
分かり易く報知するいわゆるリーチアクションを設けて
もよい。
のライン上にて1つのドラム31a〜31iだけを除い
た他の2つのドラム31a〜31iに停止した図柄が一
致した場合がリーチ態様に相当する。かかるリーチ態様
の際、電飾を点滅させたり、音楽を流す等して遊技者に
分かり易く報知するいわゆるリーチアクションを設けて
もよい。
【0039】前記図柄変動遊技の結果が、最終的に大当
たり態様に確定すると、後述する可変入賞装置50が所
定回数を限度に繰り返し開閉する特賞が発生するように
設定されている。前記図柄変動遊技の結果、最終的に前
記大当たり態様に確定しなかった場合は、総てハズレ態
様に相当する。なお、大当たり態様が確定した場合に
も、電飾を点滅させたり、音楽を流す等して、特賞が発
生する旨を遊技者に報知するように構成するとよい。
たり態様に確定すると、後述する可変入賞装置50が所
定回数を限度に繰り返し開閉する特賞が発生するように
設定されている。前記図柄変動遊技の結果、最終的に前
記大当たり態様に確定しなかった場合は、総てハズレ態
様に相当する。なお、大当たり態様が確定した場合に
も、電飾を点滅させたり、音楽を流す等して、特賞が発
生する旨を遊技者に報知するように構成するとよい。
【0040】前記保留球表示装置40は、可変表示装置
30での図柄変動遊技中ないし特賞発生中に、始動入賞
口20に球が入賞した際、未実行となる図柄変動遊技の
保留回数を表示するものである。この保留球表示装置4
0は、後述する遊技制御装置100からの信号に基づ
き、遊技制御装置100に記憶された前記保留回数を表
示するよう設定されている。
30での図柄変動遊技中ないし特賞発生中に、始動入賞
口20に球が入賞した際、未実行となる図柄変動遊技の
保留回数を表示するものである。この保留球表示装置4
0は、後述する遊技制御装置100からの信号に基づ
き、遊技制御装置100に記憶された前記保留回数を表
示するよう設定されている。
【0041】図2に示すように前記保留球表示装置40
は、4個の保留ランプ41,41…を有し、未実行の図
柄変動遊技は4回まで保留可能となっている。すなわ
ち、保留回数に相当する数の保留ランプ41が点灯すべ
く制御される。保留されていた図柄変動遊技が実行され
た場合、その実行回数が前記保留回数から減算されて遊
技制御装置100に更新記憶され、その回数が保留球表
示装置40に新たに表示される。
は、4個の保留ランプ41,41…を有し、未実行の図
柄変動遊技は4回まで保留可能となっている。すなわ
ち、保留回数に相当する数の保留ランプ41が点灯すべ
く制御される。保留されていた図柄変動遊技が実行され
た場合、その実行回数が前記保留回数から減算されて遊
技制御装置100に更新記憶され、その回数が保留球表
示装置40に新たに表示される。
【0042】図2に示す前記可変入賞装置50は、一般
に大口入賞口(アタッカー)と称されるものであり、ソ
レノイド52により開閉駆動する可動板51を備えてい
る。可変入賞装置50は、前記図柄変動遊技で大当たり
態様となった際、遊技制御装置100からの信号に基づ
き、特賞を演出するように制御される。ここで特賞と
は、可動板51が所定時間(例えば29秒)に亘って開
いた後、短時間(例えば2〜3秒)だけ閉じるという開
閉動作が、所定ラウンド回数(例えば16回)を限度に
繰り返し実行される状態である。
に大口入賞口(アタッカー)と称されるものであり、ソ
レノイド52により開閉駆動する可動板51を備えてい
る。可変入賞装置50は、前記図柄変動遊技で大当たり
態様となった際、遊技制御装置100からの信号に基づ
き、特賞を演出するように制御される。ここで特賞と
は、可動板51が所定時間(例えば29秒)に亘って開
いた後、短時間(例えば2〜3秒)だけ閉じるという開
閉動作が、所定ラウンド回数(例えば16回)を限度に
繰り返し実行される状態である。
【0043】図1に示すように可変入賞装置50の内部
には、入賞した球を検出する入賞検出スイッチ53が設
けられている。この入賞検出スイッチ53からの信号を
元に、前記各ラウンドごとに所定数(例えば10個)の
入賞球が入賞計数機54で計数された時点で、可動板5
1は継続して開く所定時間が経過する前であっても、い
ったん閉じるように制御される。
には、入賞した球を検出する入賞検出スイッチ53が設
けられている。この入賞検出スイッチ53からの信号を
元に、前記各ラウンドごとに所定数(例えば10個)の
入賞球が入賞計数機54で計数された時点で、可動板5
1は継続して開く所定時間が経過する前であっても、い
ったん閉じるように制御される。
【0044】また、可変入賞装置50の内部にはV入賞
口55も設けられており、各ラウンドごとに、V入賞口
55へ入賞することが、次ラウンドに移行するための継
続条件となっている。V入賞口55への球の入賞は、V
入賞検出スイッチ56によって検知される。
口55も設けられており、各ラウンドごとに、V入賞口
55へ入賞することが、次ラウンドに移行するための継
続条件となっている。V入賞口55への球の入賞は、V
入賞検出スイッチ56によって検知される。
【0045】図1に示す前記遊技制御装置100は、遊
技機10全体の動作を集中管理するものであり、CPU
110、ROM120、RAM130等を含むマイクロ
コンピューターから成る。遊技制御装置100はユニッ
ト化されており、遊技盤面11の裏側等の機体内に取り
付けられる。
技機10全体の動作を集中管理するものであり、CPU
110、ROM120、RAM130等を含むマイクロ
コンピューターから成る。遊技制御装置100はユニッ
ト化されており、遊技盤面11の裏側等の機体内に取り
付けられる。
【0046】前記CPU110は機能的には、抽選実行
手段111、権利保留手段112、図柄変動実行手段1
13、ドラム位置検出手段114、それに特賞生成手段
115等を具備している。なお、遊技制御装置100
は、その出力部140から構内情報通信網(LAN)を
介して、遊技場内の各種機器の動作や運営を集中的に制
御するホール管理端末機200等にも接続されている
(図2参照)。
手段111、権利保留手段112、図柄変動実行手段1
13、ドラム位置検出手段114、それに特賞生成手段
115等を具備している。なお、遊技制御装置100
は、その出力部140から構内情報通信網(LAN)を
介して、遊技場内の各種機器の動作や運営を集中的に制
御するホール管理端末機200等にも接続されている
(図2参照)。
【0047】前記抽選実行手段111は、前記始動入賞
口20に球が入賞することに起因して、乱数を用いた無
作為抽選を実行し、その抽選結果である大当たりやハズ
レに相当する図柄乱数信号を出力するものである。
口20に球が入賞することに起因して、乱数を用いた無
作為抽選を実行し、その抽選結果である大当たりやハズ
レに相当する図柄乱数信号を出力するものである。
【0048】この抽選実行手段111から出力される図
柄乱数信号は、いったんRAM130に保存された後、
図柄変動実行手段113、ドラム位置検出手段114、
それに特賞生成手段115に入力される。なお、抽選実
行手段111で用いる乱数表はROM120に格納され
ており、大当たりやハズレに相当する確率は予め適宜設
定されている。
柄乱数信号は、いったんRAM130に保存された後、
図柄変動実行手段113、ドラム位置検出手段114、
それに特賞生成手段115に入力される。なお、抽選実
行手段111で用いる乱数表はROM120に格納され
ており、大当たりやハズレに相当する確率は予め適宜設
定されている。
【0049】前記権利保留手段112は、前記始動入賞
口20に球が入賞した際、前記図柄変動遊技中ないし特
賞発生中であるか否かを判断し、これらの最中であった
場合に、前記抽選実行手段111で抽選された図柄乱数
に基づく新たな図柄変動遊技の実行を一時保留する制御
を行うものである。
口20に球が入賞した際、前記図柄変動遊技中ないし特
賞発生中であるか否かを判断し、これらの最中であった
場合に、前記抽選実行手段111で抽選された図柄乱数
に基づく新たな図柄変動遊技の実行を一時保留する制御
を行うものである。
【0050】ここで保留された図柄乱数、すなわち図柄
変動遊技の実行権利の数は、同じく権利保留手段112
の制御に基づいて、最大4個まで保留球表示装置40に
表示される。具体的には、保留された実行権利(図柄乱
数)の数は、保留球表示装置40における保留ランプ4
1の点灯個数で表示されることになる。
変動遊技の実行権利の数は、同じく権利保留手段112
の制御に基づいて、最大4個まで保留球表示装置40に
表示される。具体的には、保留された実行権利(図柄乱
数)の数は、保留球表示装置40における保留ランプ4
1の点灯個数で表示されることになる。
【0051】前記図柄変動実行手段113は、始動入賞
口20に球が入賞した場合に、可変表示装置30の各ド
ラム31a〜31iを一斉に回転駆動させた後、それぞ
れ順次停止させる図柄変動遊技を実行するものである。
詳しく言えば図柄変動実行手段113は、RAM130
にいったん保存された図柄乱数(抽選実行手段111の
抽選結果)に基づいて、図柄変動遊技を実行することに
なる。
口20に球が入賞した場合に、可変表示装置30の各ド
ラム31a〜31iを一斉に回転駆動させた後、それぞ
れ順次停止させる図柄変動遊技を実行するものである。
詳しく言えば図柄変動実行手段113は、RAM130
にいったん保存された図柄乱数(抽選実行手段111の
抽選結果)に基づいて、図柄変動遊技を実行することに
なる。
【0052】前記図柄変動遊技における表示内容は、前
記抽選実行手段111での抽選結果に応じて、大当たり
態様(リーチ態様を経て確定する。)と、それ以外のハ
ズレ態様に対応した様々な組み合わせの図柄が停止表示
されるように予めプログラムされている。なお、停止図
柄の組み合わせパターンは、ROM120に格納された
表示制御プログラムデータに予め登録されている。
記抽選実行手段111での抽選結果に応じて、大当たり
態様(リーチ態様を経て確定する。)と、それ以外のハ
ズレ態様に対応した様々な組み合わせの図柄が停止表示
されるように予めプログラムされている。なお、停止図
柄の組み合わせパターンは、ROM120に格納された
表示制御プログラムデータに予め登録されている。
【0053】前記各ドラム31a〜31iを個別に回転
駆動するパルスモータ32a〜32iは、それぞれ3個
ずつドライバ回路34を介して図柄変動実行手段113
に接続されている。ここでドライバ回路34は、各ドラ
ム31a〜31iに対応した各パルスモータ32a〜3
2iを制御するための回路である。
駆動するパルスモータ32a〜32iは、それぞれ3個
ずつドライバ回路34を介して図柄変動実行手段113
に接続されている。ここでドライバ回路34は、各ドラ
ム31a〜31iに対応した各パルスモータ32a〜3
2iを制御するための回路である。
【0054】前記ドラム位置検出手段114は、前記各
ドラム31a〜31i毎に設けられたドラム回転センサ
(図示せず)からのパルス信号に基づいて、各ドラム3
1a〜31iの回転位置を検出するための手段である。
このドラム位置検出手段114により検出された各ドラ
ム31a〜31iの回転位置に関する信号は、前記図柄
変動実行手段113へ随時出力されるように設定されて
いる。
ドラム31a〜31i毎に設けられたドラム回転センサ
(図示せず)からのパルス信号に基づいて、各ドラム3
1a〜31iの回転位置を検出するための手段である。
このドラム位置検出手段114により検出された各ドラ
ム31a〜31iの回転位置に関する信号は、前記図柄
変動実行手段113へ随時出力されるように設定されて
いる。
【0055】前記特賞生成手段115は、前記図柄変動
遊技の結果が大当たり態様となった場合、詳しくは前記
抽選実行手段111の抽選結果が大当たりであった場合
に、特賞を発生させる制御を実行するものである。
遊技の結果が大当たり態様となった場合、詳しくは前記
抽選実行手段111の抽選結果が大当たりであった場合
に、特賞を発生させる制御を実行するものである。
【0056】ここで特賞とは、可変入賞装置50の可動
板51が最大16ラウンドまで繰り返し開閉することで
ある。特賞生成手段115には、遊技制御プログラムに
従って、可変入賞装置50のソレノイド52を駆動する
ためのソレノイド回路が含まれている。
板51が最大16ラウンドまで繰り返し開閉することで
ある。特賞生成手段115には、遊技制御プログラムに
従って、可変入賞装置50のソレノイド52を駆動する
ためのソレノイド回路が含まれている。
【0057】また、前記遊技制御装置100のROM1
20には、可変入賞装置50等を制御する遊技制御プロ
グラムデータや、可変表示装置30の表示内容に関する
表示制御プログラムデータ、それに各種役物への入賞を
演出する表示ランプ18の点灯パターン、スピーカーか
らの音声の発生パターン等、固定データが格納されてい
る。前記RAM130は、各種入賞口からの信号を含む
遊技に関する入賞データ等を一時的に記憶するものであ
る。
20には、可変入賞装置50等を制御する遊技制御プロ
グラムデータや、可変表示装置30の表示内容に関する
表示制御プログラムデータ、それに各種役物への入賞を
演出する表示ランプ18の点灯パターン、スピーカーか
らの音声の発生パターン等、固定データが格納されてい
る。前記RAM130は、各種入賞口からの信号を含む
遊技に関する入賞データ等を一時的に記憶するものであ
る。
【0058】また、図1に示すように遊技機10内部に
は、賞球払出手段60も設けられている。賞球払出手段
60は、賞球払出計数機61と、各入賞口ごとに所定の
賞球球数を設定する払出設定手段62と、賞球数を計数
する演算手段63を具備して成る。賞球払出手段60も
信号線を介して、前記遊技制御装置100のCPU11
0に接続されている。
は、賞球払出手段60も設けられている。賞球払出手段
60は、賞球払出計数機61と、各入賞口ごとに所定の
賞球球数を設定する払出設定手段62と、賞球数を計数
する演算手段63を具備して成る。賞球払出手段60も
信号線を介して、前記遊技制御装置100のCPU11
0に接続されている。
【0059】図3は、本実施の形態に係る遊技機10を
含む遊技管理装置のシステム構成図である。かかる遊技
管理装置は、LON(Local Operating
Network:エシャロン社登録商標)技術を応用
した分散型ネットワークとして構築されている。
含む遊技管理装置のシステム構成図である。かかる遊技
管理装置は、LON(Local Operating
Network:エシャロン社登録商標)技術を応用
した分散型ネットワークとして構築されている。
【0060】遊技島内には、中継器としての台コントロ
ーラ150が複数設置され、各台コントローラ150
に、前記遊技機10や遊技球貸出装置2等が接続されて
いる。台コントローラ150は、対応する遊技機10等
の各種動作や信号の送受信を検知、監視、制御するもの
である。
ーラ150が複数設置され、各台コントローラ150
に、前記遊技機10や遊技球貸出装置2等が接続されて
いる。台コントローラ150は、対応する遊技機10等
の各種動作や信号の送受信を検知、監視、制御するもの
である。
【0061】台コントローラ150には、遊技機10の
出力部140(図1参照)から各種情報が直接入力され
る。各台コントローラ150は、HALL−BUSを介
して、ゲートウェイを兼ねた島コントローラ3に接続さ
れている。島コントローラ3は、対応する遊技島1内の
設備機器である遊技機10等の各データを一時集積、記
憶するものである。
出力部140(図1参照)から各種情報が直接入力され
る。各台コントローラ150は、HALL−BUSを介
して、ゲートウェイを兼ねた島コントローラ3に接続さ
れている。島コントローラ3は、対応する遊技島1内の
設備機器である遊技機10等の各データを一時集積、記
憶するものである。
【0062】前記島コントローラ3はLANと接続さ
れ、該LANに、ホール管理端末機200や情報表示端
末機300等がそれぞれ接続されている。これらの各種
装置には、ディスプレイ(CRT)、プリンタ、モデ
ム、音声出力装置等が更に接続されている。
れ、該LANに、ホール管理端末機200や情報表示端
末機300等がそれぞれ接続されている。これらの各種
装置には、ディスプレイ(CRT)、プリンタ、モデ
ム、音声出力装置等が更に接続されている。
【0063】次に作用を説明する。前記遊技機10によ
れば、図4に示すように前記可変表示装置30が、単な
る見かけ上の画面表示ではなく、複数のドラム31a〜
31iをマトリクス状に実際に並設して成る。このよう
にマトリクス状の可変表示装置30でも機械的なドラム
31a〜31iにより総て構成されるから、従来の画面
表示におけるソフトウェア制御任せの感を拭うことがで
き、斬新な興趣を醸し出すことができる。
れば、図4に示すように前記可変表示装置30が、単な
る見かけ上の画面表示ではなく、複数のドラム31a〜
31iをマトリクス状に実際に並設して成る。このよう
にマトリクス状の可変表示装置30でも機械的なドラム
31a〜31iにより総て構成されるから、従来の画面
表示におけるソフトウェア制御任せの感を拭うことがで
き、斬新な興趣を醸し出すことができる。
【0064】また、前記各ドラム31a〜31iの外周
面に描かれた各種図柄は、画面表示における単なる見せ
かけ上の表示制御とは異なり実存するものである。従っ
て、遊技者に対して、各ドラム31a〜31i中にいわ
ゆる当たり図柄が含まれていないのではないかという疑
念を抱かせることもない。
面に描かれた各種図柄は、画面表示における単なる見せ
かけ上の表示制御とは異なり実存するものである。従っ
て、遊技者に対して、各ドラム31a〜31i中にいわ
ゆる当たり図柄が含まれていないのではないかという疑
念を抱かせることもない。
【0065】このような遊技機10では、図2におい
て、遊技者はハンドル12を回転操作して、遊技盤面1
1上に球を打ち出して遊技を行う。図5に示すフローチ
ャートにおいて、打ち出された球が始動入賞口20にう
まく入賞すると(S111でY)、始動入賞検知スイッ
チ21から始動入賞信号が遊技制御装置100へ出力さ
れる。この信号を抽選実行手段111が受けると、乱数
を用いた抽選が実行される(S112)。
て、遊技者はハンドル12を回転操作して、遊技盤面1
1上に球を打ち出して遊技を行う。図5に示すフローチ
ャートにおいて、打ち出された球が始動入賞口20にう
まく入賞すると(S111でY)、始動入賞検知スイッ
チ21から始動入賞信号が遊技制御装置100へ出力さ
れる。この信号を抽選実行手段111が受けると、乱数
を用いた抽選が実行される(S112)。
【0066】前記乱数抽選が行われた場合、遊技制御装
置100のRAM130に保存されている図柄乱数(保
留球と同義)が、保留球表示装置40に表示し得る限度
数4個未満であるか否かが判別される(S113)。こ
こで限度数4個未満であれば(S113でY)、最高4
回まで前記抽選結果である図柄乱数(図柄変動遊技の実
行権利)が新たに保存される(S114)。このとき、
図柄乱数の保存個数、すなわち図柄変動遊技の実行権利
の保留回数は、保留球表示装置40の保留ランプ41の
点灯によって加算表示される(S115)。
置100のRAM130に保存されている図柄乱数(保
留球と同義)が、保留球表示装置40に表示し得る限度
数4個未満であるか否かが判別される(S113)。こ
こで限度数4個未満であれば(S113でY)、最高4
回まで前記抽選結果である図柄乱数(図柄変動遊技の実
行権利)が新たに保存される(S114)。このとき、
図柄乱数の保存個数、すなわち図柄変動遊技の実行権利
の保留回数は、保留球表示装置40の保留ランプ41の
点灯によって加算表示される(S115)。
【0067】一方、図柄乱数が限度数4個まで保存され
ている状態で乱数抽選が行われても(S113でN)、
新たに図柄乱数が保存されることはなく、図柄変動遊技
の実行権利は放棄される(S117)。その後、図柄変
動遊技の実行権利が破棄された場合も含めて、前記始動
入賞口20への入賞に基づく所定数の賞球が払い出され
る(S116)。
ている状態で乱数抽選が行われても(S113でN)、
新たに図柄乱数が保存されることはなく、図柄変動遊技
の実行権利は放棄される(S117)。その後、図柄変
動遊技の実行権利が破棄された場合も含めて、前記始動
入賞口20への入賞に基づく所定数の賞球が払い出され
る(S116)。
【0068】次に図6に示すフローチャートにおいて、
図柄変動遊技中ないし特賞発生中でなければ(S121
でN)、前述した図柄変動遊技の実行権利が保留されて
いるか否かが判別される(S122)。ここで実行権利
が保留されていた場合(S122でY)、該実行権利に
相当する図柄乱数がRAM130から1つ読み込まれる
(S123)。このとき、保留球表示装置40の保留ラ
ンプ41が1つ消灯することで減算表示される(S12
4)。
図柄変動遊技中ないし特賞発生中でなければ(S121
でN)、前述した図柄変動遊技の実行権利が保留されて
いるか否かが判別される(S122)。ここで実行権利
が保留されていた場合(S122でY)、該実行権利に
相当する図柄乱数がRAM130から1つ読み込まれる
(S123)。このとき、保留球表示装置40の保留ラ
ンプ41が1つ消灯することで減算表示される(S12
4)。
【0069】前記抽選結果である図柄乱数に応じて、図
柄変動実行手段113からの指令に基づき、可変表示装
置30で図柄変動遊技が開始される。抽選結果が大当た
りであった場合(S125でY)、図柄変動遊技ではリ
ーチ態様となった後、特賞発生を招く大当たり態様とな
る(S126)。それにより、遊技者に有利な特賞が発
生する(S127)。
柄変動実行手段113からの指令に基づき、可変表示装
置30で図柄変動遊技が開始される。抽選結果が大当た
りであった場合(S125でY)、図柄変動遊技ではリ
ーチ態様となった後、特賞発生を招く大当たり態様とな
る(S126)。それにより、遊技者に有利な特賞が発
生する(S127)。
【0070】また、前記抽選実行手段111での抽選結
果がハズレであった場合(S125でN)、図柄変動遊
技の結果は、結局ハズレ態様となり(S130)、その
後、特賞が発生したり、再抽選が実行されることはな
い。以上のような遊技過程は、遊技者が遊技を終了する
まで繰り返される(S128)。
果がハズレであった場合(S125でN)、図柄変動遊
技の結果は、結局ハズレ態様となり(S130)、その
後、特賞が発生したり、再抽選が実行されることはな
い。以上のような遊技過程は、遊技者が遊技を終了する
まで繰り返される(S128)。
【0071】さらに詳しく言えば、図柄変動遊技が開始
されると、可変表示装置30における総てのドラム31
a〜31iが一斉に回転駆動する。そして、所定時間が
経過すると、前記抽選結果に応じた表示結果として、各
ドラム31a〜31i毎に何れか1つの任意の図柄が正
面側に停止表示される。
されると、可変表示装置30における総てのドラム31
a〜31iが一斉に回転駆動する。そして、所定時間が
経過すると、前記抽選結果に応じた表示結果として、各
ドラム31a〜31i毎に何れか1つの任意の図柄が正
面側に停止表示される。
【0072】ここで前記抽選実行手段111での抽選結
果が大当りの場合、可変表示装置30では、3つずつド
ラム31a〜31iが並ぶ何れかのライン上で先ず2個
の図柄が同一種類に確定するリーチ態様を経て、3個目
の図柄も同一種類に確定し例えば「7,7,7」等のぞ
ろ目となる大当り態様が確定する。
果が大当りの場合、可変表示装置30では、3つずつド
ラム31a〜31iが並ぶ何れかのライン上で先ず2個
の図柄が同一種類に確定するリーチ態様を経て、3個目
の図柄も同一種類に確定し例えば「7,7,7」等のぞ
ろ目となる大当り態様が確定する。
【0073】一方、前記抽選実行手段111の抽選結果
がハズレの場合、可変表示装置30の各ドラム31a〜
31iは、結局何れのライン上でも3個の図柄が総て同
一種類には揃わないハズレ態様が確定するように停止す
る。このような図柄変動遊技は、抽選実行手段111か
らの当り外れ信号に応じて、図柄変動実行手段113
(およびドラム位置検出手段114)によって制御され
る。
がハズレの場合、可変表示装置30の各ドラム31a〜
31iは、結局何れのライン上でも3個の図柄が総て同
一種類には揃わないハズレ態様が確定するように停止す
る。このような図柄変動遊技は、抽選実行手段111か
らの当り外れ信号に応じて、図柄変動実行手段113
(およびドラム位置検出手段114)によって制御され
る。
【0074】図7に示すフローチャートは、前記図柄変
動遊技の結果が大当たり態様であった場合に実行される
特賞発生処理を示している。かかる処理では、先ず可変
入賞装置50が開放される(S131)。詳しくは、前
記抽選実行手段111での抽選された図柄乱数が大当た
りの場合、これに基づき、特賞生成手段115から可変
入賞装置50へ特賞信号が出力される。すると、可変入
賞装置50のソレノイド52が駆動して、可動板51を
所定時間(例えば29秒)に亘って開く。
動遊技の結果が大当たり態様であった場合に実行される
特賞発生処理を示している。かかる処理では、先ず可変
入賞装置50が開放される(S131)。詳しくは、前
記抽選実行手段111での抽選された図柄乱数が大当た
りの場合、これに基づき、特賞生成手段115から可変
入賞装置50へ特賞信号が出力される。すると、可変入
賞装置50のソレノイド52が駆動して、可動板51を
所定時間(例えば29秒)に亘って開く。
【0075】この可変入賞装置50の開放中に、所定個
数、例えば10個の入賞があったか否かが、入賞検出ス
イッチ53からの入賞信号に基づき判別される(S13
2)。ここで10個の入賞があった場合(S132で
Y)、特賞生成手段115からの信号に基づきソレノイ
ド52が駆動し、可動板51が所定時間(例えば2秒)
に亘って閉じられて、可変入賞装置50は閉鎖される
(S134)。
数、例えば10個の入賞があったか否かが、入賞検出ス
イッチ53からの入賞信号に基づき判別される(S13
2)。ここで10個の入賞があった場合(S132で
Y)、特賞生成手段115からの信号に基づきソレノイ
ド52が駆動し、可動板51が所定時間(例えば2秒)
に亘って閉じられて、可変入賞装置50は閉鎖される
(S134)。
【0076】また、10個の入賞がなかった場合は(S
132でN)、29秒のタイムアウトか否かの判別が行
われ(S133)、タイムアウトの場合は(S133で
Y)、可変入賞装置50が閉鎖される(S134)。ま
た、タイムアウトでない場合は(S133でN)、10
個の入賞があったか否かの判別に戻る。
132でN)、29秒のタイムアウトか否かの判別が行
われ(S133)、タイムアウトの場合は(S133で
Y)、可変入賞装置50が閉鎖される(S134)。ま
た、タイムアウトでない場合は(S133でN)、10
個の入賞があったか否かの判別に戻る。
【0077】可変入賞装置50が2秒間閉鎖された後、
再び可変入賞装置50は29秒間に亘り開放されるが、
その前にラウンド数(可変入賞装置50が開放してから
閉鎖するまでを1ラウンドとする。)が、予め定められ
た上限ラウンド数である16回に達しているか否かが判
別される(S135)。
再び可変入賞装置50は29秒間に亘り開放されるが、
その前にラウンド数(可変入賞装置50が開放してから
閉鎖するまでを1ラウンドとする。)が、予め定められ
た上限ラウンド数である16回に達しているか否かが判
別される(S135)。
【0078】未だ上限ラウンド数に達していなければ
(S135でY)、V入賞口55へ入賞したか否かが判
断される(S136)。ここでV入賞口55へ入賞して
いなければ(S136でN)、その時点で特賞は終了す
る(S137)。一方、V入賞口55へ入賞していれば
(S136でY)、再び次ラウンドとして可変入賞装置
50が開放する(S131)。また、上限ラウンド数に
達した場合も(S135でN)、特賞は終了する(S1
37)。
(S135でY)、V入賞口55へ入賞したか否かが判
断される(S136)。ここでV入賞口55へ入賞して
いなければ(S136でN)、その時点で特賞は終了す
る(S137)。一方、V入賞口55へ入賞していれば
(S136でY)、再び次ラウンドとして可変入賞装置
50が開放する(S131)。また、上限ラウンド数に
達した場合も(S135でN)、特賞は終了する(S1
37)。
【0079】図8は本発明の第2実施の形態を示してい
る。本実施の形態では、可変表示装置30Aには、前記
各ドラム31a〜31iに対応して配置され、各ドラム
31a〜31iの正面側に表れた何れか1つの図柄とそ
の前後の図柄とをそれぞれ目視可能な複数の観察窓3
5,35…が設けられている。
る。本実施の形態では、可変表示装置30Aには、前記
各ドラム31a〜31iに対応して配置され、各ドラム
31a〜31iの正面側に表れた何れか1つの図柄とそ
の前後の図柄とをそれぞれ目視可能な複数の観察窓3
5,35…が設けられている。
【0080】このような本実施の形態によれば、各ドラ
ム31a〜31iの図柄配列を視認できる範囲が広がる
ことにより、より確実かつ容易に各ドラム31a〜31
iにおける図柄配列を把握することができる。なお、図
8中で各ドラム31a〜31iの外周面の図柄は図示省
略している。
ム31a〜31iの図柄配列を視認できる範囲が広がる
ことにより、より確実かつ容易に各ドラム31a〜31
iにおける図柄配列を把握することができる。なお、図
8中で各ドラム31a〜31iの外周面の図柄は図示省
略している。
【0081】図9は本発明の第3実施の形態を示してい
る。本実施の形態では、可変表示装置30Bは、横方向
に延びる3本の軸心L1〜L3を縦方向に平行に配置
し、各軸心L1〜L3上に各ドラム31a〜31iを3
個ずつ軸支して成る。
る。本実施の形態では、可変表示装置30Bは、横方向
に延びる3本の軸心L1〜L3を縦方向に平行に配置
し、各軸心L1〜L3上に各ドラム31a〜31iを3
個ずつ軸支して成る。
【0082】このように可変表示装置30Bは、各ドラ
ム31a〜31iを複数のライン上にそれぞれ複数個ず
つ並設するものであれば、様々な形態に構成することが
できるものである。なお、図9中でも各ドラム31a〜
31iの外周面の図柄は図示省略している。
ム31a〜31iを複数のライン上にそれぞれ複数個ず
つ並設するものであれば、様々な形態に構成することが
できるものである。なお、図9中でも各ドラム31a〜
31iの外周面の図柄は図示省略している。
【0083】なお、前述した実施の形態では、本発明に
係る遊技機をパチンコ機に適用した場合について説明し
たが、遊技機はパチンコ機に限られず、同様に機能する
他の遊技機にも適用可能である。例えば、可変表示装置
30はスロットマシンに適用することができ、遊技機
を、メダルを遊技媒体とするスロットマシンとして構成
してもよい。
係る遊技機をパチンコ機に適用した場合について説明し
たが、遊技機はパチンコ機に限られず、同様に機能する
他の遊技機にも適用可能である。例えば、可変表示装置
30はスロットマシンに適用することができ、遊技機
を、メダルを遊技媒体とするスロットマシンとして構成
してもよい。
【0084】また、前記始動入賞口20に球が入賞する
ことを、図柄変動遊技が実行されるための始動条件とし
て設定したが、他の補助的な変動表示遊技を行う表示器
や、開閉動作遊技を行う入賞装置等においてある条件を
満たすことを、前記始動条件に設定してもよい。
ことを、図柄変動遊技が実行されるための始動条件とし
て設定したが、他の補助的な変動表示遊技を行う表示器
や、開閉動作遊技を行う入賞装置等においてある条件を
満たすことを、前記始動条件に設定してもよい。
【0085】さらにまた、前記特賞は、可変入賞装置を
最大16回繰り返し開閉させることに設定したが、これ
に限られるものではなく、例えば賞球数の割合を一時的
に増したり、他の役物を入賞し易い形態に変化させる
等、様々な状態に設定してもよい。
最大16回繰り返し開閉させることに設定したが、これ
に限られるものではなく、例えば賞球数の割合を一時的
に増したり、他の役物を入賞し易い形態に変化させる
等、様々な状態に設定してもよい。
【0086】
【発明の効果】本発明に係る遊技機によれば、可変表示
装置は、外周面に各種図柄が描かれた複数のドラムを備
え、各ドラムを複数のライン上にそれぞれ複数個ずつ並
設して成るから、いわゆるマトリクス状の可変表示装置
が機械的なドラムにより構成されることになり、特賞発
生の有無を決定する図柄変動遊技において、ソフトウェ
ア制御任せの感を拭うことができ、斬新な興趣を醸し出
すことができる。
装置は、外周面に各種図柄が描かれた複数のドラムを備
え、各ドラムを複数のライン上にそれぞれ複数個ずつ並
設して成るから、いわゆるマトリクス状の可変表示装置
が機械的なドラムにより構成されることになり、特賞発
生の有無を決定する図柄変動遊技において、ソフトウェ
ア制御任せの感を拭うことができ、斬新な興趣を醸し出
すことができる。
【0087】また、前記可変表示装置の各ドラムの外周
面に描かれた各種図柄は、画面表示における単なる見せ
かけ上の表示制御とは異なり実存するものであるから、
遊技者に対して、各ドラム中にいわゆる当たり図柄が含
まれていないのではないかという疑念を抱かせることが
ない。
面に描かれた各種図柄は、画面表示における単なる見せ
かけ上の表示制御とは異なり実存するものであるから、
遊技者に対して、各ドラム中にいわゆる当たり図柄が含
まれていないのではないかという疑念を抱かせることが
ない。
【図1】本発明の第1実施の形態に係る遊技機を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る遊技機を示す正面図
である。
である。
【図3】本発明の第1実施の形態に係る遊技機を含む遊
技管理装置のシステム構成図である。
技管理装置のシステム構成図である。
【図4】本発明の第1実施の形態に係る遊技機の可変表
示装置の要部を拡大して示す正面図である。
示装置の要部を拡大して示す正面図である。
【図5】本発明の第1実施の形態に係る遊技機におい
て、始動入賞口に球が入った場合の処理を示すフローチ
ャートである。
て、始動入賞口に球が入った場合の処理を示すフローチ
ャートである。
【図6】本発明の第1実施の形態に係る遊技機におい
て、図柄変動遊技ないし特賞発生を概略的に示すフロー
チャートである。
て、図柄変動遊技ないし特賞発生を概略的に示すフロー
チャートである。
【図7】本発明の第1実施の形態に係る遊技機におい
て、特賞発生処理を示すフローチャートである。
て、特賞発生処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2実施の形態に係る遊技機の可変表
示装置の要部を拡大して示す正面図である。
示装置の要部を拡大して示す正面図である。
【図9】本発明の第3実施の形態に係る遊技機の可変表
示装置の要部を拡大して示す正面図である。
示装置の要部を拡大して示す正面図である。
10…遊技機 11…遊技盤面 13…上皿 14…下皿 17…アウト口 18…表示ランプ 20…始動入賞口 21…始動入賞検知スイッチ 30…可変表示装置 30A…可変表示装置 30B…可変表示装置 31a〜31i…ドラム 32a〜32i…パルスモータ 33…観察窓 34…ドライバ回路 35…観察窓 40…保留球表示装置 41…保留ランプ 50…可変入賞装置 51…可動板 52…ソレノイド 53…入賞検知スイッチ 54…入賞計数機 55…V入賞口 56…V入賞検出スイッチ 60…賞球払出手段 100…遊技制御装置 110…CPU 111…抽選実行手段 112…権利保留手段 113…図柄変動実行手段 114…ドラム位置検出手段 115…特賞生成手段 120…ROM 130…RAM 150…台コントローラ 200…ホール管理端末機
Claims (7)
- 【請求項1】遊技中に所定の条件が成立すると、遊技者
に有利な特賞を発生させる遊技機において、 機本体の正面側に配設した可変表示装置と、遊技状態を
制御する遊技制御装置とを有し、 前記可変表示装置は、外周面に各種図柄が描かれた複数
のドラムを備え、各ドラムを複数のライン上にそれぞれ
複数個ずつ並設して成り、 前記遊技制御装置は、遊技中に所定の始動条件が成立し
た場合に、前記可変表示装置の各ドラムを回転駆動し、
各ドラムの回転が停止した際、各ドラムの正面側に表れ
た各種図柄の組み合わせが予め定めた大当たり態様に相
当した場合に、前記特賞を発生させることを特徴とする
遊技機。 - 【請求項2】前記可変表示装置は、縦方向に延びる複数
の軸心を横方向に平行に配置し、各軸心上に前記ドラム
を2個以上の同じ個数ずつ軸支して成り、 前記各ドラムが同じ個数ずつ縦、横、斜めに並ぶ何れか
のライン上で、各ドラムの正面側に表れた各種図柄が総
て同一に揃った場合を、前記大当たり態様と設定したこ
とを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 【請求項3】前記可変表示装置は、横方向に延びる複数
の軸心を縦方向に平行に配置し、各軸心上に前記ドラム
を2個以上の同じ個数ずつ軸支して成り、 前記各ドラムが同じ個数ずつ縦、横、斜めに並ぶ何れか
のライン上で、各ドラムの正面側に表れた各種図柄が総
て同一に揃った場合を、前記大当たり態様と設定したこ
とを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 【請求項4】前記可変表示装置は、前記各ドラムを横3
行縦3列のマトリクス状に配置して成ることを特徴とす
る請求項1,2または3記載の遊技機。 - 【請求項5】前記可変表示装置は、前記各ドラムがそれ
ぞれ独立に回転駆動され、かつ停止することを特徴とす
る請求項1,2,3または4記載の遊技機。 - 【請求項6】前記可変表示装置は、前記各ドラムに対応
して設けられ、各ドラムの正面側に表れた何れか1つの
図柄だけをそれぞれ目視可能な複数の観察窓を有するこ
とを特徴とする請求項1,2,3,4または5記載の遊
技機。 - 【請求項7】前記可変表示装置は、前記各ドラムに対応
して設けられ、各ドラムの正面側に表れた何れか1つの
図柄とその前後の図柄とをそれぞれ目視可能な複数の観
察窓を有することを特徴とする請求項1,2,3,4ま
たは5記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11148051A JP2000334104A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11148051A JP2000334104A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000334104A true JP2000334104A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15444061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11148051A Pending JP2000334104A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000334104A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002248225A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-09-03 | Heiwa Corp | 遊技機 |
-
1999
- 1999-05-27 JP JP11148051A patent/JP2000334104A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002248225A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-09-03 | Heiwa Corp | 遊技機 |
JP4566424B2 (ja) * | 2001-02-26 | 2010-10-20 | 株式会社平和 | 遊技機 |
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